JPH0432002A - 磁気ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、予めサーボ用信号を記録しておき、それに基
づきデータ信号の記録再生を行うようにした磁気ディス
クに関する。

（従来の技術） 磁気ディスクへのデータの記録再生をサーボ技術を用い
て行う場合、サーボ用信号を予め記録しておくことが必
要となるが、その際データ信号の記録密度を低下させな
い配慮が必要となる。

そこで、従来では、いわゆる深層サーボと称される磁気
ディスクが知られている。これは、保持力Ｈｅの異なる
２つの媒体のうち高Ｈｃ媒体を下層、低Ｈｃ媒体を上層
とする２層構成のもので、下層にサーボ情報を記録する
ようにしたものである。なお、保持力Ｈｃに差を設けで
あるのは、データ信号の記録再生においてサーボ情報が
消去されるのを防止するためである。

（発明が解決しようとする課題） しかし、高密度記録を実現するには媒体の保持力が高い
ことが要求されるので、上述した従来の２層構成磁気デ
ィスクでは、記録密度を高めることが困難であるという
問題がある。

本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その
目的は、予めサーボ用信号を記録しておく磁気ディスク
であって高密度記録を容易になし得る磁気ディスクを提
供することにある。

（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために、本発明の磁気ディスクは次
の如き構成を有する。

即ち、本発明の磁気ディスクは、予めサーボ用信号を記
録しておき、それに基づきデータ信号の記録再生を行う
ようにした磁気ディスクであって：　この磁気ディスク
は、高密度磁気記録用媒体を厚さり。に塗布してなり；
　この高密度磁気記録用媒体には、データ信号が記録再
生される表面からの深さＤ２に対しり。＞ＤＩ＞Ｄ２で
ある深さＤｌから同Ｄｏまでの範囲にデータ信号よりも
低記録密度でサーボ用信号を飽和記録してある：ことを
特徴とするものである。

（作　用） 次に、前記の如く構成される本発明の磁気ディスクの作
用を説明する。

本発明の磁気ディスクでは、単層の高密度磁気記録用媒
体、即ち、高保持力媒体を用いる。この媒体には、下部
側のＤ　ｏ　　Ｄ　１の領域に飽和記録層を形成してあ
る。表面側の深さＤ２はデータの記録再生が行われる領
域である。深さＤ２は、磁気ヘッドのギャップ長に依存
し、狭いギャップ長では浅くなる。高密度記録では狭い
ギャップ長の磁気ヘッドが用いられることは周知の通り
である。

実際の使用においては、深さＤ２のデータ記録層と前記
飽和記録層の間、即ち、Ｄ、−Ｄ２の領域は、何らアク
セスされない。これを緩衝領域と称すれば、この緩衝領
域が存在する故に、サーボ用信号のオーバーライドが不
要であり、サーボ用信号とデータ信号の分離が容易であ
り、さらにギャップ長を適宜に選択できるので狭いギャ
ップ長の磁気ヘッドを用いた高密度記録が可能となる。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の磁気ディスクの製造方法の一例を示す
概念図である。

第１図（ａ＞において、１は高密度磁気記録用媒体であ
り、この高密度磁気記録用媒体は図示しない基板に厚さ
り。に塗布形成してある。また、２は磁気ヘッドであり
、この磁気ヘッド２は厚さＤｏの全厚に渡って飽和磁化
できるギャップ長ＧＬＯを有したものである。このよう
な磁気ヘッド２を用いて、高密度磁気記録用媒体１の全
厚に渡ってデータ信号よりも充分に低記録密度でサーボ
用信号を飽和記録する。

次に、第１図（ｂ）において、３は磁気ヘッドであり、
この磁気ヘッド３は高密度磁気記録用媒体１の表面から
ある深さＤｌまで磁化できるギャップ長ＧＬＩを有した
ものである。このような磁気ヘッド３を用いて、前記の
ように飽和記録した高密度磁気記録媒体１の表面から深
さり、まての領域の磁化を消去する。その結果、下部側
のり。

−Ｄ、の領域がサーボ用信号の飽和記録層として残る。

ここに、深さＤｌは、実際の使用においてデータ信号が
記録再生される表面からの深さ（有効な磁化深さ）Ｄ２
に対し、Ｄｏ＞ＤＩ）Ｄ２となるような深さである。

なお、磁気ヘッド２と同３は、専用の書込み機（）オー
マツタ−）が備えるものである。

次に、実際の使用においては、以上のように記録したサ
ーボ用信号を用いて各ドライブでデータの記録再生を行
うが、その−例を第２図に示す。

第２図において、４は磁気ヘッドであり、この磁気ヘッ
ド４は前記深さり、よりも充分に浅い深さＤ２の領域を
磁化するに必要な狭いギャップ長ＧＬ２を有したもので
ある。この磁気ヘッド４を用いて深さＤ２の領域にデー
タ記録層を形成する。

その結果、データ記録層（Ｄ２）と飽和記録層（Ｄｏ　
　ＤＩ）の間に、何らアクセスされず前記消磁状態のま
まの消磁層（ＤＩ　　Ｄ２）が形成される。

この消磁層（ＤＩ　　Ｄ２）が形成されることによって
次のことが解る。即ち、深さＤ２はギャップ長ＧＬ２が
狭くなる程浅くなる。従って、高密度記録においては、
飽和記録層（Ｄｏ　　Ｄｌ）は磁気ヘッド４のギャップ
から充分に離れたところにあり、高周波成分は充分に低
下する。このため、サーボ用信号とデータ信号の分離が
容易となる。

また、個々の装置のへラドギャップ長は区々としている
が、飽和記録層（Ｄｏ　　ＤＩ）にサーボ用信号をオー
バーライドする必要がない。さらに、ギャップ長は自由
に適当なものを選択できるので、狭いギャップ長で再生
ロスが少ない磁気ヘッドを用いて良好な高密度記録が可
能となる。

なお、高密度磁気記録用媒体１は、高ＨＣ媒体であるか
ら、磁気ヘッド４の狭ギャップの飽和を防止するため、
高密度記録用の磁気ヘッド４としては、第３図に示すよ
うに、ギャップ部分に高飽和磁束密度材５を装着したメ
タルインギャップヘッドが有効である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の磁気ディスクによれば、
厚く塗布した単層の高密度磁気記録用媒体を用い、これ
の下部にサーボ用信号の飽和記録層を形成し、上部にデ
ータ記録層を形成したときこのデータ記録層と飽和記録
層の間にいわゆる緩衝層が形成されるようにしたので、
高密度記録を容易になし得るサーボ用媒体たる磁気ディ
スクを提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ディスクの製法の一例を示す概念
図、第２図はデータの記録再生説明図、第３図はメタル
インギャップヘッドの概略図である。 １・・・・・・高密度磁気記録用媒体、　２，３４・・
・・・磁気ヘッド、　Ｄｏ・・・・・・全厚、　Ｄ】・
・・・・・消去する深さ、　Ｄ２　・・・・・データの
記録再生深さ。 代理人　弁理士　　八　幡　　義　博 （反） ｅ＞（４斗引１Ｎ） ヂ゛−夕の託拡再伎説期図 ＄　２　区 （ｂ） ｆ−Ｌ婁ｉｄａ＠３Ｊｔ＠ＡＪＬ＃　　２，３−１ｔＬ
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　　　図 ５−　　龜ａ細餡嗜度材 メタルインベ゛ダッフ′へ・・ノド 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予めサーボ用信号を記録しておき、それに基づきデータ
   信号の記録再生を行うようにした磁気ディスクであって
   ；この磁気ディスクは、高密度磁気記録用媒体を厚さＤ
   ＿０に塗布してなり；の高密度磁気記録用媒体には、デ
   ータ信号が記録再生される表面からの深さＤ＿２に対し
   Ｄ＿０》Ｄ＿１》Ｄ＿２である深さＤ＿１から同Ｄ＿０
   までの範囲にデータ信号よりも低記録密度でサーボ用信
   号を飽和記録してある；ことを特徴とする磁気ディスク
   。