JPH04269176A - ボックスレンチ - Google Patents

ボックスレンチ

Info

Publication number
JPH04269176A
JPH04269176A JP3295740A JP29574091A JPH04269176A JP H04269176 A JPH04269176 A JP H04269176A JP 3295740 A JP3295740 A JP 3295740A JP 29574091 A JP29574091 A JP 29574091A JP H04269176 A JPH04269176 A JP H04269176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrench
corner
socket
angle
socket opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3295740A
Other languages
English (en)
Inventor
Gene E Olson
ジーン イー.オルソン
William T Pagac
ウイリアム ティー.パガック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snap On Inc
Original Assignee
Snap On Tools Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snap On Tools Corp filed Critical Snap On Tools Corp
Publication of JPH04269176A publication Critical patent/JPH04269176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/02Spanners; Wrenches with rigid jaws
    • B25B13/04Spanners; Wrenches with rigid jaws of ring jaw type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボックスレンチ、特に、
多角形の締め具に使用する2端部を有する両面使用可能
なボックスレンチに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】2端部を有するボックスは
夫々多角形のソケット開口を有する2つのレンチヘッド
を相互接続するハンドル幹部を備え、この開口は複数の
コーナ部を有し、各開口の両端に2つのレンチ面を形成
するようにレンチヘッドを貫通する。上記2つのソケッ
ト開口は同じ大きさとしてもよいし、また異なる大きさ
としてもよい。ヘッドの両レンチ面を使用可能なように
裏返し可能ならば、レンチは両面使用可能となる。
【0003】ボックスレンチを連続して360°回転可
能ならばボックスレンチの使用が最も簡単である。この
場合、1つのレンチヘッドを締め具に1回装着するだけ
で、締め具は締めたり、緩めたりすることができる。し
かし、典型的にはレンチを360°連続回転するのを妨
げる障害物がある。そのような場合、締め具は制限され
た揺動角回転し、その後のレンチヘッドは取り外されて
更に部分的回転を行うため新しいレンチ位置の締め具に
装着される。しかし、許容揺動角がソケットの隣接した
外方に向いたコーナ部間の角度以下、例えば、六角ソケ
ットの場合60°、(重ね合せた六角形が互いに30°
回転した2つの重ね合わせた六角形である)六角形状を
重ね合せたソケットの場合30°である場合、装着して
許容揺動角揺動させた後、同じレンチヘッドを異なる位
置の締め具に再装着して同じ方向に更に回転させること
はできない。
【0004】そのような場合、双方のソケット開口の大
きさを同じにし、更にハンドル幹部の縦軸に対し異なる
オフセット角に配向することにより、レンチを繰り返し
装着して締め具を同一方向に連続回転すること(以下“
繰り返し前進回転”と称する)ができることが知られて
いる。従って、1つの公知の2端部レンチにおいて、外
方に向くコーナ部がハンドル幹部の縦軸と整合するよう
に(即ち、オフセット角は零度)一方のソケット開口を
配向し、外方に向くコーナ部がハンドル幹部の縦軸に対
し15°オフセットするように他方のソケット開口を配
向した六角形状を重ね合せたソケット開口により15°
の揺動角で繰り返し前進回転が達成される。そのような
レンチにおいて、繰り返し前進回転は2つのレンチヘッ
ドを締め具に交互に装着することにより達成される。 しかし、15°以下の最小揺動角での繰り返し前進回転
は六角形状を重ね合せたソケット開口の場合には不可能
であった。
【0005】本発明の一般的な目的は構造上及び操作上
の利点を達成する一方、従来の2端部ボックスレンチの
欠点を防止する2端部ボックスレンチを提供することで
ある。
【0006】本発明の重要な特徴は4つの異なるレンチ
面を締め具に装着可能なように両面が使用可能な2端部
ボックスレンチを提供することである。
【0007】本発明の他の特徴は1回の装着中、非常に
小さな角度だけレンチを回転することができ、締め具の
繰り返し前進回転を可能とする2端部ボックスレンチを
提供することである。
【0008】上記特徴と関連して、本発明の更に他の特
徴は等間隔に離間したコーナ部を有する多角形のソケッ
ト開口を備え、ソケット開口の隣接した外方に向くコー
ナ部間の角度のわずか1/4の最小揺動角で繰り返し前
進回転を可能とする上記タイプの両面使用可能な2端部
ボックスレンチを提供することである。
【0009】本発明の更に他の特徴はレンチを7−1/
2°だけの揺動角を移動させながら、六角締め具の繰り
返し前進回転を許容する2端部両面使用可能なボックス
レンチを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段、構成及び効果】本発明の
上記及び他の特徴は各々縦軸と自由端部を有する複数の
アームを備えるハンドル装置と、前記自由端部とそれぞ
れ一体形成された前記アームの数と同数のボックスレン
チヘッドとを具備し、前記ヘッドの各々が当該ヘッドを
貫通して延在する多角形のソケット開口を有し、各ソケ
ット開口は夫々同じ大きさに形成され、かつ各々がソケ
ット開口の中心を通過するコーナ軸を備えて互いに等角
度間隔に離間した外方に向く同じ所定数のコーナ部を有
し、各ソケット開口はコーナ軸の1つを隣接したコーナ
軸間の角度より小さい所定のオフセット角で関連するア
ームの縦軸に対し傾斜するように配向され、Aをソケッ
ト開口の隣接したコーナ軸間の角度とし、Nをレンチヘ
ッドの数としたときに前記オフセット角の1つはA/4
Nで、いずれか2つのオフセット角間の差はN−1以下
である整数倍数のA/2N倍である、多角形の締め具に
使用する複数端部を有する両面使用可能なボックスレン
チを提供することにより達成される。
【0011】本発明は種々の新規な特徴と、以下に十分
に記述し、添付図面に示し、特に添付特許請求の範囲に
おいて指摘した部材の組合わせとを備え、本発明の精神
から逸脱することなく、もしくは本発明の利点を損なわ
ずに、詳細部において種々の変更が可能なことが理解さ
れる。
【0012】
【実施例】図1から図3を参照すると、本発明の第1実
施例による、2端部ボックスレンチの全体が符号10に
より示されている。レンチ10は一体構造体であり、夫
々が一端で接合され、各々縦軸を有する2つの直線アー
ム12,13を設けたほぼ平坦状のハンドル幹部11を
備える。開示した実施例において、アーム12,13は
共通の縦軸を有するように整合するが、本実施例におい
ては整合する必要はない。レンチ10は六角形の締め具
15(図4のAからE)のような多角形の締め具に使用
するようになっており、この六角形の締め具は内側がね
じ部の貫通開口16と、等角度に離間した6のコーナ部
17とを有し、これらのコーナ部の1つ17Aは影が付
けられているのが図示され、このコーナ部17Aの頂点
と開口16の中心を通って延出するコーナ部軸18を有
する。
【0013】2つのレンチヘッド20,30は両端でア
ーム12,13と夫々一体形成され、このレンチヘッド
に、このヘッドを貫通する六角形状を重ね合せたソケッ
ト開口21,31が夫々設けられている。ソケット開口
21,31は同じ大きさであり、双方共同じ締め具に使
用可能である。ソケット開口21は中心22と、等角度
に離間し、外方に向く12のコーナ部23とを有し、各
コーナ部はコーナ部の頂点と、ソケット開口21の中心
22を通って延出するコーナ部軸24を有する。各コー
ナ部23は一対の駆動面25により形成される。ソケッ
ト開口21は関連する締め具に装着される2つのレンチ
面26,27を有するレンチヘッド20を貫通する。同
様に、ソケット開口31は中心32と、等角度に離間し
、外方に向く12のコーナ部33とを有し、各コーナ部
はコーナ部軸34を有し、一対の駆動面35により形成
される。また、ソケット開口31は2つのレンチ面36
,37を有する関連するレンチヘッド30を貫通する。
【0014】各レンチヘッド20,30はハンドル幹部
11より若干厚く、駆動面25,35は共通の中間面3
8(図2)にほぼ直交する方向に配設され、この中間面
はハンドル幹部11の中間面でもある。縦軸14は中間
面38及びこの中間面に直交する基準面に延設され、こ
の基準面はソケット開口21,31の中心を通過する。 従って、レンチ10は両面使用可能であり、即ちレンチ
面26,27,36,もしくは37のいずれもが締め具
の軸に対しハンドル幹部11の角度を変えずに、関連す
る締め具に装着可能であることは分かるであろう。
【0015】本発明の基本的な観点は、4つのレンチ面
26,27,36,37の夫々に独特な利用可能性を提
供することである。従って、ソケット開口21,31は
同じ大きさ、形状であるが、関連するアーム12,13
の縦軸に対し異なった方向に配向されている。特に、ソ
ケット開口21は縦軸14に最も近接したコーナ部23
がこの縦軸からずれて、コーナ部軸24が縦軸14に対
し角度B傾斜して配設される。一方、ソケット開口31
は縦軸14からずれた、この縦軸14に最も近接したコ
ーナ部33を有し、コーナ部軸34は縦軸14に対し角
度Cを形成する。各角度B,Cは隣接したコーナ部23
もしくは33間の角度Aより小さく、角度Aは六角形状
を重ね合せたソケット開口の場合30°であることが分
かるであろう。図1及び3から容易に明らかとなるよう
に、角度B,Cが異なる場合、このような構成によれば
、関連する締め具から見れば、+B,−B,+C,−C
のオフセットを有する4つの異なるレンチ面が形成され
る。
【0016】本発明の好ましい実施例において、角度C
は3°−45′であるが、角度Bは11°−15′であ
る。このような構成は関連する締め具15の繰り返し前
進回転を可能とし、レンチ10は1回の装着中、7°−
30′という小さな揺動角で回転する点で顕著な利点を
奏するということが本発明の基本的観点である。これは
独特の4つのレンチ面26,27,36,37の全てを
連続的に装着することにより達成され、図解を容易にす
るためレンチ面は夫々L1、L4、L2、L3と表示し
た。
【0017】これは図4のAからEを参照して説明可能
である。これらの図面において、レンチ10は締め具1
5に装着されているのが図示され、ハンドル幹部11は
レンチ10の回転を1回の装着中の揺動角7°−30′
に制限する横方向の障害物39、39a間に配設されて
いる。7−1/2°の回転中のハンドル幹部11の開始
位置と最終位置が夫々図4のAにおいて、ハンドル幹部
11の実線及び破線により示されている。締め具15の
開始位置は図4のAに図示され、影が付いたコーナ部1
7Aは鎖線の垂直軸Vで図示したように、垂直に配向し
たコーナ軸18を有する。標準的な形状ではソケット開
口21,31は、締め具15にレンチを装着容易とする
為に駆動面25,35及び締め具15の側部との間に僅
かな回転隙間もしくは遊びを形成するような寸法に形成
されている。従って、図4のAに図示したように、駆動
面25を締め具の側部と係合させるためにレンチは非常
に僅かな回転を受けることとなる。
【0018】最初はレンチ面L一が締め具15に装着さ
れ、このレンチ面はソケット開口21をアーム12の縦
軸14から反時計方向に11−1/4°オフセットした
位置に配置する。レンチ10を反時計方向に7−1/2
°回転すると、締め具15を図4のBに図示した位置に
7−1/2°回転する。それから、レンチ10を引っく
り返し、もしくは裏返し、レンチ面L4が締め具15に
装着される。ハンドル幹部11を障害物39に対し最も
左側に移動したときに、ソケット開口21が締め具15
にうまく装着するようにオフセット角度が設定されてい
るのが分かるであろう。レンチ10を再度7−1/2°
の揺動角回転させると、締め具15は図4のCに図示し
た位置に配置されることとなる。それから、レンチ10
の端部を変えて、レンチ面L3を締め具15に装着し、
角度はレンチを障害物39に対し最も左側に移動したと
き装着可能となるように設定される。反時計方向に更に
7−1/2°回転すると、締め具は図4のDに図示した
位置に配置され、この位置においてレンチ10は裏返さ
れ、レンチ面L2が締め具に装着される。更に7−1/
2°回転すると、締め具は図4のEに図示した位置に配
置される。この時点で締め具15は図4のAの開始位置
から30°移動したことになる。レンチ面L1は再度締
め具15に装着可能となり、締め具15を所望量回転す
るに必要な回数上記工程を繰り返すことが可能である。
【0019】次に、レンチ10の設計理論について説明
する。
【0020】許容揺動角が、図1においてAと表示され
ているソケット開口の隣接するコーナ部のコーナ軸間の
角度より小さい場合、一般的に同じレンチ面を繰り返し
装着することにより締め具を同方向に回転することはで
きないことが理解される。例えば、図1の六角形状を重
ね合せたソケット開口の場合、角度Aは30°である。 従って外部の障害物により許容された最大揺動角が30
°以下の場合、例えば、面L1(もしくはL1と同一な
面)は締め具に再装着できない。本発明は締め具の繰り
返し前進回転を可能とする揺動角を最小にする。これは
関連するアームの縦軸に対しソケット開口をオフセット
することにより達成される。
【0021】所定のレンチに、レンチヘッドの数より大
きな数の独特なレンチ面を設け、いずれのレンチヘッド
にも2つの独特なレンチ面を設けることにより、これを
達成することが本発明の1つの基本的観点である。これ
は、関連するアームの縦軸に最も近接した外方に向くコ
ーナ部がアーム軸に対し所定角度オフセットしたコーナ
軸を有するように多角形のソケット開口を配向すること
により達成され、上記所定角度の大きさは零より大きく
、ソケット開口の隣接した外方に向くコーナ部間の角度
より小さい。特に、ソケット開口のオフセット角は零よ
り大きく、そのコーナ軸は関連するアームの縦軸に対し
傾斜していることに気が付く。この場合、図1及び図3
から分かるように、一方の面のオフセット角は時計方向
で、他方の面のオフセット角は反時計方向であるので、
レンチヘッドの対向レンチ面は異なっている。一方、オ
フセット角が零度(図5を参照)の場合、即ちソケット
開口のコーナ軸が関連するアームの縦軸と整合している
場合、そのレンチヘッドの2つの対向面は同一となり、
1つのレンチ面のみがそのレンチヘッドにより有効に提
供される。従って、Nをレンチヘッドの数とし、Mをソ
ケット開口が零度のオフセット角を有するヘッドの数と
したときにレンチにより提供される異なるレンチ面の数
Fは式2N−Mにより与えられる。
【0022】更に、出願人は1回の装着中、使用される
独特なレンチ面の数に反比例する最小揺動角で関連する
締め具を繰り返し前進回転可能とする、種々のソケット
開口のオフセット角間の関係を決定した。特に、いずれ
のオフセット角も零度でない場合、1つのオフセット角
はA/4Nとなり、いずれか2つのオフセット角間の差
はA/2Nの整数倍となり、ここで、整数倍数はN−1
以下である。従って、例えば、A=30°で、N=2で
ある図1から図3に図示した実施例において、1つの角
度はA/4N=30°/8=3−3/4°であり、オフ
セット角間の差は(A/2N)(N−1)=(30°/
4)(1)=7−1/2°となる。従って、B=C+7
−1/2°=3−3/4°+7−1/2°=11−1/
4°となる。これらの関係からA/Fは締め具を繰り返
し前進回転を可能とするのに必要な最小揺動角であり、
従って、外部の障害物により許容されるソケット開口の
下方限界を表す。この場合、最小揺動角、A/2Nは7
−1/2°である。
【0023】所定形状のソケット開口に対する、即ち所
定角Aに対する、繰り返し前進回転を可能とするのに必
要な揺動角は、最大数の異なるレンチ面を提供すること
から、ソケット開口のいずれもが0度のオフセット角を
有していない場合のみ最少になる。しかし、1つのソケ
ット開口が零度のオフセット角を有していれば、いずれ
か2つのオフセット角の差がA/(2N−1)の整数倍
である限り締め具の繰り返し前進回転は可能であり、こ
こで整数倍数はN−1以下である。従って、例えば、図
5の実施例を参照すると、角度B、Cの大きさを除き、
図1に示したものと同一であり、従って同じ部材には同
じ参照符号を使用しているレンチ10Aが図示されてい
る。オフセット角Bが零度であるならば、C−B=〔A
/(2N−1)〕〔N−1〕=〔30°/(4−1)〕
〔1〕=10°である。B=0°であるので、Cは10
°となる。従って、最少揺動角、A/2Nは10°であ
る。
【0024】好ましい実施例は2端部レンチを開示して
いるが、これは標準的形状であるので、本発明の原理は
、レンチが2以上のアームと、関連するレンチヘッドを
有している場合でも同様に十分適用する。更に、本発明
の好ましい実施例では六角形状を重ね合せたソケット開
口を備えたものが図示されているが、これらは標準的な
ソケット開口形状であるので、本発明の原理はいかなる
正多角形状のソケット開口、もしくは正多角形状を重ね
合せたソケット開口に適用することが分かるであろう。 従って、例えば、六角ソケット開口を有する3つのヘッ
ドを有するレンチの場合、A/2N=60°/(2×3
)=10°の最少揺動角で締め具の繰り返し前進回転が
達成される。この結果は、1つのオフセット角をA/4
N=5°とすることにより得られるであろう。従って、
他のオフセット角は5°+A/2N及び5°+2(A/
2N)、即ち15°及び25°となる。
【0025】次に図6を参照すると、両端に突出舌部4
2が設けられている細長いハンドル幹部41を備えた本
発明のレンチの他の実施例が符号40により図示されて
いる。レンチヘッド43,44はハンドル幹部41の両
端に連結され、各ヘッドは関連する舌部42を跨がり、
枢動ピン46により枢動可能に連結されているUリンク
端部45を有する。従って、各レンチヘッド43,44
は、ハンドル幹部41の縦軸に対するレンチヘッド43
の傾斜度を変えるため、関連する枢軸ピン46の軸を中
心として図6に示すように枢動可能であることが分かる
であろう。レンチ40は隣接する障害物にぶつからない
ように、締め具の軸に対しハンドル幹部41及び操作者
の手を種々の角度に傾斜可能とする。レンチ40は、締
め具が難しい位置にある場合でも最少の揺動角で締め具
を繰り返し前進回転を可能とするために、上記のいかな
るタイプのソケット開口にも使用可能なことが分かる。
【0026】上記から最少の揺動角で締め具を繰り返し
前進回転可能とする改善された2端部を有するレンチが
提供されたことが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の特徴により構成され、こ
の実施例を具体化する2端部ボックスレンチの平面図。
【図2】図1のレンチの正面前面図。
【図3】図1のレンチの底面図。
【図4】図4の(A)から(E)は六角締め具の繰り返
し前進回転を達成する、図1のレンチの一連の装着状態
を図示する拡大部分図。
【図5】本発明の第二実施例の特徴により構成され、こ
の実施例を具体化する2端部ボックスレンチの縮小平面
図。
【図6】レンチヘッドの枢動を図示する本発明の他の実
施例による、2端部ボックスレンチの側面前面図。
【符号の説明】
10  ボックスレンチ 11  ハンドル幹部 12  アーム 13  アーム 14  縦軸 15  締め具 16  開口 17  コーナ部 18  コーナ軸 20  レンチヘッド 21  ソケット開口 22  中心 23  コーナ部 24  コーナ軸 25  駆動面 26  レンチ面 27  レンチ面 30  レンチヘッド 31  ソケット開口 32  中心 34  コーナ軸 35  駆動面 36  レンチ面 37  レンチ面 38  中間面 39  障害物 40  レンチ 41  ハンドル幹部 42  舌部 43  レンチヘッド 44  レンチヘッド 45  Uリンク端部 46  枢軸ピン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  各々縦軸と自由端部を有する複数のア
    ームを含むハンドル装置と、前記自由端部にそれぞれ一
    体形成された前記アームの数と同数のボックスレンチヘ
    ッドとを具備し、前記ヘッドの各々が当該ヘッドを貫通
    して延在する多角形のソケット開口を有し、各ソケット
    開口は夫々同じ大きさに形成され、かつ各々がソケット
    開口の中心を通過するコーナ軸を備えて互いに等角度間
    隔に離間した外方に向く同じ所定数のコーナ部を有し、
    各ソケット開口はコーナ軸の1つを隣接したコーナ軸間
    の角度より小さい所定のオフセット角で関連するアーム
    の縦軸に対し傾斜するように配向され、Aをソケット開
    口の隣接したコーナ軸間の角度とし、Nをレンチヘッド
    の数としたときに前記オフセット角の1つはA/4Nで
    、いずれか2つのオフセット角間の差はN−1以下であ
    る整数倍数のA/2N倍である、多角形の締め具に使用
    する複数端部を有する両面使用可能なボックスレンチ。
  2. 【請求項2】  Nは2である請求項1に記載のレンチ
  3. 【請求項3】  前記アームは同軸である請求項2に記
    載のレンチ。
  4. 【請求項4】  Aは30°である請求項1に記載のレ
    ンチ。
  5. 【請求項5】  Nは2であり、前記オフセット角は夫
    々3−3/4°、11−1/4°である請求項4に記載
    のレンチ。
  6. 【請求項6】  前記レンチヘッドの少なくとも1つは
    その関連するアームに対し枢動可能である請求項1に記
    載のレンチ。
  7. 【請求項7】  前記レンチヘッドの各々はその関連す
    るアームに枢動可能である請求項6に記載のレンチ。
  8. 【請求項8】  前記レンチヘッドの各々は関連するア
    ームに固定され、全てが中間に直交する複数の駆動面を
    備え、この中間面は前記駆動面の各々の対向端部間の中
    間部を通過する請求項1に記載のレンチ。
  9. 【請求項9】  前記中間面は同一平面上にある請求項
    8に記載のレンチ。
  10. 【請求項10】  各々縦軸と自由端部を有する複数の
    アームを含むハンドル装置と、前記自由端部にそれぞれ
    一体形成されたアームの数と同数のボックスレンチヘッ
    ドとを具備し、これらのヘッドの各々が当該ヘッドを貫
    通して延在する多角形のソケット開口を有し、各ソケッ
    ト開口は同じ大きさに形成され、かつ各々がソケット開
    口の中心を通過するコーナ軸を備えて互いに等角度間隔
    に離間した外方に向く同じ所定数のコーナ部を有し、各
    ソケット開口はコーナ軸の1つを隣接したコーナ軸間の
    角度より小さな所定のオフセット角で関連するアームの
    縦軸に対し傾斜するように配向され、コーナ軸を有し、
    Aをソケット開口の隣接したコーナ軸間の角度とし、N
    をレンチヘッドの数としたときに前記オフセット角の1
    つは零度で、いずれか2つのオフセット角間の差はA/
    (2N−1)の整数倍であり、この整数倍数はN−1以
    下である、多角形の締め具に使用する複数端部を有する
    両面使用可能なボックスレンチ。
  11. 【請求項11】  Nは2である請求項10に記載のレ
    ンチ。
  12. 【請求項12】  Aは30°である請求項10に記載
    のレンチ。
  13. 【請求項13】  Nは2で、他のオフセット角は10
    °である請求項12に記載のレンチ。
  14. 【請求項14】  前記レンチヘッドの各々はその関連
    するアームに対し枢動可能な請求項10に記載のレンチ
  15. 【請求項15】  ハンドル幹部と、この幹部の両端で
    該幹部と夫々一体形成された2つのボックスレンチヘッ
    ドとを具備し、これらヘッドの各々は当該ヘッドを貫通
    して延在するソケット開口を有し、各ソケット開口は同
    じ大きさに形成され、かつ等角度間隔に離間した外方に
    向く12のコーナ部を有し、これらのコーナ部の各々が
    ソケット開口の中心を通過するコーナ軸を有し、一方の
    前記ソケット開口はそのコーナ軸が基準面の一方の側か
    ら3−3/4°の第一のオフセット角で配向したコーナ
    部を有し、他方の前記ソケット開口はコーナ軸が基準面
    の他方の側から11−1/4°の第二のオフセット角で
    配向したコーナ部を有する、多角形の締め具に使用する
    複数端部を有する両面使用可能なボックスレンチ。
  16. 【請求項16】  前記ソケット開口の1つの中心は前
    記基準面に位置する請求項15に記載のレンチ。
  17. 【請求項17】  前記ソケット開口双方の中心は前記
    基準面に位置する請求項16に記載のレンチ。
  18. 【請求項18】  前記ハンドル幹部は前記基準面に位
    置する縦軸を有する請求項15に記載のレンチ。
  19. 【請求項19】  Aは30°である請求項2に記載の
    レンチ。
  20. 【請求項20】  Aは30°である請求項11に記載
    のレンチ。
JP3295740A 1990-11-13 1991-11-12 ボックスレンチ Pending JPH04269176A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/611,733 US5218891A (en) 1990-11-13 1990-11-13 Double-ended reversible box wrench with 71/2 degree swing clearance
US611733 2000-07-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04269176A true JPH04269176A (ja) 1992-09-25

Family

ID=24450213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3295740A Pending JPH04269176A (ja) 1990-11-13 1991-11-12 ボックスレンチ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5218891A (ja)
EP (1) EP0485752A1 (ja)
JP (1) JPH04269176A (ja)
KR (1) KR920009513A (ja)
AU (1) AU8771291A (ja)
CA (1) CA2053142A1 (ja)
MX (1) MX9101920A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168026A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 大和ハウス工業株式会社 スパナ

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1255824B (it) * 1992-09-24 1995-11-17 Utensilerie Ass Spa Chiave ad anello perfezionata
US5685206A (en) * 1996-01-19 1997-11-11 Ma; James W. Multi-purpose tool
JPH10187157A (ja) * 1996-12-20 1998-07-14 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 自動演奏装置
US5865074A (en) * 1997-03-19 1999-02-02 Hsieh; Chih-Ching Box end wrench with stop means to hold down the bolt or nut to be turned
US6301999B1 (en) 2000-06-20 2001-10-16 The Stanley Works Ratchet wrench with force balanced pawl
TW509129U (en) 2001-11-28 2002-11-01 Hou-Fei Hu Fastening device for tool
US6662687B2 (en) 2002-04-10 2003-12-16 The Stanley Works Ratchet wrench with improved force distribution
US6666113B1 (en) * 2002-04-22 2003-12-23 Gabriel Bravo Valve wrench
US7343836B1 (en) 2005-03-01 2008-03-18 Jess Ward Bender wrench
US7353735B2 (en) * 2005-06-02 2008-04-08 The Stanley Works Ratchet wrench
US20110146462A1 (en) * 2009-12-23 2011-06-23 Watts Sr Bryan W Watts magnetic wrench systems
WO2014028779A1 (en) * 2012-08-15 2014-02-20 Ragner Gary Dean Folding multiwrenches
US9027446B1 (en) 2013-01-16 2015-05-12 Scientific Components Corporation Wrench adaptor

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US493051A (en) * 1893-03-07 Walfrid a
US964067A (en) * 1909-03-26 1910-07-12 Andrew S Steen Wrench.
US1261565A (en) * 1918-01-26 1918-04-02 Hugo F Leitner Wrench.
DE396544C (de) * 1922-11-14 1924-06-03 Willy Blaufelder Schraubenschluessel oder Schraubenzieher
US1643814A (en) * 1926-05-11 1927-09-27 John N Peterson Socket wrench
US1764990A (en) * 1929-05-09 1930-06-17 Joseph B Schultz Nonslipping wrench
US2951405A (en) * 1957-12-09 1960-09-06 Bahco Ab Multiple grip wrench
GB1042403A (en) * 1963-04-02 1966-09-14 Jacob Lionel Davies Improvements in or relating to spanners and the like
FR2227093A1 (en) * 1973-04-27 1974-11-22 Wilmonda Manuf Outillage Double open headed spanner for pipe couplings - series of flats on one head is rotated 30 degrees w.r.t. those on second head
GB1603848A (en) * 1978-05-26 1981-12-02 Motaproducts Automotive Ltd Spanners
US4327611A (en) * 1980-08-11 1982-05-04 Catanese Salvatore S Adjustable sleeve flex wrench
FR2563140A1 (fr) * 1984-04-24 1985-10-25 Facom Cle a oeil perfectionnee

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168026A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 大和ハウス工業株式会社 スパナ

Also Published As

Publication number Publication date
MX9101920A (es) 1992-07-08
KR920009513A (ko) 1992-06-25
CA2053142A1 (en) 1992-05-14
US5218891A (en) 1993-06-15
EP0485752A1 (en) 1992-05-20
AU8771291A (en) 1992-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04269176A (ja) ボックスレンチ
EP1207025B1 (en) Carrying device
TW449534B (en) Tool for driving headed fasteners
US3897703A (en) Universal socket
US4662251A (en) Orthogonal adjustable socket wrench
EP0734813A1 (en) Ratchet wrench having ratchet teeth of higher strength
JPH0144477B2 (ja)
US7201086B2 (en) Wrench with articulating head
CA2199950A1 (en) Split socket with movable facets and drive assembly
US6805029B1 (en) Extensible speed wrench crowfoot wrench head
US4210037A (en) Spanner wrench
US6223630B1 (en) Open end ratchet wrench
JPH07148679A (ja) パラレルロボット
JPS634632Y2 (ja)
JP4682378B2 (ja) ダブルアームおよびそれを備えたロボット
JPH012876A (ja) ボルト回動用工具
US5833419A (en) Angularly accessible head for threaded connector
US6389934B1 (en) Two directional operation wrench
US20050013656A1 (en) Double universal joint
JP3233599U (ja) 先端回動式レンチおよび先端回動式スパナ
JPH04115592U (ja) ロボツトアーム
JPS6214413Y2 (ja)
JPS6125980Y2 (ja)
JPH0994767A (ja) 開口スパナ
JPS6230088Y2 (ja)