JP2007062001A - トルクアップドライバー - Google Patents

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JP2007062001A
JP2007062001A JP2005282947A JP2005282947A JP2007062001A JP 2007062001 A JP2007062001 A JP 2007062001A JP 2005282947 A JP2005282947 A JP 2005282947A JP 2005282947 A JP2005282947 A JP 2005282947A JP 2007062001 A JP2007062001 A JP 2007062001A
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Masayuki Imai
正之 今井
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Abstract

【課題】従来のドライバーは、グリップ部分と先端部分が直結しており、きつく締まった螺子を緩める、又は締め付ける作業を容易にするには、グリップ部分を大きくするか、形状を変えるか、又は作業者の力に頼る事しか方法がなく、大変な労力を必要とする為容易く作業の出来るドライバーを提供する。
【解決手段】ドライバーシャフト1とグリップ5部分とを、独立した部品にする。ドライバーグリップ内部にインターナルギア、サンギア、プラネタリーギアを組み合わせた、複数のギアを介し、グリップ部分の回転数に対して、ドライバーシャフトの回転数をギアシステムによって制御する。グリップ部分にかかるトルクを、ギアシステムを用いて増幅し、ドライバーシャフトに伝達する手段を講じている。
【選択図】図1

Description

本発明は高トルク締め付けドライバーに関する。
従来のドライバーでは、グリップ部分と先端部分が直結しており、きつく締まった螺子を緩める、又は締め付ける作業を容易にするには、グリップ部分を大きくするか、形状を変える事しか方法がなかった。したがって作業者の力に頼るしかなく、大変な労力を必要とした。特に女性や子供、又は高齢者の場合では不可能となる作業が存在した。
きつく締まった螺子に対し、ドライバーシャフトの根元部分を六角形状にして、その部分をレンチ又はスパナなどの工具を用い、高トルクを発生させる手法(ボルスター付ドライバー)もあるが、複数の工具を必要とする点と、狭い場所での作業が困難又は不可能などの、問題点がある。本発明品では単品での作業を目的としている為、他の工具を必要とせず、かつ質量も従来のドライバーと同等の大きさに抑えられる為、狭い場所では、特に威力を発揮する事が出来る。
本発明品のように、ドライバー内部にギアを組み込みトルクアップを試みた商品、下記特許文献1もあるが、本体の回転を阻止する為に外部ハンドルがあり、商品としてのスマート性に欠けている点や、狭い場所での作業困難などの問題点を、本発明で解決した。
ボルスター付ドライバーと下記特許文献1は共に両手での作業が必要となるが、本発明品では片手での作業が可能な為、空いている片方の手で品物を押さえたり、又は違った作業をすることが出来る。
大量生産品の組み立てを目的に開発されたものとして、エアードライバー、電気ドライバー等の高トルクを発生するドライバーも存在するが、エアードライバーや電気ドライバーにあっては、その動力源を外部から供給する必要があり、かつ複雑な機構を内蔵するため装置が大型化していた。さらに、エアードライバーや電気ドライバーは、動力供給源の都合から使用条件に制約が伴うという難点もあった。又エアードライバーや電気ドライバーでは、出力トルクの調節が難しく、螺子山を傷めてしまう場合もあるが、本発明では人間の力を動力としている為、意のままに出力トルクの調整をする事が出来る。
本発明では力点、支点、作用点からなる、梃子の原理を応用したが、支点を見つけることが難題となり、部品の一部を逆回転する事により、問題解決する事が出来た。支点を発見出来た事が、本発明の最大のポイントである。
公開実用新案公報(U) 昭62−68772
従来のドライバーは、グリップ部分と先端部分が直結しており、きつく締まった螺子を緩める、又は締め付ける作業を容易にするには、グリップ部分を大きくするか、形状を変えるか、又は作業者の力に頼る事しか方法がなく、大変な労力を必要とする為。容易く作業の出来るドライバーの提供。
ドライバーシャフトとグリップ部分とを、独立した部品にする。ドライバーグリップ内部にインターナルギア、サンギア、プラネタリーギアを組み合わせた、複数のギアを介し、グリップ部分の回転数に対して、ドライバーシャフトの回転数をギアシステムによって制御する。
グリップ部分にかかるトルクを、ギアシステムを用いて増幅し、ドライバーシャフトに伝達する手段を講じている。
昭62−68772では、外部にハンドルを設けて本体の回転を阻止していたが本発明では外部にハンドルを設けずにグリップ部分内部で、メカニズムを全て完了している為、特に狭い場所での作業性に優れている。
インターナルギア(14)とグリップ部分(5)を一体化し、同一方向、同回転数とする。
インターナルギア(14)の内側はギア形状とし、第1プラネタリーギア(12)、第2プラネタリーギア(21)と内接して噛み合うようにする。
第1サンギア(10)と第3プレート(13)はビスなどを使って固定する。又は一体成型とし同一方向、同回転数とする。
第1プラネタリーギア(12)は第2プレート(11)に3枚使用し、第3プレート(13)に結合した、第1サンギア(10)に内接して噛み合い、第1プラネタリーギア(12)の中心を結ぶ線が正三角形になるように配置する(第5図参照)。
第2プラネタリーギア(21)は第3プレート(13)に3枚使用し、第2プラネタリーギア(21)の中心を結ぶ線が正三角形になるように配置する(第6図参照)。六角ボルト(15)を、第4プレート(16)、第2プラネタリーギア(21)を貫通し第3プレート(13)に締め付ける。よって、第3プレート(13)と第4プレート(16)は同一方向、同回転数とする。第2サンギア(17)と第2プラネタリーギア(21)の中間にスパーギア(20)を配置し、第2プラネタリーギア(21)と第2サンギア(17)を同一方向回転とする。
ドライバーシャフト(1)とマイタギア(6)、第1プレート(8)、第2プレート(11)、第2サンギア(17)は固定し、同一方向、同回転数とする。ドライバーシャフト(1)とボールベアリング(7)(18)の接触部分には若干のクリアランスを設け、スムースな往復運動が出来るようにする。
インターナルギア(14)が正回転すると第1プラネタリーギア(12)は同方向に回転し、第2サンギア(10)と結合している第2プレート(13)は逆回転する。と同時に第2プラネタリーギア(21)も正回転しスパーギア(20)は逆回転し、第2サンギア(17)は正回転する。従って、第2サンギア(17)とドライバーシャフト(1)は固定されているので、同一軸上にある先端部分が正回転する。それぞれのギア比を変更する事により、インターナルギアと一体化されたグリップ部分とドライバーシャフトに回転数差をうむことが出来、回転数を抑えられた分、トルクを増幅する事が出来る。
マイタギア(6)とマイタギアケース(2)の内側前部は互いに噛み合い、カップリング形状とする。接触している状態ではロック状態にあり、従来のドライバーと同等の作業が行えるようにする。
通常の状態では、マイタギア(ドライバーシャフト)をマイタギアケース(2)に押し当てるように、スプリングが働きロック状態とする。トルクアップ機能を利用したい場合には、ドライバーを螺子に向かって強く押し当てると、スプリングが縮み、マイタギアケースからマイタギアが離れ、ロックが解除され、後部トルクアップギアシステムが働き、作業が容易にこなす事が出来る。
グリップエンド部分にドライバーシャフトロックスイッチ(19)を設け、スイッチがロックの状態では、ドライバーを螺子に向かって強く押し当てても、ドライバーシャフトは移動する事が出来ず、常にマイタギアとマイタギアケースが噛み合い、先端部分とグリップ部分が直結した状態となる。
は断面図。 は後部ギア部品の拡大図(符号を明確にした図) はドライバーシャフトロックスイッチを後部から見た図 は後部部品を、ばらした分解図 は第1プラネタリーギアの位置を明確にした図 は第2プラネタリーギアの位置を明確にした図
符号の説明
1・・・・ドライバーシャフト
2・・・・マイタギアケース
3・・・・ワッシャー
4・・・・ワッシャー
5・・・・グリップ
6・・・・マイタギア
7・・・・ボールベアリング
8・・・・第1プレート
9・・・・スプリング
10・・・第1サンギア(太陽ギア)
11・・・第2プレート
12・・・第1プラネタリーギア(遊星ギア)
13・・・第3プレート
14・・・インターナルギア
15・・・六角ボルト
16・・・第4プレート
17・・・第2サンギア(太陽ギア)
18・・・ボールベアリング
19・・・ドライバーシャフトロックスイッチ
20・・・スパーギア(平歯車)
21・・・第2プラネタリーギア(太陽ギア)

Claims (2)

  1. ドライバーを備え、このドライバーのドライバーシャフトとグリップ部分とを、独立した部品にする。間接部分にサンギアとプラネタリーギアを組み合わせた、複数のギアを組み込み、グリップ部分の回転数に対し、ドライバーシャフトの回転数をギアシステムによって制御する。グリップ部分にかかるトルクを、ギアシステムを用いて増幅し、ドライバーシャフトに伝達する事が出来る事を特徴とするドライバー。
  2. 請求項1記載のトルクアップドライバーであって、グリップ部分と先端部分が直結した状態、つまり従来の何等メカニズムを内蔵していないドライバーと同作用の状態と、トルクアップ機構が働く状態を、内蔵したスプリングによりスイッチを使わずにして、螺子に向かって押し付ける人間の力加減だけで、切り替える事が出来る事を特徴とするドライバー。
JP2005282947A 2005-08-31 2005-08-31 トルクアップドライバー Pending JP2007062001A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101182219B1 (ko) 2010-12-02 2012-09-14 문현일 임플란트용 드라이버

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