JP2003025238A - 可動顎式スパナ - Google Patents
可動顎式スパナInfo
- Publication number
- JP2003025238A JP2003025238A JP2001247475A JP2001247475A JP2003025238A JP 2003025238 A JP2003025238 A JP 2003025238A JP 2001247475 A JP2001247475 A JP 2001247475A JP 2001247475 A JP2001247475 A JP 2001247475A JP 2003025238 A JP2003025238 A JP 2003025238A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable jaw
- spanner
- rotated
- handle
- wrench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スパナ本体のハンドルの送り操作角度を充分に
とれない制限された場所においても、ボルト・ナット等
の被回転部材に対してスパナ本体を差し替えることな
く、スパナ本体のハンドルの反復動作だけで被回転部材
を容易に素早く回転させることができる簡単な構造によ
るスパナを提供する。 【解決手段】本発明スパナ本体1は、ハンドル2と一体
になっている固定顎3と、軸5を支点として可動する可
動顎4とで構成され、可動顎4には壁4aと4bが付い
ていることを特徴とする。
とれない制限された場所においても、ボルト・ナット等
の被回転部材に対してスパナ本体を差し替えることな
く、スパナ本体のハンドルの反復動作だけで被回転部材
を容易に素早く回転させることができる簡単な構造によ
るスパナを提供する。 【解決手段】本発明スパナ本体1は、ハンドル2と一体
になっている固定顎3と、軸5を支点として可動する可
動顎4とで構成され、可動顎4には壁4aと4bが付い
ていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスパナ本体のハンド
ルの送り操作角度を充分にとれない制限された場所にお
いても、ボルト・ナット等の被回転部材に対して、スパ
ナ本体を差し替えることなくスパナ本体のハンドルの反
復動作だけで素早く回転させることができるスパナに関
する。
ルの送り操作角度を充分にとれない制限された場所にお
いても、ボルト・ナット等の被回転部材に対して、スパ
ナ本体を差し替えることなくスパナ本体のハンドルの反
復動作だけで素早く回転させることができるスパナに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来ごく一般に普及しているスパナは、
スパナ本体のハンドルの送り操作角度の充分に取れない
制限された場所などでボルト・ナット等の被回転部材を
回転させるために、図2のように、制限された角度まで
被回転部材を回転させたあとに図3のようにスパナ本体
を差し替えて回転させる動作が何度も必要になる。
スパナ本体のハンドルの送り操作角度の充分に取れない
制限された場所などでボルト・ナット等の被回転部材を
回転させるために、図2のように、制限された角度まで
被回転部材を回転させたあとに図3のようにスパナ本体
を差し替えて回転させる動作が何度も必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように制限され
た場所などでボルト・ナット等の被回転部材を回転させ
るために、従来のスパナでは被回転部材に対して何度も
スパナ本体を差し替えて回転させなければならないとい
う問題が生じていた。
た場所などでボルト・ナット等の被回転部材を回転させ
るために、従来のスパナでは被回転部材に対して何度も
スパナ本体を差し替えて回転させなければならないとい
う問題が生じていた。
【0004】本発明は上記の問題のようにスパナ本体の
差し替え動作をおこなわなければならない制限された場
所などにおいてボルト・ナット等の被回転部材に対して
スパナ本体を差し替えることなく容易に素早く被回転部
材を回転させることを目的とする。
差し替え動作をおこなわなければならない制限された場
所などにおいてボルト・ナット等の被回転部材に対して
スパナ本体を差し替えることなく容易に素早く被回転部
材を回転させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的の差し替え動作
に関する問題に対しては、請求項1の発明によるスパナ
本体の壁付顎部を可動させることにより達成される。
に関する問題に対しては、請求項1の発明によるスパナ
本体の壁付顎部を可動させることにより達成される。
【0006】また請求項2による発明の可動顎部に溝を
付けることにより、ボルト・ナット等の被回転部材を回
転させる際スパナ本体の反復動作中に、可動顎部の溝
に、図2のようにボルト・ナット等の被回転部材の肩が
引っ掛かるため、スパナ本体のハンドルの送り操作角度
を減少することができるので、ハンドルの送り操作角度
の充分に取れない制限された場所においてもボルト・ナ
ット等の被回転部材を回転させることができ達成され
る。
付けることにより、ボルト・ナット等の被回転部材を回
転させる際スパナ本体の反復動作中に、可動顎部の溝
に、図2のようにボルト・ナット等の被回転部材の肩が
引っ掛かるため、スパナ本体のハンドルの送り操作角度
を減少することができるので、ハンドルの送り操作角度
の充分に取れない制限された場所においてもボルト・ナ
ット等の被回転部材を回転させることができ達成され
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るスパナの正面図及び側面図である。4はスパナ本体
1の可動顎であり5を支点として可動する。4aは、ボ
ルト・ナット等の被回転部材を方向7へ回転させる際に
可動顎4の、方向10への開放を避けるために可動顎に
付加した壁であり、スパナ本体1は方向6と7に力が加
わるので可動顎4に付加した壁4aにボルト・ナット等
の被回転部材が押し当てられ、可動顎4の方向10への
開放を回避することができる。以上により可動顎が閉じ
てボルト・ナット等の被回転部材が固定され回転させる
ことができる。また、方向9へハンドル2を回転操作さ
せた場合、スパナ本体1の力の方向が8と9に変わるた
め、可動顎に対してハンドル2と一体になっている固定
顎3は抵抗なく開放され方向11へ可動する。そのため
ボルト・ナット等の被回転部材に対してスパナ本体1を
差し替えることなくスパナ本体のハンドル2の反復動作
だけでボルト・ナット等の被回転部材を一方向へ回転さ
せることが可能である。
て図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るスパナの正面図及び側面図である。4はスパナ本体
1の可動顎であり5を支点として可動する。4aは、ボ
ルト・ナット等の被回転部材を方向7へ回転させる際に
可動顎4の、方向10への開放を避けるために可動顎に
付加した壁であり、スパナ本体1は方向6と7に力が加
わるので可動顎4に付加した壁4aにボルト・ナット等
の被回転部材が押し当てられ、可動顎4の方向10への
開放を回避することができる。以上により可動顎が閉じ
てボルト・ナット等の被回転部材が固定され回転させる
ことができる。また、方向9へハンドル2を回転操作さ
せた場合、スパナ本体1の力の方向が8と9に変わるた
め、可動顎に対してハンドル2と一体になっている固定
顎3は抵抗なく開放され方向11へ可動する。そのため
ボルト・ナット等の被回転部材に対してスパナ本体1を
差し替えることなくスパナ本体のハンドル2の反復動作
だけでボルト・ナット等の被回転部材を一方向へ回転さ
せることが可能である。
【0007】また請求項2に係る発明において、可動顎
4に溝4bを付けることによりボルト・ナット等の被回
転部材を回転させる場合、図2のようにボルト・ナット
等12の肩13が溝4bに引っ掛かるため、ハンドル2
の反復動作角度を少なくすることができる。したがって
スパナ本体のハンドル送り操作角度の充分に取れない制
限された場所などにおいての、ボルト・ナット等の被回
転部材の回転を容易に素早く行うことができる。
4に溝4bを付けることによりボルト・ナット等の被回
転部材を回転させる場合、図2のようにボルト・ナット
等12の肩13が溝4bに引っ掛かるため、ハンドル2
の反復動作角度を少なくすることができる。したがって
スパナ本体のハンドル送り操作角度の充分に取れない制
限された場所などにおいての、ボルト・ナット等の被回
転部材の回転を容易に素早く行うことができる。
【0008】
【実施例】図5はスパナ本体のハンドル送り操作角度の
充分に取れない制限された場所の一例を示す説明図であ
る。このような場所に例えばホース14が通っており、
継ぎ手15にホース14の被回転部材六角ナット部14
aを締め付けて固定しなければならない場合に本発明の
可動顎式スパナを使用することにより被回転部材六角ナ
ット部14aに対してスパナ本体1を差し替えることな
く、ハンドル2の反復動作だけで被回転部材六角ナット
の回転締め付け作業を容易に素早く行うことができる。
充分に取れない制限された場所の一例を示す説明図であ
る。このような場所に例えばホース14が通っており、
継ぎ手15にホース14の被回転部材六角ナット部14
aを締め付けて固定しなければならない場合に本発明の
可動顎式スパナを使用することにより被回転部材六角ナ
ット部14aに対してスパナ本体1を差し替えることな
く、ハンドル2の反復動作だけで被回転部材六角ナット
の回転締め付け作業を容易に素早く行うことができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の上記特徴によれば、ハンドル一体固定顎と壁付き可
動顎で構成される簡単な構造で、ボルト・ナット等の被
回転部材に対してスパナ本体を差し替えることなく、ス
パナ本体のハンドルの反復動作だけでボルト・ナット等
の被回転部材を容易に素早く回転させることができる。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のスパ
ナの可動顎に溝を付けてある。このためハンドル送り操
作角度の充分に取れない制限された場所において、ボル
ト・ナット等の被回転部材に対してスパナ本体を差し替
えることなくハンドルの反復動作だけで、ボルト・ナッ
ト等の被回転部材を容易に素早く回転させることができ
る。
明の上記特徴によれば、ハンドル一体固定顎と壁付き可
動顎で構成される簡単な構造で、ボルト・ナット等の被
回転部材に対してスパナ本体を差し替えることなく、ス
パナ本体のハンドルの反復動作だけでボルト・ナット等
の被回転部材を容易に素早く回転させることができる。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のスパ
ナの可動顎に溝を付けてある。このためハンドル送り操
作角度の充分に取れない制限された場所において、ボル
ト・ナット等の被回転部材に対してスパナ本体を差し替
えることなくハンドルの反復動作だけで、ボルト・ナッ
ト等の被回転部材を容易に素早く回転させることができ
る。
【0010】以上のように本発明のスパナ本体の部品構
成及び構造が簡単なこと、及び従来一般に普及している
スパナと外観形状をほぼ同一にできるため、本発明スパ
ナを使用するにあたって、従来一般的なスパナと比較し
違和感を持つことなく使用することができるので、普及
効果の可能性が考えられる。
成及び構造が簡単なこと、及び従来一般に普及している
スパナと外観形状をほぼ同一にできるため、本発明スパ
ナを使用するにあたって、従来一般的なスパナと比較し
違和感を持つことなく使用することができるので、普及
効果の可能性が考えられる。
【図1】本発明スパナの正面図及び側面図
【図2】本発明スパナ可動顎にボルト・ナット等の肩を
引っ掛ける説明図
引っ掛ける説明図
【図3】従来スパナにおける制限された場所のスパナ本
体の回転動作説明図
体の回転動作説明図
【図4】従来スパナにおける制限された場所のスパナ本
体の差し替え動作説明図
体の差し替え動作説明図
【図5】本発明の使用実施例においての説明図
1 本発明スパナ本体
2 ハンドル
3 ハンドル2と一体の固定顎
4 可動顎
4a 可動顎4に付加した壁
4b 可動顎4に付けた溝
5 可動顎4の支点となる軸
6 被回転部材に対してスパナ本体の力の加わる方
向 7 被回転部材の回転方向 8 スパナ本体ハンドルの操作方向 9 被回転部材に対してスパナ本体の力の加わる方
向 10 可動顎4の開放方向 11 固定顎の動作方向 12 ボルト・ナット等の被回転部材 13 ボルト・ナット等の被回転部材12の肩 14 本発明実施例の制限された場所内におかれたホ
ース 14a ホース12に付属の被回転部材である六角ナッ
ト 15 本発明実施例の制限された場所内におかれた継
ぎ手
向 7 被回転部材の回転方向 8 スパナ本体ハンドルの操作方向 9 被回転部材に対してスパナ本体の力の加わる方
向 10 可動顎4の開放方向 11 固定顎の動作方向 12 ボルト・ナット等の被回転部材 13 ボルト・ナット等の被回転部材12の肩 14 本発明実施例の制限された場所内におかれたホ
ース 14a ホース12に付属の被回転部材である六角ナッ
ト 15 本発明実施例の制限された場所内におかれた継
ぎ手
Claims (2)
- 【請求項1】ハンドル2と一体の固定顎3に対向する位
置に軸5を支点として可動する、壁4aを備えた可動顎
4を取り付けた可動顎式スパナ。 - 【請求項2】請求項1により取り付けた可動顎4に溝4
bを付けた可動顎式スパナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247475A JP2003025238A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 可動顎式スパナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247475A JP2003025238A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 可動顎式スパナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003025238A true JP2003025238A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19076806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247475A Pending JP2003025238A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 可動顎式スパナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003025238A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111769248A (zh) * | 2020-07-01 | 2020-10-13 | 骆驼集团蓄电池研究院有限公司 | 一种蓄电池汇流排对焊部位快速拆解方法 |
-
2001
- 2001-07-11 JP JP2001247475A patent/JP2003025238A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111769248A (zh) * | 2020-07-01 | 2020-10-13 | 骆驼集团蓄电池研究院有限公司 | 一种蓄电池汇流排对焊部位快速拆解方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071010 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080401 |