JPH0427197Y2 - - Google Patents

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JPH0427197Y2
JPH0427197Y2 JP9383486U JP9383486U JPH0427197Y2 JP H0427197 Y2 JPH0427197 Y2 JP H0427197Y2 JP 9383486 U JP9383486 U JP 9383486U JP 9383486 U JP9383486 U JP 9383486U JP H0427197 Y2 JPH0427197 Y2 JP H0427197Y2
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JP
Japan
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electronic circuit
unit
removal tool
board
hole
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Expired
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JP9383486U
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English (en)
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JPS62204391U (ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、印刷回路基板に所要の電子回路素子
を装着して構成した電子回路ユニツトの前部に設
けられて、電子回路ユニツトが挿入されて装着さ
れる筐体に対して電子回路ユニツトの挿脱を容易
ならしめる電子回路ユニツト挿脱用具に関し、特
に梃子の原理を利用してユニツト挿脱を容易なら
しめると共に、ユニツト基板の抜け止め機能と表
示機能とを有するユニツト挿脱用具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のユニツト挿脱用具は第4図に示
すような構成を有している。すなわち筐体の前横
桁6に設けた突起部7の前面と後面とを支点とし
た梃子運動によつてユニツトの挿脱を容易ならし
めると共にユニツト挿脱用具の本体1の前部13
に表示ラベルの貼付または直接記載等の表示をす
ることによつて表示機能を有する構成となつてい
る。
上述した従来のユニツト挿脱用具は、下記に示
すような欠点を有している。まず第一に、ユニツ
ト挿脱用具はユニツトそれ自体にユニツト挿入後
のユニツト抜け止めのための保持機能を有せず、
通常は第5図に示すように特別の保持用部材14
を用い、並列に挿入した複数個の電子回路ユニツ
ト11を一括して押えて保持している。このた
め、保持方部材14は多数の電子回路ユニツト1
1を押えるのに充分な機械的強度が必要であり、
かつ筐体本体との締結強度も強くする必要がある
ため、構造が複雑で部品の点数も多く、コスト的
に不利である。さらに保持用部材14がユニツト
11を一括して押えているため、電子回路ユニツ
トの抜出しのとき、一旦保持用部材14を取りは
ずすと抜出す必要のない電子回路ユニツトが何ら
かの要因(例えば振動、衝撃等)で抜け出る可能
性があり、通信回線に支障をきたす恐れがあると
いう欠点がある。第二の欠点は、第6図に示すよ
うに従来のユニツト挿脱用具は表示用部材15を
電子回路ユニツト11に取り付けたり、ユニツト
挿脱用具の本体1の前部13に表示を行つてい
る。このため表示部材15を使用する場合は部品
点数が増加してコスト的に不利となり、またユニ
ツト挿脱用具の本体1の前部13に表示を行う場
合は挿脱用具の本体1が表示機能を有するのに充
分な大きさが必要であるが、このようにすると小
形化・高密度化の傾向にあるユニツト基板の前面
に搭載する必要がある前面実装部品(例えば表示
ランプやスイツチ類)のユニツト基板への実装ス
ペースが少くなるという欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が解決しようとする問題点、換言すれば
本考案の目的は、上述のような従来の電子回路ユ
ニツト挿脱用具の欠点を除去して、構成が簡単で
部品の数が少ないためコストの低減ができるよう
に構成し、抜け止め機能と充分な面積の表示機能
も有する電子回路挿脱用具を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電子回路ユニツト挿脱用具は、電子回
路基板を設けられた穴に貫通して回転軸となるピ
ンを貫通する穴と、前記貫通穴の下方に設けられ
前記電子回路基板が挿入される筐体の前横桁を嵌
入する溝部と、前記穴の前方に設けられた2本の
平行な縦溝とを有する本体と、前記縦溝に挿入さ
れて上下運動し、下方に運動したときその下端が
前記筐体の前記前横桁の前方に平行に設けられた
横溝に嵌入される板状部材とを備えて構成され
る。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のユニツト挿脱用具
のユニツト基板へ取り付ける前の状態と筐体の前
横桁とを示す斜視図、第2図は第1図の実施例に
よつてユニツト基板を筐体へ装着したのちユニツ
ト基板を固定した状態を示す斜視図、第3図は第
2図の状態の側面図である。
第1図〜第3図において、ユニツト挿脱用具の
本体21は、ピン5を軸穴23と電子回路ユニツ
トの基板22に設けた穴12とに貫入することに
よつて基板22に対して回転自在に支持されてい
る。板状部材3は、ユニツト挿脱用具の本体21
の前方部に設けられている縦溝2へ挿入されその
前面4に所望の表示を行うことができる。板状部
材3を第3図に示すように、矢印AまたはA′方
向へ操作することによりその後方下部に設けてあ
る溝部25に嵌入している筐体の前横桁6の突起
部7の前面8または後面9を支点として、ユニツ
ト基板22を矢印CまたはC′方向へ動かしてその
着脱を容易に行うことができる。また板状部材3
を矢印B方向へ移動させることによつて筐体の前
横桁6に設けてある横溝10へその下端を嵌挿さ
せ、(第2図参照)ユニツト基板22の抜け止め
機能を果たすと共に、板状部材3の背面側に実装
されている表示ランプ類の前面実装部品24の操
作や監視が可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による電子回路ユ
ニツト挿脱用具は挿脱用具の本体の前部に縦溝を
設け、これにはめ合う板状部材をこの縦溝に沿つ
て上下に移動し、筐体の前横桁に設けた横溝へ嵌
入させてユニツト基板の抜け止め用の保持機能を
持たせることによつて、ユニツト抜け止め用の特
別の保持用部材を必要とせず、筐体構造を簡素化
することができるという効果がある。またユニツ
ト基板が振動・衝撃等によつて抜け出る恐れがな
くなり、装置の信頼性を高めることができるとい
う効果もある。また板状部材の前面部に表示を行
うことができるため特別の表示用部材を使用する
必要がないため部品点数を削減することができる
という効果があり、さらに通常は板状部材はユニ
ツト基板の抜け止めとして機能しているので、ユ
ニツト基板前面部における板状部材の使用スペー
スが小さいため、前面実装部品の実装スペースを
大きくすることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電子回路ユニツト挿脱用
具の一実施例のユニツト基板へ取付ける前の状態
を示す斜視図、第2図は第1図の実施例によつて
ユニツト基板を筐体へ取付けた後の状態を示す斜
視図、第3図は第2図の状態の側面図、第4図は
従来の電子回路ユニツト挿脱用具の一例を示す側
面図、第5図は従来のユニツト抜け止め用保持部
材を示す斜視図、第6図は従来の電子回路ユニツ
ト挿脱用具と表示用部材とを示す斜視図である。 1,21……ユニツト挿脱用具の本体、2……
縦溝、3……板状部材、4……前面、5……ピ
ン、6……前横桁、7……突起部、8……突起部
前面、9……突起部後面、10……横溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子回路基板に設けられた穴に貫通して回転軸
    となるピンを貫通する穴と、前記貫通穴の下方に
    設けられ前記電子回路基板が挿入される筐体の前
    横桁を嵌入する溝部と、前記穴の前方に設けられ
    た2本の平行な縦溝とを有する本体と、 前記縦溝に挿入されて上下運動し、下方に運動
    したときその下端が前記筐体の前記前横桁の前方
    に平行に設けられた横溝に嵌入される板状部材と を備えることを特徴とする電子回路ユニツト挿脱
    用具。
JP9383486U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0427197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9383486U JPH0427197Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9383486U JPH0427197Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62204391U JPS62204391U (ja) 1987-12-26
JPH0427197Y2 true JPH0427197Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=30956753

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JP9383486U Expired JPH0427197Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JP (1) JPH0427197Y2 (ja)

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JPS62204391U (ja) 1987-12-26

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