JP2002134930A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2002134930A
JP2002134930A JP2000320534A JP2000320534A JP2002134930A JP 2002134930 A JP2002134930 A JP 2002134930A JP 2000320534 A JP2000320534 A JP 2000320534A JP 2000320534 A JP2000320534 A JP 2000320534A JP 2002134930 A JP2002134930 A JP 2002134930A
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JP
Japan
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board
substrate
housing
mounting
fitting body
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JP2000320534A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Tsuji
義孝 辻
Shigeto Ogino
重人 荻野
Kenichi Yasukawa
謙一 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基板が外れ難い電気機器を得る。 【解決手段】 本発明の電気機器は、コネクタ11が取
り付けられた基板1と、基板1を嵌め込んで固定する嵌
合体2aが設けられた筐体2とを備える。嵌合体2aは
基板1を載置する載置部2aaと、基板1を載置部2a
aに載置した状態で凸部1aを保持する一対の凸部保持
部2abとを有する。一対の凸部保持部2abには、中
心軸の方向が基板1を嵌め込む方向に対して垂直であっ
て基板1の端部が差し込まれる差し込み穴2abaが設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、基板が取り付けら
れる電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7〜図9を用いて説明す
る。なお、図7〜図9に示す筐体92は、電気機器の筐
体全体の一部を示している。基板91はトランジスタ、
コンデンサなどの電気部品911を取り付けるためのも
のである。
【0003】図7に示す基板91を電気機器の筐体92
に取り付ける場合は、基板91の切り欠き部91aを筐
体92の係合部92aに沿うようにして上から下へ押し
込む。この際、基板91の切り欠き部91aからの力に
よって、筐体92の係合部92aが外側に反り、図8の
ように、基板91の切り欠き部91aが筐体92の係合
部92aに係合するとともに、基板91が載置部92a
a上に載置されることで、基板91の筐体92への取り
付けが完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気機
器の使用中に何らかの原因で、逆に基板91が下から上
へ押し上げられると、図9に示すように、切り欠き部9
1aのエッジと係合部92aの筐体2への取り付け部分
R1とが上記の押し上げられる方向に列んでいないの
で、係合部92aの爪92cのエッジE9が切り欠き部
91aによって持ち上げられ、係合部92aが外側に反
り、基板91が筐体92から外れ易いという問題点があ
った。
【0005】特に、基板91を下から上へ押し上げる力
が2つの係合部92aへ平均的に分散しない場合、つま
り、例えば図9に示すように、一方の切り欠き部91a
が支点となって他方の切り欠き部91aがエッジE9を
持ち上がる場合では、上記の力が非常に僅かであって
も、その力がエッジE9を持ち上げることに集中するの
で、基板91が筐体92から容易に外れてしまう。
【0006】この問題点を解決するために、爪92cを
単に大きくすることが考えられるが、爪92cを大きく
した分、基板91上の電気部品911を実装する領域が
狭くなってしまう。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、基板が外れ難い電気機器を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の課題解
決手段は、電気部品が取り付けられた基板と、前記基板
を嵌め込んで固定する嵌合体が設けられた筐体とを備
え、前記嵌合体には、深さ方向が前記基板を嵌め込む方
向に対して垂直であって、前記基板の端部が差し込まれ
る差し込み穴が設けられている。
【0009】請求項2に記載の課題解決手段において、
前記電気部品は、前記筐体の外部からの部材を着脱自在
に取り付けるための取付部品である。
【0010】請求項3に記載の課題解決手段において、
前記嵌合体には、前記基板の両端の各々が差し込まれる
一対の前記差し込み穴が設けられ、前記取付部品は、前
記基板のうち、前記一対の差し込み穴の間に取り付けら
れている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の電気
機器を説明するための斜視図である。なお、図では電気
機器の一部分を示している。
【0012】本発明に適用する電気機器は、電気部品が
取り付けられた基板を搭載したものであれば何でもよ
く、例えば電源装置や制御装置などである。
【0013】まず、構成について説明する。基板1に
は、筐体2外部からのケーブル(部材)を着脱自在に取
り付けるための電気部品であるであるコネクタ11(取
付部品)が取り付けられている。基板1はほぼ四角形で
あり、対向する二辺(端部)にはそれぞれ、基板1の端
部の一部を切り欠いて凸部1aが形成されている。コネ
クタ11は、基板1のうち、一対の凸部1aの間に取り
付けられている。
【0014】図では、筐体2は電気機器の筐体全体の一
部を図示している。筐体2は、基板1を嵌め込んで固定
するための嵌合体2aが設けられている。嵌合体2a
は、基板1を載置する載置部2aaと、基板1を載置部
2aaに載置した状態で凸部1aを保持する一対の凸部
保持部2abとを有する。
【0015】一対の凸部保持部2abはそれぞれ凸部1
aが差し込まれる差し込み穴2abaが設けられてい
る。図では、凸部保持部2abの各々は、凸部1aを差
し込むことができる間隔で筐体2の表面に立てられた一
対の柱2abbと、一対の柱2abbの間に架けられた
逆止部2abcとで構成されている。すなわち、図で
は、差し込み穴2abaは、筐体2の表面、柱2abb
及び逆止部2abcで囲まれた空間である。また、柱2
abbを横から見ると(図2参照)、逆止部2abcは
三角形であり、柱2abbに隠れて見えない。差し込み
穴2abaの中心軸の方向X(あるいは、差し込み穴2
abaの深さ方向とも称す)は、基板1を嵌合体2aに
嵌め込む方向Yに対して垂直である。
【0016】次に、基板1を筐体2に取り付ける場合を
図2〜図5を用いて説明する。図2に示す状態から、基
板1の端部の凸部1aを凸部保持部2abの2つの柱2
abbの間に沿うようにして上から下(方向Y)へ押し
込む。この際、図3に示すように、基板1の凸部1aか
らの方向Yの力が筐体2の逆止部2abcに加わる。こ
の方向Yの力から逆止部2abcが三角形の斜面によっ
て方向Xの分力が生じ、筐体2の凸部保持部2abが外
側に反る。そして、図4に示すように、基板1の凸部1
aが筐体2の差し込み穴2abaに差し込まれると同時
に、基板1が載置部2aa上に載置されることで、図5
に示すように、基板1の凸部1aが嵌合体2aの凸部保
持部2abに嵌め込んで固定され、基板1の筐体2への
取り付けが完了する。
【0017】実施の形態では、以上のような構成のた
め、次の効果がある。図4の状態で、コネクタ11にケ
ーブルを取り付けたり外したりする場合、基板1を嵌め
込んだ方向とは逆の方向に力が加わり、基板1が下から
上へ押し上げられることがある。しかし、中心軸の方向
Xが基板1を嵌め込む方向Yに対して垂直な差し込み穴
2abaに凸部1aが差し込まれる構成なので、基板1
が上へ押し上げられても、基板1のエッジ1bと、柱2
aaの筐体2への取り付け部分Rとが上記の押し上げら
れる方向に列ぶので、凸部保持部2abが反りかえら
ず、基板1が筐体2から外れ難い。よって、従来では基
板91(図9参照)が筐体92から容易に外れてしまう
ことを防ぐために、爪92cを大きくすることが考えら
れたが、実施の形態では爪92cに相当する逆止部2a
bc(図4)を大きくしなくても、基板1が筐体2から
外れ難いので、基板1のコネクタ11を実装する領域が
狭くなることはない。
【0018】なお、本発明は図示するものに限らない。
【0019】例えば、図4に示すように、凸部1aが差
し込み穴2abaを貫かない場合を示したが、これに代
えて、凸部1aが差し込み穴2abaを貫く構成にして
もよい。これによって、基板1が筐体2からより外れ難
くなる。
【0020】また、基板1に取り付けられる電気部品
は、コネクタ11以外でもよく、例えばトランジスタ、
抵抗、コンデンサなどの電子部品でもよい。
【0021】また、部材を着脱自在に取り付けるための
取付部品はコネクタ11以外でもよく、例えばLSI
(部材)を取り付けるソケットなどでもよい。
【0022】また、嵌合体は、基板の端部が差し込まれ
る差し込み穴を有すれば図示以外のものでよい。また、
基板1に凸部1aを設けた場合を図示したが、設けなく
てもよい。例えば図6のように、嵌合体3は四角形の基
板4の二つの辺(端部)の全てをそのまま差し込まれる
差し込み穴5を有するものでもよい。逆に、図1の凸部
1aを設けた効果としては、基板1の辺の全てではな
く、その一部である凸部1aのみが差し込み穴2aba
に差し込まれるので、基板1の電気部品を実装する領域
を広くとれる。
【0023】また、コネクタ11は、基板1の端の方に
取り付けられていてもよいが、基板1のうち、一対の凸
部保持部2abの差し込み穴2abaの間に取り付けら
れているのが望ましい。さらに望ましくは、コネクタ1
1を一対の凸部保持部2abの差し込み穴2aba間の
中心に取り付ける。これによって、コネクタ11にケー
ブルを取り付けたり外したりして基板1が下から上へ押
し上げられる際、一対の凸部保持部2abに平均的に力
が分散されるので、基板1が筐体2から外れ難い。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、深さ方
向が基板を嵌め込む方向に対して垂直な差し込み穴に基
板の端部を差し込むので、基板を嵌め込んだ方向とは逆
方向に力が加わっても基板が筐体から外れ難い。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、筐体の外
部からの部材を着脱自在に取り付けるための取付部品が
取り付けられた基板に適用するのが特に有効である。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、取付部品
が基板のうち、一対の差し込み穴の間に取り付けられて
いるので、基板が筐体からさらに外れ難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の電気機器を説明するた
めの斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の電気機器を説明するた
めの一部側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態の電気機器を説明するた
めの一部側面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の電気機器を説明するた
めの一部側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の電気機器を説明するた
めの斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態の電気機器の変形例を説
明するための斜視図である。
【図7】 従来の電気機器を説明するための斜視図であ
る。
【図8】 従来の電気機器を説明するための斜視図であ
る。
【図9】 従来の電気機器を説明するための一部側面図
である。
【符号の説明】 11 取付部品、1 基板、2a 嵌合体、2 筐体、
2aba 差し込み穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 CA02 EA24 EB04 ED03 ED12 GA07 GB97 5E348 AA13 AA15 AA27 AA35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品が取り付けられた基板と、 前記基板を嵌め込んで固定する嵌合体が設けられた筐体
    と、を備え、 前記嵌合体には、 深さ方向が前記基板を嵌め込む方向に対して垂直であっ
    て、前記基板の端部が差し込まれる差し込み穴が設けら
    れている電気機器。
  2. 【請求項2】 前記電気部品は、 前記筐体の外部からの部材を着脱自在に取り付けるため
    の取付部品である請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 前記嵌合体には、 前記基板の両端の各々が差し込まれる一対の前記差し込
    み穴が設けられ、 前記取付部品は、 前記基板のうち、前記一対の差し込み穴の間に取り付け
    られている請求項2記載の電気機器。
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