JPH04277024A - 所定のスルホン化された置換ポリスルホンポリマーをベースにした半透膜 - Google Patents

所定のスルホン化された置換ポリスルホンポリマーをベースにした半透膜

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JPH04277024A
JPH04277024A JP3347675A JP34767591A JPH04277024A JP H04277024 A JPH04277024 A JP H04277024A JP 3347675 A JP3347675 A JP 3347675A JP 34767591 A JP34767591 A JP 34767591A JP H04277024 A JPH04277024 A JP H04277024A
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separation membrane
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JP3347675A
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Benjamin Bikson
ベンジャミン・ビクソン
Joyce K Nelson
ジョイス・カッツ・ネルソン
Gertrud Gotz
ゲルトルート・ゴッツ
Yurdagul Ozcayir
ユルダグル・オズカイール
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Union Carbide Industrial Gases Technology Corp
Original Assignee
Union Carbide Industrial Gases Technology Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/20Polysulfones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/66Polymers having sulfur in the main chain, with or without nitrogen, oxygen or carbon only
    • B01D71/68Polysulfones; Polyethersulfones

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のスルホン化され
たポリスルホンポリマーの半透膜及び少なくとも一種の
流体成分を、該成分を他の流体成分と混和して含有する
流体混合物から選択的に透過させるために該膜を使用す
る方法に関する。
【0002】
【従来技術】液体か或はガスのいずれかの流体混合物の
内の一成分を該成分と他の成分との混合物から選択的に
透過することができるスルホン化透析膜は、当分野にお
いて、ガス分離を達成するための簡潔な、極めて有利に
なる可能性のある手段と考えられている。このような膜
は、実際の商業運転のためには、流体供給流中に含有さ
れる所望の成分の選択性或は分離を容認し得るレベルで
達成することができ、同時に、成分分離の望ましい程に
高い生産性或は透過速度を達成することができなければ
ならない。種々の流体分離を行うための透析膜或は半透
膜は、種々のタイプが当分野で知られている。このよう
な膜は、等方性、複合或は不整タイプのものとして分類
されてきており、それらの構造は当業者によく知られて
いる。透析膜及び半透膜の利点がますます認められるよ
うになるにつれて、性能上の要求も同様に増大してきか
つ一層多くの用途について新規なかつ改良された膜を見
つけ出したいという願望が高まってきた。これらの要望
により、技術は、所望の透過特性を、達成可能な膜の分
離或は選択特性、もしくは透過速度或は生産性を犠牲に
しないで有する極めて薄い膜の方向に進むことになった
【0003】いかに薄い膜フィルム或はコーティングを
製造することができるかは技術及び物理的要因により制
限され、従って、所望のガス混合物を選択的に分離する
能力をひどく犠牲にしないで、一層大きな透過速度を有
する新規な膜構造を開発することは有利になる。しかし
、文献(例えば、ジョンウイリーアンドサンズ、Pol
ymer  Handbook、第2版、1975)に
おける大多数のガス透過係数及びガス分離データは、全
体的に透過の早いガス、例えば酸素、水素、等の透過度
を、膜のポリマー構造を変えることによって増大させる
と、ポリマーが透過の遅いガスから透過の早いガス、例
えば窒素から酸素或はメタンから水素を分離する能力が
低下することを示す。データは、また、現状の技術の状
態によっては、所定の構造上の特徴が一定のままである
一ポリマークラスの膜、例えばビスフェノールタイプの
ポリマー膜の化学構造においてかなり小さい変化を行な
う場合でさえ、物質のガス透過速度或は選択性を予測す
ることが実際可能でないことを示す。これから推測され
るのは、多くの膜特許において一種或はそれ以上のポリ
マークラスの基本のポリマー構造に随意の変更を多数入
れることが、研究されてない別の構造の有用性を予測す
る際の十分な手引きにならないということである。ガス
分離プロセスにおいて用いるのに適した構造を規定する
のに、慎重な注意を払う必要があるのは、明らかである
。Pilato等による1975年の刊行物(Amer
.Chem.Soc.Div.Polym.Chem.
,Polym,Prepr.,16(2)(1975)
41〜46)は、本発明の範囲内でない所定のビスフェ
ノール−フタレートポリエステルを含むポリスルホン、
ポリカーボネート、ポリエステルのような硬質芳香族ポ
リマー構造を改質してガス透過速度を、ヘリウム/メタ
ン及び二酸化炭素/メタン分離を有意に減少させないで
増大させることが可能であることを示した。ビスフェノ
ールタイプのポリマー膜が開示されているが、著者等は
スルホン化膜について何ら言及していないし、またスル
ホン化が膜の分離特性に対して及ぼす効果についても言
及していない。この研究及び以下の他の刊行物に基づけ
ば、一層大きなガス透過度を達成しかつ高いガス選択性
を依然維持するために更に努力が必要であるのは、明ら
かである。
【0004】Quentin等に1973年1月9日に
発行された米国特許3,709,841号に、ポリアリ
ールエーテルスルホンを三酸化硫黄及びクロロスルホン
酸でスルホン化すること及びスルホン化ポリマーを電気
透析及び逆浸透分離プロセス用分離膜として使用するこ
とが示されている。その文献には、ガス状混合物を分離
するのに適した複合膜についての示唆或は開示は載って
いない。Marzeに1980年6月10日に発行され
た米国特許4,207,182号に開示されている膜は
非スルホン化ポリスルホンとスルホン化ポリスルホンと
の混合物を含み、これらは支持材に付着させることがで
きる。膜は限外ろ過用に適していると開示されているが
、文献はそれらをガス分離プロセスに応用することを何
ら言及していない。Quentinに1977年10月
18日に発行された米国特許4,054,707号に開
示されているスルホン化ポリアリールエーテルスルホン
及び膜は、随意に更にアリールアルキリデン単位を、ポ
リマー鎖に存在するビスフェノール−A単位に結合させ
て含有することができる程度に改質される。これらの膜
は、逆浸透及び限外ろ過プロセスにおいて種々の溶液或
は懸濁液について有用であると述べられている。英国特
許明細書第1,350,342号及び同第1,350,
343号(共に、発明者J.Bourganel、19
74年4月18日に公表された)は、スルホン化ポリア
リールエーテルスルホンの不整(異方性)膜を、直接或
は逆浸透により或は限外ろ過により溶液の種々の成分を
分別するのに有用であると開示している。ヨーロッパ特
許出願第237,251号(1987年9月16日に公
表された、発明者B.N.Hendy)に、スルホン化
アリーレンポリマー及びそれらの金属塩が開示されてい
る。これらのポリマーは、多孔質支持材に厚さ1マイク
ロメートル又はそれ以下、好ましくは厚さ10〜100
0nmの範囲で支持させて複合膜を形成して逆浸透及び
限外ろ過プロセス用に使用された。
【0005】スルホン化ポリスルホン膜を逆浸透分離用
に使用することが、A.F.Graef等により「Re
search  On  Advanced  Mem
branes  For  Reverse  Osm
osis」なる表題のレポートに記載された。この研究
はU.S.Department  of  Inte
riorと連絡をとって成され、PB230,690と
して識別される。 その努力は水を単一パス脱塩するための膜の開発に向け
られ、約0.25ミル(0.0064mm)及びそれ以
上の比較的厚いキャスト稠密フィルム及び厚さ約3.5
〜10ミル(0.089〜0.25mm)の不整膜を使
用することを開示している。A.Noshay及びL.
M.Robesonは、Journal  of  A
pplied  Polymer  Science、
20巻、1885〜1903(1976)において報告
する通りに、ヘリウム、水素、二酸化炭素、窒素及びメ
タンによるスルホン化ビス−Aポリスルホンのガス透過
特性を研究した。スルホン化ビス−Aポリスルホンにつ
いて、He/CH4 、CO2 /CH4 、O2 /
N2 のような対についてのガス分離特性の相当の増大
が、親のポリスルホンに対して認められた。しかし、分
離ファクターの増大には、すべてのガスについて透過速
度の著しい減少が伴った。ガス透過速度が10倍よりも
大きく減少し、特定のスルホン化ポリスルホンを、研究
において報告するガスの分離用に使用することを魅力の
ないものにした例がいくつかあった。C.C.Chia
oは米国特許4,717,395号に、スルホン化ポリ
エーテルポリスルホンをベースにした膜によるガス分離
を開示している。詳細に言うと、酸素、窒素或は二酸化
炭素を成分として含有するガスの混合物からこれらの物
質を含むガスの分離が開示された。評価したスルホン化
ポリエーテルポリスルホンは高い分離ファクターを示し
たが、酸素及び二酸化炭素ガスについて低い透過速度を
示し、これよりこの特定のスルホン化物質を経済的に魅
力の無いものにした。C.C.Chiaoが報告するス
ルホン化ポリエーテルポリスルホンは本発明の範囲内の
ものでは無い。
【0006】加えて、本発明の共同発明者等の内の幾人
かは、最近スルホン化ヘキサフルオロビスフェノールA
ポリスルホン膜を特許請求する特許出願を行なった。こ
れらの膜は、流体成分と他の成分との混合物から該成分
を分離するのに用いた場合に、ガス分離及び透過特性の
向上を併せて示した。スルホン化ポリスルホンの製造に
関するそれ以上の開示は下記の通りである:米国特許3
,855,122号;同3,875,096号;同4,
026,977号;同4,207,182号;同4,2
68,650号;同4,273,903号;同4,41
4,368号;同4,508,852号;同4,717
,395号。上記は広範囲のスルホン化ポリスルホンポ
リマー膜に関する広範囲にわたる文献の代表であり、そ
れらの全開示と見なすべきでなく、単なるガイドと見な
すべきである。
【0007】
【発明の構成】本発明は、少なくとも一種の流体成分を
、該成分を他の流体成分と混和して含有する流体混合物
から選択的に透過する所定のスルホン化ポリスルホン膜
に関し、成分の分離は本質的に本明細書中以降に規定す
るスルホン化ポリスルホンで構成される半透膜によって
行なわれる。 発明の詳細な説明 本発明は、所定の新規なスルホン化された置換ポリスル
ホン半透膜及び流体供給混合物から透過質成分及び非透
過質成分を回収するために該複合膜を使用する方法に関
する。
【0008】本発明のスルホン化置換ポリスルホンは下
記の反復単位(A)(化31)を含有するポリマーにす
ることができる:
【化31】 ここで、Arは下記式の化32、化33、化34、化3
5、化36或い化37にすることができる芳香族ラジカ
ルである:
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】 Xは水素或はスルホン基に対してオルトの置換基であり
かつポリマー反復単位当り少なくとも1つのXは(i)
アルキル置換基、例えばメチル、(ii)芳香族置換基
、例えばベンジル、(iii)アルキルチオ基、例えば
−SCH3或はアリールチオ基、(iv)ハロゲン原子
、例えば臭素或はヨウ素、もしくは(v)−SiR’ 
R’’R’’’ 式(式中、R’ 、R’’及びR’’
’ はアルキル或はアリールである)の基でなければな
らない;反復単位におけるX基はすべて同じにする必要
はない。−Smはスルホン酸基(−SO3 H)或はそ
の塩であり、mはスルホン酸基によるポリマーの置換度
(DS)を表わし、置換はスルホン基より遠位のフェニ
レンにおいて行なわれるのが普通であるが、必ずしもそ
れに限られない。本発明のスルホン化置換ポリスルホン
は下記の反復単位(B)(化38)を含有するポリマー
にすることができる:
【化38】 ここで、Ar’ は下記式の化39或は化40の置換さ
れた芳香族ラジカルである:
【化39】
【化40】 ここで、R’’’’は水素或はエーテル酸素(−O−)
結合に対してオルトの置換基でありかつポリマー反復単
位当り少なくとも1つのR’’’’は(i)アルキル置
換基、好ましくはメチル、或は(ii)ハロゲン原子、
好ましくは臭素でなければならず;Rv は低級アルキ
ル基、例えばメチル或はハロゲン化低級アルキル基、例
えば−CF3 であり;nは0或は1であり;R’’’
’基はすべて同じにする必要はない。S及びmは前に規
定した同じ意味を有する。
【0009】前のパラグラフで規定したスルホン化置換
ポリスルホンは、全体的にガス分離及び透過値の組合わ
せにおいて予期されずかつ予想されない向上を示した。 規定したポリマーを改質するために用いるポリスルホン
は、R.N.Johnson等が発表する方法(J.P
olymer  Science、A−1、5巻、23
75(1967))に従って製造することができる。ポ
リスルホンを改質するためにたどる方法は、M.D.G
uiver及びJ.W.Apsimon(J.Poly
mer  Science、パートC、26巻、123
(1988))に従う芳香族環のリチエーション化(l
ithiation)置換にすることができ及びM.D
.Guiver等(Polymer、30巻、1137
(1989))に従うハロゲン化にすることができる。 改質されたポリスルホンは、ニューヨーク、ハンチント
ン在、R.E.Krieger  Publishin
g  Co.、E.E.Gilbert著「Sulfo
nation  and  Related  Rea
ctions」(1977)及びニューヨーク、Int
erscience  Publishers、H.C
erfontain著「Mechanistic  A
spects  of  Aromatic  Sul
fonation  and  Desulfonat
ion」(1968)において見ることができる方法に
従い、クロロスルホン酸、三酸化硫黄及び三酸化硫黄/
トリエチルホスフェート複合体を含む種々の方法によっ
てスルホン化されてきた。 クロロスルホン酸によるスルホン化反応は、典型的には
、分解の程度を減少させるために低い温度で行なわれて
きた。三酸化硫黄とトリエチルホスフェートとの複合体
を利用した一層温和なスルホン化プロセスもまた用いら
れてきた。規定したスルホン化置換ポリスルホン分子の
平均分子量は、通常約10,000より大きく、約25
,000〜約80,000が好ましい。ポリマーは、本
質的に完全に規定したポリマー反復単位の内の1つから
成るホモポリマーもしくはかかる単位の内の1つより多
くの或はかかる単位と他の単位とのコポリマーにするこ
とができ、他の単位とのコポリマーの場合、コポリマー
の少なくとも50モル%はポリマー反復単位(A)或は
(B)によって占められる。
【0010】スルホン化置換ポリスルホンの重要な特徴
は、規定した置換基が芳香族環に存在すること及びスル
ホン酸基がポリマー反復単位の芳香族環の1つ或はそれ
以上に存在することであり、該スルホン酸置換は置換度
(DS)約0.2〜約2を付与する程のものである。ス
ルホン化置換ポリスルホンのDSは、分子中に存在する
ポリマー反復単位当りのスルホン酸基の平均数の尺度で
ある。本発明の方法において用いるスルホン化ポリスル
ホンで構成される流体分離膜は、稠密フィルムの形態或
は当業者に知られている任意の形態にすることができる
。更に、流体分離膜は複合膜、不整膜、もしくは均一或
は等方性膜にすることができる。膜は螺旋形態でも、フ
ラットシートでも或は他の形状でもよく、並びに中空繊
維或はチューブラー形態でもよい。当業者ならば、膜を
製造するのに利用し得る多くの方法を知っておりかつい
かにして膜をこれらの形態の内の任意の形態で作るかを
知っている。本発明の方法において用いる等方性及び不
整タイプの膜は、本質的に単一の透析膜材料、すなわち
構造(A)或は(B)のポリマー反復単位を含有するス
ルホン化置換ポリスルホンポリマーで構成されるのが普
通であり、該膜は少なくとも一種の成分を、該少なくと
も一種の成分を他の成分と混和して含有する流体混合物
から選択的に分離することができる。本発明の方法にお
いて用いる不整膜は、2つ或はそれ以上の形態学的領域
が膜構造内に存在することによって区別され、かかる領
域の一つは少なくとも一種の成分を、該少なくとも一種
の成分を他の成分と混和して含有する流体混合物から選
択的に分離することができる薄い比較的稠密な半透過性
スキンを含み、他の領域は使用する間に膜の薄いスキン
領域が破壊するのを防ぐ働きをするそれ程稠密でない、
多孔質の、本質的に非選択性の支持材領域を含む。 複合膜は、構造(A)或は(B)のポリマー反復単位を
含有するスルホン化置換ポリスルホンポリマーの薄い層
或はコーティングを多孔質支持材上に重ねさせて成る。
【0011】本発明の反復単位(A)或は(B)を含有
するスルホン化置換ポリスルホンは、純膜形成性材料、
幾種かのスルホン化置換ポリスルホンの混和物として、
もしくは他の有機或は無機材料と混合して用いることが
できる。スルホン化置換ポリスルホンは膜材料の組成の
50重量%より多くを、好ましくは膜材料の組成の70
重量%より多くを占めるのが代表的である。スルホン化
置換ポリスルホンと混合して用いることができる無機材
料のいくつかの代表的な例は無機酸、例えば硫酸或はリ
ン酸である。スルホン化置換ポリスルホンとの混和物と
して有用な有機材料は、中性になることができる或は無
機基を含有することができる高分子ポリマー、例えばポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、等
、もしくは低分子材料及び可塑剤、例えば有機塩、多価
アルコール、例えばグリセリン、低分子アミン、例えば
エチレンジアミン、アクリジン、ピペラジン、ピリジン
、等にすることができる。フラットシート膜は、構造(
A)或は(B)のポリマー反復単位を含有するスルホン
化置換ポリスルホンポリマーを適当な溶媒、例えばメト
キシエタノール、ジメチルホルムアミド、等に溶解した
溶液から、溶液をキャストしかつ溶媒を蒸発させた後に
、キャストフィルムを減圧下、高い温度で、或は両方を
併用してのいずれかで乾燥及び硬化させて容易に造られ
る、このような薄いフィルム膜は、厚さ約0.5〜約1
0ミル(0.013〜0.25mm)或はそれ以上、好
ましくは約1〜約3ミル(0.025〜0.076mm
)の範囲にすることができる。しかし、フラットシート
膜は、ガス分離用途或は逆浸透について好適な商用形態
でないのが普通である。大規模の商業用途では、中空繊
維透析膜が、通常、モジュールとして加工した際に単位
容積当りの表面積が相当大きくなることから、一層望ま
しい。透析膜層を表面上に有する多孔質中空繊維支持材
を含む複合中空繊維膜を、流体分離用に用いるのが有利
である。それらの製造法はよく知られている(例えば、
ニュージャージー在NoyesData  Corpo
ration、J.Scott編、「Hollow  
Fibers  Manufacture  and 
 Applications」、1981、264頁以
降参照)。
【0012】本発明の方法において用いるスルホン化置
換ポリスルホン分離膜は、メタンから水素、メタンから
二酸化炭素、窒素から酸素、一酸化炭素から水素、メタ
ンから硫化水素及びアンモニアと他のガスとの混合物か
らアンモニアについて高いガス分離或は選択特性を、良
好な速いガス透過速度と一緒に示す。これらの膜がこれ
らの成分を、このように分離及び透過特性の高い組合せ
で分離する能力は完全に予想し得ずかつ予期されなかっ
たものであり、従来技術においてスルホン化ポリスルホ
ンがしばしば示した結果かに比べて優れている。すなわ
ち、本発明のスルホン化置換ポリスルホンは、公知のス
ルホン化置換ポリスルホン材料の透過速度に比べて約1
0倍まで高い水素或はヘリウム透過速度を有し、依然ス
ルホン化ポリスルホンに典型的な高い分離ファクターを
示すことができることを見出した。トリメチルシリル基
を「置換基」として有するスルホン化置換ポリスルホン
は、通常、トリメチルシリル基を分子中に含有しないス
ルホン化ポリスルホンに比べて高い透過性を示し、かつ
未スルホン化トリメチルシリル置換ポリスルホンに比べ
て相当に高いガス分離ファクターを示すことが観測され
た。別の観測は、スルホン酸基による置換度(DS)が
増大するにつれて、通常透過速度は減少しかつ分離ファ
クターが増大し、これより組成を特定のガス分離プロセ
スの特定の要求を満足するように調整するための手段に
なることであった。本発明の膜によって分離する流体混
合物は液状或はガス状混合物にすることができる。代表
的なガス混合物は、空気、水素/窒素、水素/メタン、
酸素/窒素、アンモニア/窒素、二酸化炭素/天然ガス
、二酸化炭素/メタン、硫化水素/メタン、等を含むガ
ス混合物である。代表的な液体混合物は、塩水溶液、染
料水溶液、油の水懸濁液、糖溶液、等である。
【0013】ポリマーの透過度及び選択性は、他に示さ
ない場合、フラットシート膜を使用して求めた。これら
のフィルムは、ポリマーの溶液をガラス板上にキャスト
した後に自然乾燥させて造った。自然乾燥させたフィル
ムをガラス板から剥ぎ取り、真空オーブン中で70℃に
おいて1週間乾燥させた。乾燥させたフィルムは厚さ1
〜3ミル(0.025〜0.076mm)であり、これ
らを直径2.54cmの領域を暴露する2つのアルミニ
ウムホイルの間にサンドイッチし、透過セルに入れ、エ
ポキシ樹脂でシールした。セルの下流側を排気して約2
×10−2mmHgまでにし、透過質供給ガスを上流側
から導入した。下流側の透過質ガスの圧力を、MKS−
Barathon圧力トランスジューサーを用いて測定
した。透過係数Pを、下記式(数1)に従って定常状態
ガス透過速度から計算した:
【数1】 式中、C=定数、V=捕集レシーバーの容積、L=膜の
厚さ、h=上流圧力、数2。
【数2】 極限粘度を求めるために、換算粘度及びインヘレント粘
度を3つの異なる濃度(0.40、0.27及び0.2
0g/dl)において測定した。測定は、ウッベローデ
タイプ粘度計で25℃において行なった。スルホン化サ
ンプルの極限粘度は0.5N  NaClO4 /ジメ
チルホルムアミド溶媒混合物中で測定し、一方、未スル
ホン化ポリマーの極限粘度はジメチルホルムアミド或は
テトラヒドロフラン中で測定した。透過係数PはBar
rer単位で報告する。Barrerとは下記の通りで
ある: P=Barrer=10−10 ×cm3 (STP)
 cm/cm2 ・sec・cmHg。
【0014】用語集 STMBisAPS(化41)
【化41】 SDTMSiF6BisAPS(化42)
【化42】 SBrF6BisAPS(化43)
【化43】 SMF6BisAPS(化44)
【化44】 SBrBisAPS(化45)
【化45】 STMSiBisAPS(化46)
【化46】 DSは前に規定した通りにすることができ、これより、
単一のスルホン基を示すだけであるが、ポリマー反復単
位はスルホン酸基を平均で1つより少なく或は1つより
多く含有することができる場合がいくつかあることに留
意されるべきである。更に、スルホン化及び/又は他の
置換は上に示した位置と異なる位置に存在することがで
きる。上に示した位置は、理解を容易にするために、例
示の目的で示す。下記の例は発明を更に例示する働きを
する。
【0015】
【実施例】例1 パートA−ジ−トリメチルシリル化ヘキサフルオロビス
フェノールAポリスルホン(DTMSiF6BisAP
S)(化47)の製造
【化47】 乾燥ヘキサフルオロビスフェノールAポリスルホン40
グラム(0.073モル)を、乾燥した新たに蒸留した
テトラヒドロフラン1リットルに窒素下室温で溶解した
。溶液をメタノール−ドライアイス浴において−65℃
に冷却し、n−ブチルリチウム93.8ml(0.14
5モル)(ヘキサンの1.55M溶液から)を撹拌しな
がら添加漏斗から滴下して加えた。次いで、黄色溶液を
−35〜−40℃で2.5時間撹拌した。この溶液に、
新たに蒸留したクロロトリメチルシラン18.4ml(
0.145モル)を−40℃で撹拌しながら25分以内
に加えた。−40℃で1.5時間撹拌した後に、透明な
溶液を−65℃に冷却し、メタノール中で沈殿させた。 回収したポリマーを真空オーブン中で60℃において乾
燥させた。極限粘度は0.42dl/gであった。 トリメチルシリル基の置換度(DS)を元素分析により
求めて2であった。
【0016】パートB−DTMSiF6BisAPSを
スルホン化してSDTMSiF6BisAPSを製造す
る ジ−トリメチルシリル化−ビスAポリスルホン3.0グ
ラム(0.0048モル)を塩化メチレン60mlに溶
解して添加漏斗に入れた。トリエチルホスフェート4.
1ml(4.4グラム、0.024モル)及び三酸化硫
黄3.1ml(5.8グラム、0.072モル)を塩化
メチレン53mlに窒素雰囲気下0℃で25分かけて加
えて、三酸化硫黄/トリエチルホスフェート複合体を別
に製造した。溶液を0℃で更に30分間撹拌し、室温に
達しさせた後に、添加漏斗に移した。ポリマー溶液及び
三酸化硫黄/トリエチルホスフェート複合体溶液を、0
℃に保つ塩化メチレン50mlに窒素雰囲気下で60分
かけて同時に加えてスルホン化を行なった。添加を完了
した後に、反応混合物を0°〜5℃で更に4時間撹拌し
た。ポリマーをろ過し、塩化メチレンで2回洗浄した。 メチルアルコール200mlを沈殿に加えた。ポリマー
は極めて速く溶解した。ポリマー溶液をろ過した。ポリ
マーを円形態に転化させるために、塩化リチウム2.3
グラムをこの溶液に加えた。溶液を1日撹拌し、ベーシ
ック溶液を40℃で回転蒸発させて残留する塩化メチレ
ンを除いた。溶液を透析させ(6−8000MWCO)
、ポリマーを回転蒸発により回収し、真空オーブン中5
0℃で乾燥させた。SDTMSiF6BisAPSの極
限粘度は0.79dl/gであった。 パートC−30℃における透過データ スルホン化ジ−トリメチルシリル化ヘキサフルオロビス
Aポリスルホンの透過データを表1に示す。
【表1】
【0017】例2 パートA−ヘキサフルオロビスフェノールAポリスルホ
ン(F6BisAPS)を臭素化してBrF6BisA
PSにする 下記の呼称構造単位(化48)を有する二臭素化F6B
isAPSを製造した:
【化48】 このポリマーを本明細書中BrF6BisAPSと呼ぶ
。乾燥F6BisAPS10グラム(0.0182モル
)を、乾燥した新たに蒸留したテトラヒドロフラン40
0mlに室温で溶解した。溶液を−65℃に冷却し、n
−ブチルリチウム14.5ml(0.036モル)(ヘ
キサンの2.5M溶液から)をアルゴン下で撹拌しなが
ら滴下した。溶液の温度を−30℃に上げて溶液をこの
温度で4時間撹拌した。溶液の温度を−65℃に下げて
臭素6.4グラムを加えた。溶液を3.5時間撹拌し、
温度を−30℃に上げてこの温度に2.5時間保った。 暗褐色混合物を−65℃に冷却し、ポリマーをメタノー
ル/水75/25の混合物中に沈殿させた。回収したポ
リマーを真空オーブン中40℃で2日間乾燥させた。B
rF6BisAPSの極限粘度は0.55dl/gであ
った。
【0018】パートB−BrF6BisAPSをスルホ
ン化してSBrF6BisAPSを製造する二臭素化ヘ
キサフルオロビスAポリスルホン(BrF6BisAP
S)5グラム(0.00775モル)を塩化メチレン5
0mlに溶解し、クロロスルホン酸1.3ml(2.2
6グラム、0.0194モル)を塩化メチレン11.5
mlに溶解して窒素雰囲気下−10°〜−4℃で撹拌し
ながら10分かけて加えた。温度を25℃に上げ、反応
混合物を25℃で5時間撹拌した。塩化メチレンをデカ
ントし、沈殿したポリマーをイソプロパノール/水80
/20  100mlに溶解した。サンプルを50℃で
回転蒸発させて残留する塩化メチレンを除き、透析させ
た(6−8000MWCO)。回収したポリマーを真空
オーブン中50℃で乾燥させた。イオン交換容量(IE
C)は1.11meq/gであった。BrF6BisA
PSの極限粘度は0.42dl/gであった。 パートC−30℃における透過データ スルホン化臭素化ヘキサフルオロビスAポリスルホンの
透過データを表2に示す。
【表2】
【0019】例3 パートA−F6BisAPSをメチル化してMF6Bi
sAPSにする 下記の呼称構造単位(化49)を有するメチル化F6B
isAPSを製造した:
【化49】 乾燥F6BisAPS10グラム(0.0182モル)
を、乾燥した新たに蒸留したテトラヒドロフラン250
mlにアルゴン雰囲気下室温で溶解し、溶液を−65℃
に冷却した。n−ブチルリチウム2.34グラム(0.
036モル、ヘキサンの2.5M溶液から14ml)を
撹拌しながら15分かけて加えた。溶液の温度は上昇し
て−30℃になり、撹拌をこの温度で2時間続けた。ヨ
ウ化メチル2.3ml(5.11グラム、0.036モ
ル)を10分かけて滴下した。混合物を−30℃で2時
間撹拌した。透明な溶液を−65℃に冷却し、メタノー
ル中で沈殿させた。回収したポリマーを真空オーブン中
室温で乾燥させた。MF6BisAPSの極限粘度は0
.61dl/gであった。メチル置換度は2.1と計算
された。 パートB−MF6BisAPSをスルホン化してSMF
6BisAPSにする MF6BisAPS5グラムを塩化メチレン50mlに
溶解し、溶液を−4℃に冷却した。クロロスルホン酸1
.9mlを塩化メチレン18mlに溶解した溶液を−4
℃で15分かけて加え、次いで反応混合物を2時間かけ
て室温に至らせた。室温で5時間攪拌した後に、塩化メ
チレンをデカントし、スルホン化ポリマーを塩化メチレ
ンで3回洗浄した。次いで、それをエタノール50ml
に溶解し、回転蒸発させて残留する塩化メチレンを除き
、透析させた。サンプルを、透析させた後に、回転蒸発
させ、50℃で真空乾燥させた。SMF6BisAPS
はIEC2meq/g及び極限粘度0.47dl/gを
有していた。 パートC−30℃における透過データ スルホン化メチル化ヘキサフルオロビスAポリスルホン
の透過データを表3に示す。
【表3】
【0020】例4 パートA−ビスAポリスルホンを臭素化してBrBis
APSにする 下記の呼称構造単位(化50)を有する臭素化ビスAポ
リスルホンを製造した:
【化50】 このポリマーを本明細書中BrBisAPSと呼ぶ。ビ
スAポリスルホン(BisAPS)11.05グラム(
0.025モル)をクロロホルム60mlに溶解した。 臭素11グラム(0.069モル)を添加漏斗から5分
で加えた。15分した後に、臭化水素の解放が観測され
た。溶液を1.5〜2時間攪拌した。反応混合物をメタ
ノール中で沈殿させた。ポリマーをろ過しかつフレッシ
ュメタノール中に一晩放置して未反応臭素を浸出させた
。BrBisAPSポリマーをクロロホルムのメタノー
ル溶液から沈殿させ、真空オーブン中50℃で乾燥させ
た。極限粘度は0.27であった。臭素置換度は1.6
と計算された。 パートB−臭素化ビスフェノールAポリスルホンをスル
ホン化してSBrBisAPSにする BrBisAPS7グラムを塩化メチレン70mlに不
活性雰囲気下室温で溶解した。溶液を−15℃に冷却し
、クロロスルホン酸1.5mlを塩化メチレンに溶解し
た溶液を添加漏斗から10分で加えた。溶液の温度を−
4℃に上げてそこで4時間保った。塩化メチレンをデカ
ントしかつ生成物をイソプロパノール/水80/20 
 100mlに溶解して反応を中止した。混合物を回転
蒸発させて残留する塩化メチレンを除いた。溶液を透析
させた(6−8000MWCO)。SBrBisAPS
7を回転蒸発器によって回収し、真空オーブン中50℃
で乾燥させた。極限粘度は0.28dl/gであった。 イオン交換容量(IEC)は0.89meq/gであっ
た。 パートC−30℃における透過データ スルホン化臭素化ビスAポリスルホンの透過データを表
4に示す。
【表4】
【0021】例5: パートA−BisAPSからのトリメチルシリル化ビス
フェノールAポリスルホンの製造 下記の呼称ポリマー反復単位(化51)を有するトリメ
チルシリル化ビスフェノールAポリスルホン(本明細書
中、TMSiBisAPS)を製造した:
【化51】 乾燥ビスフェノールAポリスルホン10グラム(0.2
26モル)を、乾燥した新たに蒸留したテトラヒドロフ
ラン250m1にアルゴン雰囲気下室温で溶解した。溶
液をメタノール−ドライアイス浴において−65℃に冷
却した。n−ブチルリチウム2.89グラム(0.04
52モル、ヘキサンの1.6M溶液から28.3ml)
を10分かけて滴下した。−65℃で2時間撹拌した後
に、クロロトリメチルシラン5.74ml(4.91グ
ラム、0.0452モル)を加え、溶液の温度を−20
℃に上げてその温度で30分間保った。TMSiBis
APSポリマーをメタノール中で沈殿させ、真空オーブ
ン中で50℃において乾燥させた。極限粘度は0.44
dl/gであった。
【0022】パートB−TMSiBisAPSをスルホ
ン化してSTMSiBisAPSにするTMSiBis
APS20グラム(0.034モル)を塩化メチレン2
00mlにアルゴン雰囲気下で溶解し、溶液を−4°〜
−6℃に冷却した。クロロスルホン酸3.8ml(0.
058モル、6.75グラム)を塩化メチレン36ml
に溶解して添加漏斗から攪拌しながら30分かけて滴下
して加えた。−4℃で3時間攪拌した後に、塩化メチレ
ンをデカントしかつフレッシュ塩化メチレンで洗浄して
反応を中止した。残分をイソプロパノール/水80/2
0  200mlに溶解し,回転蒸発させて残留する塩
化メチレンを除いた。サンプルを透析させた(6−80
00MWCO)。STMSiBisAPSポリマーを回
転蒸発によって回収し、真空オーブン中50℃で乾燥さ
せた。極限粘度は0.33dl/gであった。イオン交
換容量(IEC)は1.32meq/gであった。 パートC−30℃における透過データ スルホン化トリメチルシリル化ビスAポリスルホンの透
過データを表5に示す。
【表5】
【0023】例6 パートA−下記の呼称構造単位(化52)を有するTM
BisAPSをスルホン化してスルホン化テトラメチル
ビスフェノールAポリスルホン(STMBisAPS)
にする:
【化52】 テトラメチルビスフェノールAポリスルホン5グラム(
0.010モル)を塩化メチレン100mlに溶解して
添加漏斗に入れた。トリエチルホスフェート2.55m
l(2.75グラム、0.015モル)及び三酸化硫黄
1.22ml(1.93グラム、0.0241モル)を
0℃に冷却した塩化メチレン22mlに窒素雰囲気下で
撹拌しながら30分かけて加えて、三酸化硫黄/トリエ
チルホスフェート複合体を製造した。溶液を更に30分
間撹拌し、次いで室温に達しさせた後に、添加漏斗に移
した。ポリマー溶液及び三酸化硫黄/トリエチルホスフ
ェート複合体溶液を0℃で塩化メチレン100mlに窒
素雰囲気下で撹拌しながら60分かけて同時に加えてス
ルホン化を行なった。添加が完了すると直に、反応は中
止された。溶媒をデカントし、メタノール/水80/2
0溶液100mlを加えた。この混合物を25℃で回転
蒸発させて残留する塩化メチレンを除いた。サンプルを
透析させ(6−8000MWCO)、回収したSTMB
isAPSポリマーを真空オーブン中ホスフェートペン
トオキシドで室温において乾燥させた。極限粘度は0.
63dl/gであった。イオン交換容量(IEC)は1
.17meq/gであった。 パートB−30℃における透過データ スルホン化テトラメチルビスAポリスルホンの透過デー
タを表6に示す。
【表6】 結果は、STMBisAPSが高い分離係数と良好な透
過速度とを併せて示すことを表わす。STMBisAP
Sのガス透過特性は、従来技術のスルホン化ビスAポリ
スルホンに比べて相当に良好である。
【化18】
【化18】

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  本質的に下記からなる群より選ぶスル
    ホン化された置換ポリスルホンからなり、高い選択性及
    び高い透過速度ファクターを併せて有する流体分離膜:
    (A)下記のポリマー反復単位(化1)を含有するスル
    ホン化ビスフェノールポリスルホン: 【化1】 ここで、Arは下記式の化2、化3、化4、化5、化6
    或いは化7からなる群よりの芳香族ラジカルであり:【
    化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 Xは水素或はスルホン基に対してオルトの置換基であり
    かつポリマー反復単位当り少なくとも1つのXは(i)
    アルキル置換基或は(ii)アリール置換基或は(ii
    i)アルキルチオ或はアリールチオ基或は(iv)ハロ
    ゲン原子或は(v)−SiR’ R’’R’’’ 基(
    R’ 、R’’及びR’’’ はアルキル或はアリール
    である)でなければならない;もしくは (B)下記のポリマー反復単位(化8)を含有するスル
    ホン化ビスフェノールポリスルホン: 【化8】 ここで、Ar’ は下記式の化9或は化10からなる群
    よりの置換されたラジカルであり: 【化9】 【化10】 (式中、R’’’’は水素或はエーテル酸素結合に対し
    てオルトの置換基でありかつポリマー反復単位当り少な
    くとも1つのR’’’’は(i)アルキル置換基或は(
    ii)ハロゲン原子でなければならず;Rv は低級ア
    ルキル基或はハロゲン化低級アルキル基であり;nは0
    或は1である);Smはスルホン酸基或はその塩であり
    ;mはポリマーのスルホン化度を表わす。
  2. 【請求項2】  前記スルホン化された置換ポリスルホ
    ンが下記式(化11): 【化11】 (式中、Ar、X、−Sm及びmは請求項1に規定する
    通りである)である請求項1の流体分離膜。
  3. 【請求項3】  置換度(DS)が0.2〜2である請
    求項2の流体分離膜。
  4. 【請求項4】  Arが下記式(化12):【化12】 であり、少なくとも1つのXが−Si(CH3 )3 
    或はハロゲンである請求項2の流体分離膜。
  5. 【請求項5】  少なくとも1つのXが臭素である請求
    項4の流体分離膜。
  6. 【請求項6】  少なくとも1つのXがメチルである請
    求項4の流体分離膜。
  7. 【請求項7】  Arが下記式(化13):【化13】 である請求項2の流体分離膜。
  8. 【請求項8】  前記スルホン化された置換ポリスルホ
    ンが下記のポリマー反復単位(化14)を含有するスル
    ホン化ビスフェノールポリスルホン: 【化14】 (式中、Ar’ 、R’’’’、Rv 、−Sm及びm
    は請求項1に規定する通りである)である請求項1の流
    体分離膜。
  9. 【請求項9】  置換度(DS)が0.2〜2である請
    求項8の流体分離膜。
  10. 【請求項10】  Ar’ が下記式(化15):【化
    15】 である請求項8の流体分離膜。
  11. 【請求項11】  少なくとも1つのR’’’’がメチ
    ル或はハロゲンである請求項10の流体分離膜。
  12. 【請求項12】  前記膜がフィルムの形態である請求
    項1の流体分離膜。
  13. 【請求項13】  前記膜が複合膜である請求項1の流
    体分離膜。
  14. 【請求項14】  前記膜が中空繊維の形態である請求
    項1の流体分離膜。
  15. 【請求項15】  前記膜が複合中空繊維膜である請求
    項1の流体分離膜。
  16. 【請求項16】  流体混合物から成分を分離するに際
    し、流体混合物を本質的に下記からなる群より選ぶスル
    ホン化された置換ポリスルホンからなり、高い選択性及
    び高い透過速度ファクターを併せて有する流体分離膜の
    一方の側に接触させ、膜の2つの側の間に圧力差を保ち
    、膜の他方の側から透過質成分を回収することを含む方
    法: (A)下記のポリマー反復単位(化16)を含有するス
    ルホン化ビスフェノールポリスルホン:【化16】 ここで、Arは下記式の化17、化18、化19、化2
    0、化21或いは化22からなる群よりの芳香族ラジカ
    ルであり: 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 Xは水素或はスルホン基に対してオルトの置換基であり
    かつポリマー反復単位当り少なくとも1つのXは(i)
    アルキル置換基或は(ii)アリール置換基或は(ii
    i)アルキルチオ或はアリールチオ基或は(iv)ハロ
    ゲン原子或は(v)−SiR’ R’’R’’’ 基(
    R’ 、R’’及びR’’’ はアルキル或はアリール
    である)でなければならない;もしくは (B)下記のポリマー反復単位(化23)を含有するス
    ルホン化ビスフェノールポリスルホン:【化23】 ここで、Ar’ は下記式の化24或は化25からなる
    群よりの置換されたラジカルであり: 【化24】 【化25】 (式中、R’’’’は水素或はエーテル酸素結合に対し
    てオルトの置換基でありかつポリマー反復単位当り少な
    くとも1つのR’’’’は(i)アルキル置換基或は(
    ii)ハロゲン原子でなければならず;Rv は低級ア
    ルキル基或はハロゲン化低級アルキル基であり;nは0
    或は1である);Smはスルホン酸基或はその塩であり
    ;mはポリマーのスルホン化度を表わす。
  17. 【請求項17】  前記膜材料の少なくとも50%が前
    記反復単位(A)或は(B)を含有するポリマー或はコ
    ポリマーを含む請求項16の方法。
  18. 【請求項18】  前記スルホン化された置換ポリスル
    ホンが下記式(化26): 【化26】 (式中、Ar、X、−Sm及びmは請求項1に規定する
    通りである)である請求項16の方法。
  19. 【請求項19】  置換度(DS)が0.2〜2である
    請求項18の流体分離膜。
  20. 【請求項20】  Arが下記式(化27):【化27
    】 であり、少なくとも1つのXが−Si(CH3 )3 
    或はハロゲンである請求項18の方法。
  21. 【請求項21】  少なくとも1つのXが臭素である請
    求項20の方法。
  22. 【請求項22】  少なくとも1つのXがメチルである
    請求項20の方法。
  23. 【請求項23】  Arが下記式(化28):【化28
    】 である請求項18の方法。
  24. 【請求項24】  前記スルホン化された置換ポリスル
    ホンが下記のポリマー反復単位(化29)を含有するス
    ルホン化ビスフェノールポリスルホン: 【化29】 (式中、Ar’ 、R’’’’、Rv 、−Sm及びm
    は請求項16に規定する通りである)である請求項16
    の方法。
  25. 【請求項25】  置換度(DS)が0.2〜2である
    請求項24の方法。
  26. 【請求項26】  Ar’ が下記式(化30):【化
    30】 である請求項24の方法。
  27. 【請求項27】  少なくとも1つのR’’’’がメチ
    ル或はハロゲンである請求項26の方法。
  28. 【請求項28】  前記流体分離膜がフィルムである請
    求項16の方法。
  29. 【請求項29】  前記流体分離膜が複合膜である請求
    項16の方法。
  30. 【請求項30】  前記流体分離膜が中空繊維である請
    求項16の方法。
  31. 【請求項31】  前記流体分離膜が複合中空繊維膜で
    ある請求項16の方法。
  32. 【請求項32】  前記流体混合物がガス状混合物であ
    る請求項16の方法。
  33. 【請求項33】  前記流体混合物が空気を含む請求項
    16の方法。
  34. 【請求項34】  前記流体混合物が水素を少なくとも
    1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法。
  35. 【請求項35】  前記流体混合物が酸素を少なくとも
    1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法。
  36. 【請求項36】  前記流体混合物が二酸化炭素を少な
    くとも1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法
  37. 【請求項37】  前記流体混合物が水蒸気を少なくと
    も1種の他のガス状成分と混和して含む請求項16の方
    法。
  38. 【請求項38】  前記流体混合物がアンモニアを少な
    くとも1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法
  39. 【請求項39】  前記流体混合物がメタンを少なくと
    も1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法。
  40. 【請求項40】  前記流体混合物が硫化水素を少なく
    とも1種の他のガスと混和して含む請求項16の方法。
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