JPH04277242A - 電波障害対策を施した電磁波シールド壁 - Google Patents
電波障害対策を施した電磁波シールド壁Info
- Publication number
- JPH04277242A JPH04277242A JP4024291A JP4024291A JPH04277242A JP H04277242 A JPH04277242 A JP H04277242A JP 4024291 A JP4024291 A JP 4024291A JP 4024291 A JP4024291 A JP 4024291A JP H04277242 A JPH04277242 A JP H04277242A
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- JP
- Japan
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- radio wave
- absorbing material
- electromagnetic wave
- reinforced concrete
- shielding wall
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高層ビル等において
外来電波の壁面での反射波を減衰させるための電波障害
対策を施した電磁波シールド壁に関する。
外来電波の壁面での反射波を減衰させるための電波障害
対策を施した電磁波シールド壁に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複合電子交換機やコンピュータ等
の情報通信設備を共同利用してビル内部や外部との情報
通信が行われ、このようなマイクロエレクトロニクス化
の進展に伴い、電磁波ノイズの影響を受けるケースが増
大している。従来、この問題を解決するために、コンク
リート壁内に鉄、アルミ等の電波反射材を設けた電磁波
シールド壁が知られている(例えば、特開昭55−49
797号公報、特開昭55−13600号公報、特開昭
56−15831号公報等)。
の情報通信設備を共同利用してビル内部や外部との情報
通信が行われ、このようなマイクロエレクトロニクス化
の進展に伴い、電磁波ノイズの影響を受けるケースが増
大している。従来、この問題を解決するために、コンク
リート壁内に鉄、アルミ等の電波反射材を設けた電磁波
シールド壁が知られている(例えば、特開昭55−49
797号公報、特開昭55−13600号公報、特開昭
56−15831号公報等)。
【0003】一方、都市部のビルの超高層化が進むにつ
れてテレビ電波、無線通信用の電波による電波障害が発
生し、例えば、テレビ画面が二重、三重に映るゴースト
現象が生じたり、パソコンの動作が突然狂ったり、正確
な情報伝達を阻害するという問題があるが、その原因は
、建物外部での電波の反射による障害である。このよう
な反射波の障害対策としては、CATV等の有線方式で
は抜本的な解決策とはなりえないため、ビルの外壁に電
波吸収材を貼り付ける方式が数多く提案されている(例
えば、特開昭55−64114号公報、特開昭56−3
912号公報、特開昭59−4696号公報等)。
れてテレビ電波、無線通信用の電波による電波障害が発
生し、例えば、テレビ画面が二重、三重に映るゴースト
現象が生じたり、パソコンの動作が突然狂ったり、正確
な情報伝達を阻害するという問題があるが、その原因は
、建物外部での電波の反射による障害である。このよう
な反射波の障害対策としては、CATV等の有線方式で
は抜本的な解決策とはなりえないため、ビルの外壁に電
波吸収材を貼り付ける方式が数多く提案されている(例
えば、特開昭55−64114号公報、特開昭56−3
912号公報、特開昭59−4696号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電磁波
シールド壁は、ビル内への電波の侵入を防ぐことはでき
るが、ビルの壁面反射による電波障害をなくすことはで
きないという問題を有している。また、上記電波吸収材
の吸収性能は、周波数範囲が一般にはVHF帯であるた
め、電磁シールド壁に要求される数GHZまでの周波数
範囲には適用できない。
シールド壁は、ビル内への電波の侵入を防ぐことはでき
るが、ビルの壁面反射による電波障害をなくすことはで
きないという問題を有している。また、上記電波吸収材
の吸収性能は、周波数範囲が一般にはVHF帯であるた
め、電磁シールド壁に要求される数GHZまでの周波数
範囲には適用できない。
【0005】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、電波吸収材を利用して電波障害対策を施した電磁波
シールド壁を低コストで提供することを目的とする。
て、電波吸収材を利用して電波障害対策を施した電磁波
シールド壁を低コストで提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の電波
障害対策を施した電磁波シールド壁は、鉄筋コンクリー
ト壁2と、鉄筋コンクリート壁2の内側に形成される電
波反射材3と、鉄筋コンクリート壁2の外側に形成され
る電波吸収材4とを備えることを特徴とする。なお、上
記構成に付加した番号は、理解を容易にするために図面
と対比させるためのもので、これにより本発明の構成が
何ら限定されるものではない。
障害対策を施した電磁波シールド壁は、鉄筋コンクリー
ト壁2と、鉄筋コンクリート壁2の内側に形成される電
波反射材3と、鉄筋コンクリート壁2の外側に形成され
る電波吸収材4とを備えることを特徴とする。なお、上
記構成に付加した番号は、理解を容易にするために図面
と対比させるためのもので、これにより本発明の構成が
何ら限定されるものではない。
【0007】
【作用】本発明においては、電波吸収材4は、電波到来
方向Aに対して電波反射方向Bへの反射電波を減衰させ
るもので、電波吸収材4を設ける分だけ電波反射材3の
仕様を低コストのものにすることができる。
方向Aに対して電波反射方向Bへの反射電波を減衰させ
るもので、電波吸収材4を設ける分だけ電波反射材3の
仕様を低コストのものにすることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は本発明の電波障害対策を施した電磁波シー
ルド壁の1実施例を示す断面図である。電磁波シールド
壁1は、鉄筋コンクリート壁2と、鉄筋コンクリート壁
2の内側に形成される電波反射材3と、鉄筋コンクリー
ト壁2の外側に形成される電波吸収材4と、電波吸収材
4の外側に形成される仕上げ材5とから構成される。
する。図1は本発明の電波障害対策を施した電磁波シー
ルド壁の1実施例を示す断面図である。電磁波シールド
壁1は、鉄筋コンクリート壁2と、鉄筋コンクリート壁
2の内側に形成される電波反射材3と、鉄筋コンクリー
ト壁2の外側に形成される電波吸収材4と、電波吸収材
4の外側に形成される仕上げ材5とから構成される。
【0009】本発明の電磁波シールド壁1は、電波反射
材3として、鉄、アルミ製の格子状部材、ハニカム状部
材、メッシュ状部材等の電磁波遮蔽材を用い、電波吸収
材4としてフェライト(MO・Fe2O3:Mは二価の
金属イオン)等を用いる。電波吸収材4は、電波到来方
向Aに対して電波反射方向Bへの反射電波を減衰させる
ものである。本発明においては、電波吸収材4を設ける
分だけ従来のようにコンクリート壁内に電波反射材を設
ける必要がなく、電波反射材3の仕様を低コストのもの
にすることができる。
材3として、鉄、アルミ製の格子状部材、ハニカム状部
材、メッシュ状部材等の電磁波遮蔽材を用い、電波吸収
材4としてフェライト(MO・Fe2O3:Mは二価の
金属イオン)等を用いる。電波吸収材4は、電波到来方
向Aに対して電波反射方向Bへの反射電波を減衰させる
ものである。本発明においては、電波吸収材4を設ける
分だけ従来のようにコンクリート壁内に電波反射材を設
ける必要がなく、電波反射材3の仕様を低コストのもの
にすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、反
射障害を起こさない電磁シールドビルを建てることがで
き、従来の電磁シールドビルの欠点を補うことができる
。
射障害を起こさない電磁シールドビルを建てることがで
き、従来の電磁シールドビルの欠点を補うことができる
。
【0011】また、電波吸収材を用いることにより逆に
電磁波シールドの仕様を落とすことができるため、電波
障害対策を施した電磁波シールド壁を低コストで提供す
ることができる。
電磁波シールドの仕様を落とすことができるため、電波
障害対策を施した電磁波シールド壁を低コストで提供す
ることができる。
【図1】本発明の電波障害対策を施した電磁波シールド
壁の1実施例を示す断面図
壁の1実施例を示す断面図
1…電磁波シールド壁、2…鉄筋コンクリート壁、3…
電波反射材、4…電波吸収材、5…仕上げ材。
電波反射材、4…電波吸収材、5…仕上げ材。
Claims (1)
- 【請求項1】鉄筋コンクリート壁と、該鉄筋コンクリー
ト壁の内側に形成される電波反射材と、前記鉄筋コンク
リート壁の外側に形成される電波吸収材とを備えること
を特徴とする電波障害対策を施した電磁波シールド壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024291A JPH04277242A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 電波障害対策を施した電磁波シールド壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024291A JPH04277242A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 電波障害対策を施した電磁波シールド壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04277242A true JPH04277242A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=12575248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4024291A Pending JPH04277242A (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 電波障害対策を施した電磁波シールド壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04277242A (ja) |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP4024291A patent/JPH04277242A/ja active Pending
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