JPH0427448B2 - - Google Patents
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- JPH0427448B2 JPH0427448B2 JP62301156A JP30115687A JPH0427448B2 JP H0427448 B2 JPH0427448 B2 JP H0427448B2 JP 62301156 A JP62301156 A JP 62301156A JP 30115687 A JP30115687 A JP 30115687A JP H0427448 B2 JPH0427448 B2 JP H0427448B2
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- recess
- burner
- discharge
- protrusion
- spark electrode
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/08—Arrangement or mounting of burners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q3/00—Igniters using electrically-produced sparks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、バーナボデイとバーナキヤツプと
を備えたバーナの改良に係り、特には少くとも点
火用のスパーク電極を設けたこんろ用バーナに関
する。
を備えたバーナの改良に係り、特には少くとも点
火用のスパーク電極を設けたこんろ用バーナに関
する。
[従来の技術]
テーブルこんろのバーナは、内部に燃焼ガスと
一次空気との混合室を形成したバーナボデイを有
し、該バーナボデイの上面には平坦な開口縁部を
形成している。このバーナボデイには、バーナキ
ヤツプが櫛歯状の突条を介して開口縁部に載置さ
れて、突条間の間隙列を空気と燃料ガスとの混合
ガスが外部に吐出される炎孔列としている。
一次空気との混合室を形成したバーナボデイを有
し、該バーナボデイの上面には平坦な開口縁部を
形成している。このバーナボデイには、バーナキ
ヤツプが櫛歯状の突条を介して開口縁部に載置さ
れて、突条間の間隙列を空気と燃料ガスとの混合
ガスが外部に吐出される炎孔列としている。
このバーナにあつては、バーナボデイからバー
ナキヤツプにかけて内方に窪む凹部が、例えば2
個所形成され、これらの凹部には点火状態を検知
する熱電対やスパーク電極がそれぞれ収容されて
いる。
ナキヤツプにかけて内方に窪む凹部が、例えば2
個所形成され、これらの凹部には点火状態を検知
する熱電対やスパーク電極がそれぞれ収容されて
いる。
そして、調理時には、点火操作に伴いスパーク
電極が作動し、スパーク電極と凹部の内周縁との
間で放電させる。これにより炎孔列から吐出され
る混合ガスに着火され、炎を形成して調理鍋を加
熱する。
電極が作動し、スパーク電極と凹部の内周縁との
間で放電させる。これにより炎孔列から吐出され
る混合ガスに着火され、炎を形成して調理鍋を加
熱する。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、点火操作時には、組立誤差などによ
りスパーク電極と凹部の内周縁との間に適当な距
離が得られず、放電が起き難く最悪の場合には、
着火できなくなる虞がある。
りスパーク電極と凹部の内周縁との間に適当な距
離が得られず、放電が起き難く最悪の場合には、
着火できなくなる虞がある。
[発明の目的]
この発明は、上記の事情を考慮してなされ、そ
の目的は、組立誤差などがあつても、スパーク電
極と凹部の内周縁との間に常に放電の発生を確保
し確実な着火状態が得られるといつた優れた効果
を奏するこんろ用バーナを提供するにある。
の目的は、組立誤差などがあつても、スパーク電
極と凹部の内周縁との間に常に放電の発生を確保
し確実な着火状態が得られるといつた優れた効果
を奏するこんろ用バーナを提供するにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、内部を一次空気と燃料ガスとの混合
室とし、上面に開口縁部を全周にわたつて形成し
たバーナボデイと、このバーナボデイの開口周縁
部に前記混合室内に向かつて窪むように形成され
た第1の凹部と、この第1の凹部に対応する第2
の凹部が形成され、前記バーナボデイに対する装
着時に、これら凹部どうしが合致してスパーク電
極を収容するバーナキヤツプと、このバーナキヤ
ツプの下面の外周部に前記バーナボデイの開口周
縁部と対応するように周設され、前記バーナボデ
イへの装着に伴い該バーナボデイの開口縁部とで
前記混合室からの混合ガスを吐出させる炎孔列を
形成するとともに、前記第2の凹部に並行した2
つの炎孔を形成する歯状の突条列と、前記バーナ
キヤツプの第2の凹部の奥縁に形成され、前記並
行した2つの炎孔を区隔する突条を第2の凹部内
に突出させた放電用突起7E、および第2の凹部
の両端縁に形成されたスパーク電極の両側方向か
ら前記スパーク電極に近接する方向に突出するよ
うに設けられた放電用突起7C,7Dとを設ける
ように構成している。
室とし、上面に開口縁部を全周にわたつて形成し
たバーナボデイと、このバーナボデイの開口周縁
部に前記混合室内に向かつて窪むように形成され
た第1の凹部と、この第1の凹部に対応する第2
の凹部が形成され、前記バーナボデイに対する装
着時に、これら凹部どうしが合致してスパーク電
極を収容するバーナキヤツプと、このバーナキヤ
ツプの下面の外周部に前記バーナボデイの開口周
縁部と対応するように周設され、前記バーナボデ
イへの装着に伴い該バーナボデイの開口縁部とで
前記混合室からの混合ガスを吐出させる炎孔列を
形成するとともに、前記第2の凹部に並行した2
つの炎孔を形成する歯状の突条列と、前記バーナ
キヤツプの第2の凹部の奥縁に形成され、前記並
行した2つの炎孔を区隔する突条を第2の凹部内
に突出させた放電用突起7E、および第2の凹部
の両端縁に形成されたスパーク電極の両側方向か
ら前記スパーク電極に近接する方向に突出するよ
うに設けられた放電用突起7C,7Dとを設ける
ように構成している。
[発明の作用と効果]
上記のように構成した本発明によれば、第2の
凹部の内周縁側の少なくとも三個所からスパーク
電極に近接する方向に突出するように放電用突起
を設けたことにより組立誤差があつても、スパー
ク電極は三個の放電用突起のうち最悪の場合でも
一個とは適当な距離を確保できる可能性が高くな
るから、放電による着火が常に得られるといつた
優れた効果を奏するこんろ用バーナを提供するに
ある。
凹部の内周縁側の少なくとも三個所からスパーク
電極に近接する方向に突出するように放電用突起
を設けたことにより組立誤差があつても、スパー
ク電極は三個の放電用突起のうち最悪の場合でも
一個とは適当な距離を確保できる可能性が高くな
るから、放電による着火が常に得られるといつた
優れた効果を奏するこんろ用バーナを提供するに
ある。
[実施例]
以下に、本発明を図に示す実施例に基づき説明
する。
する。
先ず第1図において、バーナ1はバーナボデイ
6とバーナキヤツプ7から成り、バーナボデイ6
は中央の嵌合筒部6aと外側の環状胴部6bとを
互いに同心的となるように形成し、嵌合筒部6a
と環状胴部6bとの間を混合室6Aとしている。
そして、バーナボデイ6は、上面が開口し、その
開口上端縁を中心部に向かつて下降傾斜する環状
面63としている。この環状面63には、これを
横切る状態に切欠状の凹部62および凹部62a
を第1の凹部として略60度の角度間隔で隣接状態
に形成している。これら凹部および凹部62aの
各内側端からは、混合室6A内に僅かにそれぞれ
突出する平坦な退避環状面63bおよび退避環状
面63aを環状面63と連続するように形成して
いる。また、バーナボデイ6の環状胴部6bは、
凹部62と略直径方向に対向する部分において混
合室6Aに連通するL字状のダクト6Bを連結し
ている。
6とバーナキヤツプ7から成り、バーナボデイ6
は中央の嵌合筒部6aと外側の環状胴部6bとを
互いに同心的となるように形成し、嵌合筒部6a
と環状胴部6bとの間を混合室6Aとしている。
そして、バーナボデイ6は、上面が開口し、その
開口上端縁を中心部に向かつて下降傾斜する環状
面63としている。この環状面63には、これを
横切る状態に切欠状の凹部62および凹部62a
を第1の凹部として略60度の角度間隔で隣接状態
に形成している。これら凹部および凹部62aの
各内側端からは、混合室6A内に僅かにそれぞれ
突出する平坦な退避環状面63bおよび退避環状
面63aを環状面63と連続するように形成して
いる。また、バーナボデイ6の環状胴部6bは、
凹部62と略直径方向に対向する部分において混
合室6Aに連通するL字状のダクト6Bを連結し
ている。
一方、バーナキヤツプ7は、例えば黄銅といつ
た金属から皿状に形成され、中央部にはバーナボ
デイ6の嵌合筒部6aに嵌合する取付筒部72を
形成している。また、バーナキヤツプ7の裏面側
の外周縁には、凹部62および凹部62aに対応
する部分を除き多数の突条7Aが等間隔で放射状
に周設され、全体的に櫛歯状を呈している。そし
て、嵌合筒部6aに対する取付筒部72の嵌合に
伴い、これらの突条7Aが環状面63に当接して
外周側に開口する炎孔列13を形成している。
た金属から皿状に形成され、中央部にはバーナボ
デイ6の嵌合筒部6aに嵌合する取付筒部72を
形成している。また、バーナキヤツプ7の裏面側
の外周縁には、凹部62および凹部62aに対応
する部分を除き多数の突条7Aが等間隔で放射状
に周設され、全体的に櫛歯状を呈している。そし
て、嵌合筒部6aに対する取付筒部72の嵌合に
伴い、これらの突条7Aが環状面63に当接して
外周側に開口する炎孔列13を形成している。
さて、バーナキヤツプ7の凹部62に対応する
部分には、突条7Aよりも若干中心部寄りに退避
する突条歯74a,75a,76aを径方向に沿
つて形成し、これらの前方領域を凹部7a(第2
の凹部)とするとともに、これら突条歯74a,
75a,76aを挟む両側に長尺歯7H,7Jを
設けている。また、凹部62aに対応する部分に
は、突条7Aよりも若干中心部寄りに退避する突
条歯74を設け、その前方領域を凹部7b(第2
の凹部)とするとともに、突条歯74を両側に挟
む長尺歯7F,7Gを形成している。
部分には、突条7Aよりも若干中心部寄りに退避
する突条歯74a,75a,76aを径方向に沿
つて形成し、これらの前方領域を凹部7a(第2
の凹部)とするとともに、これら突条歯74a,
75a,76aを挟む両側に長尺歯7H,7Jを
設けている。また、凹部62aに対応する部分に
は、突条7Aよりも若干中心部寄りに退避する突
条歯74を設け、その前方領域を凹部7b(第2
の凹部)とするとともに、突条歯74を両側に挟
む長尺歯7F,7Gを形成している。
さらには、バーナキヤツプ7には、突条歯74
に対して略直径方向に対応する位置に突子7Xを
形成し、この突子7Xをバーナボデイ6における
取付筒部72の上端面に設けた切欠き6Xに対応
させている。
に対して略直径方向に対応する位置に突子7Xを
形成し、この突子7Xをバーナボデイ6における
取付筒部72の上端面に設けた切欠き6Xに対応
させている。
しかして、バーナボデイ6に対するバーナキヤ
ツプ7の装着に伴い、突子7Xが切欠き6Xに嵌
まつて回り止めがなされ、突条歯74および突条
歯74a,75a,76aが第3図に示すよう
に、退避環状面63bおよび退避環状面63aに
それぞれ当接する。これと同時に、バーナキヤツ
プ7の凹部7a(第2の凹部)がバーナボデイ6
の凹部62(第1の凹部)と合致し、凹部7bが
(第2の凹部)が凹部62a(第1の凹部)に合致
する。これらの凹部7a,62に後述する安全装
置4における熱電対10を収容し、凹部7b,6
2a内には点火装置のスパーク電極9を収容して
いる。
ツプ7の装着に伴い、突子7Xが切欠き6Xに嵌
まつて回り止めがなされ、突条歯74および突条
歯74a,75a,76aが第3図に示すよう
に、退避環状面63bおよび退避環状面63aに
それぞれ当接する。これと同時に、バーナキヤツ
プ7の凹部7a(第2の凹部)がバーナボデイ6
の凹部62(第1の凹部)と合致し、凹部7bが
(第2の凹部)が凹部62a(第1の凹部)に合致
する。これらの凹部7a,62に後述する安全装
置4における熱電対10を収容し、凹部7b,6
2a内には点火装置のスパーク電極9を収容して
いる。
このとき、凹部7bの内周縁部は、明確には第
6図および第7図に示す如くスパーク電極9に近
接する方向に突き出る放電用突起7C,7D,7
Eを一体的に形成している。放電用突起7C,7
Dはスパーク電極9を周方向から狭むように位置
し、放電用突起7Eは径方向から外部に若干延び
てスパーク電極9に近接している。
6図および第7図に示す如くスパーク電極9に近
接する方向に突き出る放電用突起7C,7D,7
Eを一体的に形成している。放電用突起7C,7
Dはスパーク電極9を周方向から狭むように位置
し、放電用突起7Eは径方向から外部に若干延び
てスパーク電極9に近接している。
90は上表面が緩かな球面状を成す保護プレー
トで、これはバーナキヤツプ7よりも若干径大に
形成されて係止部91を120度の角度間隔で都合
三本形成しており、これら係止部91をバーナキ
ヤツプ7の上面にスペーサとして設けた突子92
に嵌め込むことにより着脱可能に取り付けられて
いる。この状態では、保護プレート90の外周縁
部はバーナキヤツプ7の外周縁部よりも3mm程度
外部にはみ出てバーナキヤツプ7側に僅かに突出
る庇部93を一体的に形成している。この庇部9
3は、内周面側において外方に向かつて下降傾斜
するテーパ部93aを設け、バーナキヤツプ7の
外周縁に若干の隙間を隔てて臨ませている。
トで、これはバーナキヤツプ7よりも若干径大に
形成されて係止部91を120度の角度間隔で都合
三本形成しており、これら係止部91をバーナキ
ヤツプ7の上面にスペーサとして設けた突子92
に嵌め込むことにより着脱可能に取り付けられて
いる。この状態では、保護プレート90の外周縁
部はバーナキヤツプ7の外周縁部よりも3mm程度
外部にはみ出てバーナキヤツプ7側に僅かに突出
る庇部93を一体的に形成している。この庇部9
3は、内周面側において外方に向かつて下降傾斜
するテーパ部93aを設け、バーナキヤツプ7の
外周縁に若干の隙間を隔てて臨ませている。
このように構成されたバーナ1は、第2図に示
す如く、本発明のこんろ100に組み込まれてい
る。このこんろ100において、2は該バーナ1
へのガス供給系、3はバーナ1の点火装置、4は
安全装置、5はこれらの部材が収容されたこんろ
ケースである。
す如く、本発明のこんろ100に組み込まれてい
る。このこんろ100において、2は該バーナ1
へのガス供給系、3はバーナ1の点火装置、4は
安全装置、5はこれらの部材が収容されたこんろ
ケースである。
一方、混合管8はダクト6Bに連結された上流
側端部81が燃料であるガスと一次空気との導入
部とされ、端面には一次空気の取り入れ口82が
設けられている。
側端部81が燃料であるガスと一次空気との導入
部とされ、端面には一次空気の取り入れ口82が
設けられている。
ガス供給系2は、ガス導管21、弁22およ
び、先端が前記混合管8内に差し込まれたノズル
23を有し、弁22は、つまみ24の操作により
開閉されるとともに、熱電対10の出力により開
状態を維持できるようになつている。
び、先端が前記混合管8内に差し込まれたノズル
23を有し、弁22は、つまみ24の操作により
開閉されるとともに、熱電対10の出力により開
状態を維持できるようになつている。
点火装置3は、スパーク電極9と、圧電素子と
該圧電素子に衝撃を与えるための打撃機構との組
合せ、または乾電池と高電圧パルス発生回路との
組合せからなる高電圧発生手段32と、これらを
接続するリード線33とからなる。この高電圧発
生手段32は、通常つまみ24により作動され、
弁22を開く動作に連動してスパーク電極9に火
花が発生し、バーナ1に対する着火が行なわれる
ようになつている。
該圧電素子に衝撃を与えるための打撃機構との組
合せ、または乾電池と高電圧パルス発生回路との
組合せからなる高電圧発生手段32と、これらを
接続するリード線33とからなる。この高電圧発
生手段32は、通常つまみ24により作動され、
弁22を開く動作に連動してスパーク電極9に火
花が発生し、バーナ1に対する着火が行なわれる
ようになつている。
安全装置4は、熱電対10と、その出力で前記
弁22の弁体を開いた状態で維持するよう弁22
内に設けられている電磁石(図示せず)からな
り、炎により加熱されて熱電対10が設定温度以
上となつているときは、弁22は開いた状態に保
たれ、消火などにより熱電対10の温度が設定値
より低下するとスプリング(図示せず)の作用で
弁体は閉弁方向に作動する。
弁22の弁体を開いた状態で維持するよう弁22
内に設けられている電磁石(図示せず)からな
り、炎により加熱されて熱電対10が設定温度以
上となつているときは、弁22は開いた状態に保
たれ、消火などにより熱電対10の温度が設定値
より低下するとスプリング(図示せず)の作用で
弁体は閉弁方向に作動する。
つぎに、こんろ100の作用を説明する。
つまみ24を回すと弁22が開き、該弁22の
下流に連結されたノズル23からガスが噴出され
る。このガスの噴出流により一次空気の取り入れ
口82から、エジエクターの作用により空気が吸
い込まれ、混合管8内で混合されバーナボデイ6
の混合室6A内に供給される。つまみ24の動作
に連動して点火装置3が作動し、スパーク電極9
により放電用突起7C,7D,7Eとの間に火花
が生じる。この火花により炎孔列13からそれぞ
れ外周囲に噴出した空気・燃料ガスとの混合ガス
に着火され、炎を生成して調理鍋12が加熱され
る。このとき、二次空気が第3図に矢印で示す如
く取付筒部72から保護プレート90の内面とバ
ーナキヤツプ7の上面との間を通つて外部に吐出
されるので、燃焼に関する空気を補うことができ
る。
下流に連結されたノズル23からガスが噴出され
る。このガスの噴出流により一次空気の取り入れ
口82から、エジエクターの作用により空気が吸
い込まれ、混合管8内で混合されバーナボデイ6
の混合室6A内に供給される。つまみ24の動作
に連動して点火装置3が作動し、スパーク電極9
により放電用突起7C,7D,7Eとの間に火花
が生じる。この火花により炎孔列13からそれぞ
れ外周囲に噴出した空気・燃料ガスとの混合ガス
に着火され、炎を生成して調理鍋12が加熱され
る。このとき、二次空気が第3図に矢印で示す如
く取付筒部72から保護プレート90の内面とバ
ーナキヤツプ7の上面との間を通つて外部に吐出
されるので、燃焼に関する空気を補うことができ
る。
上記構成によれば、バーナキヤツプ7の凹部7
bの内周縁に少なくとも三個の放電用突起7C,
7D,7Eを設けたので、スパーク電極9に取り
付け誤差が生じても、スパーク電極9は最悪の場
合でも、放電用突起7C,7D,7Eのいずれか
とは放電を生ずることができるようになり、良好
な点火が得られ、点火操作に伴い常に良好な着火
状態が確保され、調理時に点火操作を行うも着火
が生じないといつた不都合がなくなる。
bの内周縁に少なくとも三個の放電用突起7C,
7D,7Eを設けたので、スパーク電極9に取り
付け誤差が生じても、スパーク電極9は最悪の場
合でも、放電用突起7C,7D,7Eのいずれか
とは放電を生ずることができるようになり、良好
な点火が得られ、点火操作に伴い常に良好な着火
状態が確保され、調理時に点火操作を行うも着火
が生じないといつた不都合がなくなる。
なお、突起7Eに点火火花が飛ぶとき点火性能
が良い傾向にあつたので、第8図に示す実施例で
は突起7Eを主突起とし、これに対する点火に好
都合な放電距離A(例えば4mm)を設定し、突起
7C,7Dを副突起として放電距離BにA<Bと
なる関係を有するように、例えば5mmの距離寸法
を確保した。これによれば、通常時は、主突起7
Eに火花が飛んで良好な点火性能が得られるとと
もに、仮にスパーク電極9に取り付け誤差が生じ
て突起7Eより離れることがあつてもスパーク電
極9の両側には突起7C,7Dが存するので、こ
れらのいずれかに対しては火花が飛び、点火ミス
が生じるようなことがない。
が良い傾向にあつたので、第8図に示す実施例で
は突起7Eを主突起とし、これに対する点火に好
都合な放電距離A(例えば4mm)を設定し、突起
7C,7Dを副突起として放電距離BにA<Bと
なる関係を有するように、例えば5mmの距離寸法
を確保した。これによれば、通常時は、主突起7
Eに火花が飛んで良好な点火性能が得られるとと
もに、仮にスパーク電極9に取り付け誤差が生じ
て突起7Eより離れることがあつてもスパーク電
極9の両側には突起7C,7Dが存するので、こ
れらのいずれかに対しては火花が飛び、点火ミス
が生じるようなことがない。
また、バーナキヤツプ7の上部に保護プレート
90を設けたので、調理鍋12から煮こぼれが外
部に溢れ出ても、保護プレート90上に受けられ
るため、熱電対10やスパーク電極9や二次空気
が通過する取付筒部72の内周面などに煮こぼれ
などが落ちることがない。
90を設けたので、調理鍋12から煮こぼれが外
部に溢れ出ても、保護プレート90上に受けられ
るため、熱電対10やスパーク電極9や二次空気
が通過する取付筒部72の内周面などに煮こぼれ
などが落ちることがない。
また、保護プレート90には庇部93を形成し
たことから、下記の如き実施例上の効果が得られ
る。
たことから、下記の如き実施例上の効果が得られ
る。
すなわち、保護プレート90を下方に流れる煮
こぼれなどは外周縁部に至つたところで庇部93
により水切り状態に流下する。このため、いつま
でも煮こぼれの滴下状態が継続することがなく、
煮こぼれは迅速に落下する。
こぼれなどは外周縁部に至つたところで庇部93
により水切り状態に流下する。このため、いつま
でも煮こぼれの滴下状態が継続することがなく、
煮こぼれは迅速に落下する。
しかも、保護プレート90はバーナキヤツプ7
に対して着脱可能になつていることから煮こぼれ
による汚損後の保護プレート90は、取り外しに
より水道水などで簡単に洗浄できる。
に対して着脱可能になつていることから煮こぼれ
による汚損後の保護プレート90は、取り外しに
より水道水などで簡単に洗浄できる。
さらには、二次空気は前述したように第3図の
矢印の如く取付筒部72からバーナキヤツプ7の
上面と保護プレート90の下面との間を経て庇部
93のテーパ部93aに案内されつつ上部に抜け
る。このような二次空気の流れにより炎孔列13
からの炎の状態が安定してリフトしてしまうこと
がなくなり、燃焼性が向上し、ひいては調理鍋1
2に対する加熱状態が良くなる。
矢印の如く取付筒部72からバーナキヤツプ7の
上面と保護プレート90の下面との間を経て庇部
93のテーパ部93aに案内されつつ上部に抜け
る。このような二次空気の流れにより炎孔列13
からの炎の状態が安定してリフトしてしまうこと
がなくなり、燃焼性が向上し、ひいては調理鍋1
2に対する加熱状態が良くなる。
このように炎が安定しリフトがなくなることに
伴い、熱電対10に対する加熱状態が良好にな
り、熱電対10の誤動作がなくなり、所期の正常
な機能が保全されるといつた実施例上の効果も得
られる。
伴い、熱電対10に対する加熱状態が良好にな
り、熱電対10の誤動作がなくなり、所期の正常
な機能が保全されるといつた実施例上の効果も得
られる。
つぎに、第9図は本発明の他の実施例を示す。
この実施例では、スパーク電極9から放電用突
起7C,7D,7Eに対する距離と放電との関係
に言及している。
起7C,7D,7Eに対する距離と放電との関係
に言及している。
すなわち、スパーク電極9の取付け位置として
第9図の実線で示すように、放電用突起7C,7
Dを結ぶ線よりも内方に存するようになつていて
例えば、距離Aを4mm、放電用突起7Cとの距離
Bおよび放電用突起7Dとの距離Cを共に5mmと
している。したがつて仮に取付け誤差などにより
距離Aが大きくなり放電用突起7Eから離間する
方向(矢印P)に変位しても、この場合には、ス
パーク電極9から放電用突起7C,7Dに対する
距離寸法はB,Cよりも共に小さな距離寸法B
1,C1となり、放電用突起7C,7Dに対して
放電を起し易くなる。
第9図の実線で示すように、放電用突起7C,7
Dを結ぶ線よりも内方に存するようになつていて
例えば、距離Aを4mm、放電用突起7Cとの距離
Bおよび放電用突起7Dとの距離Cを共に5mmと
している。したがつて仮に取付け誤差などにより
距離Aが大きくなり放電用突起7Eから離間する
方向(矢印P)に変位しても、この場合には、ス
パーク電極9から放電用突起7C,7Dに対する
距離寸法はB,Cよりも共に小さな距離寸法B
1,C1となり、放電用突起7C,7Dに対して
放電を起し易くなる。
なお、上記実施例では、保護プレート90をバ
ーナキヤツプ7よりも径大に形成し、3mm程度外
方にはみ出すように設定したが、はみ出し量は3
mmの寸法だけに限定されないことは勿論である。
ーナキヤツプ7よりも径大に形成し、3mm程度外
方にはみ出すように設定したが、はみ出し量は3
mmの寸法だけに限定されないことは勿論である。
さらに、放電用突起7C,7D,7Eの数は上
記実施例では三個であるが、この数より多くても
よいことは勿論で、要は最小の場合でも、三個の
放電用突起を確保すればよい。この放電用突起
は、凹部の内周縁とは一体的ではなく別体に形成
してもよい。
記実施例では三個であるが、この数より多くても
よいことは勿論で、要は最小の場合でも、三個の
放電用突起を確保すればよい。この放電用突起
は、凹部の内周縁とは一体的ではなく別体に形成
してもよい。
また、本実施例では、凹部7bを切欠き状に形
成したが、切欠き状の凹部7bに代つて突状歯7
4、長尺歯7F,7Gの各先端部により囲まれた
内部を凹部とするようにし、保護プレート90は
省略するようにしてもよい。このことは、凹部7
aについても同様にいえる。
成したが、切欠き状の凹部7bに代つて突状歯7
4、長尺歯7F,7Gの各先端部により囲まれた
内部を凹部とするようにし、保護プレート90は
省略するようにしてもよい。このことは、凹部7
aについても同様にいえる。
その他、具体的な実施にあたつては、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものであ
る。
要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものであ
る。
第1図ないし第8図は本発明の一実施例を示
し、第1図はバーナキヤツプとバーナボデイとの
分解斜視図、第2図はこんろの概略図、第3図お
よび第4図はバーナの異なる方向からの断面図お
よび正面図、第5図は熱電対とともに示す凹部付
近の部分縦断面図、第6図および第7図はバーナ
キヤツプの裏面および表面側からの正面図、第8
図は作用を説明するために示す要部の拡大正面
図、第9図は本発明の他の実施例を示す第8図相
当図である。 図中、6…バーナボデイ、7…バーナキヤツ
プ、9…スパーク電極、10…熱電対、13…炎
孔列、62,62a…第1の凹部、7a,7b…
第2の凹部、7C,7D,7E…放電用突起、9
2…突子(スペーサ)。
し、第1図はバーナキヤツプとバーナボデイとの
分解斜視図、第2図はこんろの概略図、第3図お
よび第4図はバーナの異なる方向からの断面図お
よび正面図、第5図は熱電対とともに示す凹部付
近の部分縦断面図、第6図および第7図はバーナ
キヤツプの裏面および表面側からの正面図、第8
図は作用を説明するために示す要部の拡大正面
図、第9図は本発明の他の実施例を示す第8図相
当図である。 図中、6…バーナボデイ、7…バーナキヤツ
プ、9…スパーク電極、10…熱電対、13…炎
孔列、62,62a…第1の凹部、7a,7b…
第2の凹部、7C,7D,7E…放電用突起、9
2…突子(スペーサ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部を一次空気と燃料ガスとの混合室とし、
上面に開口縁部を全周にわたつて形成したバーナ
ボデイと、 このバーナボデイの開口周縁部に前記混合室内
に向かつて窪むように形成された第1の凹部と、 この第1の凹部に対応する第2の凹部が形成さ
れ、前記バーナボデイに対する装着時に、これら
凹部どうしが合致してスパーク電極を収容するバ
ーナキヤツプと、 このバーナキヤツプの下面の外周部に前記バー
ナボデイの開口周縁部と対応するように周設さ
れ、前記バーナボデイへの装着に伴い該バーナボ
デイの開口縁部とで前記混合室からの混合ガスを
吐出させる炎孔列を形成するとともに、前記第2
の凹部に並行した2つの炎孔を形成する歯状の突
条列と、 前記バーナキヤツプの第2の凹部の奥縁に形成
され、前記並行とした2つの炎孔を区隔する突条
を第2の凹部内に突出させた放電用突起7E、お
よび第2の凹部の両端縁に形成されたスパーク電
極の両側方向から前記スパーク電極に近接する方
向に突出するように設けられた放電用突起7C,
7Dとを設けたことを特徴とするこんろ用バー
ナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62301156A JPH01142327A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | こんろ用バーナ |
KR1019880015532A KR890008520A (ko) | 1987-11-27 | 1988-11-25 | 곤로용 버너 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62301156A JPH01142327A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | こんろ用バーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142327A JPH01142327A (ja) | 1989-06-05 |
JPH0427448B2 true JPH0427448B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17893454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62301156A Granted JPH01142327A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | こんろ用バーナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01142327A (ja) |
KR (1) | KR890008520A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2547851Y2 (ja) * | 1989-08-30 | 1997-09-17 | 株式会社ハーマン | ガスバーナ |
JP2711769B2 (ja) * | 1991-10-30 | 1998-02-10 | リンナイ株式会社 | こんろ用ガスバーナ |
JP2751990B2 (ja) * | 1993-11-18 | 1998-05-18 | リンナイ株式会社 | こんろバーナ |
CN109307265B (zh) * | 2018-08-16 | 2020-02-14 | 鹰潭艾瑞迪新材料有限公司 | 一种高效煤气灶燃烧器及其组装方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937923B2 (ja) * | 1981-07-13 | 1984-09-12 | 井関農機株式会社 | 田植機における欠株検出装置 |
JPS6113161B2 (ja) * | 1976-02-12 | 1986-04-11 | Maaku Tsuaanreedaa Unto Mashiinen Ag |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937923U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-10 | 三洋電機株式会社 | ガスバ−ナ |
JPS6113161U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-25 | 株式会社富士通ゼネラル | 圧電着火装置 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62301156A patent/JPH01142327A/ja active Granted
-
1988
- 1988-11-25 KR KR1019880015532A patent/KR890008520A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6113161B2 (ja) * | 1976-02-12 | 1986-04-11 | Maaku Tsuaanreedaa Unto Mashiinen Ag | |
JPS5937923B2 (ja) * | 1981-07-13 | 1984-09-12 | 井関農機株式会社 | 田植機における欠株検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01142327A (ja) | 1989-06-05 |
KR890008520A (ko) | 1989-07-10 |
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