JP3544948B2 - 省力スパナ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の省力スパナ構造に係り、特に、ラチェットホイールシート、駆動軸が一つのメインサポートロッドの端部と中段に枢設され、且つ該ラチェットホイールシートの周縁に、滑り溝を具えた延伸部が延設され、駆動軸中段がピンで該滑り溝部分に結合され、ラチェットホイールシートが出力軸で回したいボルトに嵌合され、メインサポートロッドを固定し、該駆動軸を回すと、メインサポートロッド、駆動軸間の施力アームの変換変化により、操作が簡便で、省力の効果を達成するスパナ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
社会環境の快速な変遷により、現代人の生活において各種の工具をより頻繁に使用するようになった。例えば、ネジ回し、各種のプライヤー、スパナなどである。これらはいずれも不可欠の手持ち工具とされる。
【0003】
一般によく見られるトルク増加の方法において、多くはボルト、ナットに嵌合させたスパナの外端部に一つの延長スリーブを套設して、施力の力のアームを増加して、力のモーメントを増加し、省力目的を達成している。使用に便利なラチェットホイール装置を利用したスパナ構造もあり、その多くは、ハンドル端部に単一方向或いは双方向ラチェットホイールを枢設し、該ラチェットホイールで一つのスリーブを介して回したいボルトを駆動し、ボルトを締める或いはゆるめる動作を達成する。しかし、このようなスパナ構造は単純にハンドルの長さを利用して省力操作の目的を達成しているだけであり、もし締めつけ過ぎると、施力しにくくなりボルトをゆるめられなくなる問題があった。
【0004】
さらに、施力されたボルトがゆるむにつれ、抵抗の作用力がなく、操作者がスパナと施力方向に従い急速に衝突し、ボルト、関係スパナ工具及び人員の損傷を形成し、これもまた伝統的なスパナ工具の使用上の厳重な欠点であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は一種の省力スパナ構造を提供することを課題とし、それは、メインサポートロッドの中段にラチェットホイールシートと駆動軸が枢設され、該ラチェットホイールシートの周縁に傾斜する滑り溝を具えた延伸部が凸設され、駆動軸の中段が一つのピンで前述の滑り溝に結合され、これによりメインサポートロッドが固定されて駆動軸を回せるものとされ、受力の力のアームの変化を利用して施力の力のモーメントを増加する省力機能を達成する構造であるものとする。
【0006】
本発明は一種の省力スパナ構造を提供することをもう一つの課題とし、それは、そのラチェットホイールシートがメインサポートロッドの端部に枢設され、施力時に該メインサポートロッドが非回転の状態に保持され、これにより、ボルト、ナットがゆるめられた後も、操作者が突然衝突される状況が発生せず、使用者及び関係工具の安全を確保できる構造であるものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、省力スパナ構造において、ラチェットホイールシートと、メインサポートロッドと、駆動軸とを少なくとも具え
ラチェットホイールシート、その外周縁より一つの延伸部が凸伸し、該延伸部に斜めに延伸された滑り溝が設けられ、該ラチェットホイールシートの中央に通された一つの出力軸がラチェットホイールシートの軸方向の二側に向けて凸伸し、
メインサポートロッド、一つの端部に外から内にラチェットホイール嵌め孔と中央ピン孔が設けられ、該ラチェットホイール嵌め孔が前記ラチェットホイールシートに套設され、ラチェットホイールシートがラチェットホイール嵌め孔内で回転可能とされ、
駆動軸、一つの端部に、支点ピン孔と駆動ピン孔が設けられ、該支点ピン孔を貫通するロックピンがメインサポートロッドの中央ピン孔を貫通し、該駆動ピン孔を貫通するピンがラチェットホイールシートの滑り溝内に挿入され、該駆動軸が該ロックピンを支点として回転する時、該ピンが連動してラチェットホイールシートの延伸部を駆動して回転させ、並びに出力軸にそのトルクを伝えることを特徴とする、省力スパナ構造としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の省力スパナ構造において、メインサポートロッドのラチェットホイール嵌め孔を具えた一端が折り曲げられた扁平部とされ、二つのメインサポートロッドが併合されて、二つの該扁平部が分岐を形成し、二つのラチェットホイール嵌め孔がラチェットホイールシートの軸方向の二側に套設されたことを特徴とする、省力スパナ構造としている。
請求項3の発明は、請求項2に記載の省力スパナ構造において、駆動軸の支点ピン孔を具えた一端が折り曲げられた扁平部とされ、二つの駆動軸が併合されて、二つの扁平部が分岐を形成し、二つの駆動軸がそれぞれの支点ピン孔を以てメインサポートロッドに枢設されたことを特徴とする、省力スパナ構造としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の分解斜視図である。図示されるように、本発明は、メインサポートロッド1、ラチェットホイールシート2、駆動軸3を具えている。そのうちメインサポートロッド1の一端部に折り曲げられた扁平部11が設けられ、二つのメインサポートロッド1が併合後の別端部に延長されたハンドル12が套設され、これら二つの扁平部11が分岐し、該扁平部11の外端部と中段にそれぞれラチェットホイール嵌め孔111、中央ピン孔112が設けられ、ラチェットホイールシート2の外周縁が凸伸されて一つの延伸部21が設けられ、該延伸部21に斜めに伸びる滑り溝211が設けられ、ラチェットホイールシート2の中央を貫通する出力軸22が二側に向けて凸伸し、そのトルクを出力し、駆動軸3の一端部に折り曲げられた扁平部31が設けられ、二つの駆動軸3が併合後の別端に延長されたハンドル32が套設され、二つの扁平部31が分岐を形成し、扁平部31の外端部と中段部に支点ピン孔311と駆動ピン孔312が設けられ、該駆動ピン孔312にピン313が挿入される。
【0009】
図2は本発明の全体の組み合わせ斜視図である。図3も参照されたい。組み合わせ時には、二つのメインサポートロッド1をラチェットホイール嵌め孔111によりラチェットホイールシート2の両側に枢設し、その延伸部21が二つの扁平部11の間で回転可能とし、一つのロックピン113を扁平部11の中央ピン孔112と駆動軸3の支点ピン孔311に通し、駆動軸3をメインサポートロッド1の中央ピン孔112を支点として回転可能となし、該駆動軸3の駆動ピン孔312を通るピン313をラチェットホイールシート2の滑り溝211内に挿入し、連動する組み合わせを完成する。
【0010】
図3、4及び図5は本発明の平面、立体の使用動作表示図である。図3に示されるように、使用時には、出力軸22を回したいボルト或いはナットに連接し、ラチェットホイールシート2の延伸部21が駆動回転する力のモーメント(即ち駆動軸3によりピン313を駆動し滑り溝211内で延伸部21を駆動し回転させる)により該ボルト、ナットの締めつけの摩擦力を克服し、この延伸部21を駆動する力は、駆動軸3が支点ピン孔311を支点として回転する時に発生する。操作者の手が握るハンドル32部分から支点ピン孔311(ロックピン113)の距離は支点ピン孔311(ロックピン113)から駆動ピン孔312(ピン313)までの距離より遙に大きいため、該駆動軸3自身がてこ作用を形成し、且つラチェットホイールシート2の回転中心から滑り溝211内を貫通するピン313(受力点)までの距離がこのボルト、ナット自身の半径より大きいため、ラチェットホイールシート2の延伸部21と駆動軸3自身のてこ作用により、二重の相乗の省力効果を達成できる。駆動軸3とラチェットホイールシート2の延伸部21の回転半径が異なるため、両者の連動の回転角度もまた異なり、駆動軸3とメインサポートロッド1が閉じ合わされた状態(図3)から設定された角度(図4参照)に開かれる時、駆動軸3とラチェットホイールシート2の延伸部21の回転角度の違いにより、ピン313の滑り溝211内の位置もまた改変する(滑り溝211の外端部より内向きに斜めにスライドする)。
【0011】
【発明の効果】
以上から分かるように、本発明の省力スパナ構造は、確実に省力、安全の機能を達成し、確実に産業上の利用性、新規性及び進歩性を有している。しかし以上の説明は本発明の好ましい一つの実施例に係るものであり、本発明の請求範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造分解図である。
【図2】本発明の組み合わせ後の全体の斜視図である。
【図3】本発明の平面使用動作表示図である。
【図4】本発明の平面使用動作表示図である。
【図5】本発明の立体使用動作表示図である。
【符号の説明】
1 メインサポートロッド 21 延伸部
11、31 扁平部 211 滑り溝
111 ラチェットホイール嵌め孔 22 出力軸
112 中央ピン孔 3 駆動軸
113 ロックピン 311 支点ピン孔
12、32 ハンドル 312 駆動ピン孔
2 ラチェットホイールシート 313 ピン

Claims (3)

  1. 省力スパナ構造において、ラチェットホイールシートと、メインサポートロッドと、駆動軸とを少なくとも具え
    ラチェットホイールシート、その外周縁より一つの延伸部が凸伸し、該延伸部に斜めに延伸された滑り溝が設けられ、該ラチェットホイールシートの中央に通された一つの出力軸がラチェットホイールシートの軸方向の二側に向けて凸伸し、
    メインサポートロッド、一つの端部に外から内にラチェットホイール嵌め孔と中央ピン孔が設けられ、該ラチェットホイール嵌め孔が前記ラチェットホイールシートに套設され、ラチェットホイールシートがラチェットホイール嵌め孔内で回転可能とされ、
    駆動軸、一つの端部に、支点ピン孔と駆動ピン孔が設けられ、該支点ピン孔を貫通するロックピンがメインサポートロッドの中央ピン孔を貫通し、該駆動ピン孔を貫通するピンがラチェットホイールシートの滑り溝内に挿入され、該駆動軸が該ロックピンを支点として回転する時、該ピンが連動してラチェットホイールシートの延伸部を駆動して回転させ、並びに出力軸にそのトルクを伝えることを特徴とする、省力スパナ構造
  2. 請求項1に記載の省力スパナ構造において、メインサポートロッドのラチェットホイール嵌め孔を具えた一端が折り曲げられた扁平部とされ、二つのメインサポートロッドが併合されて、二つの該扁平部が分岐を形成し、二つのラチェットホイール嵌め孔がラチェットホイールシートの軸方向の二側に套設されたことを特徴とする、省力スパナ構造。
  3. 請求項2に記載の省力スパナ構造において、駆動軸の支点ピン孔を具えた一端が折り曲げられた扁平部とされ、二つの駆動軸が併合されて、二つの扁平部が分岐を形成し、二つの駆動軸がそれぞれの支点ピン孔を以てメインサポートロッドに枢設されたことを特徴とする、省力スパナ構造。
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