JPH0427052Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427052Y2
JPH0427052Y2 JP13006086U JP13006086U JPH0427052Y2 JP H0427052 Y2 JPH0427052 Y2 JP H0427052Y2 JP 13006086 U JP13006086 U JP 13006086U JP 13006086 U JP13006086 U JP 13006086U JP H0427052 Y2 JPH0427052 Y2 JP H0427052Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buttful
positioning member
bar
horizontal
bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13006086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6337023U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13006086U priority Critical patent/JPH0427052Y2/ja
Publication of JPS6337023U publication Critical patent/JPS6337023U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427052Y2 publication Critical patent/JPH0427052Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、天井等に設置する照明器具におい
て、照明器具取付け部分に形成した換気口内に設
けるバツフルの取付け構造に関するものである。
〔背景技術〕 従来の照明器具のバツフル取付け構造を第7図
ないし第9図に基づいて説明する。第7図におい
て、70は格子状に組んだTバーであり、吊ボル
ト(図示せず)にて天井に吊持されている。ま
た、Tバー70で囲まれた空間内には照明器具の
器具本体72が設置されている。74は、器具本
体72とTバー70との間に換気口76を形成す
る状態に器具本体72を位置決めする位置決め部
材であり、Tバー70に引掛けて設けられてい
る。78は天井材であり、Tバー70に設置され
ている。また、80はバツフルであり、端部を位
置決め部材74に載置して換気口76内に設けら
れている。室内の空気は換気口76を通つて天井
裏に侵入し、屋外へ排気される。
次に、バツフル80の構造を第8図および第9
図に基づいて説明する。バツフル80は断面U形
の樋状に形成され、端部下部に切欠部82を形成
し、この切欠部82に溝形の載置用ピース材84
を外嵌し溶接して構成されている。載置用ピース
材84には嵌合孔86が明いており、載置用ピー
ス材84を位置決め部材74に載置し、位置決め
部材74に突設した突起88を嵌合孔86に嵌合
してバツフル80を固定する。
しかし、このように構成された照明器具のバツ
フル取付け構造によると、バツフル80の端部に
載置部を形成するために、別体の載置用ピース材
84を溶接しなければならず、構造が複雑で製作
に手間がかかつた。また、結露が生じた際に、バ
ツフル80と載置用ピース材84との溶接部分に
錆が発生するという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、バツフルの構造が簡単でか
つ製作に手間がかからず、しかも錆が生じない照
明器具のバツフル取付け構造を提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具のバツフル取付け構造は、
格子状に組んだ縦バーおよび横バーと、側面と前
記縦バーおよび横バーとの間に換気口を形成して
前記縦バーおよび横バーで囲まれた空間内に配設
した器具本体と、前記空間の入隅において前記縦
バーおよび横バーの交差部に設けられ前記器具本
体を位置決めする位置決め部材と、断面U形の樋
状に形成されかつ端部下部に幅方向に延びて切込
線を入れて端部下部を水平に押潰してなる載置部
を有しこの載置部を前記位置決め部材に載置して
前記換気口内に設けたバツフルとを備えたもので
ある。
この考案の構成によると、バツフルの端部下部
に切込線を入れて端部下部を水平に押潰して載置
部を形成したので、載置部とバツフルが一体形成
され、構造が簡単でバツフルの製作に手間がかか
らない。しかも、バツフルと載置部とが一体形成
で溶接部が無いため、錆が生じない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。すなわち、この実施例の照明器
具のバツフル取付け構造は、第1図に示すよう
に、格子状に組んだ縦バー10および横バー12
(第2図)と、側面と前記縦バー10および横バ
ー12との間に換気口50を形成して前記縦バー
10および横バー12で囲まれた空間16内に配
設した器具本体14と、前記空間16の入隅にお
いて前記縦バー10および横バー12の交差部に
設けられ前記器具本体14を位置決めする位置決
め部材18と、断面U形の樋状に形成されかつ端
部下部に幅方向に延びて切込線58(第5図)を
入れて端部下部を水平に押潰してなる載置部54
を有しこの載置部54を前記位置決め部材18に
載置して前記換気口50内に設けたバツフル52
とを備えたものである。
縦バー10および横バー12は、第2図に示す
ように共にTバーからなり、格子状に組んで吊ボ
ルト28で吊持して天井に配設されている。な
お、横バー12は端部を縦バー10の側面に固定
して隣合う縦バー10間に架設してある。
位置決め部材18は、第3図に示すように形成
されている。すなわち、両端に縦バー10および
横バー12に引掛ける引掛部30を有しており、
引掛部30の内側の立上り片30aには突起32
が内向きに突設されており、外側の立上り片30
bには引掛部30の内側に折曲した切起し34
(第1図参照)が設けられている。また、両引掛
部30間の水平片36には直角に切欠いてなる入
隅部22が形成されており、入隅部22と引掛部
30間には下向きに折曲してなる当接部26が形
成されている。当接部26の入隅部22側の側端
面はテーパ面26aとなつており、テーパ面26
aの下端は湾曲している。さらに、水平片36に
は嵌合部材38が切起して設けられている。
次に、器具本体14を位置決めして取付ける作
業について説明する。まず、引掛部30を縦バー
10および横バー12に引掛けて、器具本体14
を配置する空間16の入隅において位置決め部材
18を縦バー10および横バー12の交差部に設
置する。引掛部30を縦バー10および横バー1
2に引掛けると、第1図に示すように、引掛部3
0に設けた突起32ならびに切起し34が縦バー
10および横バー12の各上端の拡径部10′を
乗越えて係止する。なお、位置決め部材18は空
間16の四隅において縦バー10および横バー1
2の交差部に取付けられている。次に、器具本体
14を空間16内に下方から挿入する。器具本体
14はロ字形をしており、四隅の出隅部20が位
置決め部材18の当接部16のテーパ状面26a
に沿つて上昇して入隅部22に嵌合する。さら
に、器具本体14の外周のフランジ40の上面が
当接部26の下端に当接する(第1図参照)。こ
のようにして、器具本体14の下面を縦バー10
および横バー12の下面と面一にして空間16内
に配置し、吊ボルト42に吊持する(第4図参
照)。
なお、第1図に示すように、縦バー10ならび
に横バー12には天井材44が設置される。ま
た、第4図に示すように、器具本体14内には、
反射板46ならびにランプ48が設置されてい
る。
また、器具本体14と縦バー10ならびに横バ
ー12との間に形成される換気口50内には、換
気口50の長手方向に延びてバツフル52が設置
される。バツフル52は、第5図に示すように、
断面U形の樋状に形成され、端部下部にバツフル
52の幅方向に延びて切込線58を入れ、端部下
部を水平に押潰して載置部54がバツフル52の
両端に各々形成されている。このように構成され
たバツフル52を、第1図に示すように、その載
置部54を位置決め部材18の水平片36上に載
置し、かつ嵌合部材38を載置部54に形成した
嵌合孔56(第5図)に嵌合して換気口50内に
固定する。室内の空気は、バツフル52と縦バー
10および横バー12との間、ならびにバツフル
52と器具本体14との間を通つて天井裏に侵入
し、屋外へ排気される。
このように構成された照明器具のバツフル取付
け構造によると、バツフル52の載置部54は、
バツフル52の端部下部に切込線58を入れて端
部下部を水平に押潰して形成してあり、載置部5
4とバツフル52とが一体形成されている。この
ように、載置部54が一体形成されているので、
構造が簡単となり、従来のように別部品を製作す
る手間や、それを溶接する手間が省け、コストの
低減が図れる。
また、バツフル52と載置部54とが一体形成
で溶接部が無いため、錆が生じない。
さらに、バツフル52の端部下部を押潰して載
置部54を形成してあるので、載置部54の両端
の張出し部54′は2重構造となり、載置部54
の強度が増す。
第6図は、照明器具のバツフル取付け構造の提
案例を示している。この例のバツフル52′は、
バツフル52′の端部下部に切込線58′を入れ、
水平に折曲して載置部54′を形成する。載置部
54′には嵌合孔56′が設けられている。なお、
その他のバツフル52′の取付け構造は、第1図
ないし第5図に示した例と同様である。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具のバツフル取付け構造によ
ると、バツフルの端部下部に切込線を入れて端部
下部を水平に押潰して載置部を形成したので、載
置部とバツフルが一体形成され、構造が簡単でバ
ツフルの製作に手間がかからない。しかも、バツ
フルと載置部とが一体形成で溶接部が無いため、
錆が生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第
2図はその部分分解斜視図、第3図はその位置決
め部材の斜視図、第4図はその組立て後の斜視
図、第5図はそのバツフルの部分斜視図、第6図
は提案例の部分斜視図、第7図は従来例の部分断
面図、第8図はそのバツフルの部分分解斜視図、
第9図も同じくそのバツフルの部分斜視図であ
る。 10……縦バー、12……横バー、14……器
具本体、16……空間、18……位置決め部材、
50……換気口、52……バツフル、54……載
置部、58……切込線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 格子状に組んだ縦バーおよび横バーと、側面と
    前記縦バーおよび横バーとの間に換気口を形成し
    て前記縦バーおよび横バーで囲まれた空間内に配
    設した器具本体と、前記空間の入隅において前記
    縦バーおよび横バーの交差部に設けられ前記器具
    本体を位置決めする位置決め部材と、断面U形の
    樋状に形成されかつ端部下部に幅方向に延びて切
    込線を入れて端部下部を水平に押潰してなる載置
    部を有しこの載置部を前記位置決め部材に載置し
    て前記換気口内に設けたバツフルとを備えた照明
    器具のバツフル取付け構造。
JP13006086U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0427052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13006086U JPH0427052Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13006086U JPH0427052Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6337023U JPS6337023U (ja) 1988-03-10
JPH0427052Y2 true JPH0427052Y2 (ja) 1992-06-29

Family

ID=31027201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13006086U Expired JPH0427052Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427052Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6337023U (ja) 1988-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4494175A (en) Recessed lighting fixture with improved louver mounting
US6286265B1 (en) Recessed lighting fixture mounting
US5075831A (en) Lighting fixture assembly
RU2221118C2 (ru) Подвесной решетчатый потолок
JPH0427052Y2 (ja)
JP3024670B2 (ja) 空調形照明器具
JP3953719B2 (ja) システム天井
JP3642066B2 (ja) 天井バーの構造
JPH1163648A (ja) 空気調和機用自立置台
JPH031849Y2 (ja)
JPH0455368Y2 (ja)
JPS6341691Y2 (ja)
JPH04161639A (ja) 天井枠の構造
JPS6239540Y2 (ja)
JPS621685Y2 (ja)
JPH051844Y2 (ja)
JPH0589630U (ja) システム天井
JPH0345378Y2 (ja)
JPS6114090Y2 (ja)
JPH078685Y2 (ja) 天井パネル用下地材の結合構造
JP3038253B2 (ja) システム天井
JPS6310587Y2 (ja)
JPH0449289Y2 (ja)
JPS629603Y2 (ja)
JPS5941466Y2 (ja) 換気扇のモ−タ支持脚取付装置