JPH04271740A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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Publication number
JPH04271740A
JPH04271740A JP3044153A JP4415391A JPH04271740A JP H04271740 A JPH04271740 A JP H04271740A JP 3044153 A JP3044153 A JP 3044153A JP 4415391 A JP4415391 A JP 4415391A JP H04271740 A JPH04271740 A JP H04271740A
Authority
JP
Japan
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shaft
mode
reverse
switching
rotor
Prior art date
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Application number
JP3044153A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Omori
大森 新太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAITAMA SHINPAN KK
Original Assignee
SAITAMA SHINPAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAITAMA SHINPAN KK filed Critical SAITAMA SHINPAN KK
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Priority to KR1019920002238A priority patent/KR920015999A/ko
Publication of JPH04271740A publication Critical patent/JPH04271740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り用のスピニングリ
ールに係り、特に糸のヨリを除去することができるスピ
ニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールにおいては、キャステ
イング時、停止状態にあるスプールから糸がコイル状に
放出されるので、糸にヨリが生じる。このような糸のヨ
リは、逆に糸をスプールに巻き取ったときにある程度除
去されるが、完全には除去されず、その後もある程度残
存する。
【0003】さらに、スピニングリールにおいては、ド
ラグ装置で設定されている値以上の力で糸が引張られ、
スプールがドラグ装置に抗して糸を繰り出す方向に回転
しているときに、ハンドルを回転させてしまうと、糸が
スプールに巻き戻されない状態においてロータが回転さ
れてしまうことになるので、糸に著しくヨリが生じる。
【0004】そして、このような糸のヨリは、キャステ
イング時に糸をリールにからみつかせたり、ルアー釣り
の場合において、ルアーを回転させてしまう等の不都合
を生じさせる。
【0005】しかしながら、従来は、上述のような糸の
ヨリの発生は、スピニングリールの構造上やむを得ない
ものであり、この糸のヨリを除去することは不可能であ
ると考えられていた。
【0006】しかしながら、本出願人は、先に特開昭6
1−124336号、特開昭61−124337号およ
び特開昭62−48329号において、糸がスプールか
ら繰り出されている状態においてスプールをロータとと
もに逆転させることにより、糸のヨリを除去することが
できるスピニングリールを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記本出願
人が先に開示したリールにおいては、糸のヨリ取りを行
うか否かを選択するためのヨリ取りつまみ(ヨリ取り切
替レバー)と、ロータの逆転止め機構のオン/オフを選
択するためのつまみとが別個のつまみとなっており、リ
ールの操作が煩雑になっていた。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、糸のヨリ取りを行うか否かの選択
と、ロータの逆転止め機構のオン/オフの選択とを共通
のつまみ(モード切替つまみ)により行うことができ、
しかも前記共通のつまみを糸のヨリ取りを行う位置に回
動し、ロータをスプールと一体的に逆転して糸のヨリ取
りを行った後、ロータを正転すると、ヨリ取りの状態(
ロータがスプールと一体的に逆転する状態)が自動的に
解除されるスピニングリールを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるスピニング
リールは、ロータと一体的に回転する逆転防止爪車と、
リール本体に回動可能に支持され、前記逆転防止爪車と
協働する逆転防止爪と、この逆転防止爪を前記逆転防止
爪車に係合する方向に付勢する逆転防止バネと、本体に
、所定の逆転止めモード位置、逆転止め解除モード位置
およびヨリ取りモード位置にそれぞれ停止できるように
節動回転可能に支持されたモード切替軸と、このモード
切替軸に、該軸と一体的に回転するように設けられたモ
ード切替つまみと、前記モード切替軸に、該軸と一体的
に回転するように設けられた爪車操作部と、前記モード
切替軸に、該軸と一体的に回転するように設けられた切
替部材操作部と、スプールの内周面に設けられた逆転係
合部材当接凸部と、前記ロータに回転可能に支持された
逆転係合部材軸と、この逆転係合部材軸に、該軸と一体
的に回転するように設けられた切替部材当接部と、前記
逆転係合部材軸に、該軸と一体的に回転するように設け
られており、前記スプール回転時に前記逆転係合部材当
接凸部に当接されることとなるように前記ロータの外方
に突出する突出位置と、前記ロータ回転時にも前記スプ
ールの前記逆転係合部材当接凸部に当接されることのな
いように内方に引き込まれる引き込み位置との間を回動
可能な逆転係合部材と、前記逆転係合部材を、該逆転係
合部材がある境界位置を越えて前記突出位置側に回動さ
れると、前記突出位置に向って付勢する一方、該逆転係
合部材が前記境界位置を越えて前記引き込み位置側に回
動されると、前記引き込み位置に向って付勢する逆転係
合部材付勢バネと、前記ロータに回動可能に支持された
切替部材と、この切替部材を所定の待機位置に向って付
勢する切替部材付勢バネと、前記切替部材が前記切替部
材付勢バネの付勢方向に関し前記待機位置を越えて回動
しないように前記切替部材の回動範囲を制限するストッ
パ手段と、前記モード切替軸が前記逆転止めモード位置
および前記逆転止め解除モード位置にあるときは、前記
ロータが回転されても、前記待機位置にある前記切替部
材は前記モード切替軸の前記切替部材操作部に当接され
ることがなく、前記モード切替軸が前記ヨリ取りモード
位置にあるときに前記ロータが逆転されると、前記待機
位置にある前記切替部材が前記モード切替軸の前記切替
部材操作部に当接されて前記切替部材付勢バネに抗して
前記待機位置から回動され、前記逆転係合部材が前記引
き込み位置にある場合には、前記切替部材が前記逆転係
合部材軸の前記切替部材当接部に当接して前記逆転係合
部材軸とともに前記逆転係合部材を前記引き込み位置か
ら前記突出位置に向う方向に回転させるようになってい
るとともに、前記モード切替軸が前記ヨリ取りモード位
置にあるときに前記ロータが正転されると、前記ストッ
パ手段によって前記待機位置に止められている前記切替
部材が前記モード切替軸の前記切替部材操作部に当接し
、前記モード切替軸を前記逆転止めモード位置または前
記逆転止め解除モード位置へ回転させるようになってお
り、前記モード切替軸の前記爪車操作部は、前記モード
切替軸が前記逆転止めモード位置にあるときは、前記逆
転防止爪が前記逆転防止爪車に係合し、該逆転防止爪車
を逆転止めするのを許し、前記モード切替軸が前記逆転
止め解除モード位置およびヨリ取りモード位置にあると
きは、前記逆転防止爪に力を作用させて前記逆転防止バ
ネに抗して前記逆転防止爪車から離間させるようになっ
ているものである。
【0010】
【作用】本発明においては、モード切替つまみが「逆転
止めモード位置」に回動されているときは、逆転防止爪
が逆転防止爪車に係合し、該逆転防止爪車ひいてはロー
タを逆転止めする。
【0011】また、モード切替つまみが「ヨリ取りモー
ド位置」に回動されると、モード切替軸の爪操作部が逆
転防止爪に力を作用させ、逆転防止バネに抗して逆転防
止爪車から離間させる。このため、ロータは本体に対し
て逆転できるようになる。そして、この状態において、
釣人がハンドルを逆転することによりロータを逆転させ
ると、「待機位置」にある切替部材がモード切替軸の切
替部材操作部に当接され、切替部材付勢バネに抗して「
待機位置」から回動され、逆転係合部材軸の切替部材当
接部に当接し、逆転係合部材軸とともに逆転係合部材を
「引き込み位置」から「突出位置」に向う方向に回転さ
せる。すると、逆転係合部材は逆転係合部材付勢バネの
作用により「突出位置」にまで移動され、そこに保持さ
れる。そしてこの状態で、ロータをさらに逆転させ続け
ると、逆転係合部材はスプールの逆転係合部材当接凸部
に当接する。したがって、以後、スプールはロータと一
緒に逆転し、糸のヨリが除去されて行く。これ故、上述
のようなスプールおよびロータの逆転を適当回数繰り返
せば、糸のヨリを所望の通り除去できる。
【0012】また、その後、釣人がハンドルを正転する
と、ロータが正転されるので、逆転係合部材がスプール
の逆転係合部材当接凸部に反対側から当接されて「引き
込み位置」に向って回動されるとともに、ストッパ手段
によって「待機位置」に止められている切替部材がモー
ド切替軸の切替部材操作部に当接し、モード切替軸を「
逆転止めモード位置」または「逆転止め解除モード位置
」へ回転させる。したがって、ヨリ取りモードが自動的
に解除される。
【0013】また、モード切替つまみが「逆転止め解除
モード位置」に回動されると、モード切替軸の爪操作部
が逆転防止爪に力を作用させ、逆転防止バネに抗して逆
転防止爪車から離間させる。このため、ロータは本体に
対して逆転できる。しかし、この場合は、ヨリ取りモー
ド時とは異なり、「待機位置」にある切替部材はモード
切替軸の切替部材操作部に当接されることがなく、逆転
係合部材が「引き込み位置」に保持され続けるので、ロ
ータが逆転されても、スプールが一緒に逆転されること
はない。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
【0015】図1〜20は本発明の第一実施例を示し、
この実施例は本発明をフロント・ドラグ式スピニングリ
ール(ドラグ装置がリールの前部にある形式のスピニン
グリール)に適用した例である。
【0016】リール本体1には、ハンドル軸2が回転可
能に支持されており、このハンドル軸2には、図示しな
いハンドルが結合される。前記ハンドル軸2には、フェ
ースギヤ4および平歯車5が固定されている。また、前
記本体1には、軸受6を介して中空状のロータ軸7が回
転可能に支持されており、このロータ軸7には、ロータ
8が固定されている。このロータ8は、円板状部8aと
、この円板状部8aの外周部に連続する段付円筒状の筒
状部8bと、この筒状部8bのさらに外側において前後
方向に延びる一対のアーム8c(図19参照)とを一体
的に有してなる。そして、前記アーム8cの先端部間に
は、図示しないベールアームが回転可能に支持されてい
る。
【0017】前記ロータ軸7の後端部には、フェースギ
ヤ4に噛み合う小歯車9が一体的に形成されている。ま
た、前記ロータ軸7には、スプール軸10が貫通されて
おり、このスプール軸10はロータ軸7および本体1に
対して軸線方向に移動可能かつ本体1に対して回転不可
能となっている。前記スプール軸10には、スプール1
1が該スプール軸10に対して回転可能でかつ軸線方向
には固定されるように支持されている。ここで、このス
プール11は、軸線方向に関しスプール軸10に完全に
固定してもよいが、本出願人が先に提案した実開昭58
ー182678号のように、軸線方向に関しスプール1
1をスプール軸10に対して半固定とし、軸線方向に関
しスプール軸10に対する該スプール11の位置を調整
できるようにしてもよい。図1に示すように、前記スプ
ール11の糸巻き部11aの後端部には、該スプール1
1の軸線方向に対し垂直方向に広がる壁部11bが設け
られており、この壁部11bには円形の中心穴11cが
設けられている。
【0018】前記本体1には、平歯車5に噛み合わされ
る平歯車12が回転可能に支持されており、この平歯車
12の側面には、図示しない偏心ピンが固定されている
。他方、前記スプール軸10には、ガイド13が固定さ
れており、このガイド13に設けられた図示しない溝に
は、前記偏心ピンが移動可能に嵌合されている。ここに
おいて、前記偏心ピンおよびガイド13は、平歯車12
の回転運動をスプール軸10の直線往復運動に変換する
クランク機構を構成している。したがって、前記ハンド
ルを回してハンドル軸2を回転すると、平歯車5を介し
て平歯車12が回転され、さらにこの平歯車12の回転
運動が前記クランク機構によってスプール軸10の直線
往復運動に変換されるため、スプール軸10はスプール
11と一緒に軸線方向に往復運動する。また、これと同
時に、前記ハンドル軸2の回転によって、フェースギヤ
4、小歯車9およびロータ軸7を介してロータ8が回転
される。
【0019】リールの前部には、次に説明するようにユ
ニット化されたドラグ装置14が設けられている(なお
、本発明においては、必ずしもこのようにユニット化さ
れたドラグ装置を用いる必要はなく、従来公知のユニッ
ト化されていないドラグ装置を用いてもよい)。図1に
示すように、ドラグユニットケース15は有底円筒状を
なしており、スプール11の糸巻き部11a内に該スプ
ール11と同軸に収容されるとともに、該ケース15の
底部をスプール11の壁部11bに隣接されている。 前記ドラグユニットケース15の底部には円形の中心穴
15aが開口されており、この中心穴15aにはスプー
ル軸10がドラグユニットケース15に対して相対的に
回転可能な状態で貫通されている。これにより、ドラグ
ユニットケース15は、スプール軸10の回りに、スプ
ール軸10およびロータ8の双方に対して回転可能とな
っている。
【0020】図1,5および6に示すように、前記ドラ
グユニットケース15には、横断面六角形状の制動板収
容穴15bが該ケース15の軸線方向に設けられており
、この制動板収容穴15b内には、適当数のスプール軸
側制動板16、摩擦ワッシャ17およびユニットケース
側制動板18が交互に接触されて収容されている。図5
に示すように、前記スプール軸側制動板16は、全体に
円形で、その中心部に非円形穴16aを設けられている
。他方、前記ユニットケース側制動板18は、全体に六
角形状で、ドラグユニットケース15の制動板収容穴1
5bに嵌合されるとともに、その中心部に丸穴18aを
設けられている。そして、前記スプール軸側制動板16
の非円形穴16aおよびユニットケース側制動板18の
丸穴18aには、スプール軸10の横断面非円形の部分
が貫通されている。これにより、前記スプール軸側制動
板16はスプール軸10ひいては本体1に対して回転不
可能でかつドラグユニットケース15に対して回転可能
となっている一方、ユニットケース側制動板18はドラ
グユニットケース15に対して回転不可能でかつスプー
ル軸10および本体1に対して回転可能となっている。 前記摩擦ワッシャ17は、環状をなしていて、石綿等の
大きな摩擦力を生じさせる材料から構成されており、各
スプール軸側制動板16とユニットケース側制動板18
との間に介装されている。前記スプール軸側およびユニ
ットケース側制動板16,18並びに摩擦ワッシャ17
は後述するドラグつまみ19が取り去られたときの抜け
止めのために、リテーナ20(図1および4参照)によ
り抜け止めされている。
【0021】ドラグつまみ19は、該つまみ19の前端
において開口する横断面六角形状のバネ収容凹部19a
および該つまみ19の後端側に突出する凸部19bを、
該つまみ19の中心部に設けられている。前記ドラグつ
まみ19の凸部19bの中心部には丸穴19cが設けら
れており、この丸穴19cからスプール軸10の先端部
がバネ収容凹部19a内に侵入している。ここで、前記
ドラグつまみ19はスプール軸10およびスプール11
の双方に対して回転可能となっている。前記スプール軸
10の先端部には雄ネジが設けられており、この雄ネジ
にはナット21が螺合されている。このナット21は六
角形状の頭部を有しており、この頭部はバネ収容凹部1
9aに、ドラグつまみ19に対して回転不可能かつ軸線
方向に移動可能に嵌合されている。前記ナット21とバ
ネ収容凹部19aの底部との間には圧縮コイルバネから
なるドラグバネ22が介装されており、このバネ22は
ドラグつまみ19の凸部19bを介してスプール軸側お
よびユニットケース側制動板16,18をドラグユニッ
トケース15の底部に向って押圧している。
【0022】前記スプール軸10には、図1および図1
0に示すように、ロータ8とスプール11の壁部11b
との間において音歯車23が固定されている。また、図
1および9に示すように、前記スプール軸10は、音歯
車23と壁部11bとの間においてドラグ断続爪車24
を貫通しており、このドラグ断続爪車24はスプール軸
10に対して回転可能となっている。前記ドラグ断続爪
車24には、該爪車24の軸線方向と平行方向に2本の
ピン24aが立てられており、これらのピン24aはド
ラグユニットケース15の底部に設けられた対応する穴
に嵌合されている(図1および図7参照)。これにより
、ドラグ断続爪車24はドラグユニットケース15と一
体的に回転するようになっている。前記スプール軸10
には、音歯車23とドラグ断続爪車24との間に介在さ
れるようにしてワッシャ25が嵌合されている。前記ス
プール軸10のドラグ断続爪車24とユニットケース1
5との間の部分には、スプール11およびドラグユニッ
ト14をスプール軸10から抜き取ったときに、スプー
ル軸10からの音歯車23およびドラグ断続爪車24の
抜け止めをするためのプラスチックからなる抜け止めワ
ッシヤ26がきつく嵌合されている。
【0023】図1および9に示すように、前記スプール
11の壁部11bには、ドラグ断続爪27がスプール軸
10と平行方向に延びるビス28により回動可能に支持
されている。このドラグ断続爪27とスプール11との
間にはドラグ断続バネ29が介装されており、このバネ
29はドラグ断続爪27をスプール11の壁部11bに
設けられた突起30に向かって付勢している(すなわち
、図9において反時計方向に付勢している)。図1およ
び図10に示すように、前記スプール11の壁部11b
には、板バネからなる音バネ31の一端部が取り付けら
れており、該音バネ31の他端部は音歯車23の歯に接
触されている。
【0024】図1および図16〜18に示すように、前
記ロータ軸7には逆転防止爪車32が固定されている。 また、前記本体1にはロータ軸7に対し垂直な方向に延
びるビス33により逆転防止爪34が回動可能に支持さ
れており、この逆転防止爪34は該爪34と本体1との
間に介装されたねじりコイルバネからなる逆転防止バネ
49により逆転防止爪車32に向って付勢されている。 前記逆転防止爪34の後端部には該爪34の他の部分に
対して垂直方向に広がる被操作部34aが形成されてい
る。
【0025】前記本体1には、スプール軸10と平行方
向に延びるモード切替軸35が、該軸35の軸線回りに
回転可能に支持されており、この軸35の後端部は図1
および2に示すように本体1の後方に突出していて、モ
ード切替つまみ36を固定されている。図13〜15に
示すように、本体1には中央部に凸部37aを形成する
ように折り曲げられた板バネ37の両端が取り付けられ
るとともに、この板バネ37の両側にカバー材38が取
り付けられている。前記モード切替軸35の前端部には
、図13〜15に示すように、その外周部に3つの節動
用凹部35a,35b,35cが互いに隣接して形成さ
れており、モード切替軸35が回転されると、各凹部3
5a,35b,35cが板バネ37の凸部37aに順次
係合することにより、モード切替軸35は節動回転する
ようになっている。また、前記モード切替軸35の前端
部には節動用凹部35a,35b,35cの反対側に突
出する突起からなる切替部材操作部35dが設けられて
いる。図1および16〜18に示すように、前記モード
切替軸35の中間部には横断面半円状とされた爪操作部
35eが形成されている。前記ロータ8の筒状部8bの
段部の内面には、スプール軸10と平行方向に延びるビ
ス39により、図13〜15に示すにように辺40aお
よび40bを有するくの字状の切替部材40が該切替部
材40の屈曲部を中心として回動可能なように支持され
ている。この切替部材40は、該切替部材40とロータ
8との間に介装された切替部材付勢バネ41により図1
3〜15における時計方向に付勢されている。
【0026】図1に示されるように、前記ロータ8の円
板状部8aには、スプール軸10と平行方向に延びる逆
転係合部材軸42が貫通されており、この逆転係合部材
軸42は、ロータ8に対して回転可能となっている。図
13〜15に示すように、前記逆転係合部材軸42の後
端部には、短いレバー状の切替部材当接部43が固定さ
れている。
【0027】他方、前記逆転係合部材軸42の前端部に
は、図1,11および12に示すように、逆転係合部材
44が固定されており、この逆転係合部材44の先端部
には、折り曲げ部44aが形成されている。そして、こ
の逆転係合部材44の先端側は、逆転係合部材軸42の
回転に伴って、ロータ8の筒状部8bの前端縁に設けら
れた逆転係合部材突出凹部45(図1,11,12およ
び19参照)から筒状部8bの外部に突出したり、筒状
部8bの内部に引込んだりするようになっている。図1
1および12によく示されるように、前記ロータ8と逆
転係合部材44との間には、デッド・ポイント・バネか
らなる逆転係合部材付勢バネ46が介装されており、こ
のバネ46は、逆転係合部材44が図11および12に
おいてある境界位置を越えて時計方向に回動されると、
該逆転係合部材44を時計方向に付勢する一方、該逆転
係合部材44が前記境界位置を越えて反時計方向に回動
されると、該逆転係合部材44を反時計方向に回動する
ようになっている。図11,12および20によく示さ
れるように、スプール11の後端側内周部には、スプー
ル軸10と平行方向に延びる逆転係合部材当接凸部47
が設けられている。
【0028】次に、本実施例の作動を説明する。
【0029】このリールを逆転止めモード(ロータ8が
逆転できないようにするモード)としたいときは、釣人
はモード切替つまみ36を図2の二点鎖線で示す「逆転
止めモード位置」(左側の位置)に回動させる。これに
より、図14の実線位置で示すようにモード切替軸35
の節動用凹部35cが板バネ37の凸部37aに係合し
た状態となり、このとき図17のようにモード切替軸3
5の爪操作部35eは逆転防止爪34の被操作部34a
から離れており、逆転防止爪34に干渉しない位置にあ
るので、逆転防止爪34は逆転防止バネ49によって付
勢されることにより、逆転防止爪車32に係合されてい
る。このため、ロータ8は、本体1に対して逆転(R方
向に回転)できない。しかし、ロータ8が正転(N方向
に回転)された場合には、逆転防止爪34は逆転防止爪
車32の歯を乗り越えるので、ロータ8はその正転を阻
止されることはない。したがって、従来の通常のスピニ
ングリールの場合と同様の逆転防止機能が果される。
【0030】また、このとき、図14に示すように、切
替部材40は、バネ41によりロータ8の内周面(本実
施例におけるストッパ手段)に辺40aを当接された状
態にあり、かつロータ8が正転してもモード切替軸35
の切替部材操作部35dが切替部材40の辺40bに当
接することはない。また、逆転係合部材44は図12の
ようにその全体をロータ8内部に引き込まれた状態とな
っており、スプール11の逆転係合部材当接凸部47に
当接することはない。
【0031】次に、このリールをヨリ取りモード(糸の
ヨリを除去するモード)としたいときには、糸がスプー
ル11から繰り出されている状態において、モード切替
つまみ36を図2の実線で示す「ヨリ取りモード位置」
(中央の位置)に回動させる。この位置では、図13に
示すようにモード切替軸35の節動用凹部35bが板バ
ネ37の凸部37aに係合した状態となるとともに、図
16のようにモード切替軸35の爪操作部35eが逆転
防止爪34の被操作部34aを押し、逆転防止バネ49
に抗して逆転防止爪34を逆転防止爪車32から離間さ
せる。このため、ロータ8は本体1に対して逆転(R方
向に回転)できるようになる。そして、この状態におい
て、釣人が前記ハンドルを逆転することによりロータ8
を逆転させると、切替部材40の辺40bが図13にお
いてモード切替軸35の切替部材操作部35dに右側か
らぶつかり、切替部材40が図13において反時計方向
に回動される。すると、切替部材40の辺40aが逆転
係合部材軸42の切替部材当接部43を押し、逆転係合
部材軸42ひいては逆転係合部材44を図13および1
2における時計方向に回動させる。この結果、逆転係合
部材44は図11のように逆転係合部材突出凹部45か
らロータ8の外部へ突出し、バネ46の作用により逆転
係合部材突出凹部45の縁に当接した状態に保持される
【0032】そしてこのような状態で、ロータ8をさら
に逆転(R方向に回転)させ続けると、図11のように
逆転係合部材44はスプール11の逆転係合部材当接凸
部47に当接し、該逆転係合部材44は逆転係合部材当
接凸部47とロータ8の逆転係合部材突出凹部45の縁
との間に挟持された状態となる。したがって、以後、ス
プール11はロータ8と一緒に逆転し、糸のヨリが除去
されて行く(なお、このとき、スプール11は軸線方向
に直線往復運動を行っているので、軸線方向の動きに関
しては、ロータ8とスプール11とは一体関係ではない
)。これ故、上述のようなスプール11およびロータ8
の逆転を適当回数繰り返せば、糸のヨリを所望の通り除
去できる。なお、切替部材40はモード切替軸35の切
替部材操作部35dを通過すると、バネ41により図1
3における時計方向に回動され、辺40aをロータ8の
内周面に当接させる(図14と同じ状態になる)。そし
て、ロータ8がさらに逆転を続ける間、切替部材40は
、その辺40bがモード切替軸35の切替部材操作部3
5dにぶつかると、図14および13における反時計方
向に回動され、切替部材操作部35dを通過すると、バ
ネ41により図14および13における時計方向に回動
され、辺40aをロータ8の内周面に当接させるという
運動を繰り返す。
【0033】また、その後、釣人が前記ハンドルを正転
すると、ロータ8が正転(N方向に回転)されるので、
図11において逆転係合部材44がスプール11の逆転
係合部材当接凸部47に左側からぶつかるので、該逆転
係合部材44は反時計方向に回動し、ロータ8内に収容
され、バネ46の作用により図12の状態に戻る。また
、図14の一点鎖線で示すように、切替部材40の辺4
0bがモード切替軸35の切替部材操作部35dに同図
における左側からぶつかり、モード切替軸35を図14
の実線の位置(逆転止めモードの位置)に戻す。このよ
うにして、このリールは、モード切替つまみ36を「ヨ
リ取りモード位置」に切り換えた後、前記ハンドルを正
転させると、自動的に逆転止めモードに復帰する。 したがって、ロータ8を正転させたときに、スプール1
1がロータ8と一緒に回転することはない。
【0034】次に、このリールを逆転止め解除モード(
スプール11の逆転を伴なわずにロータ8の逆転を許す
モード)にしたいときは、釣人はモード切替つまみ36
を図2の一点鎖線で示す「逆転止め解除モード位置」(
右側位置)に回動させる。この位置では、図15に示す
ようにモード切替軸35の節動用凹部35aが板バネ3
7の凸部37aに係合した状態となり、この状態では、
図18のようにモード切替軸35の爪操作部35eが逆
転防止爪34の被操作部34aを前記ヨリ取りモード時
よりさらに大きく押し、逆転防止バネ49に抗して逆転
防止爪34を逆転防止爪車32からさらに大きく離間さ
せる。このため、ロータ8は本体1に対して逆転(R方
向に回転)できる。しかし、この場合は、前記ヨリ取り
モード時と異なり、ロータ8が正転または逆転されても
、バネ41によりロータ8の内周面に辺40aを当接さ
れた状態にある切替部材40がモード切替軸35の切替
部材操作部35dにぶつかることはなく、逆転係合部材
44はその全体をロータ8内に収容された状態に保持さ
れ続ける。したがって、ロータ8が逆転されても、スプ
ール11が一緒に逆転されることはない。
【0035】次に、本実施例におけるドラグ装置14の
作動を説明する。糸が引張られると、スプール11に正
転方向(N方向)の力が作用する。そして、スプール1
1が正転方向に回転されようとするときは、ドラグ断続
爪27が図10のように突起30とドラグ断続爪車24
の歯との間に挟まれた状態となるので、スプール11は
ドラグユニットケース15に対して相対的に回転できず
、スプール11はドラグユニットケース15と一体的に
回転しようとする。他方、ドラグバネ22の力によりス
プール軸側およびユニットケース側制動板16,18は
摩擦ワッシャ17を介して互いに押圧されているので、
両者間に摩擦力が生じ、この摩擦力はスプール軸10ひ
いては本体1に対しドラグユニットケース15ひいては
スプール11を正転方向に回転させないように作用する
。したがって、糸がスプール11に作用する正転方向の
力が前記摩擦力に打ち勝ったときのみ、ドラグユニット
ケース15がドラグ断続爪車24およびスプール11と
ともにスプール軸10ひいては本体1に対し正転方向に
回転する。前記摩擦力の大きさは、ドラグつまみ19を
回転することによりナット21を回転し、該ナット21
をスプール軸10に対し軸線方向に移動し、ドラグバネ
22の圧縮量を変化することによって調整することがで
きる。なお、上述のようにして糸がスプール11に作用
する正転方向の力が前記摩擦力に打ち勝ち、スプール1
1がスプール軸10ひいては本体1に対して回転した場
合には、音バネ31が音歯車23の各歯に次々と接触し
て行き、接触音を発生させ、釣人はこの接触音によりス
プール11が正転していることを知ることができる。
【0036】しかし、糸のヨリ取りのためにスプール1
1を逆転させる場合にもドラグ装置14が前述のような
作用を行うとすると、釣人は前記摩擦力による抵抗力を
受けながらロータ8をスプール11とともに逆転させな
ければならない。したがって、その場合には、リールを
ヨリ取りモードにするとともに、ドラグ装置14のドラ
グつまみ19を緩めてドラグ装置14による制動力を零
とするか、または小さくするというわずらわしい操作が
必要になる。しかるに、このリールにおいては、スプー
ル11が逆転する場合は、ドラグ断続爪27がドラグ断
続爪車24に噛み合わないので、スプール11はドラグ
ユニットケース15に対し非接続状態となっており、ス
プール11はドラグ装置14による制動を受けない。
【0037】なお、本実施例では、ドラグ断続爪車24
をドラグユニットケース15側、ドラグ断続爪27をス
プール11側にそれぞれ設けているが、逆にドラグ断続
爪車をスプール側、ドラグ断続爪をドラグユニットケー
ス側に設けてもよい。
【0038】また、前述のように、本発明においては、
必ずしも本実施例のようにユニット化されたドラグ装置
を用いる必要はなく、従来公知のユニット化されていな
いドラグ装置を用いてもよいが、本実施例ではドラグ装
置14がユニット化されているため、予め特性(ドラグ
つまみの回転量とそのときの制動力の大きさとの関係)
が異なるドラグユニットを種々用意しておけば、ドラグ
ユニットを取り替えることにより、ドラグ装置14の特
性を簡単に適宜所望の特性に替えることができる。
【0039】図21は本発明の第二実施例を示す。前記
第一実施例においては、逆転止めモードから逆転止め解
除モードに切り替える場合、モード切替つまみ36を「
逆転止めモード位置」(図2の左側位置)から「ヨリ取
りモード位置」(図2の中央位置)を経て「逆転止め解
除モード位置」(図2の右側位置)に切り替える必要が
あるし、逆に逆転止め解除モードから逆転止めモードに
切り替える場合もモード切替つまみ36を「ヨリ取りモ
ード位置」を経由させる必要がある。この第二実施例は
、ヨリ取りモードを経由させることなく、逆転止めモー
ドから逆転止め解除モードまたはその逆に切り替えるこ
とができるようにしたものである。
【0040】この第二実施例においては、モード切替軸
35には、前記第一実施例の場合の節動用凹部35a,
35bおよび35cの代りに、これらの節動用凹部35
a〜35cの位置からずらせて、節動用凹部35f,3
5gおよび35hが設けられている。
【0041】この第二実施例においては、モード切替つ
まみ36が図2の二点鎖線位置(左側位置)に相当する
位置にあるときは、図21における右側の節動用凹部3
5hが板バネ37の凸部37aに係合する状態となり、
この状態においては、モード切替軸35の切替部材操作
部35dは切替部材40に干渉しない位置(実線で示す
位置)にあり、かつモード切替軸35の爪操作部35e
は前記図17の関係となるようにされている。したがっ
て、この状態において、リールは逆転止めモードとなる
【0042】次に、モード切替つまみ36が図2の実線
位置(中央位置)に相当する位置にあるときは、図21
における中央の節動用凹部35gが板バネ37の凸部3
7aに係合する状態となり、この状態においては、モー
ド切替軸35の切替部材操作部35dはまだ切替部材4
0に干渉しない位置(一点鎖線位置)にあり、かつモー
ド切替軸35の爪操作部35eは前記図16の関係とな
るようにされている。したがって、この状態においてリ
ールは逆転止め解除モードとなる。
【0043】次に、モード切替つまみ36が図2の一点
鎖線位置(右側位置)に相当する位置にあるときは、図
21における左側の節動用凹部35fが板バネ37の凸
部37aに係合する状態となり、この状態においては、
モード切替軸35の切替部材操作部35dは前記図13
と同様に切替部材40の辺40aに干渉する位置(二点
鎖線位置)にあり、かつモード切替軸35の爪操作部3
5eは前記図18の関係となるようにされている。した
がって、この状態においてリールはヨリ取りモードとな
る。
【0044】これ故、この第二実施例においては、逆転
止めモード−逆転止め解除モード−ヨリ取りモードまた
はその逆の経路でモードの切り替えを行うことができ、
逆転止めモードから逆転止め解除モードに切り替える場
合およびその逆に切り替える場合に、ヨリ取りモードを
経由させる必要がない。
【0045】なお、この第二実施例においては、ヨリ取
りモードからロータ8が正転されると、リールは逆転止
め解除モードとなる。
【0046】図22〜27は本発明の第三実施例を示す
。前記第二実施例においては、逆転止めモードから逆転
止め解除モードに切り替える場合、およびその逆に切り
替える場合にヨリ取りモードを経由させる必要がないが
、逆転止めモードからヨリ取りモードに切り替える場合
およびその逆に切り替える場合に、逆転止め解除モード
を経由させる必要がある。この第三実施例は、通常最も
多く使用される逆転止めモードから逆転止め解除モード
およびヨリ取りモードにそれぞれ直接切り替えることが
できるようにしたものである。
【0047】この第三実施例においては、板バネ37は
前記第一実施例の場合と若干異なる位置において本体1
に取り付けられている。前記板バネ37とモード切替軸
35との間には部分歯車50が介装されており、この部
分歯車50は本体1に回転可能に支持されている。この
部分歯車50の外周には、前記第一実施例におけるモー
ド切替軸35の節動用凹部35a,35b,35cに相
当する節動用凹部50a,50b,50cが設けられる
とともに、これらの凹部以外の部分に歯50dが設けら
れている。モード切替軸35の前端部には、前記第二実
施例における切替部材操作部35dに相当する切替部材
操作部35dと、部分歯車50の歯50dに噛み合う歯
35iとが設けられており、節動用凹部35a,35b
,35cは設けられていない。
【0048】この第三実施例においては、モード切替つ
まみ36が図2の二点鎖線位置(左側位置)に相当する
位置にあるときは、図22のように部分歯車50の節動
凹部50aが板バネ37の凸部37aに係合した状態と
なるとともに、モード切替軸35の切替部材操作部35
dはスプール軸10側に引込んでいる。また、このとき
、モード切替軸35の爪操作部35eと逆転防止爪車3
4との関係は図25のようになり、爪操作部35eが逆
転防止爪34の被操作部34aを押し、逆転防止バネ4
9に抗して逆転防止爪34を逆転防止爪車32から離間
させる。このため、ロータ8は本体1に対して逆転(R
方向に回転)できる。また、この場合は、前述のように
モード切替軸35の切替部材操作部35dはスプール軸
10側に引込んでいるので、ロータ8が正転または逆転
されても、バネ41によりロータ8の内周面に辺40a
を当接された状態にある切替部材40がモード切替軸3
5の切替部材操作部35dにぶつかることはなく、逆転
係合部材44はその全体をロータ8内に収容された状態
に保持され続ける。したがって、ロータ8が逆転されて
も、スプール11が一緒に逆転されることはない。 よって、この場合、リールは逆転止め解除モードとなる
【0049】次に、モード切替つまみ36が図2の実線
位置(中央位置)に相当する位置に回動されると、部分
歯車50が反対方向に回転し、図23のように部分歯車
50の節動凹部50bが板バネ37の凸部37aに係合
した状態となる。このとき、モード切替軸35の切替部
材操作部35dは若干外側に移動するが、依然として、
ロータ8が回転されても切替部材40の辺40bにぶつ
からない位置にある。また、このとき、図26のように
モード切替軸35の爪操作部35eは逆転防止爪34の
被操作部34aから離れ、逆転防止爪34に干渉しない
位置にあるので、逆転防止爪34は逆転防止バネ49に
よって付勢されることにより、逆転防止爪車32に係合
されている。このため、このリールは逆転止めモードと
なる。
【0050】次に、モード切替つまみ36が図2の実線
位置(右側位置)に相当する位置に回動されると、部分
歯車50がさらに反対方向に回転し、図24のように部
分歯車50の節動凹部50cが板バネ37の凸部37a
に係合した状態となり、モード切替軸35の切替部材操
作部35dは、ロータ8が回転されたとき、切替部材4
0の辺40bにぶつかる位置まで外側に移動する。また
、このとき、図27のようにモード切替軸35の爪操作
部35eは逆転防止爪34の被操作部34aを再び押し
、逆転防止爪34を逆転防止爪車32から離間させ、ロ
ータ8を逆転可能とする。したがって、この場合、リー
ルは前記第一実施例の場合と同様にしてヨリ取りモード
となる。
【0051】これ故、この第三実施例においては、逆転
止め解除モード−逆転止めモード−ヨリ取りモードまた
はその逆の経路でモードの切り替えを行うことができ、
逆転止めモードから逆転止め解除モードまたはヨリ取り
モードへの切り替えまたはその逆の切り替えを、ヨリ取
りモードを経由させることなく行うことができる。
【0052】図28〜30は本発明の第四実施例を示し
、この実施例は本発明をいわゆるリア・ドラグ式のスピ
ニングリール(ドラグ装置がリールの後部に設けられる
形式のスピニングリール)に適用した実施例を示す。
【0053】この実施例においては、図28に示すよう
に、本体61には、ハンドル軸62が回転可能に支持さ
れており、このハンドル軸62には図示しないハンドル
が結合される。前記ハンドル軸62には、フェースギヤ
64および平歯車65が固定されている。また、前記本
体61には、軸受66を介して中空状のロータ軸677
7が回転可能に支持されており、このロータ軸67には
、ロータ68が固定されている。このロータ68は、円
板状部68aと、この円板状部68aの外周部に連続す
る筒状部68bと、この筒状部68bのさらに外側にお
いて前後方向に延びる図示しない一対のアームとを一体
的に有してなる。
【0054】前記ロータ軸67の後端部には、フェース
ギヤ64に噛み合う小歯車69が一体的に形成されてい
る。また、前記ロータ軸67には、スプール軸70が貫
通されており、このスプール軸70は、前記第一実施例
の場合とは異なり、本体61およびロータ軸67の両方
に対して回転可能、かつ本体61およびロータ軸67の
両方に対し軸線方向に移動可能とされている(ロータ軸
67は本体61に対して軸線方向に移動不可能となって
いる)。前記スプール軸70には、スプール71が該ス
プール軸70に対して固定されている(本実施例では前
記第一実施例と異なり、スプール71はスプール軸70
と一体的に回転する)。
【0055】前記本体61には、平歯車65に噛み合わ
される平歯車72が回転可能に支持されており、この平
歯車72の側面には、図示しない偏心ピンが固定されて
いる。他方、前記スプール軸70には、ガイド73が該
スプール軸70に対して軸線方向に移動不可能、該スプ
ール軸70に対して相対的に回転可能、かつ本体61に
対して回転不可能に支持されており、このガイド73に
設けられた図示しない溝には、図示しない偏心ピンが移
動可能に嵌合されている。ここにおいて、前記偏心ピン
およびガイド73は、平歯車72の回転運動をスプール
軸70の直線往復運動に変換するクランク機構を構成し
ている。
【0056】したがって、前記前記ハンドルを回してハ
ンドル軸62を回転すると、平歯車65を介して平歯車
72も回転され、さらにこの平歯車72の回転運動が前
記クランク機構によってスプール軸70の直線往復運動
に変換されるため、スプール軸70はスプール71と一
緒に軸線方向に往復運動する。また、これと同時に、前
記ハンドル軸62の回転によって、フェースギヤ64、
小歯車69およびロータ軸67を介してロータ68も回
転される。
【0057】前記本体61の後端部には、従来公知のユ
ニット化されていないドラグ装置74が設けられている
。このドラグ装置74は、スプール軸70と本体61と
の間に介装されて、本体61に対するスプール軸70ひ
いてはスプール71の回転を制動するものであり、ドラ
グつまみ75を回転することにより、その制動力の大き
さを調整できるようになっている。
【0058】前記スプール71には、ドラグ断続爪83
がスプール軸70と平行方向に延びるビス84により回
動可能に支持されている。このドラグ断続爪83とスプ
ール71との間にはドラグ断続バネ85が介装されてお
り、このバネ85はドラグ断続爪83をスプール71に
設けられた突起86に向かって付勢している(すなわち
、図30において反時計方向に付勢している)。前記ス
プール軸70には、ドラグ断続爪83と協働するドラグ
断続爪車87が固定されている。
【0059】図28に示すように、前記ロータ軸67に
は逆転防止爪車88が固定されている。また、前記本体
61には、ロータ軸67に対し垂直な方向に延びるビス
89により、第一実施例の逆転防止爪34と同様の逆転
防止爪90が回動可能に支持されており、この逆転防止
爪90は該爪と本体61との間に介装された図示しない
逆転防止バネにより逆転防止爪車88に向って付勢され
ている。
【0060】前記本体61には、スプール軸70と平行
方向に延びるモード切替軸91が、該軸の軸線回りに回
転可能に支持されており、この軸91の後端部は本体6
1の後方に突出していてモード切替つまみ92を固定さ
れている。前記モード切替軸91は、第一実施例の場合
と同様の節動機構により節動回転するようになっている
。また、前記モード切替軸91の前端部には第一実施例
の切替部材操作部35dと同様の切替部材操作部91d
が設けられている。前記モード切替軸91の中間部には
第一実施例の爪操作部35eと同様の爪操作部91eが
形成されている。前記ロータ68の筒状部68bの段部
の内面には、スプール軸70と平行方向に延びるビス9
3により、第一実施例の切替部材40と同様のくの字状
の切替部材94が回動可能に支持されている。この切替
部材94は、該切替部材94とロータ68との間に介装
された図示しない切替部材付勢バネにより第一実施例の
場合と同様の方向に付勢されている。
【0061】前記ロータ68の円板状部68aには、ス
プール軸70と平行方向に延びる逆転係合部材軸95が
貫通されており、この逆転係合部材軸95は、ロータ6
8に対して回転可能となっている。前記逆転係合部材軸
95の後端部には第一実施例の切替部材当接部43と同
様の切替部材当接部(図示せず)が固定されている。
【0062】他方、前記逆転係合部材軸95の前端部に
は、第一実施例のスプール逆転係合部材44と同様のス
プール逆転係合部材96が固定されている。前記ロータ
68の筒状部68bの前端縁には、第一実施例の逆転係
合部材突出凹部45と同様の、逆転係合部材突出凹部9
7が設けられている。前記ロータ68と逆転係合部材9
6との間には、第一実施例の逆転係合部材付勢バネ46
と同様の逆転係合部材付勢バネ98が介装されている。 前記スプール71の後端側内周部には、第一実施例の逆
転係合部材当接凸部47と同様の逆転係合部材当接凸部
99が設けられている。
【0063】次に、本実施例の作動を説明する。
【0064】本実施例においても、前記第一実施例の場
合と同様にして、モード切替つまみ92の位置を切り替
えることにより、リールの状態を逆転止めのモード、逆
転止め解除モード、ヨリ取りモードに切り替えることが
できる。
【0065】また、本実施例においても、糸が引張られ
ると、スプール71に正転方向(N方向)の力が作用す
る。そして、スプール71が正転方向に回転されようと
するときは、ドラグ断続爪83が図30のように突起8
6とドラグ断続爪車87の歯との間に挟まれた状態とな
るので、スプール71はスプール軸70に対して回転で
きず、スプール71はスプール軸70と一体的に回転し
ようとする。他方、ドラグ装置74による摩擦力はスプ
ール軸70が正転方向に回転させないように作用する。 したがって、糸からスプール71に作用する正転方向の
力が前記摩擦力に打ち勝ったときのみ、スプール軸70
ひいてはスプール71が本体61に対し正転方向に回転
する。
【0066】また、スプール71が逆転する場合は、ド
ラグ断続爪83がドラグ断続爪車87に噛み合わないの
で、スプール71はスプール軸70に対し非接続状態と
なっており、スプール71はドラグ装置74による制動
を受けない。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピニングリ
ールは、糸のヨリ取りを行うか否かの選択と、ロータの
逆転止め機構のオン/オフの選択とを共通のモード切替
つまみにより行うことができ、しかも前記モード切替つ
まみを糸のヨリ取りを行う位置に回動し、ロータをスプ
ールと一体的に逆転して糸のヨリ取りを行った後、ロー
タを正転すると、ヨリ取りの状態(ロータがスプールと
一体的に逆転する状態)が自動的に解除されるという優
れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスピニングリールの第一実施例を
示すヨリ取りモード時の縦断面図である。
【図2】前記第一実施例の後端部を示す背面図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図である
【図4】図1のIV−IV線における断面図である。
【図5】図1のV−V線における断面図である。
【図6】図1のVI−VI線における断面図である。
【図7】図1のVII−VII線における断面図である
【図8】図1のVIII−VIII線における断面図で
ある。
【図9】図1のIX−IX線における断面図である。
【図10】図1のX−X線における断面図である。
【図11】図1のXI−XI線における断面図である。
【図12】逆転係合部材がロータ内に収容された状態の
、図11と同一断面位置における断面図である。
【図13】図1のXIII−XIII線における断面図
である。
【図14】逆転止めモード時の、図13と同一断面位置
における断面図である。
【図15】逆転止め解除モード時の、図13と同一断面
位置における断面図である。
【図16】ヨリ取りモード時のモード切替軸の爪操作部
と逆転防止爪との関係を示す正面図(爪操作部は図1の
XVI−XVI線において断面している)。
【図17】逆転止めモード時のモード切替軸の爪操作部
と逆転防止爪との関係を示す正面図である。
【図18】逆転止め解除モード時のモード切替軸の爪操
作部と逆転防止爪との関係を示す正面図である。
【図19】前記第一実施例におけるロータおよびこれに
付属する部品を示す側面図である。
【図20】前記第一実施例におけるスプールを示す側面
図である。
【図21】本発明によるスピニングリールの第二実施例
における図14に対応する断面図である。
【図22】本発明によるスピニングリールの第三実施例
における逆転止め解除モード時の、図15に対応する位
置の断面図である。
【図23】前記第三実施例の逆転止めモード時の、図2
2と同一断面位置における断面図である。
【図24】前記第三実施例のヨリ取りモード時の、図2
2と同一断面位置における断面図である。
【図25】前記第三実施例の逆転止め解除モード時のモ
ード切替軸の爪操作部と逆転防止爪との関係を示す正面
図。
【図26】前記第三実施例の逆転止めモード時のモード
切替軸の爪操作部と逆転防止爪との関係を示す正面図で
ある。
【図27】前記第三実施例のヨリ取りモード時のモード
切替軸の爪操作部と逆転防止爪との関係を示す正面図で
ある。
【図28】本発明によるスピニングリールの第四実施例
を示す縦断面図である。
【図29】前記第四実施例の後端部を示す背面図である
【図30】図28のXXX−XXX線における断面図で
ある。
【符号の説明】
1  リール本体 8  ロータ 11  スプール 32  逆転防止爪車 34  逆転防止爪 35  モード切替軸 35d  切替部材操作部 35e  爪車操作部 36  モード切替つまみ 40  切替部材 42  逆転係合部材軸 43  切替部材当接部 44  逆転係合部材 46  逆転係合部材付勢バネ 47  逆転係合部材当接凸部 49  逆転防止バネ 61  本体 68  ロータ 71  スプール 88  逆転防止爪車 90  逆転防止爪 91  モード切替軸 91d  切替部材操作部 91e  爪車操作部 92  モード切替つまみ 94  切替部材 95  逆転係合部材軸 96  逆転係合部材 98  逆転係合部材付勢バネ 99  逆転係合部材当接凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロータと一体的に回転する逆転防止爪
    車と、リール本体に回動可能に支持され、前記逆転防止
    爪車と協働する逆転防止爪と、この逆転防止爪を前記逆
    転防止爪車に係合する方向に付勢する逆転防止バネと、
    本体に、所定の逆転止めモード位置、逆転止め解除モー
    ド位置およびヨリ取りモード位置にそれぞれ停止できる
    ように節動回転可能に支持されたモード切替軸と、この
    モード切替軸に、該軸と一体的に回転するように設けら
    れたモード切替つまみと、前記モード切替軸に、該軸と
    一体的に回転するように設けられた爪車操作部と、前記
    モード切替軸に、該軸と一体的に回転するように設けら
    れた切替部材操作部と、スプールの内周面に設けられた
    逆転係合部材当接凸部と、前記ロータに回転可能に支持
    された逆転係合部材軸と、この逆転係合部材軸に、該軸
    と一体的に回転するように設けられた切替部材当接部と
    、前記逆転係合部材軸に、該軸と一体的に回転するよう
    に設けられており、前記スプール回転時に前記逆転係合
    部材当接凸部に当接されることとなるように前記ロータ
    の外方に突出する突出位置と、前記ロータ回転時にも前
    記スプールの前記逆転係合部材当接凸部に当接されるこ
    とのないように内方に引き込まれる引き込み位置との間
    を回動可能な逆転係合部材と、前記逆転係合部材を、該
    逆転係合部材がある境界位置を越えて前記突出位置側に
    回動されると、前記突出位置に向って付勢する一方、該
    逆転係合部材が前記境界位置を越えて前記引き込み位置
    側に回動されると、前記引き込み位置に向って付勢する
    逆転係合部材付勢バネと、前記ロータに回動可能に支持
    された切替部材と、この切替部材を所定の待機位置に向
    って付勢する切替部材付勢バネと、前記切替部材が前記
    切替部材付勢バネの付勢方向に関し前記待機位置を越え
    て回動しないように前記切替部材の回動範囲を制限する
    ストッパ手段と、前記モード切替軸が前記逆転止めモー
    ド位置および前記逆転止め解除モード位置にあるときは
    、前記ロータが回転されても、前記待機位置にある前記
    切替部材は前記モード切替軸の前記切替部材操作部に当
    接されることがなく、前記モード切替軸が前記ヨリ取り
    モード位置にあるときに前記ロータが逆転されると、前
    記待機位置にある前記切替部材が前記モード切替軸の前
    記切替部材操作部に当接されて前記切替部材付勢バネに
    抗して前記待機位置から回動され、前記逆転係合部材が
    前記引き込み位置にある場合には、前記切替部材が前記
    逆転係合部材軸の前記切替部材当接部に当接して前記逆
    転係合部材軸とともに前記逆転係合部材を前記引き込み
    位置から前記突出位置に向う方向に回転させるようにな
    っているとともに、前記モード切替軸が前記ヨリ取りモ
    ード位置にあるときに前記ロータが正転されると、前記
    ストッパ手段によって前記待機位置に止められている前
    記切替部材が前記モード切替軸の前記切替部材操作部に
    当接し、前記モード切替軸を前記逆転止めモード位置ま
    たは前記逆転止め解除モード位置へ回転させるようにな
    っており、前記モード切替軸の前記爪車操作部は、前記
    モード切替軸が前記逆転止めモード位置にあるときは、
    前記逆転防止爪が前記逆転防止爪車に係合し、該逆転防
    止爪車を逆転止めするのを許し、前記モード切替軸が前
    記逆転止め解除モード位置およびヨリ取りモード位置に
    あるときは、前記逆転防止爪に力を作用させて前記逆転
    防止バネに抗して前記逆転防止爪車から離間させるよう
    になっていることを特徴とするスピニング・リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455543B1 (ko) * 1997-06-20 2004-12-17 다이와 세이꼬 가부시끼가이샤 낚시용 스피닝 릴

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