JPH0427190Y2 - - Google Patents

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JPH0427190Y2
JPH0427190Y2 JP15916786U JP15916786U JPH0427190Y2 JP H0427190 Y2 JPH0427190 Y2 JP H0427190Y2 JP 15916786 U JP15916786 U JP 15916786U JP 15916786 U JP15916786 U JP 15916786U JP H0427190 Y2 JPH0427190 Y2 JP H0427190Y2
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、チツプ部品、ICなどを実装したプ
リント配線基盤等が取り付け可能であつて、電気
機器等のパネルに開口させた所要窓孔に嵌合して
やることで、当該窓孔に係止状態で固定可能なる
よう構成されたパネルマウント用ケースに関す
る。
《従来の技術》 従来この種のパネルマウント用ケースとして多
用されて来ているものは、第6図に示す如く直方
体状の取付函体a内に所要電気部材等を装荷した
後、第5図に示すように電気機器等のパネルbに
あつて開口の窓孔cに、上記函体aの細成端部a
1から、これを挿入し、第6図aに示されている
通り、函体aの他端側に形成されている押込停止
用の鍔部d,dがパネルbの表面b1に押当する
まで押し込むことで、函体aに設けられている係
止用弾片e,eを函体a内へ向けて押入し、これ
により生ずる復原弾力によつて、当該係止用弾片
e,eの抜止用当接斜面f,fに上記窓孔cの端
縁c1を押当係止し、これによつて、窓孔cに固
定可能なるよう構成されている。
このように係止用弾片e,eなるものが鍔部
d,dに向け延出され、抜止用当接斜面f,fに
も凹凸条を形成し、しかも可成りの長さlにわた
つて当該斜面f,fが形成されているから、パネ
ルbの肉厚が薄いときでも、また可成り厚手であ
る場合にあつても、当該抜止用当接斜面f,f
に、パネルbの端縁c1が係止可能となり、その
固定目的を達成し得るのであるが、係止用弾片
e,eの全長Lは、どうして可成りの長さを必要
とすることとなる。
しかし、今日特に電気業界にあつては、諸部品
の大巾な小形化が要求されるようになつて来てお
り、この結果上記従来品の如き大きな函体aをも
つたパネルマウント用ケースでは、その要求を満
足することができず、因に第6図の鍔部dから抜
止用当接斜面f,fの頂部で終るといつた小型寸
法のものが必要とされるに至つている。
《考案が解決しようとする問題点》 本考案は上記のような小形化の要請を満足させ
るため、従来のように鍔部に向つて一つの係止用
弾片を函体から延出させるのではなく、逆に鍔部
側から弾片を突出させ、しかもこの弾片には厚手
パネルの係止機能をもたせ、さらに当該弾片から
連続して他の弾片を折返し状態にて、鍔部側へ向
け延出させることで、後者の弾片に薄手パネルの
係止役割を果させるようになし、これによつて全
体の小形化を達成でき、しかも薄手から厚手まで
のパネルに対して確実なパネルマウントの機能を
持たせるようにしようとするのが、その目的であ
る。
《問題点を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するために、プリン
ト配線基盤などの所要物が取着でき、かつパネル
に開設された窓孔に係止自在なるよう嵌合可能と
したものにおいても、枠状に形成されたケース本
体の、表出側に押込停止用の鍔枠を形成し、当該
鍔枠の奥方における嵌込側にあつて、少なくとも
一対だけ設けたパネル係止用の抜止部が、上記の
ケース本体から奥方へ突設され、その外側面が次
第に外側へ向けて傾設され、厚手パネルの窓孔に
おける肉厚端縁が弾圧自在な抜止用当接斜面を具
備した厚手パネル用弾片と、当該厚手パネル用弾
片の自由端側から鍔枠に沿つて延出した連設基端
部より、上記鍔枠に近接する自由端部まで折返し
て形成した薄手パネル用弾片とからなり、当該薄
手用弾片の外側面に、薄手パネルの窓孔における
肉薄端縁が弾圧自在な抜止用当接面を形成してな
るパネルマウント用ケースを提供しようとするも
のである。
《作用》 プリント配線基盤などが取着され、または取着
される本案パネルマウント用ケースを、パネルの
窓孔に、抜止部側を先行させて嵌入し、ケース本
体の鍔枠がパネル表面に係当する嵌合状態とすれ
ば、この際パネルの肉厚が大であるときには、窓
孔の肉厚端縁が厚手パネル用弾片の抜止用当接斜
面に弾接係止され、当該パネルマウント用ケース
が窓孔に係当固定される。
しかし、上記パネルが薄手であるときは、その
肉薄端縁が前記厚手パネル用弾片の抜止用当接斜
面と当接するに至らず、従つて厚手パネル用弾片
により係止されることはないが、この厚手パネル
用弾片から折返し状態で延出されている薄手パネ
ル用弾片の自由端側を押し込むようにして、その
抜止用当接面に弾接されるから、当該薄手パネル
用弾片によつて係当固定の目的が達せられること
となる。
《実施例》 本考案を図示の実施例によつて詳記すれば、合
成樹脂にて製作するのがよく、図示例では長方形
状に形成されたケース本体1が、前記パネルbに
固定された際表出側に配置される押込停止用の鍔
枠2と、この鍔枠2の対向二辺から奥方へ突設さ
れた嵌入側となるパネル係止用の抜止部3,3と
を具備すると共に、第2図に示す如きプリント配
線基盤Pなどを装荷させるために用いられる取付
座部4とによつて形成されている。
ここで上記取付座部4として図示されているも
のは、抜止部3,3の設けられていない鍔枠2の
対向二辺から奥方へ起立した載置壁4a,4a
と、同鍔枠2の内側四隅から上記載置壁4a,4
aと併立させた係止爪片4b〜4bとからなり、
前記のプリント配線基盤Pを、この取付座部4に
載装することで、当該基盤Pを載置壁4a,4a
と、係止爪片4b〜4bの爪4cとの間に挟持で
きるようにしてある。
次に前記の鍔枠2は第1図aに明示の如く、そ
の裏側にあつて外側全周に、パネルbとの当接鍔
面2aが形成されていると共に、同図dのように
表側にも、図示しない透視蓋板等が嵌合されるた
めの停止底縁2bが全周にわたつて形成され、後
に詳記の抜止部3,3は、この停止底縁2bの裏
側から奥方へ突設されている。
本考案にあつて重要な前記抜止部3,3の構成
について、ここで詳記すれば、鍔枠2の上記停止
底縁2bにあつて、その裏側から奥方に向けて厚
手パネル用弾片3aを突設するが、当該弾片3a
は第1図、第3図に示す如く基部側である薄肉と
した弾性基根部3bと、自由端側へ向けて次第に
外側へ向けて傾斜させ、幅方向すなわち鍔枠2と
平行状に形成した鋸歯状の係止条3cが設けられ
ている抜止用当接斜面3dとを具備している。
さらに、図示例では上記厚手パネル用弾片3a
の巾方向中央箇所から、奥方へ向けて次第に内側
へ傾設した嵌合用案内傾斜突起3eが突設されて
おり、これにより後述する窓孔cへの嵌合時に、
当該嵌合用案内傾斜突起3eの傾面3fが、窓孔
cの端縁c1によつて内側へ押し込まれ、厚手パ
ネル用弾片3aが、その弾性に抗し円滑に嵌入し
て行くよう配慮されている。
さらに本考案では、抜止部3が上記厚手パネル
用弾片3aのみによつて形成されるのではなく、
図示例ではこの厚手パネル用弾片3aの鍔枠2方
向両側に、夫々薄手パネル用弾片3g,3gを連
設して隣装するのである。
すなわち、上記厚手パネル用弾片3aの自由端
側から鍔枠2に沿つて延出した連設基端部3h,
3hより、上記鍔枠2に近接する方向へ折返し延
出させることで、当該薄手パネル用弾片3g,3
gを、厚手パネル用弾片3a隣装するのであり、
この際同弾片3g,3gの自由端部は可及的に鍔
枠2と近接させて、僅少な間〓3iを離間させる
のである。
さらに、この薄手パネル用弾片3g,3gの外
側には抜止用当接面3jを形成するのであるが、
この際抜止用当接面3jは、前記抜止用当接斜面
3dの如く傾斜させるまでもなく、内外に偏しな
い面とすればよく、これまた巾方向に鋸歯状の係
止条3kを設けておくのが望ましく、抜止用当接
斜面3dの長手方向中間位置程度の高さまで、外
側に突出されており、この薄手パネル用弾片3
g,3gにも連設基端部3hから、外側面が内側
へ向けて傾設された嵌合用案内傾斜突起3lを設
け、これにより前記3eの3fと同じ役割を果さ
せている。
そこで、上記のパネルマウント用ケースを用い
るには、上記の如くプリント配線基盤P等を予
め、あるいは窓孔cに嵌着後取着すればよいが、
所定寸法に開設したパネルbの窓孔cに、本案品
を抜止部3,3側から嵌入し、パネルbの表面b
1にケース本体1の鍔枠2における当該鍔面2a
が、押当するまで押入すればよい。
このような操作によつて、厚手パネル用弾片3
aの自由端側に突設した嵌合用案内傾斜突起3e
の傾面3fが、窓孔cの端縁c1に押当して内側
に押し込まれ、従つて当該厚手パネル用弾片3a
は充分な復原力によつて、パネルcに圧接するこ
ととなり、端縁c1は抜止用当接斜面3dの、パ
ネル圧により定まる所定箇所にあつて、その係止
条3cに係止され、本案品はパネルcに嵌合固定
されることとなる。
しかし、今パネルcが薄手であると、上記厚手
パネル用弾片3aの基根部側は弾性基根部3bと
なつていて、抜止用当接斜面3dが形成できない
箇所となつているため、ケース本体1は窓孔cに
係止不能となり、嵌合固定の状態が得られないこ
ととなる。
しかし本案品では、折返し状態にて薄手パネル
用弾片3gが設けられていて、その自由端部が鍔
枠2に近接されているから、これがパネルcへの
押入時に内側へ押入され、大きな復原力でパネル
cを押圧すると共に、当該押入による自由端部側
の大なる変位により、抜止用当接面3jが傾斜条
となり、その係止条3kに窓孔cの端縁c1が係
止可能となり、従つて前記の間〓3iよりも少し
肉厚となる可成り薄いパネルに対しても本案品を
係止固定できることになる。
《考案の効果》 本考案は上記のようにして構成されているか
ら、厚手パネル用弾片3aと薄手パネル用弾片3
gとの折返し構成によつて、極めて奥行の小さな
パネルマウント用ケースを形成することができる
ので、電気部品等の小形化に対する要請に充分対
応することができ、しかも厚手から可成りの薄手
パネルに至るまで、これに強固な嵌合固定が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパネルマウント用ケース
の一実施例を示し、そのaが背面図、bが同右側
面図、cが正面図、dが平面図、第2図は同上ケ
ースに装荷可能なプリント配線基盤の平面図、第
3図と第4図は同上ケースの夫々厚手パネル用弾
片、薄手パネル用弾片を示す縦断正面図、第5図
は同上ケースを嵌合固定する窓孔付パネルの部分
正面図、第6図a,bは従来のパネルマウント用
ケースを示す夫々側面図と平面図である。 1……ケース本体、2……鍔枠、3……抜止
部、3a……厚手パネル用弾片、3d……抜止用
当接斜面、3e……嵌合用案内傾斜突起、3g…
…薄手パネル用弾片、3h……連設基端部、3j
……抜止用当接面、b……パネル、c……窓孔、
c1……窓孔の端縁、P……プリント配線基盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリント配線基盤などの所要物が取着でき、
    かつパネルに開設された窓孔に係止自在なるよ
    う嵌合可能としたものにおいて、枠状に形成さ
    れたケース本体の、表出側に押込停止用の鍔枠
    を形成し、当該鍔枠の奥方における嵌込側にあ
    つて、少なくとも一対だけ設けたパネル係止用
    の抜止部が、上記のケース本体から奥方へ突設
    され、その外側面が次第に外側へ向けて傾設さ
    れ、厚手パネルの窓孔における肉厚端縁が弾圧
    自在な抜止用当接斜面を具備した厚手パネル用
    弾片と、当該厚手パネル用弾片の自由端側から
    鍔枠に沿つて延出した連設基端部より、上記鍔
    枠に近接する自由端部まで折返して形成した薄
    手パネル用弾片とからなり、当該薄手用弾片の
    外側面に、薄手パネルの窓孔における肉薄端縁
    が弾圧自在な抜止用当接面を形成してなるパネ
    ルマウント用ケース。 (2) 厚手パネル用弾片の左右両側に夫々薄手パネ
    ル用弾片が隣設されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のパネルマウント用ケース。 (3) 厚手パネル用弾片が、その自由端側から、奥
    方に向けて次第に内側へ傾設した嵌合用案内傾
    斜突起を具備している実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のパネルマウント用ケース。
JP15916786U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0427190Y2 (ja)

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