JPH0426945Y2 - - Google Patents

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JPH0426945Y2
JPH0426945Y2 JP1985125236U JP12523685U JPH0426945Y2 JP H0426945 Y2 JPH0426945 Y2 JP H0426945Y2 JP 1985125236 U JP1985125236 U JP 1985125236U JP 12523685 U JP12523685 U JP 12523685U JP H0426945 Y2 JPH0426945 Y2 JP H0426945Y2
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monitoring
control power
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control
line
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、火災警報装置のベル線や、防排煙
制御装置の制御線等の線路障害検出回路に関す
る。
「従来の技術」 従来、P型と呼ばれている火災受信機のベル線
の監視回路においては、種々提案されている。例
えば実開昭58−51388号公報「火災警報地区ベル
線の障害検出回路」。
「考案が解決しようとする問題点」 伝送手段を利用し、複数の中継器を介在させ
て、受信機から引抜き出される線路の本数を少な
くした、R型と呼ばれる火災警報装置において、
受信機と各中継器間を共通のベル幹線で接続し、
ベル鳴動も中継器を介し制御するようにした場
合、一般にP型のベル線路監視回路は使用するこ
とができない。
「問題点を解決するための手段」 この考案の制御電源線の障害検出回路は、中央
監視制御装置から伸び、監視時と制御時には電源
の電圧の極性が切り換えられて印加される一対の
制御電源線と、該一対の制御電源線路間には制御
時の電圧に対し順方向のダイオードを介し接続さ
れた被制御機器と、所定の直流電圧にパルス電圧
を重畳させた監視電圧を出力し上記一対の制御電
源線間に印加する監視電源供給回路と、上記制御
電源線に直列に接続され制御時に閉路して上記被
制御機器を駆動するための接点と、該接点に並列
に接続され監視電流の供給および検出をする監視
電流検出回路と、上記監視電源供給回路のパルス
電圧が印加された時だけ監視用の間欠電流が流れ
るようにした上記一対の制御電源線の終端に接続
された終端器と、上記監視電流検出回路から検出
された監視電流が断線または短絡により上記間欠
電流でなくなつたことを判別する線路障害判別回
路とを具備したことを特徴とするものである。
「作用」 火災警報装置のベル線または防排煙制御線等の
一対の制御電源線の断線または短絡状態を検出す
ることができる。
「実施例」 以下、図面に基づいてこの考案の一実施例を詳
細に説明する。
図面は、R型火災警報装置に付設されたベルま
たは防排煙機器の制御電源線の障害検出回路であ
つて、中央監視制御装置1と、この中央監視制御
装置1から伸びた伝送線TLおよび一対の制御電
源線BP,BCと、この伝送線TL、および制御電
源線BP,BCに接続された複数の中継器2と、こ
の中継器2で分岐された支線の制御電源線BP′,
BC′と、この制御電源線BP′,BC′間に逆流防止
用のダイオードD3を介し接続されたベルや防排
煙機器等の被制御機器8と、制御電源線BP′,
BC′の終端に接続され、ダイオードD4とツエナ
ーダイオードZDとから形成される終端器とから
構成されている。中央監視制御装置1は信号処理
部3と、伝送回路4と、制御切換器rb,rcと、監
視電源供給回路とを備えている。監視電源供給回
路は定電圧回路5と、パルス発振回路6と、抵抗
R1〜3と、トランジスタQ1と、コンデンサC
1とから構成されている。また、中央監視制御装
置1には図示されていないが警報表示部や操作部
を備えている。
中継器2には伝送回路7と、この伝送回路7の
出力により駆動され、被制御機器8を制御する常
開接点rbを持つたリレーRDと、ダイオードD
1,2、抵抗R4〜9、フオトカプラPD,PT、
コンデンサC2,3、トランジスタQ2とから成
る線路監視回路とを備えている。また、中継器2
には図示されていないが、火災感知器の動作信号
を伝送回路7に入力させるための地区回路等を備
えている。
このように構成されたR型火災警報装置の通常
の監視警報動作について説明すると、通常、中央
監視制御装置1は信号処理部3から伝送回路4を
介し、アドレスとコマンドから成る伝送信号を伝
送線TLに出力し、順次循環的に各中継器2を呼
び出す。監視時のコマンドは返送データ要求であ
つて、呼び出された中継器2は、火災感知器の動
作情報や、感知器線や制御電源線BC′,BP′の障
害情報等を示すデータを返送する。中継器2に何
の異常もない場合は、正常状態を示すデータを返
送する。この時、中央監視制御装置1はこの中継
器2に何の異常も発生していないものと判断し、
次のアドレスを持つ中継器2を呼び出し、同様の
動作を繰り返し常時監視状態を続けている。ここ
でもし、中継器2からの返送データが火災感知器
の動作を示す場合は、信号処理部3はこの中継器
2が管轄する地区に火災が発生したものと判断
し、警報表示部を駆動して火災発生地区と火災発
生状態を警報表示する。また、特定区域の地区ベ
ルを鳴動する場合、制御切換器rb,rcを切換え
て、制御電源線BPをプラス側に、制御電源線BC
をマイナス側に接続する。そして所定の中継器2
に対応するアドレスと地区ベル鳴動のコマンドと
からなる伝送信号を伝送線TLに出力する。この
所定の中継器2の伝送回路7は地区ベル鳴動コマ
ンドにより、リレーRDを駆動し、常開接点rbを
閉じる。そして支線の制御電源線BP′,BC′に電
源が供給される。したがつて、被制御機器8(ベ
ル)にダイオードD3を介し電源が供給され地区
ベルを鳴動させる。
次に、この考案の制御電源線の障害検出回路の
動作について説明する。通常の監視時は、制御切
換器rb.rcは制御電源線BPがマイナス側に、制御
電源線BCは監視電源供給回路に接続されている。
監視電源供給回路の出力電圧Vmは定電圧回路5
(三端子レギユレータ)の出力電圧をVf、抵抗R
2,3のインピーダンスを低くすると、トランジ
スタQ1がオンの時はVm≒Vfに、またトランジ
スタQ1がオフの時はVm≒Vf(1+R3/R2)に
なる。トランジスタQ1はパルス発振回路6によ
り駆動されるから、制御電源線BP,BCには直流
電圧に重畳されたパルス電圧が印加される。この
パルス電圧は中継器2のダイオードD1、抵抗R
4、フオトカプラの発光ダイオードPDを介し支
線の制御電源線BP′,BC′に供給される。終端器
のツエナーダイオードZDはパルス出力時は導通
し直流電圧では導通しないようなツエナー電圧に
選ばれている。したがつて、フオトカプラの発光
ダイオードPDには間欠電流が流れる。そしてフ
オトカプラのフオトトランジスタPTはオン・オ
フを繰り返し、コンデンサC2を介しコンデンサ
C3を所定電圧に充電する。このコンデンサC3
の充電電圧によりトランジスタQ2はオン状態を
維持している。抵抗R9に電流が流れ伝送回路7
のデータ入力端子D1にはハイレベル信号が供給
されている。これは制御電源線BP,BC,BP′,
BC′が正常を示すものである。この状態におい
て、伝送回路7は中央監視制御装置1からの呼び
出し時には正常を示すデータを返送する。
中継器2の線路監視回路は、監視電流の供給と
検出とをし、常開接点rbに並列に接続され、ダイ
オードD1、抵抗R4、フオトカプラの発光ダイ
オードPDからなる監視電流検出回路と、この監
視電流検出回路から検出された監視電流が間欠電
流でないことを判別し障害信号を出力するフオト
トランジスタPT、コンデンサC2,C3、抵抗
R5〜R9、トランジスタQ2から線路障害判別
回路とから構成されている。
幹線の制御電源線BP,BCが断線または短絡状
態に、または支線の制御電源線BP′,BC′が断線
状態になつた場合は、フオトカプラの発光ダイオ
ードPDに電流が流れなくなり、フオトトランジ
スタPTはオフ状態になる。トランジスタQ2は
オフ状態になつてデータ入力端子DIはローレベ
ルになる。
支線の制御電源線BP′,BC′が短絡状態になつ
た場合は、パルスだけでなく直流分により発光ダ
イオードPDに連続して電流が流れフオトトラン
ジスタPTはオン状態になる。この時もトランジ
スタQ2はオフ状態になつてデータ入力端子DI
はローレベルになる。データ入力端子DIがロー
レベルになると、伝送回路7は線路障害を示すデ
ータに変換し、中央監視制御装置1からの呼び出
し時にこのデータを返送する。中央監視制御装置
1はこの伝送データから、この中継器2に接続さ
れている幹線また支線の制御電源線BP,BC,
BP′,BC′に障害が発生したものと判断し、その
故障警報表示をする。
また、中継器2を使用しないP型の火災警報装
置の場合は、制御監視回路を中央監視制御装置1
または制御電源線BPの途中に設けて同様に線路
障害検出を行なうことができる。
「考案の降下」 以上で説明したように、この考案は特にR型の
火災警報装置のように、中央監視制御装置から伸
びた幹線の制御電源線を中継器により任意に支線
に分岐できるようにした装置において、各中継器
に至る幹線または支線の制御電源線の断線または
短絡の監視が行なえる障害検出回路を提供したも
のであるから、信頼性の高いシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の制御電源線の障害検出回路
の一実施例を示すブロツク回路図である。 1……中央監視制御装置、2……中継器、3…
…信号処理部、4,7……伝送回路、5……定電
圧回路、6……パルス発振回路、8……被制御機
器、rb,rc……制御切換器、RD……リレー、R
1〜9……抵抗、Q1,2……トランジスタ、C
1〜3……コンデンサ、D1〜4……ダイオー
ド、ZD……ツエナーダイオード、PD,PT……
フオトカプラ、TL……伝送線、BP,BC,BP′,
BC′……制御電源線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央監視制御装置から伸び、監視時と制御時
    には電源の電圧の極性が切り換えられて印加さ
    れる一対の制御電源線と、該一対の制御電源線
    路間には制御時の電圧に対し順方向のダイオー
    ドを介し接続された被制御機器と、所定の直流
    電圧にパルス電圧を重畳させた監視電圧を出力
    し上記一対の制御電源線間に印加する監視電源
    供給回路と、上記制御電源線に直列に接続され
    制御時に閉路して上記被制御機器を駆動するた
    めの接点と、該接点に並列に接続され監視電流
    の供給および検出をする監視電流検出回路と、
    上記監視電源供給回路のパルス電圧が印加され
    た時だけ監視用の間欠電流が流れるようした上
    記一対の制御電源線の終端に接続された終端器
    と、上記監視電流検出回路から検出された監視
    電流が断線または短絡により上記間欠電流でな
    くなつたことを判別する線路障害判別回路とを
    具備したことを特徴とする制御電源線の障害検
    出回路。 (2) 上記一対の制御電源線が複数の中継器を介し
    て複数の支線に分岐される場合は、該各支線の
    終端に上記終端器を接続し、また上記各中継器
    には上記監視電流検出回路および線路障害判別
    回路を設けたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の制御電源線の障害検出回
    路。
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