JPH04283809A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

Dc/dcコンバータ

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Publication number
JPH04283809A
JPH04283809A JP7214591A JP7214591A JPH04283809A JP H04283809 A JPH04283809 A JP H04283809A JP 7214591 A JP7214591 A JP 7214591A JP 7214591 A JP7214591 A JP 7214591A JP H04283809 A JPH04283809 A JP H04283809A
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JP
Japan
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saturable reactor
output
voltage
converter
diode
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Withdrawn
Application number
JP7214591A
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English (en)
Inventor
Tomiyasu Sagane
富保 砂金
Tetsuji Hiranabe
平鍋 哲治
Mitsutake Sato
佐藤 光勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流−直流変換を行う
DC/DCコンバータに関し、特に可飽和リアクタ(S
R)を用いて出力電圧を安定化するフォワード型コンバ
ータからなるDC/DCコンバータの改良に関するもの
である。
【0002】可飽和リアクタを用いたフォワード型コン
バータからなるDC/DCコンバータは構成が簡単なの
で、直流電源から任意の直流電圧を発生する各種電源装
置において広く用いられている。
【0003】この種DC/DCコンバータにおいては、
スイッチングトランジスタのターンオフ時の、整流ダイ
オードの逆回復時間における逆電流に基づく、最大出力
電力の低下が少ないことが要望される。
【0004】
【従来の技術】図11は、従来のDC/DCコンバータ
を示したものである。T1はトランスであって、N1,
N2はそれぞれ一次コイルおよび二次コイルである。T
r1は一次コイルN1に直列に設けられたスイッチング
トランジスタ、11はスイッチングトランジスタTr1
に対する駆動回路(DRV)、Eiは直流電源である。 SRは可飽和リアクタ、12は可飽和リアクタSRに対
する制御回路(CONT)、L1は平滑チョーク、D1
,D2,D3,D4はダイオード、C1,C2はコンデ
ンサ、R1,R2は抵抗である。RL1は負荷抵抗であ
る。
【0005】図11のDC/DCコンバータにおいては
、スイッチングトランジスタTr1は駆動回路11から
の駆動信号に基づいてオン,オフを繰り返す。スイッチ
ングトランジスタTr1がオンのとき、直流電源Eiか
らトランスT1の一次コイルN1を経て電流を流し、こ
れによって二次コイルN2に電力を送り、過飽和リアク
タSRから整流用のダイオードD1を経て整流すること
によって、平滑チョークL1を経て負荷抵抗RL1に直
流電流を供給する。スイッチングトランジスタTr1が
オフのときは、直流電源Eiから電力が供給されず、平
滑チョークL1に蓄えられたエネルギーによって、転流
用のダイオードD2を経て直流電流を負荷抵抗RL1に
供給する。平滑用のコンデンサC1は、平滑チョークL
1とともに、負荷抵抗RL1に発生した出力直流電圧E
O1を平滑化する作用を行う。なお、図11においてコ
ンデンサC2と抵抗R2とからなる回路は、トランスT
1の二次コイルN2に並列に接続されて、一次電流のオ
ンオフに伴って発生するサージエネルギーを吸収するた
めに設けられている。
【0006】この際、出力電圧を安定化するために二次
側制御を行う。すなわち、制御回路12は出力直流電圧
EO1を検出して基準電圧と比較し、比較結果に応じて
増減する制御電流ID3を発生して、スイッチングトラ
ンジスタTr1のオフ時、ダイオードD3を経て可飽和
リアクタSRに流して非飽和状態にすることによって、
スイッチングトランジスタTr1がオンになったとき、
可飽和リアクタSRが飽和状態に達するまでの電圧時間
積を制御して出力直流電圧EOを安定化する。
【0007】図12は、図11のDC/DCコンバータ
における各部電圧を示したものであって、実線は従来回
路の場合を示したものである。V1はトランスの二次コ
イルN2に発生する電圧、VSRは可飽和リアクタSR
が負担する電圧、V2は可飽和リアクタSRの出力側の
電圧である。スイッチングトランジスタTr1のオン時
間をton、可飽和リアクタSRの非飽和時間をt1と
すると、可飽和リアクタSRに印加される電圧時間積は
V1×t1となり、可飽和リアクタSRの出力側に印加
される電圧時間積がV1×(ton−t1)となる。こ
の出力側の電圧時間積をスイッチング周期Tで平均化す
ることによって、直流出力電圧EO1が定まる。
【0008】図11に示されたDC/DCコンバータに
おいては、スイッチングトランジスタTr1のターンオ
フ時、整流ダイオードD1の逆回復時間Trr内に逆電
流Irが可飽和リアクトルSRに流れる。この逆電流は
制御回路12の制御電流と同じ向きであり、可飽和リア
クタSRを非飽和側に励磁する。従ってスイッチングト
ランジスタTr1のオン時、負荷側へ送出される電圧時
間積が減少し、従ってDC/DCコンバータの最大出力
電力が減少する。
【0009】図13は、可飽和リアクタにおける磁束密
度の変化を示したものであって、実線は図11において
ダイオードD4と抵抗R1の回路がない場合の、一点鎖
線はこの回路がある場合の、それぞれのB−H曲線を示
している。スイッチングトランジスタTr1のオン時、
可飽和リアクタSRは飽和状態になり、次にスイッチン
グトランジスタTr1がオフになったとき、制御回路1
2の制御電流ID3が流れるとともに、これに前述の逆
電流Irが加わって電流ISRが流れる。ダイオードD
4と抵抗R1の回路がない場合には、可飽和リアクタS
Rは非飽和方向に深く励磁され、そのときの磁束変化量
は例えばΔB1である。スイッチングトランジスタTr
1がオンになったとき、可飽和リアクタSRの磁化状態
は、図示の矢印の方向にB−H曲線上を変化して飽和に
達するが、それまでに可飽和リアクタSRが負担する電
圧時間積が大きい。
【0010】これに対して図11の回路では、ダイオー
ドD4と抵抗R1の回路に電流IR1が分流するため、
可飽和リアクタSRの磁束の変化量は例えばΔB2のよ
うに少なくなり、従ってスイッチングトランジスタTr
1がオンになったとき、可飽和リアクタSRが負担する
電圧時間積が減少するので、DC/DCコンバータの最
大出力電力が増加する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DC/DCコンバータにおける、可飽和リアクタSRに
対する、整流ダイオードの逆電流の影響を防止するため
の回路の効果は不十分であって、出力直流電圧EO1の
制御範囲を十分広くすることはできなかった。すなわち
図11の回路においては、整流ダイオードD1の逆回復
時間Trr内の逆電流Irが可飽和リアクタSRと、ダ
イオードD4と抵抗R1の回路に分流され、抵抗R1で
制限されて可飽和リアクタSRに流れ込む。そのため、
可飽和リアクタSRが負担する電圧時間積を十分減少さ
せて、DC/DCコンバータの最大出力電力を増加させ
ることができなかった。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、可飽和リアクタを用いて
出力電圧を安定化するフォワード型コンバータからなる
DC/DCコンバータにおいて、整流ダイオードの逆電
流に基づいて最大出力電力が減少することを防止した、
DC/DCコンバータを提供することを目的としている
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランスの一
次側のオン時トランスの二次側に発生する電圧を可飽和
リアクタを経て整流ダイオードに加えて整流し平滑チョ
ークを経て負荷に加えるとともに、トランスの一次側の
オフ時平滑チョークの発生電圧を転流ダイオードを経て
負荷に加えることによって直流出力を発生し、この直流
出力に応じて制御電流を発生して可飽和リアクタに流す
ことによって出力電圧を安定化するDC/DCコンバー
タにおいて、可飽和リアクタに対して、コンデンサを並
列に接続したことを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、トランスの一次側のオン時
トランスの二次側に発生する電圧を可飽和リアクタを経
て整流ダイオードに加えて整流し平滑チョークを経て負
荷に加えるとともに、トランスの一次側のオフ時平滑チ
ョークの発生電圧を転流ダイオードを経て負荷に加える
ことによって直流出力を発生し、この直流出力に応じて
制御電流を発生して可飽和リアクタに流すことによって
出力電圧を安定化するDC/DCコンバータにおいて、
可飽和リアクタに対して、ダイオードと抵抗の並列回路
とコンデンサとの直列回路を並列に接続したことを特徴
とするものである。
【0015】また本発明は、トランスの一次側のオン時
トランスの二次側に発生する電圧を可飽和リアクタを経
て整流ダイオードに加えて整流し平滑チョークを経て負
荷に加えるとともに、トランスの一次側のオフ時平滑チ
ョークの発生電圧を転流ダイオードを経て負荷に加える
ことによって直流出力を発生し、この直流出力に応じて
制御電流を発生して可飽和リアクタに流すことによって
出力電圧を安定化するDC/DCコンバータにおいて、
可飽和リアクタに対して、コンデンサと抵抗の並列回路
とダイオードとの直列回路を並列に接続したことを特徴
とするものである。
【0016】
【作用】図1は、本発明の原理的構成を示したものであ
る。本発明において対象とするDC/DCコンバータは
、トランスT1の一次側をオンオフして、オンにしたと
き、トランスT1の二次側に発生する電圧を可飽和リア
クタSRを経て整流ダイオードD1に加えて整流し、整
流出力を平滑チョークL1を経て負荷RL1に加える。 また、トランスT1の一次側をオフにしたとき、平滑チ
ョークL1の発生電圧を転流ダイオードD2を経て負荷
RL1に加えることによって直流出力EO1を発生する
。この際、直流出力電圧に応じて制御電流を発生して可
飽和リアクタSRに流すことによって、出力電圧を安定
化する。
【0017】このようなDC/DCコンバータにおいて
、図1(a)に示すように、可飽和リアクタSRに対し
て、コンデンサC3を並列に接続する。トランスT1の
一次側のターンオフ時、整流ダイオードD1の逆回復時
間Trrにおける逆電流Irが可飽和リアクタSRに流
れてこれを非飽和方向に励磁するため、次にトランスT
1の一次側がオンになったとき、飽和状態になるまでに
負担する電圧時間積によって、出力側の電圧時間積が減
少して最大出力電力が減少するが、可飽和リアクタSR
に対して、コンデンサC3を並列に接続したので、この
逆電流Irが分流されて、可飽和リアクタSRに発生す
る磁束密度の変化が少なくなり、従ってDC/DCコン
バータの最大出力電力を増大させることができるように
なる。
【0018】またこのようなDC/DCコンバータにお
いて、図1(b)に示すように、可飽和リアクタSRに
対して、ダイオードD8と抵抗R4の並列回路とコンデ
ンサC3との直列回路を並列に接続する。従って同様に
、逆電流Irが分流されて、可飽和リアクタSRに発生
する磁束密度の変化が少なくなり、従ってDC/DCコ
ンバータの最大出力電力を増大させることができるよう
になる。
【0019】さらにこのようなDC/DCコンバータに
おいて、図1(c)に示すように、可飽和リアクタSR
に対して、コンデンサC4と抵抗R5の並列回路とダイ
オードD9との直列回路を並列に接続する。従って同様
に、逆電流Irが分流されて、可飽和リアクタSRに発
生する磁束密度の変化が少なくなり、従ってDC/DC
コンバータの最大出力電力を増大させることができるよ
うになる。
【0020】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例を示したもの
であって、入力電圧に比例した入力電力が二次側へ送り
込まれる回路例を示している。図11におけると同じも
のを同じ番号で示し、C3はコンデンサ、R3は抵抗で
ある。
【0021】図2に示されたDC/DCコンバータにお
いては、可飽和リアクタSRに並列にコンデンサC3を
接続して、スイッチングトランジスタTr1のターンオ
フ時発生する整流ダイオードD1の逆電流Irを分流さ
せることによって、逆電流Irに基づく、可飽和リアク
タSRにおける非飽和側への磁束密度の変化が少なくな
るようにしている。整流ダイオードD1の逆電流Irは
短時間に発生するため、その大部分がコンデンサC3を
経て流れるので、本発明の場合、逆電流Irに基づく可
飽和リアクタSRの磁束密度の変化は極めて少ない。図
13において二点鎖線で示す磁束密度の変化量ΔB3は
本発明の場合を示し、防止回路を設けない場合または図
11に示された従来の回路と比較して、著しく小さいこ
とが示されている。
【0022】従って本発明によれば、可飽和リアクタS
Rの制御に基づく、DC/DCコンバータの最大出力電
力を増大させることができる。また、このコンデンサC
3の一端とトランスの二次コイルN2との間に抵抗R3
を設けることによって、スイッチングトランジスタTr
1のオンオフ時、発生するサージエネルギーを、コンデ
ンサC3を経て抵抗R3で吸収することができるように
なり、従って図11の回路において二次コイルN2と並
列に設けられていたコンデンサC2,抵抗R2からなる
サージアブソーバが不要となる。
【0023】なお、図2において抵抗R3を接続したこ
とによって、スイッチングトランジスタTr1のオフ時
、抵抗R3を経て可飽和リアクタSRに電流が流れる。 この電流は制御回路12の制御電流ID3と同じ方向な
ので、この電流によって、制御電流ID3の固定部分を
分担させることができる。従って抵抗R3を設けたこと
によって、制御回路12の制御電流出力を低減すること
ができる。
【0024】図3は、本発明の第2の実施例を示したも
のであって、入力電圧を検出して二次側へ送り込まれる
電力を一定にする回路例を示している。図2におけると
同じものを同じ番号で示し、N3は三次コイル、D5は
ダイオード、C4はコンデンサである。
【0025】図3に示されたDC/DCコンバータにお
いては、トランジスタT1の三次コイルN3に発生した
電圧をダイオードD5を経て整流し、コンデンサC4で
平滑することによって、入力電圧の大きさを検出する。 そしてこの検出電圧に応じて駆動回路11を制御して、
スイッチングトランジスタTr1におけるオン時間を制
御することによって、トランスT1の二次側へ送り込ま
れる電力を一定にしている。
【0026】図3の実施例の場合も、可飽和リアクタS
Rに並列にコンデンサC3を接続することによって、整
流ダイオードD1の逆電流Irに基づく可飽和リアクタ
SRの磁束密度の変化を少なくしているので、DC/D
Cコンバータの最大出力電力を増大させることができる
【0027】図4は、本発明の第3の実施例を示したも
のであって、多出力電源において、その一出力回路の出
力電圧によって一次側の電流のオンオフを制御してその
出力電圧を安定化するとともに、他の出力回路の出力電
圧を可飽和リアクタによって安定化する場合の回路例を
示している。図2におけると同じものを同じ番号で示し
、N3は三次コイル、L2は平滑チョーク、D6,D7
はダイオード、C5はコンデンサ、RL2は負荷抵抗、
13は制御回路である。
【0028】図4に示されたDC/DCコンバータにお
いては、トランジスタT1の三次コイルN3に接続され
た第2の出力回路において、スイッチングトランジスタ
Tr1のオン時、三次コイルN3の出力電圧を整流用の
ダイオードD6で整流し、平滑チョークL2を経て負荷
抵抗RL2に直流電流を供給する。一方、スイッチング
トランジスタTr1のオフ時、平滑チョークL2に蓄え
られたエネルギーによって転流用のダイオードD7を経
て負荷抵抗RL2に直流電流を供給する。平滑用のコン
デンサC5は、平滑チョークL2とともに、負荷抵抗R
L2に発生した出力直流電圧EO2を平滑化する作用を
行う。
【0029】制御回路13は、コンデンサC5に発生し
た出力直流電圧EO2に応じて駆動回路11を制御して
、スイッチングトランジスタTr1におけるオン時間を
制御することによって、出力直流電圧EO2を安定化す
る。一方、制御回路12は出力直流電圧EO1を検出し
て基準電圧と比較し、比較結果に応じて制御電流ID3
を発生して可飽和リアクタSRを制御することによって
、出力直流電圧EO1を安定化する。
【0030】図4の実施例の場合も、可飽和リアクタS
Rに並列にコンデンサC3を接続することによって、整
流ダイオードD1の逆電流Irに基づく可飽和リアクタ
SRの磁束密度の変化を少なくしているので、DC/D
Cコンバータの最大出力電力を増大させることができる
【0031】図5は、本発明の第4の実施例を示したも
のであって、入力電圧に比例した入力電力が二次側へ送
り込まれる回路例を示している。図2におけると同じも
のを同じ番号で示し、D8はダイオード、R4は抵抗で
ある。
【0032】図5に示されたDC/DCコンバータにお
いては、図2に示された実施例の場合と同様にして、平
滑化された出力直流電圧EO1を負荷抵抗RL1に発生
する。この際、ダイオードD8と抵抗R4の並列回路を
コンデンサC3と直列にして可飽和リアクタSRに並列
に接続して、スイッチングトランジスタTr1のターン
オフ時発生する整流ダイオードD1の逆電流Irを流す
ことによって、逆電流Irに基づく可飽和リアクタSR
の磁束密度の変化が少なくなるようにして、DC/DC
コンバータの最大出力電力を増大させている。整流ダイ
オードD1の逆電流Irは、短時間に発生するため、大
部分がコンデンサC3を経て流れるので、本発明の場合
の逆電流Irに基づく可飽和リアクタSRの磁束密度の
変化は極めて少ない。抵抗R4は、コンデンサC3の電
荷を放電するために設けられている。その他の点につい
ては、図2の実施例の場合と同様である。
【0033】図6は、本発明の第5の実施例を示したも
のであって、入力電圧を検出して二次側へ送り込まれる
電力を一定にする回路例を示している。図3におけると
同じものを同じ番号で示し、D8はダイオード、R4は
抵抗である。
【0034】図6に示されたDC/DCコンバータにお
いては、図3に示された実施例の場合と同様にして、ト
ランスT1の二次側へ送り込まれる電力を一定にして、
平滑化された出力直流電圧EO1を負荷抵抗RL1に発
生する。この際、図5の実施例と同様にして、整流ダイ
オードD1の逆電流Irに基づく可飽和リアクタSRの
磁束密度の変化を少なくしているので、DC/DCコン
バータの最大出力電力を増大させることができる。
【0035】図7は、本発明の第6の実施例を示したも
のであって、多出力電源において、その一出力回路の出
力電圧によって一次側の電流のオンオフを制御してその
出力電圧を安定化するとともに、他の出力回路の出力電
圧を可飽和リアクタによって安定化する場合の回路例を
示している。図4におけると同じものを同じ番号で示し
、D8はダイオード、R4は抵抗である
【0036】図
7に示されたDC/DCコンバータにおいては、図4に
示された実施例の場合と同様にして平滑化された出力直
流電圧EO2を負荷抵抗RL2に発生し、また平滑化さ
れた出力直流電圧EO1を負荷抵抗RL1に発生する。 この場合も同様にして、整流ダイオードD1の逆電流I
rに基づく可飽和リアクタSRの磁束密度の変化を少な
くしているので、DC/DCコンバータの最大出力電力
を増大させることができる。
【0037】図8は、本発明の第7の実施例を示したも
のであって、入力電圧に比例した入力電力が二次側へ送
り込まれる回路例を示している。図2におけると同じも
のを同じ番号で示し、D9はダイオード、C4はコンデ
ンサ、R5は抵抗である。
【0038】図8に示されたDC/DCコンバータにお
いては、図2に示された実施例の場合と同様にして、平
滑化された出力直流電圧EO1を負荷抵抗RL1に発生
する。この際、コンデンサC4と抵抗R5の並列回路と
ダイオードD9とを直列にして可飽和リアクタSRに並
列に接続して、スイッチングトランジスタTr1のター
ンオフ時発生する整流ダイオードD1の逆電流Irを流
すことによって、逆電流Irに基づく可飽和リアクタS
Rの磁束密度の変化が少なくなるようにしているので、
DC/DCコンバータの最大出力電力を増大させること
ができる。抵抗R5は、コンデンサC4の電荷を放電す
るために設けられている。その他の点については、図5
の実施例の場合と同様である。
【0039】図9は、本発明の第8の実施例を示したも
のであって、入力電圧を検出して二次側へ送り込まれる
電力を一定にする回路例を示している。図3におけると
同じものを同じ番号で示し、D9はダイオード、R5は
抵抗、C4はコンデンサである。
【0040】図9に示されたDC/DCコンバータにお
いては、図3に示された実施例の場合と同様にして、ト
ランスT1の二次側へ送り込まれる電力を一定にして、
平滑化された出力直流電圧EO1を負荷抵抗RL1に発
生する。また図8の実施例と同様にして、整流ダイオー
ドD1の逆電流Irに基づく可飽和リアクタSRの磁束
密度の変化を少なくしているので、DC/DCコンバー
タの最大出力電力を増大させることができる。
【0041】図10は、本発明の第9の実施例を示した
ものであって、多出力電源において、その一出力回路の
出力電圧によって一次側の電流のオンオフを制御してそ
の出力電圧を安定化するとともに、他の出力回路の出力
電圧を可飽和リアクタによって制御する場合の回路例を
示している。図4におけると同じものを同じ番号で示し
、D9はダイオード、R5は抵抗、C4はコンデンサで
ある。
【0042】図10に示されたDC/DCコンバータに
おいては、図4に示された実施例の場合と同様にして平
滑化された出力直流電圧EO2を負荷抵抗RL2に発生
し、また平滑化された出力直流電圧EO1を負荷抵抗R
L1に発生する。この場合も同様にして、整流ダイオー
ドD1の逆電流Irに基づく可飽和リアクタSRの磁束
密度の変化を少なくしているので、DC/DCコンバー
タの最大出力電力を増大させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
飽和リアクタを用いて出力電圧を安定化するフォワード
型コンバータからなるDC/DCコンバータにおいて、
可飽和リアクタに対する整流ダイオードの逆電流の影響
を有効に除去するようにしたので、DC/DCコンバー
タの最大出力電力を増大させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c)は本発明の原理的構成
を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図9】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図10】本発明の第9の実施例を示す図である。
【図11】従来のDC/DCコンバータを示す図である
【図12】図11のDC/DCコンバータにおける各部
電圧を示す図である。
【図13】可飽和リアクタにおける磁束密度の変化を示
す図である。
【符号の説明】 T1  トランス SR  可飽和リアクタ L1  平滑チョーク RL1  負荷抵抗 D1,D2,D8,D9  ダイオードC3,C4  
コンデンサ R4,R5  抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トランス(T1)の一次側のオン時該
    トランス(T1)の二次側に発生する電圧を可飽和リア
    クタ(SR)を経て整流ダイオード(D1)に加えて整
    流し平滑チョーク(L1)を経て負荷(RL1)に加え
    るとともに、トランス(T1)の一次側のオフ時該平滑
    チョーク(L1)の発生電圧を転流ダイオード(D2)
    を経て負荷(RL1)に加えることによって直流出力を
    発生し、該直流出力に応じて制御電流を発生して前記可
    飽和リアクタ(SR)に流すことによって該出力電圧を
    安定化するDC/DCコンバータにおいて、前記可飽和
    リアクタ(SR)に対して、コンデンサ(C3)を並列
    に接続したことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 【請求項2】  トランス(T1)の一次側のオン時該
    トランス(T1)の二次側に発生する電圧を可飽和リア
    クタ(SR)を経て整流ダイオード(D1)に加えて整
    流し平滑チョーク(L1)を経て負荷(RL1)に加え
    るとともに、トランス(T1)の一次側のオフ時該平滑
    チョーク(L1)の発生電圧を転流ダイオード(D2)
    を経て負荷(RL1)に加えることによって直流出力を
    発生し、該直流出力に応じて制御電流を発生して前記可
    飽和リアクタ(SR)に流すことによって該出力電圧を
    安定化するDC/DCコンバータにおいて、前記可飽和
    リアクタ(SR)に対して、ダイオード(D8)と抵抗
    (R4)の並列回路とコンデンサ(C3)との直列回路
    を並列に接続したことを特徴とするDC/DCコンバー
    タ。
  3. 【請求項3】  トランス(T1)の一次側のオン時該
    トランス(T1)の二次側に発生する電圧を可飽和リア
    クタ(SR)を経て整流ダイオード(D1)に加えて整
    流し平滑チョーク(L1)を経て負荷(RL1)に加え
    るとともに、トランス(T1)の一次側のオフ時該平滑
    チョーク(L1)の発生電圧を転流ダイオード(D2)
    を経て負荷(RL1)に加えることによって直流出力を
    発生し、該直流出力に応じて制御電流を発生して前記可
    飽和リアクタ(SR)に流すことによって該出力電圧を
    安定化するDC/DCコンバータにおいて、前記可飽和
    リアクタ(SR)に対して、コンデンサ(C4)と抵抗
    (R5)の並列回路とダイオード(D9)との直列回路
    を並列に接続したことを特徴とするDC/DCコンバー
    タ。
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