JPH023429Y2 - - Google Patents

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JPH023429Y2
JPH023429Y2 JP1986033596U JP3359686U JPH023429Y2 JP H023429 Y2 JPH023429 Y2 JP H023429Y2 JP 1986033596 U JP1986033596 U JP 1986033596U JP 3359686 U JP3359686 U JP 3359686U JP H023429 Y2 JPH023429 Y2 JP H023429Y2
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JP
Japan
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polishing
base body
base
tooth
polished
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JP1986033596U
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JPS62144112U (ja
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被研磨物を研磨する際に用いられる
研磨体の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の研磨体としては、例えばヤス
リ、サンドペーパ、サンドクロス、砥石、特公昭
60−17648号公報に開示された金属製研磨体等が
知られている。
ところが、この様なものは、透明でないと共
に、被研磨物の研磨箇所に当がつて研磨するもの
であるので、そのままでは研磨箇所を目視する事
ができず、逐一研磨箇所から遠ざけねばならなか
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
逐一研磨箇所から遠ざける事なく研磨箇所を目視
できる様にした研磨体を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の研磨体は、外周に行くに従がい漸次裏
側へ傾斜する傾斜壁を備えた金属板製の母体と、
母体の表側に多数突設した歯体と、母体の一部に
複数穿設した窓孔とから成る研磨体に於て、前記
各窓孔は、うず巻線上にあると共に、母体の回転
に依り各残像が一部づつ重複して連なる様にした
事に特徴が存する。
(作用) 被研磨物の研磨箇所に多数の歯体を当がつて相
対移動させると、研磨箇所が研磨される。
相対移動を停止したり或は相対移動を速める
と、窓孔を介して研磨箇所を母体の裏側から目視
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る研磨体を示す
略式表面図、第2図は、その縦断面図。第3図
は、歯体部分の拡大斜視図。第4図は、歯体部分
の拡大縦断面図である。
研磨体1は、母体2、歯体3、窓孔4とからそ
の主要部が構成されている。
母体2は、外周に行くに従がい漸次裏側へ傾斜
する傾斜壁5を備えた金属板製のものである。
この例では、回転工具とする為、傾斜壁5を環
状にして居り、その内周から漸次裏側へ傾斜する
環状の連結壁6が連続すると共に、連結壁6の内
周から平坦円状の中央壁7が連続し、中央壁7の
中心には取付用の貫孔8が穿設されている。
つまり、母体2は、中央部分が裏側へ突出した
丸皿状を呈している。
而して、母体2の板厚は約0.5mm、母体2の外
径は約100mm、母体2の全厚は約5mm、貫孔8の
直径は約16mmにしてある。
歯体3は、母体2の表側に多数突設したもので
ある。
この例では、母体2に貫通して形成した穴(四
角穴)9と、これの周囲の略等角度位置(90度位
置)から母体2の表側に向けてこれに一体的に直
角を越えて(略135度)折曲げ突出した嘴状を呈
する複数(四つ)の歯素子10とから成つて居
り、この様なものを母体2の傾斜壁5と連結壁6
の一部とに多数形成している。
而して、歯体3の四角穴9の一辺長さは約1.1
mm、各歯素子10の高さは約0.9mm、対向する歯
素子10の先端間距離は約2mmにしてある。
窓孔4は、母体2の一部に穿設したものであ
る。
この例では、等角度毎(45度毎)に且つ母体2
の中心からの距離が順次異なる様に複数(8個)
のものが穿設してある。
つまり、各窓孔4は、うず巻線上にあると共
に、母体2の回転に依り各残像が一部づつ重複し
て連なつたものになる様にしている。
而して窓孔4の直径は、約8mmにしてある。
尚、この様な研磨体1は、例えば約0.5mmの鋼
板を出発材料として、先ず、針状雄型とこれに適
合する雌型から成るプレス型に依り歯体3を形成
し、次いで別のプレス型に依り母体2の成形、母
体2の外形打抜き、貫孔8と窓孔4の打抜きを行
なえば製造できる。母体2の成形等を行なう場合
は、歯体3が当合する側の型にゴム等の弾性体を
用いてその損傷を防ぐ様にする。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
電動ハンドグラインダ20の主軸21を回転さ
せて研磨体1を回転させた後、被研磨物の研磨箇
所に多数の歯体3を当がうと、研磨箇所が研磨さ
れる。
とりわけ、母体2は、外周に行くに従がい漸次
裏側へ傾斜していると共に、多数の歯体3がこれ
に沿つて設けられているので、良好な研磨が行な
える。
研磨体1が回転していると、各窓孔4の残像が
一部づつ重複して連なつたものになり、これらを
介して裏側から研磨箇所を目視する事ができる。
勿論、研磨体1の回転を停止しても、各窓孔4
を介して研磨箇所を目視する事ができる。
従つて、研磨箇所から研磨体1を逐一遠ざける
事なく研磨箇所の状況を把握できる。
研磨に依り発生した研磨屑は、研磨体1の表面
に沿つて排出されると共に、各窓孔4を介しても
排出される。
窓孔4が存するので、ここを大気が流通し、研
磨体1が冷却される。
尚、母体2は、先の実施例では、傾斜壁5、連
結壁6、中央壁7を備えたものであつたが、これ
に限らず、例えば連結壁6を省略して傾斜壁5の
内周に平坦状の中央壁7を連続させたものであつ
ても良い。
母体2は、先の実施例では、連結壁6、中央壁
7、貫孔8に依り所謂取付部分を形成したが、こ
れに限らず、例えば母体2の裏側に適宜の取付部
分を形成しても良い。
歯体3は、先の実施例では、穴9と歯素子10
から成るものであつたが、これに限らず、例えば
特公昭60−17648号公報に開示された母体2と一
体的なきのこ状の歯体や、この様なものに於て頂
面を粗面にしない歯体や、サンドペーパ並びにサ
ンドクロスの様に研磨粒とこれを母体2(金属板
製)に接着する接着剤とから成る歯体であつても
良い。
研磨体1は、先の実施例では、何ら熱処理を施
していないが、これに限らず、例えば表層部分の
みや全体を焼入れして硬質層を形成したり、或は
この様な硬質層の表面を合成樹脂に依り被覆して
コーテイング層を形成しても良い。研磨の際、被
研磨物に接合するコーテイング層は除去される。
(考案の効果) 以上既述した如く本考案に依れば、次の様な優
れた効果を奏する事ができる。
(1) 母体、歯体、窓孔とで構成し、とりわけ窓孔
を設けたので、逐一研磨箇所から遠ざける事な
く研磨箇所を目視できる。
(2) 窓孔を設けたので、研磨屑が母体の裏側へも
排出され、目詰りを防止できる。
(3) 窓孔を設けたので、母体の表裏に亘つて大気
が流通し、冷却効果が向上する。
(4) 窓孔を設けたので、それだけ軽量になる。
(5) 母体には外周に行くに従がい漸次裏側へ傾斜
する傾斜壁を備えているので、この傾斜壁に設
けられた歯体に依り被研磨物を良好に研磨でき
る。
つまり、平板状の母体に歯体を突設したもの
に於ては、その外周部分が被研磨物に引掛つた
りして研磨し難いが、この様な事がなくなる。
(6) 複数の窓孔をうず巻線上に配して母体の回転
に依り各残像が一部づつ重複して連なる様にし
たので、窓孔の数を極力少なくできると共に、
それでいて広範囲に亘つて研磨箇所を目視でき
る。
(7) 窓孔の数を極力少なくできるので、母体の強
度の低下や歯体の数の減少を極力抑える事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る研磨体を示す
略式表面図。第2図は、その縦断面図。第3図
は、歯体部分の拡大斜視図。第4図は、歯体部分
の拡大縦断面図である。 1……研磨体、2……母体、3……歯体、4…
…窓孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に行くに従がい漸次裏側へ傾斜する傾斜壁
    を備えた金属板製の母体と、母体の表側に多数突
    設した歯体と、母体の一部に複数穿設した窓孔と
    から成る研磨体に於て、前記各窓孔は、うず巻線
    上にあると共に、母体の回転に依り各残像が一部
    づつ重複して連なる様にした事を特徴とする研磨
    体。
JP1986033596U 1986-03-07 1986-03-07 Expired JPH023429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986033596U JPH023429Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JP1986033596U JPH023429Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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Publication Number Publication Date
JPS62144112U JPS62144112U (ja) 1987-09-11
JPH023429Y2 true JPH023429Y2 (ja) 1990-01-26

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ID=30841349

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DE10218196B4 (de) * 2002-04-24 2017-06-29 Robert Bosch Gmbh Einsatzwerkzeug und Schnellspannsystem mit einer rotierend antreibbaren, schweibenförmigen Nabe
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JPS5038074U (ja) * 1973-08-04 1975-04-19
JPS5336791B2 (ja) * 1972-02-11 1978-10-04

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