JPH04274449A - 電子写真製版装置 - Google Patents
電子写真製版装置Info
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- JPH04274449A JPH04274449A JP3630791A JP3630791A JPH04274449A JP H04274449 A JPH04274449 A JP H04274449A JP 3630791 A JP3630791 A JP 3630791A JP 3630791 A JP3630791 A JP 3630791A JP H04274449 A JPH04274449 A JP H04274449A
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Landscapes
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】刷版を液体現像剤で現像して、定
着、溶出処理を行う電子写真製版装置に関する。
着、溶出処理を行う電子写真製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイレクト製版装置として電子写
真刷版を液体現像剤で現像し、現像処理後の電子写真刷
版を定着、溶出処理する電子写真製版装置がある。この
種の電子写真製版装置では、電子写真刷版を現像処理部
でトナー粒子とキャリア液とからなる液体現像剤で現像
する。この現像工程では、電子写真刷版の画像部分にト
ナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。現像さ
れた電子写真刷版は、定着処理部で加熱されトナー粒子
が電子写真刷版に溶融固着される。定着処理された電子
写真刷版は次の溶出処理部で非画像部の溶出が行われる
。
真刷版を液体現像剤で現像し、現像処理後の電子写真刷
版を定着、溶出処理する電子写真製版装置がある。この
種の電子写真製版装置では、電子写真刷版を現像処理部
でトナー粒子とキャリア液とからなる液体現像剤で現像
する。この現像工程では、電子写真刷版の画像部分にト
ナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。現像さ
れた電子写真刷版は、定着処理部で加熱されトナー粒子
が電子写真刷版に溶融固着される。定着処理された電子
写真刷版は次の溶出処理部で非画像部の溶出が行われる
。
【0003】ところで、この種の電子写真製版装置では
、電子写真刷版の非画像部分に付着した余剰な液体現像
剤が現像処理後に送風機からの噴出エアーによって吹き
飛ばされるようになっているが、電子写真刷版の側端部
に付着した液体現像剤は送風機からのエアーでは完全に
は吹き飛ばされない場合がある。電子写真製版装置で使
用されるトナーは印刷時にインキが付着し易いように親
油性になっているため、側端部にトナーが付着した状態
の電子写真刷版で印刷を行うと、インキがトナー画像ば
かりでなく側端部に付着したトナーにも付着する。この
ため、新聞印刷のように刷版よりも大きい印刷物に印刷
をする場合には、側端部のトナーに付着したインキが印
刷物に転写され、線状の汚れとなって印刷品質を低下さ
せる問題が生じる。
、電子写真刷版の非画像部分に付着した余剰な液体現像
剤が現像処理後に送風機からの噴出エアーによって吹き
飛ばされるようになっているが、電子写真刷版の側端部
に付着した液体現像剤は送風機からのエアーでは完全に
は吹き飛ばされない場合がある。電子写真製版装置で使
用されるトナーは印刷時にインキが付着し易いように親
油性になっているため、側端部にトナーが付着した状態
の電子写真刷版で印刷を行うと、インキがトナー画像ば
かりでなく側端部に付着したトナーにも付着する。この
ため、新聞印刷のように刷版よりも大きい印刷物に印刷
をする場合には、側端部のトナーに付着したインキが印
刷物に転写され、線状の汚れとなって印刷品質を低下さ
せる問題が生じる。
【0004】上記欠点を解消するため、現像処理部と定
着処理部との間に刷版の側端部に付着したトナーを除去
する除去手段を設けた製版装置(特開平1−26166
0号公報)や、電子写真刷版の側端部に水溶性の高分子
層を形成させ、溶出処理部において水溶性の高分子層を
トナーと共に除去する方法(特開平2−62654号公
報)等が提案されている。
着処理部との間に刷版の側端部に付着したトナーを除去
する除去手段を設けた製版装置(特開平1−26166
0号公報)や、電子写真刷版の側端部に水溶性の高分子
層を形成させ、溶出処理部において水溶性の高分子層を
トナーと共に除去する方法(特開平2−62654号公
報)等が提案されている。
【0005】ところが、現像処理部と定着処理部の間に
トナーの除去手段を設けた製版装置では、刷版側面のト
ナーを除去する際に粉体状のトナー(定着処理前である
ため粉体状となっている)の一部が飛散して刷版の画像
面に付着する恐れがある。この状態の刷版が定着処理部
へ搬送されると、定着処理工程で飛散したトナーが画像
面に溶融固着される。このため、印刷時において、飛散
したトナーにインキが付着して印刷物が汚れる原因とな
る。
トナーの除去手段を設けた製版装置では、刷版側面のト
ナーを除去する際に粉体状のトナー(定着処理前である
ため粉体状となっている)の一部が飛散して刷版の画像
面に付着する恐れがある。この状態の刷版が定着処理部
へ搬送されると、定着処理工程で飛散したトナーが画像
面に溶融固着される。このため、印刷時において、飛散
したトナーにインキが付着して印刷物が汚れる原因とな
る。
【0006】また、刷版の側面に水溶性高分子層を形成
する方法では、水溶性高分子材を塗布するため作業が煩
雑になる。また、水溶性高分子材を塗布する際に刷版の
感光体層面に水溶性高分子材が浸み出す場合があり、後
の現像処理工程において感光体層面の水溶性高分子材付
着部分で現像不良となる恐れがある。
する方法では、水溶性高分子材を塗布するため作業が煩
雑になる。また、水溶性高分子材を塗布する際に刷版の
感光体層面に水溶性高分子材が浸み出す場合があり、後
の現像処理工程において感光体層面の水溶性高分子材付
着部分で現像不良となる恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、印刷物の品質低下を起こすことのないダイレクト
刷版を製版することのできる電子写真製版装置を得るこ
とが目的である。
慮し、印刷物の品質低下を起こすことのないダイレクト
刷版を製版することのできる電子写真製版装置を得るこ
とが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイレクト刷
版を液体現像剤で現像して、定着、溶出処理を行う電子
写真製版装置であって、定着処理部と溶出処理部との間
に、トナーを溶解又は膨潤させる溶剤を前記ダイレクト
刷版の側端部に塗布する塗布手段と、前記ダイレクト刷
版の側端部に当接して溶解又は膨潤されたトナーを拭き
取る拭き取り手段と、を設けたことを特徴としている。
版を液体現像剤で現像して、定着、溶出処理を行う電子
写真製版装置であって、定着処理部と溶出処理部との間
に、トナーを溶解又は膨潤させる溶剤を前記ダイレクト
刷版の側端部に塗布する塗布手段と、前記ダイレクト刷
版の側端部に当接して溶解又は膨潤されたトナーを拭き
取る拭き取り手段と、を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の電子写真製版装置では、ダイレクト刷
版は液体現像剤で現像された後、定着処理部で定着処理
がなされる。定着処理がなされたダイレクト刷版は、側
端部に塗布手段によってトナーを溶解又は膨潤させる溶
剤が塗布される。これによって、ダイレクト刷版の側端
部に付着したトナーが溶解又は膨潤される。側端部に付
着されたトナーが溶解又は膨潤されたダイレクト刷版は
、拭き取り手段がダイレクト刷版の側端部に当接して溶
解又は膨潤されたトナーが拭き取られる。その後、ダイ
レクト刷版は次の溶出処理部において溶出処理される。 このように、ダイレクト刷版は側端部に付着したトナー
が拭き取り手段によって拭き取られるので、このダイレ
クト刷版を使用して印刷をする場合には、印刷工程にお
いてインキが側端部に付着せず、印刷物に不要なインキ
を転写させて印刷物の品質低下を起こすことがない。
版は液体現像剤で現像された後、定着処理部で定着処理
がなされる。定着処理がなされたダイレクト刷版は、側
端部に塗布手段によってトナーを溶解又は膨潤させる溶
剤が塗布される。これによって、ダイレクト刷版の側端
部に付着したトナーが溶解又は膨潤される。側端部に付
着されたトナーが溶解又は膨潤されたダイレクト刷版は
、拭き取り手段がダイレクト刷版の側端部に当接して溶
解又は膨潤されたトナーが拭き取られる。その後、ダイ
レクト刷版は次の溶出処理部において溶出処理される。 このように、ダイレクト刷版は側端部に付着したトナー
が拭き取り手段によって拭き取られるので、このダイレ
クト刷版を使用して印刷をする場合には、印刷工程にお
いてインキが側端部に付着せず、印刷物に不要なインキ
を転写させて印刷物の品質低下を起こすことがない。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図7にしたが
って説明する。
って説明する。
【0011】図2に示すように、本実施例で用いられる
ダイレクト刷版14は薄肉板状の電子写真刷版であり、
導電性支持体28の片面に感光体層としての光導電性感
光層30が形成されている。導電性支持体28は、アル
ミニウム材で形成されており、厚さは約0.3mmとさ
れている。また、導電性支持体28は光導電性感光層3
0との境界面に親水化処理がなされている。光導電性感
光層30としては、例えば、有機導電性感光体が使用さ
れる。
ダイレクト刷版14は薄肉板状の電子写真刷版であり、
導電性支持体28の片面に感光体層としての光導電性感
光層30が形成されている。導電性支持体28は、アル
ミニウム材で形成されており、厚さは約0.3mmとさ
れている。また、導電性支持体28は光導電性感光層3
0との境界面に親水化処理がなされている。光導電性感
光層30としては、例えば、有機導電性感光体が使用さ
れる。
【0012】図3に示すように、本発明の適用された電
子写真製版装置10には、給版部12、描画部16、現
像定着処理部18、拭き取り部120、溶出処理部22
、待機部118、パンチヤー部24及び版曲げ部26が
備えられている。
子写真製版装置10には、給版部12、描画部16、現
像定着処理部18、拭き取り部120、溶出処理部22
、待機部118、パンチヤー部24及び版曲げ部26が
備えられている。
【0013】給版部12は電子写真製版装置10の上流
側(図3反矢印A方向側)に配置されている。この給版
部12はコンベア装置(図示せず)を備えており、未露
光の版材14を図3矢印A方向へ搬送する。なお、この
電子写真製版装置10では、ダイレクト刷版14は長手
方向が図3矢印A方向及び反矢印A方向に沿った方向に
配置され各処理が行われる。
側(図3反矢印A方向側)に配置されている。この給版
部12はコンベア装置(図示せず)を備えており、未露
光の版材14を図3矢印A方向へ搬送する。なお、この
電子写真製版装置10では、ダイレクト刷版14は長手
方向が図3矢印A方向及び反矢印A方向に沿った方向に
配置され各処理が行われる。
【0014】図4に示すように、描画部16にはダイレ
クト刷版14を載置する搬送台32が備えられており、
この搬送台32は図示しない搬送手段によって図4矢印
A方向及び反矢印A方向へ移動できる。描画部16の上
側の図4矢印A方向及び反矢印A方向中間部には、ダイ
レクト刷版14の光導電性感光層30をプラスに帯電さ
せる帯電器34が備えられており、この帯電器34の図
4矢印A方向側には露光部36が配置されている。露光
部36には半導体レーザ(図示せず)が備えられており
、帯電後の光導電性感光層30のうち画像部へレーザビ
ームを照射し、画像を走査露光する。なお、描画部16
には、露光後のダイレクト刷版14を図4矢印A方向へ
排版する図示しない挟持爪が備えられている。
クト刷版14を載置する搬送台32が備えられており、
この搬送台32は図示しない搬送手段によって図4矢印
A方向及び反矢印A方向へ移動できる。描画部16の上
側の図4矢印A方向及び反矢印A方向中間部には、ダイ
レクト刷版14の光導電性感光層30をプラスに帯電さ
せる帯電器34が備えられており、この帯電器34の図
4矢印A方向側には露光部36が配置されている。露光
部36には半導体レーザ(図示せず)が備えられており
、帯電後の光導電性感光層30のうち画像部へレーザビ
ームを照射し、画像を走査露光する。なお、描画部16
には、露光後のダイレクト刷版14を図4矢印A方向へ
排版する図示しない挟持爪が備えられている。
【0015】図3に示すように、描画部16の図3矢印
A方向側には、現像定着処理部18が配置されている。 現像定着処理部18は、現像部38、スクイズ部40、
乾燥部42、定着処理部としての定着部44及びダイレ
クト刷版14を搬送する搬送装置(図示せず)を備えて
いる。
A方向側には、現像定着処理部18が配置されている。 現像定着処理部18は、現像部38、スクイズ部40、
乾燥部42、定着処理部としての定着部44及びダイレ
クト刷版14を搬送する搬送装置(図示せず)を備えて
いる。
【0016】現像部38は現像定着処理部18の上流側
に配置されており、露光後のダイレクト刷版14へ液体
現像剤を付与してダイレクト刷版14の静電潜像を顕在
化する。ここで使用される液体現像剤は一般に、カーボ
ンブラツク等の顔料に分散性、極性制御性、定着性等の
特性を付与する樹脂を吸着させたトナー粒子をキヤリア
液に分散させたものである。なお、現像部38での現像
は反転現像で行われ、プラスに帯電されたダイレクト刷
版14をプラスの電荷を有するトナーで現像する。なお
、ダイレクト刷版14のトナー粒子の付着した部位は親
油性となる。
に配置されており、露光後のダイレクト刷版14へ液体
現像剤を付与してダイレクト刷版14の静電潜像を顕在
化する。ここで使用される液体現像剤は一般に、カーボ
ンブラツク等の顔料に分散性、極性制御性、定着性等の
特性を付与する樹脂を吸着させたトナー粒子をキヤリア
液に分散させたものである。なお、現像部38での現像
は反転現像で行われ、プラスに帯電されたダイレクト刷
版14をプラスの電荷を有するトナーで現像する。なお
、ダイレクト刷版14のトナー粒子の付着した部位は親
油性となる。
【0017】現像部38よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、スクイズ部4
0が配置されている。このスクイズ部40には図示しな
いブロワーが備えられており、ダイレクト刷版14の両
面へエアーを噴出させる。
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、スクイズ部4
0が配置されている。このスクイズ部40には図示しな
いブロワーが備えられており、ダイレクト刷版14の両
面へエアーを噴出させる。
【0018】スクイズ部40よりもダイレクト刷版14
の搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、乾燥部4
2が配置されている。乾燥部42にはドライヤ(図示せ
ず)が備えられており、ドライヤの温風でダイレクト刷
版14を乾燥させる。
の搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、乾燥部4
2が配置されている。乾燥部42にはドライヤ(図示せ
ず)が備えられており、ドライヤの温風でダイレクト刷
版14を乾燥させる。
【0019】乾燥部42よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、定着部44が
配置されている。定着部44は、複数の加熱用ランプ(
図示せず)を備えており、この加熱用ランプの熱によっ
てダイレクト刷版14に付着したトナー粒子を溶融して
定着させる。
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、定着部44が
配置されている。定着部44は、複数の加熱用ランプ(
図示せず)を備えており、この加熱用ランプの熱によっ
てダイレクト刷版14に付着したトナー粒子を溶融して
定着させる。
【0020】定着部44よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、拭き取り部1
20が配置されている。
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、拭き取り部1
20が配置されている。
【0021】図1に示すように、拭き取り部120は、
本体ベース122の上に定着部44から搬送されるダイ
レクト刷版14を図1矢印A方向へ搬送するベルトコン
ベア126を備えている。このベルトコンベア126の
上流側の上方には、光センサ127が設けられており、
ダイレクト刷版14が現像定着処理部18から拭き取り
部120に搬入されたか否かを検出して、検出信号を図
示されない制御手段に伝達する。
本体ベース122の上に定着部44から搬送されるダイ
レクト刷版14を図1矢印A方向へ搬送するベルトコン
ベア126を備えている。このベルトコンベア126の
上流側の上方には、光センサ127が設けられており、
ダイレクト刷版14が現像定着処理部18から拭き取り
部120に搬入されたか否かを検出して、検出信号を図
示されない制御手段に伝達する。
【0022】また、本体ベース122には、ベルトコン
ベア126の側部近傍に4個のガイドローラ128が軸
心を垂直として軸支されている。これらのガイドローラ
128は、それぞれダイレクト刷版14の幅方向側の側
端部15に当接し、ダイレクト刷版14の幅方向(図1
矢印B方向及び反矢印B方向)への移動防止用とされる
。
ベア126の側部近傍に4個のガイドローラ128が軸
心を垂直として軸支されている。これらのガイドローラ
128は、それぞれダイレクト刷版14の幅方向側の側
端部15に当接し、ダイレクト刷版14の幅方向(図1
矢印B方向及び反矢印B方向)への移動防止用とされる
。
【0023】さらに、本体ベース122には、ベルトコ
ンベア126の幅方向両側方に拭き取り装置130、1
32が備えられている。
ンベア126の幅方向両側方に拭き取り装置130、1
32が備えられている。
【0024】図5に示すように、拭き取り装置130は
、ベース136のベルトコンベア126側に移動台13
4を備えている。この移動台134の図5矢印A方向及
び反矢印A方向両側には押圧ロール138、140が配
置されており、押圧ロール138と押圧ロール140と
の間には溶剤供給ロール144が配置されている。
、ベース136のベルトコンベア126側に移動台13
4を備えている。この移動台134の図5矢印A方向及
び反矢印A方向両側には押圧ロール138、140が配
置されており、押圧ロール138と押圧ロール140と
の間には溶剤供給ロール144が配置されている。
【0025】押圧ロール138、140は下端が移動台
134へ、上端が移動台134に固着されたフレーム1
42へ軸支され、回転自在となっている。
134へ、上端が移動台134に固着されたフレーム1
42へ軸支され、回転自在となっている。
【0026】図6に示すように、溶剤供給ロール144
は、中空パイプ146の下端に支持軸148が固着され
、上端に支持軸150が固着されている。中空パイプ1
46には内外を連通する微細孔148が複数個形成され
ており、外周面には薄いフエルト材152が巻装されて
いる。また、支持軸148の軸心部には貫通孔156が
形成されており、この貫通孔156を介しても中空パイ
プ146は内外が連通される。
は、中空パイプ146の下端に支持軸148が固着され
、上端に支持軸150が固着されている。中空パイプ1
46には内外を連通する微細孔148が複数個形成され
ており、外周面には薄いフエルト材152が巻装されて
いる。また、支持軸148の軸心部には貫通孔156が
形成されており、この貫通孔156を介しても中空パイ
プ146は内外が連通される。
【0027】溶剤供給ロール144の支持軸150は移
動台134に取り付けられたフレーム142に軸支され
ており、支持軸148は移動台134の孔154に挿入
されている。
動台134に取り付けられたフレーム142に軸支され
ており、支持軸148は移動台134の孔154に挿入
されている。
【0028】移動台134の孔154には、連通路15
8の一端が連結されており、この連通路158の他端に
は、図示されない溶剤タンクに接続されたパイプ160
の先端が接続されている。前記溶剤タンクには溶剤16
2が充填されており、溶剤タンク内の溶剤162は、パ
イプ160、連通路158及び貫通孔156を介して中
空パイプ146の内部に供給されると共に図示されない
制御手段によって供給が制御される。
8の一端が連結されており、この連通路158の他端に
は、図示されない溶剤タンクに接続されたパイプ160
の先端が接続されている。前記溶剤タンクには溶剤16
2が充填されており、溶剤タンク内の溶剤162は、パ
イプ160、連通路158及び貫通孔156を介して中
空パイプ146の内部に供給されると共に図示されない
制御手段によって供給が制御される。
【0029】溶剤162は、定着処理されて溶融固化し
たトナーを溶解あるいは膨潤する性質もので、例えば、
トルエン、キシレン等の芳香族溶剤、クロロホルム、メ
チレンクロライド等のハロゲン系溶剤、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸n−ブ
チル等の酢酸エステル類、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル
等のセロソルブ類、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチ
ルスルホキシド、テトラヒドロフラン等が使用できる。
たトナーを溶解あるいは膨潤する性質もので、例えば、
トルエン、キシレン等の芳香族溶剤、クロロホルム、メ
チレンクロライド等のハロゲン系溶剤、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸n−ブ
チル等の酢酸エステル類、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル
等のセロソルブ類、ジメチルホルムアルデヒド、ジメチ
ルスルホキシド、テトラヒドロフラン等が使用できる。
【0030】なお、支持軸148にはOリング164が
組み込まれており、軸148の外周から溶剤162が漏
れ出ないようになっている。
組み込まれており、軸148の外周から溶剤162が漏
れ出ないようになっている。
【0031】なお、移動台134は図1矢印B方向及び
反矢印B方向へ若干移動できるようにベース136に取
付られており、図示されないスプリングによってベルト
コンベア126側に付勢されている。
反矢印B方向へ若干移動できるようにベース136に取
付られており、図示されないスプリングによってベルト
コンベア126側に付勢されている。
【0032】図5に示すように、移動台134の押圧ロ
ール140の図5反矢印B方向側には、溶剤供給ロール
166が配置されている。この溶剤供給ロール166は
、下端部がベース136に軸支されており、上端部がベ
ース136に立設されたフレーム168へ軸支されてい
る。なお、この溶剤供給ロール166は溶剤供給ロール
144と同一構成同一構造となっており、溶剤供給ロー
ル144と同一構成については同一符号を付しその説明
を省略する。溶剤供給ロール166の中空パイプ146
内には、本体ベース122に設けられた図示されない連
通路を介して、図示されない溶剤タンクから溶剤162
が供給される。また、この溶剤供給ロール166への溶
剤162の供給は溶剤供給ロール144と同様に図示さ
れない制御手段によって制御される。
ール140の図5反矢印B方向側には、溶剤供給ロール
166が配置されている。この溶剤供給ロール166は
、下端部がベース136に軸支されており、上端部がベ
ース136に立設されたフレーム168へ軸支されてい
る。なお、この溶剤供給ロール166は溶剤供給ロール
144と同一構成同一構造となっており、溶剤供給ロー
ル144と同一構成については同一符号を付しその説明
を省略する。溶剤供給ロール166の中空パイプ146
内には、本体ベース122に設けられた図示されない連
通路を介して、図示されない溶剤タンクから溶剤162
が供給される。また、この溶剤供給ロール166への溶
剤162の供給は溶剤供給ロール144と同様に図示さ
れない制御手段によって制御される。
【0033】また、移動台134の図5反矢印B方向側
には供給ロール170及び巻取りロール172が配置さ
れている。
には供給ロール170及び巻取りロール172が配置さ
れている。
【0034】供給ロール170には、テープ状の塗布手
段及び拭き取り手段としての拭き取り部材174の一方
が層状に巻き付けられている。拭き取り部材174は、
中間部が溶剤供給ロール166、押圧ロール140、溶
剤供給ロール144、押圧ロール138の外周面の一部
に接しており、他方の端部が巻取りロール172に連結
されている。
段及び拭き取り手段としての拭き取り部材174の一方
が層状に巻き付けられている。拭き取り部材174は、
中間部が溶剤供給ロール166、押圧ロール140、溶
剤供給ロール144、押圧ロール138の外周面の一部
に接しており、他方の端部が巻取りロール172に連結
されている。
【0035】この拭き取り部材174は溶剤162を吸
収できる材料で形成されており、例えば、布、不織布、
紙、皮革、スポンジ及びフエルト等の液体吸収性を有し
た材料が使用され、本実施例では布帛が使用されている
。
収できる材料で形成されており、例えば、布、不織布、
紙、皮革、スポンジ及びフエルト等の液体吸収性を有し
た材料が使用され、本実施例では布帛が使用されている
。
【0036】供給ロール170はモータ176に連結さ
れており、モータ176の非通電時には図5矢印C方向
及び反矢印C方向へ回転自在とされ、通電時には図5矢
印C方向へ回転される。一方、巻取りロール172はモ
ータ178に連結されており、モータ178の非通電時
には図5矢印D方向及び反矢印D方向へ回転自在とされ
、通電時には図5矢印D方向へ回転される。なお、これ
らのモータ176、178は図示されない制御手段によ
って回転が制御される。
れており、モータ176の非通電時には図5矢印C方向
及び反矢印C方向へ回転自在とされ、通電時には図5矢
印C方向へ回転される。一方、巻取りロール172はモ
ータ178に連結されており、モータ178の非通電時
には図5矢印D方向及び反矢印D方向へ回転自在とされ
、通電時には図5矢印D方向へ回転される。なお、これ
らのモータ176、178は図示されない制御手段によ
って回転が制御される。
【0037】なお、拭き取り装置132は拭き取り装置
130と同一構成となっており、ベルトコンベア126
の軸線に対して対称配置されている。また、拭き取り装
置132の構成については、拭き取り装置130と同一
構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
130と同一構成となっており、ベルトコンベア126
の軸線に対して対称配置されている。また、拭き取り装
置132の構成については、拭き取り装置130と同一
構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0038】なお、拭き取り装置130、132は本体
ベース122に設けられた図示されない駆動機構によっ
て拭き取り部材174の幅に対応した範囲で上下方向に
移動できる。
ベース122に設けられた図示されない駆動機構によっ
て拭き取り部材174の幅に対応した範囲で上下方向に
移動できる。
【0039】図3に示すように、拭き取り部120より
もダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3矢印A方
向側)には、溶出処理部22が配置されている。図7に
示すように、溶出処理部22にはダイレクト刷版14に
アルカリ溶液を付与してダイレクト刷版14の非画像部
(即ちトナー像が形成された部分以外の非画像部分)の
光導電性感光体層を溶出する溶出部48、ダイレクト刷
版14に付着した余剰なアルカリ溶液を除去するスクイ
ズ部50、スクイズされたダイレクト刷版14を水洗し
てアルカリ溶液を除去する水洗部52、水洗されたダイ
レクト刷版14にガム液を塗布するガム液塗布部54、
ガム液が塗布されたダイレクト刷版14を乾燥させる乾
燥部114とダイレクト刷版14を挟持して搬送する複
数の搬送ローラ56、58、60、62、64、66が
備えられている。
もダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3矢印A方
向側)には、溶出処理部22が配置されている。図7に
示すように、溶出処理部22にはダイレクト刷版14に
アルカリ溶液を付与してダイレクト刷版14の非画像部
(即ちトナー像が形成された部分以外の非画像部分)の
光導電性感光体層を溶出する溶出部48、ダイレクト刷
版14に付着した余剰なアルカリ溶液を除去するスクイ
ズ部50、スクイズされたダイレクト刷版14を水洗し
てアルカリ溶液を除去する水洗部52、水洗されたダイ
レクト刷版14にガム液を塗布するガム液塗布部54、
ガム液が塗布されたダイレクト刷版14を乾燥させる乾
燥部114とダイレクト刷版14を挟持して搬送する複
数の搬送ローラ56、58、60、62、64、66が
備えられている。
【0040】搬送ローラ56は溶出処理部22の上流側
(図7反矢印A方向側)に配置されており、この搬送ロ
ーラ56よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(
図7矢印A方向側)に溶出部48が配置されている。 溶出部48には、溶出槽68が備えられており、この溶
出槽68に搬送ローラ58、60及び複数個のガイドロ
ーラ88が設けられている。ダイレクト刷版14はこれ
らの搬送ローラ58、60及びガイドローラ88に搬送
されて溶出槽68内のアルカリ溶液に浸漬される。溶出
槽68には循環ポンプ84が接続されており、槽内のア
ルカリ溶液を吸入してノズル86からアルカリ溶液をダ
イレクト刷版14へ噴き付ける。
(図7反矢印A方向側)に配置されており、この搬送ロ
ーラ56よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(
図7矢印A方向側)に溶出部48が配置されている。 溶出部48には、溶出槽68が備えられており、この溶
出槽68に搬送ローラ58、60及び複数個のガイドロ
ーラ88が設けられている。ダイレクト刷版14はこれ
らの搬送ローラ58、60及びガイドローラ88に搬送
されて溶出槽68内のアルカリ溶液に浸漬される。溶出
槽68には循環ポンプ84が接続されており、槽内のア
ルカリ溶液を吸入してノズル86からアルカリ溶液をダ
イレクト刷版14へ噴き付ける。
【0041】また、溶出槽68内のダイレクト刷版14
の光導電性感光層30に対応した位置にはローラ状のブ
ラシ90が配置されている。ブラシ90は図示しないモ
ータ等の回転駆動手段に接続されており、この回転駆動
手段がブラシ90を回転させる。溶出槽68の下端部に
は排水パイプ82が接続されており、槽内の劣化したア
ルカリ溶液をこの排水パイプ82を介して槽外へ排出で
きる。
の光導電性感光層30に対応した位置にはローラ状のブ
ラシ90が配置されている。ブラシ90は図示しないモ
ータ等の回転駆動手段に接続されており、この回転駆動
手段がブラシ90を回転させる。溶出槽68の下端部に
は排水パイプ82が接続されており、槽内の劣化したア
ルカリ溶液をこの排水パイプ82を介して槽外へ排出で
きる。
【0042】溶出槽68よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、スクイズ部5
0が配置されており、このスクイズ部50に搬送ローラ
62が配置されている。スクイズ部50には受け部94
が備えられており、ダイレクト刷版14は搬送ローラ6
2によって挟持されて表面に付着したアルカリ溶液が除
去される。搬送ローラ62の受け部94側にはローラ9
6が搬送ローラ62に密着して配置されており、搬送ロ
ーラ62によって除去されたアルカリ溶液がローラ96
を介して受け部94に落下する。また、受け部94には
、除去されたアルカリ溶液を溶出槽68へ戻すためのポ
ンプ98が連結されている。
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、スクイズ部5
0が配置されており、このスクイズ部50に搬送ローラ
62が配置されている。スクイズ部50には受け部94
が備えられており、ダイレクト刷版14は搬送ローラ6
2によって挟持されて表面に付着したアルカリ溶液が除
去される。搬送ローラ62の受け部94側にはローラ9
6が搬送ローラ62に密着して配置されており、搬送ロ
ーラ62によって除去されたアルカリ溶液がローラ96
を介して受け部94に落下する。また、受け部94には
、除去されたアルカリ溶液を溶出槽68へ戻すためのポ
ンプ98が連結されている。
【0043】溶出部48よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、水洗部52が
配置されており、この水洗部52に搬送ローラ64が配
置されている。水洗部52には、ローラ状のブラシ10
0及び受水槽102が設けられている。受水槽102に
は洗浄水が溜められており、この洗浄水はポンプ104
によって吸い上げられノズル106からダイレクト刷版
14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト刷版
14の光導電性感光層30に対応した位置に配置されて
おり、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を洗浄
できる。
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、水洗部52が
配置されており、この水洗部52に搬送ローラ64が配
置されている。水洗部52には、ローラ状のブラシ10
0及び受水槽102が設けられている。受水槽102に
は洗浄水が溜められており、この洗浄水はポンプ104
によって吸い上げられノズル106からダイレクト刷版
14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト刷版
14の光導電性感光層30に対応した位置に配置されて
おり、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を洗浄
できる。
【0044】水洗部52よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、ガム液塗布部
54が配置されている。このガム液塗布部54には、ガ
ム液槽110が備えられており、ガム液槽110にガム
液が溜められている。ガム液槽110内のガム液はポン
プ112によって吸い上げられノズル114からダイレ
クト刷版14へ噴き付けられる。
送方向下流側(図7矢印A方向側)には、ガム液塗布部
54が配置されている。このガム液塗布部54には、ガ
ム液槽110が備えられており、ガム液槽110にガム
液が溜められている。ガム液槽110内のガム液はポン
プ112によって吸い上げられノズル114からダイレ
クト刷版14へ噴き付けられる。
【0045】ガム液塗布部54よりもダイレクト刷版1
4の搬送方向下流側(図7矢印A方向側)には、乾燥部
114が配置されている。乾燥部114には、ドライヤ
116が備えられており、このドライヤ116によって
、ガム処理後のダイレクト刷版14を乾燥する。
4の搬送方向下流側(図7矢印A方向側)には、乾燥部
114が配置されている。乾燥部114には、ドライヤ
116が備えられており、このドライヤ116によって
、ガム処理後のダイレクト刷版14を乾燥する。
【0046】図3に示すように、溶出処理部22よりも
ダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3矢印A方向
側)には、待機部118が配置されており、溶出処理後
のダイレクト刷版14がこの待機部118に搬送される
。待機部118には図示されないコンベア装置が備えら
れており、このコンベア装置はダイレクト刷版14を図
3矢印A方向へ搬送する。
ダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3矢印A方向
側)には、待機部118が配置されており、溶出処理後
のダイレクト刷版14がこの待機部118に搬送される
。待機部118には図示されないコンベア装置が備えら
れており、このコンベア装置はダイレクト刷版14を図
3矢印A方向へ搬送する。
【0047】待機部118よりもダイレクト刷版14の
搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、パンチヤー
部24が配置されている。このパンチヤー部24には、
ダイレクト刷版14に版掛け時の位置決め用の切欠を形
成するポンチ(図示せず)が備えられている。
搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、パンチヤー
部24が配置されている。このパンチヤー部24には、
ダイレクト刷版14に版掛け時の位置決め用の切欠を形
成するポンチ(図示せず)が備えられている。
【0048】パンチヤー部24よりもダイレクト刷版1
4の搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、版曲部
26が配置されている。この版曲部26にはダイレクト
刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示し
ない折り曲げ装置が備えられている。
4の搬送方向下流側(図3矢印A方向側)には、版曲部
26が配置されている。この版曲部26にはダイレクト
刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示し
ない折り曲げ装置が備えられている。
【0049】以下に本実施例の作用を説明する。図3に
示すように、未露光のダイレクト刷版14は光導電性感
光層30を上に向け、長手を搬送方向に沿って配置され
、給版部12の図示しないコンベア装置によって描画部
16へ搬送される。図4に示すように、描画部16では
、ダイレクト刷版14が載置された搬送台32が図示し
ない駆動装置によって図4矢印A方向へ移動される。 この移動時に、搬送台32上のダイレクト刷版14は帯
電器34によって光導電性感光層30がプラスに帯電さ
れる。ダイレクト刷版14が露光部36の直下へ搬送さ
れると、図示しない半導体レーザより発せられる原稿画
像に対応したレーザビームが光導電性感光層30の表面
へ照射される。これによって、レーザビームが入射され
た入射部分は導電性になり、光導電性感光層30の入射
部位の表面から正の電荷が移動して、画像情報に相当す
る静電潜像が形成される。
示すように、未露光のダイレクト刷版14は光導電性感
光層30を上に向け、長手を搬送方向に沿って配置され
、給版部12の図示しないコンベア装置によって描画部
16へ搬送される。図4に示すように、描画部16では
、ダイレクト刷版14が載置された搬送台32が図示し
ない駆動装置によって図4矢印A方向へ移動される。 この移動時に、搬送台32上のダイレクト刷版14は帯
電器34によって光導電性感光層30がプラスに帯電さ
れる。ダイレクト刷版14が露光部36の直下へ搬送さ
れると、図示しない半導体レーザより発せられる原稿画
像に対応したレーザビームが光導電性感光層30の表面
へ照射される。これによって、レーザビームが入射され
た入射部分は導電性になり、光導電性感光層30の入射
部位の表面から正の電荷が移動して、画像情報に相当す
る静電潜像が形成される。
【0050】静電潜像が形成されたダイレクト刷版14
は、図示しない挟持爪で端部が挟持され、描画部16か
ら現像定着処理部18へ搬出される。
は、図示しない挟持爪で端部が挟持され、描画部16か
ら現像定着処理部18へ搬出される。
【0051】現像定着処理部18では、ダイレクト刷版
14は現像部38で液体現像剤中の正に帯電されたトナ
ー粒子が光導電性感光層30の露光された部位に付着さ
れる。
14は現像部38で液体現像剤中の正に帯電されたトナ
ー粒子が光導電性感光層30の露光された部位に付着さ
れる。
【0052】ダイレクト刷版14がスクイズ部40に至
ると、ダイレクト刷版14の両面に図示されないブロワ
ーからのエアーが吹き付けられ、両面に付着した余剰な
液体現像剤が除去される。その後、ダイレクト刷版14
は乾燥部42に搬送され、図示されないドライヤからの
温風で湿潤したトナーが乾燥される。
ると、ダイレクト刷版14の両面に図示されないブロワ
ーからのエアーが吹き付けられ、両面に付着した余剰な
液体現像剤が除去される。その後、ダイレクト刷版14
は乾燥部42に搬送され、図示されないドライヤからの
温風で湿潤したトナーが乾燥される。
【0053】このように現像処理されたダイレクト刷版
14は定着部44へ搬送される。この定着部44におい
て、ダイレクト刷版14に付着したトナー粒子が図示し
ない加熱ランプの熱によって溶融固着され定着される。 定着部44で加熱されたダイレクト刷版14は、冷却部
46で送風されて冷却されたのち、拭き取り部120へ
搬送される。
14は定着部44へ搬送される。この定着部44におい
て、ダイレクト刷版14に付着したトナー粒子が図示し
ない加熱ランプの熱によって溶融固着され定着される。 定着部44で加熱されたダイレクト刷版14は、冷却部
46で送風されて冷却されたのち、拭き取り部120へ
搬送される。
【0054】図1に示すように、拭き取り部120へ搬
送されたダイレクト刷版14は、ガイドローラ128に
よって図1矢印B方向及び反矢印B方向側の側端部15
がガイドされ、ベルトコンベア126によって図1矢印
A方向へ搬送される。
送されたダイレクト刷版14は、ガイドローラ128に
よって図1矢印B方向及び反矢印B方向側の側端部15
がガイドされ、ベルトコンベア126によって図1矢印
A方向へ搬送される。
【0055】また、ダイレクト刷版14が拭き取り部1
20に搬入されると、光センサ127によってダイレク
ト刷版14が検出され、図示されない制御手段から通電
されて拭き取り装置130、132のモータ178が図
1矢印D方向へ回転される。
20に搬入されると、光センサ127によってダイレク
ト刷版14が検出され、図示されない制御手段から通電
されて拭き取り装置130、132のモータ178が図
1矢印D方向へ回転される。
【0056】モータ178が図1矢印D方向へ回転され
ると、供給ロール170に巻かれた拭き取り部材174
が引き出され、溶剤供給ロール166、押圧ロール14
0、溶剤供給ロール144及び押圧ロール138押圧ロ
ール138を順に介して巻取りロール172に巻き取ら
れる。このとき、溶剤供給ロール144、166の中空
パイプ146内部の溶剤162が微細孔147を挿通し
たのち、フエルト材152を介して供給ロール170か
ら引き出された拭き取り部材174へ連続的に供給され
、拭き取り部材174は溶剤供給ロール166より巻取
りロール172側が湿潤される。
ると、供給ロール170に巻かれた拭き取り部材174
が引き出され、溶剤供給ロール166、押圧ロール14
0、溶剤供給ロール144及び押圧ロール138押圧ロ
ール138を順に介して巻取りロール172に巻き取ら
れる。このとき、溶剤供給ロール144、166の中空
パイプ146内部の溶剤162が微細孔147を挿通し
たのち、フエルト材152を介して供給ロール170か
ら引き出された拭き取り部材174へ連続的に供給され
、拭き取り部材174は溶剤供給ロール166より巻取
りロール172側が湿潤される。
【0057】ダイレクト刷版14の側端部15が溶剤1
62で湿潤された拭き取り部材174に当接すると、ダ
イレクト刷版14の側端部15に溶融固着したトナーが
、溶剤162によって溶融される。さらに、移動台13
4がベルトコンベア126へスプリング(図示せず)に
よって付勢されているので、ダイレクト刷版14の側端
部15は拭き取り部材174に押圧されながら相対移動
され、溶融されたトナーが拭き取り部材174によって
拭き取られる。なお、拭き取り部材174はダイレクト
刷版14に対して長手方向へ相対移動されるので拭き取
られたトナーは拭き取り部材174の長手に方向に沿っ
て線状に付着する。
62で湿潤された拭き取り部材174に当接すると、ダ
イレクト刷版14の側端部15に溶融固着したトナーが
、溶剤162によって溶融される。さらに、移動台13
4がベルトコンベア126へスプリング(図示せず)に
よって付勢されているので、ダイレクト刷版14の側端
部15は拭き取り部材174に押圧されながら相対移動
され、溶融されたトナーが拭き取り部材174によって
拭き取られる。なお、拭き取り部材174はダイレクト
刷版14に対して長手方向へ相対移動されるので拭き取
られたトナーは拭き取り部材174の長手に方向に沿っ
て線状に付着する。
【0058】側端部15のトナーが除去されたダイレク
ト刷版14は、ベルトコンベア126によって溶出処理
部22へ搬送される。この溶出処理部22において、ダ
イレクト刷版14は搬送ローラ56によって挟持され、
溶出槽68内に搬送されてアルカリ溶液に浸漬される。 アルカリ溶液に浸漬されたダイレクト刷版14は、トナ
ー画像が付着していない光導電性感光体層30が、すな
わち非画像領域が溶出される。このとき、ダイレクト刷
版14の光導電性感光体層30はブラシ90によって擦
られ、溶出反応が促進される。この溶出処理によって、
ダイレクト刷版14のトナー画像が付着していない領域
は導電性支持体14の親水化処理がなされた面が露出さ
れる。
ト刷版14は、ベルトコンベア126によって溶出処理
部22へ搬送される。この溶出処理部22において、ダ
イレクト刷版14は搬送ローラ56によって挟持され、
溶出槽68内に搬送されてアルカリ溶液に浸漬される。 アルカリ溶液に浸漬されたダイレクト刷版14は、トナ
ー画像が付着していない光導電性感光体層30が、すな
わち非画像領域が溶出される。このとき、ダイレクト刷
版14の光導電性感光体層30はブラシ90によって擦
られ、溶出反応が促進される。この溶出処理によって、
ダイレクト刷版14のトナー画像が付着していない領域
は導電性支持体14の親水化処理がなされた面が露出さ
れる。
【0059】溶出処理後のダイレクト刷版14は、スク
イズ部50で搬送ローラ62に挟持されて表面に付着し
たアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたアル
カリ溶液はローラ96を介して受け部94へ落下して溜
まる。また、受け部94へ溜まったアルカリ溶液はポン
プ90によって溶出槽68に戻される。
イズ部50で搬送ローラ62に挟持されて表面に付着し
たアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたアル
カリ溶液はローラ96を介して受け部94へ落下して溜
まる。また、受け部94へ溜まったアルカリ溶液はポン
プ90によって溶出槽68に戻される。
【0060】スクイズされたダイレクト刷版14は水洗
部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付け
られる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100に
よって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去され
る。
部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付け
られる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100に
よって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去され
る。
【0061】ダイレクト刷版14が搬送されてガム液塗
布部54に至ると、ノズル114からガム液が画像形成
領域に噴出される。これによって、非画像部表面が保護
される。
布部54に至ると、ノズル114からガム液が画像形成
領域に噴出される。これによって、非画像部表面が保護
される。
【0062】ガム処理後のダイレクト刷版14が搬送さ
れて、ダイレクト刷版14が乾燥部114に至るとドラ
イヤ116の熱風によって、ダイレクト刷版14に付着
したガム液が乾燥される。
れて、ダイレクト刷版14が乾燥部114に至るとドラ
イヤ116の熱風によって、ダイレクト刷版14に付着
したガム液が乾燥される。
【0063】溶出処理部22で処理されたダイレクト刷
版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作
業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポン
チによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。
版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作
業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポン
チによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。
【0064】パンチヤー部24で位置決め用の切欠が形
成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しな
い折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向
両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷
版14の製版工程が終了する。
成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しな
い折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向
両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷
版14の製版工程が終了する。
【0065】このように、ダイレクト刷版14の側端部
15に付着した不要なトナーが定着処理後に拭き取られ
るので、このダイレクト刷版14で印刷を行う場合には
、ダイレクト刷版14の側端部15にインキが付着せず
高品質の印刷物が印刷される。
15に付着した不要なトナーが定着処理後に拭き取られ
るので、このダイレクト刷版14で印刷を行う場合には
、ダイレクト刷版14の側端部15にインキが付着せず
高品質の印刷物が印刷される。
【0066】なお、巻取りロール172による拭き取り
部材174の巻取りが終了した場合には、モータ176
を反矢印C方向へ回転させて巻取りロール172に巻き
取られた拭き取り部材174を巻戻す。その後、本体ベ
ース122の図示しない駆動機構を作動させて拭き取り
装置130、132を上方又は下方へ所定寸法ずらす。 これによって、拭き取り部材174のトナーが付着して
いない部分がダイレクト刷版14に対応できる。このよ
うして、巻取りロール172による拭き取り部材174
の巻取り終了毎に拭き取り部材174を巻戻して拭き取
り装置130、132を上方又は下方へ所定寸法ずらす
ことによって、拭き取り部材174を反復使用すること
ができるので、拭き取り部材174を経済的に使用でき
る。
部材174の巻取りが終了した場合には、モータ176
を反矢印C方向へ回転させて巻取りロール172に巻き
取られた拭き取り部材174を巻戻す。その後、本体ベ
ース122の図示しない駆動機構を作動させて拭き取り
装置130、132を上方又は下方へ所定寸法ずらす。 これによって、拭き取り部材174のトナーが付着して
いない部分がダイレクト刷版14に対応できる。このよ
うして、巻取りロール172による拭き取り部材174
の巻取り終了毎に拭き取り部材174を巻戻して拭き取
り装置130、132を上方又は下方へ所定寸法ずらす
ことによって、拭き取り部材174を反復使用すること
ができるので、拭き取り部材174を経済的に使用でき
る。
【0067】なお、本実施例では、溶剤162を溶剤供
給ロール144、166を介して拭き取り部材174に
供給する構成としたが本発明はこれに限らず、例えば、
溶剤供給ロール144、166の代わりに噴霧器等を設
けて溶剤162を吹き付ける構成としてもよく、溶剤1
62を滴下して供給する構成等、他の方法で供給する構
成としてもよい。
給ロール144、166を介して拭き取り部材174に
供給する構成としたが本発明はこれに限らず、例えば、
溶剤供給ロール144、166の代わりに噴霧器等を設
けて溶剤162を吹き付ける構成としてもよく、溶剤1
62を滴下して供給する構成等、他の方法で供給する構
成としてもよい。
【0068】また、本実施例では、巻取りロール172
を矢印D方向に回転させて側端部15に当接される拭き
取り部材174をダイレクト刷版14の搬送方向とは反
対方向へ移動させてトナーを拭き取るようにされている
が、本発明はこれに限らず、側端部15に当接される拭
き取り部材174をダイレクト刷版14の搬送方向と同
一方向へ移動させてトナーを拭き取るようにしてもよい
。この場合には、巻取りロール172と供給ロール17
0とを入れ換えて、巻取りロール172を矢印C方向へ
回転させる。また、この場合にはダイレクト刷版14の
搬送速度よりも拭き取り部材174の移動速度を早くす
る。
を矢印D方向に回転させて側端部15に当接される拭き
取り部材174をダイレクト刷版14の搬送方向とは反
対方向へ移動させてトナーを拭き取るようにされている
が、本発明はこれに限らず、側端部15に当接される拭
き取り部材174をダイレクト刷版14の搬送方向と同
一方向へ移動させてトナーを拭き取るようにしてもよい
。この場合には、巻取りロール172と供給ロール17
0とを入れ換えて、巻取りロール172を矢印C方向へ
回転させる。また、この場合にはダイレクト刷版14の
搬送速度よりも拭き取り部材174の移動速度を早くす
る。
【0069】また、本実施例では、拭き取り部材174
から溶剤162をダイレクト刷版14の側端部15に付
与し、この拭き取り部材174で側端部15のトナーを
拭き取るように塗布手段と拭き取り手段とを拭き取り部
材174で兼用する構成としたが、本発明はこれに限ら
ない。例えば、ダイレクト刷版14の側端部15へ溶剤
162を付与するように溶剤供給ロール144を塗布手
段として拭き取り装置130、132よりもダイレクト
刷版14の上流側に配置する等、塗布手段と拭き取り手
段とを別々に設ける構成としてもよい。
から溶剤162をダイレクト刷版14の側端部15に付
与し、この拭き取り部材174で側端部15のトナーを
拭き取るように塗布手段と拭き取り手段とを拭き取り部
材174で兼用する構成としたが、本発明はこれに限ら
ない。例えば、ダイレクト刷版14の側端部15へ溶剤
162を付与するように溶剤供給ロール144を塗布手
段として拭き取り装置130、132よりもダイレクト
刷版14の上流側に配置する等、塗布手段と拭き取り手
段とを別々に設ける構成としてもよい。
【0070】また、本実施例では、供給ロール170に
巻き付けた拭き取り部材174を巻き取る構成としたが
本発明はこれに限らず、箱等の中に折り畳んで収容した
拭き取り部材174を巻き取る構成等、他の方法で拭き
取り部材174を収容する構成としてもよい。
巻き付けた拭き取り部材174を巻き取る構成としたが
本発明はこれに限らず、箱等の中に折り畳んで収容した
拭き取り部材174を巻き取る構成等、他の方法で拭き
取り部材174を収容する構成としてもよい。
【0071】また、本実施例では定着部44の下流側に
ダイレクト刷版14を冷却する冷却部46を設ける構成
としたが本発明はこれに限らず、冷却部46を省いた構
成としてもよい。この場合には、拭き取り部120での
ダイレクト刷版14の搬送速度を遅くすることによって
拭き取り部120でダイレクト刷版14を自然冷却する
ことができる。
ダイレクト刷版14を冷却する冷却部46を設ける構成
としたが本発明はこれに限らず、冷却部46を省いた構
成としてもよい。この場合には、拭き取り部120での
ダイレクト刷版14の搬送速度を遅くすることによって
拭き取り部120でダイレクト刷版14を自然冷却する
ことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の電子写真製
版装置では、上記構成としたので印刷物の品質低下を起
こすことのないダイレクト刷版を製版することのできる
優れた効果を有する。
版装置では、上記構成としたので印刷物の品質低下を起
こすことのないダイレクト刷版を製版することのできる
優れた効果を有する。
【図1】拭き取り部を示す斜視図である。
【図2】ダイレクト刷版の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る電子写真製版装置の各処
理部の配置を示す平面図である。
理部の配置を示す平面図である。
【図4】図3の底面図に相当する描画部を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】拭き取り装置を示す斜視図である。
【図6】溶剤供給ロールを示す図5のVI−VI線断図
である。
である。
【図7】図3の底面図に相当する溶出処理部を示す断面
図である。
図である。
10 電子写真製版装置
14 ダイレクト刷版
15 側端部
22 溶出処理部
44 定着部(定着処理部)
174 拭き取り部材(塗布手段、拭き取り手段)1
62 溶剤
62 溶剤
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイレクト刷版を液体現像剤で現像し
て、定着、溶出処理を行う電子写真製版装置であって、
定着処理部と溶出処理部との間に、トナーを溶解又は膨
潤させる溶剤を前記ダイレクト刷版の側端部に塗布する
塗布手段と、前記ダイレクト刷版の側端部に当接して溶
解又は膨潤されたトナーを拭き取る拭き取り手段と、を
設けたことを特徴とする電子写真製版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3630791A JPH04274449A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子写真製版装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3630791A JPH04274449A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子写真製版装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274449A true JPH04274449A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=12466188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3630791A Pending JPH04274449A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電子写真製版装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04274449A (ja) |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3630791A patent/JPH04274449A/ja active Pending
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