JPH0427706Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427706Y2 JPH0427706Y2 JP1987046841U JP4684187U JPH0427706Y2 JP H0427706 Y2 JPH0427706 Y2 JP H0427706Y2 JP 1987046841 U JP1987046841 U JP 1987046841U JP 4684187 U JP4684187 U JP 4684187U JP H0427706 Y2 JPH0427706 Y2 JP H0427706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- luggage
- seat bag
- baggage
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、自動車の荷物固定装置に関する。
《従来の技術》
自動車には、第５図に従来構造の一例を示すよ
うにシートバツク１の背面につながる荷室２を有
し、このシートバツク１を前方へ傾倒させると荷
室２が客室側とつながるようになつて構造があ
る。この構造における荷物の固定装置は、荷室２
の床面に設けられている。すなわち、二本の伸縮
するベルト３，４を交差した状態で、かつ各端部
を固定部材５で固定した構造となつている。そし
て固定する荷物は、一度掛け外されたベルト３，
４の下側に配置され、再度この荷物に上側からベ
ルト３，４が掛け直されて保持されるようになつ
ている。またベルト３，４が設けられた以外に位
置では、例えば傾倒させたシートバツク１上にパ
ーテイシヨンパイプ６で保護した状態で載置され
る。
うにシートバツク１の背面につながる荷室２を有
し、このシートバツク１を前方へ傾倒させると荷
室２が客室側とつながるようになつて構造があ
る。この構造における荷物の固定装置は、荷室２
の床面に設けられている。すなわち、二本の伸縮
するベルト３，４を交差した状態で、かつ各端部
を固定部材５で固定した構造となつている。そし
て固定する荷物は、一度掛け外されたベルト３，
４の下側に配置され、再度この荷物に上側からベ
ルト３，４が掛け直されて保持されるようになつ
ている。またベルト３，４が設けられた以外に位
置では、例えば傾倒させたシートバツク１上にパ
ーテイシヨンパイプ６で保護した状態で載置され
る。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら上記従来の構造のように、荷物を
シートバツク１上に載置させた場合には、この状
態でシートバツク１を起き上がらせるとシートバ
ツク１の背面から荷物が傾倒するので、このまま
の状態では起き上がらせることができない。した
がつて荷物をシートバツク上から一度どかさなけ
ればならないので面倒であつた。また荷物を固定
するベルトも掛け渡せる態様が決められているた
めに、固定する荷物の形状および場所に制限を受
ける問題があつた。
シートバツク１上に載置させた場合には、この状
態でシートバツク１を起き上がらせるとシートバ
ツク１の背面から荷物が傾倒するので、このまま
の状態では起き上がらせることができない。した
がつて荷物をシートバツク上から一度どかさなけ
ればならないので面倒であつた。また荷物を固定
するベルトも掛け渡せる態様が決められているた
めに、固定する荷物の形状および場所に制限を受
ける問題があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、固定する荷物の形状や固定位置にさほど制
限を受けることなく荷物を固定することができる
自動車の荷物固定装置を提供することを目的とす
る。
あり、固定する荷物の形状や固定位置にさほど制
限を受けることなく荷物を固定することができる
自動車の荷物固定装置を提供することを目的とす
る。
《問題点を解決するための手段》
上記問題点を解決し上記目的を達成するため
に、本考案は、傾倒して折り畳み可能なシートバ
ツクの背面につながる荷室を設けた自動車の荷物
固定装置であつて、前記荷室の後端部および前記
シートバツクの背面上部に両端が取り付けられ、
伸縮自在でしかも前記荷室の後端部および前記シ
ートバツクの背面上部に取り付けた両端のうち少
なくとも一方を着脱自在に取り付けられた荷物固
定用ベルトと、前記シートバツクの傾倒基部に設
けられて前記ベルトの中間部を選択的に摺動可能
に受入れ係止し前記ベルトの張設経路を変更する
ガイド部材を備えたことを特徴とする 《作用》 本考案によれば、ガイド部材にベルトの中間部
を係脱させるだけで簡単に荷物の形状および取付
位置に応じた固定態様に変更することができる。
に、本考案は、傾倒して折り畳み可能なシートバ
ツクの背面につながる荷室を設けた自動車の荷物
固定装置であつて、前記荷室の後端部および前記
シートバツクの背面上部に両端が取り付けられ、
伸縮自在でしかも前記荷室の後端部および前記シ
ートバツクの背面上部に取り付けた両端のうち少
なくとも一方を着脱自在に取り付けられた荷物固
定用ベルトと、前記シートバツクの傾倒基部に設
けられて前記ベルトの中間部を選択的に摺動可能
に受入れ係止し前記ベルトの張設経路を変更する
ガイド部材を備えたことを特徴とする 《作用》 本考案によれば、ガイド部材にベルトの中間部
を係脱させるだけで簡単に荷物の形状および取付
位置に応じた固定態様に変更することができる。
《実施例》
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図乃至第４図は本考案の一実施例に係る自
動車の荷物固定装置を示したものである。
動車の荷物固定装置を示したものである。
第１図乃至第４図において、下端部７をヒンジ
機構（不図示）に連結させて回動するシートバツ
ク８は、第１図に示しているように前方へ傾倒可
能になつており、背面９は荷室内に面した状態に
なつている。すなわちシートバツク８を傾倒させ
ると客室内と荷室内とが一体につながるようにな
つている。そして荷室の床面１０とシートバツク
８の背面９間には、一対の伸縮自在な荷物固定用
ベルト１１が取り付けられている。
機構（不図示）に連結させて回動するシートバツ
ク８は、第１図に示しているように前方へ傾倒可
能になつており、背面９は荷室内に面した状態に
なつている。すなわちシートバツク８を傾倒させ
ると客室内と荷室内とが一体につながるようにな
つている。そして荷室の床面１０とシートバツク
８の背面９間には、一対の伸縮自在な荷物固定用
ベルト１１が取り付けられている。
各ベルト１１の一端はシートバツク８における
背面９の上部に係合手段１２を介して脱着可能に
取り付けられており、また他端は床面１０の後端
部に上記係合手段１２と同一構造をした係合手段
１２を介して脱着可能に取り付けられている。上
記係合手段１２は第２図に詳細に示すように、シ
ートバツク８あるいは床面１０に固定された固定
側フツク部材１３とベルト１１の端部に取り付け
られたベルト側フツク部材１４とで構成されてい
る。そして固定側フツク部材１３には、固定ベー
ス１５から突出したカギ状のフツク爪１６が設け
られている。一方ベルト側フツク部材１４は棒状
の金属材を所定形状に折り曲げて作られており、
Ｕ字状部１７と、このＵ字状部１７からくの字状
に屈曲されたフツク部１８とを有している。そし
てＵ字状部１７の片側がベルト１１の端部１９に
固定されており、この端部１９は折り返した後縫
製され袋状に形成されている。そして、この袋状
内にＵ字状部１７の片側が挿通係止された状態に
なつている。このように形成されている係合手段
１２は、フツク爪１６とフツク部１８とを係脱さ
せることにより各ベルト１１の端部を脱着させる
ことができるようになつている。またシートバツ
ク８における背面９の下端部には一対のガイド部
材２０が取り付けられている。このガイド部材２
０は第３図に詳細な構造を示すように、背面９に
固定されたベース２１と、このベース２１からカ
ギ状に突出されたガイド棒２２とで構成されてい
る。そして折り曲げられた自由線端部分２３は背
面９との間に隙間を設けており、この隙間を通し
てベルト１１の中間部分を選択的に係合させて摺
動可能に保持できるようになつている。第３図は
ベルト１１の中間部分を係合させた状態で示して
おり、このガイド部材２０を用いることによつて
各ベルト１１の張設経路を色々と変えることがで
き、これは荷物を取り付ける場所あるいは荷物の
形状に応じて変更使用される。
背面９の上部に係合手段１２を介して脱着可能に
取り付けられており、また他端は床面１０の後端
部に上記係合手段１２と同一構造をした係合手段
１２を介して脱着可能に取り付けられている。上
記係合手段１２は第２図に詳細に示すように、シ
ートバツク８あるいは床面１０に固定された固定
側フツク部材１３とベルト１１の端部に取り付け
られたベルト側フツク部材１４とで構成されてい
る。そして固定側フツク部材１３には、固定ベー
ス１５から突出したカギ状のフツク爪１６が設け
られている。一方ベルト側フツク部材１４は棒状
の金属材を所定形状に折り曲げて作られており、
Ｕ字状部１７と、このＵ字状部１７からくの字状
に屈曲されたフツク部１８とを有している。そし
てＵ字状部１７の片側がベルト１１の端部１９に
固定されており、この端部１９は折り返した後縫
製され袋状に形成されている。そして、この袋状
内にＵ字状部１７の片側が挿通係止された状態に
なつている。このように形成されている係合手段
１２は、フツク爪１６とフツク部１８とを係脱さ
せることにより各ベルト１１の端部を脱着させる
ことができるようになつている。またシートバツ
ク８における背面９の下端部には一対のガイド部
材２０が取り付けられている。このガイド部材２
０は第３図に詳細な構造を示すように、背面９に
固定されたベース２１と、このベース２１からカ
ギ状に突出されたガイド棒２２とで構成されてい
る。そして折り曲げられた自由線端部分２３は背
面９との間に隙間を設けており、この隙間を通し
てベルト１１の中間部分を選択的に係合させて摺
動可能に保持できるようになつている。第３図は
ベルト１１の中間部分を係合させた状態で示して
おり、このガイド部材２０を用いることによつて
各ベルト１１の張設経路を色々と変えることがで
き、これは荷物を取り付ける場所あるいは荷物の
形状に応じて変更使用される。
すなわち、比較的細長い荷物２４をシートバツ
ク８の背面に固定し、比較的小さい荷物２５を床
面１０に取り付ける場合には第１図に示すよう
に、ガイド部材２０をベルト１１を通すことによ
つて保持させることができ、この保持態様では荷
物２４を固定したままシートバツク８を起こすこ
とができる。また、この他の使用例としては第４
図ａ〜ｅに示すような使用態様も可能である。
ク８の背面に固定し、比較的小さい荷物２５を床
面１０に取り付ける場合には第１図に示すよう
に、ガイド部材２０をベルト１１を通すことによ
つて保持させることができ、この保持態様では荷
物２４を固定したままシートバツク８を起こすこ
とができる。また、この他の使用例としては第４
図ａ〜ｅに示すような使用態様も可能である。
なお、上記実施例ではベルト１１の両端を脱着
可能にした構造を示したが、一方の端部を固定し
他方の端部を脱着可能にしても良いものである。
可能にした構造を示したが、一方の端部を固定し
他方の端部を脱着可能にしても良いものである。
《考案の効果》
以上説明したとおり、本考案に係る自動車の荷
物固定装置によれば、ガイド部材にベルトの中間
部を係脱させることによつて荷物の形状および取
付位置を係脱させることによつて荷物の形状およ
び取付位置に応じた固定態様を簡単にとることが
できる。したがつて、荷物の形状や固定位置にさ
ほど制限を受けずに荷物を固定することができ実
用性が向上する。
物固定装置によれば、ガイド部材にベルトの中間
部を係脱させることによつて荷物の形状および取
付位置を係脱させることによつて荷物の形状およ
び取付位置に応じた固定態様を簡単にとることが
できる。したがつて、荷物の形状や固定位置にさ
ほど制限を受けずに荷物を固定することができ実
用性が向上する。
第１図は本考案の一実施例に係る自動車の荷物
固定装置を適用した自動車の要部斜視図、第２図
は第１図のＡ部拡大詳細図、第３図は第１図のＢ
部拡大詳細図、第４図は同上装置の使用態様例を
示した模式図、第５図は従来に自動車における荷
物固定装置の一例を示した斜視図である。 ８……シートバツク、９……シートバツクの背
面、１１……荷物固定用ベルト、２０……ガイド
部材。
固定装置を適用した自動車の要部斜視図、第２図
は第１図のＡ部拡大詳細図、第３図は第１図のＢ
部拡大詳細図、第４図は同上装置の使用態様例を
示した模式図、第５図は従来に自動車における荷
物固定装置の一例を示した斜視図である。 ８……シートバツク、９……シートバツクの背
面、１１……荷物固定用ベルト、２０……ガイド
部材。
Claims (1)
- 傾倒して折り畳み可能なシートバツクの背面に
つながる荷室を設けた自動車の荷物固定装置であ
つて、前記荷室の後端部および前記シートバツク
の背面上部に両端が取り付けられ、伸縮自在でし
かも前記荷室の後端部および前記シートバツクの
背面上部に取り付けた両端のうち少なくとも一方
を着脱自在に取り付けられた荷物固定用ベルト
と、前記シートバツクの傾倒基部に設けられて前
記ベルトの中間部を選択的に摺動可能に受入れ係
止し前記ベルトの張設経路を変更するガイド部材
を備えたことを特徴とする自動車の荷物固定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046841U JPH0427706Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046841U JPH0427706Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63154343U JPS63154343U (ja) | 1988-10-11 |
| JPH0427706Y2 true JPH0427706Y2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=30866879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987046841U Expired JPH0427706Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0427706Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030024506A (ko) * | 2001-09-18 | 2003-03-26 | 기아자동차주식회사 | 자동차의 화물고정용 벨트 |
| JP5065945B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2012-11-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納装置 |
| JP5209995B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2013-06-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納装置 |
| US8505999B2 (en) | 2009-06-29 | 2013-08-13 | Honda Motor Company, Ltd. | Vehicular seat assembly and vehicles including same |
| JP2016013784A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車の洗浄装置 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987046841U patent/JPH0427706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63154343U (ja) | 1988-10-11 |
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