JP3233599U - 先端回動式レンチおよび先端回動式スパナ - Google Patents

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Abstract

【課題】先端回動式レンチおよび先端回動式スパナを提供する。【解決手段】先端にねじ類係合用のU字状開放部12を有するスパナ11であって、該U字状開放部のほぼ中央部分に回転軸13を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた回転軸の上部にハンドル14の先端を軸着することにより、U字状開放部とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、U字状開放部をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類21を締めたり緩めたりできるようにする一方、U字状開放部の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにした。【選択図】図5

Description

本考案は、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにした先端回動式レンチおよび先端回動式スパナに関する。
ねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるレンチやスパナは種々存在するが、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるレンチやスパナを存在しなかった。
従来、上記のような問題を解決する手段として、特開2001―121435号公報 (特許文献1参照)や、特許第6539719号公報(特許文献2参照)、米国特許出願公開2004/0261586号公報(特許文献3参照)のレンチあるいはスパナが提案されている。
しかしながら、前記先行技術のレンチあるいはスパナも工具の第1の接続部を備えるヘッド部(レンチやスパナ)と第2の接続部を備えるハンドル部を連結する連結部を備え、ヘッド部(レンチやスパナ)とハンドル部をそれぞれ回転軸を介して連結部に連結するようにした構造となっている。
特開2001―121435号公報 特許第6539719号公報 米国特許出願公開2004/0261586号公報
しかしながら、前記先行技術のレンチあるいはスパナも工具の第1の接続部を備えるヘッド部(レンチやスパナ)と第2の接続部を備えるハンドル部を連結する連結部を備え、ヘッド部(レンチやスパナ)とハンドル部をそれぞれ回転軸を介して連結部に連結するものであり、工具のヘッド部(レンチやスパナ)と回転軸との間には所定の間隔が存在している。
ところが、以上のような工具のヘッド部(レンチやスパナ)と回転軸との間には所定の間隔が存在する構造では、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類は前記間隔が障害となってを無理なく締めたり緩めたりすることはできなかったのである。
本考案は、上述したように前記間隔の存在による従来の問題を解消するように改良したものであり、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を前記間隔をなくして無理なく締めたり緩めたりすることを可能とした先端回動式レンチおよび先端回動式スパナを提供することをその目的とするものである。
すなわち請求項1の先端回動式スパナは、先端にねじ類係合用のU字状開放部を有するスパナであって、該U字状開放部のほぼ中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、U字状開放部とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記U字状開放部をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記U字状開放部の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とするものである。
また請求項2の先端回動式レンチは、先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチであって、該輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、輪型の嵌合部分とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記輪型の嵌合部分をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつレンチの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の先端回動式レンチおよび先端回動式スパナは、先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチもしくはU字状開放部を有するスパナであって、ハンドルのほぼ中央に手で持ちやすい平板部を形成してあることを特徴とするものである。
本考案は請求項1に記載の先端回動式スパナであって、先端にねじ類係合用のU字状開放部を有するスパナであって、該U字状開放部のほぼ中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、U字状開放部とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記U字状開放部をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記U字状開放部の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とするものである。
したがって、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりすることができるようになった。
請求項2に記載の先端回動式レンチは、先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチであって、該輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、輪型の嵌合部分とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記輪型の嵌合部分をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつレンチの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とするものである。
したがって、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりすることができるようになった。
請求項3に記載の先端回動式レンチおよび先端回動式スパナは、先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチもしくはU字状開放部を有するスパナであって、ハンドルのほぼ中央に手で持ちやすい平板部を形成してある。
したがって、どのようなサイズの先端回動式レンチおよび先端回動式スパナであっても非常に持ちやすく、作業性が大幅に改善されたものである。
本考案の先端回動式スパナの実施例を示す概略平面図である。 その概略背面図である。 (a)および(b)はその概略側面図である。 ねじ類への先端回動式スパナの取り付け前の概略斜視図である。 (a)および(b)はねじ類へ先端回動式スパナを取り付けて操作する状態の概略平面図である。 本考案の先端回動式レンチの実施例を示す概略平面図である。 その概略背面図である。 (a)および(b)はその概略側面図である。 ねじ類へ先端回動式レンチを取り付けて操作する状態の概略斜視図である。
以下図面に基いて本考案の先端回動式スパナの実施例を具体的に説明する。
図1ないし図3(a)および(b)は本考案の先端回動式スパナの実施例を示すものであって、それぞれ図1は概略正面図、図2は概略背面図、図3は概略側面図である。
この先端回動式スパナは、先端にねじ類係合用のU字状開放部12を有するスパナ11であって、該U字状開放部12のほぼ中央部分12aに回転軸13を固定し、かつスパナ11のU字状開放部12に取り付けた前記回転軸13の上部にハンドル14の先端を軸着することにより、U字状開放部12とハンドル14とが相互に回転可能なように上下に連結してある。
そして、図4の概略斜視図に示すように、前記U字状開放部12をねじ類21にはめ込むのであるが、ハンドル14を押す操作により回転軸13位置で回転させてU字状開放部12を回転方向に回し、ねじ類21を締めたり緩めたりできるようにするのである。その一方、前記U字状開放部12の中央部分に回転軸13を固定し、かつスパナ11のU字状開放部12に取り付けた前記回転軸13の上部にハンドル14の先端を軸着してある。
したがって、工具のスパナ(ヘッド部)11と回転軸13との間には所定の間隔が存在しなくなり、ハンドル14を押す操作により回転軸13位置でU字状開放部12を回転させてねじ類21を回すのである。そのため、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類21を無理なく締めたり緩めたりすることができるようになった。
ちなみに、ハンドル14のほぼ中央には手で持ちやすい平板部14aを形成してある。したがって、どのようなサイズの先端回動式スパナであっても非常に持ちやすく、作業性が大幅に改善されるのである。
先端回動式スパナの操作を図5(a)および(b)に基いて説明すると、ねじ類21が非常に狭い幅のU字溝22aを備えた治具22内に取り付けられており、その非常に狭い幅内に取り付けたねじ類21の頭部に工具のスパナ(ヘッド部)11にはめ込む。その際、工具のスパナ(ヘッド部)11と回転軸13との間には所定の間隔が存在しなくなり、ハンドル14を押す操作により回転軸13位置でU字状開放部12を回転させて非常に狭い幅のU字溝22aを備えた治具22内に取り付けたねじ類21を回すことができる。このようなハンドル14を押す操作のみでねじ類21を回すことができるため、ネジ類21の取り付け取外し作業の作業効率が飛躍的に向上した。
図6ないし図8(a)および(b)は本考案の先端回動式レンチの実施例を示すものであって、それぞれ図6は概略正面図、図7は概略背面図、図8(a)および(b)は概略側面図である。
先端回動式レンチは、先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分32を有するレンチ31であって、該輪型の嵌合部分32の中央部分に回転軸33を固定し、かつレンチ31の輪型の嵌合部分32に取り付けた前記回転軸33の上部にハンドル34の先端を軸着することにより、輪型の嵌合部分32とハンドル34とが相互に回転可能なように上下に連結されている。
したがって、スパナ(ヘッド部)31の輪型の嵌合部分32と回転軸33との間には所定の間隔が存在しなくなり、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類41を無理なく締めたり緩めたりすることができるようになった。
そして、図9の概略斜視図に示すように、前記輪型の嵌合部分32をねじ類41にはめ込むのであるが、ハンドル34の回転方向に押す操作によりねじ類41を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記輪型の嵌合部分32の中央部分に回転軸33を固定し、かつレンチ31の輪型の嵌合部分32に取り付けた前記回転軸33の上部にハンドル34の先端を軸着したことにより、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類41を無理なく締めたり緩めたりできるようになった。
ちなみに、ハンドル34のほぼ中央には手で持ちやすい平板部34aを形成してある。したがって、どのようなサイズの先端回動式レンチであっても非常に持ちやすく、作業性が大幅に改善されるのである。
本考案の先端回動式レンチおよび先端回動式スパナは、上記した従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類31,41の連結のためばかりでなく、その他の種々の用途にも好適に使用することができる。
なお、本考案は、その全体が金属またはエンジニアリングプラスチックにより製作することを原則とするが、これは絶対的な要件ではない。場合によっては、全体または部分的に他の素材やその他の形状を用いるように構成する場合もある。
11 スパナ
12 U字状開放部
12a 中央部分
13 回転軸
14 ハンドル
14a 平板部
21 ねじ類
22 治具
22a U字溝
31 レンチ
32 輪型の嵌合部分
33 回転軸
34 ハンドル
34a 平板部
41 ねじ類


Claims (3)

  1. 先端にねじ類係合用のU字状開放部を有するスパナであって、該U字状開放部のほぼ中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、U字状開放部とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記U字状開放部をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記U字状開放部の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナのU字状開放部に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とする先端回動式スパナ。
  2. 先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチであって、該輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつスパナの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着することにより、輪型の嵌合部分とハンドルとが相互に回転可能なように上下に連結されており、前記輪型の嵌合部分をハンドルの回転方向に押す操作によりねじ類を締めたり緩めたりできるようにする一方、前記輪型の嵌合部分の中央部分に回転軸を固定し、かつレンチの輪型の嵌合部分に取り付けた前記回転軸の上部にハンドルの先端を軸着したことにより、従来困難であった非常に狭い幅内に取り付けたねじ類を無理なく締めたり緩めたりできるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の先端回動式レンチ。
  3. 先端にねじ類係合用の輪型の嵌合部分を有するレンチもしくはU字状開放部を有するスパナであって、ハンドルのほぼ中央に手で持ちやすい平板部を形成してあることを特徴とする請求項1または2に記載の先端回動式レンチおよび先端回動式スパナ。



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