JPH04282191A - ミシンの縫目長制御システム - Google Patents
ミシンの縫目長制御システムInfo
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- JPH04282191A JPH04282191A JP4354891A JP4354891A JPH04282191A JP H04282191 A JPH04282191 A JP H04282191A JP 4354891 A JP4354891 A JP 4354891A JP 4354891 A JP4354891 A JP 4354891A JP H04282191 A JPH04282191 A JP H04282191A
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- Japan
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- yarn
- fabric
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 238000002789 length control Methods 0.000 title claims description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 49
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫目形成に必要な糸を
、縫針に積極的に給送する方式のミシンの縫目長を制御
するためのシステムに関する。
、縫針に積極的に給送する方式のミシンの縫目長を制御
するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンによる縫製工程では、縫い始めか
ら縫い終りまで同じ縫目長で縫っていく場合や、その途
中で縫目長を変えたりする場合があり、特に、環縫いな
どでは縫い終りからの糸のほつれを防ぐために縫い終り
の縫目長をそれまでの縫目長よりも短くすることが多い
。
ら縫い終りまで同じ縫目長で縫っていく場合や、その途
中で縫目長を変えたりする場合があり、特に、環縫いな
どでは縫い終りからの糸のほつれを防ぐために縫い終り
の縫目長をそれまでの縫目長よりも短くすることが多い
。
【0003】他方、ミシンの縫針への糸の供給は従来よ
り天秤の糸繰出作用により行われていたのであるが、近
時、特開昭61−159986号公報に見られるように
、縫針に対して糸を積極的に給送する装置が開発され、
その装置の給糸作用によってより好ましい縫い調子が得
られるようになった。この給糸装置は、ミシン主軸に連
動して常時回転する糸送りローラに給糸量検出用エンコ
ーダを組み込むと共に、そのエンコーダの給糸量検出信
号によって糸送りローラの手前に設置した糸把持開放装
置による糸把持タイミングと糸開放タイミングとの制御
指令を行うようになっている。そして、この特許公報で
提案された給糸装置では、ミシン主軸と同調回転する糸
送りローラの回転数を因子としてエンコーダによる給糸
量検出を行うようになっている。そのため、1つの縫目
を形成させるときの送り歯による生地送り量とそのとき
の給糸量とが比例制御されることになる。これは、生地
送り用の送り歯と給糸量に見合う縫針の上下ストローク
速度とがいずれもミシン主軸の回転数に比例しているか
らである。
り天秤の糸繰出作用により行われていたのであるが、近
時、特開昭61−159986号公報に見られるように
、縫針に対して糸を積極的に給送する装置が開発され、
その装置の給糸作用によってより好ましい縫い調子が得
られるようになった。この給糸装置は、ミシン主軸に連
動して常時回転する糸送りローラに給糸量検出用エンコ
ーダを組み込むと共に、そのエンコーダの給糸量検出信
号によって糸送りローラの手前に設置した糸把持開放装
置による糸把持タイミングと糸開放タイミングとの制御
指令を行うようになっている。そして、この特許公報で
提案された給糸装置では、ミシン主軸と同調回転する糸
送りローラの回転数を因子としてエンコーダによる給糸
量検出を行うようになっている。そのため、1つの縫目
を形成させるときの送り歯による生地送り量とそのとき
の給糸量とが比例制御されることになる。これは、生地
送り用の送り歯と給糸量に見合う縫針の上下ストローク
速度とがいずれもミシン主軸の回転数に比例しているか
らである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上掲の特
許公報による給糸装置では、縫い始めから縫い終りまで
の途中で縫目長を次第にあるいは急に変えたり、環縫い
などにおいて縫い終りの縫目長を短くするといった種々
の縫目長制御を行うことができないという不便があった
。
許公報による給糸装置では、縫い始めから縫い終りまで
の途中で縫目長を次第にあるいは急に変えたり、環縫い
などにおいて縫い終りの縫目長を短くするといった種々
の縫目長制御を行うことができないという不便があった
。
【0005】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、ミシン主軸の回転数についての情報と、縫目長を設
定するのに必要な情報と、生地送り量についての情報と
、の演算結果を基にして給糸装置を制御するという方法
を採用することにより、縫い始めから縫い終りまでの縫
目長を任意に変化させることのできるミシンの縫目長制
御システムを提供することを解決課題とする。
で、ミシン主軸の回転数についての情報と、縫目長を設
定するのに必要な情報と、生地送り量についての情報と
、の演算結果を基にして給糸装置を制御するという方法
を採用することにより、縫い始めから縫い終りまでの縫
目長を任意に変化させることのできるミシンの縫目長制
御システムを提供することを解決課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるミシンの縫
目長制御システムは、縫目形成に必要な量の糸を給送す
るための給糸装置と、給糸装置を制御するための給糸コ
ントローラと、縫目長に応じた量だけ生地を送るための
生地送り装置と、生地送り装置を制御するための生地送
りコントローラと、縫目長を設定するのに必要な情報を
設定するための設定装置と、ミシン主軸の回転数情報と
回転位置情報を出力するためのミシンコントローラと、
設定装置で設定された情報とミシンコントローラから出
力された回転数情報と生地送りコントローラから出力さ
れた生地送り量についての情報とを演算し、その演算値
に基づいて糸送り量についての情報を出力するメインコ
ントローラと、設定装置で設定された情報をメインコン
トローラに入力するための設定情報指令線と、メインコ
ントローラで演算された糸送り量についての情報を給糸
コントローラに入力するための給糸情報指令線と、ミシ
ンコントローラで得られた回転位置情報を給糸コントロ
ーラに入力するための回転位置情報指令線と、ミシンコ
ントローラで得られた回転数情報をメインコントローラ
に入力するための回転数情報指令線と、生地送りコント
ローラで得られた生地送り量についての情報をメインコ
ントローラに入力するための生地送り情報指令線と、を
具備するものである。
目長制御システムは、縫目形成に必要な量の糸を給送す
るための給糸装置と、給糸装置を制御するための給糸コ
ントローラと、縫目長に応じた量だけ生地を送るための
生地送り装置と、生地送り装置を制御するための生地送
りコントローラと、縫目長を設定するのに必要な情報を
設定するための設定装置と、ミシン主軸の回転数情報と
回転位置情報を出力するためのミシンコントローラと、
設定装置で設定された情報とミシンコントローラから出
力された回転数情報と生地送りコントローラから出力さ
れた生地送り量についての情報とを演算し、その演算値
に基づいて糸送り量についての情報を出力するメインコ
ントローラと、設定装置で設定された情報をメインコン
トローラに入力するための設定情報指令線と、メインコ
ントローラで演算された糸送り量についての情報を給糸
コントローラに入力するための給糸情報指令線と、ミシ
ンコントローラで得られた回転位置情報を給糸コントロ
ーラに入力するための回転位置情報指令線と、ミシンコ
ントローラで得られた回転数情報をメインコントローラ
に入力するための回転数情報指令線と、生地送りコント
ローラで得られた生地送り量についての情報をメインコ
ントローラに入力するための生地送り情報指令線と、を
具備するものである。
【0007】
【作用】本発明は次のように作用する。設定装置で設定
された縫目長を設定するのに必要な情報と、ミシンコン
トローラから出力されたミシン主軸の回転数情報と、生
地送りコントローラから出力された生地送り量について
の情報と、がメインコントローラで演算され、その演算
結果である糸送り量についての情報とミシンコントロー
ラから出力される回転位置情報とで給糸装置が制御され
る。したがって、給糸装置による給糸量と生地送り装置
による生地送り量とが設定装置での設定値に対応する。
された縫目長を設定するのに必要な情報と、ミシンコン
トローラから出力されたミシン主軸の回転数情報と、生
地送りコントローラから出力された生地送り量について
の情報と、がメインコントローラで演算され、その演算
結果である糸送り量についての情報とミシンコントロー
ラから出力される回転位置情報とで給糸装置が制御され
る。したがって、給糸装置による給糸量と生地送り装置
による生地送り量とが設定装置での設定値に対応する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例によるミシンの縫目長
制御システムの説明図であり、1は給糸装置、2は給糸
コントローラ、3Aは生地送り装置に付設された生地送
り量調節レバー、3は生地送りコントローラ、4はポテ
ンショメータ、5は設定装置、6はミシンコントローラ
、7はメインコントローラ、8は設定情報指令線、9は
給糸情報指令線、10は生地送り情報指令線、11は回
転位置情報指令線、12は回転数情報指令線である。
制御システムの説明図であり、1は給糸装置、2は給糸
コントローラ、3Aは生地送り装置に付設された生地送
り量調節レバー、3は生地送りコントローラ、4はポテ
ンショメータ、5は設定装置、6はミシンコントローラ
、7はメインコントローラ、8は設定情報指令線、9は
給糸情報指令線、10は生地送り情報指令線、11は回
転位置情報指令線、12は回転数情報指令線である。
【0009】図2に給糸装置1を具体的に示してある。
この給糸装置1は、ミシン主軸(不図示)に連動しミシ
ン主軸と同調回転する糸送りローラ21と、糸送りロー
ラ21に対応する糸押えローラ22と、糸送りローラ2
1の手前に設置された糸把持開放装置23とを備えてお
り、糸押えローラ22はばね24の力で常時糸送りロー
ラ21側に付勢され、糸把持開放装置23は、ソレノイ
ド25の励磁と非励磁の切替えによって糸把持板26が
矢符Aのように上下に動くようになっている。糸把持開
放装置23においては、その糸把持板26が下に動いて
仮想線で示すように糸Tを挾み付けた状態では、糸送り
ローラ21が回転していても糸送りがなされないように
なっている。逆に、糸把持板26が上に動いて糸Tが開
放されている間は、糸送りローラ21の回転により糸送
りが続行されるようになっている。したがって、ミシン
主軸の回転数が一定の場合には、糸把持開放装置23に
よる糸Tの開放時間が短くなるにつれて1針相当の給糸
量が少なくなり、糸把持開放装置23による糸Tの開放
時間が一定である場合には、ミシン主軸の回転数が遅く
なるにつれて1針相当の給糸量が少なくなる。そして、
糸把持開放装置23の糸開放時間が給糸コントローラ2
によって制御されるようになっている。
ン主軸と同調回転する糸送りローラ21と、糸送りロー
ラ21に対応する糸押えローラ22と、糸送りローラ2
1の手前に設置された糸把持開放装置23とを備えてお
り、糸押えローラ22はばね24の力で常時糸送りロー
ラ21側に付勢され、糸把持開放装置23は、ソレノイ
ド25の励磁と非励磁の切替えによって糸把持板26が
矢符Aのように上下に動くようになっている。糸把持開
放装置23においては、その糸把持板26が下に動いて
仮想線で示すように糸Tを挾み付けた状態では、糸送り
ローラ21が回転していても糸送りがなされないように
なっている。逆に、糸把持板26が上に動いて糸Tが開
放されている間は、糸送りローラ21の回転により糸送
りが続行されるようになっている。したがって、ミシン
主軸の回転数が一定の場合には、糸把持開放装置23に
よる糸Tの開放時間が短くなるにつれて1針相当の給糸
量が少なくなり、糸把持開放装置23による糸Tの開放
時間が一定である場合には、ミシン主軸の回転数が遅く
なるにつれて1針相当の給糸量が少なくなる。そして、
糸把持開放装置23の糸開放時間が給糸コントローラ2
によって制御されるようになっている。
【0010】生地送り装置による生地送り速度は生地送
り量調節レバー3が操作されると変化するようになって
いる。生地送り装置は歯付き無端ベルト、無端軌条、一
定の無端経路を繰返し移動する送り歯などの送り装置本
体と、それの駆動源とからなる。生地送り調節レバー3
Aは生地送りコントローラ3で制御される。そして、ミ
シン主軸の回転数が一定である場合には、生地送り装置
が速く動くと縫目長が長くなり、遅く動くと縫目長が短
くなる。
り量調節レバー3が操作されると変化するようになって
いる。生地送り装置は歯付き無端ベルト、無端軌条、一
定の無端経路を繰返し移動する送り歯などの送り装置本
体と、それの駆動源とからなる。生地送り調節レバー3
Aは生地送りコントローラ3で制御される。そして、ミ
シン主軸の回転数が一定である場合には、生地送り装置
が速く動くと縫目長が長くなり、遅く動くと縫目長が短
くなる。
【0011】設定装置5は縫目長を設定するのに必要な
情報を設定するために設けられる。縫目長を設定するの
に必要な情報としては、針数や生地送り量などを選定す
ることが可能である。たとえば、この設定装置5で、縫
い始めから1000針までの生地送り量を5mm/針,
1001針から1500針までの生地送り量を3mm、
1501針から1510針までの生地送り量を2mmと
する、といった任意情報が設定される。こうして設定さ
れた情報は、設定情報指令線8を経てメインコントロー
ラ7に取り込まれる。
情報を設定するために設けられる。縫目長を設定するの
に必要な情報としては、針数や生地送り量などを選定す
ることが可能である。たとえば、この設定装置5で、縫
い始めから1000針までの生地送り量を5mm/針,
1001針から1500針までの生地送り量を3mm、
1501針から1510針までの生地送り量を2mmと
する、といった任意情報が設定される。こうして設定さ
れた情報は、設定情報指令線8を経てメインコントロー
ラ7に取り込まれる。
【0012】ミシンコントローラ6は、ミシン主軸の駆
動源であるモータの回転軸から取り出された回転数情報
(たとえばミシン主軸の回転カウント数)と回転位置情
報(たとえばミシン主軸の基準位置からの変位角度)と
を出力する。そして、回転数情報が回転数情報指令線1
2を経てメインコントローラ7に取り込まれる。また、
回転位置情報が回転位置情報指令線11を経て給糸コン
トローラ11に入力される。40はミシンの足踏みペダ
ルで、その踏込み量の変化でミシン主軸の回転数が変わ
る。
動源であるモータの回転軸から取り出された回転数情報
(たとえばミシン主軸の回転カウント数)と回転位置情
報(たとえばミシン主軸の基準位置からの変位角度)と
を出力する。そして、回転数情報が回転数情報指令線1
2を経てメインコントローラ7に取り込まれる。また、
回転位置情報が回転位置情報指令線11を経て給糸コン
トローラ11に入力される。40はミシンの足踏みペダ
ルで、その踏込み量の変化でミシン主軸の回転数が変わ
る。
【0013】メインコントローラ7は、設定装置5で設
定された情報と、ミシンコントローラ6から出力された
回転数情報と、ポテンショメータ4で出力された生地送
り量調節レバー3Aの位置信号(つまり生地送り量につ
いての情報)と、を演算し、その演算値に基づいて糸送
り量についての情報を出力する。そして、糸送り量につ
いての情報が給糸情報指令線9を経て給糸コントローラ
2に入力される。なお、このメインコントローラ7にス
イッチSWが接続されている。
定された情報と、ミシンコントローラ6から出力された
回転数情報と、ポテンショメータ4で出力された生地送
り量調節レバー3Aの位置信号(つまり生地送り量につ
いての情報)と、を演算し、その演算値に基づいて糸送
り量についての情報を出力する。そして、糸送り量につ
いての情報が給糸情報指令線9を経て給糸コントローラ
2に入力される。なお、このメインコントローラ7にス
イッチSWが接続されている。
【0014】この実施例では、以上説明した構成の他に
、糸締め装置30が設けられている。図3のように、糸
締め装置30は糸Tを2箇所で支持する固定アーム部3
1,31と、これらの固定アーム31,31の相互間で
糸Tを下方に引っ張るための可動アーム32と、可動ア
ーム32を動作させるためのソレノイド33とを有して
いる。34は可動アーム32の支点である。この糸締め
装置30は図2のように給糸装置1の後方で、ミシンの
針落ち位置よりも手前に設置されている。そして、図1
のようにメインコントローラ7から縫い終り情報がその
指令線35を経て糸締めコントローラ36に入力される
ようになっている。
、糸締め装置30が設けられている。図3のように、糸
締め装置30は糸Tを2箇所で支持する固定アーム部3
1,31と、これらの固定アーム31,31の相互間で
糸Tを下方に引っ張るための可動アーム32と、可動ア
ーム32を動作させるためのソレノイド33とを有して
いる。34は可動アーム32の支点である。この糸締め
装置30は図2のように給糸装置1の後方で、ミシンの
針落ち位置よりも手前に設置されている。そして、図1
のようにメインコントローラ7から縫い終り情報がその
指令線35を経て糸締めコントローラ36に入力される
ようになっている。
【0015】次に作用を説明する。
【0016】設定装置5でたとえば針数と生地送り量と
を互いに対応させて縫目長を単段または多段階に設定し
てミシンを運転する。この場合の設定方法としては、縫
い始めから縫い終りまでを同じ縫目長にする場合や、段
階的に縫目長を短くしたり長くしたりする場合や、縫い
終りの縫目長を次第に短くするといった種々の方法があ
る。
を互いに対応させて縫目長を単段または多段階に設定し
てミシンを運転する。この場合の設定方法としては、縫
い始めから縫い終りまでを同じ縫目長にする場合や、段
階的に縫目長を短くしたり長くしたりする場合や、縫い
終りの縫目長を次第に短くするといった種々の方法があ
る。
【0017】こうしてミシンが運転されると、ミシンコ
ントローラ6から出力されたミシン主軸の回転数情報と
ポテンショメータ4で出力された生地送り量についての
情報とがメインコントローラ7に取り込まれ、その回転
数情報と、生地送り量についての情報と、設定された情
報とが演算される。そして、演算値に基づく糸送り量に
ついての情報が給糸コントローラ2に入力される。また
、ミシンコントローラ6から出力されたミシン主軸の回
転位置情報が給糸コントローラ2に入力される。そして
、給糸コントローラ2で給糸装置1が制御される。これ
により、設定通りの針数および縫目長での縫製が行われ
る。
ントローラ6から出力されたミシン主軸の回転数情報と
ポテンショメータ4で出力された生地送り量についての
情報とがメインコントローラ7に取り込まれ、その回転
数情報と、生地送り量についての情報と、設定された情
報とが演算される。そして、演算値に基づく糸送り量に
ついての情報が給糸コントローラ2に入力される。また
、ミシンコントローラ6から出力されたミシン主軸の回
転位置情報が給糸コントローラ2に入力される。そして
、給糸コントローラ2で給糸装置1が制御される。これ
により、設定通りの針数および縫目長での縫製が行われ
る。
【0018】縫い終り時には、メインコントローラ7か
ら縫い終り情報が糸締めコントローラ36に入力され、
その糸締めコントローラ36によって糸締め装置30が
動作する。糸締め装置30が動作するときには、給糸装
置1の糸把持板26が下に動いて糸Tを挾み付けた状態
になる。したがって、図2の仮想線で示すように、糸締
め装置30の可動アーム32で糸Tが引っ張られると、
その引張量に応じた長さの糸が矢符Yのように生地側だ
けから引っ張られ、確実な糸締めが行われる。糸締め後
に糸切りが行われる。
ら縫い終り情報が糸締めコントローラ36に入力され、
その糸締めコントローラ36によって糸締め装置30が
動作する。糸締め装置30が動作するときには、給糸装
置1の糸把持板26が下に動いて糸Tを挾み付けた状態
になる。したがって、図2の仮想線で示すように、糸締
め装置30の可動アーム32で糸Tが引っ張られると、
その引張量に応じた長さの糸が矢符Yのように生地側だ
けから引っ張られ、確実な糸締めが行われる。糸締め後
に糸切りが行われる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、縫い始めから縫い終り
までの縫目長を所望により任意に変化させることができ
るという効果がある。そのため、環縫いミシンなどにお
いて、縫い終りの縫糸のほつれを防ぐために最終の数針
の縫目長をそれまでよりも短くしたり、最終の数針で次
第に縫目長を短くしたりすることができるようになく。 しかも、そのような縫い調子は、縫製前にあらかじめ設
定装置によって必要な情報を設定しておくことにより自
動的に得られるという効果がある。
までの縫目長を所望により任意に変化させることができ
るという効果がある。そのため、環縫いミシンなどにお
いて、縫い終りの縫糸のほつれを防ぐために最終の数針
の縫目長をそれまでよりも短くしたり、最終の数針で次
第に縫目長を短くしたりすることができるようになく。 しかも、そのような縫い調子は、縫製前にあらかじめ設
定装置によって必要な情報を設定しておくことにより自
動的に得られるという効果がある。
【図1】本発明の実施例によるミシンの縫目長制御シス
テムの説明図である。
テムの説明図である。
【図2】給糸装置と糸締め装置を示す説明図である。
【図3】糸締め装置の概略斜視図である。
T 糸
1 給糸装置
2 給糸コントローラ
3 生地送りコントローラ
3A 生地送り装置の生地送り量調整レバー4 生
地送りコントローラ 5 設定装置 6 ミシンコントローラ 7 メインコントローラ 8 設定情報指令線 9 給糸情報指令線 10 生地送り情報指令線 11 回転位置情報指令線 12 回転数情報指令線
地送りコントローラ 5 設定装置 6 ミシンコントローラ 7 メインコントローラ 8 設定情報指令線 9 給糸情報指令線 10 生地送り情報指令線 11 回転位置情報指令線 12 回転数情報指令線
Claims (1)
- 【請求項1】 縫目形成に必要な量の糸を給送するた
めの給糸装置と、給糸装置を制御するための給糸コント
ローラと、縫目長に応じた量だけ生地を送るための生地
送り装置と、生地送り装置を制御するための生地送りコ
ントローラと、縫目長を設定するのに必要な情報を設定
するための設定装置と、ミシン主軸の回転数情報と回転
位置情報を出力するためのミシンコントローラと、設定
装置で設定された情報とミシンコントローラから出力さ
れた回転数情報と生地送りコントローラから出力された
生地送り量についての情報とを演算し、その演算値に基
づいて糸送り量についての情報を出力するメインコント
ローラと、設定装置で設定された情報をメインコントロ
ーラに入力するための設定情報指令線と、メインコント
ローラで演算された糸送り量についての情報を給糸コン
トローラに入力するための給糸情報指令線と、ミシンコ
ントローラで得られた回転位置情報を給糸コントローラ
に入力するための回転位置情報指令線と、ミシンコント
ローラで得られた回転数情報をメインコントローラに入
力するための回転数情報指令線と、生地送りコントロー
ラで得られた生地送り量についての情報をメインコント
ローラに入力するための生地送り情報指令線と、を具備
してなるミシンの縫目長制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354891A JPH04282191A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ミシンの縫目長制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354891A JPH04282191A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ミシンの縫目長制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282191A true JPH04282191A (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=12666812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4354891A Pending JPH04282191A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ミシンの縫目長制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04282191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7308333B2 (en) | 2002-01-31 | 2007-12-11 | Melco Industries, Inc. | Computerized stitching including embroidering |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838592A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | ジューキ株式会社 | ミシンの上糸供給装置 |
JPS59192392A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-31 | ジューキ株式会社 | ミシンの針糸供給装置 |
JPS63277087A (ja) * | 1987-05-09 | 1988-11-15 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの糸繰り出し装置 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP4354891A patent/JPH04282191A/ja active Pending
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