JPH0428011Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428011Y2
JPH0428011Y2 JP1982064258U JP6425882U JPH0428011Y2 JP H0428011 Y2 JPH0428011 Y2 JP H0428011Y2 JP 1982064258 U JP1982064258 U JP 1982064258U JP 6425882 U JP6425882 U JP 6425882U JP H0428011 Y2 JPH0428011 Y2 JP H0428011Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase angle
angle data
phase
function value
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982064258U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58167411U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6425882U priority Critical patent/JPS58167411U/ja
Publication of JPS58167411U publication Critical patent/JPS58167411U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428011Y2 publication Critical patent/JPH0428011Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は可変磁気抵抗方式による位相シフト
型位置検出装置における測定方式の改良に関す
る。
特願昭55−147425号明細書あるいは実願昭56−
22075号明細書においては、基準交流信号を検出
対象位置に応じて位相シフトした出力を生じる可
変磁気抵抗方式による位置検出装置が示されてい
る。このような先行出願に示された位置検出装置
においては、基準信号と出力信号との位相ずれを
測定するためのサンプリング周期は基準信号の1
周期を限度としており、それよりも速くすること
はできなかつた。すなわち、このような位相シフ
ト型位置検出装置においては、第1図aに示すよ
うな基準交流信号sinωtを検出対象位置に応じた
位相角θだけ位相シフトした出力信号sin(ωt−
θ)が同図bに示すように得られ、基準信号
sinωtの0位相時をスタート時点とするデイジタ
ルカウント値もしくはアナログ積分値を出力信号
sin(ωt−θ)の0位相時でサンプリングすること
により位相ずれθを測定するようにしている。従
つて、サンプリング周期は基準信号sinωtの1周
期よりも速くすることはできず、高速応答性に限
界があるという問題点があつた。また、基準交流
信号を常時印加していなければならないため、そ
の分電力が消費され、経済的ではなかつた。
また、上位のシーケンサやコンピユータなどに
よつて、それら上位装置本来の位置決め制御機能
等に加えて、センサ部のための交流信号発生及び
位置データサンプリングまで制御しようとする場
合においては、上位装置の側で、交流信号を発生
する処理を定期的に常に行ない、かつ本来の位置
決め制御等にとつて位置データが現在必要か否か
に関わらず周期的にサンプリング処理をしなけれ
ばならないことになるので、上位装置の処理動作
にとつて負担となり、プログラムステツプ数が増
したり、動作速度を上げることを余儀無くする、
などコストを上げる要因となるおそれがあつた。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、
可変磁気抵抗方式による位相シフト型位置検出装
置において、位相ずれ測定の際のサンプリング間
隔をできるだけ短くすることにより高速応答性を
高めることができるようにすると共に必要なとき
だけ信号を印加して電力を節約し得るようにする
と共に、装置の負担も軽減し得るようにすること
を目的とする。
この目的のために、この考案の位置検出装置
は、ステータ側に1次コイル及び2次コイルが設
けられ、可動体の位置に応じた磁気抵抗変化が生
ぜしめられ、前記1次コイルに交流信号が印加さ
れたとき前記可動体の位置に応じて前記交流信号
を位相シフトした信号を前記2次コイルから出力
することができる位相シフト型検出ヘツド部と、
入力された位相角データに応じてアナログの三角
関数値を発生し、この三角関数値を前記検出ヘツ
ド部の1次コイルに印加する関数発生手段と、こ
の印加に応じて前記検出ヘツド部から得られる出
力信号のレベルが所定基準レベルに一致するか否
かを検出する比較手段と、測定命令が与えられた
とき、任意の位相角データを瞬時的に発生して前
記関数発生手段に入力し、かつ前記比較手段によ
つて一致が検出されるまで前記位相角データの値
を順次変更するシーケンス手段と、前記比較手段
によつて一致が検出されたときに前記シーケンス
手段から発生された位相角データをラツチし、位
置検出データとして出力するラツチ手段とを具
え、前記シーケンス手段では前記比較手段によつ
て一致が検出された後は前記位相角データの発生
を中止するようにしたことを特徴とするものであ
る。
この考案によれば、測定命令が与えられたと
き、任意の位相角データを瞬時的に発生して関数
発生手段に入力し、かつ比較手段によつて一致が
検出されるまで前記位相角データの値を順次変更
するものであり、かつ、比較手段によつて一致が
検出された後は前記位相角データの発生を中止す
るものである。すなわち、三角関数値を発生する
ための位相角データは、周期的に常時発生される
のではなく、測定命令が与えられたとき、比較手
段によつて一致が検出されるまでの間だけ順次発
生され、比較手段によつて一致が発生された後は
発生が中止される。
従つて、1次コイルは常時励磁されているので
はなく、測定命令が与えられたとき瞬時的に励磁
されるのであり、測定のサンプリング周期が基準
交流信号の1周期に制限されるというようなこと
が全くなく、高速応答性を高めることができる。
また、常時励磁していないため、電力消費を極め
て小さくすることができると共に、装置の負担も
軽減することがきる。
以下添付図面にもとづきこの考案の一実施例を
詳細に説明しよう。
第2図において、可変磁気抵抗方式による位相
シフト型位置検出ヘツド部10は、正弦信号
sinθ′の入力端子と余弦信号cosθ′の入力端子とを
有し、出力端子からは検出対象位置に応じて入力
信号を位相シフトした信号sin(θ′−θ)を出力す
るものである。そのような検出ヘツド部10の一
例を回転型のものについて示せば、第3図のよう
なものがある。第3図の検出ヘツド部10は、複
数の極A,B,C,Dが円周方向に所定間隔(一
例として90度)で設けられたステータ11と、各
極A〜Dによつて囲まれたステータ空間内に挿入
されたロータ(可動鉄心)12とを具えている。
ロータ12は、回転角度に応じて各極A〜Dのリ
ラクタンスを変化させる形状を成しており、一例
として偏心円筒形である。ステータ11の各極A
〜Dには1次コイル1A〜1D及び2次コイル2
A〜2Dが夫々巻回されている。半径方向で対向
する2つの極AとCは差動的に動作するようにコ
イルが巻かれ、かつ差動的なリラクタンス変化が
生じるようになつている。もう一方の極B,Dの
対も同様である。一方の極対A,Cの1次コイル
1A,1Cは正弦信号sinθ′で励磁され、他方の
極対B,Dの1次コイル1B,1Dは余弦信号に
よつて励磁される。その結果、2次コイル2A〜
2Dの合成出力Yとして、基準信号sinθ′t(または
cosωt)をロータ12の回転角度θに応じた角度
だけ位相シフトした信号Y=sin(θ′−θ)が得ら
れるようにすることができる。
第2図において、シーケンサー13は位相角
θ′を示すデイジタルデータFを出力するものであ
り、ライン14から与えられる信号に制御されて
この位相角データθ′がステツプ状に増加もしくは
減少される。三角関数発生回路15は、シーケン
サー13から与えられる位相角θ′に対応する正弦
関数値sinθ′及び余弦関数値cosθ′をアナログで発
生するものであり、例えば抵抗分圧回路等によつ
て構成したアナログメモリを用いることができ
る。この発生回路15から発生された正弦関数値
sinθ′と余弦関数値cosθ′は検出ヘツド部10の正
弦信号入力端子及び余弦信号入力端子に夫々印加
される。その結果、検出ヘツド部10からは、入
力信号の位相角ωt=θ′に対応するレベルをもつ出
力信号Y=sin(θ′−θ)が回転角度(検出対象位
置)θに応じて得られる。
検出ヘツド部10の出力信号Yはアナログコン
パータ16に与えられる。コンパレータ16には
基準電圧Vrefとして0ボルトが与えられており、
出力信号YのレベルがVref=0に一致したとき
信号“1”を出力し、それ以外のとき信号“0”
を出力する。このコンパレータ16の出力信号は
ライン14を介してシーケンサー13に入力さ
れ、このライン14の信号“1”に応じてシーケ
ンサー13からラツチ回路17の制御入力にラツ
チパルスが与えられる。ラツチ回路17はコンパ
レータ16の出力信号が“1”のとき、すなわち
検出ヘツド部10の出力信号Yのレベルが0のと
き、シーケンサー13から出力されている位相角
データθ′をラツチする。このときY=sin(θ′−θ

=0であるため、θ′=θであり、ラツチ回路17
にラツチされた位相角θ′のデータは検出対象位置
に対応する位相角θに等しい。従つてラツチ回路
17に位置検出データD〓がラツチされることに
なる。
シーケンサー13は測定命令パルスODRが与
えられたときに動作開始し、或る1つの位相角デ
ータθ′を所定の短時間幅(例えばシステムクロツ
クパルスの1乃至数周期分のような短い時間)で
出力する。これに対応して、瞬時的に正弦関数値
sinθ′及び余弦関数値cosθ′が検出ヘツド部10に
印加される。この印加に対応して得られる出力信
号Yのレベルが0でない場合、つまりθ′≠θのと
き、コンパレータ16からライン14に与えられ
る信号は“0”であり、シーケンサー13はこの
ライン14の信号“0”に応じて位相角θ′を1ス
テツプ増加(または減少)する。こうして、θ′が
θに一致するまでθ′を順次増加(または減少)
し、θ′=θのとき、コンパレータ16の出力信号
が“1”となる。シーケンサー13はライン14
の信号“1”に応じてラツチ回路17にラツチパ
ルスを与える。尚、その際、測定命令パルス
ODRにもとづきシーケンサー13がステツプ動
作を行なつている最中であることを条件にラツチ
パルスを与えるようにするとよい。また、シーケ
ンスサー13は、ライン14の信号“1”にもと
づきラツチ回路17にラツチパルスを与えた後は
ステツプ動作を休止する。ステツプ動作休止中は
関数発生回路15の動作を禁止し、関数値
sinθ′及びcosθ′を共に0にしておくのが消費電力
節約の点で好ましい。
再び測定命令パルスODRが与えられたとき、
関数発生回路15の動作禁止を解除し、シーケン
サー13は前回のステツプに対応する位相角θ′か
らもしくはそれよりもいくつか前の位相角に戻つ
て上述と同様の動作を開始するようにするとよ
い。そのようにすれば、極めて素速くθ′=θに到
達させることができる。しかし、これに限らず、
0位相に対応する位相角θ′から動作を開始するよ
うにしてもよい。このようにしても、θ′=θに到
達する時間はsinωtの1周期よりも早い(尚、そ
の場合はθ′の1ステツプ速度はωに対応している
ものと仮定する)。
尚、検出ヘツド部10は回転型に限らず、実願
昭56−22075号明細書に示されたような直線型の
ものを用いてもよい。また、コンパレータ16の
基準電圧Vrefは0以外の所定位相角に対応する
レベルでもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、位相シ
フト型位置検出装置において、基準交流信号を常
時印加する必要がなく、所望の測定時にのみ瞬時
値を印加すればよいので消費電力を節約すること
ができる。また、測定サイクルは基準交流信号の
1周期に限定されず、それよりも速くすることが
できるので応答性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は位相シフト型位置検出装置の測定原理
を示す波形図で、aは基準交流信号を示し、bは
出力信号を示すもの、第2図はこの考案の一実施
例を示すブロツク図、第3図は第2図における位
相シフト型検出ヘツド部の一例を概略的に示す平
面図である。 10……可変磁気抵抗方式による位相シフト型
検出ヘツド部、11……ステータ、12……ロー
タ(可動鉄心)、1A〜1D……1次コイル、2
A〜2D……2次コイル、A〜D……極、13…
…シーケンサー、15……三角関数発生回路、1
6……アナログコンパレータ、17……ラツチ回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ステータ側に1次コイル及び2次コイルが設
    けられ、可動体の位置に応じた磁気抵抗変化が
    生ぜしめられ、前記1次コイルに交流信号が印
    加されたとき前記可動体の位置に応じて前記交
    流信号を位相シフトした信号を前記2次コイル
    から出力することができる位相シフト型検出ヘ
    ツド部と、 入力された位相角データに応じてアナログの
    三角関数値を発生し、この三角関数値を前記検
    出ヘツド部の1次コイルに印加する関数発生手
    段と、 この印加に応じて前記検出ヘツド部から得ら
    れる出力信号のレベルが所定基準レベルに一致
    するか否かを検出する比較手段と、 測定命令が与えられたとき、任意の位相角デ
    ータを瞬時的に発生して前記関数発生手段に入
    力し、かつ前記比較手段によつて一致が検出さ
    れるまで前記位相角データの値を順次変更する
    シーケンス手段と、 前記比較手段によつて一致が検出されたとき
    に前記シーケンス手段から発生された位相角デ
    ータをラツチし、位置検出データとして出力す
    るラツチ手段と を具え、前記シーケンス手段では前記比較手段
    によつて一致が検出された後は前記位相角デー
    タの発生を中止するようにしたことを特徴とす
    る位相シフト型位置検出装置。 2 前記位相シフト型検出ヘツド部は、位相が90
    度ずれた2つの交流信号を夫々入力するための
    端子を含み、前記関数発生手段は、入力された
    位相角データに応じて正弦関数値と余弦関数値
    を夫々発生し、前記検出ヘツド部の2つの入力
    端子に夫々印加するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の位相シフト型位置検出装
    置。
JP6425882U 1982-05-01 1982-05-01 位相シフト型位置検出装置 Granted JPS58167411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6425882U JPS58167411U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 位相シフト型位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6425882U JPS58167411U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 位相シフト型位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167411U JPS58167411U (ja) 1983-11-08
JPH0428011Y2 true JPH0428011Y2 (ja) 1992-07-07

Family

ID=30074298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6425882U Granted JPS58167411U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 位相シフト型位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58167411U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4699544B2 (ja) * 1999-03-15 2011-06-15 株式会社アミテック 回転型位置検出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4984673A (ja) * 1972-12-20 1974-08-14
JPS5770406A (en) * 1980-10-21 1982-04-30 S G:Kk Rotating angle detecting apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4984673A (ja) * 1972-12-20 1974-08-14
JPS5770406A (en) * 1980-10-21 1982-04-30 S G:Kk Rotating angle detecting apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58167411U (ja) 1983-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06213614A (ja) 位置検出装置
US4795954A (en) Resolver controlling method and apparatus
JPH04169816A (ja) レゾルバ装置
US5225746A (en) Apparatus and method for controlling brushless electric motors
JPH0428011Y2 (ja)
US4034276A (en) Digital signal processor for servo velocity control
Lemarquand et al. Annular magnet position sensor
JPS5979114A (ja) アブソリユ−ト直線位置検出装置
JP4074188B2 (ja) インクリメンタルエンコーダの計数装置
RU2207578C2 (ru) Способ определения эдс ротора синхронных и тока ротора асинхронных электродвигателей (его варианты)
JPH063443Y2 (ja) オープンループ制御装置
JP2002039795A (ja) レゾルバおよび、レゾルバの断線検出方法
JPH0125287Y2 (ja)
JP4441593B2 (ja) 荷重計
JPH09222336A (ja) 検出器用検波方式とサーボ制御システム
JPH05133764A (ja) 位置検出装置
CN104567942A (zh) 检测装置的数据检测方法以及检测装置
JPH0972707A (ja) 多機能検出装置
JPH067288Y2 (ja) アブソリュート直線位置検出装置
JPH10153274A (ja) 弁開度検出装置
SU633058A1 (ru) Устройство дл контрол электрических машин
JPS6038616A (ja) 位相信号−インクリメンタル信号変換器
JPS645202Y2 (ja)
SU763938A1 (ru) Преобразователь угла поворота вала в код
JPH04248401A (ja) 絶対位置決定用のエンコーダ及びこれを用いたサーボモータ