JPH04283690A - 時計装置 - Google Patents

時計装置

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Publication number
JPH04283690A
JPH04283690A JP3047179A JP4717991A JPH04283690A JP H04283690 A JPH04283690 A JP H04283690A JP 3047179 A JP3047179 A JP 3047179A JP 4717991 A JP4717991 A JP 4717991A JP H04283690 A JPH04283690 A JP H04283690A
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JP
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register
time
output
command
signal
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Application number
JP3047179A
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English (en)
Inventor
Eiji Nakazawa
中沢 英二
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は設定した時刻に外部機
器を制御できる時計装置に関する。
【0002】
【従来技術】最近、エアコン装置や炊飯器等の家電機器
ではタイマ機能を内蔵し、設定した時刻(以下、アラー
ム時刻という)になると自動的に電源をONあるいはO
FFするものが知られている。また、商用電源を入力し
設定した時刻に達すると多数の出力端子の電源をONあ
るいはOFFする専用のタイマ装置も知られている。
【0003】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、従来の家電機
器では機器毎にタイマ機能を持たせなければならず、ま
た夫々の機器に対してアラーム時刻を設定しなければな
らず面倒である。また、従来の専用のタイマ装置は例え
ば、設定時刻になると自動的に電源がONされるので、
いつ電源ONになったかがわからないという欠点があっ
た。例えば、ビデオテープレコーダ等で所望の番組を録
画しようとしてタイマを設定し、その後、録画を必要と
しなくなった場合等にあっては、電源がONされたこと
がわかれば直ちに録画を中止出来るが、従来のタイマ装
置では自動的に電源が入り、しかも、その時がわからな
いので、必要としない録画を行なってしまうという欠点
があった。
【0004】この発明は上記問題を解決する為になされ
たもので、極めて簡単な設定操作でアラーム時刻に外部
機器の制御ができるばかりか、その制御が行なわれるこ
とを確実に知ることが出来る時計装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、設定時刻を記憶する設定時刻記憶手段と
、この設定時刻記憶手段に対応して設けられ外部機器を
制御する制御データを記憶する制御データ記憶手段と、
設定時刻に至ったことを検出する検出手段と、この検出
手段による検出がなされた際に上記制御データ記憶手段
に記憶されている制御データを前記外部機器に対して出
力する出力手段と、この出力手段による前記制御データ
の出力に先だって前記出力がなされる旨を音声で報知す
る音声出力手段とを具備したことを要旨とする。
【0006】また、この発明は外部からの制御信号を受
信する受信手段と、複数の設定時刻を設定する設定時刻
設定手段と、この設定時刻設定手段に設定された複数の
設定時刻夫々に対応して設けられ上記受信手段で受信し
た制御信号に対応する制御データを記憶する制御データ
記憶手段と、夫々の設定時刻に至ったことを検出する検
出手段と、この検出手段による検出がなされた際に上記
制御データ記憶手段に記憶され上記設定時刻に対応する
制御データを制御信号に変換して出力する送信手段と、
この送信手段による出力に先立って前記出力がなされる
旨を音声で報知する音声出力手段とを具備したことを要
旨とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図8に基づいて説明
する。図1は本発明による壁掛時計の外観を示す斜視図
である。同図において、1は壁掛時計の本体ケースであ
り、この壁掛時計の本体ケース1の裏面部には図示しな
いが柱や壁への取付部が形成され、前面部には秒針2a
、分針2b、および時針2cを具備した時刻表示部2が
設けられている。
【0008】また、壁掛時計の本体ケース1の前面部に
は時刻表示部2の他に受光素子3と、送信部4と、光学
的表示部5とスピーカ部6とが設けられている。受光素
子3は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ
等により構成され時刻表示部2の右下に配置される。送
信部4は、赤外線による制御信号(以下、単に赤外線信
号と称呼する。)を送信する発光素子を備え受光素子3
の下に配置される。この送信部4は後述する如く赤外線
信号を送信する発光素子の送信方向を上下左右自由に設
定できるように構成されている。光学的表示部5は、例
えば液晶表示素子により構成され時刻表示部2の真下に
配置される。また、スピーカ部6は内部に後述するスピ
ーカが配置されている。
【0009】この壁掛時計は、詳細は後述するが外部の
リモートコントロール装置から送信されるキーコマンド
のリモコン信号を受光素子3により受信して一旦取り込
む。そして、予め設定された時刻(以下、アラーム時刻
と称する。)に至った時に、上記キーコマンドを赤外線
によるリモコン信号に変換して送信部4から送信する。
【0010】図2は、壁掛時計の本体ケース1に内蔵さ
れた電子回路の構成を示すブロック図である。同図にお
いて、制御部(CPU)7はROM(リード・オンリ・
メモリ)8に記憶されたマイクロプログラムに基づいて
各部を制御するもので、ROM8の他に送信制御部9、
RAM10、キー入力部11、分周タイミング回路12
b、前述した受光素子3を有する受信部13、デコーダ
ドライバ14およびステップモータ15、音声合成回路
20が接続されている。
【0011】送信制御部9は、制御部7からの信号によ
り後述するLED等の発光素子17を発光させるもので
あり、外部の電子機器を制御するキーコマンドデータ(
制御信号)を発光素子17により送信出力の大きい赤外
線信号に変換して送信するものである。
【0012】尚、赤外線によるリモコン装置では制御さ
れる機器を特定するカスタムコード、夫々の機器の機能
制御を指示する命令コードが出力されるものであり、本
実施例によるコマンドとはこれら両方のコードを含むも
のである。
【0013】表示部5は、デコーダドライバ14を介し
て供給される表示データに基づいて現在時刻やアラーム
時刻等を表示する。なお、表示部5に表示される現在時
刻と、時刻表示部2に表示される現在時刻とは予め一致
するように設定されている。ROM8は、上記マイクロ
プログラムを記憶していると共に各種コマンドを記憶し
ている。即ち、ROM7には後述するRAM8のモード
レジスタMの内容を歩進させるコマンド、現在時刻を修
正するコマンド、アラーム時刻を設定するコマンド、お
よび表示部5に現在時刻とアラーム時刻とを切換表示さ
せるコマンド等各種コマンドが予め記憶してある。
【0014】RAM10は各種データを記憶するメモリ
であり制御部7によりデータの書込および読出が制御さ
れる。上記RAM10は、図3に示すように表示部5で
表示される表示データを記憶する表示レジスタR0と、
現在の日付及び時刻からなる現在時刻データを記憶する
時刻レジスタR1と、モードデータを記憶するモードレ
ジスタMと、受信部13で受信したコマンドデータを一
時的に記憶する受信コマンドレジスタR2と、アラーム
データを夫々記憶する多数のアラームデータ記憶部D0
、D1、D2・・・・と、この多数のアラームデータ記
憶部D0、D1、D2・・・・のうちの1つをアドレス
指定するアドレスポインタであるアドレスレジスタP0
とを有する。上記多数のアラームデータ記憶部D0、D
1、D2・・・・の夫々は、アラームの日付を記憶する
アラーム日付記憶レジスタX0、アラーム開始時刻、即
ち、外部機器の動作開始時刻を記憶する開始時刻記憶レ
ジスタX1、この開始時刻記憶レジスタX1に記憶され
た時刻に送信出力されるコマンドデータを記憶する開始
コマンド記憶レジスタX2、外部機器の動作終了時刻を
記憶する終了時刻記憶レジスタX3、動作終了のコマン
ドデータを記憶する終了コマンド記憶レジスタX4、外
部機器の機器名、例えば、テレビ、ビデオテープレコー
ダ、エアコン・・・・等の製品名を記憶する製品名記憶
レジスタX5とからなる。また、レジスタP1は、多数
のスケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・のうち
の1つをアドレス指定するアドレスポインタであり、ス
ケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・の夫々は、
日付及び時刻からなるスケジュール時刻を記憶するスケ
ジュール時刻記憶レジスタY0と、スケジュールの内容
、コメント等を記憶するコメント記憶レジスタY1と、
後述する如くスケジュールを音声出力する際の音声の種
類を記憶する音声種別データ記憶レジスタY2とからな
る。更にレジスタLは上述した各日付、時刻等を設定も
しくは修正する際、或いは製品名や音声種類を選択する
際に、修正もしくは選択対象となるものを指定する指定
レジスタである。
【0015】図2に戻り、キー入力部11は、ステップ
モータ15を駆動して時計機構16を時刻修正するキー
等を備えている。発振器12aは、水晶発振子を内蔵し
ており例えば32768Hzのクロックパルスを出力し
て分周タイミング回路12bに供給する。分周タイミン
グ回路12bは、発振器12aから入力されるクロック
パルスを分周し、計時信号等の各種タイミング信号を発
生して制御部7に供給する。計時信号は例えば1秒信号
でありRAM10の時刻レジスタR1を更新させると共
にステップモータ15を駆動させて時計機構16を運針
させるための信号である。
【0016】受信部13は、上記受光素子3等を内蔵し
たもので、外部のリモートコントロール装置から送信さ
れるキーコマンドの赤外線リモコン信号を受信し、受信
した赤外線リモコン信号をデジタルデータに変換して制
御部7に出力する。
【0017】音声合成回路20は、制御部7から送られ
てくる音声信号を音声発生用の信号に変換してスピーカ
21に送り、スピーカ21から音声出力を行なわせるも
のである。尚、図示していないが、音声出力の為の音声
データを記憶する音声メモリがROM8に設けられてい
る。ステップモータ15は、上記1秒信号により回転さ
せられ、このステップモータ15の回転により輪列機構
を有する時計機構16の秒針2a、分針2b、および時
針2cが運針される。
【0018】図4は上記図1の本体ケース1の送信部4
に設けられた発光素子17の支持構造を示す断面図であ
る。発光素子17は例えば発光ダイオード等からなり赤
外線信号を送信する。
【0019】発光素子17は前面の透明プラスチック6
0と固定部材61との間に固定配置され、一部が切り欠
かれた中空球状の支持部材42により保持されている。 支持部材42は上下左右に移動自在に支持され、制御対
象となる電子機器の配置方向に応じて送信方向を自由に
設定できるように構成されると共に、送信範囲を広げる
ために壁掛時計本体ケース1の前面部から少々突出して
設けられている。発光素子17に接続されたリード線4
3は、送信制御部9から出力される赤外線駆動信号を発
光素子41に供給する。支持部材42は、壁掛時計の本
体ケース1に設けられた例えば合成樹脂製の受け部材4
4により上下左右に回動自在に支持されると共にに、受
け部材44との摩擦力により任意位置で保持される。
【0020】図5は、上記壁掛時計のリモートコントロ
ール装置であり、ケース22の一側面には赤外線による
コマンド信号を出力する発光部23が設けられている。 また、ケース22の上面には押釦スイッチであるK1キ
ー乃至K6キーが設けられている。K1キーは、モード
を切換えるためのキーであり、このK1キーが操作され
ると、モード切換えの為のコマンド信号、即ち上記壁掛
時計を特定するカスタムコード信号と、モード切換えを
指定する命令コード信号とが上記発光部23から出力さ
れる。又、K2キーはレジスタP1もしくはP2のアド
レスデータを更新するキーであり、このK2キーの操作
によりアラームデータ記憶部D0、D1、D2、・・・
・もしくはスケジュール記憶部E0、E1、E2、・・
・・の指定ページを更新するコマンド信号が上記発光部
23から出力される。
【0021】K3キーは、RAM10のレジスタLの値
を更新するコマンド信号を出力させるキーであり、K4
キーは、修正或いは選択のコマンド信号を出力させるキ
ーである。更に、K5キーは直前、直後のアラーム、も
しくはスケジュールの確認のコマンド信号を出力させる
キー、K6キーはこの装置の電源のオン/オフキーであ
る。
【0022】次に、上記のごとく構成された実施例の動
作を図6乃至図8のフローチャートを用いて説明する。 図6は、上述した壁掛時計の全体のフローチャートであ
る。図においてステップA1は、受信部13が、外部の
リモートコントロール装置からのリモートコントロール
信号を受信したか否かを判別するもので、リモートコン
トロール信号を受信すると次のステップA2に進み、受
信した信号をデジタル信号に変換して順次レジスタR2
に記憶させる。次のステップA3では、受信が完了した
か否かを判別し、受信が完了するまで上記ステップA1
、A2を繰返す。そして、受信が完了するとステップA
4に進み受信内容に応じた受信処理を行なう。このステ
ップA4の受信処理については後述する。
【0023】又、ステップA1において受信がない場合
には、ステップA5に進み、現在時刻を計時する計時タ
イミングか否かを判別し、計時タイミングであればステ
ップA6に進み、計時レジスタR2の現在時刻を更新し
、且つステップモータ15を駆動して時計機構の針を運
針させる。
【0024】そして、次のステップA7では、後述する
アラーム処理を行なう。しかして、ステップA4及びA
7の処理が終了するとステップA8に進み、表示部5に
モードに応じた内容を表示させる表示処理が実行される
。この表示処理は、モードレジスタMの値が「0」の現
在時刻表示モードの時は、表示部5にレジスタR1の日
付及び曜日を表示させ、モードレジスタMの値が「1」
のアラームモードの時はアドレス指定されているアラー
ムデータ記憶部のレジスタX0、X1、X3、X5のう
ちの1つをレジスタLの値に応じて表示させるものであ
り、又、レジスタMの値が「2」のスケジュールモード
の時はアドレス指定されているスケジュール記憶部のス
ケジュール時刻もしくはコメントをレジスタLの値に応
じて表示させるものである。又、アラーム時刻もしくは
スケジュール時刻に至った場合には製品名やコメントを
切換え表示させるものである。
【0025】図7は、上記ステップA4の受信処理の詳
細を示すフローチャートである。ステップA9において
は、レジスタR2に記憶された受信コマンド信号のカス
タムコードを判別して、この壁掛時計用のコマンド信号
であるか否かを検出する。尚、受信コマンドの判別は、
全て、ROM8に予め記憶されているコマンド信号との
比較で行なわれる。
【0026】しかして、受信コマンド信号が図5に示し
た壁掛時計用のリモートコントロール装置から出力され
たもので自己宛のコマンド信号であった場合にはステッ
プA10に進み、受信コマンド信号がK1キーの操作に
よって出力されたモード変更のコマンドであるか否かを
判別する。
【0027】そして、受信コマンド信号がモード変更の
コマンドであった場合にはステップA11に進み、モー
ドレジスタMの値を更新する。又、モード変更のコマン
ドでない場合にはステップA12に進みK2キーの操作
によって出力されたページ変更用のコマンドであるか否
かが判別される。ページ変更用のコマンドの場合にはス
テップA13に進みモードがM=1のアラームモードで
あるか否かが判別されアラームモードの時はステップA
14に進む。ステップA14では、アラームデータ記憶
部D0、D1、D2、・・・・のうち1つをアドレス指
定するアドレスレジスタP0の値を更新してページ変更
すると共に、レジスタLの値を0にしてそのアラームデ
ータ記憶部のレジスタX0の内容を表示部5に表示させ
る。
【0028】又、上記ステップA13でM=1でない場
合にはステップA15に進み、このステップA15で、
M=2のスケジュールモードであるか否かが判別される
。スケジュールモードの時にはステップA16に進みス
ケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・のうち1つ
をアドレス指定するアドレスレジスタP1の値を更新し
てページ変更すると共に、レジスタLの値を0にしてそ
のスケジュール記憶部のレジスタY0の内容を表示部5
に表示させる。
【0029】更に、上述したステップA12において受
信したコマンドがページ変更用のコマンドでない場合に
はステップA17に進み受信コマンドがK3キーの操作
によって出力されたレジスタLの値を更新するコマンド
信号であるか否かが判別され、レジスタLの値を更新す
るコマンドであった場合にはステップA18でレジスタ
Lの値を更新する。又、レジスタLの値を更新するコマ
ンドでなかった場合にはステップA19に進み、受信コ
マンドがK4キーの操作によって出力された、レジスタ
Lで指定されているレジスタの修正或いは選択のコマン
ド信号であるか否かが判別され、修正或いは選択のコマ
ンド信号である場合にはステップA20に進んでレジス
タM、L、P0、P1などの値を判別して対象とするレ
ジスタの内容を修正もしくは選択を行なう。
【0030】例えば、レジスタMの値が「1」のアラー
ムモードでアドレスレジスタP0によってアラームデー
タ記憶部D0がアドレス指定されており且つレジスタL
の値が「1」でレジスタX1の開始時刻が指定されてい
る時に上記修正或いは選択のコマンド信号を受信すると
上記開始時刻が訂正され、又、レジスタLの値が「5」
で製品名を記憶するレジスタX5が指定されている時に
上記修正或いは選択のコマンド信号を受信すると、この
受信毎にレジスタX5にはテレビ、ビデオ、エアコン・
・・・といったデータが、ROM8から順次転送される
ものである。
【0031】しかして、ステップA19で修正或いは選
択のコマンド信号でないことが判別された際にはステッ
プA21に進み、K5キーの操作によって出力された、
直前、直後のアラーム、もしくはスケジュールの確認の
コマンド信号であるか否かが判別される。上記確認のコ
マンド信号の場合にはステップA22に進む。
【0032】このステップA22では、レジスタR1の
現在時刻とアラームデータ記憶部D0、D1、D2、・
・・・に記憶されているアラーム時刻とを比較して現在
時刻の直前直後のアラーム時刻を検出し、この検出され
たアラーム時刻を用いて「前回のアラーム時刻は何月何
日何時何分でした。次のアラーム時刻は何月何日何時何
分です。」と音声出力させ、次に、レジスタR1の現在
時刻とスケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・に
記憶されているスケジュール時刻とを比較して現在時刻
の直前直後のスケジュール時刻を検出し、この検出され
たスケジュール時刻を用いて、例えば、「前回のスケジ
ュール時刻は何月何日何時何分でした。次のスケジュー
ル時刻は何月何日何時何分です。」と音声出力させる。
【0033】この場合、音声出力の内容はレジスタY2
の値によって変わるもので、例えば、レジスタY2の値
が0の時は上述した音声が出力され、1の時には、例え
ば前回スケジュールとしてレジスタY1にコメントとし
て「打ち合せ」が記憶されており、次回スケジュールと
してレジスタY1に「待合わせ」が記憶されていたとす
ると、「前回のスケジュールは何月何日何時何分、打ち
合せでした。次のスケジュールは何月何日何時何分、待
合わせです。」と音声出力される。なお上記以外にも種
々の音声内容を用意できる。
【0034】しかして、ステップA21で、確認のコマ
ンド信号でないと判別された場合にはエラー等により誤
ったデータが記憶された場合であり何等処理を行なうこ
となく、或いは、エラー音等を発生させて処理を終了す
る。
【0035】一方、ステップA9において受信記憶した
コマンド信号が自己のコマンド信号でなかった場合には
ステップA23に進む。ステップA23では、ステップ
A13と同様にモードがM=1のアラームモードである
か否かが判別されアラームモードの時はステップA24
に進み。ステップA24ではレジスタLが開始コマンド
記憶レジスタX2を指定しているか否かを判別し指定し
ていた場合にはステップA25に進んで、レジスタR2
に記憶された受信コマンド信号を上記開始コマンド記憶
レジスタX2に転送して記憶させる。
【0036】又、ステップA24でレジスタLが開始コ
マンド記憶レジスタX2を指定していなかった場合には
ステップA26に進んで、レジスタLが終了コマンド記
憶レジスタX4を指定しているか否かを判別し指定して
いた場合にはステップA27に進んで、レジスタR2に
記憶された受信コマンド信号を上記終了コマンド記憶レ
ジスタX4に転送して記憶させる。
【0037】しかして、上記図7で説明した受信処理に
おいては、レジスタR2に記憶されたコマンド信号は、
図5のリモートコントロール装置から送られてくる自己
のコマンド信号であればステップA10乃至A22の処
理により、命令コードに応じた処理がなされるもので、
即ち図5のリモートコントロール装置のK1キーの操作
によって出力されるコマンド信号を受信してモードを切
換え、K2キーの操作によって出力されるコマンド信号
を受信してレジスタP1もしくはP2のアドレスデータ
を更新しアラームデータ記憶部D0、D1、D2、・・
・・もしくはスケジュール記憶部E0、E1、E2・・
・・の指定ページを更新する。
【0038】又、K3キーの操作によって出力されるコ
マンド信号を受信して、RAM10のレジスタLの値を
更新してこのレジスタLで指定されるレジスタ(但しレ
ジスタX2、X4を除く)に、K4キーで、時刻の修正
を行なったり或いは製品名や音声内容の選択が出来るも
のである。更に、K5キーの操作によって出力されるコ
マンド信号を受信して、直前、直後のアラーム、もしく
はスケジュールの音声出力がなされる。そして、例えば
レジスタX1に記憶されている開始時刻に、例えば、テ
レビ等を動作開始させたい場合には、レジスタLで開始
コマンド記憶レジスタX2を指定させた後、そのテレビ
のリモートコントロール装置から、動作開始のコマンド
信号、例えば、電源オン信号を受信部13に送る。これ
により、そのテレビの動作開始のコマンド信号は、開始
コマンド記憶レジスタX2に記憶される。同様にして終
了コマンド信号(電源オフ信号)は終了コマンド記憶レ
ジスタX4に記憶される。
【0039】図8は、図6のステップA7のアラーム処
理の詳細なフローチャートである。図において、ステッ
プA28では、計時レジスタR2の現在時刻情報とアラ
ームデータ記憶部D0、D1、D2、・・・・のアラー
ム時刻情報とを比較し、現在時刻情報がアラームデータ
記憶部D0、D1、D2、・・・・のアラーム時刻情報
或いはスケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・の
スケジュール時刻情報のいずれかの時刻の30秒前にな
ったか否かが判別される。そして、30秒前になったこ
とが検出されるとステップA29に進み、アラームデー
タ記憶部D0、D1、D2、・・・・のアラーム時刻情
報の30秒前であるか否かが判別され、アラーム時刻情
報の30秒前であることが判別されるとステップA30
でそれがレジスタX1の開始時刻の30秒前か否かが判
別される。開始時刻の30秒前であった場合にはステッ
プA31に進み、レジスタX5の製品名データ、例えば
テレビを用いて、所定の音声内容で、例えば「ただ今か
らテレビを稼動させます」と音声出力させる。
【0040】一方、開始時刻の30秒前でない場合には
ステップA32に進みレジスタX3の終了時刻の30秒
前か否かが判別され、終了時刻の30秒前の場合はステ
ップA33に進み所定の音声内容で、例えば「ただ今か
らテレビの稼動停止させます」と音声出力させる。
【0041】上記ステップA28で30秒前でなかった
場合はステップA34に進み現在時刻情報がアラームデ
ータ記憶部D0、D1、D2、・・・・のアラーム時刻
情報或いはスケジュール記憶部E0、E1、E2・・・
・のスケジュール時刻情報のいずれかの時刻と一致した
か否かが判別される。そして、一致した場合にはステッ
プA35に進み、その一致がアラームデータ記憶部D0
、D1、D2、・・・・のアラーム時刻情報との一致か
或いはスケジュール記憶部E0、E1、E2・・・・の
スケジュール時刻情報との一致かが判別される。アラー
ム時刻情報との一致の場合はステップA36に進み開始
時刻との一致か否かが判別され、開始時刻との一致の場
合は、次のステップA37でアラーム音を発生させ、更
にステップA38でレジスタX2に記憶されている例え
ばテレビの動作開始のコマンド信号を、送信制御部9を
介して発光素子17より出力させる。
【0042】又、開始時刻との一致でない場合はステッ
プA39に進み終了時刻との一致かが判別され、終了時
刻との一致の場合は、次のステップA40でアラーム音
を発生させ、更にステップA41でレジスタX4に記憶
されている例えばテレビの動作終了のコマンド信号を、
送信制御部9を介して発光素子17より出力させる。上
記ステップA35でスケジュール記憶部E0、E1、E
2・・・・のスケジュール時刻情報との一致かが判別さ
れた際にはステップA42に進み、一致したスケジュー
ル時刻とレジスタY1のコメントとを音声出力させる。 尚、この場合も、レジスタY2の値に応じて音声出力の
形式を変えてもよい。しかして、次のステップA43に
おいては次のスケジュール時刻をサーチすると共に、そ
のスケジュール時刻までの残り時間を計算しステップA
44においてサーチした次のスケジュール時刻及び残り
時間を例えば、「次のスケジュール時刻は何月何日何時
何分で、後何時間何分後です。」と音声出力する。
【0043】なお上記実施例では、動作開始或いは終了
のコマンド信号をレジスタX2、X4に記憶させる例に
付いて述べたが、これに限られることはなく、例えば、
テレビやVTRであれば、チャンネルのコマンドや音量
変更のコマンドを記憶させアラーム時刻に出力させても
よく、エアコンであれば、温度を変更させるコマンドを
記憶させアラーム時刻に出力させることが出来る。
【0044】また、上記各実施例では外部機器のリモー
トコントロール装置からキーコマンド(制御信号)を赤
外線信号に変換して送信し、壁掛時計からも同一のキー
コマンドを赤外線信号に変換して送信したが、これに限
らず、無線電波信号、超音波信号、磁気信号等を用いて
キーコマンドを送信してもよい。
【0045】また、上記各実施例ではキーコマンドの中
継用に、指針を運針するアナログ時計の壁掛時計を示し
たが、これに限定されず、キーコマンドの中継用にはデ
ジタル時計や置時計を使用してもよい。
【0046】さらに、上記各実施例ではリモートコント
ロール装置により制御される電子機器としてTV、VT
R、エアコン等を示したが、これに限らず、ステレオ装
置、ファンヒータ、扇風機等の冷暖房機器、CD(コン
パクト・ディスク)、ラジオ等の音響機器、ドア、扉、
金庫等の自動開閉装置等にも広く利用できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
極めて簡単な設定操作によりアラーム時刻になった時に
制御対象とする機器を確実に制御できるばかりか、その
制御状態を確実に知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による時計装置の外観を示す図である。
【図2】上記時計装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記ブロック図のRAM10の詳細なレジスタ
構成図である。
【図4】上記時計装置の送信部の構成を示す図である。
【図5】上記時計装置のリモートコントロール装置の外
観を示す図である。
【図6】上記時計装置の全体のフローチャートである。
【図7】上記フローチャートのステップA4の詳細なフ
ローチャートである。
【図8】上記フローチャートのステップA7の詳細なフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…本体ケース 2…時刻表示部 3…受光素子 4…送信部 5…表示部 7…制御部 8…ROM 9…送信制御部 10…RAM 12a…発振器 12b…分周タイミング回路 13…受信部 14…デコーダドライバ 15…ステップモータ 16…時計機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  設定時刻を記憶する設定時刻記憶手段
    と、この設定時刻記憶手段に対応して設けられ外部機器
    を制御する制御データを記憶する制御データ記憶手段と
    、設定時刻に至ったことを検出する検出手段と、この検
    出手段による検出がなされた際に上記制御データ記憶手
    段に記憶されている制御データを前記外部機器に対して
    出力する出力手段と、この出力手段による前記制御デー
    タの出力に先だって前記出力がなされる旨を音声で報知
    する音声出力手段とを具備したことを特徴とする時計装
    置。
  2. 【請求項2】  外部からの制御信号を受信する受信手
    段と、複数の設定時刻を設定する設定時刻設定手段と、
    この設定時刻設定手段に設定された複数の設定時刻夫々
    に対応して設けられ上記受信手段で受信した制御信号に
    対応する制御データを記憶する制御データ記憶手段と、
    夫々の設定時刻に至ったことを検出する検出手段と、こ
    の検出手段による検出がなされた際に上記制御データ記
    憶手段に記憶され上記設定時刻に対応する制御データを
    制御信号に変換して出力する送信手段と、この送信手段
    による出力に先立って前記出力がなされる旨を音声で報
    知する音声出力手段とを具備したことを特徴とする時計
    装置。
JP3047179A 1991-03-13 1991-03-13 時計装置 Pending JPH04283690A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020089222A (ko) * 2002-08-31 2002-11-29 안희태 리모컨 조작식 컴퓨터 알람
KR20030033910A (ko) * 2001-10-25 2003-05-01 쓰리아이피 주식회사 다기능 처리 시계 장치 및 그 구동 방법
KR20040035542A (ko) * 2002-10-22 2004-04-29 오범진 점등 점멸이 가능한 디지털 시계

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