JPH04271922A - 自動車用コーナピース - Google Patents

自動車用コーナピース

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JPH04271922A
JPH04271922A JP3113791A JP3113791A JPH04271922A JP H04271922 A JPH04271922 A JP H04271922A JP 3113791 A JP3113791 A JP 3113791A JP 3113791 A JP3113791 A JP 3113791A JP H04271922 A JPH04271922 A JP H04271922A
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JP
Japan
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sheet metal
corner piece
metal insert
insert
automobile
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JP3113791A
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JP2882066B2 (ja
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Tetsuya Niimi
新実哲哉
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリヤドアの傾
斜サッシ又はリヤの傾斜ピラーとドアベルトラインとの
挟角部に取付けられる自動車用コーナピースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車のフロントドアの
傾斜サッシ又は傾斜ピラーとドアベルトラインとの挟角
部に装着される自動車用コーナピースが知られている(
例えば、実開平2−60016号公報等参照)。
【0003】このフロントドアのコーナピースは、略三
角形の板金インサートに高分子弾性体材料を被覆して成
形され、上部の一側にガラスラン部が縦に形成され、下
部の板金インサートに固定脚部が設けられる。
【0004】この種のコーナピースは、軽量化のために
、本体部の被覆部が肉抜きされて成形されるが、型成形
上、車内側から肉抜きが行われ、車内側にできた凹部は
インナーカバーを嵌めることによって覆われる。
【0005】一方、自動車のリヤドアの傾斜サッシ又は
リヤの傾斜ピラーとドアベルトラインとの挟角部に、上
記と同様な被覆部を持つコーナピースが装着される場合
がある。
【0006】このリヤのコーナピースのおいても、軽量
化のために、厚い本体部の被覆部分を肉抜きする必要が
あるが、このコーナピースは、車内側表面、車外側表面
ともに意匠面とし、カバー類を取付けない構造とするた
め、コーナピースの底部から中型を挿入して肉抜きを行
うことが考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなコ
ーナピースを型成形する場合、型内でインサートを支持
するセットピンを製品の表面に当てると、意匠面にセッ
トピンの跡がつくため、セットピンでインサートの中央
を支持することができず、成形時にインサートにかかる
材料の射出圧に対して、インサートを定位置に変形しな
いように保持することが難しい課題があった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、製品の意匠面を良好に保ち、インサート
を定位置に変形させずに保持して良好な製品を成形でき
る自動車用コーナピースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために、本発明の自
動車用コーナピースは、リヤドアの傾斜サッシ又はリヤ
の傾斜ピラーとドアベルトラインとの間の挟角部を塞ぐ
形状を有し、板金インサートに高分子弾性体材料を被覆
した被覆部が設けられた自動車用コーナピースにおいて
、板金インサートの本体部が一枚板で形成され、その本
体部には複数の突条が格子状に且つ内側に突設され、本
体部における突条が囲む部分には少なくとも1個の材料
通し孔が設けられ、被覆部には底部に連通する肉抜き空
間が形成され、肉抜き空間に板金インサートの突条の一
部が露出するように構成される。
【0010】
【作用】コーナピースを成形する場合、所定形状のキャ
ビティを有する成形型内に、板金インサートを入れ、肉
抜きのために、板状の中子を下側つまり略三角形コーナ
ピースの底辺側から板金インサートの内側に挿入してセ
ットする。このとき、板金インサートの突条表面が中子
に当接するようにセットする。
【0011】成形時、高圧の材料がキャビティ内に射出
され、板金インサートの各部分にその材料圧力がかかる
が、インサート各部に設けた材料通し孔が材料を通すと
共に材料圧を適度に逃す。また、平面部分に突条を縦横
に設けた板金インサートがねじれや曲げに対し大きな強
度を持つため、及び、中子が製品の内側から突条を介し
インサートを支持するため、板金インサートにねじれや
曲げなどの変形が生じず、良好に成形が行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は自動車のリヤドアの傾斜サッシとド
アベルトラインの挟角部に装着されるコーナピースの正
面図(車内側)を示している。このコーナピースは、板
金インサート1に、PVC,PVC/NBRポリブレン
ド,EPDM等の高分子弾性体材料をトランスファー、
射出成形等により被覆して被覆部2を形成し、リヤドア
の窓部の挟角部を塞ぐような略三角形状に構成される。 コーナピースの一側にはガラスランを入れるためのガラ
スラン収納部3が形成され(図2)、底部にはインサー
トを延長したガラスガイド部4が下方に突設される。
【0014】板金インサート1は、図4〜図6に示すよ
うに、略三角形状に形成された一枚の金属板の一側に、
U字形断面のガラスラン収納部インサート1aを設けて
構成される。板金インサート1の本体部つまり一枚板で
形成された部分には、突条1bが縦横につまり格子状に
突設される。この突条1bはプレス加工等により板金イ
ンサート1の内側に向けて押出すように形成される。
【0015】さらに、板金インサート1には、成形時の
材料の流れ込みを良くするために、その全面に多数の材
料通し孔1cが穿設される。これらの材料通し孔1cは
、突条1bが囲う部分に少なくとも1つは穿設される。
【0016】コーナピースを成形する場合、所定形状の
キャビティを有する成形型内に、板金インサート1を入
れ、肉抜きのために、板状の中子を下側つまり三角形の
底辺側から板金インサート1の内側に挿入してセットす
る。このとき、板金インサート1の突条1b表面は中子
に当接し、製品の意匠面を除くインサート周縁部にセッ
トピンが押し付けられ、板金インサート1が型内の定位
置にセットされる。
【0017】このように、型内に板金インサート1をセ
ットした状態で、高分子弾性体材料をキャビティ内に射
出して成形が行われる。
【0018】成形時、高圧の材料がキャビティ内に射出
され、板金インサート1の各部分にその材料圧力がかか
るが、インサート各部に設けた材料通し孔1cが材料を
通すと共に材料圧を適度に逃す。また、平面部分に突条
1bを縦横に設けた板金インサート1がねじれや曲げに
対し大きな強度を持つため、及び、中子が製品の内側か
ら突条1bを介しインサートを支持するため、板金イン
サート1にねじれや曲げなどの変形が生じず、良好に成
形が行われる。
【0019】成形されたコーナピースは、図1に示すよ
うに、車内側と車外側の表面に良好な意匠面を有した形
状となり、また、図3に示すように、その内部に肉抜き
のための肉抜き空間5が形成され、その肉抜き空間5に
突条1bの一部が露出した状態となる。
【0020】このように成形されたコーナピースは、そ
のガラスラン収納部3にガラスランを装着した状態で、
自動車のリヤドアの傾斜サッシ又はリヤの傾斜ピラーと
ドアベルトラインとの挟角部を塞ぐ位置に取付けられる
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
コーナピースによれば、コーナピースの板金インサート
の本体部が一枚板で形成され、その本体部には複数の突
条が格子状に且つ内側に突設され、本体部における突条
が囲む部分には少なくとも1個の材料通し孔が設けられ
、被覆部には底部に連通する肉抜き空間が形成され、肉
抜き空間に板金インサートの突条の一部が露出するよう
に構成したから、コーナピースを型成形する場合、その
被覆部の肉抜きのために、板状の中子をコーナピースの
底辺側から板金インサートの内側に挿入し、板金インサ
ートの突条表面が中子に当接するようにセットすること
ができる。
【0022】このため成形時に、中子によって板金イン
サートの本体部を支持することができ、平面部分に突条
を縦横に設けた板金インサートがねじれや曲げに対し大
きな強度を持つため、板金インサートにねじれや曲げな
どの変形が生じず、良好にコーナピースを成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用コーナピースの車内側の正面図である
【図2】その左側面図である。
【図3】図1の III− III断面図である。
【図4】板金インサートの正面図である。
【図5】図4のV −V 断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【符号の説明】
1−板金インサート、 2−被覆部、 1b−突条、 1c−材料通し孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リヤドアの傾斜サッシ又はリヤの傾斜
    ピラーとドアベルトラインとの間の挟角部を塞ぐ形状を
    有し、板金インサートに高分子弾性体材料を被覆した被
    覆部が設けられた自動車用コーナピースにおいて、該板
    金インサートの本体部が一枚板で形成され、該本体部に
    は複数の突条が格子状に且つ内側に突設され、該本体部
    における突条が囲む各部分には少なくとも1個の材料通
    し孔が設けられ、前記被覆部には底部に連通する肉抜き
    空間が形成され、該肉抜き空間に前記板金インサートの
    突条の一部が露出する構成とした自動車用コーナピース
JP3113791A 1991-02-27 1991-02-27 自動車用コーナピース Expired - Fee Related JP2882066B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030097067A (ko) * 2002-06-19 2003-12-31 현대자동차주식회사 자동차의 델터 커버
JP2008114804A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車ドアのシール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030097067A (ko) * 2002-06-19 2003-12-31 현대자동차주식회사 자동차의 델터 커버
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