JPH04272925A - ポリマーの製造方法 - Google Patents

ポリマーの製造方法

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JPH04272925A
JPH04272925A JP3289913A JP28991391A JPH04272925A JP H04272925 A JPH04272925 A JP H04272925A JP 3289913 A JP3289913 A JP 3289913A JP 28991391 A JP28991391 A JP 28991391A JP H04272925 A JPH04272925 A JP H04272925A
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Rudolf J Wijngaarden
ルドルフ・ヤコブス・ウエインハールデン
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一酸化炭素と1種以上のオレフ
ィン系不飽和化合物とのポリマーの製造方法、及びこの
ようにして得られるポリマーに関する。
【0002】一酸化炭素と1種以上のオレフィン系不飽
和化合物との線状ポリマーであって、そのポリマー中に
一酸化炭素に由来する単位(一方で)とオレフィン系不
飽和化合物に由来する単位と(もう一方で)が実質的に
交互の順序で見出されるポリマーを、そのポリマーが不
溶又は実質的に不溶である液状の非重合性希釈剤の存在
下に、モノマーを適当な触媒(又は触媒組成物)の溶液
と常温より高い温度及び常圧より高い圧力下で接触させ
て製造することができることは公知である。
【0003】重合は、モノマーと希釈剤を収容して所望
の温度・圧力にしてある反応器に触媒溶液を導入するこ
とにより行うのが通常である。重合時に、ポリマーは希
釈剤中の懸濁液の形で得られる。所要の重合度に到達し
た時に、重合を終結するには反応混合物を室温に冷却し
て圧力を解除することが慣用されている。ポリマーを懸
濁液から取出し、洗浄して乾燥する。
【0004】重合に使用される希釈剤に関しては、メタ
ノールのような低級脂肪族アルコールが好ましい。その
理由は、これらに溶解した場合、適当な触媒組成物が最
高の重合速度を有することが分ったためである。前記重
合において希釈剤として低級脂肪族アルコールを使用す
ることにおける欠点は、このようにして製造されるポリ
マーが4,000〜15,000重量ppm の使用ア
ルコールを含有し、このような量のアルコールは長時間
の入念な乾燥によってさえもポリマーから除去できない
ことである。アルコール含有量は、270℃付近の温度
でポリマーを押出した後もほとんど変化しないことが判
明したので、この量のアルコールはポリマーと化学的に
結合していると考えなければならない。
【0005】高いアルコール含有量は、本ポリマーを食
料品用包装材料として使用する場合問題であり得る。従
って、この高いアルコール含有量を低くすることが望ま
しい。
【0006】本出願人はこの課題について広範な研究を
行って来た。初めは、水又は水蒸気を用いて高温度でポ
リマーを処理することにより所望の目標に到達すること
を試みた。この方法によりポリマーのアルコール含有量
を減少することはできたけれども、ポリマーの性質が劣
化してしまうため、これらの方法を放棄しなければなら
なかった。
【0007】本出願人がこの課題について研究を続ける
中で、1つ以上の低級脂肪族アルコールを希釈剤として
使用する前記の交互重合体の製造において、希釈剤に水
を添加することによりアルコール含有量の低減したポリ
マーを製造することができることを、ここに見出したこ
とは驚くに値する。
【0008】EP−A−307027号の(比較)例5
に、水3ml、トルエン1.5ml及びメタノール18
1.5ml、即ち水2.0重量部、トルエン0.9重量
部及びメタノール97.1重量部から成る希釈剤の存在
下に、56 bar及び85℃でCO/エテン/プロペ
ンターポリマーを製造することが記載されていることに
言及する。ただし、この比較例は、(一酸化炭素)供給
材料中の水の存在は重合速度に不利な効果を有しないが
、鉄カルボニルあるいはスルフィド性硫黄のような他の
不純物をそれから除去しなければならないことを示すた
めに行われたものである。残留メタノール含有量につい
ての言及はEP−A−307027号にはなく、また本
出願人の知識の範囲において当分野における他のどの文
書にもない。しかも、この比較例の方法は前記の先願特
許の特許請求の範囲にはない。
【0009】従って、本特許出願はポリマーの製造方法
に係り、そのポリマー中に一酸化炭素に由来する単位と
オレフィン系不飽和化合物に由来する単位とが実質上交
互の順序で見出されるような一酸化炭素と1種以上のオ
レフィン系不飽和化合物の線状ポリマーを、1種以上の
脂肪族アルコールと水とから少なくとも成る希釈剤の存
在下に、モノマーを適当な触媒の溶液と常温より高い温
度及び常圧より高い圧力下で接触させて製造することを
特徴とする。
【0010】前記のように、本ポリマーを慣用方法によ
り、すなわち低級脂肪族アルコールを含有する希釈剤の
存在下に製造する場合は、ポリマーは使用アルコールの
残留含有量が4000〜15000重量ppm(0.4
〜1.5重量%)を示すことが判明した。このように、
液体の非重合性希釈剤として低級脂肪族アルコールを使
用する方法で製造する場合、より低いアルコール含有量
を有するポリマーは新規化合物である。従って、本特許
出願は、1種以上の低級脂肪族アルコールから少なくと
も成る希釈剤の存在下に、一酸化炭素を1種以上のオレ
フィン系不飽和化合物と共重合して得られる線状ポリマ
ーに関し、このようなポリマー中では、一酸化炭素に由
来する単位とオレフィン系不飽和化合物に由来する単位
とが実質上交互の順序に見出され、ポリマーは4000
重量ppm未満、特に100重量ppm未満の使用低級
脂肪族アルコールを含有することを特徴とする。
【0011】本発明の重合は、低級脂肪族アルコールと
してメタノールを含有する希釈剤の存在下に行うのが好
ましい。本明細書中の用語「低級脂肪族アルコール」に
は、メタノール、エタノール、1−及び2−プロパノー
ル、1−ブタノール、2−ブタノール及び2−メチル−
2−プロパノール、並びに対応するジオールのようなア
ルコールを含むが、ビニルアルコール、アリルアルコー
ル又はクロチルアルコールのような不飽和アルコールは
、これらが望まない形で重合に関与するために除外する
。希釈剤中の水の量は少くとも2.5重量%であること
が好ましい。希釈剤には最大15重量%の水、特に最大
10重量%の水を含むことが更に好ましい。
【0012】本発明方法では、一酸化炭素と1種以上の
オレフィン系不飽和化合物の混合物を原料として用い、
前記の線状交互ポリマーの形成に触媒作用を果し得る触
媒を使用する。本目的に適当な触媒は、とりわけ、VI
II族金属から成る触媒である。本特許出願では、VI
II族金属とは貴金属であるルテニウム、ロジウム、パ
ラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金、並びに鉄
族金属である鉄、コバルト及びニッケルを意味するもの
とする。VIII族金属としてパラジウム、ニッケル又
はコバルトを含む触媒が好ましい。VIII族金属とし
てパラジウムが特に好ましい。本発明方法に使用される
触媒が VIII 族金属を含む場合、それはカルボン
酸の塩の形で、特に酢酸塩の形で触媒に含ませることが
好ましい。VIII族金属に加えて、二座配位子中に存
在する2つの燐、窒素又は硫黄を含有する配位基(de
ntate group )を介してVIII族金属と
錯体を形成することのできる二座配位子を含むことが好
ましい。窒素二座配位子を使用する場合、一般式
【0013】
【化1】
【0014】[式中、Xは橋架け中に3又は4個の原子
を含有する有機橋架け基を表わし、そのうち少くとも2
個が炭素原子である]の化合物(たとえば2,2′−ビ
ピリジン又は1,10−フェナントロリン)が好ましい
。硫黄二座配位子を使用する場合、一般式R1 S−R
−SR1 [式中、R1 は場合により極性置換されて
いてもよい炭化水素残基を表わし、Rは橋架け中に少く
とも2個の炭素原子を含有する2価の有機橋架け基を表
わす]の化合物(たとえば1,2−ビス(エチルチオ)
エタン及びシス−1,2−ビス(ベンジルチオ)エタン
)が好ましい。一般式(R1 )2 P−R−P(R1
 )2 [式中、R及びR1は前記の意味を有する]の
燐二座配位子の使用が好ましい。R1 が少くとも1個
のアルコキシ置換基をそれが付属している燐原子に対し
てオルト位に有する芳香族炭化水素残基を表す、この型
の燐二座配位子が更に好ましい。本目的に非常に適当な
化合物は1,3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
ホスフィノ]ブロパンである。窒素又は硫黄の二座配位
子を触媒に使用する場合、使用量は VIII 族金属
1グラム原子に対し好ましくは0.5〜100、特に1
〜50モルである。燐二座配位子を使用する場合、使用
量は VIII 族金属1グラム原子に対し好ましくは
0.5〜2、特に0.75〜1.5モルである。VII
I族金属及び燐、窒素又は硫黄二座配位子に加えて、触
媒には4未満のpKaを有する酸の陰イオン、特に2未
満のpKaを有する酸の陰イオンを含むことが好ましい
。2未満のpKaを有する適当な酸の例は、p−トルエ
ンスルホン酸のようなスルホン酸及びトリフルオロ酢酸
のようなハロゲンカルボン酸である。
【0015】4未満のpKaを有する酸の陰イオンを触
媒に導入するには、酸の形及び/又はクロム塩もしくは
鉄塩のような貴金属以外の遷移金属の塩の形で行うこと
ができる。その陰イオンは、VIII族金属1グラム原
子に対して1〜100、特に2〜50モルの量で存在す
ることが好ましい。前記3成分、即ちa)VIII族金
属化合物、b)4未満のpKaを有する酸又はその貴金
属以外の遷移金属の塩、及びc)2個の燐、窒素又は硫
黄を含有する配位基を含有する二座配位子、を基剤とす
る触媒のほかに、本発明の目的に適する触媒は、たとえ
ばトリフルオロ酢酸パラジウムもしくはp−トシル酸パ
ラジウムの使用により成分a)及びb)を組合せること
、又はたとえばo−(ジフェニルホスフィノ)ベンゼン
スルホン酸もしくは3−(ジフェニルホスフィノ)プロ
パンスルホン酸の使用により成分b)及びc)を組合せ
ることによる2成分を基剤とする、対応する触媒とする
こともできる。VIII族金属を含有する触媒の活性を
増強するために、触媒に1,4−キノンを追加して含め
ることもできる。その目的のためには、1,4−ベンゾ
キノンと1,4−ナフトキノンが非常に好適である。使
用する1,4−キノンの量は、VIII族金属1グラム
原子に対し5〜5000、特に10〜1000モル量が
好ましい。
【0016】本発明方法を使用して一酸化炭素と重合す
ることができるオレフィン系不飽和化合物は、もっぱら
炭素と水素から成る化合物並びに、炭素と水素のほかに
、1つ以上のヘテロ原子を含有する化合物であり得る。 本発明方法は、一酸化炭素と1種以上のオレフィン系不
飽和炭化水素とのポリマーの製造に適用するのが好まし
い。適当な炭化水素モノマーの例は、エテン、プロペン
、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、スチレン
、シクロペンテン、ノルボルネン及びジシクロペンタジ
エンである。本発明方法は特に、一酸化炭素とエテンの
コポリマーの製造及び一酸化炭素とエテン及びα−オレ
フィン、特にプロパンのターポリマーの製造に適用する
のに非常に適している。
【0017】本発明方法に使用する触媒組成物の量は、
広い範囲内で変化し得る。VIII族金属含有触媒を使
用する場合は、VIII族金属10−7〜10−3、特
に10−6〜10−4グラム原子を含有する触媒の量を
重合されるオレフィン系不飽和化合物1モルに対して使
用するのが好ましい。
【0018】本発明方法は25〜150℃の温度及び2
〜150 barの圧力、特に30〜130℃の温度と
5〜100 barの圧力で行うのが好ましい。オレフ
ィン系不飽和化合物の一酸化炭素に対するモル比は10
:1〜1:10、特に5:1〜1:5が好ましい。
【0019】
【実施例】本発明を次の例により更に説明する。
【0020】例1 一酸化炭素/エテン/プロペンのターポリマーを次のよ
うにして製造した。メタノール144gを300mlの
容量を有する撹拌式オートクレーブに導入した。一酸化
炭素を圧入して50 barの圧力としたのち圧力を解
除し、この操作を更に2回反復することによりオートク
レーブ中の空気を追い出した。オートクレーブの内容物
を78℃にした後、プロペン19 bar、次いでエテ
ン11 bar、そして最後に一酸化炭素30 bar
を圧入した。この後、下記から成る触媒溶液をオートク
レーブに導入した。
【0021】2  ml            アセ
トン0.01 mmol       酢酸パラジウム
0.01 mmol       1,3−ビス[ビス
(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]プロパン、及び
0.2  mmol        トリフルオロ酢酸
【0022】重合中は、1:1の一酸化炭素/エテン混
合物を圧入してオートクレーブ中の圧力を保持した。2
時間後、室温まで冷却し、圧力を解除して重合を終結し
た。ターポリマーを濾別し、メタノールで洗浄し、70
℃で乾燥した。7000重量ppmのメタノール含有量
を有するターポリマー13gを得た。重合速度は6.1
kgターポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
【0023】例2 例1と実質上同じ方法によるが、メタノール144gの
うち0.8gを水に置換えるという違いで、一酸化炭素
/エテン/プロペンのターポリマーを製造した。
【0024】3000重量ppmのメタノール含有量を
有するターポリマー14gを得た。重合速度は6.6k
gターポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
【0025】例3 例1と実質上同じ方法によるが、メタノール144gの
うち2.9gを水に置換えるという違いで、一酸化炭素
/エテン/プロペンのターポリマーを製造した。
【0026】1100重量ppmのメタノール含有量を
有するターポリマー16gを得た。重合速度は7.5k
gターポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
【0027】例4 例1と実質上同じ方法によるが、メタノール144gの
うち7.2gを水に置換えるという違いで、一酸化炭素
/エテン/プロペンのターポリマーを製造した。
【0028】100重量ppmのメタノール含有量を有
するターポリマー15gを得た。重合速度は7.1kg
ターポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
【0029】例5 例1と実質上同じ方法によるが、メタノール144gの
うち14.4gを水に置換えるという違いで、一酸化炭
素/エテン/プロペンのターポリマーを製造した。
【0030】50重量ppm未満のメタノール含有量を
有するターポリマー14gを得た。重合速度は6.6k
gターポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
【0031】ポリマー中のメタノール含有量は、それら
を水を用いて120℃で20時間抽出し、その水相をG
LCを使用して分析することにより定量した。この方法
でメタノールの完全な抽出が実際に達成されたことを確
めるために、実施例1により製造したポリマーのメタノ
ール含有量を、ポリマーをヘキサフルオロ−イソプロパ
ノールに溶解して、その溶液をNMRを用いて分析する
ことによっても定量した。この方法でも7000重量p
pmのメタノール含有量との結果が得られた。
【0032】例1〜5中、例2〜5は本発明による実施
例である。これらの実施例では、水を添加したメタノー
ルから成る希釈剤の存在下に重合を行った。例1は本発
明の範囲外のもので、比較のために本特許出願に記載し
たものである。この例では、メタノールに水を添加しな
かった。例1〜5により製造されたポリマーが、一方で
一酸化炭素からの単位、他方でエテン及びプロペンから
の単位が交互に配列して存在する直鎖で構成されている
ことはNMR解析により確認された。ポリマー鎖中には
、エテンとプロペンに由来する単位がランダムに分布し
て存在した。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリマー中に一酸化炭素に由来する単
    位とオレフィン系不飽和化合物に由来する単位とが実質
    的に交互の順序で見出される、一酸化炭素と1種以上の
    オレフィン系不飽和化合物の線状ポリマーを、1種以上
    の低級脂肪族アルコール及び水から少なくとも成る液状
    の非重合性希釈剤の存在下に、モノマーを適当な触媒の
    溶液と常温より高い温度及び常圧より高い圧力下で接触
    させて製造することを特徴とする、ポリマーの製造方法
  2. 【請求項2】  希釈剤が低級脂肪族アルコールとして
    メタノールを含有することを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】  希釈剤が少くとも2.5重量%の水を
    含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】  希釈剤が最大15重量%の水を含有す
    ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】  触媒が VIII 族金属を含有する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】  触媒が VIII 族金属に加えて、
    二座配位子中に存在する2つの燐、窒素又は硫黄を含有
    する配位基を介して VIII 族金属と錯体を形成で
    きる二座配位子を含有することを特徴とする、請求項5
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】  重合されるオレフィン系不飽和化合物
    1モルにつき、VIII族金属含有触媒の使用量が V
    III 族金属10−7〜10−3グラム原子を含有す
    る量であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】  温度25〜150℃、圧力2〜150
     bar及び、オレフィン系不飽和化合物の一酸化炭素
    に対するモル比10:1〜1:10で行うことを特徴と
    する、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  ポリマーが4000重量 ppm未満
    の使用低級脂肪族アルコールを含有することを特徴とす
    る、ポリマー中に一酸化炭素に由来する単位とオレフィ
    ン系不飽和化合物に由来する単位とが実質的に交互の順
    序で見出される、1種以上の低級脂肪族アルコールから
    少なくとも成る希釈剤の存在下に一酸化炭素と1種以上
    のオレフィン系不飽和化合物の共重合により得られる、
    線状ポリマー。
  10. 【請求項10】  ポリマーが100重量 ppm未満
    の使用低級脂肪族アルコールを含有することを特徴とす
    る、請求項9に記載のポリマー。
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