JPH03157802A - 磁気記録方式 - Google Patents
磁気記録方式Info
- Publication number
- JPH03157802A JPH03157802A JP29808189A JP29808189A JPH03157802A JP H03157802 A JPH03157802 A JP H03157802A JP 29808189 A JP29808189 A JP 29808189A JP 29808189 A JP29808189 A JP 29808189A JP H03157802 A JPH03157802 A JP H03157802A
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- JP
- Japan
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- servo
- layer
- recording
- erasing
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- Pending
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録方式、特にデータ面サーボ方式を用い
るフロッピィディスク装置の磁気記録方式に関する。
るフロッピィディスク装置の磁気記録方式に関する。
近年、磁気記録装置の小型、大容量化が著しく、フロッ
ピィディスク装置においても、記憶容量が10メガバイ
ト以上へと増大している。一般に10メガバイトクラス
になると、磁気へ・ンドを任意の記録トラックへ位置決
めする際に、ステップモータをオープンループを使用す
る方式では、その精度が不足であり、何らかのサーボ制
御によるクローズトループで使用する方式が必要とされ
ている。
ピィディスク装置においても、記憶容量が10メガバイ
ト以上へと増大している。一般に10メガバイトクラス
になると、磁気へ・ンドを任意の記録トラックへ位置決
めする際に、ステップモータをオープンループを使用す
る方式では、その精度が不足であり、何らかのサーボ制
御によるクローズトループで使用する方式が必要とされ
ている。
従来、フロッピィディスク装置においては、データ面サ
ーボ方式として、第2図に示ずようなセクタサーボ方式
や第3図に示すような深層サーボ方式等があった。
ーボ方式として、第2図に示ずようなセクタサーボ方式
や第3図に示すような深層サーボ方式等があった。
第2図は磁気記録媒体13の記録面より見た図で、各記
録トラック14の中の各セクタに対して、データ信号部
16の手前にサーボ信号部15を設け、サーボ信号部1
5を再生する度にトラッキング動作を行う仕組みである
。
録トラック14の中の各セクタに対して、データ信号部
16の手前にサーボ信号部15を設け、サーボ信号部1
5を再生する度にトラッキング動作を行う仕組みである
。
第3図は磁気記録媒体17の断面図であり、ベースフィ
ルム20上に塗布された磁性層に対し、深層サーボ信号
部19を記録した後、それよりも記録深さを浅く表層デ
ータ信号部18を記録している。
ルム20上に塗布された磁性層に対し、深層サーボ信号
部19を記録した後、それよりも記録深さを浅く表層デ
ータ信号部18を記録している。
上述した従来の2種類の磁気記録方式には、各々以下の
ような欠点がある。
ような欠点がある。
まず、セクタサーボ方式においては、サーボ信号を記録
再生できる範囲が各セクタの始まりの部分に限られ、デ
ータの記録・再生中においてはサーボ信号を用いての直
接的な制御ができないため、他のサーボ方式に比較し精
度が劣ること、また、データ面の一部をサーボ信号に使
用するため、フォーマット効率が悪いことなどがあげら
れる。
再生できる範囲が各セクタの始まりの部分に限られ、デ
ータの記録・再生中においてはサーボ信号を用いての直
接的な制御ができないため、他のサーボ方式に比較し精
度が劣ること、また、データ面の一部をサーボ信号に使
用するため、フォーマット効率が悪いことなどがあげら
れる。
次に、深層サーボ方式においては、通常、サーボ信号は
データ信号より数分の−の低い周波数を用い、磁気ヘッ
ドを強力に励磁することにより深層に記録される。しか
し再生時には、その記録周波数の高調波成分が大きく再
生されてしまい、データ信号周波数近辺に重畳し再生信
号S/Nを低下させる。
データ信号より数分の−の低い周波数を用い、磁気ヘッ
ドを強力に励磁することにより深層に記録される。しか
し再生時には、その記録周波数の高調波成分が大きく再
生されてしまい、データ信号周波数近辺に重畳し再生信
号S/Nを低下させる。
さらに、深層サーボ方式は、サーボ信号記録の際に、A
Cバイアス方式等のアナログ記録を用い再生信号中の高
調波成分を抑えることも考えられるが、アナログ記録で
は磁気ヘッド、磁気記録媒体共に未飽和領域を用いる必
要があり、充分な深層への記録ができず、表層にデータ
信号をオーバライドした際の、サーボ信号出力の著しい
低下が起こり実用できないという欠点がある。
Cバイアス方式等のアナログ記録を用い再生信号中の高
調波成分を抑えることも考えられるが、アナログ記録で
は磁気ヘッド、磁気記録媒体共に未飽和領域を用いる必
要があり、充分な深層への記録ができず、表層にデータ
信号をオーバライドした際の、サーボ信号出力の著しい
低下が起こり実用できないという欠点がある。
本発明の磁気記録方式は、磁気記録媒体の磁性層の深さ
方向に充分深く記録された深層信号に対し、前記記録深
さより浅く表面側より消去を行い、さらに前記消去され
た深さより浅く表層信号を記録することを特徴とする。
方向に充分深く記録された深層信号に対し、前記記録深
さより浅く表面側より消去を行い、さらに前記消去され
た深さより浅く表層信号を記録することを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例における磁化状態図である。
第1図(a)はギャップ長約2マイクロメートルのサー
ボライタ用M I G (Metal In Gap)
ヘッド1を用いて、Hcζ1550エルステッド、磁性
層厚約2マイクロメートルのメタル媒体78に対し50
キロヘルツのサーボ信号を書き込んだ状態を示す。サー
ボライタ用MIGヘッド1から出た記録磁界4はメタル
媒体7aの深層部まで到達し過飽和記録が行われている
。
ボライタ用M I G (Metal In Gap)
ヘッド1を用いて、Hcζ1550エルステッド、磁性
層厚約2マイクロメートルのメタル媒体78に対し50
キロヘルツのサーボ信号を書き込んだ状態を示す。サー
ボライタ用MIGヘッド1から出た記録磁界4はメタル
媒体7aの深層部まで到達し過飽和記録が行われている
。
次に、第1図(b)は表層イレーズ用ヘッド2を用いて
、第1図(a)でサーボ信号を書き込まれたメタル媒体
77の表層部のみを直流消去した状態を示す。表層イレ
ーズ用ヘッド2はサーボライタ用MIGヘッド1に比較
し書込み能力の小さいヘッドであり、直流消去時の直流
磁界5はメタル媒体7bの深層まで到達せず、深層部に
深層部サーボ信号部9を残して直流消去された表層部8
が出来上がる。
、第1図(a)でサーボ信号を書き込まれたメタル媒体
77の表層部のみを直流消去した状態を示す。表層イレ
ーズ用ヘッド2はサーボライタ用MIGヘッド1に比較
し書込み能力の小さいヘッドであり、直流消去時の直流
磁界5はメタル媒体7bの深層まで到達せず、深層部に
深層部サーボ信号部9を残して直流消去された表層部8
が出来上がる。
以上の作業により、サーボ信号の書込まれたメタル媒体
を、フロッピィディスク装置上でデータ信号の書込みを
行っている様子を第1図(C)に示す。
を、フロッピィディスク装置上でデータ信号の書込みを
行っている様子を第1図(C)に示す。
フロッピィディスク装置に搭載されたギヤツブ長約0.
4マイクロメートルのMIGへ・ンド3は、その記録磁
界6の小ささからメタル媒体7゜に対し約0.5マイク
ロメートル程度の書き込み深さしか得られない。従って
MIGヘッド3によってデータの記録・消去を繰り返し
てもその磁化状態は、第1図(c)のように深層サーボ
信号部12.中間層直流消去部11および表層のデータ
信号部10の3層に分かれ、深層のサーボ信号部12が
侵されることはない。
4マイクロメートルのMIGへ・ンド3は、その記録磁
界6の小ささからメタル媒体7゜に対し約0.5マイク
ロメートル程度の書き込み深さしか得られない。従って
MIGヘッド3によってデータの記録・消去を繰り返し
てもその磁化状態は、第1図(c)のように深層サーボ
信号部12.中間層直流消去部11および表層のデータ
信号部10の3層に分かれ、深層のサーボ信号部12が
侵されることはない。
また、サーボ信号周波数は低いため、充分な信号出力が
得られた。さらに、低周波信号をディジタル記録・再生
した場合に発生する高調波成分は、第1図(a>の時点
では、サーボ信号周波数に対し、第3次高調波がマイナ
ス10デシベル程度の大きく観測されたが、第1図(c
)の状態においては、第3次以降高調波成分はMIGヘ
ッド3のリードライトギャップと、サーボ信号間の分離
損失により再生されず、またサーボ信号自体は第1図(
a)の状態から、第1図(C)の状態で10デシベル程
度低下したのみで、その後の繰り返し 5− − の記録消去にも全く低下せず、充分に実用出来た。
得られた。さらに、低周波信号をディジタル記録・再生
した場合に発生する高調波成分は、第1図(a>の時点
では、サーボ信号周波数に対し、第3次高調波がマイナ
ス10デシベル程度の大きく観測されたが、第1図(c
)の状態においては、第3次以降高調波成分はMIGヘ
ッド3のリードライトギャップと、サーボ信号間の分離
損失により再生されず、またサーボ信号自体は第1図(
a)の状態から、第1図(C)の状態で10デシベル程
度低下したのみで、その後の繰り返し 5− − の記録消去にも全く低下せず、充分に実用出来た。
以」二説明したように、本発明の磁気記録方式は、磁気
記録媒体の表層部から深層部まで過飽和記録された信号
の表層部のみを直流消去し、さらに、表層部に記録する
信号については直流消去された深さよりも浅い範囲内で
記録を行うことにより、深層に記録された低周波信号は
高調波成分を含まない高品位の再生波形が得られ、また
、表層部への記録・消去を繰り返し行っても、その深層
信号は侵されることがないという効果がある。
記録媒体の表層部から深層部まで過飽和記録された信号
の表層部のみを直流消去し、さらに、表層部に記録する
信号については直流消去された深さよりも浅い範囲内で
記録を行うことにより、深層に記録された低周波信号は
高調波成分を含まない高品位の再生波形が得られ、また
、表層部への記録・消去を繰り返し行っても、その深層
信号は侵されることがないという効果がある。
レーズ用ヘッド、3・・・MIGヘッド、4・・・記録
磁界、5・・・直流磁界、6・・・記録磁界、7..7
b7o・・・メタル媒体、8・・・直流消去された表層
部、9・・・深層部サーボ信号部、10・・・表層デー
タ信号部、11・・・中間層直流消去部、12・・・深
層サーボ信号部、13・・・磁気記録媒体、14・・・
記録トラック、15・・・サーボ信号部、16・・・デ
ータ信号部、17・・・磁気記録媒体、18・・・表層
データ信号部、19・・・深層サーボ信号部、20・・
・ベースフィルム。
磁界、5・・・直流磁界、6・・・記録磁界、7..7
b7o・・・メタル媒体、8・・・直流消去された表層
部、9・・・深層部サーボ信号部、10・・・表層デー
タ信号部、11・・・中間層直流消去部、12・・・深
層サーボ信号部、13・・・磁気記録媒体、14・・・
記録トラック、15・・・サーボ信号部、16・・・デ
ータ信号部、17・・・磁気記録媒体、18・・・表層
データ信号部、19・・・深層サーボ信号部、20・・
・ベースフィルム。
Claims (1)
- 磁気記録媒体の磁性層の深さ方向に充分深く記録された
深層信号に対し、前記記録深さより浅く表面側より消去
を行い、さらに前記消去された深さより浅く表層信号を
記録することを特徴とする磁気記録方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29808189A JPH03157802A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 磁気記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29808189A JPH03157802A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 磁気記録方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157802A true JPH03157802A (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=17854907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29808189A Pending JPH03157802A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 磁気記録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03157802A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432002A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-04 | Nec Corp | 磁気ディスク |
US7224544B2 (en) | 2003-11-10 | 2007-05-29 | Sony Corporation | Method and device for recording data and erasing servo data |
US7808736B2 (en) | 2007-01-25 | 2010-10-05 | Hitachi Maxell, Ltd. | Servo signal recording apparatus, servo signal recording method, and magnetic tape |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP29808189A patent/JPH03157802A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432002A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-04 | Nec Corp | 磁気ディスク |
US7224544B2 (en) | 2003-11-10 | 2007-05-29 | Sony Corporation | Method and device for recording data and erasing servo data |
US7808736B2 (en) | 2007-01-25 | 2010-10-05 | Hitachi Maxell, Ltd. | Servo signal recording apparatus, servo signal recording method, and magnetic tape |
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