JPS5851388B2 - 円筒状セパレ−タの製法 - Google Patents
円筒状セパレ−タの製法Info
- Publication number
- JPS5851388B2 JPS5851388B2 JP52004503A JP450377A JPS5851388B2 JP S5851388 B2 JPS5851388 B2 JP S5851388B2 JP 52004503 A JP52004503 A JP 52004503A JP 450377 A JP450377 A JP 450377A JP S5851388 B2 JPS5851388 B2 JP S5851388B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- cylindrical separator
- cylindrical
- manufacturing
- vinylon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はアルカリ電池等に使用されて、陰極と陽極と
を隔離し、かつ電解液を吸液保存する円筒状セパレータ
に係り、耐アルカリ性で、且つイオン透過性で電解液保
存性が良く、機械的強度も光分な帯状の不織布を円筒状
に巻き、その合わせ目を熱溶着によって成形する円筒状
セパレータの製法に関する。
を隔離し、かつ電解液を吸液保存する円筒状セパレータ
に係り、耐アルカリ性で、且つイオン透過性で電解液保
存性が良く、機械的強度も光分な帯状の不織布を円筒状
に巻き、その合わせ目を熱溶着によって成形する円筒状
セパレータの製法に関する。
従来の円筒状セパレータは、第1図イ2口に示すように
帯状の吸収紙の如き紙を螺線状に巻き、接着剤で接着し
て円筒状にしたもの、あるいは長方形の吸収紙を単に丸
く巻き、巻き終り部分を接着剤を接着して円筒状となし
たものであった。
帯状の吸収紙の如き紙を螺線状に巻き、接着剤で接着し
て円筒状にしたもの、あるいは長方形の吸収紙を単に丸
く巻き、巻き終り部分を接着剤を接着して円筒状となし
たものであった。
ところが、このような構造では接着剤を手作業で塗布す
るので、手間がかムリ、また、接着剤塗布にバラツキが
あり、不良品が出るなど、作業能率が悪く安定した製品
ができにくい欠点があった。
るので、手間がかムリ、また、接着剤塗布にバラツキが
あり、不良品が出るなど、作業能率が悪く安定した製品
ができにくい欠点があった。
さらに吸収紙等は熱可塑性の不織布にて形成されている
ために単純な熱溶着が使用できない等の問題点があった
。
ために単純な熱溶着が使用できない等の問題点があった
。
この発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、円筒
状セパレータの材料は、機械的強度は弱いが、電池の機
能がすぐれているポリプロピレン不織布を、機械的強度
および耐薬品性にすぐれたビニロン不織布で両面より挾
みこんで成形し、この材料を円筒状に巻きこんだ巻き終
り部の合わせ目においてポリプロピレン不織布に薄い電
解液を浸すと共に、外側のビニロン不織布を熱溶着によ
り接合した円筒状セパレータの製法を提供するにある。
状セパレータの材料は、機械的強度は弱いが、電池の機
能がすぐれているポリプロピレン不織布を、機械的強度
および耐薬品性にすぐれたビニロン不織布で両面より挾
みこんで成形し、この材料を円筒状に巻きこんだ巻き終
り部の合わせ目においてポリプロピレン不織布に薄い電
解液を浸すと共に、外側のビニロン不織布を熱溶着によ
り接合した円筒状セパレータの製法を提供するにある。
以下この発明の実施例を添付の第2図ないし第4図にも
とづいて具体的に説明する。
とづいて具体的に説明する。
円筒状セパレータの材料1は、第2図に示すように、ビ
ニロン不織布2,3および上記ビニロン不織布2,30
間に挾みこまれるポリプロピレン不織布4によって重ね
合わされて一体的に帯状もしくは長方形に成形される。
ニロン不織布2,3および上記ビニロン不織布2,30
間に挾みこまれるポリプロピレン不織布4によって重ね
合わされて一体的に帯状もしくは長方形に成形される。
上記ポリプロピレン不織布4は単独では機械的強度は弱
いが、耐薬品性に効果があり、イオン透過性で電解液の
保液率および吸液速度も良いから従来のビニロン不織布
単体のセパレータよりも保液量で30〜40パーセント
向上し、電池の機能を向上させることができる。
いが、耐薬品性に効果があり、イオン透過性で電解液の
保液率および吸液速度も良いから従来のビニロン不織布
単体のセパレータよりも保液量で30〜40パーセント
向上し、電池の機能を向上させることができる。
このために機械的強度の強いビニロン不織布2,3で、
上記ポリプロピレン不織布4を挾みこんで多重層に構成
すれば、短絡電流が増大し、かつ持続時間も長くなり、
従って画材質問の性質を補完し合い有効なセパレー夕材
料が得られる。
上記ポリプロピレン不織布4を挾みこんで多重層に構成
すれば、短絡電流が増大し、かつ持続時間も長くなり、
従って画材質問の性質を補完し合い有効なセパレー夕材
料が得られる。
上記材料1を円筒状に巻きこんで接合する場合接着剤を
使用すれば、上記欠点が生じて製品の均一化が計れない
ので、第3図および第4図に示すように巻き終り部の合
わせ目を熱溶着によって接合するものである。
使用すれば、上記欠点が生じて製品の均一化が計れない
ので、第3図および第4図に示すように巻き終り部の合
わせ目を熱溶着によって接合するものである。
この場合上記材料1は、熱可塑性であり、ことにポリプ
ロピレン不織布4の溶融温度が摂氏120度程度と低温
であるため、ビニロン不織布2,3の溶着温度では接合
部のポリプロピレン不織布4が溶解してしまい、電池の
性能を著しく低下させてしまうことになる。
ロピレン不織布4の溶融温度が摂氏120度程度と低温
であるため、ビニロン不織布2,3の溶着温度では接合
部のポリプロピレン不織布4が溶解してしまい、電池の
性能を著しく低下させてしまうことになる。
そこで、上記材料1を円筒状に巻きこんだ巻き終り部の
ポリプロピレン不織布4に薄めた電解液を浸した後、所
定の温度で熱溶着によってビニロン不織布を接合するも
のである。
ポリプロピレン不織布4に薄めた電解液を浸した後、所
定の温度で熱溶着によってビニロン不織布を接合するも
のである。
つぎに、こうして成形された円筒の一方の開口縁を閉蓋
して有底筒状セパレータを形成するものであるが、上記
筒状セパレータの底部の閉蓋は、一般に使用されている
熱溶着によって成形される。
して有底筒状セパレータを形成するものであるが、上記
筒状セパレータの底部の閉蓋は、一般に使用されている
熱溶着によって成形される。
このように、この発明による長方形、あるいは帯状の耐
アルカリ性でイオン透過性のすぐれた材料を巻きこんで
形成した円筒状セパレータは、接合部における溶着が均
一であり、しかも製造工程が簡単であるから、接合部の
電池の機能を損うことなく、安定した円筒状セパレータ
が能率よ(製造できるものである。
アルカリ性でイオン透過性のすぐれた材料を巻きこんで
形成した円筒状セパレータは、接合部における溶着が均
一であり、しかも製造工程が簡単であるから、接合部の
電池の機能を損うことなく、安定した円筒状セパレータ
が能率よ(製造できるものである。
第1図イ1口は従来の円節状セパレータの接合部を示す
横断面図、第2図はこの発明の円筒状セパレータの材料
を示す断面図、第3図ないし第4図はこの発明による円
筒状セパレータの実施例ヲ示す一部切欠斜視図である。 1・・・・・・円筒状セパレータの材料、2,3・・・
・・・ビニロン不織布、4・・・・・・ポリプロピレン
不織布。
横断面図、第2図はこの発明の円筒状セパレータの材料
を示す断面図、第3図ないし第4図はこの発明による円
筒状セパレータの実施例ヲ示す一部切欠斜視図である。 1・・・・・・円筒状セパレータの材料、2,3・・・
・・・ビニロン不織布、4・・・・・・ポリプロピレン
不織布。
Claims (1)
- 1 熱可塑性材質の円筒体を加熱成形する円筒状セパレ
ータにおいて、ビニロン不織布の間にポリプロピレン不
織布を挾みこんで、帯状もしくは長方形の材料を成形し
、上記材料を所定の円筒体に巻きこみ、上記巻き終り部
の合わせ目に位置するポリプロピレン不織布を電解液等
に浸した後、上記巻き終り部に位置するビニロン不織布
を熱溶着によって接合したことを特徴とする円筒状セパ
レータの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004503A JPS5851388B2 (ja) | 1977-01-19 | 1977-01-19 | 円筒状セパレ−タの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52004503A JPS5851388B2 (ja) | 1977-01-19 | 1977-01-19 | 円筒状セパレ−タの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5390071A JPS5390071A (en) | 1978-08-08 |
JPS5851388B2 true JPS5851388B2 (ja) | 1983-11-16 |
Family
ID=11585848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52004503A Expired JPS5851388B2 (ja) | 1977-01-19 | 1977-01-19 | 円筒状セパレ−タの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851388B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6174187U (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-20 | ||
JPH0426945Y2 (ja) * | 1985-08-16 | 1992-06-29 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582365A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | Canon Inc | 記録液 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4810814U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-02-07 |
-
1977
- 1977-01-19 JP JP52004503A patent/JPS5851388B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4810814U (ja) * | 1971-06-16 | 1973-02-07 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6174187U (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-20 | ||
JPH0426945Y2 (ja) * | 1985-08-16 | 1992-06-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5390071A (en) | 1978-08-08 |
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