JPH0426970B2 - - Google Patents
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- JPH0426970B2 JPH0426970B2 JP59198617A JP19861784A JPH0426970B2 JP H0426970 B2 JPH0426970 B2 JP H0426970B2 JP 59198617 A JP59198617 A JP 59198617A JP 19861784 A JP19861784 A JP 19861784A JP H0426970 B2 JPH0426970 B2 JP H0426970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear
- intermediate saddle
- stator
- base
- linear bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 7
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 28
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/56—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/60—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/62—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism with perpendicular axes, e.g. cross-slides
- B23Q1/621—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism with perpendicular axes, e.g. cross-slides a single sliding pair followed perpendicularly by a single sliding pair
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2201/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
- H02K2201/18—Machines moving with multiple degrees of freedom
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Linear Motors (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は駆動部にリニアモータを使用したXY
テーブルに関する。 (従来の技術) 従来のXYテーブルにおいては、中間サドルを
介して基台に取付けられたテーブル本体が互いに
直交するX軸、Y軸方向に摺動自在となるように
構成させており、その送り機構はボールねじとサ
ーボモータもしくはステツピングモータ等の回転
モータが組合わされて構成されていた(特開昭58
−214015号)。 すなわち、基台上部には回動自在のねじ軸がX
軸方向へ配設され、このねじ軸に螺合されるナツ
トが中間サドルに固定されていて、ねじ軸端部に
連結された回転モータの回転により、この中間サ
ドルがねじ軸に沿つてX軸方向に移動されてい
た。さらに中間サドル上部にも同様にボールねじ
のねじ軸が上記ねじ軸と直交するY軸方向に配設
されており、ねじ軸に螺合されるナツトがテーブ
ル本体下部に固定され、ねじ軸端部に連結された
回転モータの回転によりテーブル本体を中間サド
ルに対してY軸方向に移送するようになつてい
た。 またボールねじの回転とともに、ナツトも相対
的に回転するようにして、ボールねじとナットと
の回転の和と差によりテーブル本体の微動および
早送りを可能とした移送装置も知られている。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、上記した従来例の構造にあつては、
回転モータの回転を制御することによりテーブル
本体のX軸、Y軸方向の移送が制御されている
が、回転モータやボールねじ等が搭載されるため
に移動部分の慣性力が大きく、始動時や停止時の
応答性が悪くなつて位置決め精度が悪くなるとい
う問題があつた。 またボールねじを使用するため、回転トルクに
よりねじ軸にねじれが生じたり、ねじ軸とナツト
との間にバツクラツシユが生じて応答性が悪く、
やはり位置決め精度を高精度にできないという問
題があつた。 また回転モータおよびボールねじを取付けるス
ペースが必要となり、XYテーブル全体の大きさ
が大きくなるといつた問題もあつた。 そこで、実公昭54−32166号公報に記載されて
いるようなリニアモータを駆動源とすることが考
えられる。リニアモータを用いれば、ボールねじ
等の伝動機構が不要となり、上記したボールねじ
を用いる場合の諸問題を解消することができる。 しかしこのようなリニアモータの場合には、安
定走行を図るために固定子と可動子間のギヤツプ
を一定に維持しなければならない。 一方、テーブルは工作機械等に使用されるもの
で負荷荷重が大きく、しかも上下、左右、モーメ
ント等の種々の方向の荷重が加わり、かつその荷
重は一定でなく衝撃的に加わつたり、色々と変化
する。そのため、ギヤツプを一定に維持すること
が難しく、テーブルの支持構造が重要となる。 一方、テーブルの位置決め精度や作動応答性を
向上させるためには、可動子と固定子間のギヤツ
プを可及的に小さくして推力および停止保持力を
大きくする必要があるが、ギヤツプの変動によつ
て両者が干渉するおそれがあるためにギヤツプを
小さくするにも限界があつた。 そこで本発明は、リニアモータを使用すること
によりテーブル本体等の移動部の軽量化を図ると
共に、テーブル本体をリニアベアリングを介して
支持することにより、始動時および停止時の応答
性を向上させてテーブル本体の位置決め精度を向
上させることを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあつて
は、第1のリニアベアリングを介して基台に中間
サドルをX軸方向へ摺動自在に取付けると共に、
上記中間サドルには第2のリニアベアリングを介
してテーブル本体を上記X軸と直交するY軸方向
へ摺動自在に取付け、上記中間サドルと基台との
間および中間サドルとテーブル本体との間にそれ
ぞれ固定子と可動子よりなるリニアモータを介在
させたリニアモータ付XYテーブルにおいて、前
記基台上面の両側縁にX軸方向に互いに平行に延
びる一対の軌道台を敷設すると共に、該一対の軌
道台の外側にそれぞれ負荷ボールを介して前記第
1のリニアベアリングを軌道台に沿つて移動自在
に設け、さらに前記第1のリニアベアリングを中
間サドルの下面に取付け、一方、テーブル本体下
面の両側縁にY軸方向に互いに平行に延びる一対
の軌道台を敷設すると共に、該一対の軌道台の外
側にそれぞれ負荷ボールを介して前記第2のリニ
アベアリングを軌道台に沿つて移動自在に設け、
さらに前記第2のリニアベアリングを中間サドル
上面に取付け、記リニアモータはそれぞれX軸、
Y軸方向に配列される複数列の固定子と可動子の
組により構成され、リニアモータの各可動子を中
間サドルの基台およびテーブル本体との対向面に
それぞれ第1および第2のリニアベアリングの間
の空間を利用して取付けると共に、一方、各固定
子はそれぞれ基台とテーブル本体に取付け、前記
第1、第2のリニアベアリングは一側面に長手方
向に延びる凹溝を備えた断面矩形状の長尺ブロツ
ク体で、無限循環する上下2条の負荷ボール列を
有し、前記凹溝の上下内側面を軌道台に向かつて
略90度に開く傾斜面とし、一方、軌道台には前記
凹溝内に入り込む突堤を設け、該突堤の上下側面
を前記凹溝の上下内側面と対向するような略90度
の傾斜面とし、前記凹溝の上下内側面および軌道
台の突堤の上下側面に互いに対向するボール転走
溝を設け、該対向するボール転走溝間に前記負荷
ボール列を転動自在に介在させることによつて前
記第1、第2のリニアベアリングの2条の負荷ボ
ール列を各突堤の上下両側面を挟持するように配
置して各負荷ボールのボール転走溝とのボール接
触角をほぼ45度に設定し、さらに、第1、第2の
リニアベアリングに対しては、それぞれ一方のリ
ニアベアリングの背面を軌道台に向つて押圧し、
その押圧力の反力を利用して中間サドルを介して
他方のリニアベアリングを軌道台に対して押圧す
ることにより一対の軌道台の双方のリニアベアリ
ングのボールに予圧を均等に付与する〓間調整ボ
ルトを中間サドルに設けて成ることを特徴とす
る。 (実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。本発明の一実施例に係るリニアモータ付XY
テーブルを示す図1ないし図6において、1は基
台であり、3は中間サドル2を介して基台1に取
付けられるテーブル本体である。 基台1の長手方向をX軸、基台1の上面と平行
であつてX軸と直交する方向をY軸とすると、基
台1の上面にはX軸方向に延びる軌道台4,4が
平行に配設されており、これらの軌道台4,4は
中間サドル2の下面に取付けられた4個のリニア
ベアリング5,5,5,5により挟持され、中間
サドル2は軌道台4,4の軸方向に摺動自在とな
つている。さらに中間サドル2上面にも4個のリ
ニアベアリング5,5,5,5が取付けられ、こ
のリニアベアリング5,5,5,5によつてテー
ブル本体3の下面にY軸方向に配設された軌道台
6,6が挟持され、テーブル本体3は基台1に対
してY軸方向に摺動自在となつている。 リニアベアリング5,……は第3図に示すよう
に、一側面に長手方向に延びる凹溝5gを備えた
断面矩形状の長尺ブロツク体で、凹溝5gの上下
内側面が略90度に開く傾斜面とし、上下両内側面
に2条のボール転走溝5a,5aが設けられ、か
つ内部にボール逃げ穴5b,5bが設けられたベ
アリングブロツク5cと、2条の負荷ボール列を
保持する保持器5dと、ボール転走溝5a,5a
とボール逃げ穴5b,5bとを連通する側蓋5
e,5eとから構成されており、負荷ボール5
f,……はボール転走溝5a,5aおよびボール
逃げ穴5b,5b間を循環するようになつてい
る。このボール転走溝5a,5aと負荷ボール5
fとの接触角αはほぼ45度となつているが、45度
に限定されるものではなく30〜60度の範囲であれ
ばよい。このリニアベアリング5,5と対向する
各軌道台4,4の側面には凹溝5gに入り込む突
堤4a,4aが設けられ、リニアベアリング5,
5の上下2条の負荷ボール5f,5fは各突堤4
a,4aの上下両側面を挟持するように配置され
ている。この上下両側面は凹溝5gの上下両側面
と対向するような略90度の傾斜面となつている。 また基台1と中間サドル2との間および中間サ
ドル2とテーブル本体3との間のリニアベアリン
グ5,5,5,5と軌道台4,4および6,6と
の〓間は、〓間調整ボルト7,……によつて調整
されている。すなわち〓間調整ボルト7,……を
締め込むことによつてリニアベアリング5,5は
軌道台4側に押圧されるとともに〓間調整ボルト
7,7の押圧力の反力が中間サドル2を介して反
対側のリニアベアリング5,5に作用し、軌道台
4側に押圧して負荷ボール5f,……に均等に予
圧をかけている。 一方、中間サドル2と基台1との間、および中
間サドル2とテーブル本体3との間にはそれぞれ
リニアモータが介在されている。リニアモータは
本実施例においてはリニアパルスモータで、可動
子8と固定子9との組合せにより構成されてお
り、パルス発生源(図示せず)から可動子8にパ
ルスを入力することにより作動するようになつて
いる。 すなわち基台1上には、軌道台4,4と平行に
磁性体よりなる2列の平板状の第1の固定子9a
と第2の固定子9bとがX軸方向に配設されてお
り、一方中間サドル2の下面には第1の固定子9
aおよび第2の固定子9bに対面させて、可動子
8,8,8,8が取付けられている。各可動子8
は永久磁石8aを中心に介在させてその左右に2
つの磁気コアを対向配置して構成されており、一
方の磁気コアには永久磁石8aによりN極に磁化
された第1の磁極8bおよび第2の磁極8cが形
成され、他方の磁気コアには永久磁石8aにより
S極に磁化された第3の磁極8dおよび第4の磁
極8eが形成されている。 第1の固定子9aおよび第2の固定子9bに
は、第6図に示すようにX軸を横切つて延びる断
面コ字形状の固定歯10がX軸方向に略全長にわ
たつて、同一ピツチPで等間隔に設けられてい
る。各磁極8b,8c,8d,8eにも第1の固
定子9aおよび第2固定子9bと同一のピツチの
磁極歯が形成されている。 N極側の第1の磁極8bおよび第2の磁極8c
には、第1のコイル11aおよび第2のコイル1
1bが巻かれており、電流が流れた際に互いに逆
向きの磁束が発生するように直列に結線されてお
り、パルス発生源(図示せず)に電気的に接続さ
れている。一方S極側の第3の磁極8dおよび第
4の磁極8eにも、同様に直列に結線された第3
のコイル11cおよび第4のコイル11dが巻か
れており、パルス発生源に接続されている。 ここで、たとえば第1の磁極8bに対して第2
の磁極8cは磁極歯の位相が1/2ピツチだけずれ
ており、また第3の磁極8dに対して第4の磁極
8eも同様に磁極歯の位相が1/2ピツチだけずれ
ているものとする。さらにN極側の第1の磁極8
bおよび第2の磁極8cの磁極歯に対してS極側
の第3の磁極8dおよび第4の磁極8eの磁極歯
は1/4ピツチだけ位相がずれており、さらにまた
上記した第1の固定子9aと第2の固定子9bは
それぞれ1/8ピツチだけ位相がずれている条件の
下で以下に説明する。 まず本実施例のリニアパルスモータの動作原理
について説明する。第7図イないしニは、リニア
パルスモータの動作原理を示す概略図を示してお
り、第1のコイル11aと第2のコイル11bに
は端子aから、第3のコイル11cと第4のコイ
ル11dには端子bからパルスが入力されるよう
になつている。第7図イでは、端子aに第1の磁
極8bを励磁する方向に(モード)、第7図ロ
では端子bに第4の磁極8eを励磁する方向に
(モード)、第7図ハでは端子aに第2の磁極8
cを励磁する方向に(モード)、第7図ニでは
端子bに第3の磁極8dを励磁する方向に(モー
ド)、それぞれパルスが入力された状態を示し
ている。 ここで第1表にモードないしの場合の各磁
極の磁気力発生状態を示す。
テーブルに関する。 (従来の技術) 従来のXYテーブルにおいては、中間サドルを
介して基台に取付けられたテーブル本体が互いに
直交するX軸、Y軸方向に摺動自在となるように
構成させており、その送り機構はボールねじとサ
ーボモータもしくはステツピングモータ等の回転
モータが組合わされて構成されていた(特開昭58
−214015号)。 すなわち、基台上部には回動自在のねじ軸がX
軸方向へ配設され、このねじ軸に螺合されるナツ
トが中間サドルに固定されていて、ねじ軸端部に
連結された回転モータの回転により、この中間サ
ドルがねじ軸に沿つてX軸方向に移動されてい
た。さらに中間サドル上部にも同様にボールねじ
のねじ軸が上記ねじ軸と直交するY軸方向に配設
されており、ねじ軸に螺合されるナツトがテーブ
ル本体下部に固定され、ねじ軸端部に連結された
回転モータの回転によりテーブル本体を中間サド
ルに対してY軸方向に移送するようになつてい
た。 またボールねじの回転とともに、ナツトも相対
的に回転するようにして、ボールねじとナットと
の回転の和と差によりテーブル本体の微動および
早送りを可能とした移送装置も知られている。 (発明が解決しようとする問題点) ところで、上記した従来例の構造にあつては、
回転モータの回転を制御することによりテーブル
本体のX軸、Y軸方向の移送が制御されている
が、回転モータやボールねじ等が搭載されるため
に移動部分の慣性力が大きく、始動時や停止時の
応答性が悪くなつて位置決め精度が悪くなるとい
う問題があつた。 またボールねじを使用するため、回転トルクに
よりねじ軸にねじれが生じたり、ねじ軸とナツト
との間にバツクラツシユが生じて応答性が悪く、
やはり位置決め精度を高精度にできないという問
題があつた。 また回転モータおよびボールねじを取付けるス
ペースが必要となり、XYテーブル全体の大きさ
が大きくなるといつた問題もあつた。 そこで、実公昭54−32166号公報に記載されて
いるようなリニアモータを駆動源とすることが考
えられる。リニアモータを用いれば、ボールねじ
等の伝動機構が不要となり、上記したボールねじ
を用いる場合の諸問題を解消することができる。 しかしこのようなリニアモータの場合には、安
定走行を図るために固定子と可動子間のギヤツプ
を一定に維持しなければならない。 一方、テーブルは工作機械等に使用されるもの
で負荷荷重が大きく、しかも上下、左右、モーメ
ント等の種々の方向の荷重が加わり、かつその荷
重は一定でなく衝撃的に加わつたり、色々と変化
する。そのため、ギヤツプを一定に維持すること
が難しく、テーブルの支持構造が重要となる。 一方、テーブルの位置決め精度や作動応答性を
向上させるためには、可動子と固定子間のギヤツ
プを可及的に小さくして推力および停止保持力を
大きくする必要があるが、ギヤツプの変動によつ
て両者が干渉するおそれがあるためにギヤツプを
小さくするにも限界があつた。 そこで本発明は、リニアモータを使用すること
によりテーブル本体等の移動部の軽量化を図ると
共に、テーブル本体をリニアベアリングを介して
支持することにより、始動時および停止時の応答
性を向上させてテーブル本体の位置決め精度を向
上させることを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあつて
は、第1のリニアベアリングを介して基台に中間
サドルをX軸方向へ摺動自在に取付けると共に、
上記中間サドルには第2のリニアベアリングを介
してテーブル本体を上記X軸と直交するY軸方向
へ摺動自在に取付け、上記中間サドルと基台との
間および中間サドルとテーブル本体との間にそれ
ぞれ固定子と可動子よりなるリニアモータを介在
させたリニアモータ付XYテーブルにおいて、前
記基台上面の両側縁にX軸方向に互いに平行に延
びる一対の軌道台を敷設すると共に、該一対の軌
道台の外側にそれぞれ負荷ボールを介して前記第
1のリニアベアリングを軌道台に沿つて移動自在
に設け、さらに前記第1のリニアベアリングを中
間サドルの下面に取付け、一方、テーブル本体下
面の両側縁にY軸方向に互いに平行に延びる一対
の軌道台を敷設すると共に、該一対の軌道台の外
側にそれぞれ負荷ボールを介して前記第2のリニ
アベアリングを軌道台に沿つて移動自在に設け、
さらに前記第2のリニアベアリングを中間サドル
上面に取付け、記リニアモータはそれぞれX軸、
Y軸方向に配列される複数列の固定子と可動子の
組により構成され、リニアモータの各可動子を中
間サドルの基台およびテーブル本体との対向面に
それぞれ第1および第2のリニアベアリングの間
の空間を利用して取付けると共に、一方、各固定
子はそれぞれ基台とテーブル本体に取付け、前記
第1、第2のリニアベアリングは一側面に長手方
向に延びる凹溝を備えた断面矩形状の長尺ブロツ
ク体で、無限循環する上下2条の負荷ボール列を
有し、前記凹溝の上下内側面を軌道台に向かつて
略90度に開く傾斜面とし、一方、軌道台には前記
凹溝内に入り込む突堤を設け、該突堤の上下側面
を前記凹溝の上下内側面と対向するような略90度
の傾斜面とし、前記凹溝の上下内側面および軌道
台の突堤の上下側面に互いに対向するボール転走
溝を設け、該対向するボール転走溝間に前記負荷
ボール列を転動自在に介在させることによつて前
記第1、第2のリニアベアリングの2条の負荷ボ
ール列を各突堤の上下両側面を挟持するように配
置して各負荷ボールのボール転走溝とのボール接
触角をほぼ45度に設定し、さらに、第1、第2の
リニアベアリングに対しては、それぞれ一方のリ
ニアベアリングの背面を軌道台に向つて押圧し、
その押圧力の反力を利用して中間サドルを介して
他方のリニアベアリングを軌道台に対して押圧す
ることにより一対の軌道台の双方のリニアベアリ
ングのボールに予圧を均等に付与する〓間調整ボ
ルトを中間サドルに設けて成ることを特徴とす
る。 (実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。本発明の一実施例に係るリニアモータ付XY
テーブルを示す図1ないし図6において、1は基
台であり、3は中間サドル2を介して基台1に取
付けられるテーブル本体である。 基台1の長手方向をX軸、基台1の上面と平行
であつてX軸と直交する方向をY軸とすると、基
台1の上面にはX軸方向に延びる軌道台4,4が
平行に配設されており、これらの軌道台4,4は
中間サドル2の下面に取付けられた4個のリニア
ベアリング5,5,5,5により挟持され、中間
サドル2は軌道台4,4の軸方向に摺動自在とな
つている。さらに中間サドル2上面にも4個のリ
ニアベアリング5,5,5,5が取付けられ、こ
のリニアベアリング5,5,5,5によつてテー
ブル本体3の下面にY軸方向に配設された軌道台
6,6が挟持され、テーブル本体3は基台1に対
してY軸方向に摺動自在となつている。 リニアベアリング5,……は第3図に示すよう
に、一側面に長手方向に延びる凹溝5gを備えた
断面矩形状の長尺ブロツク体で、凹溝5gの上下
内側面が略90度に開く傾斜面とし、上下両内側面
に2条のボール転走溝5a,5aが設けられ、か
つ内部にボール逃げ穴5b,5bが設けられたベ
アリングブロツク5cと、2条の負荷ボール列を
保持する保持器5dと、ボール転走溝5a,5a
とボール逃げ穴5b,5bとを連通する側蓋5
e,5eとから構成されており、負荷ボール5
f,……はボール転走溝5a,5aおよびボール
逃げ穴5b,5b間を循環するようになつてい
る。このボール転走溝5a,5aと負荷ボール5
fとの接触角αはほぼ45度となつているが、45度
に限定されるものではなく30〜60度の範囲であれ
ばよい。このリニアベアリング5,5と対向する
各軌道台4,4の側面には凹溝5gに入り込む突
堤4a,4aが設けられ、リニアベアリング5,
5の上下2条の負荷ボール5f,5fは各突堤4
a,4aの上下両側面を挟持するように配置され
ている。この上下両側面は凹溝5gの上下両側面
と対向するような略90度の傾斜面となつている。 また基台1と中間サドル2との間および中間サ
ドル2とテーブル本体3との間のリニアベアリン
グ5,5,5,5と軌道台4,4および6,6と
の〓間は、〓間調整ボルト7,……によつて調整
されている。すなわち〓間調整ボルト7,……を
締め込むことによつてリニアベアリング5,5は
軌道台4側に押圧されるとともに〓間調整ボルト
7,7の押圧力の反力が中間サドル2を介して反
対側のリニアベアリング5,5に作用し、軌道台
4側に押圧して負荷ボール5f,……に均等に予
圧をかけている。 一方、中間サドル2と基台1との間、および中
間サドル2とテーブル本体3との間にはそれぞれ
リニアモータが介在されている。リニアモータは
本実施例においてはリニアパルスモータで、可動
子8と固定子9との組合せにより構成されてお
り、パルス発生源(図示せず)から可動子8にパ
ルスを入力することにより作動するようになつて
いる。 すなわち基台1上には、軌道台4,4と平行に
磁性体よりなる2列の平板状の第1の固定子9a
と第2の固定子9bとがX軸方向に配設されてお
り、一方中間サドル2の下面には第1の固定子9
aおよび第2の固定子9bに対面させて、可動子
8,8,8,8が取付けられている。各可動子8
は永久磁石8aを中心に介在させてその左右に2
つの磁気コアを対向配置して構成されており、一
方の磁気コアには永久磁石8aによりN極に磁化
された第1の磁極8bおよび第2の磁極8cが形
成され、他方の磁気コアには永久磁石8aにより
S極に磁化された第3の磁極8dおよび第4の磁
極8eが形成されている。 第1の固定子9aおよび第2の固定子9bに
は、第6図に示すようにX軸を横切つて延びる断
面コ字形状の固定歯10がX軸方向に略全長にわ
たつて、同一ピツチPで等間隔に設けられてい
る。各磁極8b,8c,8d,8eにも第1の固
定子9aおよび第2固定子9bと同一のピツチの
磁極歯が形成されている。 N極側の第1の磁極8bおよび第2の磁極8c
には、第1のコイル11aおよび第2のコイル1
1bが巻かれており、電流が流れた際に互いに逆
向きの磁束が発生するように直列に結線されてお
り、パルス発生源(図示せず)に電気的に接続さ
れている。一方S極側の第3の磁極8dおよび第
4の磁極8eにも、同様に直列に結線された第3
のコイル11cおよび第4のコイル11dが巻か
れており、パルス発生源に接続されている。 ここで、たとえば第1の磁極8bに対して第2
の磁極8cは磁極歯の位相が1/2ピツチだけずれ
ており、また第3の磁極8dに対して第4の磁極
8eも同様に磁極歯の位相が1/2ピツチだけずれ
ているものとする。さらにN極側の第1の磁極8
bおよび第2の磁極8cの磁極歯に対してS極側
の第3の磁極8dおよび第4の磁極8eの磁極歯
は1/4ピツチだけ位相がずれており、さらにまた
上記した第1の固定子9aと第2の固定子9bは
それぞれ1/8ピツチだけ位相がずれている条件の
下で以下に説明する。 まず本実施例のリニアパルスモータの動作原理
について説明する。第7図イないしニは、リニア
パルスモータの動作原理を示す概略図を示してお
り、第1のコイル11aと第2のコイル11bに
は端子aから、第3のコイル11cと第4のコイ
ル11dには端子bからパルスが入力されるよう
になつている。第7図イでは、端子aに第1の磁
極8bを励磁する方向に(モード)、第7図ロ
では端子bに第4の磁極8eを励磁する方向に
(モード)、第7図ハでは端子aに第2の磁極8
cを励磁する方向に(モード)、第7図ニでは
端子bに第3の磁極8dを励磁する方向に(モー
ド)、それぞれパルスが入力された状態を示し
ている。 ここで第1表にモードないしの場合の各磁
極の磁気力発生状態を示す。
【表】
【表】
第1表に示すようにモードの場合にはN極側
の第1の磁極8bの磁力が強力で、第1の磁極8
bと固定子9の固定歯との間の吸引力により可動
子8は保持され安定状態にある。一方S極側の第
3および第4の磁極8d,8eはそれぞれ固定子
9の固定歯に対して1/4ピツチだけ位相がずれて
いる。モードでは第1の磁極8bのコイル11
aによる磁力はなくなり、代つてS極側の第4の
磁極8eの磁極が強力になつて、可動子8は第4
の磁極8eが固定子9の固定歯と位相が合致する
方向に移動して1/4ピツチだけ進むことになる。
このときN極側の第1および第2の磁極8b,8
cが1/4ピツチだけ位相がずれる。 さらにモードではN極側の第2の磁極8cの
磁力が強力になり、第2の磁極8cが固定子9の
固定歯と位相が合致する方向に可動子8は移動し
て1/4ピツチ進み、S極側の第3および第4の磁
極は1/4ピツチだけ位相がずれる。モードでは
S極側の第3の磁極8dの磁力が強力となり、第
3の磁極8dが固定子9の固定歯と位相が合致す
る方向に可動子8は移動して1/4ピツチだけ進む。
さらに再びモータに戻つてN極側の第1の磁極
8bの磁力が強力となつて可動子8は1/4ピツチ
だけ進み第7図イの状態となる。このようにモー
ドからの繰り返しによつて1パルス当り1/4
ピツチずつ移動するようになつている。 本実施例の場合、1個の固定子9に対して2個
の可動子8,8によつて一組のモータを構成して
いるが、動作原理は上記した1個の固定子に対し
て1個の可動子の場合と同様であり、1パルス当
り1/4ピツチずつ移動するようになつている。こ
のように2個の可動子を使用することにより推進
力を2倍にしている。 一方中間サドル2とテーブル本体3との間に
も、テーブル本体3下面側に軌道台6,6と平行
に第3の固定子9cおよび第4の固定子9dがY
軸方向に配設されており、一方中間サドル2の上
面側に可動子8,8,8,8が取付けられいる。
可動子8には前記した可動子と同様に永久磁石8
aによつて磁化されたN極側の第1の磁極8bお
よび第2の磁極8cとS極側の第3の磁極8dお
よび第4の磁極8eが形成されており、それぞれ
の磁極に第1のコイル11a、第2のコイル11
b、第3のコイル11cおよび第4のコイル11
dが巻かれている。さらにこの第1のコイル11
a、第2のコイル11b、第3のコイル11cお
よび第4のコイル11dはパルス発生源に電気的
に接続されており、パルス発生源からのパルスに
よりテーブル本体3を中間サドル2に対してY軸
方向に駆動するようになつている。 なお図中12はボビン、13はヨークである。 つぎに本実施例のリニアモータ付XYテーブル
の作用について説明する。まずテーブル本体3を
X軸方向に早送りする場合は、基台1上の第1の
固定子9aまたは第2の固定子9bのいづれか一
方に対面する可動子8,8にパルス発生源よりパ
ルスを入力し、一組の固定子と可動子により駆動
する。この場合は可動子は固定子に対して1パル
スにつき1/4ピツチずつ移動し、可動子が取付け
られている中間サドル2を介してテーブル本体3
はX軸方向の1パルス当り1パルス当り1/4ピツ
チずつ移送される。 つぎに微動送りする場合は、第1の固定子9a
に対面する可動子8,8および第2の固定子9b
に対面する可動子8,8に交互にパルスを入力す
る。第1の固定子9aおよび第2の固定子9bに
対しては、それぞれ1/4ピツチずつ移動するが、
第1の固定子9aと第2の固定子9bとは固定歯
の位相が1/8ピツチずれているので、交互にパル
スを入力することによつてテーブル本体3はX軸
方向に1/8ピツチで微動送りされ、一列の場合の
2倍の分解能が得られる。 また、テーブル本体3のY軸方向への移送にお
いても、テーブル本体3と中間サドルとの間に取
付けられたリニアモータによりX軸方向と同様に
駆動される。第3の固定子9cもしくは第4図の
固定子9dのいづれか一方に対面する可動子にパ
ルスを入力して駆動するか、2列の固定子9cお
よび9dに対面するそれぞれの可動子に交互にパ
ルスを入力して駆動することにより、1/4ピツチ
で送るか1/8ピツチで微動送りとするかを選択し
得るようになつている点も同様である。 なおテーブル本体3の移送速度は、パルスの周
波数を高くすると速くなり、低くすることにより
遅くなる。また入力するパルスの数により移送距
離が調整される。 さらにテーブル本体3に負荷がかかつた場合で
も、リニアベアリング5,……には均等な予圧が
かけられているので、テーブル本体3と中間サド
ル2並びに中間サドル2と基台1との間にガタつ
きが生じることはなく、さらにボール転走溝5a
と負荷ボール5fとの接触各を45度付近にとつて
いるので、上下左右の四方向からの荷重を均一に
支承することができ、リニアモータの可動子と固
定子との〓間寸法は一定に保たれ、常に推力は一
定に保持される。またテーブル本体3に負荷がか
かつた場合でも可動子と固定子が干渉するおそれ
は無く、したがつて可動子と固定子との〓間を狭
くすることができるので、大きな推力および停止
保持力が得られる。 なお、本実施例においては固定子を2列とした
が、3列、4列、……等にしてもよく、3列の場
合は固定歯の位相を1/4ピツチの1/3すなわち1/12
ピツチ、4列の場合は1/4ピツチの1/4すなわち1/
16ピツチずつ位相をずらせばよく、それぞれ3
倍、4倍の分解能が得られる。 また本実施例のリニアパルスモータにおいて
は、1パルス当り固定歯の1/4ピツチずつ移動す
るようになつているが、1パルス当り一定量だけ
移動するモータであればよく、また、リニアパル
スモータに限るものでは無くリニア直流モータ、
リニア同期モータ等他の方式のものでもよい。 (発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもの
で、リニアベアリングを用い、しかもリニアベア
リングのボールに均等に予圧を付与しているの
で、基台と中間サドルおよびテーブル本体間の支
持剛性が高く、テーブルに衝撃荷重が加わつたよ
うな場合でもその間に介在されるリニアモータの
固定子と可動子間のギヤツプを常に一定に維持す
ることができる。特に、第1、第2リニアベアリ
ングに上下2条の負荷ボール列を設け、しかもボ
ール接触角を45度に設定したので、上下、左右四
方向からの荷重を等しく受けることができる。 また、2条の負荷ボール列を軌道台の左右の突
堤の上下両側面を挟持するように配置し、リニア
ベアリングの外側面を軌道台側に向かつて押圧す
ることによつて予圧を付与しているので、上下2
条の負荷ボールに適切な予圧を均等に付与するこ
とができ、あらゆる方向から荷重が作用しても固
定子と可動子間のギヤツプは変化しない。 したがつて、ギヤツプをより一層小さくするこ
とが可能となり、大きな停止保持力を得ることが
でき、リニアモータを使用することによる軽量化
と相俟つて、始動時および停止時の応答性向上を
図ることができ、テーブルの精密な移動制御を行
うことができる。 また、各リニアモータの可動子を中間サドルの
第1、第2リニアベアリングの間の空間を利用し
て配置すると共に、複数組の可動子と固定子とに
よつてリニアモータを構成しているので、コンパ
クトでしかも推力および停止保持力の大きいテー
ブルを提供することができる。
の第1の磁極8bの磁力が強力で、第1の磁極8
bと固定子9の固定歯との間の吸引力により可動
子8は保持され安定状態にある。一方S極側の第
3および第4の磁極8d,8eはそれぞれ固定子
9の固定歯に対して1/4ピツチだけ位相がずれて
いる。モードでは第1の磁極8bのコイル11
aによる磁力はなくなり、代つてS極側の第4の
磁極8eの磁極が強力になつて、可動子8は第4
の磁極8eが固定子9の固定歯と位相が合致する
方向に移動して1/4ピツチだけ進むことになる。
このときN極側の第1および第2の磁極8b,8
cが1/4ピツチだけ位相がずれる。 さらにモードではN極側の第2の磁極8cの
磁力が強力になり、第2の磁極8cが固定子9の
固定歯と位相が合致する方向に可動子8は移動し
て1/4ピツチ進み、S極側の第3および第4の磁
極は1/4ピツチだけ位相がずれる。モードでは
S極側の第3の磁極8dの磁力が強力となり、第
3の磁極8dが固定子9の固定歯と位相が合致す
る方向に可動子8は移動して1/4ピツチだけ進む。
さらに再びモータに戻つてN極側の第1の磁極
8bの磁力が強力となつて可動子8は1/4ピツチ
だけ進み第7図イの状態となる。このようにモー
ドからの繰り返しによつて1パルス当り1/4
ピツチずつ移動するようになつている。 本実施例の場合、1個の固定子9に対して2個
の可動子8,8によつて一組のモータを構成して
いるが、動作原理は上記した1個の固定子に対し
て1個の可動子の場合と同様であり、1パルス当
り1/4ピツチずつ移動するようになつている。こ
のように2個の可動子を使用することにより推進
力を2倍にしている。 一方中間サドル2とテーブル本体3との間に
も、テーブル本体3下面側に軌道台6,6と平行
に第3の固定子9cおよび第4の固定子9dがY
軸方向に配設されており、一方中間サドル2の上
面側に可動子8,8,8,8が取付けられいる。
可動子8には前記した可動子と同様に永久磁石8
aによつて磁化されたN極側の第1の磁極8bお
よび第2の磁極8cとS極側の第3の磁極8dお
よび第4の磁極8eが形成されており、それぞれ
の磁極に第1のコイル11a、第2のコイル11
b、第3のコイル11cおよび第4のコイル11
dが巻かれている。さらにこの第1のコイル11
a、第2のコイル11b、第3のコイル11cお
よび第4のコイル11dはパルス発生源に電気的
に接続されており、パルス発生源からのパルスに
よりテーブル本体3を中間サドル2に対してY軸
方向に駆動するようになつている。 なお図中12はボビン、13はヨークである。 つぎに本実施例のリニアモータ付XYテーブル
の作用について説明する。まずテーブル本体3を
X軸方向に早送りする場合は、基台1上の第1の
固定子9aまたは第2の固定子9bのいづれか一
方に対面する可動子8,8にパルス発生源よりパ
ルスを入力し、一組の固定子と可動子により駆動
する。この場合は可動子は固定子に対して1パル
スにつき1/4ピツチずつ移動し、可動子が取付け
られている中間サドル2を介してテーブル本体3
はX軸方向の1パルス当り1パルス当り1/4ピツ
チずつ移送される。 つぎに微動送りする場合は、第1の固定子9a
に対面する可動子8,8および第2の固定子9b
に対面する可動子8,8に交互にパルスを入力す
る。第1の固定子9aおよび第2の固定子9bに
対しては、それぞれ1/4ピツチずつ移動するが、
第1の固定子9aと第2の固定子9bとは固定歯
の位相が1/8ピツチずれているので、交互にパル
スを入力することによつてテーブル本体3はX軸
方向に1/8ピツチで微動送りされ、一列の場合の
2倍の分解能が得られる。 また、テーブル本体3のY軸方向への移送にお
いても、テーブル本体3と中間サドルとの間に取
付けられたリニアモータによりX軸方向と同様に
駆動される。第3の固定子9cもしくは第4図の
固定子9dのいづれか一方に対面する可動子にパ
ルスを入力して駆動するか、2列の固定子9cお
よび9dに対面するそれぞれの可動子に交互にパ
ルスを入力して駆動することにより、1/4ピツチ
で送るか1/8ピツチで微動送りとするかを選択し
得るようになつている点も同様である。 なおテーブル本体3の移送速度は、パルスの周
波数を高くすると速くなり、低くすることにより
遅くなる。また入力するパルスの数により移送距
離が調整される。 さらにテーブル本体3に負荷がかかつた場合で
も、リニアベアリング5,……には均等な予圧が
かけられているので、テーブル本体3と中間サド
ル2並びに中間サドル2と基台1との間にガタつ
きが生じることはなく、さらにボール転走溝5a
と負荷ボール5fとの接触各を45度付近にとつて
いるので、上下左右の四方向からの荷重を均一に
支承することができ、リニアモータの可動子と固
定子との〓間寸法は一定に保たれ、常に推力は一
定に保持される。またテーブル本体3に負荷がか
かつた場合でも可動子と固定子が干渉するおそれ
は無く、したがつて可動子と固定子との〓間を狭
くすることができるので、大きな推力および停止
保持力が得られる。 なお、本実施例においては固定子を2列とした
が、3列、4列、……等にしてもよく、3列の場
合は固定歯の位相を1/4ピツチの1/3すなわち1/12
ピツチ、4列の場合は1/4ピツチの1/4すなわち1/
16ピツチずつ位相をずらせばよく、それぞれ3
倍、4倍の分解能が得られる。 また本実施例のリニアパルスモータにおいて
は、1パルス当り固定歯の1/4ピツチずつ移動す
るようになつているが、1パルス当り一定量だけ
移動するモータであればよく、また、リニアパル
スモータに限るものでは無くリニア直流モータ、
リニア同期モータ等他の方式のものでもよい。 (発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもの
で、リニアベアリングを用い、しかもリニアベア
リングのボールに均等に予圧を付与しているの
で、基台と中間サドルおよびテーブル本体間の支
持剛性が高く、テーブルに衝撃荷重が加わつたよ
うな場合でもその間に介在されるリニアモータの
固定子と可動子間のギヤツプを常に一定に維持す
ることができる。特に、第1、第2リニアベアリ
ングに上下2条の負荷ボール列を設け、しかもボ
ール接触角を45度に設定したので、上下、左右四
方向からの荷重を等しく受けることができる。 また、2条の負荷ボール列を軌道台の左右の突
堤の上下両側面を挟持するように配置し、リニア
ベアリングの外側面を軌道台側に向かつて押圧す
ることによつて予圧を付与しているので、上下2
条の負荷ボールに適切な予圧を均等に付与するこ
とができ、あらゆる方向から荷重が作用しても固
定子と可動子間のギヤツプは変化しない。 したがつて、ギヤツプをより一層小さくするこ
とが可能となり、大きな停止保持力を得ることが
でき、リニアモータを使用することによる軽量化
と相俟つて、始動時および停止時の応答性向上を
図ることができ、テーブルの精密な移動制御を行
うことができる。 また、各リニアモータの可動子を中間サドルの
第1、第2リニアベアリングの間の空間を利用し
て配置すると共に、複数組の可動子と固定子とに
よつてリニアモータを構成しているので、コンパ
クトでしかも推力および停止保持力の大きいテー
ブルを提供することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るリニアモータ
付XYテーブルの平面図、第2図は第1図の装置
の−線に沿う断面図、第3図イ,ロおよびハ
は第1図の装置のリニアベアリングの正面図、平
面図およびハ−ハ線断面図、第4図イ,ロおよび
ハは第1図の装置の中間サドルの平面図、ロ−ロ
線断面図およびおよびハ−ハ線断面図、第5図イ
およびロは第1図の装置のテーブル本体の部分拡
大底面図および第5図イのロ−ロ線断面図、第6
図イおよびロは第1図の装置の可動子と固定子の
拡大正面断面図およびロ−ロ線断面図、第7図イ
ないしニは本実施例のリニアパルスモータの動作
原理を示すリニアパルスモータの概略正面図であ
る。 符号の説明、1……基台、2……中間サドル、
3……テーブル本体、5……リニアベアリング、
8……リニアモータの可動子、9……リニアモー
タの固定子。
付XYテーブルの平面図、第2図は第1図の装置
の−線に沿う断面図、第3図イ,ロおよびハ
は第1図の装置のリニアベアリングの正面図、平
面図およびハ−ハ線断面図、第4図イ,ロおよび
ハは第1図の装置の中間サドルの平面図、ロ−ロ
線断面図およびおよびハ−ハ線断面図、第5図イ
およびロは第1図の装置のテーブル本体の部分拡
大底面図および第5図イのロ−ロ線断面図、第6
図イおよびロは第1図の装置の可動子と固定子の
拡大正面断面図およびロ−ロ線断面図、第7図イ
ないしニは本実施例のリニアパルスモータの動作
原理を示すリニアパルスモータの概略正面図であ
る。 符号の説明、1……基台、2……中間サドル、
3……テーブル本体、5……リニアベアリング、
8……リニアモータの可動子、9……リニアモー
タの固定子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1のリニアベアリングを介して基台に中間
サドルをX軸方向へ摺動自在に取付けると共に、
上記中間サドルには第2のリニアベアリングを介
してテーブル本体を上記X軸と直交するY軸方向
へ摺動自在に取付け、上記中間サドルと基台との
間および中間サドルとテーブル本体との間にそれ
ぞれ固定子と可動子よりなるリニアモータを介在
させたリニアモータ付XYテーブルにおいて、 前記基台上面の両側縁にX軸方向に互いに平行
に延びる一対の軌道台を敷設すると共に、該一対
の軌道台の外側にそれぞれ負荷ボールを介して前
記第1のリニアベアリングを軌道台に沿つて移動
自在に設け、さらに前記第1のリニアベアリング
を中間サドルの下面に取付け、 一方、テーブル本体下面の両側縁にY軸方向に
互いに平行に延びる一対の軌道台を敷設すると共
に、該一対の軌道台の外側にそれぞれ負荷ボール
を介して前記第2のリニアベアリングを軌道台に
沿つて移動自在に設け、さらに前記第2のリニア
ベアリングを中間サドル上面に取付け、 上記リニアモータはそれぞれX軸、Y軸方向に
配列される複数列の固定子と可動子の組により構
成され、リニアモータの各可動子を中間サドルの
基台およびテーブル本体との対向面にそれぞれ第
1および第2のリニアベアリングの間の空間を利
用して取付けると共に、一方、各固定子はそれぞ
れ基台とテーブル本体に取付け、 前記第1、第2のリニアベアリングは一側面に
長手方向に延びる凹溝を備えた断面矩形状の長尺
ブロツク体で、無限循環する上下2条の負荷ボー
ル列を有し、前記凹溝の上下内側面を軌道台に向
かつて略90度に開く傾斜面とし、 一方、軌道台には前記凹溝内に入り込む突堤を
設け、該突堤の上下側面を前記凹溝の上下内側面
と対向するような略90度の傾斜面とし、 前記凹溝の上下内側面および軌道台の突堤の上
下側面に互いに対向するボール転走溝を設け、該
対向するボール転走溝間に前記負荷ボール列を転
動自在に介在させることによつて前記第1、第2
のリニアベアリングの2条の負荷ボール列を各突
堤の上下両側面を挟持するように配置して各負荷
ボールのボール転走溝とのボール接触角をほぼ45
度に設定し、 さらに、第1、第2のリニアベアリングに対し
ては、それぞれ一方のリニアベアリングの背面を
軌道台に向つて押圧し、その押圧力の反力を利用
して中間サドルを介して他方のリニアベアリング
を軌道台に対して押圧することにより一対の軌道
台の双方のリニアベアリングのボールに予圧を均
等に付与する〓間調整ボルトを中間サドルに設け
て成ることを特徴とするリニアモータ付XYテー
ブル。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59198617A JPS6176239A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | リニアモ−タ付xyテ−ブル |
GB08523068A GB2165171B (en) | 1984-09-25 | 1985-09-18 | X-y table assembly |
DE19853534214 DE3534214A1 (de) | 1984-09-25 | 1985-09-25 | X-y-tisch mit linearmotor-antrieb |
US07/073,321 US4774442A (en) | 1984-09-25 | 1987-07-13 | Linear motor-driven X-Y table |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59198617A JPS6176239A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | リニアモ−タ付xyテ−ブル |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090432A Division JPH0637012B2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | リニアモータ付xyテーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176239A JPS6176239A (ja) | 1986-04-18 |
JPH0426970B2 true JPH0426970B2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=16394168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59198617A Granted JPS6176239A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | リニアモ−タ付xyテ−ブル |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4774442A (ja) |
JP (1) | JPS6176239A (ja) |
DE (1) | DE3534214A1 (ja) |
GB (1) | GB2165171B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008149718A1 (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Thk Co., Ltd. | Xyテーブルアクチュエータ |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4769565A (en) * | 1985-04-23 | 1988-09-06 | Hiroshi Teramachi | Linear motor-driven table apparatus capable of operating both in fine-feed and large-feed modes |
GB2194907A (en) * | 1986-09-10 | 1988-03-23 | W R Vaughan & Associates Limit | Machine tools and automatic loading equipment therefor |
JPS6399146A (ja) * | 1987-01-22 | 1988-04-30 | Hiroshi Teramachi | Xyテ−ブル |
FR2618361A1 (fr) * | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Somex Sa | Machine-outil comportant un bati et un chariot de translation |
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