JPH042698Y2 - - Google Patents

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JPH042698Y2
JPH042698Y2 JP9477686U JP9477686U JPH042698Y2 JP H042698 Y2 JPH042698 Y2 JP H042698Y2 JP 9477686 U JP9477686 U JP 9477686U JP 9477686 U JP9477686 U JP 9477686U JP H042698 Y2 JPH042698 Y2 JP H042698Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は変形する際に生じる箱形中空部材の開
口部を閉塞して外観が損なわれないようにする変
形玩具に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、ロボツトから怪獣形態当に変化する変
形玩具において、例えばロボツト形態における胴
部材は形態変化時に回動させて怪獣の胴部に変化
させる場合がある。この場合、従来は第4図aに
示すように中空箱形の胴部材50に設けた嵌合凹
溝51に支持部材52を嵌合させて軸53によつ
て回動自在に支持する構成であつたから、同図b
に示すように回動させた胴部材50の嵌合凹溝5
1の開口部51aより支持部材52が露出されて
しまうので、外観体裁が損なわれるという欠点が
あり、この点の解決が望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記観点に鑑みてなされたものであつ
て、特に変形時に箱形の中空部材を回動させたと
きに、該箱形中空部材に形成された開口部を閉塞
して変形後の外観が損なわれないようにすること
ができる変形玩具を提案することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案に係る変形玩具は、下記要件を備えること
を特徴とする。
(イ) 変形玩具の一部を構成する箱形中空部材の内
部に、上記変形玩具の他の一部を構成し且つ上
記中空部材の外に突出する適宜形状の構成部材
が回動自在に軸着されているとともに、上記中
空部材には上記構成部材が回動する際に通過す
る開口部が形成されていること。
(ロ) 上記中空部材にはまた、一端がL字形に屈曲
形成された作動杆と該作動杆の他端に設けられ
た閉鎖板とを有する閉鎖部材が、上記作動杆の
屈曲基部を上記中空部材に軸着することによつ
て回動自在に設けられ、且つ変形時に上記閉鎖
部材が回動する際に上記閉鎖板が上記開口部の
一部を閉鎖可能に設けられていること。
(ハ) 上記閉鎖部材の屈曲部の先端は、上記回動部
材の回動範囲内にあるように設けられているこ
と。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る変形玩具によ
れば、変形玩具の一部を構成する構成部材に玩具
の他の一部を構成する中空状で開口部を有する中
空部材が回動自在に軸着されているので、中空部
材を上記構成部材に対して回動させて変形させる
際に、中空部材の内部の開口部寄りに設けられて
いる閉鎖部材の作動杆は上記構成部材に当接し押
圧され、閉鎖板を作動させることができる。した
がつて、中空部材を回動させて展開させたときに
はこの中空部材の開口部は閉鎖部材の閉鎖板によ
つて閉塞される。よつて、本考案によれば、変形
時に箱形の中空部材を回動させたときに、該箱形
中空部材に形成された開口部を閉塞して変形後の
外観が損なわれないようにすることができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
第1図において符号1は後述のように変形玩具
の一部を構成する構成部材を示す。この構成部材
1の上部には、同様に後述の変形玩具の他の一部
を構成する箱形中空部材2が支軸1aによつて回
動自在に軸着されている。そして、箱形中空部材
2は内部が中空状で略立方体形状を有するととも
に、隣接する二面には連続して開口部3,4が形
成されている。これによつて、上記構成部材1で
支持された箱形中空部材2は支軸1aを支点に連
続形成された開口部3,4の範囲内で90°回動さ
せることができる。
上記箱形中空部材2の内部には第1図a乃至e
に示すように閉鎖部材5が収納されるとともに、
この閉鎖部材5は平面矩形状を有する一対の閉鎖
板6,6とこの閉鎖板6,6の長手一端の開口部
4側に一体に設けられたL字形の作動杆7,7と
によつて形成されている。そして、上記閉鎖板
6,6は通常は開口部3の両側の箱形中空部材2
内の空間に位置されるとともに、作動杆7,7の
上部はこの箱形中空部材2の上面に支軸8,8を
介して可動自在に取着されている。また、この作
動杆7,7の先端部7a,7aは略L字状に折曲
げされて互いに交差しているとともに、その一部
が上記開口部4の上部より露出して形成されてい
る。これによつて、構成部材1に対して箱形中空
部材2を支軸1aを支点に90°回動させたときに
閉鎖部材5も同様に回動し、その作動杆7,7の
先端部7a,7aが構成部材1に当接してこの作
動杆7,7は支軸8,8を支点に内方に回動し、
先端に設けた閉鎖板6,6を閉塞することができ
る。なお、この場合、箱形中空部材2に対して構
成部材1を支軸1aを支点に回動させてもよい。
上述の構成において、構成部材1は開口部3,
4に案内されて90°回動させることができる。こ
のとき、箱形中空部材2の内部に設けられた閉鎖
部材5の作動杆7,7の先端部7a,7aが上記
構成部材1に当接し押圧されるので、この作動杆
7,7は支軸8,8を支点に内方に回動しその先
端に設けた閉鎖板6,6を閉じることができ、こ
れによつて開口部3を閉鎖することができる。
なお、上記実施例において箱形中空部材2内に
設けられた閉鎖部材5は一対の閉鎖板6,6を作
動杆7,7に一体に固定して形成したものである
が、これに限定されず、例えば一つの閉鎖板によ
つて箱形中空部材2の開口部3を閉鎖する構成で
あつてもよい。
次に、第2図a乃至e及び第3図は上記変形玩
具を利用した変形玩具Aの形態変化過程と発火装
置の構造を示すものである。
上記変形玩具Aにおいて、玩具の構成の一部で
あつて、構成部材1はロボツト形態時に腰部材3
0に支軸30aを介して回動自在に取着された連
結部材31を構成するとともに、箱形中空部材2
は胴部材21として構成されている。そして、こ
の変形玩具Aはその構成各部材を組替えることに
よつて、ロボツト形態から怪獣形態に可逆的に形
態が変化するように構成されている。
上記変形玩具Aはロボツト形態において、箱形
箱形中空部材2によつて形成された胴部材21の
両側にはロボツト腕部材22,22と怪獣腕部材
23,23が、上部中央にはロボツト頭部材24
及び背部には怪獣頭部材25が回動自在に取着さ
れている。そして、上記ロボツト腕部材22,2
2は軸26,26を支点に下腕部22a,22a
が上腕部22b,22bに対して折曲自在に形成
されるとともに、怪獣腕部材23,23も同様に
軸27,27を支点に下腕部23a,23aが上
腕部23b,23bに対して折曲自在に形成され
ている。28は上記怪獣頭部材25の後部に軸2
8aを介して折畳み、展開自在に取着された翼部
材を示し、この翼部材28はロボツト形態におい
て怪獣頭部材25の背部に折畳まれている。
次に、構成部材1によつて形成された連結部材
31は上記胴部材21の下部に位置された腰部材
30に支軸30aを介して回動自在に取着される
とともに、この腰部材30には支軸39,39を
介して脚部材32,32が可動自在に取着されて
いる。そして、この脚部材32,32は上腿部3
2a,2aと下腿部32b,32bとが可動自在
に連結され形成されるとともに、この下腿部32
b,32bには一体に足部材33,33が形成さ
れている。34,34は上記脚部材32,32に
設けられた覆い部材を示し、この覆い部材34,
34は玩具本体20がロボツト形態のときには下
腿部32b,32bを覆うとともに、怪獣形態の
ときには上腿部32a,32aを覆うように形成
されている。
第3図は上記胴部材21に固着された怪獣頭部
材25内に設けられた発火装置40を示し、この
発火装置40は支軸41に固定された外周が摩擦
面42aを有する回転体42と、上記摩擦面42
aに当接する発火石43と、上記回転体42と同
軸上に並設されたピニオン44及びこのピニオン
44に噛合されるラツク45aを一体に形成した
操作杆45によつて形成されている。そして、こ
の操作杆45の一部は上記怪獣頭部材25より突
出されている。
上記回転体42の摩擦面42aには発火石43
が当接されるとともに、この発火石43は弾性部
材46によつて常時外方に付勢されているので、
摩擦面42aとの当接状態を常に良好に維持して
いる。また、操作杆45は弾性部材47によつて
常に押圧した状態が復帰するように形成されてい
る。
変形玩具Aは上述のように構成されているの
で、その形態変化にあたつては、まず、第2図a
に示すようにロボツト形状においてロボツト腕部
材22,22を胴部材21の側面に折畳むととも
に、怪獣頭部材25に取着されている翼部材28
を180°展開させる。次に、脚部材32,32に取
着されている覆い部材34,34を上腿部32
a,32aに位置させた後、怪獣腕部材23,2
3を展開させる。そして、胴部材21を前方に
90°回動させるとともに、腰部材30を180°回動
させることによつて怪獣の形態に変化させること
ができる。
なお、怪獣形態からロボツト形態に変化させる
場合には、上記と反対に各構成部材を組替えれば
よい。
上述のように、変形玩具Aを所定の形態に変化
させる際に、連結部材31を形成する構成部材1
に取着された箱形中空部材2によつて形成された
胴部材21を回動させたときに、この胴部材21
内に設けられた閉鎖部材5の閉鎖板6,6によつ
て胴部材21の中央部の正面から底面にわたつて
形成された開口部3,4の一方の開口部3を閉鎖
することができるので、これによつて、胴部材2
1のこの部分の外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変形玩具の実施態様の一例を
示し、同図a乃至cはその斜視図と縦断面図及び
箱形中空部材の回動状態を示す説明図、同図dは
箱形中空部材の斜視図、同図eは閉鎖部材と構成
部材との関係を示す説明図、第2図a乃至eは箱
形中空部材の開口部装飾構造を胴部材と連結部材
に利用した変形玩具の形態変化状態を示す説明
図、第3図は怪獣頭部に内蔵された発火装置の構
造を示す説明図、第4図a,bは従来例を示す説
明図である。 符号A……変形玩具、1……構成部材、2……
箱形中空部材、3,4……開口部、5……閉鎖部
材、6……閉鎖板、7……作動杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えることを特徴とする変形玩具。 (イ) 変形玩具の一部を構成する箱形中空部材の内
    部に、上記変形玩具の他の一部を構成し且つ上
    記中空部材の外に突出する適宜形状の構成部材
    が回動自在に軸着されているとともに、上記中
    空部材には上記構成部材が回動する際に通過す
    る開口部が形成されていること。 (ロ) 上記中空部材にはまた、一端がL字形に屈曲
    形成された作動杆と該作動杆の他端に設けられ
    た閉鎖板とを有する閉鎖部材が、上記作動杆の
    屈曲基部を上記中空部材に軸着することによつ
    て回動自在に設けられ、且つ変形時に上記閉鎖
    部材が回動する際に上記閉鎖板が上記開口部の
    一部を閉鎖可能に設けられていること。 (ハ) 上記閉鎖部材の屈曲部の先端は、上記構成材
    の回動範囲内にあるように設けられているこ
    と。
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