JPH04275400A - 洗剤組成物用のアルカリ金属シリケートをベースにしたビルダー剤 - Google Patents

洗剤組成物用のアルカリ金属シリケートをベースにしたビルダー剤

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JPH04275400A
JPH04275400A JP3339478A JP33947891A JPH04275400A JP H04275400 A JPH04275400 A JP H04275400A JP 3339478 A JP3339478 A JP 3339478A JP 33947891 A JP33947891 A JP 33947891A JP H04275400 A JPH04275400 A JP H04275400A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に洗濯機或は皿洗い
機用の洗剤組成物、特に粉末洗剤用に意図する、ケイ素
原子がQ2 及びQ3 形態の種に富んだアルカリ金属
シリケートからなる「ビルダー」剤に関する。
【0002】
【従来技術】「ビルダー」とは、洗剤組成物において界
面活性剤の性能を向上させる任意の活性な補助剤である
と理解される。ビルダーは洗濯するために用いる水に対
して「軟化」として知られている効果を有することが必
要である。従って、水に可溶性塩の形で、及びランドリ
ーにおける汚れ中に一層大きい或は一層小さい程度に可
溶性の錯形態で存在するカルシウム及びマグネシウムを
除くことが必要である。カルシウム及びマグネシウムの
除去は、錯生成により可溶性種の形にして、或はイオン
交換により、或は沈殿させて行なうことができる。沈殿
させる場合、沈殿は、ランドリーに或は洗濯機の機素に
付着物を生じるのを防ぐために、制御しなければならな
い。この沈殿の制御は、特にカルシウム及びマグネシウ
ムに対して親和力を有する水溶性ポリマーによって得ら
れる。また、ビルダーは、脂肪汚れに対する界面活性剤
の乳化作用、「顔料」汚れ、例えば酸化金属、クレー、
シリカ、種々のダスト、腐植質、石灰スケール、スス、
等に対する分散作用を増大させることが必要である。こ
の分散作用は、界面において高い密度の負の電荷を供給
するポリアニオンの存在に基づいて得られるのが普通で
ある。また、ビルダーは、界面活性剤が作用するのに都
合の良いイオン強度を、特にミセルの寸法を増大させる
ことによって、供給することが必要である。また、ビル
ダーは、脂肪を鹸化するためにかつまた布表面及び粒状
汚れにおける負の表面電荷を増大させるために、OH−
 イオンを供給することが必要である。シリケートが長
い間良好な洗剤補助剤と見なされてきたが、現在では洗
濯機用のホスフェートの存在しない組成物においてあま
り用いられていない。この用途において最も広く用いら
れているシリケートは、SiO2 /Na2 Oモル比
1.6〜2.4を有するものである。それらは、固形分
含量およそ35〜45重量%を有する濃厚溶液の形でか
或は微粉砕され及び必要に応じて圧縮されたシリケート
粉末の形のいずれかで市販されている。
【0003】濃厚な商用溶液は、「ガラス質」として知
られかつまた「可溶性ガラス」とも呼ばれる完全に非晶
質のシリケートから最もよく作られる。これらの可溶性
ガラスは、オートクレーブ中圧力下で140℃において
水溶性にされる。シリケート比2の場合、乾燥固形分含
量およそ45重量%を有する商用溶液及びシリケート比
3.5の場合、乾燥固形分含量およそ35重量%を有す
る商用溶液はこのようにして得られる。洗剤配合会社は
、濃厚シリケート溶液を、洗剤の他の成分を含有する水
性懸濁液(スラリー)に導入する。次いで、スラリーを
噴霧して乾燥させる。他の成分と共噴霧する及び共乾燥
させるシリケートは、次いで、会合水を乾燥重量に対し
て多くて20%又は更に少ない量で含有する。商用シリ
ケート粉末に関し、これはガラス質シリケートの濃厚溶
液を噴霧乾燥して得られる。該生成物の良好な溶解性を
確実にするために、水を最終生成物に対して20〜22
重量%保有することが必要である。会合水を20〜22
重量%(完成品に対し)含有するにすぎない商用シリケ
ート粉末を洗浴において1〜3g/リットルの割合で溶
解させる場合、このシリケート粉末は弱いビルダー性を
有するにすぎないことが認められた。実際、この溶解し
たシリケート粉末は、本質的にSi(OX)4 式(式
中、XはH或はNaを表わす)のモノマーケイ素含有種
を生じ、これらはビルダー効果を持たない。このような
モノマー種は、シリケート濃度が少なくとも50〜50
0g/リットルでありさえすれば互いに再結合してポリ
アニオンを形成することができるが、速度は非常に遅い
。このようなシリケート濃度及びモノマー種の遅い重合
速度論は洗濯機における洗濯条件及び洗濯時間に適合し
ない。化学的に結合した水を20〜22%(完成品に対
し)含有する粉末に関する知見が、濃厚シリケート溶液
をスラリーに導入し、次いで乾燥させて作る会合水を2
0%(完成品に対し)含有するシリケートを含有する配
合物についても当てはまるのはもちろんである。
【0004】
【発明の構成】本出願人は、アルカリ金属シリケートが
、ケイ素原子がQ2 及びQ3 形態である種に富む場
合に、洗浄媒体に1〜3g/リットルに稀釈して形成し
たポリアニオン種が洗剤「ビルダー」として作用するの
を可能にさせる程の寿命を有することを見い出した。「
Q2 及びQ3 形態のケイ素原子」なる用語は、ケイ
素原子の互いとの会合度を表わし;「Q2 」とは、各
々のケイ素原子が2つの−Si−O−Si−結合に加わ
り、残る2つの結合が末端の−Si−O−X(ここで、
Xはアルカリ金属或はHである)であることを表わし;
「Q3 」とは、各々のケイ素原子が3つの−Si−O
−Si−結合に加わり、残りが末端の−Si−O−Xで
あることを表わす。本発明の主題である洗剤組成物用「
ビルダー」剤は、Q2 及びQ3 形態のケイ素原子を
少なくとも30%、好ましくは少なくとも50%含有す
るアルカリ金属シリケート、特に珪酸ナトリウム或は珪
酸カリウムからなることを特徴とする。該シリケートは
、SiO2 /M2 Oモル比1.6〜3.5程度、好
ましくは1.8〜2.6程度を有するのがよい。該「ビ
ルダー」剤は任意の形態でよく、構造(粉末、グラニュ
ール、等)を有しても或は有しないでもよい。発明の第
1の実施態様は、SiO2 /M2 Oモル比1.6〜
3.5程度、好ましくは1.8〜2.6程度を有するア
ルカリ金属シリケート、特に珪酸ナトリウム或は珪酸カ
リウムの固形分を重量により約10〜60%、好ましく
は約35〜50%含有する水溶液からなる「ビルダー」
剤である。「ビルダー」剤として用いる濃厚アルカリ金
属シリケートは、「可溶性ガラス」をオートクレーブ中
圧力下で140℃において水溶性にさせ、次いで必要な
らば希釈して得るのが好ましい。濃厚アルカリ金属シリ
ケートはまた他の手段、例えば濃厚な苛性ソーダ溶液を
砂に直接作用させて得てもよい。
【0005】NMR分析により、下記が判明する:・S
iO2 /Na2 Oモル比2を有するガラス質シリケ
ートの固形分含量45%を有する溶液はQ3 種34%
、Q2 種51%、Q1 種12%及びQ0 種3%を
含有し、・固形分含量35%及び比3.5を有する溶液
はQ3 種46%、Q2 種27%、Q4 種16%、
Q1 種9%及びQ0 種2%を含有する。「ビルダー
」溶液は、スプレー設備の場合、「塔の底部」における
洗剤粉末に、或は乾燥混合物の場合、洗剤配合物の成分
の混合物に吹付けることによる後付加で用いてもよく、
かかる吹付けは粉末の吸着力の範囲内である。得られた
微粉混合物は、必要ならば、乾燥シリケート/シリケー
トに会合したままの水の重量による比が100/120
〜100/40、好ましくは100/90〜100/5
0になるように適度に乾燥してよい。用いることができ
るシリケート溶液の量は、乾燥シリケート/洗剤粉末の
重量による比が1/100〜30/100、好ましくは
10/100〜20/100程度になるようにする。本
発明の別の実施態様は下記を含み、これに限定されない
:SiO2 /M2 Oモル比1.6〜3.5程度、好
ましくは1.8〜2.6程度を有するアルカリ金属シリ
ケート、特に珪酸ナトリウム或は珪酸カリウムの固形分
約10〜60重量%、好ましくは約35〜50重量%を
含有する水溶液をシリケートに対して不活性な粒状担体
(support)に吸着及び/又は吸収させて成り、
乾燥基準で表わすシリケート/シリケートに会合したま
まの水の重量による比は100/120〜100/40
の範囲、好ましくは100/90〜100/50の範囲
である。「不活性」とは化学的に不活性を意味する。シ
リケートに「会合した」水とは、無機担体と、特に結晶
水和物の形で結合されない、担持される溶液中の水であ
ると理解される。
【0006】シリケート溶液用の無機担体の中で、挙げ
ることができる化合物は下記のような水溶性化合物が好
ましい:炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、ホウ酸ナト
リウム、過ホウ酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、ホ
スフェート或はポリホスフェート、例えばリン酸三ナト
リウム、トリポリリン酸ナトリウム、等。これらの担体
はそれら自体で存在してもよく或は互いの混合物として
存在してもよい。担体は、固形分として表わして、担持
された溶液の重量(すなわち、固形分として表わす溶液
の重量+担体の重量)の55〜95%程度、好ましくは
65〜85%程度に相当するのが普通である。担持され
た溶液は、SiO2 /M2 Oモル比1.6〜3.5
程度、好ましくは1.8〜2.6程度を有しかつ固形分
含量10〜60%程度、好ましくは35〜50%程度を
有するアルカリ金属シリケートの濃厚水溶液をシリケー
トに対して不活性な無機担体に接触させて吸着及び/又
は吸収させ、該担体は、吸着及び/又は吸収させた後に
シリケートに会合したままの水の量が乾燥基準で表わす
シリケート/シリケートに会合した水の重量による比1
00/120〜100/40程度、好ましくは100/
90〜100/50程度に相当するような量で存在させ
ることによって製造することができる。接触させる作業
は、任意の既知の高剪断ミキサー、特にLodige(
登録商標)タイプのミキサー、或はグラニュール化装置
(ドラム、プレート、等)、等において温度20°〜9
5℃程度、好ましくは70°〜95℃程度で濃厚シリケ
ート溶液を粒状形態の担体に加える、特に吹付けること
によって行なうことができる。使用することができる担
体は既に挙げたものである。使用するシリケート溶液の
量及び濃度は、担体が、特に結晶になることができる水
和物を形成する可能性を考慮して、担体の吸収力及び/
又は吸着力に依存する。担体中で水和物形態になり得る
シリケートに会合しない水フラクションは、示差熱分析
或は定量的X線回折により既知の方法で求めることがで
きる。規定した水和物と異なる形態で担体に結合する水
は適当な物理化学的方法(熱多孔度測定法(サーモポロ
シメトリー)、熱重量分析、プロトンNMR、IR)に
よって求めることができる。
【0007】担体の吸収力及び/又は吸着力の範囲は、
既知の方法、例えば自然の勾配をベースにした角度の変
化を、シリケート溶液を加えた割合の関数として測定す
ることによって求めることができる。必要な場合、担体
とシリケート溶液から成る混合物を、それ自体乾燥して
もよいが、シリケートに会合する水の所望の割合を得る
ように適度に乾燥するのがよい。得られた担持されたシ
リケート溶液の粒子は、所望ならば、平均直径200〜
800マイクロメートルを得るように粉砕してもよい。 水和したアルカリ金属シリケート及びアルカリ金属カー
ボネートの球形コグラニュールの形態の、アルカリ金属
カーボネート上の吸着された及び/又は吸収された形態
のアルカリ金属シリケート溶液は本発明の「ビルダー」
剤であり、これらは極めて特に良好な性能をもたらす。 水和したアルカリ金属シリケート及びアルカリ金属カー
ボネートの球形コグラニュールは、下記を特徴とする方
法によって製造することができる: ・アルカリ金属シリケート或はアルカリ金属シリケート
とアルカリ金属カーボネートとの混合物をベースにした
水溶液を回転グラニュール化装置で移動しているアルカ
リ金属カーボネートをベースにした粒子のローリング床
に吹付け、粒子の移動速度、ローリング床の厚さ及び吹
付けられる溶液の流量を、各々の粒子が他の粒子と接触
する際にプラスチックコグラニュールに転化されるよう
にし、 ・得られたコグラニュールに緻密化(densific
ation)作業を施し、 ・緻密化したコグラニュールを乾燥して、乾燥基準で表
わすシリケート/シリケートに会合した水の重量による
比100/120〜100/40程度に相当するシリケ
ートに会合した水の含量を得るようにする。アルカリ金
属シリケート及びアルカリ金属カーボネートの中で、好
ましいとして挙げることができるものは珪酸ナトリウム
、炭酸ナトリウム、珪酸カリウム、炭酸カリウム、極め
て特には珪酸ナトリウム、炭酸ナトリウムである。
【0008】シリケート或はシリケート/カーボネート
混合物をベースにした吹付けられる水溶液は固形分含量
30〜55重量%程度、好ましくは30〜45重量%を
有するのがよい。該アルカリ金属シリケートはSiO2
 /M2 Oモル比1.6〜3.5程度、好ましくは1
.8〜2.6程度、極めて特には2に近い値を有する。 該カーボネートは必要に応じて所望の最終生成物に応じ
た割合で存在してよい。シリケート或はシリケート/カ
ーボネート混合物をベースにした溶液の吹付けは、温度
20°〜95℃程度、好ましくは70°〜95℃程度で
行なう。吹付けは、空気を加圧下で同じ程度の温度にお
いて(例えば2流体ノズルを使用して)一緒に導入して
促進してもよい。コグラニュールを製造するのに用いる
粒子は、主に下記を有するアルカリ金属カーボネートか
らなる: ・平均直径10〜150ミクロン程度、好ましくは20
〜100ミクロン程度、極めて特には30〜80ミクロ
ン近く、 ・未沈降の充填密度(非嵩密度(non−bulk))
0.4〜1.1g/cm3 程度、好ましくは0.6〜
1.1g/cm3 程度、 ・水含量0.05〜0.4重量%程度、好ましくは0.
1〜0.3重量%程度、 ・不溶分の割合5〜100mg/kg 程度、通常10
〜60mg/kg程度。一般の粉砕或は未粉砕グレード
のカーボネートを用いてよい。これらのカーボネート粒
子と一緒に、洗剤分野において普通に用いられかつカー
ボネート粒子に近い直径及び密度を有する他の粒子、例
えば再析出防止用(anti−redepositin
g)ポリマー(カルボキシメチルセルロース、等)、酵
素、等が少量(コグラニュールの重量の10%より少な
い量)存在してもよい。
【0009】吹付けによりコグラニュール化作業を行な
うのに使用する装置は回転プレート、回転ディッシュ或
はドラムもしくはミキサー/グラニュレータータイプ、
等の任意の回転装置でよい。これらのコグラニュールを
製造する第1の好ましい方法は、粒子を薄い層として移
動させるのを可能にする回転グラニュレーターを使用す
るにある。回転軸を水平に対し20°より大きい、好ま
しくは40°より大きい角度で傾斜させたディッシュが
特に適している。かかるディッシュの幾何学形状は極め
て多様になり得、円錐台、フラット、段付き、これら3
つの形状の組合せ、等にすることができる。これらのコ
グラニュールを製造する第2の好ましい方法は回転ドラ
ムを使用するにある。回転ドラムの傾斜角は少なくとも
3%、好ましくは少なくとも5%にする。カーボネート
ベースの粒子は温度15°〜200℃程度、好ましくは
15°〜120℃程度、極めて特には15°〜30℃程
度で移動する。吹付けるシリケート或はシリケート/カ
ーボネート混合物をベースにした溶液及び使用するカー
ボネートベースの粒子の量は、0.2〜0.8リットル
/kg、好ましくは0.4〜0.7リットル/kg、極
めて特には0.62〜0.7リットル/kg(これらの
値はナトリウム塩として表わす)の範囲にすることがで
きる液体流量/粒子流量比に相当する。吹付ける溶液の
流量、粒子が移動する速度及び移動粒子の層の厚さは、
ペーストでなくプラスチックグラニュールを得るために
、各々の粒子が液体を吸収しかつ接触する他の粒子と凝
集するようにする。粒子が移動する速度及び層の厚さは
、粒子をグラニュール化装置に導入する流量及びグラニ
ュール化装置の特性によって調節する。プレート或はド
ラムタイプの装置における粒子の滞留時間は15〜40
分程度が普通である。
【0010】使用する装置の特性を所定の出発原料に応
じて所望の生成物に適応させることは当業者の範囲内で
ある。すなわち、ディッシュについては下記の通りであ
る: ・幾何学形状(円錐台、フラット、段付き或はこれら3
つの形状の組合せ) ・寸法(深さ、直径) ・傾斜角 ・回転速度 ・固体及び液体供給の位置。ドラムについて:・幾何学
形状(チューブ直径) ・傾斜角 ・回転速度 ・チューブチャージ ・固体及び液体供給の位置。得られた未緻密化及び未乾
燥のコグラニュールはグラニュール化を実施するのに用
いる条件に依存する特性を有する。このようなコグラニ
ュールは下記を有するのが普通である:・シリケート含
量7〜30重量%程度、好ましくは11〜23重量%程
度、極めて特には21〜23重量%程度、 ・カーボネート含量41〜75重量%程度、好ましくは
48〜64重量%程度、極めて特には48〜51重量%
程度、 ・水含量18〜29重量%程度、好ましくは25〜29
重量%程度、極めて特には27〜29重量%程度。
【0011】緻密化作業は、グラニュール化工程で得ら
れたコグラニュールを回転装置で回転させて周囲温度で
行なってもよい。この装置はグラニュール化装置と関係
しないのが好ましい。この緻密化工程は、コグラニュー
ルを回転ドラムに導入して滞留させて行なうのが有利に
なり得る。回転ドラムの傾斜角は少なくとも3%、好ま
しくは少なくとも5%にする。このドラムの寸法、回転
速度及びコグラニュールの滞留時間は所望の密度に依存
する、滞留時間は通常20分〜3時間程度、好ましくは
20分〜90分程度である。ミキサー/グラニュレータ
ーもまたこの緻密化作業に適している。コグラニュール
化及び緻密化作業は、また、同じ装置、例えば段付きデ
ィッシュで行なってもよい。コグラニュールの緻密化は
、コグラニュールを装置の最終工程でロールさせて得ら
れる。同様に、これら2つの作業を2セクションドラム
で行なってもよい。緻密化されたコグラニュールを次い
で任意の既知の手段で乾燥させる。効率の特に高い方法
は、流動床において空気流の助けによって温度40°〜
90℃程度、好ましくは60°〜80℃で乾燥させるこ
とである。この作業は、空気の温度、グラニュール化装
置の出口におけるコグラニュールの水含量及び乾燥した
コグラニュールについて望まれる水含量、並びに流動化
条件に依存する期間の間実施する。当業者ならばいかに
してこれらの種々の条件を所望の生成物に適応させるか
を知っている。
【0012】乾燥した緻密なコグラニュールは下記を有
するのが普通である: ・シリケート含量8〜38重量%程度、好ましくは14
〜31重量%程度、極めて特には24〜31重量%程度
、 ・カーボネート含量47〜87重量%程度、好ましくは
59〜81重量%程度、極めて特には64〜69重量%
程度、 ・水含量5〜25重量%程度、好ましくは7〜20重量
%程度、極めて特には12〜20重量%程度、・非嵩密
度0.7〜1.5g/cm3 程度、好ましくは0.7
5〜1.5g/cm3 程度、極めて特には0.8〜1
g/cm3 程度、 ・log10標準偏差0.02〜0.3、好ましくは0
.05〜0.1を有する中央(median)直径(通
過する累積パーセンテイジの意味で)0.4〜1.8m
m程度、好ましくは0.6〜0.8mm程度。これらの
コグラニュール化/緻密化/乾燥工程は、水和アルカリ
金属シリケートをベースにし及びアルカリ金属カーボネ
ートをベースにし、完全に球形、緻密でありかつ水に容
易に溶解するコグラニュールを得ることを可能にする。 皿洗い機及び洗濯機用の洗剤組成物を製造するのに特に
適した水和珪酸ナトリウム及び炭酸ナトリウムをベース
にした球形のコグラニュールは下記の特性を有するもの
である: ・シリケート含量24〜31重量%程度、・カーボネー
ト含量64〜69重量%程度、・水含量12〜20重量
%程度、 ・非嵩密度0.7〜1.5g/cm3 程度、好ましく
は0.8〜1g/cm3 程度、 ・log10標準偏差0.05〜0.1を有する中央直
径0.4〜0.8mm程度、 ・水への90%溶解が2分より短くかつ水への95%溶
解が4分より短かい速度。
【0013】水に90%或は95%が溶解する速度とは
、生成物の90%或は95%を20℃の水に濃度35g
/リットルで溶解させるのに必要な時間であると理解さ
れる。発明の「ビルダー」剤は、構造(粉末、コグラニ
ュール、等)を有する場合、皿洗い機用洗剤組成物にお
いて、組成物の3〜90重量%、好ましくは3〜70重
量%の量で使用し、洗濯機用組成物において使用する量
は組成物の重量の3〜60重量%程度、好ましくは3〜
40重量%程度(これらの量は組成物の重量に対する乾
燥シリケートの重量として表わす)である。洗剤組成物
は、発明の主題である「ビルダー」剤と一緒に、少なく
とも一種の界面活性剤を組成物の重量の8〜20%の範
囲にすることができ、10〜15%程度が好ましい量で
含有する。これらの界面活性剤の中で、下記を挙げるこ
とができる: ・下記を含むタイプのアニオン系界面活性剤:アルカリ
金属ソープ(C8〜C24脂肪酸のアルカリ金属塩)、
アルカリ金属スルホネート(C8 〜C13アルキルベ
ンゼンスルホネート及びC12〜C16アルキルスルホ
ネート)、オキシエチレン化及びスルフェート化C6 
〜C16脂肪アルコール、オキシエチレン化及びスルフ
ェート化C8 〜C13アルキルフェノール、アルカリ
金属スルホスクシネート(C12〜C16アルキルスル
ホスクシネート)、等、・下記を含むタイプの非イオン
系界面活性剤:ポリオキシエチレン化C6〜C12アル
キルフェノール、オキシエチレン化C8 〜C22脂肪
族アルコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシド
ブロックコポリマー及び必要に応じてポリオキシエチレ
ン化カルボン酸アミド、・アルキルジメチルベタインタ
イプの両性系界面活性剤、 ・下記を含むタイプのアニオン系界面活性剤:アルキル
トリメチルアンモニウンムクロリド或はブロミド及びア
ルキルジメチルエチルアンモニウンムクロリド或はブロ
ミド。
【0014】洗剤組成物中に、また下記のような種々の
成分が存在してもよい: 下記を含むタイプの「ビルダー」: ・配合物の全重量の少なくとも25%の量のホスフェー
ト、 ・配合物の全重量の約40%までの量のゼオライト、・
配合物の全重量の約80%までの量の炭酸ナトリウム、 ・配合物の全重量の約10%までの量のニトリロ酢酸、
・配合物の全重量の約20%までの量のくえん酢酸或は
酒石酸、 「ビルダー」の全重量は洗剤組成物の全重量の約0.2
〜80%、好ましくは20〜45%に相当する、ペルボ
レート、ペルカーボネート、クロロイソシアヌレート、
N、N、N’、N’−テトラアセチルエチレンジアミン
(TAED)を洗剤組成物の全重量の30%までの量で
含むタイプの漂白剤、カルボキシメチルセルロース或は
メチルセルロースを洗剤組成物の全重量の約5%までに
することができる量で含むタイプの再析出防止剤、アク
リル酸及び無水マレイン酸コポリマーを洗剤組成物の全
重量の約10%までにすることができる量で含むタイプ
の堆積防止(anti−incrustation)剤
、洗剤組成物の全重量の50%までにすることができる
量の粉洗剤用の硫酸ナトリウムタイプの充填剤。下記の
例は例示として挙げるものであり、発明の範囲及び精神
を制限するものと見なすべきでない。
【0015】
【実施例】例1〜5 下記: ・SiO2 /Na2 Oモル比=2を有し、乾燥固形
分45重量%を有する珪酸ナトリウム溶液(例2)、及
び・SiO2 /Na2 Oモル比=3.4を有し、乾
燥固形分35重量%を有する珪酸ナトリウム溶液(例4
)の「ビルダー」性能特性を、LABSアニオン系界面
活性剤(Aldrichからの線状ナトリウムドデシル
ベンゼンスルホネート)との二成分混合物としてTer
gotometer(米国、ホボケン在、US  Te
sting  Company)で求める。反射率測定
を、Gardner反射率計を使用して行なう。これら
の性能特性を下記のもの: ・LABS単独を濃度2g/リットル(例1)、・比2
を有しかつ水22%(乾燥シリケートに対して水28.
2%)を含有する吹付けられるシリケート粉末(例3)
、 ・比3.4を有しかつ水18.6%(乾燥シリケートに
対して水22.8%)を含有する吹付けられるシリケー
ト粉末(例5)、と同じ条件(4g/リットル)で用い
て比較する。これらの測定の結果を表1に挙げる。
【0016】
【表1】
【0017】測定法 原理: 簡易化した機械洗浄を、tergotometerにお
いて、汚した布の標準化試験片を、界面活性剤及び試験
するビルダーを使用して65℃で洗濯することによって
シミュレートする。洗濯は20分かかり、布の色を洗濯
する前後で測定する。試験するビルダーの性能を評価す
るために、同じタイプの試験片を界面活性剤単独で洗濯
して「ブランク」を実施する。 方法: tergotometerは2リットルのステンレスス
チール容器4つからなり、これらの容器に100サイク
ル/分に調節するパルセーターを設置した装置である。 65℃に調節した水タンクに容器を入れる。 1)1リットルの硬質水道水(34°フランス全硬度)
を各々の容器に入れる。水が温度になったら、下記を導
入する: ・Test  Fabricからのスタイル405W白
色綿の10×12cm試験片5つ、 ・Test  Fabricからの白色ポリエステル綿
(PEC)(商品番号7435)の10×12cm試験
片5つ、 ・Gallenからの製品101であるEMPA(墨と
オリーブ油との混合物)で汚した綿の10×12cm試
験片2つ、 ・Gallenからの製品114である赤ワインで汚し
た綿の10×12cm試験片2つ、 ・Gallenからの製品104であるEMPAで汚し
たポリエステル綿(PEC)の10×12cm試験片2
つ。
【0018】2)下記の3つの作業を同時に行なう:・
ストップウオッチを押す、 ・撹拌を開始する、 ・ビルダー/界面活性剤混合物を加える。 ビルダーは4g/リットル(生成物中の乾燥物質として
計算する質量)で試験し、それにLABS2g/リット
ルを加える。 3)すすぎ 20分が経過した時に、洗濯水を廃棄して布を冷水道水
3×1リットルですすぐ。 4)スピニング及び乾燥試験片を引き伸ばしかつ個々に
吸収紙に広げて予備乾燥させる。布を、次いで吸収紙の
2つのシートの間に入れてローリング機の中に温度約1
10℃で2回通す。 5)色測定 Gardner装置を、この目的のために取って置いた
黒色プレートで零測定し、次いで黒色プレートと同じタ
イプの標準化白色プレートでL、a及びbの値を読んで
キャリブレートする。 Lは白色から黒色への色相の色の等級を定める。 L=100は白色試験片に当る。 L=0は黒色試験片に当る。 aは緑色から赤色への色相の色の等級を定める。 a>0:色は赤色がかる a<0:色は緑色がかる bは黄色から青色への色相の色の等級を定める。 b>0:色は黄色がかる b<0:色は青色がかる キャリブレートした後に、適当な測定を行なう。各々の
布カテゴリーの2つの試験片を容器から取り出し、重い
金属プレートを布の上に置いて試験片当り5つの測定(
すなわち中央において1つ及び4つのコーナーにおいて
1つずつ)を行ない、次いで10の測定の算術平均を計
算する。同じ手順を未洗濯の布に関して用いる。
【0019】6)結果の計算 DL及びDEを各々の試験及び各々のタイプの布につい
て計算する。 DL=洗濯した後のL−洗濯する前のLDa=洗濯する
前のa−洗濯した後のaDb=洗濯する前のb−洗濯し
た後のbDE=数1=洗浄力
【数1】 各々の生成物及び各々のタイプの汚れた布についての平
均DL及びDEを計算する。次いで、下記を各々の生成
物について計算する: EMPA綿洗浄力=平均DE  EMPA綿EMPA 
 PEC洗浄力=平均DE  EMPA  PECWI
NE綿洗浄力=平均DE  WINE綿累積洗浄力=E
MPA綿、EMPA  PEC及びWINE綿洗浄力の
合計。
【0020】例6及び7 Lodige  M5G(登録商標)ミキサー(Lod
igeが市販している)に、ローヌ−プーランが市販し
ているH2 無水トリポリホスフェート(登録商標)8
00gを装入する。装置を閉止しかつスイッチを入れて
速度400回転/分の回転にした後に、SiO2 /N
a2 Oモル比=2かつ固形分45%を有する珪酸ナト
リウムの溶液200gを噴霧によって導入する。この添
加は10分かかり、更に10分回転して混合した後に、
生成物を取り出して屋外でプレート上に周囲温度におい
て2時間静置させる。 生成物の特性は下記の通りである: ・部分水和されたTPP:82重量% ・珪酸ナトリウム:9重量% ・シリケートに会合した水:9重量%(乾燥シリケート
に対して100%)生成物に含有される水の合計量は、
生成物を500℃に加熱した際の重量減を測定して求め
る。他方、水和物の形で結合される水の量は示差熱分析
によって求める。会合した水の量は、合計水と水和物の
形で結合される水との差から計算する。 ・平均直径=250マイクロメーター。 この生成物の「ビルダー」性能特性は上述した方法を用
いて求めるが、EPMAで汚したPEC(製品104)
の2つの試験片を、KrefeldからのWFKで汚し
た同じ寸法の綿の試験片2つに替える(例6)。これら
の性能特性を、H2 無水TPP(登録商標)粉末とS
iO2 /Na2Oモル比=2を有しかつ水22%を有
する吹付けられるシリケート粉末との、TPP/乾燥シ
リケートの重量比800/90の混合物のものと比較す
る。 比較は同じ条件下(4g/リットル)で行なう(例7)
。測定の結果を下記の表2に挙げる。
【0021】
【表2】
【0022】例8 グラニュール化系は直径800mm及び深さ100mm
のフラットプレートを含む。グラニュール化する間、回
転速度を35回転/分程度にしかつ回転軸の水平に対す
る傾斜を55°程度にする。グラニュール化プレートに
、炭酸ナトリウムの微粒子から成る粉末を流量21.4
kg/時間で連続して供給する。かかる粉末の主特性は
下記の通りである: ・アルカリ度滴定量:99.61% ・水含量(重量による)=0.12% ・非嵩密度=0.56g/cm3 ・中央直径=95ミクロン ・不溶分含量=58mg/kg 。 珪酸ナトリウムの溶液を、80℃の空気の助けにより、
ディッシュの底部から20cmの距離に配置した2流体
ノズルにより、グラニュール化ディッシュにおいて回転
させるこの粉末に、流量13.4リットル/時間で温度
80℃において吹付ける。活性成分の割合及び吹付けら
れる溶液のSiO2 /Na2 Oモル比は、それぞれ
43%(重量による)及び2である。プレートにおける
粒子の平均滞留時間は約10〜15分である。粒子がプ
レートを去る温度は周囲温度である。プレートを去るグ
ラニュールを、直径500mm及び長さ1300mmの
傾斜5%程度を有する滑らかな壁を有する回転チューブ
に導入する。出口ダイヤフラムを、粒子の平均滞留時間
が約40分になるように調節する。ドラムの回転速度(
18回転/分)を、粒子の緻密化を促進する粒子のロー
リング床を有するように選ぶ。このようにして得られた
グラニュールを流動床において温度80℃(流動用空気
の温度は85〜90℃である)で10〜15分間乾燥さ
せる。
【0023】このようにして乾燥させた生成物は下記の
特性を有する: ・カーボネート含量(重量による)=65%・シリケー
ト含量(重量による)=21%±0.5%・水含量(重
量による)=13.5% ・非嵩密度=0.90g/cm3 ・1mmの特大の重量%=10.8% ・中央直径=0.73mm ・0.2mmを通過する重量%=6% ・生成物の90%(重量による)が50秒で溶解する(
20℃において35g/水溶液1リットル)、・生成物
の95%(重量による)が65秒で溶解する(20℃に
おいて35g/水溶液1リットル)、・白色度L=96
.3 ・耐摩耗性:7%。グラニュールは優れた貯蔵安定性を
有する。
【0024】耐摩耗性の測定 装置: フランス標準規格P15−443に記載されている水硬
バインダーを定性化するのに用いられる標準化装置、フ
ラロメータ(flourometer)を使用する。 方法: 生成物50gを、Roto−Lab(登録商標)実験室
シーブ装置(Prolaboが市販している)を使用し
て1200〜180ミクロンシーブの間でシーブする。 180〜1200ミクロンの間のフラクションを回収す
る。試験する生成物約25gを精確に秤量し、これを精
確な重量Mとする。これをフラロメータに入れる。空の
乾燥Soxhlet(登録商標)タイプのフィルター(
Prolaboが市販している)を秤量し、それを流動
化チューブの上部に入れ、その質量をM1とする。5分
間流動させる(乾燥空気流量:15リットル/分)。 フィルターの中に飛び散った生成物及び流動化チューブ
の垂直壁に付着した微粉を、適当な直径のスクレーパを
使用して回収する。これをこれらの微粉及びフィルター
の質量M2とする。Roto−Lab中の流動化チュー
ブの底部にある残分を再シーブし、回収して180ミク
ロンより小さい微粉を秤量し、これをこれらの微粉の質
量M3とする。結果の計算表現:摩耗度は、生成物を流
動化する間に形成される180ミクロンより小さい微粉
のパーセンテイジに等しく、下記式(数2)によって得
られる:
【数2】
【0025】例9: 例1に記載する作業を、下記の変更だけを行なって繰り
返す: グラニュール化: ・グラニュール化プレート:回転速度30回転/分、・
粉末供給:22kg/時間、及び ・シリケート溶液供給:13リットル/時間。 緻密化: ・ドラムの回転速度:10回転/分。 流動床における乾燥: ・温度=90℃、 ・時間:20分。乾燥した生成物は下記の特性を有する
: ・カーボネート含量(重量による)=60.9%・シリ
ケート含量(重量による)=22.9%±0.5% ・水含量(重量による)=16.1% ・非嵩密度=0.86g/cm3 ・1mmの特大の重量%=2.6% ・中央直径=0.64mm ・0.2mmを通過する重量%=7.3%・生成物の9
0%(重量による)が75秒で溶解する(20℃におい
て35g/水溶液1リットル)、・生成物の95%(重
量による)が102秒で溶解する(20℃において35
g/水溶液1リットル)、・白色度L=95.6、 ・耐摩耗性:9.2%。 グラニュールは優れた貯蔵安定性を有する。
【0026】例10: グラニュール化系は、直径500mm及び長さ1300
mmの傾斜7.5%程度を有する、40回転/分で回転
する滑らかな壁を有するドラムを含む。出口ダイヤフラ
ムを、粒子の平均滞留時間が約15〜20分程度になる
ように調節する。ドラムに、例1及び2の粉末と同じ特
性を有するカーボネート粉末を流量37kg/時間で連
続して供給する。シリケート溶液(活性物質を45.6
重量%の割合で含有しかつSiO2 /Na2 O重量
比2を有する)を、80℃の空気の助けにより、ドラム
底部から三分の一に配置したフラットジェット2流体ノ
ズルにより、ドラムにおいて回転させるこの粉末に、流
量18リットル/時間で温度80℃において吹付ける。 ドラムの出口のコグラニュールは周囲温度であり、密度
0.68g/cm3 を有する。次いで、コグラニュー
ルを、直径500mm及び長さ1300mmの傾斜5%
程度を有する滑らかな壁を有する回転ドラムで1時間不
連続に緻密化する。ドラムの回転速度は20回転/分で
ある。このようにして得られたグラニュールを流動床に
おいて温度65℃程度(流動用空気の温度は70℃であ
る)で15分間乾燥させる。このようにして乾燥させた
生成物は下記の特性を有する: ・カーボネート含量(重量による)=62%・シリケー
ト含量(重量による)=20.5%±0.5% ・水含量(重量による)=17.6% ・非嵩密度=0.820g/cm3 ・1mmの特大の重量%=5% ・中央直径=0.65mm ・0.2mmを通過する重量%=0.6%・生成物の9
0%(重量による)が50秒で溶解する(20℃におい
て35g/水溶液1リットル)、・生成物の95%(重
量による)が63秒で溶解する(20℃において35g
/水溶液1リットル)。 グラニュールは優れた貯蔵安定性を有する。
【0027】例11: 例3に記載する作業を、下記の変更だけを行なって繰り
返す: 緻密化: ・2時間不連続に。乾燥させた生成物は下記の特性を有
する: ・カーボネート含量(重量による)=60.8%・シリ
ケート含量(重量による)=19.3%±0.5% ・水含量(重量による)=19.9% ・非嵩密度=0.91g/cm3 ・1mmの特大の重量%=1.6% ・中央直径=0.57mm ・0.2mmを通過する重量%=1.22%・生成物の
90%(重量による)が37秒で溶解する(20℃にお
いて35g/水溶液1リットル)、・生成物の95%(
重量による)が45秒で溶解する(20℃において35
g/水溶液1リットル)。 グラニュールは優れた貯蔵安定性を有する。
【0028】例12及び13: 例8のコグラニュールの「ビルダー」性能特性を例1〜
5に記載する方法によって求める。これらの性能特性を
、炭酸ナトリウム粉末と完成品中SiO2/Na2 O
モル比=2を有しかつ水22%(乾燥シリケートに対し
て水28.2%)を有する吹付けられる珪酸ナトリウム
粉末との重量比3/1の混合物(カーボネート/アトマ
イズドR2 )のものと比較する。結果を下記の表3に
挙げる。
【0029】
【表3】
【0030】この表に挙げるカーボネート及びシリケー
トの量は乾燥基準で表わす。コグラニュールの性能特性
は同じシリケート/カーボネート比を有する粉末の混合
物に比べて良好であることが分かる。
【0031】例14 粒子を下記から、例6及び7の方法を用いてLodig
e  M5Gミキサーで造る: ・平均直径110μm程度を有する微粉軽量炭酸ナトリ
ウム1800g、及び・SiO2 /Na2 Oモル比
=3.4及び固形分含量37%を有する珪酸ナトリウム
の溶液1200g。シリケート溶液を5分間加え、更に
5分間混合し、屋外で周囲温度において2時間放置した
後に、下記の特性を有する生成物が回収される:・炭酸
ナトリウム:60重量% ・シリケート=20重量% ・シリケートに会合した水=20重量%(乾燥シリケー
トに対して100%) ・平均直径=400μm。
【0032】この生成物を、下記の組成を有するランド
リー洗剤組成物を得るために、添加剤に乾燥混合して導
入する: ・線状アルキルベンゼンスルホネート:25重量部・C
emulsol  DB618(登録商標):3重量部 ・Cemulsol  LA90(登録商標)(S.F
.O.Sからの界面活性剤):2重量部 ・ゼオライト4A:18重量部 ・例14からの生成物:25.8重量部・Sokala
n  CP5(登録商標)(BASFからのコポリマー
):4重量部 ・カルボキシメチルセルロース:1.5重量部・Tin
opal  DMSX:0.2重量部・Timopal
  SOP(Ciba−Geigyからの増白剤):0
.2重量部 ・Esperase(登録商標)(Novoからの酵素
):0.3重量部 ・Rhodorsil20444(登録商標)(ローヌ
ープーランからの消泡剤):2重量部 ・過ホウ酸ナトリウム・4H2 O:15重量部・TA
ED:3重量部pH(10g/リットル)=10.25
【0033】汚れ除去についての性能試験を、Wasc
atorからのFOM71(登録商標)洗濯機で行なう
。試験条件は下記の通りである: ・使用サイクル:60℃ ・サイクルの全時間:70分、予備洗浄無し・サイクル
数:洗剤当り3 ・水硬度:フランス水硬度32° ・ランドリー負荷:白色綿洗浄用ぼろ3.5kg・試験
した布:洗濯当り、下記の二連の布を洗浄用ぼろにピン
で止めて導入する: グレー綿:Test−Fabric Krefeld  10C IEC106 EMPA101 ポリエステル/グレー綿:Test−FabricKr
efeld  20C EMPA104 蛋白質汚染:血(EMPA111) ココア(EMPA112) 混合(EMPA116) 酸化性汚染:ティー(Krefeld  10G)無漂
白の綿布(EMPA222) ワイン(EMPA114) ・洗剤投与量: 第1連:5g/リットル、これは5×20=100g/
洗濯である。 第2連:8g/リットル、これは8×20=160g/
洗濯である。
【0034】汚れ及び汚染除去の測定方法光度定量(布
が反射する光の量の定量)が汚れ除去パーセンテイジを
計算するのを可能にする。DatacolorからのE
lrepho2000装置を使用する。汚れ除去は下記
式(数3)により計算する:
【数3】 式中、A=白色の基準サンプルの反射率、B=汚れた基
準サンプルの反射率、 C=汚れたサンプルの洗濯した後の反射率。 反射率は、青色三色成分の助けにより、光学増白剤の作
用を用いないで求める。 サンプル当り実施する測定回数=4 洗濯当りのサンプル数=2 洗濯数=3 これは汚れ当り、生成物当り、研究する濃度当り4×2
×3=24測定に等しい。洗濯機における対堆積物性能
試験を、Schultess  Super  6De
  Luxe(登録商標)ドラム機で行なう。試験条件
は下記の通りである: ・使用サイクル:60℃ ・サイクルの全時間=65分、予備洗浄無し・サイクル
数:累積洗濯25 ・水硬度:フランス水硬度21.2° ・試験した布:標準規格NFT73.600に載ってい
る規格値に精確に従う基準ストリップ ・ランドリー負荷:綿100%テリータオル地3kg・
洗剤投与量:5g/リットル。 洗濯を25回施した試験片を乾燥させ、秤量し、900
℃で焼成する。初期試験片の重量に対する灰の重量%を
求める。種々の試験の結果を表4に挙げる。
【0035】
【表4】
【0036】例15 例14の洗剤に類似した洗剤を、「ビルダー」混合物ゼ
オライト4A+例14の生成物+Sokalan  C
P5を下記の「ビルダー」混合物に替えて造る:・ゼオ
ライト4A:30部 ・吹き付けられるシリケートR2 :6部・軽量カーボ
ネート:6部 ・硫酸ナトリウム:4.8部 ・Sokalan  CP5:4部。汚れ除去及び凝結
防止試験の結果を表4に挙げる。
【0037】例16〜18 例8の生成物を、皿洗い用組成物を得るために、Lod
ige  M5Gで混合して添加剤に導入する。これら
の組成物を表5に挙げる。
【0038】
【表5】
【0039】これらの組成物をMiele(登録商標)
家庭用皿洗い機で試験する。この皿洗い機の軟水装置は
再生されない。これにより、フランス水硬度30°の全
硬度を有する硬水を供給する。ソーダ石灰ガラスの初め
完全に清浄なプレートの累積10回洗浄を、各々の組成
物を濃度3g/水1リットルで使用して行なう。次いで
、プレートに、例1〜5で使用したのと同じGardn
er装置を使用して光度測定を施す。サンプルが反射す
る光の合計量Lを求める。Lが4〜7ならば、結果は極
めて良好と考えられ、ガラスは透明である。Lが7〜1
4ならば、わずかな曇りが見られる。例8の生成物を、
珪酸ナトリウムのコグラニュールとBritsil  
H2O(登録商標)(SiO2 /Na2 O比=2を
有しかつ水20%を含有する−Philadelphi
a  Quartzが市販している)のコグラニュール
との混合物にかなり近い配合物において比較する。結果
を表5に挙げる。例8のコグラニュールを使用すると、
クエン酸ナトリウム(高価)及びポリアクリレート(生
分解性でない)の量を減少させることを可能にすること
が分かる。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  Q2 及びQ3 形態のケイ素原子を
    少なくとも30%含有するアルカリ金属シリケート、特
    に珪酸ナトリウム或は珪酸カリウムからなることを特徴
    とする洗剤組成物用「ビルダー」剤。
  2. 【請求項2】  Q2 及びQ3 形態のケイ素原子を
    少なくとも50%含有するアルカリ金属シリケート、特
    に珪酸ナトリウム或は珪酸カリウムからなることを特徴
    とする請求項1の「ビルダー」剤。
  3. 【請求項3】  SiO2 /M2 Oモル比1.6〜
    3.5程度を有するアルカリ金属シリケート、特に珪酸
    ナトリウム或は珪酸カリウムの乾燥固形分10〜60重
    量%を含有する水溶液からなることを特徴とする請求項
    1又は2の「ビルダー」剤。
  4. 【請求項4】  SiO2 /M2 Oモル比が1.6
    〜3.5の範囲になることができるアルカリ金属シリケ
    ート、特に珪酸ナトリウム或は珪酸カリウムの乾燥固形
    分10〜60重量%を含有する水溶液をシリケートに対
    して不活性な粒状担体に吸着及び/又は吸収させてなり
    、乾燥基準で表わすシリケート/シリケートに会合した
    ままの水の重量による比は100/120〜100/4
    0の範囲であることを特徴とする請求項1又は2の「ビ
    ルダー」剤。
  5. 【請求項5】  担体が、乾燥基準で表わして担持され
    た溶液の重量の55〜95%に相当することを特徴とす
    る請求項4の「ビルダー」剤。
  6. 【請求項6】  前記担体が炭酸ナトリウム、硫酸ナト
    リウム、ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、メタ
    珪酸ナトリウム、ホスフェート或はポリホスフェート、
    例えばリン酸三ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム
    、等、或はこれらの塩の混合物であることを特徴とする
    請求項4又は5の「ビルダー」剤。
  7. 【請求項7】  SiO2 /M2 Oモル比1.6〜
    3.5程度を有しかつ乾燥固形分含量10〜60%程度
    を有するアルカリ金属シリケートの濃厚水溶液をシリケ
    ートに対して不活性な無機担体に接触させて吸着及び/
    又は吸収させ、該担体は、吸着及び/又は吸収させた後
    にシリケートに会合したままの水の量が乾燥基準で表わ
    すシリケート/シリケートに会合した水の重量による比
    100/120〜100/40に相当するような量で存
    在する請求項4〜6のいずれか一項の「ビルダー」剤の
    製造方法。
  8. 【請求項8】  接触させる作業が、前記濃厚シリケー
    ト溶液を温度20°〜95℃程度で粒状形態の担体に吹
    付けることによって行うことを特徴とする請求項7の方
    法。
  9. 【請求項9】  アルカリ金属シリケート或はアルカリ
    金属シリケートとアルカリ金属カーボネートとの混合物
    をベースにした水溶液を回転グラニュール化装置で移動
    しているアルカリ金属カーボネートをベースにした粒子
    のローリング床に吹付け、粒子の移動速度、ローリング
    床の厚さ及び吹付けられる溶液の流量を、各々の粒子が
    他の粒子と接触する際にプラスチックコグラニュールに
    転化されるようにし、得られたコグラニュールに緻密化
    作業を施し、緻密化したコグラニュールを乾燥して、乾
    燥基準で表わすシリケート/シリケートに会合した水の
    重量による比100/120〜100/40程度に相当
    するシリケートに会合した水の含量を得るようにするこ
    とを特徴とする方法により得ることができる水和アルカ
    リ金属シリケート及びアルカリ金属カーボネートの球形
    コグラニュール。
  10. 【請求項10】  シリケート或はシリケート/カーボ
    ネート混合物をベースにした吹付けられる水溶液が乾燥
    固形分含量30〜55重量%程度を有し、前記アルカリ
    金属シリケートがSiO2 /M2 Oモル比1.6〜
    3.5程度を有し、前記カーボネートは所望の最終生成
    物に応じた割合で存在することが可能であることを特徴
    とする請求項9のコグラニュール。
  11. 【請求項11】  シリケート或はシリケート/カーボ
    ネート混合物をベースにした溶液の吹付けを温度20°
    〜95℃程度で行なうことを特徴とする請求項9又は1
    0のコグラニュール。
  12. 【請求項12】  ローリング床を形成する粒子が、平
    均直径10〜150ミクロン程度、非嵩密度0.4〜1
    .1g/cm3 程度、水含量0.05〜0.4%程度
    及び不溶分の割合5〜100mg/kg 程度を有する
    アルカリ金属カーボネートをベースにすることを特徴と
    する請求項9〜11のいずれか一項のコグラニュール。
  13. 【請求項13】  ローリング床を形成する粒子がアル
    カリ金属カーボネートと異なるタイプの粒子のコグラニ
    ュールを10重量%より少ない量で含有しかつアルカリ
    金属カーボネート粒子に近い直径及び密度を有すること
    を特徴とする請求項9〜12のいずれか一項のコグラニ
    ュール。
  14. 【請求項14】  グラニュール化装置が粒子を薄い層
    として移動させる回転グラニュレータであることを特徴
    とする請求項9〜13のいずれか一項のコグラニュール
  15. 【請求項15】  回転グラニュレータがディッシュで
    あることを特徴とする請求項14のコグラニュール。
  16. 【請求項16】  グラニュール化装置がドラムである
    ことを特徴とする請求項9〜13のいずれか一項のコグ
    ラニュール。
  17. 【請求項17】  カーボネートベースの粒子が温度1
    5°〜200℃程度で移動することを特徴とする請求項
    9〜16のいずれか一項のグラニュール。
  18. 【請求項18】  吹付けるシリケート或はシリケート
    /カーボネート混合物をベースにした溶液及び使用する
    カーボネートベースの粒子の量が、0.2〜0.8L/
    kg(これらの値はナトリウム塩として表わす)の範囲
    にすることができる液体流量/粒子流量比に相当するこ
    とを特徴とする請求項9〜17のいずれか一項のグラニ
    ュール。
  19. 【請求項19】  緻密化作業を周囲温度においてグラ
    ニュール化工程で得られたコグラニュールを回転装置で
    回転させることによって行なうことを特徴とする請求項
    9〜18のいずれか一項のコグラニュール。
  20. 【請求項20】  緻密化作業を回転ドラムで行なうこ
    とを特徴とする請求項19のコグラニュール。
  21. 【請求項21】  緻密化した後に得られたコグラニュ
    ールを流動床で乾燥させることを特徴とする請求項9〜
    20のいずれか一項のコグラニュール。
  22. 【請求項22】  洗剤分野において普通に使用される
    液体化合物を乾燥した後に得られたコグラニュールに少
    量吹付けることによって加えることを特徴とする請求項
    9〜21のいずれか一項のコグラニュール。
  23. 【請求項23】  SiO2 /M2 Oモル比1.6
    〜3.5を有するシリケート含量8〜38重量%程度、
    カーボネート含量47〜87重量%程度、水含量5〜2
    5重量%程度、非嵩密度0.7〜1.5g/cm3 程
    度及びlog10標準偏差0.02〜0.3を有する中
    央直径0.4〜1.8mm程度有することを特徴とする
    アルカリ金属シリケート及びアルカリ金属カーボネート
    をベースにした球形コグラニュール。
  24. 【請求項24】  SiO2 /Na2 Oモル比1.
    8〜2.6を有するシリケート含量24〜31重量%程
    度、カーボネート含量64〜69重量%程度、水含量1
    2〜20重量%程度、非嵩密度0.7〜1.5g/cm
    3 程度、好ましくは0.8〜1g/cm3 程度、l
    og10標準偏差0.05〜0.1を有する中央直径0
    .4〜0.8mm程度及び水への90%溶解が2分より
    短くかつ水への95%溶解が4分より短かい速度有する
    ことを特徴とする水和珪酸ナトリウム及び炭酸ナトリウ
    ムの球形コグラニュール。
  25. 【請求項25】  請求項9〜24のいずれか一項のコ
    グラニュールを含む「ビルダー」剤。
  26. 【請求項26】  請求項3の「ビルダー」剤を粉末洗
    剤組成物において使用する方法であって、塔の底部にお
    ける洗剤粉末に或は洗剤配合物の成分の混合物に吹付け
    ることによって後付加し、乾燥シリケート/洗剤粉末或
    は配合物の重量比を1/100〜30/100にしかつ
    乾燥シリケート/シリケートに会合したままの水の重量
    比を100/120〜100/40にする方法。
  27. 【請求項27】  請求項4〜8及び25のいずれか一
    項の「ビルダー」剤を皿洗い機用粉末洗剤組成物におい
    て、組成物に対する乾燥シリケートの量3〜90重量%
    で使用する方法。
  28. 【請求項28】  請求項4〜8及び25のいずれか一
    項の「ビルダー」剤を洗濯機用粉末洗剤組成物において
    、組成物に対する乾燥シリケートの量3〜60重量%で
    使用する方法。
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