JPH04283033A - ボール供給装置 - Google Patents

ボール供給装置

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Publication number
JPH04283033A
JPH04283033A JP6924191A JP6924191A JPH04283033A JP H04283033 A JPH04283033 A JP H04283033A JP 6924191 A JP6924191 A JP 6924191A JP 6924191 A JP6924191 A JP 6924191A JP H04283033 A JPH04283033 A JP H04283033A
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JP
Japan
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ball
distribution disk
ball holding
plate
shutter plate
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Pending
Application number
JP6924191A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ito
新一 伊藤
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Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールベアリングの組
立に際し、複数のボールをリテーナの円周等配位置に同
時に供給することができるボール供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ボールベアリングの組立する場合
、その組立過程において、ボールベアリングの構成部品
であるリテーナを水平姿勢に保持すると共に、ボール供
給装置により、リテーナの円周等配位置に設けたボール
保持部に複数のボールを一個宛順次供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のボール供給装置
によれば、水平姿勢に保持されたリテーナの各ボール保
持部に、ボールを一個宛順次供給していたので、リテー
ナのすべてのボール保持部にボールを供給するのに時間
がかかって、作業性がきわめて悪いという問題があった
【0004】そこで、従来から上記リテーナの各ボール
保持部に複数のボールを同時に供給することができる装
置が要望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記要望に応
えるため提案されたもので、軸回り方向に間欠回転可能
に配設され、かつ、周縁の円周等配部位に、所定のボー
ル供給位置からボールが供給される複数のボール保持空
間部を形成した円盤状の分配ディスクと、分配ディスク
の下方定位置に分配ディスクと同芯状に配設固定され、
かつ、周縁に複数のボール落下孔を分配ディスクのボー
ル保持空間部と同芯状に対向可能に形成した固定プレー
トと、分配ディスクと固定プレートとの間に、分配ディ
スクに追従して間欠回転可能に、かつ、所定の間欠停止
位置でその一部が固定プレートに係合して分配ディスク
が周方向へ所定角度位置ずれ可能なように配設され、周
縁に固定プレートのボール落下孔に対応させて形成した
透孔間に、上記分配ディスクのボール保持空間部に供給
されたボールを保持するボール保持部を設けたシャッタ
板とからなり、上記分配ディスクは、シャッタ板と固定
プレートとの係合後、シャッタ板に対して周方向へ所定
角度位置ずれし、分配ディスクのボール保持空間部が、
シャッタ板の透孔および固定プレートのボール落下孔と
同芯状に一致するものである。
【0006】
【作用】ボールは、所定のボール供給位置から間欠回転
駆動される分配ディスクのボール保持空間部に順次供給
されて、分配ディスクに追従して間欠回転するシャッタ
板のボール保持部で保持される。そして、上記シャッタ
板のすべてのボール保持部上にボールが保持されたのち
、シャッタ板の一部が固定プレートに係合して、分配デ
ィスクが周方向へ所定角度位置ずれすると、分配ディス
クのボール保持空間部が、シャッタ板の透孔および固定
プレートのボール落下孔と同芯状に一致し、シャッタ板
の各ボール保持部上に保持されたボールは、上記透孔お
よびボール落下孔を介して下方へ同時に落下する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図9を参照しな
がら説明すると次の通りである。
【0008】図1〜図3において、(A)はボールベア
リングの組立過程の所定位置に配設されたスライド機構
、(B)はスライド機構(A)に垂直方向および水平方
向に移動可能に装備された供給ヘッド、(C)は供給ヘ
ッド(B)に付設さたボール押出機構、(D)は供給ヘ
ッド(B)の上方に配設された駆動機構、(E)は上記
供給ヘッド(B)の支持手段である。
【0009】上記スライド機構(A)において、(1)
は垂直状態に配設された支持フレーム、(2)(2’)
は支持フレーム(1)の前面の上下2段に水平姿勢で配
設されたガイドレール、(3)は後面にガイドレール(
2)(2’)に対応させて第1のガイド部材(4)(4
’)を固設した移動板で、この移動板(3)は、上記ガ
イドレール(2)(2’)に第1のガイド部材(4)(
4’)を摺動可能に嵌合させることにより、上記支持フ
レーム(1)に水平方向へ移動可能に設けてある。 (5)(5’)は上記移動板(3)に所定間隔をおいて
垂直状態で固設された垂直レールである。
【0010】上記供給ヘッド(B)は、供給ヘッド(B
)の下方定位置に水平姿勢に保持されたリテーナ(図示
省略)の円周等配位置のボール保持部に複数のボール(
6)を同時に供給するためのもので、上記移動板(3)
に垂直レール(5)(5’)を介して垂直移動可能に装
備されている。上記供給ヘッド(B)において、(7)
は上記垂直レール(5)(5’)にそって垂直移動可能
に配設された支持体で、この支持体(7)は、垂直支持
板(8)の後面に垂直レール(5)(5’)に摺動可能
に嵌合された第2のガイド部材(9)(9’)を垂直状
態で固設し、垂直支持板(8)の前面の下部に、取付部
材(10)を水平方向に片持状に突設したものである。 上記取付部材(10)の上面中央部には凹所(11)を
形成し、かつ、下面に環状壁(12)で囲繞される凹部
(12a)を形成してある。
【0011】(13)は中心軸(14)の下端に分配デ
ィスク  (15)を一体に設けた間欠回転駆動される
回転体で、この回転体(13)の中心軸(14)を上記
取付部材(10)の凹所(11)の底壁(16)の中心
部に貫通させて上方へ突出させ、分配ディスク(15)
を、取付部材(10)の凹部(12a)の内方に間欠回
転可能に配設する。 上記回転体(13)の分配ディスク(15)は、下面に
凹部を形成した本体部(17)の開口端外周面に、図4
および図5に示すように、複数の仕切壁(18)を定ピ
ッチで、かつ、径方向外側へ放射状に突設して、仕切壁
(18)間にボール(6)が供給されるボール保持空間
部(19a)(19b)(19c)(19d)(19e
)(19f)(19g)(19h)および(19a’)
(19b’)(19c’)(19d’)(19e’)(
19f’)(19g’)(19h’)を設けると共に、
本体部(17)の凹部のコーナ部に位置決め突起(20
)を形成したものである。
【0012】(21)は上記取付部材(10)の下面環
状壁(12)の開口端に水平姿勢で取付固定した環状の
固定プレートで、この固定プレート(21)は、回転体
(13)の分配ディスク(15)の下方に所定の間隔を
おいて同芯状に配設してある。上記固定プレート(21
)は、図6に示すように、周縁に、回転体  (13)
の分配ディスク(15)のボール保持空間部(19a)
(19a’)〜(19h)(19h’)に対応させて複
数のボール落下孔(22)を定ピッチに形成すると共に
、内周面(23)の上部側に係止突条(24)を半円状
に形成してある。
【0013】(25)は回転体(13)の分配ディスク
(15)と固定プレート(21)との間に介在させた下
面に向かって段階的に拡開する円盤状のシャッタ板で、
このシャッタ板(25)は、回転体(13)の中心軸(
14)の下端突出軸部(14a)に回転可能に支承させ
てある。上記シャッタ板(25)は、図7および図8に
示すように、周縁の環状鍔部(26)の円周等配位置に
、回転体(13)の分配ディスク(15)のボール保持
空間部(19a)(19a’) 〜(19h)(19h
’) および固定プレート(21)のボール落下孔(2
2)と対応させて複数の透孔(27)を定ピッチに形成
し、この各透孔(27)間に、分配ディスク(15)の
ボール保持空間部(19a)(19a’)〜(19b)
(19b’)に供給されたボール(6)を保持する複数
のボール保持部(28)を設けると共に、上部環状段部
(29)の所定部位に係止突起(30)(30’)を突
設し、又上記環状鍔部(26)の内周縁下面の所定部位
に、固定プレート(21)の係止突条(24)の両端面
(31)(31’)と係合可能な係合突起(32)を突
設してある。(33)は回転体(13)の中心軸(14
)の下端突出軸部(14a)に装着された止め輪で、こ
の止め輪(33)により押圧板(34)を介してシャッ
タ板(25)を上記下端突出軸部(14a)に回転可能
に取付けてある。
【0014】図4に示す(35)(35’ ) はシャ
ッタ板(25)の上部環状段部(29)上に周方向に移
動可能に載置された可動片で、この可動片(35)(3
5’)は、円弧片部(36)(36’)の一端に、分配
ディスク(15)の位置決め突起(20)の両側面と当
接する当接片部(38)(38’)を内側方向に折曲形
成し、かつ、他端に、シャッタ板(25)の係止突起(
30)(30’ )と係合する係止片部(39)(39
’)を折曲形成してある。(40)(40’)は可動片
(35)(35’ )の当接片部(38)(38’)と
シャッタ板(25)の係止突起(30)(30’)との
間に圧縮介在させた圧縮スプリングで、この圧縮スプリ
ング(40)(40’ )の弾性力により可動片(35
)(35’ )を周方向反対方向へ付勢して、可動片(
35)(35’)の係止片部(39)(39’)をシャ
ッタ板(25)の係止突起(30)(30’)に圧接さ
せると共に、当接片部(38)(38’)を上記分配デ
ィスク(15)の位置決め突起(20)の両側面(37
)(37’)に圧接させ、この位置決め突起(20)を
、シャッタ板(25)の係止突起(30)(30’)間
の中立位置に保持して、シャッタ板(25)の各透孔(
27)間のボール保持部(28)の上方に分配ディスク
(15)のボール保持空間部(19a)(19a’) 
〜(19h)(19h’) を配設してある。
【0015】(41)(41’)は上記回転体(13)
の分配ディスク(15)のボール保持空間部(19a)
(19a’) 〜(19h)(19h’)にボール(6
)を供給するための供給通路である。上記供給通路(4
1)(41’)は、例えば、回転体(13)の両側点対
称位置において、取付部材(10)に、先端が環状壁(
12)の開口端内周面に開口し、かつ、後端が取付部材
(10)の上面に開口した貫通孔(42)(42’)を
形成し、この貫通孔(42)(42’ ) の後端開口
部に適宜の手段によりボール(6)が連続的に投入され
る供給管(43)(43’)を直立固定したものである
。上記供給通路(41)(41’ )の先端開口部は、
ボール(6)を分配ディスク(15)のボール保持空間
部(19a)(19a’) 〜(19h)(19h’)
 が間欠停止する点対称位置のボール供給位置(a)(
a’) においてボール保持空間部と対向させてある。
【0016】上記ボール押出機構(C)は、シャッタ板
(25)の開動作時、供給ヘッド(B)のシャッタ板(
25)のボール保持部(28)上に供給保持されたボー
ル(6)を、固定プレート(21)のボール落下孔(2
2)を介して下方に確実に押出すためのものである。上
記ボール押出機構(C)において、(45)は供給ヘッ
ド(B)を構成する取付部材(10)の凹所(11)の
底壁(16)にナット(46)を利用して起立固定され
た支持筒で、この支持筒(45)で、回転体(13)の
中心軸(14)を軸回り方向に回転可能に支承する。(
47)は本体部(48)と周囲に環状鍔部(49)を有
する上壁部(50)とからなる可動シリンダで、この可
動シリンダ(47)は、支持筒(45)に気密に、かつ
、上下方向に移動可能に嵌め込んである。上記可動シリ
ンダ(47)の上壁部(50)の環状鍔部(49)には
、固定プレート(21)のボール落下孔(22)に対応
させて複数の切欠部(49a)を形成してある。(51
)は上記支持筒(45)の略中間部に固定ナット(52
)を利用して取付固定した固定ピストンで、この固定ピ
ストン(51)を可動シリンダ(47)内に配設して、
固定ピストン(51)の上下に上室(53)と下室(5
4)とを形成する。(55)(56)は可動シリンダ(
47)の一部に形成した第1および第2のエア給排孔で
、第1のエア給排孔(55)は上室(53)に、、又第
2のエア給排孔(56)は下室(54)に連通させてあ
ると共に、第1および第2のエア給排孔(55)(56
)は適宜のエア圧送手段に連通させてある。
【0017】(57)は固定プレート(21)の各ボー
ル落下孔(22)に対応させて供給ヘッド(B)の取付
部材(10)の円周等配部位に垂直に貫通形成した複数
のガイド孔で、各ガイド孔(57)の下端開口部は、取
付部材(10)の下面凹部(12a)の内方に臨ませて
、固定プレート(21)のボール落下孔(22)と対向
させてある。 (58)は上部に環状鍔部(59)を有する複数本の押
出ロッドで、各押出ロッド(58)を、上記取付部材(
10)の各ガイド孔(57)に摺動可能に挿入して起立
保持し、その各上端部を可動シリンダ(47)の環状鍔
部(49)の切欠部(49a)に嵌め込んで上方に突出
させる。図2に示す符号(60)(60’ )は取付部
材(10)の両側上方所定位置に水平姿勢で平行に配設
されたガイド板で、このガイド板(60)(60’)の
対向面(61)(61’)に、上記の各押出ロッド(5
8)に対応させて複数のガイド溝(62)…および(6
2’)…を櫛歯状に形成する。
【0018】(63a)…および(63a’)…は、水
平姿勢に配設された所定形状の長さの異る複数のガイド
アームで、各ガイドアーム(63a)…および(63a
’)…の基端部(64a)…および(64a’)…を、
各押出ロッド(58)の上端突出部(65)にナット(
66)を利用して連結固定すると共に、先端部(67a
)…および(67a’)…を上記ガイド板(60)(6
0’)の対応するガイド溝(62)…および(62’)
…に垂直方向に摺動可能に嵌め込む。(68)は上記押
出ロッド(58)の上部に配設して押出ロッド(58)
と可動シリンダ(47)の環状鍔部(59)(49)と
の間に夫々圧縮介在させた複数の圧縮スプリングで、こ
の圧縮スプリング(68)の弾性力により、押出ロッド
(58)を常時下方へ付勢する。
【0019】(69a)(69b)はガイド板(60)
の先端にブラケット(70a)(70b)を介して装着
された可動シリンダの原位置確認センサおよび下降端確
認センサである。
【0020】(71)(72)は投光器(71a)(7
2a)と受光器(71b)(72b)とからなる押出し
ロッド(58)の押出し確認センサで、押出ロッド(5
8)によるボール押出し時において、押出ロッド(58
)の上端突出部(65)に取付けたガイドアーム(63
a)…および(63a’)…が同一平面位置上に並んだ
場合は、確認センサ(71)(72)が作動して、ボー
ル(6)が落下したことが検出され、又上記ガイドアー
ム(63a)…および(63a’)…が1本でも不揃い
の場合は、押出し確認センサ(71)(72)が作動せ
ず、ボール(6)が落下しないことが検出される。
【0021】上記駆動機構に(D)において、(73)
は上記回転体(13)を軸回り正逆方向に間欠回転させ
る回転手段を内蔵した駆動箱で、この駆動箱(73)は
、直交状態に組付けられた水平取付板(74)と垂直取
付板(75)を介して支持体(7)の垂直支持板(8)
の上端に取付け、駆動箱(73)の下面から突出した駆
動軸(73a)を回転体(13)の中心軸(14)の上
端部とを連結筒(76)により同軸上で連結してある。
【0022】上記供給ヘッドの支持手段(E)において
、(77)は上記支持体(7)を垂直方向に移動させる
ための駆動シリンダで、この駆動シリンダ(77)は、
水平支持板(78)および取付ブラケット(79)を介
して支持フレーム(1)の上端に取付けてある。(80
)は上記駆動シリンダ(77)のロッド(81)の先端
に垂下固定した吊持体で、この吊持体(80)の下端に
は、上記水平取付板(74)の端縁部(82)が水平方
向から嵌入する切欠部(83)を形成している。(84
)は供給ヘッド(B)を側方へ退避移動させる際に支持
体(7)を片持状に案内保持するための板状の案内部材
で、この案内部材(84)は、上段ガイドレール(2)
の上方位置にガイドレール(2)と平行させて、かつ、
上下動する駆動シリンダ(77)のロッド(81)の先
端の吊持体(80)と干渉しないように配設され、外側
端縁面には、上記水平取付板(74)の端縁部(82)
が嵌入支持される凹溝(85)を形成してある。そして
、上記駆動シリンダ(77)のロッド(81)の退入端
位置時、吊持体(80)の切欠部(83)と案内部材(
84)の凹溝(85)とが同一直線上に保持され、水平
取付板(74)の端縁部(82)が吊持体(80)と案
内部材(84)との間で受渡し可能である。
【0023】次に本発明装置の動作について説明すると
次の通りである。尚、供給ヘッド(B)側の水平取付板
(74)の端縁部(82)が吊持体(80)の切欠部(
83)に嵌入保持されているものとする。また、図4に
示すように、回転体(13)の分配ディスク(15)に
形成された複数のボール保持空間部(19a)(19a
’) 〜(19h)(19h’) の下方には、シャッ
タ板(25)のボール保持部(28)が位置し、さらに
可動シリンダ(49)は上昇端に位置しているものとす
る。
【0024】上記供給ヘッド(B)の供給通路(41)
(41’ )にボール(6)が投入されると、先頭のボ
ール  (6)が供給通路(41)(41’)の先端開
口部(44)(44’)から分配ディスク(15)のボ
ール供給位置(a)(a’) に位置するボール保持空
間部(19a)(19a’) に嵌入し、シャッタ板(
25)のボール保持部(28)上に保持される。シャッ
タ板(25)のボール保持部(28)上にボール(6)
が保持されると、駆動機構(D)が駆動され、回転体(
13)が駆動ロッド(73a)および連結筒(76)を
介して軸回り方向に間欠回転する。このときシャッタ板
(25)は、図4に示すように、圧縮スプリング(40
)(40’)の弾性力により各ボール保持部(28)の
上方に分配ディスク(15)のボール保持空間部(19
a)(19a’) 〜(19h)(19h’) が位置
決めされた状態で回転体(13)に追従して間欠回転し
、分配ディスク(15)のボール保持空間部(19b)
(19b’) が、ボール供給位置(a)(a’) に
位置して、供給通路(41)(41’)の先端開口部(
44)(44’)と対向する。すると供給通路(41)
(41’)の先端開口部(44)(44’)に位置する
次のボール(6)が、上記分配ディスク(15)のボー
ル保持空間部(19b)(19b’) に嵌入してシャ
ッタ板(25)のボール保持部(28)上に保持される
。さらに、上記回転体(13)が間欠回転し、以下同じ
要領でボール(6)が各分配ディスク(15)のボール
保持空間部(19c)(19c’) 〜(19h)(1
9h’) に嵌入してシャッタ板(25)のボール保持
部(28)上に保持される。
【0025】そして、上記シャッタ板(25)のすべて
のボール保持部(28)上にボール(6)が保持されて
分配ディスク(15)が略半回転すると、シャッタ板(
25)の下面の係合突起(32)が、図9に示すように
、固定プレート(21)の係止突条(24)の一方の端
面(31)と係合する。上記シャッタ板(25)の係合
突起(32)と固定プレート(21)の係止突条(24
)との係合によりシャッタ板(25)の回転は阻止され
、その結果、上記回転体(13)にさらに駆動機構(D
)の駆動力が作用すると、図9に示すように、分配ディ
スク(15)のみが圧縮スプリング(40)の付勢力に
抗して反時計方向に回動し、分配ディスク(15)の仕
切壁(18)がシャッタ板(25)のボール保持部(2
8)と重合し、かつ、所定の仕切壁(18)の外端面が
供給通路(41)(41’)の先端開口部(44)(4
4’)と対向してボール(6)が分配ディスク(15)
のボール保持空間部(28)に供給されるのを阻止する
と共に、上記分配ディスク(15)のボール保持空間部
(19a)(19a’) 〜(19h)(19h’) 
が、シャッタ板(25)の各透孔(27)および固定プ
レート(21)の各ボール落下孔(22)と一致する。 すると分配ディスク(15)のボール保持空間部(19
a)(19a’) 〜(19h)(19h’) に保持
されていたボール(6)は、シャッタ板(25)の透孔
(27)および固定プレート(21)のボール落下孔(
22)を介して下方に一斉に落下し、供給ヘッド(B)
の下方定位置に水平姿勢で位置決め保持されたボールベ
アリングを構成するリテーナの円周等配位置上に載置保
持される。
【0026】上記供給ヘッド(B)からのボール(6)
の落下後、可動シリンダ(47)の第2の給排孔(56
)を介して下室(54)にエアが導入される。上記下室
(54)にエアが導入されると、可動シリンダ(47)
に装備された押出ロッド(58)が可動シリンダ(47
)と共に下方へ移動し、押出ロッド(58)の先端が分
配ディスク(15)のボール保持空間部(28)内に突
出する。このときガイドアーム(63a)…および(6
3’)…の先端部(67a)…および(67’)…は、
ガイド板(60)(60’)の複数のガイド溝(62)
…および(62’)…にそって下方へ摺動する。そして
、上記押出ロッド(58)が下降端に位置すると、押出
し確認センサ(71)(72)により、分配ディスク(
15)のボール保持空間部(28)のボール(6)は供
給ヘッド(B)からすべて下方に落下したことが検知さ
れる。
【0027】また、分配ディスク(15)のボール保持
空間部(28)等にボール(6)が詰まった場合は、可
動シリンダ(47)の下降時に、押出ロッド(58)の
先端部が詰まったボール(6)に当ったのち、このボー
ル(6)は圧縮スプリング(68)の付勢力の作用した
上記押出ロッド(58)で押圧されて供給ヘッド(B)
から下方へ落下する。さらに、押出ロッド(58)が詰
まったボール(6)に当って、その抵抗力が圧縮スプリ
ング(68)の付勢力より大きいと、押出ロッド(58
)は下降を停止し、その結果、ガイドアーム(63a)
…および(63a’)…が1本でも不揃いとなると、押
出し確認センサ(71)(72)が作動せず、分配ディ
スク(15)のボール保持空間部(28)等にボール(
6)等が詰まっていることが検知される。
【0028】そうして、上記分配ディスク(15)のボ
ール保持空間部(19a)(19a’)〜(19b)(
19b’)に保持されていたすべてのボール(6)が供
給ヘッド(B)から下方に落下すると、可動シリンダ(
47)の第1の給排孔(55)を介して上室(53)に
エアが導入される。すると可動シリンダ(47)が支持
筒(45)にそって上方へ移動し、これに伴って押出ロ
ッド(58)の先端が分配ディスク(15)のボール保
持空間部(28)からガイド孔(57)内に退入し、押
出ロッド(58)が元の位置に復帰する。
【0029】こうして押出ロッド(58)が元の位置に
復帰すると、シャッタ板(25)に対して周方向に位置
ずれした回転板(13)の分配ディスク(15)が、圧
縮スプリング(40)の弾性力により逆方向(時計方向
)に回転する。しかる後、圧縮スプリング(40)(4
0’)の弾性力により、分配ディスク(15)の位置決
め突起(20)が、圧縮スプリング(40)(40’)
の弾性力により、再びシャッタ板(30)の係止突起(
30)(30’)間の中立位置に保持されて、シャッタ
板(25)のボール保持部(28)上に分配ディスク(
15)のボール保持空間部(19a)(19a’) 〜
(19h)(19h’) が位置する。すると供給通路
(41)(41’)の先端開口部(44)(44’)に
位置するボール(6)は、分配ディスク(15)のボー
ル保持空間部(19h)(19h’) に嵌入し、シャ
ッタ板(25)のボール保持部(28)上に保持される
。上記シャッタ板(25)のボール保持部(28)上に
ボール(6)が保持されると、駆動機構(D)が駆動さ
れ、回転体(13)が軸回り逆方向(時計方向)に間欠
回転する。この回転体(13)の逆方向への間欠回転に
より、供給通路(41)(41’)に投入されたボール
(6)は、上記と同じ要領で、上記分配ディスク(15
)のボール保持空間部(19g)(19g’) 〜(1
9a)(19a’) に嵌入してシャッタ板(25)の
ボール保持部(28)上に保持される。そして、上記シ
ャッタ板(25)のすべてのボール保持部(28)上に
ボール(6)が保持されると、シャッタ板(25)の下
面の係合突起(32)が固定プレート(21)の係止突
条(24)の他方の端面(31’)と係合して、シャッ
タ板(25)の回転が阻止され、その結果、上記回転体
(13)にさらに駆動機構(D)の駆動力が作用すると
、回転体(13)の分配ディスク(15)が、圧縮スプ
リング(40’)の付勢力に抗して時計方向に回動し、
シャッタ板(25)に対して周方向に所定角度位置ずれ
する。すると分配ディスク(15)のボールに保持空間
部(19a)(19a’) 〜(19h)(19h’)
 に保持されていたボール(6)は、シャッタ板(25
)の透孔(27)および固定プレート(21)のボート
落下孔(22)を介して下方に一斉に落下し、供給ヘッ
ド(B)の下方定位置に水平姿勢で位置決め保持されて
いるボール未保持のリテーナの円周等配位置上に載置保
持される。以下同じ動作を繰り返す。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ボールベアリングの組
立に際し、複数のボールをリテーナの円周等配位置に同
時に供給することができるので、リテーナへのボールの
供給を短時間で行なうことが可能となり、作業性の大幅
な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体を示す部分断面図である。
【図2】本発明装置の概略平面図である。
【図3】本発明装置の要部断面側面図である。
【図4】図3のA−A線にそった切断位置における分配
ディスクとシャッタ板との位置関係を示す断面図である
【図5】回転体の分配ディスクの部分断面平面図である
【図6】固定プレートの平面図である。
【図7】シャッタ板の平面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】図4の分配ディスクが周方向に所定角度位置ず
れした状態を示す部分断面平面図である。
【符号の説明】
a、a’  ボール供給位置 6  ボール 15  分配ディスク 19a、19a’〜19b、19b’  ボール保持空
間部 21  固定プレート 22  ボール落下孔 25  シャッタ板 27  透孔 28  ボール保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸回り方向に間欠回転可能に配設され
    、かつ、周縁の円周等配部位に、所定のボール供給位置
    からボールが供給される複数のボール保持空間部を形成
    した円盤状の分配ディスクと、分配ディスクの下方定位
    置に分配ディスクと同芯状に配設固定され、かつ、周縁
    に複数のボール落下孔を分配ディスクのボール保持空間
    部と同芯状に対向可能に形成した固定プレートと、分配
    ディスクと固定プレートとの間に、分配ディスクに追従
    して間欠回転可能に、かつ、所定の間欠停止位置でその
    一部が固定プレートに係合して分配ディスクが周方向へ
    所定角度位置ずれ可能なように配設され、周縁に固定プ
    レートのボール落下孔に対応させて形成した透孔間に、
    上記分配ディスクのボール保持空間部に供給されたボー
    ルを保持するボール保持部を設けたシャッタ板とからな
    り、上記分配ディスクは、シャッタ板と固定プレートと
    の係合後、シャッタ板に対して周方向へ所定角度位置ず
    れし、分配ディスクのボール保持空間部が、シャッタ板
    の透孔および固定プレートのボール落下孔と同芯状に一
    致することを特徴とするボール供給装置。
JP6924191A 1991-03-07 1991-03-07 ボール供給装置 Pending JPH04283033A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020037921A (ko) * 2000-11-16 2002-05-23 광 섭 정 캐스터용 베어링볼자동투입기
JP2010214538A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Seiko Instruments Inc 軸受け装置、軸受け装置の製造システム、並びに軸受け装置の製造方法
KR102409319B1 (ko) * 2021-08-26 2022-06-15 티아이씨(주) 볼 스크류용 강구 자동 조립 장치

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