JPH04276306A - 磁気ヘッド用ベース - Google Patents
磁気ヘッド用ベースInfo
- Publication number
- JPH04276306A JPH04276306A JP3701491A JP3701491A JPH04276306A JP H04276306 A JPH04276306 A JP H04276306A JP 3701491 A JP3701491 A JP 3701491A JP 3701491 A JP3701491 A JP 3701491A JP H04276306 A JPH04276306 A JP H04276306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- base
- head base
- adhesive
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 29
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 29
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドを有して記録
と再生を行う磁気記録装置に関し、特に磁気ヘッド用ベ
ースに関する。
と再生を行う磁気記録装置に関し、特に磁気ヘッド用ベ
ースに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気記録装置に用いられる磁気ヘ
ッドコアは、磁気ヘッド用ベース本体のヘッドコア貼付
け面に接着剤にて接着されている。この磁気ヘッド用ベ
ース本体のヘッド貼付け面には、平面度を確保するため
ラップ処理がなされている。このラップ処理後の表面粗
さは１．６ｓ〜３．２ｓとなっている。
ッドコアは、磁気ヘッド用ベース本体のヘッドコア貼付
け面に接着剤にて接着されている。この磁気ヘッド用ベ
ース本体のヘッド貼付け面には、平面度を確保するため
ラップ処理がなされている。このラップ処理後の表面粗
さは１．６ｓ〜３．２ｓとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため磁気ヘッドコ
アの貼り付け作業の際、表面粗さに起因してヘッド高さ
（ヘッド貼付け面か磁気ヘッドトラック幅下端までの距
離）が不正確になること、またヘッドベースの回転ドラ
ムへの取り付けの際、取り付け基準面からヘッドトラッ
ク下端面までの距離が不正確になるといった問題点があ
った。従来のトラック幅が数十μｍのヘッドを搭載する
機器では、前述のヘッドベースでも使用可能であったが
、トラック幅が数μｍといった高密度記録機器において
は、前述のヘッド高さ、あるいはドラム取り付け時の不
正確さは大きな再生出力の低減につながるなどといった
問題となる。この問題点を解決するためヘッドベースの
ヘッドコア貼付け面を鏡面仕上げにするといった策も取
られるが、鏡面仕上げにすることによりヘッドコアとヘ
ッドベースとの接着面積が減少し、十分な接着強度が得
られないといった欠点があった。
アの貼り付け作業の際、表面粗さに起因してヘッド高さ
（ヘッド貼付け面か磁気ヘッドトラック幅下端までの距
離）が不正確になること、またヘッドベースの回転ドラ
ムへの取り付けの際、取り付け基準面からヘッドトラッ
ク下端面までの距離が不正確になるといった問題点があ
った。従来のトラック幅が数十μｍのヘッドを搭載する
機器では、前述のヘッドベースでも使用可能であったが
、トラック幅が数μｍといった高密度記録機器において
は、前述のヘッド高さ、あるいはドラム取り付け時の不
正確さは大きな再生出力の低減につながるなどといった
問題となる。この問題点を解決するためヘッドベースの
ヘッドコア貼付け面を鏡面仕上げにするといった策も取
られるが、鏡面仕上げにすることによりヘッドコアとヘ
ッドベースとの接着面積が減少し、十分な接着強度が得
られないといった欠点があった。
【０００４】本発明は、ヘッドベースのヘッドコア貼付
け面の表面粗さに起因するヘッド高さあるいはドラム取
り付け時の不正確さを除去すると同時に、ヘッドコアと
ヘッドベースとの接着強度を確保することを目的として
いる。
け面の表面粗さに起因するヘッド高さあるいはドラム取
り付け時の不正確さを除去すると同時に、ヘッドコアと
ヘッドベースとの接着強度を確保することを目的として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明にな
る磁気ヘッド用ベースは、磁気ヘッド用ベース本体上の
磁気ヘッドコアを貼り付ける面に少なくとも１本の溝を
設けてなり、また前記溝の幅が前記磁気ヘッドコアの幅
よりも小さくなっている。
る磁気ヘッド用ベースは、磁気ヘッド用ベース本体上の
磁気ヘッドコアを貼り付ける面に少なくとも１本の溝を
設けてなり、また前記溝の幅が前記磁気ヘッドコアの幅
よりも小さくなっている。
【０００６】また本発明の第２の発明になる磁気ヘッド
用ベースは、磁気ヘッド用ベース本体上の磁気ヘッドコ
アを貼り付ける面に前記磁気ヘッド用ベース本体の厚さ
方向に貫通しない少なくとも１個の穴を設けてなり、ま
た前記穴の直径が前記磁気ヘッドコアの幅よりも小さく
なっている。
用ベースは、磁気ヘッド用ベース本体上の磁気ヘッドコ
アを貼り付ける面に前記磁気ヘッド用ベース本体の厚さ
方向に貫通しない少なくとも１個の穴を設けてなり、ま
た前記穴の直径が前記磁気ヘッドコアの幅よりも小さく
なっている。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明における磁気ヘッド用ベース
本体と磁気ヘッドコアとの接着状態を示す斜視図、図２
，図３，図４は本発明の第１の発明のそれぞれ第１，第
２，第３の実施例を示す斜視図、図５は本発明の第２の
発明の一実施例を示す斜視図である。
本体と磁気ヘッドコアとの接着状態を示す斜視図、図２
，図３，図４は本発明の第１の発明のそれぞれ第１，第
２，第３の実施例を示す斜視図、図５は本発明の第２の
発明の一実施例を示す斜視図である。
【０００９】図１に示すように第１の発明では、磁気ヘ
ッド１−１が磁気ヘッド用ベース１−２に接着され、こ
のとき磁気ヘッド用ベース１−２のヘッド取り付け面は
鏡面仕上げあるいは１．６ｓ〜３．２ｓ程度の表面粗さ
となっている。さらに１本以上の溝１−３が設けられて
おり、磁気ヘッド１−１との接着の際、この溝１−３に
接着剤１−４が満たされ、磁気ヘッド１−１との間の接
着剤充填面積が増す。これにより十分な接着強度が確保
される。
ッド１−１が磁気ヘッド用ベース１−２に接着され、こ
のとき磁気ヘッド用ベース１−２のヘッド取り付け面は
鏡面仕上げあるいは１．６ｓ〜３．２ｓ程度の表面粗さ
となっている。さらに１本以上の溝１−３が設けられて
おり、磁気ヘッド１−１との接着の際、この溝１−３に
接着剤１−４が満たされ、磁気ヘッド１−１との間の接
着剤充填面積が増す。これにより十分な接着強度が確保
される。
【００１０】第１の発明の第１の実施例を示す図２にお
いて、磁気ヘッド２−１に対して、磁気ヘッド用ベース
２−２のヘッドコア貼付け部面は磁気ヘッド２−１を精
度よく固定するのに十分な平面度（３μｍ以下）であり
、旋盤、レーザー加工、放電加工等によって所定の寸法
、たとえば幅０．１ｍｍ、深さ０．１ｍｍで底面が平面
に加工された溝２−３が２本０．５ｍｍ間隔で磁気ヘッ
ド２−１の後端面と平行にヘッドコア貼付け部面幅全体
に設けられている。磁気ヘッド２−１は所定の精度で、
磁気ヘッド用ベース２−２のヘッドコア貼付け部面に接
着剤２−４で接着される。接着剤２−４は溝２−３に入
り込むので、磁気ヘッド２−１と磁気ヘッド用ベース２
−２との間の接着剤充填面積が増し、接着強度を高める
ことができる。
いて、磁気ヘッド２−１に対して、磁気ヘッド用ベース
２−２のヘッドコア貼付け部面は磁気ヘッド２−１を精
度よく固定するのに十分な平面度（３μｍ以下）であり
、旋盤、レーザー加工、放電加工等によって所定の寸法
、たとえば幅０．１ｍｍ、深さ０．１ｍｍで底面が平面
に加工された溝２−３が２本０．５ｍｍ間隔で磁気ヘッ
ド２−１の後端面と平行にヘッドコア貼付け部面幅全体
に設けられている。磁気ヘッド２−１は所定の精度で、
磁気ヘッド用ベース２−２のヘッドコア貼付け部面に接
着剤２−４で接着される。接着剤２−４は溝２−３に入
り込むので、磁気ヘッド２−１と磁気ヘッド用ベース２
−２との間の接着剤充填面積が増し、接着強度を高める
ことができる。
【００１１】第１の発明の第２の実施例を示す図３にお
いて、磁気ヘッド用ベース３−２上の磁気ヘッド３−１
を貼付ける面に多数の溝３−３を設けるが、この溝３−
３を磁気ヘッド３−１の側面と平行に設けている。磁気
ヘッド３−１は所定の精度で、磁気ヘッド用ベース３−
２のヘッドコア貼付部面に接着剤３−４で接着されるが
、接着剤３−４は溝３−３に入り込むので、接着剤充填
面積が増し、接着強度を高めることができる。
いて、磁気ヘッド用ベース３−２上の磁気ヘッド３−１
を貼付ける面に多数の溝３−３を設けるが、この溝３−
３を磁気ヘッド３−１の側面と平行に設けている。磁気
ヘッド３−１は所定の精度で、磁気ヘッド用ベース３−
２のヘッドコア貼付部面に接着剤３−４で接着されるが
、接着剤３−４は溝３−３に入り込むので、接着剤充填
面積が増し、接着強度を高めることができる。
【００１２】第１の発明の第３の実施例を示す図４にお
いて、磁気ヘッド用ベース４−２上の磁気ヘッド４−１
を貼付ける面に多数の溝４−３を設けるが、この溝４−
３を格子状に設けている。磁気ヘッド４−１は所定の精
度で、磁気ヘッド用ベース４−２のヘッドコア貼付部面
に接着剤４−４で接着されるが、接着剤４−４は溝４−
３に入り込むので、接着剤充填面積が増し、接着強度を
高めることができる。
いて、磁気ヘッド用ベース４−２上の磁気ヘッド４−１
を貼付ける面に多数の溝４−３を設けるが、この溝４−
３を格子状に設けている。磁気ヘッド４−１は所定の精
度で、磁気ヘッド用ベース４−２のヘッドコア貼付部面
に接着剤４−４で接着されるが、接着剤４−４は溝４−
３に入り込むので、接着剤充填面積が増し、接着強度を
高めることができる。
【００１３】次に、第２の発明の一実施例を示す図５に
おいて、磁気ヘッド５−１に対して磁気ヘッド用ベース
５−２のヘッドコア貼付け部面は磁気ヘッド５−１を精
度よく固定するのに十分な平面度（３μｍ以下）であり
全面にわたりドリル、レーザー加工、放電加工等によっ
て所定の寸法、たとえば直径０．１ｍｍ、深さ０．１ｍ
ｍの貫通しない丸穴５−３が複数個設けられている。磁
気ヘッド５−１は所定の精度で、磁気ヘッド用ベース５
−２のヘッドコア貼付け部面に接着剤５−４で接着され
る。接着剤５−４は穴５−３に入りこむので、磁気ヘッ
ド５−１と磁気ヘッド用ベース５−２との間の接着剤充
填面積が増し、接着強度を高めることができる。
おいて、磁気ヘッド５−１に対して磁気ヘッド用ベース
５−２のヘッドコア貼付け部面は磁気ヘッド５−１を精
度よく固定するのに十分な平面度（３μｍ以下）であり
全面にわたりドリル、レーザー加工、放電加工等によっ
て所定の寸法、たとえば直径０．１ｍｍ、深さ０．１ｍ
ｍの貫通しない丸穴５−３が複数個設けられている。磁
気ヘッド５−１は所定の精度で、磁気ヘッド用ベース５
−２のヘッドコア貼付け部面に接着剤５−４で接着され
る。接着剤５−４は穴５−３に入りこむので、磁気ヘッ
ド５−１と磁気ヘッド用ベース５−２との間の接着剤充
填面積が増し、接着強度を高めることができる。
【００１４】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれらの実施例に限るものではなく、ヘッドベース
の精度、強度を損なわない範囲において溝あるいは穴の
形状、寸法、本数など種々の変形、変更が可能であり、
上記の溝形状をＶ字型あるいはＵ字型とし幅を０．２ｍ
ｍ、深さを０．１ｍｍとすること、あるいは穴形状を角
穴にすることなども可能である。
明はこれらの実施例に限るものではなく、ヘッドベース
の精度、強度を損なわない範囲において溝あるいは穴の
形状、寸法、本数など種々の変形、変更が可能であり、
上記の溝形状をＶ字型あるいはＵ字型とし幅を０．２ｍ
ｍ、深さを０．１ｍｍとすること、あるいは穴形状を角
穴にすることなども可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ヘッ
ド用ベースの磁気ヘッド貼付け面部に溝あるいは穴を設
けたので、ヘッド高さあるいはドラムへの取り付け精度
を損なうことなく、磁気ヘッド用ベースと磁気ヘッドと
の接着強度を確保することが可能となる。また本発明に
より、ぬれ性の低い接着剤の使用が可能となる。さらに
接着剤のヘッドコアへのかぶりを低減することが出来、
ヘッド寸法における歩留り向上が計れる。
ド用ベースの磁気ヘッド貼付け面部に溝あるいは穴を設
けたので、ヘッド高さあるいはドラムへの取り付け精度
を損なうことなく、磁気ヘッド用ベースと磁気ヘッドと
の接着強度を確保することが可能となる。また本発明に
より、ぬれ性の低い接着剤の使用が可能となる。さらに
接着剤のヘッドコアへのかぶりを低減することが出来、
ヘッド寸法における歩留り向上が計れる。
【図１】本発明における磁気ヘッド用ベース本体と磁気
ヘッドコアとの接着状態を示す斜視図である。
ヘッドコアとの接着状態を示す斜視図である。
【図２】第１の発明の第１の実施例を示す斜視図である
。
。
【図３】第１の発明の第２の実施例を示す斜視図である
。
。
【図４】第１の発明の第３の実施例を示す斜視図である
。
。
【図５】第２の発明の一実施例を示す斜視図である。
１−１，２−１，３−１，４−１，５−１ 磁気
ヘッド １−２，２−２，３−２，４−２，５−２ 磁気
ヘッド用ベース １−３，２−３，３−３，４−３ 溝１−４，２
−４，３−４，４−４，５−４ 接着剤５−３
穴
ヘッド １−２，２−２，３−２，４−２，５−２ 磁気
ヘッド用ベース １−３，２−３，３−３，４−３ 溝１−４，２
−４，３−４，４−４，５−４ 接着剤５−３
穴
Claims (4)
- 【請求項１】 磁気ヘッド用ベース本体上の磁気ヘッ
ドコアを貼り付ける面に少なくとも１本の溝を設けたこ
とを特徴とする磁気ヘッド用ベース。 - 【請求項２】 前記溝の幅が前記磁気ヘッドコアの幅
よりも小さいことを特徴とする請求項１記載の磁気ヘッ
ド用ベース。 - 【請求項３】 磁気ヘッド用ベース本体上の磁気ヘッ
ドコアを貼り付ける面に前記磁気ヘッド用ベース本体の
厚さ方向に貫通しない少なくとも１個の穴を設けたこと
を特徴とする磁気ヘッド用ベース。 - 【請求項４】 前記穴の直径が前記磁気ヘッドコアの
幅よりも小さいことを特徴とする請求項３記載の磁気ヘ
ッド用ベース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3701491A JPH04276306A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 磁気ヘッド用ベース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3701491A JPH04276306A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 磁気ヘッド用ベース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04276306A true JPH04276306A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=12485823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3701491A Pending JPH04276306A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 磁気ヘッド用ベース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04276306A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5467236A (en) * | 1993-07-15 | 1995-11-14 | Alps Electric Co., Ltd. | Gapped flexure tongue for floating type magnetic head apparatus |
| US5808836A (en) * | 1995-08-30 | 1998-09-15 | International Business Machines Corporation | Load beam with grooved wire-gluing region |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3701491A patent/JPH04276306A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5467236A (en) * | 1993-07-15 | 1995-11-14 | Alps Electric Co., Ltd. | Gapped flexure tongue for floating type magnetic head apparatus |
| US5808836A (en) * | 1995-08-30 | 1998-09-15 | International Business Machines Corporation | Load beam with grooved wire-gluing region |
| US6112400A (en) * | 1995-08-30 | 2000-09-05 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for adhesively connecting wires to a suspension arm in a disk drive assembly |
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