JPH01135139A - 電波暗室 - Google Patents

電波暗室

Info

Publication number
JPH01135139A
JPH01135139A JP62291971A JP29197187A JPH01135139A JP H01135139 A JPH01135139 A JP H01135139A JP 62291971 A JP62291971 A JP 62291971A JP 29197187 A JP29197187 A JP 29197187A JP H01135139 A JPH01135139 A JP H01135139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
anechoic chamber
tiles
wave absorbing
ferrite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62291971A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishino
石野 健
Taro Miura
太郎 三浦
Masashi Katsumata
正史 勝俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP62291971A priority Critical patent/JPH01135139A/ja
Publication of JPH01135139A publication Critical patent/JPH01135139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電波暗室に関し、特に広い周波数にわたって屋
外と同等の電波吸収特性を与え、しかも小型化が可能な
電波暗室に関する。
(従来の技術) 電子機器から放射される妨害電波を評価するために、閉
じた部屋の内面に電波吸収体を設けた電波暗室が使用さ
れている。従来の電波暗室では所望の電波吸収特性を得
るために、長さが45cm〜2.5mの電波吸収体が使
用されている。この電波吸収体を用いた電波暗室では周
波数がかなり高くなっても吸収性能が劣えないようにな
っている。ところが、長さが45C[l〜2.5mの電
波吸収体を用いて電波暗室を構成すると、中に必要な試
験空間を作るのに非常に大型となり、また値段も高いも
のになってしまう。例えば、長さが45cmの電波吸収
体を用いたものでは、長さ7[[l、幅6m、高さ5.
2mのものが現在一番手さい電波暗室として知られてい
る。又、長さが2.5mの電波吸収体を用いたものでは
、長さ14m、幅11[I+、高さ8.5mのものとな
る。
ところが、雑音評価という観点からすれば30M1−1
z 〜1(100M11zの間で一10dBの反射減衰
量が得られれば良いので、材質の改良を施し広帯域化を
行って電波暗室を小型化することのできるフェライトタ
イル電波吸収体が提案され、実用に供されている。第4
図はそのフェライトタイル電波吸収体(厚さ8mm)の
電波吸収特性を従前のものと比較して示したもので、実
線が改良型の特性、点線が従前型の特性である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のフェライトタイル電波吸収体を用
いた電波暗室では次のような欠点があった。
第4図かられかるように、従来のフェライトタイル電波
吸収体では、30MHzから700ないし800M)I
z位までは一10dBの反射減衰量は得られるものの、
反射減衰量が一20dBすなわち反射率が1%以下にな
る帯域は50MHzから高々400MH7までしかなく
、高性能化の進んでいる電子機器の雑音評価のためには
不充分で、さらにこの帯域を拡張することが望まれてい
た。
本発明はこのような従来技術の問題点を鑑みてなされた
ものであって、小型でしかも広い周波数にわたって良好
な吸収特性を有する電波暗室を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電波暗室は、前記従来技術の問題点を解決する
ため、正方形又は長方形に成形した電波吸収中心周波数
の異る2種類のフェライトタイルの双方を市松格子状に
貼り合わせて構成された電波吸収体を、少なくとも壁面
と天井面に設けたことを特徴とする。
(作用) 2種類のフェライトタイルは電波吸収中心周波数が異る
ため異なる周波数帯域をカバーするので、これらを市松
格子状に配置してなる電波吸収体は全体として広い帯域
にわたって良好な吸収特性を呈するように作用する。又
、市松格子状の配置は、入射電波の磁場の方向による吸
収性能の変化をなくするように働く。
さらに、フェライトタイルを使用しているので、小型の
電波暗室が構成できるようになる。
したがって、前記従来技術の問題点が解決される。
(実施例) 以下本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の電波暗室の壁面、天井等にも
うけられる電波吸収体の配置構成を示すもので、この電
波吸収体1は、正方形又は長方形に成形された第1のタ
イプのフェライトタイル2と同しく正方形又は長方形に
成形された第2のタイプのフェライトタイル3とを図示
の如く市松格子状に配置して構成したものである。市松
格子状配置としたのは、横長或いは縦長に1枚おきに各
タイプのタイルを貼ると入射電波の磁場の向きにより吸
収性能が変わってくるので、これを防止するためである
。これらフェライトタイル2,3はともにNi−Zn系
フェライトで構成され、NiとZnの比率を変えること
により電波吸収中心周波数を異ならせている。フェライ
トタイル2,3の寸法は、例えば、−辺が、6c+++
の正方形で、厚みはフェライトタイル2が8.5mm 
、フェライトタイル3が7.5[[1111となってい
る。この厚さの違いは、フェライトタイルの電波吸収中
心周波数が厚さに依存することに起因している。
上記のように構成された電波吸収体は、少なくとも電波
暗室の壁面、天井に貼り付けられる。ここで注意するこ
とは、電波暗室の部屋幅を広くした場合、垂直偏波の信
号を測定するとき特定の周波数で鋭い共振が生ずること
がある。このときの共振周波数fr(M)Iz)と部屋
幅W(m)の間には次の関係がある。
このため部屋幅Wが3m以上となるときは上記共振が発
生しうることになる。この共振の発生は、電波暗室の床
面の壁に近い所に第1図に示す電波吸収体1を敷くこと
により効果的に抑制できることが本発明者の実験により
確められている。したがって、部屋幅が3mより小さい
場合には壁面と天井に電波吸収体1を設け、部屋幅が3
m以上の場合には壁のまわりの床面にも電波吸収体1を
設けるようにするのが良い。通常、電波暗室の床面には
金属板が敷かれ、部屋の中央部には特性が評価される供
試機が設置されるとともに、該供試機と所定間隔をおい
て受信アンテナが配置される。
このため、床面に電波吸収体1を設ける範囲は、金床面
のうち供試機と受信アンテナ間距離士供試機の最大寸法
+2mを長さとしかつ受信アンテナ素子の最大長さ+1
m又は供試機の最大底面寸法+2mのうちの大きい方の
値を幅とする長方形部分を除いた部分とするのが好まし
い。
なお、実際の電波暗室では、吸音効果、照明効果等を考
慮して電波吸収体1の上に白系統の色で高周波的にあま
り影響を及ぼさないガラスm維の内装材を設ける。この
ようにすると、部屋内で作業をする人の居住性が好適と
なる。
本実施例で用いる電波吸収体1の電波吸収特性を第2図
に示す。第2図においてAが本実施例の電波吸収体1、
Bが第1のタイプのフェライト2のみ、Cが第2のタイ
プのフェライト3のみによる特性である。同図かられか
るように本実施例の電波吸収体1によれば一20dBの
反射減衰量が得られる周波数帯域が広くなっている。
本実施例の電波暗室自身の電波吸収特性を試験した結果
を第3図に示す。第3図(a)は周波数300M肚まで
のデータ、第3図(b)は周波数300MHz以上のデ
ータである。この試験は、長さ7m、幅3m、高さ3m
の電波暗室の中に金属板を敷き、はy中央に高さ2mの
送信アンテナを置き、送信アンテナから31Xl離れた
点に受信アンテナを置いて送信アンテナから出た電波が
受信アンテナに伝わっていく際にどのくらい減衰するか
を調べることにより行う。このときの減衰量をサイトア
ッテネーションという。受信アンテナは高さを1m〜2
mの間で変化させ、受信感度の最大値をとるように受信
機を設定した。第3図(a) 、 (b)においてDは
屋外でのサイトアッテネーション、E及びFは屋外での
サイトアッテネーション±4dBのライン、Gは本実施
例のサイトアッテネーションである。
なお、300MHz以下では電波暗室内の場所によって
サイトアッテネーションが変化するので屋外でのサイト
アッデネーションと等価であることを示すために位置を
変えながら測定した5木のデータがGとして表わされて
いる。図から明らかなように本実施例によるサイトアッ
テネーションは屋外てのサイトアッテネーション±4d
Bの幅の中に収まっている。これは−数的なガイドライ
ンにしたかうと、屋外と同じ条件であることを示してい
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、非常に小
型で広い周波数帯域にわたって良好な電波吸収特性を呈
する電波暗室が実現できる。又、フェライトタイルを使
用しているので製作コストが低減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の電波暗室に用いられる電波吸
収体の配置構成を示す図、第2図は第1図の電波吸収体
の電波吸収特性を示す図、第3図は本実施例の電波暗室
の特性試験結果を示す図、第4図は従来のフェライトタ
イル電波吸収体の電波吸収特性を示す図である。 1・・・電波吸収体、 2・・・第1のタイプのフェライトタイル、3・・・第
2のタイプのフェライトタイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正方形又は長方形に成形した電波吸収中心周波数
    の異る2種類のフェライトタイルの双方を市松格子状に
    貼り合わせて構成された電波吸収体を、少なくとも壁面
    と天井面に設けたことを特徴とする電波暗室。
  2. (2)当該電波暗室の床面が金属板で構成され、当該電
    波暗室の部屋幅が3m以上のとき、金属床面のうち、中
    央部に設けられた供試機と受信アンテナ間距離+供試機
    の最大寸法+2mを長さとしかつ受信アンテナ素子の最
    大長さ+1m又は供試機の最大底面寸法+2mのうちの
    大きい方の値を幅とする長方形部分を除く部分に、前記
    電波吸収体を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の電波暗室。
JP62291971A 1987-11-20 1987-11-20 電波暗室 Pending JPH01135139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62291971A JPH01135139A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電波暗室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62291971A JPH01135139A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電波暗室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01135139A true JPH01135139A (ja) 1989-05-26

Family

ID=17775837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62291971A Pending JPH01135139A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電波暗室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01135139A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06104634A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室
JPH06104632A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室
JPH06104633A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06104634A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室
JPH06104632A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室
JPH06104633A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Tdk Corp 電波暗室

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0217515Y2 (ja)
KR970007981B1 (ko) 무선 주파수 무반향실
CN106597129B (zh) 一种微波暗室
JP2651383B2 (ja) 指向性を有するスピーカ装置
US6165601A (en) Electromagnetic-wave absorber
KR0158081B1 (ko) 복합형 광대역 전자파 흡수체
JPH01135139A (ja) 電波暗室
KR101134202B1 (ko) 페라이트 공진기를 구비한 전파무향실
JP4004096B2 (ja) 電波吸収体
JPS6332278B2 (ja)
JP2000196288A (ja) 電磁シ―ルド構造
JP2663409B2 (ja) 積層型電波吸収体
JPH06252583A (ja) 電波遮蔽吸収パネル
JP2942205B2 (ja) 壁面反射低減型の電波暗箱
JP2979898B2 (ja) 電波暗室
JP2000054755A (ja) 電波無反射電磁波シールド窓
JPH0726876Y2 (ja) 電波暗室用電波吸収体
JP4400791B2 (ja) 電波吸収体及び電波暗室
JP2598804B2 (ja) 屋内無線ゾーン構成方式
JP2000286589A (ja) 電波暗室
JP3265647B2 (ja) 電波暗室
JPH07122880A (ja) 電波暗箱
JPH02174199A (ja) 電波暗室
JPH07302992A (ja) 多孔質フェライト電波吸収体
JPH07302993A (ja) 多孔質フェライト電波吸収体