JPS6230088Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6230088Y2
JPS6230088Y2 JP7530582U JP7530582U JPS6230088Y2 JP S6230088 Y2 JPS6230088 Y2 JP S6230088Y2 JP 7530582 U JP7530582 U JP 7530582U JP 7530582 U JP7530582 U JP 7530582U JP S6230088 Y2 JPS6230088 Y2 JP S6230088Y2
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JP
Japan
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shaft
lever
spring
pin
torque
Prior art date
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JP7530582U
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JPS58179529U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は揺動運動する軸ばにねにより回転ト
ルクを与えるリンク機構に関するものである。
従来この種のリンク機構として第1図に示もの
があつた。図において、1は軸、2はこの軸1に
固定されたレバー、3はリンクで、一端はピン4
によりレバー2と連結されており、他端には引張
りばね5が張架され、このばね5は他端が固定軸
6に引掛けられている。ここで軸1と固定軸6と
を結ぶ線をA、ピン4と固定軸6とを結ぶ線をB
とする。
次に動作について説明する。軸1は第1図にお
いてはばね5により時計方向のトルクが与えられ
ているが、このトルクにさからい軸1を反時計方
向に回転させ、第2図の状態にて保持するものと
する。このとき、軸1にはばね5により反時計方
向のトルクが与えられる。このトルクは、ライン
BがラインAを通過するときに反転する。
従来のリンク機構は以上のように軸とレバーと
を固着し、引張りばねによつて回転状態を保持し
ているが、軸の回転角度と死点の相関関係が限定
されると、時計方向、反時計方向の夫々抑制力が
異なるため、動作が不安定になる欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、軸の回転角度と死
点の相関関係に関係なく、夫々の軸の回転角度で
安定した引張りばねによる抑制力を与えることを
目的としている。以下この考案の一実施例を図に
ついて説明する。第3図において、11は軸、1
2はレバーで、軸11に固定され、側面にピン1
2aが植設されている。13は軸11に対して回
転自由なレバーで、これには上記ピン12aがは
まり込む長孔13aが設けられている。14はリ
ンクで、一端はピン15でレバー13と連結され
ており、他端には引張りばね16が張架され、こ
のばね16の他端は固定軸17に引掛けられてい
る。ここで、軸11と固定軸17とを結ぶ線を
C、ピン15と固定軸17とを結ぶ線をDとす
る。そして以下の説明において、θa,θb,θ
dはレバー12または13の回転角度を示す。
次に動作を説明する。第3図においては、軸1
1はばね16により時計方向のトルクが与えられ
ているが、このトルクにさからい軸11の反時計
方向に回転させるとレバー12も同時に回転し、
ピン12aを介し、レバー13は反時計方向に回
転する。そして第4図の如く線Dが線Cに重なる
と、ばね16のばね力は軸11に対してトルクを
与えない。この回転角度をθaとする。さらに軸
11を反時計方向にθb回転させると、レバー1
3はばね16により反時計方向にトルクが与えら
れているので、θbに加えて長孔13aの隙間分
だけ余分に回転する。この余分の回転角度をθc
(>θb)とする。この状態を第5図に示す。次
に第5図の状態から軸11を時計回りに回転させ
る。軸11がθc回転すると、第6図の如く線D
が線Cに重なり、ばね16は軸11に対しトルク
を与えない。さらに軸11をθd回転させると、
レバー13はばね16により時計回りにトルクが
与えられているので、θa(>θd)回転し、第
3図イの状態になる。即ち、この考案の特徴は、
線Cと線Dが一直線上に重なるときの軸11の回
転位置が反時計回りと時計回りでは異なることに
あり、反時計回りでは第3図の状態から第4図の
状態に至るには、軸11はθa回転し、第6図の
状態から第3図の状態に至るにはθd回転する。
なお上記実施例では、レバー、リンク等を夫々
一枚の板で構成するものを示したが、夫々を複数
板の板で構成しても同様の効果を奏する。
以上のように、この考案によれば軸に対する引
張りばねを抑制する力を夫々θa,θcの角度で
与えることができ、レバーに設けた長孔によつて
自在にθa,θcの角度を制御できるリンク機構
を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリンク機構を示すもので、イは
側面図、ロは平面図、第2図は従来のリンク機構
の動作説明のための側面図、第3図はこの考案の
一実施例を示すもので、イは側面図、ロは平面
図、第4図乃至第6図は第3図のものの動作説明
のための側面図である。 図中、11は軸、12はレバー、12aはピ
ン、13はレバー、13aは長孔、14はリン
ク、15はピン、16はばね、17は固定軸であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 揺動回転する軸11と、この軸上に、この軸1
    1に固着されたレバー12と回転自由なレバー1
    3とを備え、上記レバー13とピン結合されたリ
    ンク14と、このリンクを介して上記軸11に回
    転トルクを与えるばね16とから構成されたリン
    ク機構において、上記レバー12の側面に突設さ
    れたピン12aを上記レバー13に設けられた長
    孔13aに嵌合し、上記軸11の回転方向により
    上記軸11が上記ばね16から与えられるトルク
    の方向が逆転する位置が異なるようにしたことを
    特徴とするリンク機構。
JP7530582U 1982-05-20 1982-05-20 リンク機構 Granted JPS58179529U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7530582U JPS58179529U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 リンク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7530582U JPS58179529U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 リンク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58179529U JPS58179529U (ja) 1983-12-01
JPS6230088Y2 true JPS6230088Y2 (ja) 1987-08-03

Family

ID=30084671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7530582U Granted JPS58179529U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 リンク機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58179529U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58179529U (ja) 1983-12-01

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