JPH0521661U - 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 - Google Patents
魚釣用リ−ルの逆転防止装置Info
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- JPH0521661U JPH0521661U JP8002491U JP8002491U JPH0521661U JP H0521661 U JPH0521661 U JP H0521661U JP 8002491 U JP8002491 U JP 8002491U JP 8002491 U JP8002491 U JP 8002491U JP H0521661 U JPH0521661 U JP H0521661U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドルが回転されるとロ−タ−が逆回転可
能状態にある時は報知してバックラッシュや糸切れ等、
色々なトラブルの発生を防止すること。 【構成】 ハンドル13に連動回転してロ−タ−4を回転
する回転軸11に逆転防止爪車2と鳴き歯車3を設け、筐
体1に支持した係止爪5と鳴き爪8を夫々前記逆転防止
爪車2と鳴き歯車3に係合可能に設け、前記係止爪5が
逆転防止爪車2に係止してロ−タ−4が逆転防止状態に
ある時に前記鳴き歯車3から鳴き爪8が離脱して無音状
態とし、前記逆転防止爪車2から係止爪5が離脱してロ
−タ−4が逆回転状態にある時に鳴き歯車3に鳴き爪8
が係合して発音状態となるように筐体に支持した操作部
材で切換えられる。
能状態にある時は報知してバックラッシュや糸切れ等、
色々なトラブルの発生を防止すること。 【構成】 ハンドル13に連動回転してロ−タ−4を回転
する回転軸11に逆転防止爪車2と鳴き歯車3を設け、筐
体1に支持した係止爪5と鳴き爪8を夫々前記逆転防止
爪車2と鳴き歯車3に係合可能に設け、前記係止爪5が
逆転防止爪車2に係止してロ−タ−4が逆転防止状態に
ある時に前記鳴き歯車3から鳴き爪8が離脱して無音状
態とし、前記逆転防止爪車2から係止爪5が離脱してロ
−タ−4が逆回転状態にある時に鳴き歯車3に鳴き爪8
が係合して発音状態となるように筐体に支持した操作部
材で切換えられる。
Description
【0001】
この考案は、ハンドルが回転されるとロ−タ−が逆回転可能状態にあることを 報知する魚釣用リ−ルの逆転防止装置に関する。
【0002】
従来魚釣用リ−ルの逆転防止装置には、例えば実公昭52−40154 号公報のよ うに、係止爪と鳴き爪を別個に設けた音響分離型逆転防止装置があり、係止爪と 鳴き爪を夫々逆転防止爪車と鳴き歯車に係合可能に設け、係止爪と逆転防止爪車 の係合でロ−タ−の逆回転が防止され、鳴き爪と鳴き歯車の係合で発音される。 前記の構成では、ロ−タ−の逆転防止状態(ストッパ−ツマミのON状態) でロ−タ−の正回転時、即ち釣糸の巻取り操作される時に常に発音される。 しかし、近年、釣場の他の釣人への配慮及び騒音に敏感な魚などへの影響を考 えて、逆転防止状態で巻取り操作する場合に音無し状態にするサイレントストッ パ−機構を装備する魚釣用リ−ルが例えば実開昭58−80866 号公報、実開昭 58−125985号公報等で知られる。 しかしながら、釣糸の巻取り及び釣糸放出の魚釣り操作時に、ストッパ−ツマ ミに他物又は釣人の体が接触して誤って逆回転可能状態(ストッパ−ツマミのO FF状態)に切換えてしまった場合や、ストッパ−ツマミをOFFしてロ−タ− を逆回転して仕掛けを繰出した後のストッパ−ツマミをONへの切換えを忘れて しまった場合等、釣人はストッパ−ツマミがOFF状態であることが、サイレン トストッパ−機構であるために確認できず、そのため、魚がヒットして釣糸の繰 出しに伴いロ−タ−が不用意に逆回転してしまい、バックラッシュや糸切れ等、 色々なトラブルが発生することがある。
【0003】
解決しようとする問題点は、逆回転可能状態が確認できず、ロ−タ−が不用意 に逆回転してしまい、バックラッシュや糸切れ等、色々なトラブルが発生するこ とである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、ハンドルが回転されるとロ−タ−が逆回転可 能状態にある時は報知してバックラッシュや糸切れ等、色々なトラブルの発生を 防止した魚釣用リ−ルの逆転防止装置を提供することである。
【0005】
本考案は、ハンドルに連動回転してロ−タ−を回転する回転軸に逆転防止爪車 と鳴き歯車を設け、筐体に支持した係止爪と鳴き爪を夫々前記逆転防止爪車と鳴 き歯車に係合可能に設け、前記係止爪が逆転防止爪車に係止してロ−タ−が逆転 防止状態にある時に前記鳴き歯車から鳴き爪が離脱して無音状態とし、前記逆転 防止爪車から係止爪が離脱してロ−タ−が逆回転状態にある時に鳴き歯車に鳴き 爪が係合して発音状態となるように筐体に支持した操作部材で切換え可能とした ことを要旨とするものである。
【0006】
図示しない釣糸がスプ−ル15に捲回される正転方向にハンドル13が回転される と、ロ−タ−4が図5で時計方向に正回転されると共に、摩擦発条19に時計方向 の回転が掛けられるが、逆転防止用係止爪5の作動部5bが逆転防止用係止爪係合 カム部9aの凸部に当接されて回り止めされているから、逆転防止用係止爪5が逆 転防止爪車2から離脱された状態が維持されてロ−タ−4の正回転が継続可能に なる。 図5で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、摩擦発条19が反時計方向に回転されて逆転防止用係止爪5に時 計方向の回転が掛けられるが、逆転防止用係止爪5の作動部5bが逆転防止用係止 爪係合カム部9aの凸部に当接されて回り止めされているから、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2から離脱された状態が維持され、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2に係合されず、ロ−タ−4の逆回転が可能になる。 このロ−タ−4の正回転・逆回転共、腕杆7の作動部7bが鳴き爪係合カム部9b の平面部に臨まされているから鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合して 発音される。 この発音によって釣人はロ−タ−4が逆回転可能状態にあることを知ることが 出来る。
【0007】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1から図5は魚釣用リ− ルの逆転防止装置の第1実施例で、魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述 べると、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図、図2は要部拡大断面 側面図、図3は魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆転防止状態を示す筐体の 要部断面正面図、図4はロ−タ−の逆転防止状態・逆回転可能状態を切換えるカ ム部の斜視図、図5は魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆回転可能状態を示 す筐体の要部断面正面図である。
【0008】 図1、図2で魚釣用リ−ルの逆転防止装置は、筐体1に軸受10で支持された中 空筒状回転軸11が前側に突出され、筒状回転軸11の外周に逆転防止爪車2と鳴き 歯車3とその前側にロ−タ−4の筒部4aが回り止め嵌合されてナット12で固定さ れ、ロ−タ−4はハンドル13の回転に連動して回転されるように支持されている 。 筒状回転軸11にはスプ−ル軸14が嵌合されて筒状回転軸11から突出され、スプ −ル軸14の先端部にスプ−ル15が支持され、スプ−ル15はハンドル13の回転に連 動して前後往復動される。 前記軸受10は図2、図3のように筐体1にビス16で固定された軸受係止板17で 抜け止めされている。
【0009】 筐体1の前部1a右側には図1から図3のように、逆転防止用係止爪5が回動自 在にビス18で支持されて逆転防止用係止爪5の爪先5aは前記逆転防止爪車2に係 合可能に臨まされて逆転防止機構が構成されている。 逆転防止爪車2の軸筒部2a外周には溝が形成されて摩擦発条19が嵌められてい る。 逆転防止用係止爪5には係止板6が重合されて係止板6の溝状の係止部6aに前 記摩擦発条19が嵌められてロ−タ−4の回転方向に摩擦発条19が回転された時逆 転防止用係止爪5が回動される。 逆転防止用係止爪5の爪先5aの右外側には回り止めピン20が筐体1に固定され ている。
【0010】 筐体1の前部1a左側には腕杆7が回動自在にビス21で支持されて腕杆7の一端 7aに鳴き爪8が回動自在にビス22で支持され、前部1aに固植されたピン23と鳴き 爪8の間に発条24が張設されて鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合可能 に臨まされて音鳴機構が構成されている。 前記逆転防止用係止爪5の一端には前記爪先5aが形成され、他端には作動部5b が形成されている。 前記腕杆7の一端7aには鳴き爪8が回動自在に支持され、他端には作動部7bが 形成されている。 即ち、筐体1に鳴き爪8は腕杆7を介して設けられている。
【0011】 筐体1には横向きに操作杆25が支持され、図1で右側の操作杆25後端にはスト ッパ−ツマミ26が取り付けられ、操作杆25の図1、図2の左側先端部にカム部9 が一体的に固定されてカム部9は筐体1の前部1aの前側に設けられ、操作杆25と カム部9で操作部材が構成されている。 操作杆25又はカム部9は図示しない発条でロ−タ−4の逆転防止状態と逆回転 可能状態の2位置にクリックストップするように構成されている。 カム部9には図1から図4のように、逆転防止用係止爪5の作動部5bが当接さ れる逆転防止係合カム部9aと腕杆7の作動部7bに当接される鳴き爪係合カム部9b が夫々形成されている。
【0012】 図3ではストッパ−ツマミ26がロ−タ−4の逆転防止状態(ストッパ−ツマミ のON状態)に切換えられ、カム部9の逆転防止係合カム部9aの平面部に逆転防 止用係止爪5の作動部5bが臨まされているので逆転防止用係止爪5の爪先5aが逆 転防止爪車2の爪先に係合可能なオン状態にある。 更に腕杆7の作動部7bが鳴き爪係合カム部9bの凸部で押し下げられているから 鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先から離脱されて鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯 車3の歯先から離脱されたオフ状態となっている。
【0013】 図5ではストッパ−ツマミ26がロ−タ−4の逆回転可能状態(ストッパ−ツマ ミのOFF状態)に切換えられ、カム部9は図3に対して角度90°反時計方向 に回動されているから、カム部9の逆転防止係合カム部9aの凸部で逆転防止用係 止爪5の作動部5bが押し下げられているので、逆転防止用係止爪5の爪先5aが逆 転防止爪車2の爪先から離脱されたオフ状態にある。 更にカム部9は図3に対して角度90°反時計方向に回動されているから、腕 杆7の作動部7bがカム部9の鳴き爪係合カム部9bの平面部に臨まされているので 、鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合されて鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯 車3の歯先に係合可能なオン状態となっている。
【0014】 図3のロ−タ−4の逆転防止状態(ストッパ−ツマミのON状態)における動 作は、図示しない釣糸がスプ−ル15に捲回される正転方向にハンドル13が回転さ れると、ロ−タ−4が図3で時計方向に正回転されると共に、摩擦発条19が時計 方向に回転されて逆転防止用係止爪5が回り止めピン20に当接されるまで逆転防 止用係止爪5が反時計方向に回動され、ロ−タ−4の正回転が継続可能になる。 図3で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、摩擦発条19が反時計方向に回転されて逆転防止用係止爪5に時 計方向の回転が掛けられ、逆転防止用係止爪5の爪先5aが逆転防止爪車2に係合 されてロ−タ−4の逆回転が係止される。 このロ−タ−4の正回転・逆回転共、腕杆7の作動部7bが鳴き爪係合カム部9b の凸部で押し下げられているから鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先から離脱 されて発音されない。
【0015】 次に図5のロ−タ−4の逆回転可能状態(ストッパ−ツマミのOFF状態)に おける動作は、図示しない釣糸がスプ−ル15に捲回される正転方向にハンドル13 が回転されると、ロ−タ−4が図5で時計方向に正回転されると共に、摩擦発条 19に時計方向の回転が掛けられるが、逆転防止用係止爪5の作動部5bが逆転防止 用係止爪係合カム部9aの凸部に当接されて回り止めされているから、逆転防止用 係止爪5が逆転防止爪車2から離脱された状態が維持されてロ−タ−4の正回転 が継続可能になる。 図5で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、摩擦発条19が反時計方向に回転されて逆転防止用係止爪5に時 計方向の回転が掛けられるが、逆転防止用係止爪5の作動部5bが逆転防止用係止 爪係合カム部9aの凸部に当接されて回り止めされているから、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2から離脱された状態が維持され、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2に係合されず、ロ−タ−4の逆回転が可能になる。 このロ−タ−4の正回転・逆回転共、腕杆7の作動部7bが鳴き爪係合カム部9b の平面部に臨まされているから鳴き爪8の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合して 発音される。 この発音によって釣人はロ−タ−4が逆回転可能状態にあることを知ることが 出来る。
【0016】 前記のように魚釣用リ−ルの逆転防止装置が構成されると、ロ−タ−4が逆回 転可能状態にあることを鳴き爪8の爪先8aと鳴き歯車3の歯先の係合で発音が報 知されるから、誤操作によりストッパ−ツマミがストッパ−ツマミのOFF位置 に切換った場合でも、ロ−タ−の正回転又は逆回転時の発音でストッパ−ツマミ のOFF状態を確実に確認できるので、実用時においてバックラッシュや糸切れ 等、色々なトラブルの発生を未然に防止することが出来る。
【0017】 図6から図9は鳴き爪をカム部に設けた魚釣用リ−ルの逆転防止装置の第2実 施例で、図6は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図、図7は魚釣用ス ピニングリ−ルのロ−タ−の逆転防止状態を示す筐体の要部断面正面図、図8は ロ−タ−の逆転防止状態・逆回転可能状態を切換えるカム部の斜視図、図9は魚 釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆回転可能状態を示す筐体の要部断面正面図 である。
【0018】 図6から図8で魚釣用リ−ルの逆転防止装置は、筐体1の前部1aの前側に設け られたカム部9′に逆転防止用係止爪5の作動部5bが当接される逆転防止係合カ ム部9aと円柱部9cが夫々形成されている。 円柱部9cはカム部9′の偏心位置に設けられ、円柱部9cに鳴き爪8′が載せら れて円柱部9cに形成されたネシ穴にビス27が螺合されて鳴き爪8′が回動自在に 支持されている。 筐体1の前部1aに固植されたピン28と鳴き爪8′の間に発条29が張設されて鳴 き爪8′の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合可能に臨まされて音鳴機構が構成さ れている。 即ち、筐体1に鳴き爪8′はカム部9′を介して設けられている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】 図7ではストッパ−ツマミ26がロ−タ−4の逆転防止状態(ストッパ−ツマミ のON状態)に切換えられ、カム部9の逆転防止係合カム部9aの平面部に逆転防 止用係止爪5の作動部5bが臨まされているので逆転防止用係止爪5の爪先5aが逆 転防止爪車2の爪先に係合可能なオン状態にある。 更に鳴き爪8′の爪先8aが鳴き歯車3の歯先から離脱されて鳴き爪8′の爪先 8aが鳴き歯車3の歯先から離脱されたオフ状態となっている。
【0020】 図9ではストッパ−ツマミ26がロ−タ−4の逆回転可能状態(ストッパ−ツマ ミのOFF状態)に切換えられ、カム部9′は図7に対して角度90°反時計方 向に回動されているから、カム部9′の逆転防止係合カム部9aの凸部で逆転防止 用係止爪5の作動部5bが押し下げられているので、逆転防止用係止爪5の爪先5a が逆転防止爪車2の爪先から離脱されたオフ状態にある。 更に鳴き爪8′はカム部9′が図7に対して角度90°反時計方向に回動され ているから、鳴き爪8′の爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合されて鳴き爪8′の 爪先8aが鳴き歯車3の歯先に係合可能なオン状態となっている。
【0021】 図7のロ−タ−4の逆転防止状態(ストッパ−ツマミのON状態)における動 作は、図示しない釣糸がスプ−ル15に捲回される正転方向にハンドル13が回転さ れると、ロ−タ−4が図3で時計方向に正回転されると共に、摩擦発条19が時計 方向に回転されて逆転防止用係止爪5が回り止めピン20に当接されるまで逆転防 止用係止爪5が反時計方向に回動され、ロ−タ−4の正回転が継続可能になる。 図7で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、摩擦発条19が反時計方向に回転されて逆転防止用係止爪5に時 計方向の回転が掛けられ、逆転防止用係止爪5の爪先5aが逆転防止爪車2に係合 されてロ−タ−4の逆回転が係止される。 このロ−タ−4の正回転・逆回転共、鳴き爪8′の爪先8aが鳴き歯車3の歯先 から離脱されて発音されない。
【0022】 次に図9のロ−タ−4の逆回転可能状態(ストッパ−ツマミのOFF状態)に おける動作は、逆転防止用係止爪5と逆転防止爪車2の関係については前記第1 実施例と同様である。 図9で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、摩擦発条19が反時計方向に回転されて逆転防止用係止爪5に時 計方向の回転が掛けられるが、逆転防止用係止爪5の作動部5bが逆転防止用係止 爪係合カム部9aの凸部に当接されて回り止めされているから、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2から離脱された状態が維持され、逆転防止用係止爪 5の爪先5aが逆転防止爪車2に係合されず、ロ−タ−4の逆回転が可能になる。 このロ−タ−4の正回転・逆回転共、鳴き爪8′の爪先8aが鳴き歯車3の歯先 に係合して発音される。 この発音によって釣人はロ−タ−4が逆回転可能状態にあることを知ることが 出来る。
【0023】
本考案は前述のように構成されたから、ロ−タ−が逆回転可能状態(ストッパ −ツマミOFF)にあることを鳴き爪の爪先と鳴き歯車の歯先の係合で発音が報 知されるので、誤操作によりストッパ−ツマミがストッパ−ツマミのOFF位置 に切換った場合でも、ロ−タ−の正回転又は逆回転時の発音でストッパ−ツマミ OFF状態を確実に確認できるから、実用時においてバックラッシュや糸切れ等 、色々なトラブルの発生を未然に防止することが出来る等実用上優れた効果を奏 する魚釣用リ−ルの逆転防止装置を提供することが出来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図2】同要部拡大断面側面図である。
【図3】同魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆転防
止状態を示す筐体の要部断面正面図である。
止状態を示す筐体の要部断面正面図である。
【図4】同ロ−タ−の逆転防止状態・逆回転可能状態を
切換えるカム部の斜視図である。
切換えるカム部の斜視図である。
【図5】魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆回転可
能状態を示す筐体の要部断面正面図である。
能状態を示す筐体の要部断面正面図である。
【図6】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
拡大断面側面図である。
【図7】同魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆転防
止状態を示す筐体の要部断面正面図である。
止状態を示す筐体の要部断面正面図である。
【図8】同はロ−タ−の逆転防止状態・逆回転可能状態
を切換えるカム部の斜視図である。
を切換えるカム部の斜視図である。
【図9】同は魚釣用スピニングリ−ルのロ−タ−の逆回
転可能状態を示す筐体の要部断面正面図である。
転可能状態を示す筐体の要部断面正面図である。
1 筐体 2 逆転防止爪車 3 鳴き歯車 4 ロ−タ− 5 逆転防止用係止爪 8、8′ 鳴き爪 9、9′、25、26 操作部材構成部品 11 回転軸 13 ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルに連動回転してロ−タ−を回転
する回転軸に逆転防止爪車と鳴き歯車を設け、筐体に支
持した係止爪と鳴き爪を夫々前記逆転防止爪車と鳴き歯
車に係合可能に設け、前記係止爪が逆転防止爪車に係止
してロ−タ−が逆転防止状態にある時に前記鳴き歯車か
ら鳴き爪が離脱して無音状態とし、前記逆転防止爪車か
ら係止爪が離脱してロ−タ−が逆回転状態にある時に鳴
き歯車に鳴き爪が係合して発音状態となるように筐体に
支持した操作部材で切換え可能としたことを特徴とする
魚釣用リ−ルの逆転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002491U JPH0521661U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002491U JPH0521661U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521661U true JPH0521661U (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=13706720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8002491U Pending JPH0521661U (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521661U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107593644A (zh) * | 2017-09-21 | 2018-01-19 | 宁波海宝渔具有限公司 | 一种带声响装置的横式渔线轮 |
CN107691391A (zh) * | 2017-09-21 | 2018-02-16 | 宁波海宝渔具有限公司 | 带声响装置的横式渔线轮 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101704A (en) * | 1979-01-25 | 1980-08-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of connecting group of blades |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP8002491U patent/JPH0521661U/ja active Pending
Patent Citations (1)
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