JPH04277198A - 液圧ジャッキ - Google Patents

液圧ジャッキ

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JPH04277198A
JPH04277198A JP5839791A JP5839791A JPH04277198A JP H04277198 A JPH04277198 A JP H04277198A JP 5839791 A JP5839791 A JP 5839791A JP 5839791 A JP5839791 A JP 5839791A JP H04277198 A JPH04277198 A JP H04277198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cylinder
hydraulic jack
ram
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP5839791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Murata
光 村田
Kazumasa Kanematsu
和正 兼松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ジャッキに係り、
特に、タンクをプラスチックス製にしたものにおいて、
その耐久性の向上、液位の確認を容易にしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液圧ジャッキ、例えば、油圧ジャッキは
次のような構成になっている。まず、ベースがあり、こ
のベース上には中空状のタンクが溶接により固定されて
いる。このタンク内には、作動流体としての作動油が充
満されている。タンクの内側には、中空状のシリンダが
配置されていて、このシリンダもベース上に溶接により
固定されている。シリンダ内にはラムが移動可能に収容
配置されている。上記ベースには、各種流路が形成され
ているとともに、ポンプ手段が取付けられており、又、
排出弁等の各種機能部品が取付けられている。
【0003】上記構成において、ポンプ手段を往復動操
作すると、タンク内の作動油が吸引されてシリンダ内で
あってラムの下方に供給される。それによって、ラムが
伸張されて所望のジャッキ機能が発揮される。又、ジャ
ッキ機能を解除する場合には、排出弁を開弁させる。そ
れによって、ラムが自重により降下し、シリンダ内に供
給された作動油がタンク内に戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、従来、タンクは鉄製
であるのが普通であり、これを軽量化を企図してプラス
チックス、例えば、エンジニアリングプラスチックス製
とすることが考えられている。一方、タンクの一部を、
ポンプ手段の回動ヒンジ部の軸受として機能させること
がある。その際、上記したように、タンクをエンジニア
リングプラスチックス製とした場合には、軸受として機
能する部位の耐久性が低いという問題があった。
【0005】又、別の問題として、タンク内の作動油の
液位を確認しにくいという問題があった。これは、タン
クが鉄製であってその内部を外側から見ることができな
いからである。そこで、従来は、液面計を設けるか、或
は作動油の供給用プラグを適当なレベルに取付けて、一
定量以上の作動油を供給すると、その供給用プラグから
こぼれることにより、液位を確認するようにしていた。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、タンクをプラスチック
ス製とした場合に、ポンプ手段の回動ヒンジ部を軸支す
る部分の構造を改良して耐久性を向上させることができ
、又、内部の作動流体の液位を外側から容易に確認でき
る液圧ジャッキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の第1請求項による液圧ジャッキは、作動流体
を収容するタンクと、上記タンク内に配置されたシリン
ダと、上記シリンダ内に移動可能に収容されたラムと、
上記タンクの下部に固定され各種流路が形成されるとと
もに各種機能部品が取付けられたベースと、上記ベース
に取付けられ上記タンク内の作動油を吸引して上記ラム
の下方に供給するポンプ手段と、を具備した液圧ジャッ
キにおいて、上記タンクをプラスチックス製とするとと
もに、そのタンクのポンプ手段の回動ヒンジ部を軸支す
る部位に軸受金具を取付けるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0008】又、第2請求項による液圧ジャッキは、作
動流体を収容するタンクと、上記タンク内に配置された
シリンダと、上記シリンダ内に移動可能に収容されたラ
ムと、上記タンクの下部に固定され各種流路が形成され
るとともに各種機能部品が取付けられたベースと、上記
ベースに取付けられ上記タンク内の作動油を吸引して上
記ラムの下方に供給するポンプ手段と、を具備した液圧
ジャッキにおいて、上記タンクを透明又は半透明のプラ
スチックス製とすることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】まず、第1請求項の場合には、タンクをプラス
チックス製とするとともに、そのタンクのポンプ手段の
回動ヒンジ部を軸支する部位に軸受金具を取付けるよう
にしたものであり、それによって、軸受部の耐久性を向
上させるものである。又、第2請求項の場合には、タン
クを透明又は半透明のプラスチックス製とし、それによ
って、外側から内部の作動流体の液位の確認を可能にし
たものである。
【0010】以下、図1ないし図3を参照して本考案の
一実施例を説明する。まず、中空円筒状であって、エン
ジニアリングプラスチックス製のタンク1があり、この
タンク1内には作動流体としての作動油3が充満されて
いる。タンク1の上端開口部5は、キャップ7により閉
塞されており、又、下端開口部9は、ベース11により
閉塞されている。
【0011】タンク1内には、中空円筒状のシリンダ1
7が配置されていて、このシリンダ17の下端は上記ベ
ース11に固定されている。シリンダ17内にはラム1
9が図中上下方向に移動可能に収容されている。タンク
1とキャップ7との間には、Oリング21が装着されて
おり、キャップ7とラム19との間にはOリング23が
装着されており、又、シリンダ17とラム19との間に
もOリング25が装着されている。
【0012】ベース11は、板体27とこの板体27よ
り薄い別の板体29とを接合した構成になっている。そ
して、上記板体27側に溝を形成し、これを板体29に
より閉塞することにより、所望の流路を構成するように
している。具体的には、図2に示すように、板体27側
に溝31、33、35を形成する。そこに板体29を接
合することにより、吸込流路37、供給流路39、排出
流路41を構成するものである。尚、板体27と29と
を接合する手段としては、加熱溶融溶着、カッパーろー
付け、化学接合、アモルファス金属拡散接合等がある。
【0013】上記吸込流路37の位置の板体29側には
、図1に示すように、吸込ポート43が形成されていて
、この吸込ポート43の上方には、図1に示すように、
ポンプ手段45が設置されている。このポンプ手段45
は、操作レバー47と、この操作レバー47に連結され
シリンダ49内に移動可能に収容されたロッド51と、
上記吸込ポート43の直上位置に取付けられた吸込弁5
3等から構成されている。
【0014】又、供給流路39の端部位置の板体29側
には、供給ポート55が形成されている。そして、操作
レバー47を図1中反時計方向に回転操作すると、吸込
弁53が開弁して、タンク1内の作動油3がシリンダ4
9内に吸引される。次に、操作レバー47を図1中時計
方向に回転操作すると、吸込弁53が閉弁するので、シ
リンダ49内の作動油3は、供給ポート55及び供給流
路39を介して、ラム19の下方に供給される。それに
よって、ラム19が上昇するものである。ラム19の下
方位置の板体29には別の供給ポート57が形成されて
いて、この供給ポート57の直上位置には供給弁59が
取付けられている。上記した作用によって、供給流路3
9に作動油3が供給されると、上記供給弁59が開弁し
、供給ポート57及び供給弁59を介して、ラム19の
下方に供給されることになる。
【0015】図2に示すように、吸込流路37と排出流
路41との間には、排出弁61が取付けられている。こ
の排出弁61は、従来のように、ベース内に内装される
のではなく、ベース11上に別に設けられたハウジング
62に装着されている。油圧ジャッキを作動させている
場合には、この排出弁61は閉弁状態となっている。そ
して、油圧ジャッキの作動を解除する場合には、排出弁
61を開弁させる。それによって、排出流路41と吸込
流路37とが連通され、ラム19の下方がタンク1に連
通される。よって、ラム19は自重によって降下し、そ
れによって、作動油3は排出流路41及び吸込流路37
を介してタンク1内に排出される。
【0016】既に述べたタンク1及びシリンダ17は、
従来のように、溶接によりベース11に固定されている
のではなく、ベース11の板体29上に接合・固定され
た緩衝部材71を介して固定されている。以下その固定
構造を詳細に説明する。緩衝部材71は、図1に示すよ
うに、中空円筒状をなしていて、板体29上の所定位置
に接合・固定されている。接合方法としては、板体27
と29との接合の場合と同様である。
【0017】緩衝部材71の外周側にOリング77を介
してタンク1が嵌合しており、又、緩衝部材71の内周
側にOリング79を介してシリンダ17が嵌合している
。そして、タンク1とシリンダ17をベース11上に固
定する場合には、緩衝部材71を板体29上に予め接合
・固定しておき、その緩衝部材71の外周側及び内周側
にタンク1とシリンダ17を嵌合させて、後は、各種溶
融、化学接合によって接合・固定するものである。 尚、緩衝部材71の内周部であってその上端部はかしめ
られており、それによって、シリンダ17を固定してい
る。
【0018】ポンプ手段45の操作レバー47の回動ヒ
ンジ部81は、タンク1に取付けられた軸受金具83に
回動可能に支持されている。このような軸受金具83を
設けることにより、耐久性を高めようとするものである
。軸受金具83を図に示すような状態でタンク1に組み
込むには、次のような製法を採用する。まず、タンク1
を所定形状に成形するには、例えば、ブロー成形法によ
る。このブロー成形法によりタンク1を成形する際に、
予め軸受金具83を所定位置に配置しておき、その状態
でブロー成形する。それによって、図に示すような状態
で、軸受金具83を取付けることができる。又、本実施
例の場合には、軸受金具83位置のタンク1がシリンダ
17に当接した状態になっている。これによって、耐久
性をさらに向上させるものである。
【0019】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、タンク1に軸受金具83を取
付け、この軸受金具83によって、ポンプ手段45の操
作レバー47の回動ヒンジ部81を軸支するようにした
ので、タンク1をエンジニアリングプラスチックス製と
した場合でも、必要な耐久性を確保することができる。 特に、本実施例の場合には、軸受金具83位置のタンク
1がシリンダ17に当接されているので、さらに高い耐
久性を提供することができる。
【0020】又、エンジニアリングプラスチックス製の
タンク1の所定位置に軸受金具83を取付ける作業も簡
単である。つまり、ブロー成形の際に、軸受金具83を
所定の位置に配置し、その状態でブロー成形すればよい
からであり、それによって、特に固定手段を設けること
なく、軸受金具83をタンク1の所定位置に固定するこ
とができる。
【0021】次に、図4を参照して第2実施例を説明す
る。これは、前記第1実施例において、タンク1の中間
部の断面形状を四角形にしたものであり、その他の構成
は第1実施例の場合と同様である。したがって、前記第
1実施例の場合と同様の効果を奏することができる。
【0022】次に、図5を参照して第3実施例を説明す
る。この実施例は、タンク1を透明又は半透明のエンジ
ニアリングプラスチックス製としたものである。それに
よって、タンク1内を外側から見えるようにし、タンク
1内の作動油3の液位を確認しようとするものである。 タンク1内に作動油3を充填する場合には、キャップ7
を外した状態で行い、充填した後閉塞するものである。
【0023】次に、図6を参照して第4実施例を説明す
る。この実施例の場合には、前記第3実施例におけるキ
ャップ7をなくし、タンク1の上端部を縮径させてシリ
ンダ17の外周部に直接嵌合させたものである。シリン
ダ17とラム19との間には、軸受85が装着されてい
る。又、タンク1の上端部の傾斜部には、供給口87が
形成されていて、プラグ89によって閉塞されている。 そして、タンク1内に作動油3を充填する場合には、プ
ラグ89を外して行うものである。したがって、前記第
3実施例の場合と同様の効果を奏することができる。
【0024】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではない。軸受金具の形状等については、図示したも
のに限定されない。又、タンク1の成形はブロー成形法
に限らず、公知の種々の成形法によって成形してもよい
。その他、油圧ジャッキ以外の液圧ジャッキについても
同様に適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による液圧ジ
ャッキによると、タンクをプラスチックス製とするとと
もに、そのタンクのポンプ手段の回動ヒンジ部を軸支す
る部位に軸受金具を取付けるようにしたので、その部分
の耐久性を向上させることができる。又、タンクを透明
又は半透明のプラスチックス製としたので、タンク内を
外側から見ることができ、作動流体の液位の確認が容易
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す油圧ジャッキの断面
図である。
【図2】平面図である。
【図3】図1のIII −III 断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す図でタンクの横断面
図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図で油圧ジャッキの
断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す図で油圧ジャッキの
断面図である。
【符号の説明】
1  タンク 3  作動油(作動流体) 11  ベース 17  シリンダ 19  ラム 83  軸受金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  作動流体を収容するタンクと、上記タ
    ンク内に配置されたシリンダと、上記シリンダ内に移動
    可能に収容されたラムと、上記タンクの下部に固定され
    各種流路が形成されるとともに各種機能部品が取付けら
    れたベースと、上記ベースに取付けられ上記タンク内の
    作動油を吸引して上記ラムの下方に供給するポンプ手段
    と、を具備した液圧ジャッキにおいて、上記タンクをプ
    ラスチックス製とするとともに、そのタンクのポンプ手
    段の回動ヒンジ部を軸支する部位に軸受金具を取付ける
    ようにしたことを特徴とする液圧ジャッキ。
  2. 【請求項2】  作動流体を収容するタンクと、上記タ
    ンク内に配置されたシリンダと、上記シリンダ内に移動
    可能に収容されたラムと、上記タンクの下部に固定され
    各種流路が形成されるとともに各種機能部品が取付けら
    れたベースと、上記ベースに取付けられ上記タンク内の
    作動油を吸引して上記ラムの下方に供給するポンプ手段
    と、を具備した液圧ジャッキにおいて、上記タンクを透
    明又は半透明のプラスチックス製とすることを特徴とす
    る液圧ジャッキ。
JP5839791A 1991-02-28 1991-02-28 液圧ジャッキ Pending JPH04277198A (ja)

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JP5839791A Pending JPH04277198A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 液圧ジャッキ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112009005331T5 (de) 2009-10-29 2012-11-22 Mitsubishi Electric Corporation Elektromagnetvorrichtung und Schaltvorrichtung, die eine Elektromagnetvorrichtung verwendet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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