JPH0518159B2 - - Google Patents

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JPH0518159B2
JPH0518159B2 JP58219654A JP21965483A JPH0518159B2 JP H0518159 B2 JPH0518159 B2 JP H0518159B2 JP 58219654 A JP58219654 A JP 58219654A JP 21965483 A JP21965483 A JP 21965483A JP H0518159 B2 JPH0518159 B2 JP H0518159B2
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line
signal
station
signal line
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JP58219654A
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JPS59109995A (ja
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Muguri Yurugu
Myuraa Peetaa
Uerutei Hansuyurugu
Gee Shiburi Oigen
Gurimu Matsukusu
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Cerberus AG
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B26/00Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station
    • G08B26/005Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with substations connected in series, e.g. cascade

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、信号線路に直列接続された複数個の
検出信号ステーシヨンを有する新規で改良された
監視装置もしくは監視方式に関する。
より特定な様相において、本発明は、信号線路
ならびに信号処理装置を有する中央信号ステーシ
ヨンに直列接続された複数個の検出信号ステーシ
ヨンを有する新規で改良された監視装置もしくは
監視方式に関する。検出信号ステーシヨンの各々
において、中央信号ステーシヨンにより発生され
る質問電圧が急激に第1の値に変化すると直列接
続されたスイツチング素子もしくは要素が開成さ
れ、そして該質問電圧が急激に第2の値に変化す
ると、検出信号ステーシヨンの状態によつて決定
される期間後に該直列されたスイツチング要素は
次続の検出信号ステーシヨンまたは制御装置に通
し接続を形成する。
建物、トンネル、地下のガレージ、部屋または
他の対象物の監視装置は、火災の発生、煙や有害
ガスの発生あるいは不法侵入および窃盗に対して
有効に対処するためには最適に機能する必要があ
る。したがつて、周知のように検出信号ステーシ
ヨンおよびセンサならびにその囲りの環境に関す
る情報を表わす個々の検出信号ステーシヨンおよ
びセンサの状態を連続的に検査する必要がある。
休止もしくは待機(静待機状態)、予備警報もし
くは注意喚起状態、警報状態および機能不全状態
などが起り得る。機能不全は、検出信号ステーシ
ヨン、電子回路要素あるいは信号線路に起り得る
ものであつて別々に評価される。信号線路の機能
不全としては短絡あるいは断路もしくは遮断が挙
げられる。通常、監視装置はまた多くの異なつた
部屋や対象を含む大きな建物の監視にも用いられ
ている。このような場合、多数の検出信号ステー
シヨンまたはセンサが異なつた監視目的で用いら
れている。例えば、電離検出器、光学的煙検出
器、熱、放射、ガスおよび侵入検出器のようない
ろいろな型の検出信号ステーシヨンを用いること
ができ、1つの監視装置もしくは方式に結合する
ことができる。このような異なつた種類の検出信
号ステーシヨンは異なつた応答特性を有してい
る。例えばドイツ国特許第2533382号明細書で知
られている監視装置においては異なつた種類の検
出信号ステーシヨンを、別々の評価手段を用い大
きな費用を伴なつて監視装置に組込まなければな
らないと言う欠点を有している。火災検出方式内
の検出信号ステーシヨンを識別する方法が例えば
ヨーロツパ特許第0042501号明細書から知られて
いる。機能不全が生じた場合には、各信号線路の
質問方向が反転される。
1983年4月19日付けの米国特許願第06/494966
号明細書に開示されている監視方式における検出
信号ステーシヨンの識別方法においては、各検出
信号ステーシヨンには、それぞれの検出信号ステ
ーシヨンを特徴的に表わすアドレスが格納されて
いるアドレス・メモリが設けられている。
上記ヨーロツパ特許および米国特許願明細書に
記述されている方法には、非常に大きな費用がか
かりしかも現存の監視装置に変更の目的で適用す
ることは不可能であると言う欠点がある。さら
に、短絡を検出することはできず、しかも装置は
このような機能不全が生じた場合には動作不能に
陥る。
発明の梗概 したがつて、以上のことに鑑み、本発明の主た
る目的は、信号線路に直列接続された複数の検出
信号ステーシヨンを備え、同じ信号線路を用いて
異なつた型の検出信号ステーシヨンまたはセンサ
を動作することができる新規で改良された監視装
置もしくは監視方式を提供することにある。
本発明の他のより特定的な目的は、信号線路に
直列接続された多数の検出信号ステーシヨンを有
し、同じ信号線路を用いて電離型検出器またはセ
ンサ、光学的煙検出器またはセンサ、熱、検出器
またはセンサ、放射検出器またはセンサ、ガス検
出器またはセンサおよび侵入検出器またはセンサ
を用いることができる新規で改良された監視方式
または監視装置を提供することにある。
本発明のさらに重要な目的は、信号線路に直列
に接続された複数の検出信号ステーシヨンを備
え、火災警報キーおよび制御装置を検出信号ステ
ーシヨンと同じ信号線路に接続することができる
新規で改良された構造の監視装置もしくは監視方
式を提供することにある。
本発明のさらに他の重要な目的は、信号線路に
直列接続された複数の検出信号ステーシヨンを備
え、該信号線路が大きな費用を伴なわずに現存の
監視系を変更するために容易に設置することがで
きる要素を備えている新規で改良された構造の監
視装置を提供することにある。
本発明のさらに他の重要な目的は、検出信号ス
テーシヨンの一部分だけが設置されている場合で
も動作することができる信号線路に直列に接続さ
れた複数の検出信号ステーシヨンを有する新規で
改良された構造の監視装置を提供することにあ
る。
上に述べた目的ならびに説明が進むにつれて容
易に明らかになるであろう本発明の他の目的を実
現するために、本発明の監視装置は、各検出信号
ステーシヨンの状態を特徴的に表わす時間区間も
しくは時間間隔で電気信号を発生する電子回路要
素と、該電気信号が伝送される信号処理装置を備
え、該信号処理装置で、上記電子回路要素を監視
するための予め定められた期間内でのみ上記電気
信号を評価することを特徴とするものである。
本発明による監視装置においては、各検出信号
ステーシヨンもしくはセンサは該ステーシヨンあ
るいはセンサがとる状態、例えば待機状態、注意
喚起状態、警報状態あるいは機能不全状態につい
て判定を行なう。このような仕方で、異なつた種
類の検出信号ステーシヨンあるいはセンサを1つ
の信号線路または中央信号ステーシヨンに、適合
化上の問題を惹起することなく接続することがで
きる。したがつて現存の監視装置を大きな費用を
伴なわずに最新化することが可能である。電子回
路要素が検出信号ステーシヨンのソケツト部材に
設置される場合には、電子回路要素および中央信
号ステーシヨンが完結した監視系を形成する。こ
の結果、複数の検出信号ステーシヨンのうちの一
部分だけが設置されている場合でも監視装置全体
を動作することができ、それにより区間別の動
作、変更および監視装置の点検が可能となると言
う大きな利点が得られる。
本発明による監視装置の検出信号ステーシヨン
に設けられている電子回路要素は全べての信号、
即ち検出信号ステーシヨンから中央信号ステーシ
ヨンに伝送される情報信号ならびに逆の方向に伝
送される制御信号の伝達を僅か1対の導体を用い
て可能にする。従来の装置で通常用いられている
例えば3本あるいはそれ以上の導体または線数を
2本の導体に大きく減少することにより、本発明
による監視装置全体および導体の機能不全は非常
に起りにくくなる。
本発明の監視装置の検出信号ステーシヨンにお
いては、その電子回路要素に、唯1つの検出器も
しくはセンサではなく複数個の検出器またはセン
サを接続することができる。このことは、同じ部
屋に複数の検出器またはセンサを設置する場合に
非常に有利である。この場合特定のどの検出器あ
るいはセンサが応答したかに関係なく、検出信号
を発生した部屋だけを識別することができる。同
時に警報状態においては各検出信号ステーシヨン
は、例えば発光ダイオードとすることができる関
連の警報インジケータもしくは表示器を付勢す
る。
本発明による監視装置の検出信号ステーシヨン
に用いられている電子回路要素はまた、別の直列
接続されている検出信号ステーシヨンに向う方向
における短絡を検出する働きをもなす。短絡の生
じた場所は正確に探知することができ、したがつ
て機能不全を迅速にかつ容易に除去することが可
能となる。このような短絡が生じたにも拘らず、
全動作電圧は信号線路全体で維持される。短絡が
生じている信号線路の部分だけが開状態に切換え
られる。このようにすれば、短絡にも拘らず、
個々の検出信号ステーシヨンまたはセンサを質問
するサイクルを以後も行なうことができ、ステー
シヨンの状態の変化を直ちに認識することが可能
となる。
検出信号ステーシヨンの状態に対応する電気信
号は、予め定められた期間内でのみ中央信号ステ
ーシヨンで評価される。中間の時間区間もしくは
期間は「機能不全帯」として定義される。この機
能不全帯内に生ずる信号は、中央信号ステーシヨ
ンにおける対応の機能不全を表わすことになる。
本発明による監視装置によればさらに1つまた
は複数の検出信号ステーシヨンによつて認識され
表示された警報に対処するため中央信号ステーシ
ヨンにより伝送される電気信号を同じ導体を介し
て送出することが可能となる。これとは対照的
に、従来の装置においては、このような信号は別
の追加の導体を介して伝送されているのである。
したがつて本発明による監視装置を用いれば非常
に大きな量の導体材料が節減される。
本発明の特徴ならびに上に述べた以外の他の目
的は、以下に述べる詳細な説明を考察することに
より明らかとなろう。この説明においては添付図
面を参照する。なお、全ての図面を通して同じま
たは類似の要素を表わすのに原則として同じ参照
文字が用いられていることを述べておく。
好ましい実施例の詳細な説明 以下図面を参照して説明するに当り、モニタ装
置もしくは監視装置の構造は、図面の図示の簡略
を図りながら本発明の基本原理および概念を当業
者が容易に理解するのに必要充分の限度において
示されていることを理解されたい。さて特に第1
図を参照するに、この図には、中央信号ステーシ
ヨン7を含む本発明によるモニタもしくは監視装
置の第1の実施例が略示してある。個々の検出信
号ステーシヨンは、ソケツト部材F1,F2,……,
Fnを有しており、そして差込検出器ME1,ME2
……,MEnは信号線路1,4および5を介して
中央信号ステーシヨン7に接続されている。差込
み検出器ME1,ME2,……,MEnは、電離、熱、
放射、ガス、侵入検出器または光学的煙検出器と
して設計することができる。検出信号ステーシヨ
ンは信号線路1,4および5に直列に接続されて
おり、一方該信号線路1,4および5は中央信号
ステーシヨン7および信号処理装置71の端子
A1およびA2に接続されている。第1図に示した
第1の実施例においては、各検出信号ステーシヨ
ンの電子回路部材は、それぞれのソケツト部材
F1,F2,……,Fn内に配設されている。少なく
とも1つの差込み検出器ME1,ME2,……,
MEnが各ソケツト部材F1,F2,……,Fnに設け
られている。第1図の図示を判り易くするため
に、それぞれソケツト部材F1,F2,Fnに組込ま
れているスイツチング素子S1,S2,Snおよび電
子回路要素B1,B2,Bnだけを示すに留めた。
中央信号ステーシヨン7が或る1つの検出信号
ステーシヨンを質問した後に、該検出信号ステー
シヨンのスイツチング素子が閉じて、中央信号ス
テーシヨン7を別の直列に接続されている検出信
号ステーシヨンに接続し、後者に対して質問もし
くは呼掛が行なわれる。このようにして、全ての
検出信号ステーシヨンは個々にかつ逐次質問もし
くは呼掛を受ける。検出信号ステーシヨンの状態
を特徴的に表わす信号は信号処理装置71で評価
される。検出信号ステーシヨンは、該検出信号ス
テーシヨン、電子回路要素または信号線路の通常
でない状態、例えば未準備状態、警報状態、注意
喚起状態、機能不全(短絡、断路)のような通常
でない状態もしくは異常状態を信号すると直ち
に、この異常状態は音響的および光学的に表示さ
れ、固定的に記録され、そして適当な対策手段が
中央信号ステーシヨン7によつて開始される。こ
のようなことは一般に知られているところであ
り、本発明の主題を成すものではないのでここで
は特に詳細に立入らない。
電子回路要素Bは、第1図に示したものとは異
なつた配列で設けることもできる。例えば、第9
図に示す本発明のモニタ装置の第6番目の実施例
においては、電子回路要素Bは差込み検出器ME
に組込まれている。別の実施例、即ち第8図に示
されている本発明のモニタ装置もしくは方式の第
5番目の実施例では、差込検出器MEとソケツト
部材Fとの間に接続部材Vが設けられ、そしてス
イツチング素子Sおよび電子回路要素Bは該接続
部材Vに組込まれるものとしている。現存の監視
装置もしくは方式を最新化しようとする場合に
は、このことは非常に容易に可能である。と言う
のは本発明による監視装置においては、スイツチ
ング素子Sおよび電子回路要素Bを、ソケツト部
材F、差込検出器MEあるいは接続部材Vのいず
れにも配設することができるからである。
次に、本発明を第2図ないし第4図を参照して
説明する。第2図の上部には、呼掛もしくは質問
電圧の時間変化が示されており、2レベルの質問
電圧が観察される。時間は横軸にとり、そして第
1図に示した監視装置の線路1および4上の電圧
Uは縦軸にとられている。質問サイクル中に、第
6図を参照し追つて説明する制御電圧が発生す
る。この制御電圧は、破線で示した制御パルス8
からなり、警報状態に置かれた検出信号ステーシ
ヨンをリセツトするのに用いられる。このように
すれば、検出信号ステーシヨンが警報を起動した
後に、該検出信号ステーシヨンの種類に従がつて
個々にまたは相異つて通常の待機静状態に再びリ
セツトされると言う利点が得られる。第2図に示
す質問電圧Uは中央信号ステーシヨン7によつて
発生されて導体もしくは信号線路に供給される。
例えば電圧Uの1つのレベル11は零ボルトであ
り、他のレベル、即ち質問電圧レベル9は例えば
20ボルトである。図示のパターンの電圧は、明確
な時間区間で検出信号ステーシヨンに到る線路に
供給される。例えば1ないし2秒とすることがで
きる各区間中、全べての検出信号ステーシヨンが
質問される。検出信号ステーシヨンは順次その状
態を中央信号ステーシヨン7に信号する。このこ
とは第2図の下側の部分に示されている。ここ
で、時間tは横軸にとられ、そして信号線路を通
る電流Iは縦軸にとられている。質問電圧9の作
用効果として、第1の検出信号ステーシヨンのソ
ケツト部材F1に設けられているスイツチS1が明
確な期間t1後に閉ざされ、そして電子回路要素B1
が明確な高さおよび長さの電流パルス10を発生
することが理解されるであろう。時間t1はまた、
ソケツト部材F1および差込検出器ME1を有する
検出信号ステーシヨンが通常の静待機状態(動作
し得る状態)にあることを信号処理装置71に通
報する信号を表わす。
ソケツト部材F2および差込検出器ME2を有す
る別の直列接続された検出信号ステーシヨンも同
じ状態にあるとする。したがつて時間区間t2はt1
に等しい。ここで第3の検出信号ステーシヨンは
警報状態にあると仮定してみよう。該検出信号ス
テーシヨンのスイツチング素子S2が通し接続を形
成すると直ちに、警報指示器もしくはインジケー
タL1(第4図参照)を流れる付加電流によつて惹
起されて電流振幅は急速に高レベル値に変化す
る。さらに、第3の検出信号ステーシヨンが接続
された時刻と第3のステーシヨンから第4の検出
信号ステーシヨンに通し接続がなされる時刻との
間の時間区間t3は、「通常もしくは正常の」時間
区間もしくは期間t1およびt2よりも相当に長くな
る。これら2つの変化要因、即ち電流振幅および
時間区間の長さが、第3の検出信号ステーシヨン
の警報状態を特徴的に表わし、そしてこの状態は
信号処理装置71で認識される。そこで信号ステ
ーシヨン7は対応の要求される対策手段を起動す
る。第4の検出信号ステーシヨンは、通常の静待
機状態にあるものと仮定する。この状態は、第4
の検出信号ステーシヨンが接続される時刻と、該
第4の検出信号ステーシヨンのスイツチング素子
S4が通し接続を形成する時点との間の時間区間t4
によつて表示される。この時間区間t4は通常の範
囲にある。
検出信号ステーシヨンの状態は、また1つの基
準範囲、即ち電流振幅かまたは時間区間の長さの
いずれかによつて信号処理装置71に指示し信号
することもできる。また、同じ時間区間を有する
異なつた電流振幅を基準要因として用いて、検出
信号ステーシヨンの状態を信号処理装置71に指
示し通報することも可能である。
第2図の下側の部分には、別の例として、第3
の検出信号ステーシヨンに機能不全状態があるも
のとして示されている。それぞれソケツト部材
F1,F2ならびに差込検出器ME1およびME2から
なる2つの先行の検出信号ステーシヨンは、同じ
時間区間t1およびt2で特徴的に表わされる静待機
状態にあるが、時間区間t3は非常に長い。このよ
うに増大した長さの時間区間は信号処理装置71
によつて評価されて、第3の検出信号ステーシヨ
ンにおける機能不全を指示する。したがつて中央
信号ステーシヨン7により対応の対抗手段が起動
することになる。なお、区別を鮮明にする目的か
ら、この第2の例は第2図に破線で示してある。
残余の直列に接続された検出信号ステーシヨン
も、動作準備ができた静待機状態にある。或る検
出信号ステーシヨンが機能不全状態になると、警
報インジケータL1は付活されず、したがつて第
2図に破線で示した電流変化は、第2の検出信号
ステーシヨンのスイツチング素子S2から通し接続
が行なわれた場合に電流振幅に急激な変化を示さ
ない。
電流振幅が大きいので、中央信号ステーシヨン
7への警報状態の伝送は極めて信頼性が高い。ま
た、警報状態にある検出信号ステーシヨンの識別
も非常に有用である。この識別は、各検出信号ス
テーシヨンにそれぞれ個別の番号またはアドレス
を割当てることにより達成することができ、その
ようにすればイベントもしくは出来事の正確な場
所を直ちに知ることができる。検出信号ステーシ
ヨンのアドレスおよび状態は、例えばデイジタル
方式を用いて中央信号ステーシヨン7に伝送する
ことができよう。しかしながらこの方式は非常に
高価であり機能不全に陥り勝ちである。さらに、
各個々の検出信号ステーシヨンに特定の番号もし
くはアドレスを割当てなければならないために設
置の面で困難が生ずる。単一のエラーが生じて
も、恐らく監視システム全体が機能しないことが
起こり得る。しかしながらここで述べている監視
システムもしくは装置においては、個々の検出信
号ステーシヨンのアドレシングしたがつてまたそ
れに関連する問題は避けられる。即ち、検出信号
ステーシヨンの番号割当ておよび識別は、各質問
サイクル中に中央信号ステーシヨン7で電流パル
ス10を計数することにより行なわれるのであ
る。
さらに第2図と関連しての説明を終るに当つて
次のことを述べておく。即ち、個々の電流パルス
10間の時間区間を、最小の時間区間が正常の準
備完了もしくは待機静状態に対応し、中間の時間
区間が警報状態に対応し、そして最長の時間区間
が機能不全状態の表示を行なうように構成できる
点である。なお、警報状態を特徴的に表わす時間
区間は、機能不全を表わす時間区間と同じ長さに
しても良いしあるいは後者とは異なる長さとして
も良い。また、最小時間区間が警報状態に対応
し、中間の長さの時間区間が通常の準備完了もし
くは待機静状態を表わし、そして最長の時間区間
が機能不全を表わすようにすることも容易に可能
である。またこの場合、警報状態を表わす時間区
間は機能不全状態を表わす時間区間と同じ長さを
有することもできるしあるいはまた後者とは異な
つた長さにしても良い。これら全ての可能な組合
わせは臨機応変に行なうことができる。本発明に
よる監視装置の第1の実施例のいろいろな検出信
号ステーシヨンで用いられる電子回路要素Bの回
路略図が第4図に示されている。中央信号ステー
シヨン7によつて発生される質問電圧Uは導体1
および4の端子に現われる。差込検出器MEは、
第4図の中央の上部に示すように電子回路要素B
に接続される。電子回路要素Bの端子1aおよび
4aにおける画定された電圧もしくは電流値は、
差込検出器MEの各状態に対応する。差込検出器
MEを電子回路要素Bに接続する時に、スイツチ
Wが閉される。このスイツチWは、差込検出器
MEを取外す時に開かれる。
電子回路要素Bの動作態様を説明するに当り、
監視システムもしくは装置は通常の動作状態にあ
るものと仮定する。むだ時間即ち質問サイクルの
電圧レベル11(第2図参照)中、コンデンサ
C1は電力を、差込検出器MEを含め全回路に供給
する。トランジスタT11のコレクタ−エミツタ路
は順方向にバイアスされ、抵抗器R7を経る電流
がツエナーダイオードD7に安定な電圧を発生す
る。抵抗器R8と関連してトランジスタT3は定電
流源として働き、その電流は抵抗器R9,R12およ
びトランジスタT5を経る電流と鏡像関係にある。
したがつて、端子4aから差込検出器MEに電力
を供給するための電流は制限される。トランジス
タT1,T2,T4,T6,T7,T8,T9,T10,T15
T17およびT18は不導通であり、コンデンサC6
放電される。スイツチング素子Sは2つの電界効
果トランジスタT9およびT10により構成されてお
つて、検出信号ステーシヨンが上述の状態にある
期間中は抵抗器R22によつて阻止されている。
そこで、端子4の線路電圧が質問電圧にまで増
大すると、回路点「Z」がトランジスタT10に集
積されているダイオードを介して同じ増加電圧に
なる。このことが起ると、先ず、コンデンサC6
の電圧が抵抗器R15ならびにトランジスタT17
よびT18を介してツエナーダイオードD7のツエナ
ー電圧にまで立上る。抵抗器R13ないしR17から
構成される分圧回路は、ダイオードD3およびト
ランジスタT8が導通になるまでコンデンサC2
充電するように設計されている。
特に、コンデンサC2の充電は、差込検出器ME
または端子4aの電圧に依存して異なつた速度で
行なわれる。検出信号ステーシヨンの静待機状態
に対応する端子4aの高電圧では、充電時間は
TRである。例えば差込検出器MEが存在しない場
合には、スイツチWが開いているので抵抗器R13
を通つて電流は流れず、コンデンサC2の充電時
間は比較的長く期間TSに対応する。検出信号ス
テーシヨンが警報状態になると端子4aの電圧は
中間の電圧値を取り、中間の充電時間TAとなる。
ここでTRはTAよりも小さく、他方TAはTSよりも
小さい。トランジスタT8が導通になるとトラン
ジスタT7も導通となつて電流パルス10が発生
される。この電流パルスはコンデンサC3および
抵抗器R20によつて決定されるものであつて中央
信号ステーシヨン7の信号処理装置71により登
録される。トランジスタT7およびT8は抵抗器R21
により導通状態に維持される。該抵抗器R21はま
た、線路電圧が後に零に再び降下した時にコンデ
ンサC3を放電する作用をなす。トランジスタT9
T10はFET、即ち電界効果トランジスタであり、
それらのゲートは、トランジスタT8により次の
ような仕方、即ち2つのトランジスタT7,T8
より形成されるフリツプ・フロツプが導通になる
と直ちに端子5を介して後続の直列接続されてい
る検出信号ステーシヨンに上記2つの電界効果ト
ランジスタT9,T10が通し接続を形成するような
仕方で制御される。自明なように、電界効果トラ
ンジスタT9およびT10の「ピストン(piston)」
は、端子4および5が入力と出力を形成するかあ
るいは出力と入力をそれぞれ形成するかに依存し
て互換可能である。コンデンサC6は、第2図に
示すように制御パルスによる短時間の電圧減少中
抵抗器R14ないしR17を介して電圧を維持する。
ダイオードD1,D2、トランジスタT6ならびに
抵抗器R18およびR19からなる回路は、端子1と
5との間の導体区間の連続した短絡に関する検査
を行なう。トランジスタT6は、エミツタ・ホロ
ワと同様の働きをなし、トランジスタT6のベー
スに接続されている抵抗器R18およびR19により
形成される分圧器によつて規定される電圧まで問
題の区間をほぼ充電する。短絡回路が存在する場
合には、トランジスタT6はそのまゝ導通状態に
留まり、抵抗器R16とR17との間の電圧を、コン
デンサC2が最早やトランジスタT8のターン・オ
ン電圧にまで充電できないような低い値に維持す
る。したがつて、短絡の場合には電流パルス10
は発生されない。また短絡の場合には、2つの電
界効果トランジスタT9およびT10も開状態に留ま
り、後続の検出信号ステーシヨンへの導通を阻止
し、短絡回路を中央信号ステーシヨン7から分離
する。信号処理装置71はこのような場合長い時
間に亘つて電流パルス10を受取らない。そこで
中央信号ステーシヨン7は再び次続のサイクルを
導体1および5にトリガする。したがつて検出信
号ステーシヨンの質問の方向は反転される。不可
欠的に重要なことは、短絡の存在にも拘らず、検
出信号ステーシヨンを擾乱を伴わずに質問できる
ことである。
線路電圧が急激に零電圧レベル11から質問電
圧9にまで変化すると、コンデンサC4の電圧は
ダイオードD6を介して同じ大きさだけ負電圧に
立上る。この変化中、トランジスタT11のベース
も、該トランジスタT11が阻止される程度まで負
方向に充電される。コンデンサC4は、そこで、
抵抗器R7およびダイオードD7、抵抗器R23ならび
に抵抗器R10およびトランジスタT15によつて形
成される回路を介して放電される。トランジスタ
T11が阻止状態に留まる限り、コンデンサC1は再
充電されることはなく、これが遅延時間TVであ
る。しかしながらこの遅延時間TV中、差込検出
器MEが、高電圧が端子4aに存在している静待
機状態にある場合には、トランジスタT15は導通
状態にあり、そのコレクタ電流はダイオードD5
およびダイオードD7を経て流れる。そうでない
場合には電流はトランジスタT4、ダイオードD4
および差込検出器MEならびにトランジスタT4
よび抵抗器R6,R5を介して流れる。差込検出器
MEの電圧が検出信号ステーシヨンの警報状態に
対応する中間の電圧値をとると、トランジスタ
T2は抵抗器R6およびR5を介してオンに切換り、
トランジスタT1が導通になる。その結果警報イ
ンジケータR1が点滅して光学的にかつ直接的に
当該検出信号ステーシヨンにおける警報状態を表
示する。接続端子1および6間にはまた別のイン
ジケータを接続することもできる。所要の電圧は
ツエナーダイオードD8により形成される。この
ような外部インジケータは警報インジケータL1
と同期して点灯される。差込検出器MEが機能不
全状態にある場合には、抵抗器R5およびR6の電
圧はトランジスタT1を付活するのには不充分で
あつて、したがつて機能不全の場合には警報イン
ジケータL1は点灯されない。破線で示したリレ
ーYは、外部負荷も警報インジケータ・パルスに
よつて切換し得ることを表わす。警報インジケー
タL1のための電流の一部はダイオードD9および
抵抗器R2を介して信号線路から得られ、一部は
ダイオードD10および抵抗器R1を介して蓄電コン
デンサC1から得られる。抵抗器R2を介して得ら
れる電流の部分は、大きな電流増加を齊らすが、
これは、或る検出信号ステーシヨンが図示のよう
に第2図に示す時間T2の経過後に警報状態にあ
る時に生ずるものであつて、中央信号ステーシヨ
ン71により警報情報として確実に検出される。
蓄電コンデンサC1の電圧が過度に低い値にまで
降下した時には分圧器(R3,R4)は該蓄電コン
デンサC1からさらに電流が流出するのを阻止す
る。その理由は、コンデンサC1は電源を構成し
ており、過度に大きく放電してはならないからで
ある。明らかなように、コンデンサC4が、トラ
ンジスタT15が不導通になる程度まで放電すると
トランジスタT1は最早や導通ではなくなる。こ
の時点で、トランジスタT11は導通状態に切換わ
り、コンデンサC1は、ダイオードD9、抵抗器R2
およびR1ならびにトランジスタT11を介して再充
電される。線路電圧が再び零電圧レベル11に降
下した時に質問サイクルは完了する。
本発明による監視装置の第2の実施例は、第4
図の回路略図に示すように電子回路要素Bを用い
て実現することができる第3図に図解した質問サ
イクルを用いて作動される。第3図の上側の部分
には、横軸に時間tがとられており、そして縦軸
には信号線路1および4または5上の質問電圧U
がとられている。第3図の上側の部分には、増加
電圧13が後続する質問電圧9が示されている。
この増加電圧13は第4図のコンデンサC1を支
持するのに用いられるものである。信号線路1,
4または1,5に非常に多数の検出信号ステーシ
ヨンが接続されていて質問される場合には、直列
に接続された検出信号ステーシヨンの列の最後の
検出信号ステーシヨンに用いられているコンデン
サC1は比較的大きく放電されることになる。し
たがつて、増加電圧13を用いることにより、全
てのコンデンサC1を充分に再充電することがで
きる。この場合、第4図に示した回路は、異なつ
た時間区間tが形成されそして電界効果トランジ
スタにより形成されるスイツチング素子Sが通し
接続をなす間蓄電コンデンサC1の再充電が増加
電圧13によつてのみ付活されるように質問電圧
9を選択することが可能なように設計しなければ
ならない。さらに、発光ダイオードによつて形成
される警報インジケータL1は、質問電圧9での
質問が完了した後に警報状態にある検出信号ステ
ーシヨンでのみ点灯される。このようにして、質
問サイクル中、発光ダイオードの点灯によつて惹
起される電流の増加に起因して起り得る擾乱や誤
つた情報は回避される。実際、全べての発光ダイ
オードは、上記のような回路構成にしない場合極
く小さい電流が流れてもその時点で点灯してしま
うからである。上記のようにすれば、全モニタ方
式に対し非常に高い信頼性が得られる。第3図に
は制御パルス8も示されているが、これに関して
は第6図を参照して追つて説明する。この破線で
示した制御パルスはまた、警報状態にある差込み
検出器をリセツトするのにも用いられる。その結
果得られる利点は、警報をトリガした後検出信号
ステーシヨンが、該検出信号ステーシヨンの形式
に依存して個別的にまたは相異なつてその通常の
動作可能もしくは待機静状態にリセツトされると
言う点にある。
第3図の下側の部分には、個々の検出信号ステ
ーシヨンの電流パルス10ならびに増加電圧13
によつて生ぜしめられる電流が示されている。時
間tは横軸に取られ、信号線路上の電流Iは縦軸
にとつてある。質問サイクルによつて示されるよ
うに、最初から2つの検出信号ステーシヨンはこ
の例においても静待機状態にある。と言うのは電
流パルス10の時間区間t1およびt2が通常の範囲
内にあるからである。第3番目の検出信号ステー
シヨンは警報状態にある。なぜならば電流パルス
10間の時間区間t3が他の2つの時間区間よりも
長いからである。質問サイクル後に、この第3の
検出信号ステーシヨンと関連して設けられている
発光ダイオードが点灯される。このことは増加電
流振幅12によつて示されている。第4図に示し
たコンデンサC1も充分に充電され、関連の検出
信号ステーシヨンに充分に電流の供給を行なうこ
とができる。このことは増加電流振幅14によつ
て表わされている。コンデンサC1の充電は期間
TVだけ遅延され、その結果発光ダイオードによ
つて生ぜしめられる電流変化は信号処理装置71
により確実に警報情報として検出され得る。この
ことは第3図の下側の部分に示してある。次続の
質問サイクルは或る長さの時間後に始まる。
本発明による監視装置の第3の実施例は、第5
図に示した異なつた型のスイツチング素子Sを備
えている。第4図に示した電子回路要素Bにおい
ては、この変形スイツチング素子Sは第4図の右
下の部分で回路点X,Z,4に接続されている。
第5図に示した回路は、第4図に示した2つの電
界効果トランジスタT9およびT10の代りに用いら
れている接合電界効果トランジスタ回路である。
第5図に示した変形スイツチング素子Sに設けら
れているコンデンサC5は、零電圧レベル11中
接合電界効果トランジスタT12を確実に阻止する
ためのゲート・バイアス電圧を蓄積する。抵抗器
R24,R25およびR30は、接合電界効果トランジス
タT12の直流ゲート電圧の適正なレベルを調整す
る働きをなす。ダイオードD11およびD13は、第
4図に示した電界効果トランジスタT9およびT10
に集積されているダイオードと同じ機能を果す。
本発明による監視装置の第4番目の実施例にお
いては、制御装置が用いられておつて、この制御
装置は検出信号ステーシヨンと同じ信号線路1,
4および5(第1図参照)に選択的に設置するよ
うにして用いることができる。この制御装置は警
報または機能不全の場合に対抗もしくは対策手段
を起動するための制御機能を行なう。これと関連
して、このような複数の制御装置だけを、監視装
置の組織に要求されるように検出信号ステーシヨ
ンに対して交換し得ることを強調しておく。検出
信号ステーシヨンと制御装置との間のこのように
自由な互換性により、現存の監視装置を、制御機
能を具備するための努力を払わずに組織変えする
ことができる。したがつて、指示もしくは表示信
号を検出信号ステーシヨンから線路1,4および
5を介して中央信号ステーシヨン7に伝送するば
かりではなく、中央信号ステーシヨンから発信さ
れる第2図および第3図に示す制御パルス8が、
信号線路1,4および5を介し第6図に示すよう
な受信回路を経て制御装置に伝送されるのであ
る。
第6図に示した制御パルス8のための好ましい
受信回路は、端子もしくは回路点「+1」および
「z」で第4図に示す電子回路要素Bに接続され
る。受信回路の出力端は、それぞれの検出信号ス
テーシヨンの電子回路要素Bの端子4aに接続す
るのが好ましい。制御パルス8を受けると、受信
回路の出力トランジスタ36が導通になつて、関
連の検出信号ステーシヨンの関連の電子回路要素
もしくは部分Bに長い時間区間TSを生ぜしめる。
したがつて、中央信号ステーシヨン7は、制御パ
ルス8が正しく受信されたことの情報を得る。こ
の構成において、第6図の回路図に示してある受
信回路は、同じ電子回路要素に接続され前に警報
状態にセツトされている差込検出器MEを特定的
にリセツトするための出力信号を発生する。自明
なように、第6図の回路図に示してある受信回路
はまた、最も可変の機能をトリガする。特に危険
な状態に対処するためのリレーを制御するのに用
いることもできる。この構成において、第4図に
示す電子回路要素Bならびに第6図に示す制御パ
ルス受信回路が組込まれておつて差込み検出器
MEを備えていないソケツト部材を有する別の制
御装置が、1つの検出信号ステーシヨンの代りに
信号線路1,4および5に設置されている。従来
の装置においては、このような制御機能のために
は別の導体が用いられている。したがつて上に述
べた監視装置の第4番目の実施例では設備材料が
相当に節減される。
第6図の回路図に示されている受信回路の動作
態様についてより明確な理解を得るために、蓄電
コンデンサC14はダイオードD12ならびに抵抗器
R59およびR60を介してその通常の動作電圧にま
で充電されているものと仮定する。また回路点
「z」における瞬時電圧は零であり、第2図およ
び第3図に示す質問サイクルにおける零ボルト・
レベル11に対応するものとする。抵抗器R56
よびR58によつて制御されるベースを有するトラ
ンジスタT33は導通であるが、トランジスタT34
は抵抗器R61によつて阻止されておつて不導通状
態にある。したがつて、トランジスタT35および
T36もまた不導通状態にある。コンデンサC11は、
トランジスタT31が阻止される程度にまで抵抗器
R51およびR52を介して放電されている。回路点
「z」が零電圧である限りトランジスタT32も阻
止される。コンデンサC12は抵抗器R55を介して放
電され、そしてコンデンサC13には分圧器R56
R58)によつて決定される電圧が印加される。
質問電圧9が検出信号ステーシヨンに存在する
時には、コンデンサC11は抵抗器R51を介して充電
され、或る遅延時間後にトランジスタT31は導通
になる。この遅延時間中、トランジスタT32は阻
止状態に留まる。コンデンサC12の電圧は急速に
上昇し、この時間中にコンデンサC13も該電圧の
相当大きな部分まで迅速に充電される。中央信号
ステーシヨン7から制御パルス8が伝送される
と、「z」の電圧が変化し、トランジスタT32
エミツタ・ホロワとしての働きをなし、そしてコ
ンデンサC12の電圧は制御パルス8の電圧まで急
速に減少し、他方コンデンサC13の電圧は抵抗器
R56およびR58が大きい値を有しているために極
く緩慢にしか変化しない。その結果、抵抗器
R56,R58およびコンデンサC13の接続点の電圧は、
トランジスタT33が阻止される程度まで正にな
る。かくしてトランジスタT33が阻止されると、
トランジスタT34から形成されるフリツプ・フロ
ツプ段は抵抗器R60,R61からトランジスタT34
介して導通される。それに対応して出力トランジ
スタT36も導通になる。抵抗器R62およびコンデ
ンサC13によつて形成される時間素子は実質的に、
回路点「z」の電圧が零にまで降下する制御パル
ス8の時間中フリツプ・フロツプ段に電源電圧を
維持する働きをなす。抵抗器R63ないしR66およ
びコンデンサC15により、擾乱に対する安全性が
高められる。明らかなように、制御パルス8は、
トランジスタT31が阻止されている限りにおいて
のみ、言い換えるならばコンデンサC11および抵
抗器R51,R52によつて決定される遅延時間中制
御パルス8が存在する場合にのみ2つのトランジ
スタT34およびT35により形成されるフリツプ・
フロツプ段をセツトすることができる。他の全て
の時間においては、制御パルス8は作用しない、
即ち無効である。このことは、中央信号ステーシ
ヨン7により個々の検出信号ステーシヨンの選択
的制御を可能にするために極めて重要であり、そ
して制御パルス8の生起は適当な仕方で電流パル
ス10の生起に「クロツク」される。第2図およ
び第3図に示すように、中央信号ステーシヨン7
から第3番目の位置にある検出信号ステーシヨン
は警報状態にあり、質問電圧9が該ステーシヨン
に印加された後次に続く質問サイクルで生ずる制
御パルス8によつてリセツトされる。
最後に、第6図に示した受信回路を僅かに変更
することにより、例えば、早い繰返し速度で生ず
る多数の制御パルスを受信して計数しそれによ
り、例えば該制御パルスの数に依存して選択的に
異なつた機能をトリガするようにすることも可能
であることを述べておく。同様にしてまた遠隔制
御の分野で慣用されておつて、例えばパルスの
幅、高さまたは周波数のような制御パルスの他の
特徴をも、いろいろな制御機能の選択的トリガも
しくは起動に用いることも可能である。
第7図には、本発明による監視装置の第4番目
の実施例が示してある。第7図において、複数の
差込検出器ME1,ME2,……,MEnはソケツト
部材F1の端子1aおよび4a(第4図参照)に並
列に接続されており、そしてまたソケツト部材
F2ないしFoにも接続することができる。一方ソ
ケツト部材F1,F2,……,Foは、信号処理装置
71を有する中央ステーシヨン7に直列に接続さ
れている。ソケツト部材F内には、第4図に示し
た電子回路要素Bまたは第5図に示した変形スイ
ツチング素子を有する変形電子回路要素が配設さ
れている。このことは、スイツチング素子S1
S2,……,Soで示されている。動作モードは第1
図に示した第1番目の実施例の場合と同じであ
る。自明なように、この実施例においては、端子
1aおよび4aに並列に接続されている差込検出
器MEの状態は個別的には知られない。差込検出
器MEは、静状態、報知状態、警報状態または機
能不全状態それぞれにおいて端子1aおよび4a
を介し広汎に異なるインピーダンスを接続するの
で、ソケツト部材Fまたは検出信号ステーシヨン
は実際上最も低いインピーダンスを有する差込検
出器の状態を検出することになる。この状態はそ
こで、ソケツト部材F内に組込まれている電子回
路要素Bを介して中央信号ステーシヨンに信号さ
れる。第7図は、いろいろな検出信号ステーシヨ
ンにおける差込検出器の構造の変形例を説明する
ためのものである。
本発明によるモニタもしくは監視装置の第5番
目の実施例は、各検出信号ステーシヨンにおいて
差込検出器MEとソケツト部材Fとの間に設けら
れた接続部材Vを備えており、スイツチング素子
Sならびに電子回路要素Bは該接続部材Vに組込
まれている。この構成は特に現存のソケツトおよ
び現存の導体配線を維持しつつ最新化しようとす
る類の監視装置に要求されるものである。
本発明による監視装置の第6番目の実施例は第
9図に示してある。第4図に示した回路構成を有
する電子回路要素Bが、スイツチング素子Sなら
びに差込検出器MEと共にソケツト部材Fに設置
されている。このような検出信号ステーシヨン
は、既に存在する監視装置に容易に据付けること
ができる。
第10図には、信号処理装置71で利用される
検出信号ステーシヨンの特性時間区間の包摂範囲
がどのような仕方で正および負の領域に分割され
るかが図解してある。時点t=0で、検出信号ス
テーシヨンの電子回路要素Bは質問電圧9に結合
される。特定の時間ToまたはT′oの経過後に電流
パルス10が発生される。第2図および第3図に
示した時間区間t1,t2,t3,t4およびt′3のそれぞ
れに対応する検出された時間ToおよびT′oが、
TR,TAおよびTSで示した範囲である正の範囲内
にある場合には、検出信号ステーシヨンが動作可
能状態、言い換えるならば待機状態または注意喚
起状態または警報状態または機能不全状態にある
か否かに関して判断がなされる。時間Toまたは
T′oが許容領域外にある場合、言い換えるならば、
TF1,TF2,TF3およびTF4で示した禁止負領域
内にある場合には、例えば許容限界外にある要素
によつて惹起される電子回路要素B内の機能不全
または例えば電磁擾乱などによる信号線路1,
4,5における擾乱作用が選択的に決定される。
信号処理装置71は、例えば、Motorola
MC6809型とすることができるマイクロプロセツ
サを備えておつて、検出信号ステーシヨンならび
に導体の状態を特徴付ける時間区間t1,t2,t3
t′3およびt4を予め定められたプログラムにしたが
い格納されている正および負の時間範囲と比較す
る。第1図、第7図、第8図および第9図に示す
検出信号ステーシヨンおよび第6図に示す制御装
置ばかりではなく、第4図および第5図に示す電
子回路要素Bならびに検出信号ステーシヨン、制
御装置および中央信号ステーシヨン7間に延在す
る全べての導体が恒常的に監視される。このよう
にして伝送の信頼性は大きく改善される。
第11図には、信号処理装置71を含む中央信
号ステーシヨン7の単純な設計例がブロツク回路
ダイアグラムで示してある。この図において、マ
イクロプロセツサは全ての必要な制御監視機能を
取行なう。回路は電圧制御回路73、電流評価回
路72ならびに線路切換回路74のブロツクに分
割されている。線路電圧は、電圧調整器をなす例
えば「LM304型」の回路のような集積回路のプ
ログラミング入力を介して与えられる。トランジ
スタT41がマイクロプロセツサの出力Iを介して
付活されると線路電圧は零になる。トランジスタ
T41ならびにトランジスタT40が付活されず導通
にならない場合には、増加電圧13(第3図参
照)が抵抗器R70によつて調整される。トランジ
スタT40が線路Hによつて付活されると、抵抗器
R70およびR71は互いに並列に接続される。この
ようにして、第2図および第3図に示す質問電圧
が発生される。
電流は、抵抗器R72ないしR76により比較器と
して接続されている演算増幅器OP1を介して公知
の仕方で測定される。演算増幅器OP1の出力Up
はマイクロプロセツサの1つの入力端に結合され
る。そこでマイクロプロセツサは時間区間t1,t2
等を測定してこれら時間区間をそれぞれ、第10
図に示す「時間スロツト」TR,TA,TSおよび
TF1ないしTF4に相関することができる。このよ
うにして、各個々の検出信号ステーシヨンの特定
の状態を判定することができる。
第11図の右上の部分には、さらに、中央信号
ステーシヨン7において前部端子A1または後部
端子A2のいずれからも信号線路にリレーにより
質問する働きをなす再切換回路74が示されてい
る。この回路構成は、信号線路に短絡または遮断
が生じている場合に非常に有用である。
以上本発明の好ましい実施例について述べた
が、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で他の仕方でいろいろに具
現し実施し得るものであることを銘記されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による監視装置の第1の実施例
を示す回路略図、第2図は質問サイクルの第1の
モードで動作した場合の第1図に示した監視装置
の電圧および電流の時間変化を図解する略図、第
3図は質問サイクルの第2のモードで動作した場
合の第1図に示した監視装置の電圧および電流の
時間変化を示す略図、第4図は第1図に示した監
視装置の検出信号ステーシヨンに用いられている
電子回路要素の回路略図、第5図は本発明の監視
装置の第2の実施例の検出信号ステーシヨンで用
いられている電子回路要素の回路略図、第6図は
第1図に示した監視装置の検出信号ステーシヨン
で制御機能を発生するための制御装置の回路略
図、第7図は複数の差込検出器が1つの検出信号
ステーシヨンに接続されている本発明による監視
装置の第3の実施例を示す回路略図、第8図は電
子回路要素およびスイツチング素子が、検出信号
ステーシヨンのソケツト部材と差込検出器との間
に設けられている接続部材に配設されている本発
明の監視装置の第4番目の実施例による検出信号
ステーシヨンのブロツク・ダイアグラム、第9図
はスイツチング素子および電子回路要素が検出信
号ステーシヨンの差込検出器に組込まれている本
発明の監視装置の第5番目の実施例による検出信
号ステーシヨンのブロツク・ダイアグラムを示す
図、第10図は第1図に示した監視装置の信号処
理装置に機能不全帯を含む検出信号ステーシヨン
の動作中の時間期間もしくは区間の評価の仕方を
図解する略図、そして第11図は本発明による監
視装置の第6番目の実施例による単純な中央ステ
ーシヨンおよび信号処理装置を示す回路略図であ
る。 7……中央信号ステーシヨン、1,4,5……
信号線路、OP……演算増幅器、ME……差込検
出器、F……ソケツト部材、S……スイツチング
素子、B……電子回路要素、V……接続部材、U
……質問電圧、L……警報インジケータ、R……
抵抗器、D……ツエナーダイオード、T……トラ
ンジスタ、C……コンデンサ、Y……リレー、7
1……信号処理装置、72……電流評価回路、7
3……電圧制御回路、74……切換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央信号ステーシヨンと、各々が各種状態を
    取る検出器MEを含んで、電源線を兼ねた信号線
    路を介して前記中央信号ステーシヨンに直列に接
    続される複数の検出信号ステーシヨンとを有する
    監視装置であつて、 前記中央信号ステーシヨンには、電流評価回路
    72と、呼び出し開始時に前記信号線路の線路間
    電圧を急激に変化させる電圧制御回路73と、前
    記信号線路が一端及び他端においてそれぞれ接続
    される、それぞれが一対の端子から成る前部端子
    A1及び後部端子A2、並びにこれら前部端子、後
    部端子のいずれか一方に前記電流評価回路及び前
    記電圧制御回路を切り換え接続する切替スイツチ
    素子を有する線路切り替え回路74とを有する信
    号処理装置が設けられ、 前記検出信号ステーシヨンには、常時はオフ状
    態のスイツチング素子Sと、電子回路要素Bとが
    設けられ、 前記電子回路要素は、前記信号線路の前記前部
    端子側または前記後部端子側から電源が供給され
    た時に、前記検出器の各種状態に応じて異なるタ
    イミングで電流パルスを前記信号線路に送出させ
    ると共に、前記スイツチング素子をオンさせて後
    段の前記後部端子側の前記信号線路に接続され
    た、または、前記前部端子側の前記信号線路に接
    続された前記検出信号ステーシヨンに前記中央信
    号ステーシヨンからの電源を供給させ、 前記中央信号ステーシヨンは、前記電圧制御回
    路を制御して呼び出し開始信号を前記信号線路に
    送出させると共に、前記検出信号ステーシヨンか
    らの前記電流パルスにより前記検出器の状態、及
    び前記信号線路の遮断を判別するマイクロプロセ
    ツサを有し、該マイクロプロセツサは前記信号線
    路の遮断を判別した時に、前記線路切り替え回路
    の前記切替スイツチ素子を制御して、前記電流評
    価回路と前記電圧制御回路とを、前記前部端子及
    び前記後部端子の一方から他方に切替え接続させ
    るようにした監視装置。 2 中央信号ステーシヨンと、各々が各種状態を
    取る検出器MEを含んで、電源線を兼ねた信号線
    路を介して前記中央信号ステーシヨンに直列に接
    続される複数の検出信号ステーシヨンとを有する
    監視装置であつて、 前記中央信号ステーシヨンには、電流評価回路
    72と、呼び出し開始時に前記信号線路の線路間
    電圧を急激に変化させる電圧制御回路73と、前
    記信号線路が一端及び他端においてそれぞれ接続
    される、それぞれが一対の端子から成る前部端子
    A1及び後部端子A2、並びにこれら前部端子、後
    部端子のいずれか一方に前記電流評価回路及び前
    記電圧制御回路を切り換え接続する切替スイツチ
    素子を有する線路切り替え回路74とを有する信
    号処理装置が設けられ、 前記検出信号ステーシヨンには、常時はオフ状
    態のスイツチング素子Sと、電子回路要素Bとが
    設けられ、 前記電子回路要素は、前記信号線路の前記前部
    端子側または前記後部端子側から電源が供給され
    た時に、前記検出器の各種状態に応じて異なるタ
    イミングで電流パルスを前記信号線路に送出させ
    ると共に、前記スイツチング素子をオンさせて後
    段の前記後部端子側の前記信号線路に接続され
    た、または、前記前部端子側の前記信号線路に接
    続された前記検出信号ステーシヨンに前記中央信
    号ステーシヨンからの電源を供給させ、 また、前記電子回路要素は、後段の前記後部端
    子側の信号線路、または前記前部端子側の前記信
    号線路が短絡状態か否かを判別し、後段の前記信
    号線路が短絡状態の時に前記電流パルスの送出を
    禁止させる短絡検査回路を有し、 前記中央信号ステーシヨンは、前記電圧制御回
    路を制御して呼び出し開始信号を前記信号線路に
    送出させると共に、前記検出信号ステーシヨンか
    らの前記電流パルスにより前記検出器の状態、及
    び前記信号線路の短絡・遮断を判別するマイクロ
    プロセツサを有し、該マイクロプロセツサは前記
    信号線路の短絡・遮断を判別した時に、前記線路
    切り替え回路の前記切替スイツチ素子を制御し
    て、前記電流評価回路と前記電圧制御回路とを、
    前記前部端子及び前記後部端子の一方から他方に
    切替え接続させるようにした監視装置。
JP58219654A 1982-11-23 1983-11-24 監視装置 Granted JPS59109995A (ja)

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