JPH042778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042778Y2 JPH042778Y2 JP1984163282U JP16328284U JPH042778Y2 JP H042778 Y2 JPH042778 Y2 JP H042778Y2 JP 1984163282 U JP1984163282 U JP 1984163282U JP 16328284 U JP16328284 U JP 16328284U JP H042778 Y2 JPH042778 Y2 JP H042778Y2
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- Japan
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- whetstone
- electric
- base
- resin
- metal
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は電動式の把持部に取付けて砥石を回
転させて被加工物を平面研磨する電動回転砥石に
関するものである。
転させて被加工物を平面研磨する電動回転砥石に
関するものである。
一般に、グラインダー等の電動回転砥石装置に
円盤状の砥石を取付け、その電動回転砥石装置に
より回転させて、被加工物を平面研削、研磨する
ものは公知になつている。
円盤状の砥石を取付け、その電動回転砥石装置に
より回転させて、被加工物を平面研削、研磨する
ものは公知になつている。
この電動式の回転砥石は、第３図に示すように
取付軸７に砥石基台１の孔部を取付けて電動によ
り回転させるようになつており、該回転砥石は樹
脂と砥粒を結合剤で固めて焼結した一層から成る
もので鍔部２を球面状にわん曲させたものであ
る。
取付軸７に砥石基台１の孔部を取付けて電動によ
り回転させるようになつており、該回転砥石は樹
脂と砥粒を結合剤で固めて焼結した一層から成る
もので鍔部２を球面状にわん曲させたものであ
る。
ところが、この電動回転砥石は砥石面の砥粒が
樹脂と共に使用により摩耗し、又砥石が重いの
で、使用中、回転振れを生じて被加工物の仕上げ
面を損い、更に作業者に対し疲労度を増す等の問
題があつた。
樹脂と共に使用により摩耗し、又砥石が重いの
で、使用中、回転振れを生じて被加工物の仕上げ
面を損い、更に作業者に対し疲労度を増す等の問
題があつた。
この考案は上記問題に鑑みてなされたもので、
軽量にして、砥石面の強度を高めて長期使用を達
成し、常に加工面を平滑に仕上げると共に研磨効
率をあげ、而も作業者に対する疲労度を少なくで
きる電動回転砥石を提供することにある。
軽量にして、砥石面の強度を高めて長期使用を達
成し、常に加工面を平滑に仕上げると共に研磨効
率をあげ、而も作業者に対する疲労度を少なくで
きる電動回転砥石を提供することにある。
この考案は上記課題を解決するため、電動によ
り回転する砥石基盤を基台と鍔部によつて形成し
鍔部の下面を砥石面とした回転砥石において、砥
石基盤を樹脂の内層と金属の外層とにより形成
し、鍔部砥石面にダイヤモンド砥粒を電着した電
動回転砥石を構成したものである。
り回転する砥石基盤を基台と鍔部によつて形成し
鍔部の下面を砥石面とした回転砥石において、砥
石基盤を樹脂の内層と金属の外層とにより形成
し、鍔部砥石面にダイヤモンド砥粒を電着した電
動回転砥石を構成したものである。
この考案によれば、砥石基盤が軽くて強靱とな
り且つ砥石面が硬質であるから長期使用を達成す
ると共に回転振れを生ずることがないので被加工
物の研磨面は常に平滑面となり、その上研磨効率
を高め且つ作業者に与える疲労を少なくすること
ができる。
り且つ砥石面が硬質であるから長期使用を達成す
ると共に回転振れを生ずることがないので被加工
物の研磨面は常に平滑面となり、その上研磨効率
を高め且つ作業者に与える疲労を少なくすること
ができる。
この考案に係る実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
電動回転砥石６は電動式の把持部３に取付け、
回転させて使用するもので、この電動回転砥石の
把持部３は電動部４と回転ギヤ部５から構成して
いる。
回転させて使用するもので、この電動回転砥石の
把持部３は電動部４と回転ギヤ部５から構成して
いる。
この電動部４は外形円筒状の把持し易い型に形
成しており、内部には電動モータ等を内蔵してい
る。この電動部４の先端に装着した回転ギヤ部５
は傘歯車やハス歯歯車を内装し、電動部４内の電
動モータ等の回転軸方向を直角方向に変換すると
共に、該電動部４の取付軸７を電動回転砥石６の
中央の孔部１２ａに取付けて電動回転砥石６を回
転可能に支持している。
成しており、内部には電動モータ等を内蔵してい
る。この電動部４の先端に装着した回転ギヤ部５
は傘歯車やハス歯歯車を内装し、電動部４内の電
動モータ等の回転軸方向を直角方向に変換すると
共に、該電動部４の取付軸７を電動回転砥石６の
中央の孔部１２ａに取付けて電動回転砥石６を回
転可能に支持している。
この考案の電動回転砥石６は樹脂の内層１４と
金属の外層１５からなる二層で構成しており、こ
の内層１４は強化プラスチツクス等の樹脂を射出
成形により造形し、基台９および上方に湾曲させ
た鍔部１０を一体に形成して砥石基板８とし、こ
の内層１４に銅やニツケル等の金属をメツキして
外層１５を被覆形成し、外層の周縁部にダイヤモ
ンド砥粒Ｄを電着し砥石面１１を形成する。１３
は除塵および冷却のための小孔である。
金属の外層１５からなる二層で構成しており、こ
の内層１４は強化プラスチツクス等の樹脂を射出
成形により造形し、基台９および上方に湾曲させ
た鍔部１０を一体に形成して砥石基板８とし、こ
の内層１４に銅やニツケル等の金属をメツキして
外層１５を被覆形成し、外層の周縁部にダイヤモ
ンド砥粒Ｄを電着し砥石面１１を形成する。１３
は除塵および冷却のための小孔である。
次に、この電動回転砥石６の作用について説明
する。
する。
電動回転砥石の把持部３における電動部４の始
動により取付軸７が回転し、それに伴つて電動回
転砥石６が回転する。ところで、被加工物を平面
研磨する際には、湾曲に形成した鍔部１０を被加
工物の研磨面に当てて、電動回転砥石６を傾けて
研磨するので研削時に鍔部１０の外周縁の砥石面
１１が被加工物に喰い込むことはない。
動により取付軸７が回転し、それに伴つて電動回
転砥石６が回転する。ところで、被加工物を平面
研磨する際には、湾曲に形成した鍔部１０を被加
工物の研磨面に当てて、電動回転砥石６を傾けて
研磨するので研削時に鍔部１０の外周縁の砥石面
１１が被加工物に喰い込むことはない。
この考案は砥石基盤を内層１４と外層１５から
構成し、内層１４は樹脂を用いて弾性をもたせ、
外層１５には金属を用いているから特に薄肉で軽
量且つ強靱となり、加えて砥石面にダイヤモンド
砥粒を施して硬化させてあるので研磨効率を高め
ることができる。
構成し、内層１４は樹脂を用いて弾性をもたせ、
外層１５には金属を用いているから特に薄肉で軽
量且つ強靱となり、加えて砥石面にダイヤモンド
砥粒を施して硬化させてあるので研磨効率を高め
ることができる。
この考案は以上のように構成したので、次のよ
うな効果がある。
うな効果がある。
砥石基盤は樹脂の内層と金属の外層から成つ
ており、砥石基盤が軽くなつたので、研磨作業
中回転振れを少なくすることができ、研磨作業
が軽便となり、作業者に与える疲労を少なくす
ることができる。
ており、砥石基盤が軽くなつたので、研磨作業
中回転振れを少なくすることができ、研磨作業
が軽便となり、作業者に与える疲労を少なくす
ることができる。
砥石基盤が樹脂の内層と金属の外層から成つ
ていて比重の軽い樹脂を基材として使用し、比
重の重い金属及び砥粒を少量使用したので、全
体として軽量となり、使用中被加工物に回転振
れによる衝撃を少なくすることができ、被加工
物を損傷、破壊するおそれがない。
ていて比重の軽い樹脂を基材として使用し、比
重の重い金属及び砥粒を少量使用したので、全
体として軽量となり、使用中被加工物に回転振
れによる衝撃を少なくすることができ、被加工
物を損傷、破壊するおそれがない。
砥石基盤を樹脂の内層と金属の外層からなる
二層に形成したことにより、研磨中生ずる摩擦
熱は砥粒から金属側に伝わり、金属側で熱を拡
散することができるので、砥石基盤の樹脂が熱
を帯びて熔けるおそれがなくなる。
二層に形成したことにより、研磨中生ずる摩擦
熱は砥粒から金属側に伝わり、金属側で熱を拡
散することができるので、砥石基盤の樹脂が熱
を帯びて熔けるおそれがなくなる。
砥石基盤は樹脂の内層と金属の外層から成つ
ているので、研磨作業中の振動を内層の樹脂が
吸収することになり、その結果、電動回転砥石
が被加工物に衝撃を与える度合が少なくなり、
従つて加工面を平滑に仕上げることができる。
ているので、研磨作業中の振動を内層の樹脂が
吸収することになり、その結果、電動回転砥石
が被加工物に衝撃を与える度合が少なくなり、
従つて加工面を平滑に仕上げることができる。
砥石基盤は樹脂の内層と金属の外層から成つ
ていて、金属の研磨面に砥粒を電着してあるか
ら、樹脂を金属で包む形になり、従つて研磨作
業中、砥石の内部樹脂が摩耗し、その粉塵が飛
散するおそれがない。
ていて、金属の研磨面に砥粒を電着してあるか
ら、樹脂を金属で包む形になり、従つて研磨作
業中、砥石の内部樹脂が摩耗し、その粉塵が飛
散するおそれがない。
砥石基盤の鍔部砥石面にダイヤモンド砥粒を
電着させたので砥石面の砥粒の保持力を強化
し、研磨作業中、砥石面から砥粒が剥離するこ
となく長期使用を達成できる。
電着させたので砥石面の砥粒の保持力を強化
し、研磨作業中、砥石面から砥粒が剥離するこ
となく長期使用を達成できる。
第１図及び第２図はこの考案の実施例を示し、
第１図はこの考案の電動回転砥石を電動式の把持
部に取付けた状態を示す斜視図、第２図はこの考
案の断面図、第３図は従来例の断面図である。 ３……電動式の把持部、６……電動回転砥石、
８……砥石基盤、９……基台、１０……鍔部、１
１……砥石面、Ｄ……ダイヤモンド砥粒、１３…
…小孔、１４……内層、１５……外層。
第１図はこの考案の電動回転砥石を電動式の把持
部に取付けた状態を示す斜視図、第２図はこの考
案の断面図、第３図は従来例の断面図である。 ３……電動式の把持部、６……電動回転砥石、
８……砥石基盤、９……基台、１０……鍔部、１
１……砥石面、Ｄ……ダイヤモンド砥粒、１３…
…小孔、１４……内層、１５……外層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電動により回転する砥石基盤を基台と鍔部によ
つて形成し鍔部の下面を砥石面とした回転砥石に
おいて、 砥石基盤を樹脂の内層と金属の外層とにより形
成し、鍔部砥石面にダイヤモンド砥粒を電着した
ことを特徴とする電動回転砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163282U JPH042778Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163282U JPH042778Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6178567U JPS6178567U (ja) | 1986-05-26 |
| JPH042778Y2 true JPH042778Y2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=30721140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984163282U Expired JPH042778Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042778Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001076821A1 (fr) | 2000-04-05 | 2001-10-18 | Sankyo Diamond Industrial Co., Ltd. | Meule |
| JP2006026763A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Murata Mach Ltd | グラインダーディスク |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6228378Y2 (ja) * | 1978-11-16 | 1987-07-21 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP1984163282U patent/JPH042778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6178567U (ja) | 1986-05-26 |
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