JP3132005U - アジャスタブルレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い場所での作業効率を高めたアジャスタブルレンチを提供する。
【解決手段】アジャスタブルレンチは、ボルトやナットに嵌合する開口部を有し、当該開口部の開口幅を調節可能な嵌合部と、当該開口部と反対側に延びる把持部とを備え、嵌合部は、把持部に対してボルトやナットの回動方向の一方に回動可能とするラチェット機構部を有し、さらに、嵌合部は、把持部に対して当該回動方向と直交する方向に折れ曲がり可能に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、アジャスタブルレンチに関し、特に、ボルトやナットをつかむ嵌合する嵌合部が、人の手により把持される把持部(柄)に対して回動可能であり、且つラチェット機構を有するアジャスタブルレンチに関する。
アジャスタブルレンチ(通称、モンキーレンチ又はモンキースパナとも呼ばれる)は、ボルトやナットに嵌合する開口部の開口幅(口径)を所定の調節機構により自由に変えられるレンチである。調節機構は例えばウォームギアで構成される。アジャスタブルレンチは、一本のレンチで異なるサイズのボルトやナットに対応可能であるため、広く普及している工具である。
ボルトやナットなどをアジャスタブルレンチで締め付けたり、緩めたりする作業を行う場合、アジャスタブルレンチの嵌合部の開口部にボルトやナットを合わせ、調節機構を操作して、嵌合部の幅をボルトやナットの幅に合うように調節し、嵌合部から延びる把持部を回動させることにより、ボルトやナットを締め付けたり、緩めたりする。
しかしながら、周囲にアジャスタブルレンチの把持部を自由に回動させるだけの空間がない狭い場所で、アジャスタブルレンチを用いる場合、回動可能な円弧範囲だけ回動させ、その後、アジャスタブルレンチの嵌合部からボルトやナットから一旦はずして、再度、回動可能となる位置で、アジャスタブルレンチの嵌合部にボルトやナットを嵌合させて、嵌合部とボルトやナットが固定するように調節機構を操作して、回動可能なわずかな範囲(円弧)だけ回動させるという、非効率な作業を繰り返す必要がある。
そこで本考案は、周囲にアジャスタブルレンチを自由に回動させるだけの空間がない狭い場所でも、作業効率を高めたアジャスタブルレンチを提供することにある。
上記目的を達成するための本考案のアジャスタブルレンチの第一の構成は、ボルトやナットに嵌合する開口部を有し、当該開口部の口径を調節可能な嵌合部と、前記嵌合部の前記開口部と反対側に延びる把持部とを備え、前記嵌合部は、前記把持部に対してボルトやナットの回動方向の一方に回動可能とするラチェット機構部を有し、さらに、前記嵌合部は、前記把持部に対して前記回動方向と直交する方向に折れ曲がり可能に取り付けられることを特徴とする。
本考案のアジャスタブルレンチの第二の構成は、上記第一の構成において、前記嵌合部の前記開口部の第一の面側の口径が、前記第一の面側の反対面側である第二の面側の口径より大きくなるように形成されることを特徴とする。
本考案によれば、狭い場所であっても、嵌合部を把持部に対して折り曲げることができるので、アジャスタブルレンチを自在に回動させることができ、作業効率が高まる。また、嵌合部はラチェット機構部を有しているので、嵌合部を周回させることができなくとも、容易にボルトやナットの締め付ける作業及び緩める作業を行うことができ、折れ曲がり機構とラチェット機構の併用により、作業効率が飛躍的に高まる。
また、開口部の可動幅を広げることにより、より多くの寸法、形状のボルトやナットに対応可能となる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本考案の実施の形態におけるアジャスタブルレンチの斜視図である。アジャスタブルレンチは、ボルトやナットに嵌合する開口部13を形成するあご12を有する嵌合部10と手によって握られる把持部20とを備える。嵌合部10の開口部13の間にボルトやナットなどは嵌合し、開口部13の口径(幅)はウォームギアなどで構成される調節機構部14を操作することにより調節可能となっている。さらに、嵌合部10はラチェット機構部16を備え、ボルトやナットの回動方向である締め付け方向又は緩める方向のいずれか一方に回動可能に把持部20に取り付けられている。また、回動方向切替ボタン25を操作することにより、回動方向を切り替えることができる。
ラチェット機構は、動作方向を一方に制限するために用いられる機構であり、さまざまな分野で広範に用いられている。ラチェット機構の「爪」が歯車の一種である「ラック」にもたれかかるように配置され、ラックが回転可能な方向に回転するときは、爪は容易にラックを乗り越えて元の位置に戻るが、回転不可能な逆方向に回転させようとすると、爪がラックに食い込み回転させることができない。これにより、方向性が実現される。
図2は、嵌合部10がラチェット機構部16を中心として回動している状態を示す図である。ラチェット機構部16を設けることにより、例えば、作業者の体が入らず、腕のみが入る狭い場所で、ボルトやナットの締め付け(又は緩め)のために、アジャスタブルレンチを自由に回転させることができない状況であっても、ラチェット機構部16の作用により、短い円弧動作のこまめな往復動作を繰り返すことによる作業が可能となり、作業が容易となり、作業効率が向上する。
さらに、本考案のアジャスタブルレンチの嵌合部10は、把持部20に対して折れ曲がり可能に取り付けられている。折れ曲がる方向は、ラチェット機構部16による嵌合部10の回動方向と直交する方向である。嵌合部10の軸部18は、把持部20の軸受け部22に嵌合し、軸ピン24により回動可能に取り付けられている。これにより、嵌合部10は、把持部20に対して軸ピン24を中心に回動して折れ曲がる。なお、嵌合部10は、把持部20に対して取り外し可能に取り付けられる。
図3は、本考案の実施の形態におけるアジャスタブルレンチの側面図であり、図1の矢印A方向から見た図である。図3(a)は、嵌合部10が把持部20に対して水平状態(折れ曲がっていない状態)にあり、図3(b)は、嵌合部10が把持部20に対して折れ曲がっている状態を示す。折れ曲がりの角度は直角に限らず、任意の角度で固定することができる。
嵌合部10が把持部20に対して水平状態にあっては、アジャスタブルレンチを自由に回動できないような狭い場所であっても、嵌合部10を把持部20に対して折り曲げることにより、アジャスタブルレンチを回動することができるようになり、作業が容易となり作業効率が向上する。また、ラチェット機構部16との併用により、狭い場所での作業効率が飛躍的に向上する。
図4は、本考案の実施の形態における別のアジャスタブルレンチの斜視図である。図4のアジャスタブルレンチは、図1におけるラチェット機構や折れ曲がり機構を備えるとともに、開口部13の口径(幅)が広げられる。具体的には、嵌合部10のあご12の一方の面側を削ることにより(図4の斜線部)、他方の面側よりも広い口径の開口部13を形成される。すなわち、開口部13の一方の面側と他方の面側の口径が異なるように形成される。例えば、2つのあご12の一方の面側を、それぞれ幅方向に5mm程度削ることにより、他方の面側と10mm程度の口径の差を設けることができ、具体的には、あご12は、他方の面側において、調節機構部14により、例えば0mm〜20mm程度の幅で可動であるとすると、一方の面側では、例えば10mm〜30mm程度の幅で可動する。従って、開口部13の口径が0mm〜20mm程度の範囲で可動するアジャスタブルレンチを、実質的に0〜30mmの可動幅とすることができ、アジャスタブルレンチを大型化することなく、可動幅(横方向長さ)を広げることができる。
あご12の厚みが例えば6mm程度であれば、削られる厚みは半分の3mm程度が好ましい。また、縦方向の削られる長さは、大きさがさまざまなボルトやナットを嵌合するのに十分な長さであればよく、例えば10mm以上である。上述で示した各寸法は一例であり、これらに限られるものではない。
開口部13の口径が広がることにより、本考案のアジャスタブルレンチが使用可能なボルトやナットの数が増加し、本考案のアジャスタブルレンチを一本持っていれば、ほとんどのボルトやナットに適用可能となり、ボルトやナットの寸法や形状に合わせてさまざまなレンチを備える必要がなくなり、さまざまなレンチを買いそろえるコストを削減することができる。
本考案の実施の形態におけるアジャスタブルレンチの斜視図である。 嵌合部10がラチェット機構部16を中心として回動している状態を示す図である。 本考案の実施の形態におけるアジャスタブルレンチの側面図である。 本考案の実施の形態における別のアジャスタブルレンチの斜視図である。
符号の説明
10:嵌合部、12:あご、13:開口部、14:調節機構部、16:ラチェット機構部、18:軸部、20:把持部、22:軸受け部、24:軸ピン、25:回動方向切替ボタン

Claims (2)

  1. ボルトやナットに嵌合する開口部を有し、当該開口部の口径を調節可能な嵌合部と、
    前記嵌合部の前記開口部と反対側に延びる把持部とを備え、
    前記嵌合部は、前記把持部に対してボルトやナットの回動方向の一方に回動可能とするラチェット機構部を有し、さらに、前記嵌合部は、前記把持部に対して前記回動方向と直交する方向に折れ曲がり可能に取り付けられることを特徴とするアジャスタブルレンチ。
  2. 請求項1において、
    前記嵌合部の前記開口部の第一の面側の口径が、前記第一の面側の反対面側である第二の面側の口径より大きくなるように形成されることを特徴とするアジャスタブルレンチ。
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