JPH04292285A - スクータ型車両のエンジンの支持構造 - Google Patents

スクータ型車両のエンジンの支持構造

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JPH04292285A
JPH04292285A JP8173391A JP8173391A JPH04292285A JP H04292285 A JPH04292285 A JP H04292285A JP 8173391 A JP8173391 A JP 8173391A JP 8173391 A JP8173391 A JP 8173391A JP H04292285 A JPH04292285 A JP H04292285A
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Shuichi Kawamoto
秀一 河本
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明はスクータ型車両のエンジンの支持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スクータ型の車両では、エンジン
、駆動輪および両者を連結する動力伝達手段が一体とな
ったいわゆるパワーユニットを備えており、該パワーユ
ニットの前端は車体フレームにリンク機構を介して支持
されている(例えば、特開平2ー92796号公報、実
開昭58ー15894号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスクータ型車両のエンジン(パワーユニット)
の支持構造にあっては、リンク機構が車体幅方向および
前後方向にそれぞれに張り出してしまい、エンジン補機
類等の配置スペースが制限されてしまう欠点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、リンク機構が車体の幅方向および前後方向に出っ張る
のを押さえることができ、リンク機構も含めコンパクト
な配置が実現できるスクータ型車両の吸気装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では係る目的を達
成するために、リンク機構は、上端を車体フレームに揺
動自在に支持されるとともに下端で前記エンジンを揺動
自在に支持する側面視略くの字状に形成された左右のリ
ンク部材と、該左右のリンク部材の上下端よりも車体前
方に位置するリンク部材中央部に挿通されるクロス部材
とを備え、前記左右のリンク部材は、上端よりも下端が
車体の内方にくるよう車体の左右方向に屈曲形成され、
前記クロス部材には前記車体フレーム側に係合されてリ
ンク機構の動きを規制する弾性材料からなるリンクスト
ッパーが取り付けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】リンク機構を構成する左右のリンク部材を側面
視くの字状に形成しているので、当該リンク部材の車体
前後方向のコンパクト化が図れ、かつ、左右のリンク部
材を、上端よりも下端が車体の内方に来るよう車体の左
右方向に屈曲形成しているので、車体幅方向のコンパク
ト化も図れる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明が適用されたスクータ型自動二輪
車の側面図、図2はその平面図である。図1中符号1は
車体の前方(図において左方)から後方に延びる車体フ
レーム、2はシリンダを前部に延在させた水平横置き型
のエンジン、3はエンジン2と後輪(駆動輪)4との動
力伝達を行う動力伝達装置であり、これらエンジン2、
駆動力伝達装置3、後輪4によってパワーユニット5が
構成されている。このパワーユニット5は、車体フレー
ム1の中央部に対しリンク機構6によって上下方向に揺
動可能に連結されているとともに、車体フレーム1にサ
スペンション7を介して支持されている。
【0008】また、第1図中9はハンドル、10はホイ
ール10aにタイヤ10bが装着された前輪、11は車
体フレーム1に取り付けられて前輪10を支持するフロ
ントフォーク、12は前端がヒンジ結合されて開閉可能
に設けられたシート、13はシート12の下に設けられ
たヘルメット等を収納する収納ケースであり、この収納
ケース13は後述するサイドフレーム23に取り付けら
れたブラケット23b,23cに前下部および後部をボ
ルトおよびナットによってそれぞれ固定されている。1
4は車体中央のフロア部14aの下部に設けられた燃料
タンク、15は車体フレーム1および燃料タンク等を覆
う車体カバー、16は後輪4の斜め後上部を覆うリヤフ
ェンダ、17はバッテリー、18はオイルタンク、19
は排気管である。
【0009】前記車体フレーム2は、ヘッドパイプ21
と、該ヘッドパイプ21の下部から斜め下後方に延びて
その下端を若干後方に屈曲されたダウンチューブ22と
、ダウンチューブ22の下端から若干上方に上がった箇
所に接続されそこから左右に広がりながら略水平方向後
方にシート前部まで延び、かつ屈曲された後さらに斜め
上後方に延びて設けられたパイプ材からなるサイドフレ
ーム23とを備える。左右のサイドフレーム23の前端
部にはクロスパイプ24が、またこのサイドフレーム2
3のフロア部の後端部には正面視コ字状のクロスパイプ
25がそれぞれまたがって接続されている。クロスパイ
プ25にはその内部を通過するエンジン冷却用のエアー
をエンジンのベルコンケース内に送るためのダクト25
aが接続されている。6はパワーユニット5の上方に取
り付けられるエアークリーナー、27はエアークリーナ
ー26にダクト28を介して連通されるキャブレターで
ある。
【0010】前記リンク機構6は、図3ないし図5に示
すように、上端をサイドフレーム23に揺動自在に支持
されるとともに下端で前記パワーユニット6の前部を揺
動自在に支持する側面視略くの字状に形成された左右の
リンク部材30,30と、該左右のリンク部材30の前
記上下端よりも車体前方に位置するリンク部材30の中
央部に挿通されるクロス部材31とを備える。
【0011】左右のリンク部材30は、上端よりも下端
が車体の内方に来るよう車体の左右方向に屈曲形成され
ている。具体的には上端30aのサイドフレーム23に
取り付けられる部分からクロス部材31が挿通される中
央部30bに至るまでの間に第1段階の屈曲が行われ、
さらにこの中央部30bからエンジンを支持する下端3
0cまでの間に第2段階の屈曲が行われる。
【0012】リンク部材30の上端30aはサイドフレ
ーム23に取り付けられたブラケット33に挟み込まれ
た状態でラバーマウント34を介装されてボルト35お
よびナット36により取り付けられている。
【0013】前記クロス部材31の両端部31aは図5
に示すように、断面ひょうたん状に押圧変形されており
、そこには内周面を同クロス部材31の両端部31aの
外周形状に対応させた弾性材料からなるリンクストッパ
ー38が回り止めされて嵌合されている。リンクストッ
パー38は、図7および図8に示すように全体が略円形
状に形成されるとともに、外周部分の斜め上前方、前方
、および下方にそれぞれにフラット部38a,38b,
38cが形成され、かつそれらフラット部の先端に山形
の狭小部分38aa,38bb,38ccがそれぞれ形
成されている。
【0014】リンクストッパー38の外周部分のフラッ
ト部38a,38b,38cの各先端は、図3に示すよ
うに前記サイドフレーム23のブラケット33に取り付
けられたコ字状の規制板39の各内面39a,39b,
39cにそれぞれ当接されており、これにより狭小部分
38aa,38bb,38ccが変形されるときは比較
的弱い力で、それら狭小部分が変形された後は比較的大
きな力をもってリンク機構6の動きが規制されるように
なっている。
【0015】また、左右のリンク部材の下端30cには
図4に示すように、エンジン側から延びるブラケット4
0がラバーマウント41を介装された状態でボルト42
およびナット43により取り付けられている。なお、エ
ンジン2の前端とクロス部材31との間には排気管19
の基部が挿通されている。
【0016】図9および図10に示すように、前記パワ
ーユニット5の前端下部にはスタンド70がパワーユニ
ット5に突出形成されたロッド71を中心に回動自在に
取り付けられている。該スタンド70はスタンド上部の
係止部70aとパワーユニット5に形成されたスプリン
グ係止部5aとの間に張設されたスプリング72によっ
て、起立状態の時には反時計方向にまた収納状態の時に
は時計方向にそれぞれ回動するように付勢される。また
、スタンド70の前部には起立状態の時パワーユニット
5に当接してスタンド70の反時計方向の回動を規制す
る円弧状のストッパー73が形成されており、このスト
ッパー73はパワーユニット5に形成された凹部5bに
嵌まり込んでその内周面5bbに当接する。なお、74
はスタンド70に設けられたストップラバー、75はス
タンドロック用の南京錠、76はキックペダルである。
【0017】しかして、上記構成のエンジンの支持構造
によれば、リンク機構6を構成する左右のリンク部材3
0を側面視くの字状に形成しているので、当該リンク機
構6の車体前後方向の占有スペースを小さくすることが
できる。したがって、例えば、前後方向にまっすぐ延び
るリンク部材を用いた場合に比べて、リンク機構の長さ
は略半分になる。
【0018】また、前記左右のリンク部材30を、上端
30aよりも下端30cが車体の内方に来るよう車体の
左右方向に屈曲形成しているので、クロス部材31やリ
ンクストッパー38が、ブラケット33よりも車体幅方
向に出っ張ることがなく、容易に車体幅方向のコンパク
ト化も図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ンク機構を構成する左右のリンク部材を側面視くの字状
に形成しているので、リンク機構の車体前後方向のコン
パクト化が図れ、かつ左右のリンク部材を上端よりも下
端が車体の内方に来るよう車体の左右方向に屈曲形成さ
れているので、車体幅方向のコンパクト化も図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用された自動二輪車の全体側
面図である。
【図2】図2は同平面図である。
【図3】図3はエンジン支持部分の詳細側面図である。
【図4】図4は図3のAーA線に沿う断面図である。
【図5】図5はリンクの側面図である。
【図6】図6はリンクストッパーと係合する車体フレー
ム側の規制板の断面図である。
【図7】図7はリンクストッパーの側面図である。
【図8】図8は図7のBーB線に沿う断面図である。
【図9】図9はパワーユニットおよびその下部に取り付
けられた部材を示す側面図である。
【図10】図10はスタンドの上部の取り付け状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
2  エンジン 3  動力伝達装置 30  リンク部材 30a  リンク部材の上端 30b  リンク部材の中央部 30c  リンク部材の下端 31  クロス部材 38  リンクストッパー 39  規制板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  略水平横置き型のエンジンの前端部を
    リンク機構を介して支持するスクータ型車両のエンジン
    の支持構造であって、前記リンク機構は、上端を車体フ
    レームに揺動自在に支持されるとともに下端で前記エン
    ジンを揺動自在に支持する側面視略くの字状に形成され
    た左右のリンク部材と、該左右のリンク部材の上下端よ
    りも車体前方に位置するリンク部材中央部に挿通される
    クロス部材とを備え、前記左右のリンク部材は、上端よ
    りも下端が車体の内方にくるよう車体の左右方向に屈曲
    形成され、前記クロス部材には前記車体フレーム側に係
    合されてリンク機構の動きを規制する弾性材料からなる
    リンクストッパーが取り付けられていることを特徴とす
    るスクータ型車両のエンジンの支持構造。
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