JPH04268176A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

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JPH04268176A
JPH04268176A JP2877191A JP2877191A JPH04268176A JP H04268176 A JPH04268176 A JP H04268176A JP 2877191 A JP2877191 A JP 2877191A JP 2877191 A JP2877191 A JP 2877191A JP H04268176 A JPH04268176 A JP H04268176A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式冷凍装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばリチウムブロマイド等
の吸水性の強い物質と水との混合液を吸収液として、ま
た水を冷媒として用い、吸収液の吸収作用によって冷媒
を蒸発させ、その際の蒸発潜熱を冷凍用熱源として利用
する一方、冷媒蒸気の吸収によって濃度が低下(即ち、
吸収能力が低下)した吸収液を加熱により冷媒を蒸発さ
せて再生するとともに、該冷媒蒸気を凝縮させて冷媒と
して再利用できるように構成した吸収式冷凍装置が知ら
れている(特開昭62ー73055号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の吸収式冷凍装置においては、冷媒蒸気である水蒸
気を空間移動によって蒸発器から吸収器へ、あるいは再
生器から凝縮器へとそれぞれ移動させる構成とするのが
一般的であるが、この場合、冷媒蒸気の移動空間内に酸
素、窒素等の凝縮性ガスが存在すると冷媒蒸気の移動が
阻害されて冷凍能力が低下することから、冷媒循環系内
を真空構造とするのが通例である。
【0004】ところが、このように冷媒循環系内を真空
とする構造の場合には、その真空度の低下が冷凍性能の
低下に直結することから、その真空度を保持すべく真空
容器等の特別の真空対策を講じる必要があり、その結果
、装置構造の複雑化あるいは大形化を招来するという問
題があった。
【0005】そこで本願発明は、吸収式冷凍装置におい
て、系内の真空構造を不要として装置の簡略化あるいは
コンパクト化を図り、併せて吸収液の動作温度範囲を広
げて装置の適用範囲の拡大を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1及び図2に例示するように、冷媒を蒸発さ
せる蒸発器21と、該蒸発器21において発生した冷媒
蒸気を吸収液で吸収してこれを希薄吸収液とする吸収器
22と、該吸収器22における希薄吸収液を加熱源によ
り加熱して冷媒を蒸発させてこれを濃厚吸収液とし上記
吸収器22に還流せる再生器11と、該再生器11にお
いて発生した冷媒蒸気を凝縮させて冷媒として上記蒸発
器21に還流させる凝縮器12とを備えた吸収式冷凍装
置において、上記再生器11内の吸収液と凝縮器12内
の冷媒とを、冷媒蒸気は通すが冷媒及び吸収液は通さな
い性状を有する樹脂多孔膜13を介して接触せしめたこ
とを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明では、図1及び図3に
例示するように、冷媒を蒸発させる蒸発器21と、該蒸
発器21において発生した冷媒蒸気を吸収液で吸収して
これを希薄吸収液とする吸収器22と、該吸収器22に
おける希薄吸収液を加熱源により加熱して冷媒を蒸発さ
せてこれを濃厚吸収液とし上記吸収器22に還流させる
再生器11と、該再生器11において発生した冷媒蒸気
を凝縮させて冷媒として上記蒸発器21に還流させる凝
縮器12とを備えた吸収式冷凍装置において、上記蒸発
器21内の冷媒と吸収器22内の吸収液とを、冷媒蒸気
は通すが冷媒及び吸収液は通さない性状を有する樹脂多
孔膜23を介して接触せしめたことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明では、図1及び図4に
例示するように、冷媒を蒸発させる蒸発器21と、該蒸
発器21において発生した冷媒蒸気を吸収液で吸収して
これを希薄吸収液とする吸収器22と、該吸収器22に
おける希薄吸収液を加熱源により加熱して冷媒を蒸発さ
せてこれを濃厚吸収液とし上記吸収器22に還流せる再
生器11と、該再生器11において発生した冷媒蒸気を
凝縮させて冷媒として上記蒸発器21に還流させる凝縮
器12とを備えるとともに、上記吸収器22と再生器1
1との間において上記濃厚吸収液と希薄吸収液との間で
熱交換を行わせる熱交換器3を備えた吸収式冷凍装置に
おいて、上記熱交換器3において上記吸収器22からの
濃厚吸収液と上記再生器11からの希薄吸収液とを、冷
媒蒸気は通すが冷媒及び吸収液は通さない性状を有する
樹脂多孔膜31を介して接触せしめたことを特徴として
いる。
【0009】
【作用】本願各発明ではかかる構成とすることによって
それぞれ次のような作用が得られる。
【0010】請求項1記載の発明では、再生器11内の
吸収液と凝縮器12内の冷媒とが樹脂多孔膜13を介し
て相互に接触していることから、該再生器11内におい
て吸収液から発生した冷媒蒸気は例えば大気圧下であっ
ても樹脂多孔膜13を通してそのまま容易に凝縮器12
側に移動し、これにより吸収液の濃縮(即ち、再生)作
用が促進される。
【0011】請求項2記載の発明では、蒸発器21内の
冷媒と吸収器22内の吸収液とが樹脂多孔膜23を介し
て接触していることから、該蒸発器21内において発生
した冷媒蒸気は、例え大気圧下であっても容易に樹脂多
孔膜23を通してそのまま吸収器22内の吸収液に吸収
され、冷媒の蒸発作用が促進される。
【0012】請求項3記載の発明では、熱交換器3にお
いて、樹脂多孔膜31を介して高温の濃厚吸収液と低温
の希薄吸収液との間での熱交換により熱回収が行なわれ
るとともに、吸収液から蒸発分離した冷媒蒸気が樹脂多
孔膜31を通って蒸気圧の高い濃厚吸収液側から上記圧
の低い希薄吸収液側に移動し、濃厚吸収液がより一層濃
縮されることとなる。
【0013】
【発明の効果】従って、本願の請求項1及び2記載の発
明にかかる吸収式冷凍装置によれば、再生器11と凝縮
器12の間、あるいは蒸発器21と吸収器22の間にお
ける冷媒蒸気の移動が樹脂多孔膜13,23を介して直
接的に行なわれることから、従来の吸収式冷凍装置のよ
うに冷媒循環系内を真空にする必要がなく、装置自体の
構造の簡略化及びコスト低減が図れるという効果がある
。また、再生器11と凝縮器12、蒸発器21と吸収器
22をそれぞれ一体化することができることから、装置
のコンパクト化が図れるという効果も得られる。
【0014】請求項3記載の発明にかかる吸収式冷凍装
置によれば、高温の濃厚吸収液と低温の希薄吸収液との
間において、樹脂多孔膜31を介しての熱回収と蒸気圧
差を利用した吸収液の濃縮とが同時に行なわれることか
ら、例えば従来一般のように熱回収のみしか行なわれな
い構成のものに比して、吸収液の動作温度幅が拡大し、
より低温の熱源あるいはより高温の冷却水の使用が可能
となり、その結果、吸収式冷凍装置の汎用化が促進され
るという効果が得られる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本願発明を説明す
ると、図1には本願発明の実施例にかかる吸収式冷凍装
置Zのシステム図が示されている。この吸収式冷凍装置
Zは、リチウムブロマイド(LiBr)の水溶液を吸収
液とし、また水を冷媒として用いるとともに、吸収液へ
の水蒸気の吸収時あるいはこれからの放出時における水
蒸気の移動を、水蒸気は通すが水及び吸収液は通さない
性状を有する樹脂多孔膜(例えば、ポリプロピレン製多
孔膜とかフッ素樹脂成形体多孔膜)を介して行わせるよ
うにし、もって冷媒循環系内の非真空構造化を実現した
ものであって、後述する再生・凝縮ユニット1と蒸発・
吸収ユニット2と作動側熱交換器3と利用側熱交換器4
とを備えて構成されている。
【0016】上記再生・凝縮ユニット1は、加熱流体(
例えば、温排水)による加熱手段を備えた再生器11と
、冷却水による冷却手段を備えた凝縮器12とを、樹脂
多孔膜13を介して相互に接触させた状態で一体化して
構成されている。そして、この再生器11には吸収液が
、また凝縮器12には水がそれぞれ流される。
【0017】尚、この再生・凝縮ユニット1のより具体
的な構造例を図2に示している。即ち、この実施例では
、樹脂多孔膜13を介して相互に接触する冷媒通路16
と吸収液通路17の外側に冷却水通路14と加熱流体通
路15とがそれぞれ位置するように、これら各通路13
,14,16,17を複数個づつ層状に積層するととも
に、同一種類の通路を上下方向に順次接続して所要の通
路長さを確保するようにしている。従って、この例では
、上下に並設された3本の冷媒通路16,16,16で
凝縮器12が、また同じく3本の吸収液通路17,17
,17で再生器11がそれぞれ構成されている。
【0018】上記蒸発・吸収ユニット2は、上記再生・
凝縮ユニット1と同様に、蒸発器21と吸収器22とを
、樹脂多孔膜23を介して相互に接触させた状態で一体
化して構成されている。尚、図3にはこの蒸発・吸収ユ
ニット2の具体的な構造例を示しているが、この蒸発・
吸収ユニット2の場合も上記再生・凝縮ユニット1の場
合と同様に、樹脂多孔膜23を介して相互に接触状態と
された冷媒通路16と吸収液通路17を、冷却水通路2
4を順次挟んで複数層に積層して構成され、各冷媒通路
16,16,16で蒸発器21が、また各吸収液通路1
7,17,17で吸収器22が構成されている。
【0019】一方、上記蒸発・吸収ユニット2の吸収器
22と上記再生・凝縮ユニット1の再生器11とは、第
1吸収液管路41と第2吸収液管路42とを介して接続
されて吸収液循環系を構成している。そして、この第1
吸収液管路41と第2吸収液管路42の中間位置に作動
側熱交換器3が配置されている。この作動側熱交換器3
は、第1吸収液管路41内を流れる高温の吸収液と第2
吸収液管路42内を流れる低温の吸収液との間において
熱回収を行うとともに、後述のように両者の蒸気圧差を
利用して吸収液の濃縮をも行おうとするものであって、
具体的には図4に示すように、第1吸収液管路41に連
通する複数の第1通路32と第2吸収液管路42に連通
する複数の第2通路33とを樹脂多孔膜31を介して順
次接触するように積層して構成されている。
【0020】さらに、上記再生・凝縮ユニット1の凝縮
器12は第1冷媒管路43により、また上記蒸発・吸収
ユニット2の蒸発器21は第2冷媒管路44によりそれ
ぞれ冷媒循環系を形成するとともに、これら二つの冷媒
循環系43,44を第3冷媒管路45によって相互に接
続することによって、後述のように蒸発器21への冷媒
補給を可能としている。尚、上記第2冷媒管路44には
利用側熱交換器4が接続されている。
【0021】次に、このように構成された吸収式冷凍装
置Zの動作を簡単に説明すると、まず蒸発・吸収ユニッ
ト2側においては、その蒸発器21内には水(冷媒)が
、吸収器22内には吸収液がそれぞれ流通せしめられて
いる。この場合、蒸発器21の樹脂多孔膜23の界面付
近においては、蒸発により水蒸気が発生するが、この水
蒸気は樹脂多孔膜23を通ってそのまま吸収器22側に
移動して該吸収器22内の吸収液に吸収される。従って
、蒸発器21側においては、蒸発潜熱によって冷媒温度
が低下し、この冷媒を利用側熱交換器4に供給すること
により室内冷房が行なわれる。
【0022】また、吸収器22側においては、水蒸気の
吸収によって吸収液の濃度が次第に低下せしめられるが
、この吸収液の水蒸気吸収能力は、その濃度の低下及び
温度上昇に伴って次第に低下する特性がある。このため
、吸収液を冷却水によって冷却して吸収能力の維持を図
るとともに、後述の再生器11において濃度回復(即ち
、吸収能力の回復)を図るようになっている。
【0023】一方、再生・凝縮ユニット1側においては
、吸収器22から送られてくる希薄吸収液を加熱流体に
よって加熱して水を蒸発除去してこれを濃厚吸収液とし
て吸収能力を回復させるとともに、これを上記吸収器2
2に還流させる。一方、この再生器11において発生し
た水蒸気は、樹脂多孔膜13を通ってそのまま凝縮器1
2側に移動して凝縮せしめられ、再び上記蒸発器21に
冷媒として補給される。
【0024】このように、再生・凝縮ユニット1及び蒸
発・吸収ユニット2における水蒸気の移動を、再生器1
1と凝縮器12の間、及び蒸発器21と吸収器22の間
にそれぞれ設けた樹脂多孔膜13,23を通して行わせ
るようにした場合には、例えこれが大気圧下で行なわれ
るとしても該水蒸気の移動に大気の影響が介在する余地
が全くといって良いほどなく、従って水蒸気を空間移動
させるようにした従来の吸収式冷凍装置のように系内を
真空として該水蒸気の移動性を確保するというような手
段を講ずる必要がなくなる。この結果、装置の構造の簡
略化等によりコスト低減が図れることとなる。また、再
生器11と凝縮器12、蒸発器21と吸収器22とがそ
れぞれ一体化構造であることから、装置のコンパクト化
も可能となるものである。
【0025】一方、上記作動側熱交換器3においては、
第1吸収液管路41側を流れる低温の希薄吸収液と、第
2吸収液管路42側を流れる高温の濃厚吸収液とが樹脂
多孔膜31を介して接触していることから、先ず第1に
、濃厚吸収液側から希薄吸収液側への熱回収が行なわれ
る。この熱回収により、希薄吸収液は昇温した状態で再
生器11に導入されることから、蒸発作用(即ち、再生
作用)が促進されるとともに、濃厚吸収液はより低い温
度で吸収器22に導入されることによりその吸収能力が
高められることとなる。
【0026】第2に、希薄吸収液と濃厚吸収液の間には
蒸気圧差があることから、作動側熱交換器3においては
蒸気圧の高い濃厚吸収液から蒸気圧の低い希薄吸収液側
に水蒸気の移動が起こり、濃厚吸収液はより一層濃縮(
希薄吸収液はさらに希釈)され、さらに高い吸収能力を
もった状態で吸収器22に導入されることになる。従っ
て、この吸収式冷凍装置Zにおいては、吸収液が作動側
熱交換器3においてさらに濃縮あるいは希釈される分だ
け該吸収液の動作濃度幅が拡大し、より低温の加熱熱源
あるいはより高温の冷却水を使用して装置を運転するこ
とが可能であり、例えば太陽熱とか低温の排熱の利用促
進により、その汎用化を図ることがかのうとなる。
【0027】尚、この実施例のように樹脂多孔膜を使用
した場合には、腐蝕による生成物が次第に樹脂多孔膜の
表面に付着し冷媒蒸気の透過性能が低下することも考え
られるが、このような点に関しては、例えば装置の配管
や熱交換器として樹脂製のものを用いることによって容
易に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる吸収式冷凍装置の全
体システム図である。
【図2】図1における再生・凝縮ユニットの具体的な構
造説明図である。
【図3】図1における蒸発・吸収ユニットの具体的な構
造説明図である。
【図4】図1における作動側熱交換器の具体的な構造説
明図である。
【符号の説明】
1は再生・凝縮ユニット、2は蒸発・吸収ユニット、3
は作動側熱交換器、4は利用側熱交換器、11は再生器
、12は凝縮器、13は樹脂多孔膜、14は冷却水通路
、15は加熱流体通路、21は蒸発器、22は吸収器、
23は樹脂多孔膜、24は冷却水通路、31は樹脂多孔
膜、32は第1通路、33は第2通路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  冷媒を蒸発させる蒸発器(21)と、
    該蒸発器(21)において発生した冷媒蒸気を吸収液で
    吸収してこれを希薄吸収液とする吸収器(22)と、該
    吸収器(22)における希薄吸収液を加熱源により加熱
    して冷媒を蒸発させてこれを濃厚吸収液とし上記吸収器
    (22)に還流せる再生器(11)と、該再生器(11
    )において発生した冷媒蒸気を凝縮させて冷媒として上
    記蒸発器(21)に還流させる凝縮器(12)とを備え
    た吸収式冷凍装置であって、上記再生器(11)内の吸
    収液と凝縮器(12)内の冷媒とが、冷媒蒸気は通すが
    冷媒及び吸収液は通さない性状を有する樹脂多孔膜(1
    3)を介して接触せしめられていることを特徴とする吸
    収式冷凍装置。
  2. 【請求項2】  冷媒を蒸発させる蒸発器(21)と、
    該蒸発器(21)において発生した冷媒蒸気を吸収液で
    吸収してこれを希薄吸収液とする吸収器(22)と、該
    吸収器(22)における希薄吸収液を加熱源により加熱
    して冷媒を蒸発させてこれを濃厚吸収液とし上記吸収器
    (22)に還流させる再生器(11)と、該再生器(1
    1)において発生した冷媒蒸気を凝縮させて冷媒として
    上記蒸発器(21)に還流させる凝縮器(12)とを備
    えた吸収式冷凍装置であって、上記蒸発器(21)内の
    冷媒と吸収器(22)内の吸収液とが、冷媒蒸気は通す
    が冷媒及び吸収液は通さない性状を有する樹脂多孔膜(
    23)を介して接触せしめられていることを特徴とする
    吸収式冷凍装置。
  3. 【請求項3】  冷媒を蒸発させる蒸発器(21)と、
    該蒸発器(21)において発生した冷媒蒸気を吸収液で
    吸収してこれを希薄吸収液とする吸収器(22)と、該
    吸収器(22)における希薄吸収液を加熱源により加熱
    して冷媒を蒸発させてこれを濃厚吸収液とし上記吸収器
    (22)に還流せる再生器(11)と、該再生器(11
    )において発生した冷媒蒸気を凝縮させて冷媒として上
    記蒸発器(21)に還流させる凝縮器(12)とを備え
    るとともに、上記吸収器(22)と再生器(11)との
    間において上記濃厚吸収液と希薄吸収液との間で熱交換
    を行わせる熱交換器(3)を備えた吸収式冷凍装置であ
    って、上記熱交換器(3)において上記吸収器(22)
    からの濃厚吸収液と上記再生器(11)からの希薄吸収
    液とが、冷媒蒸気は通すが冷媒及び吸収液は通さない性
    状を有する樹脂多孔膜(31)を介して接触せしめられ
    ていることを特徴とする吸収式冷凍装置。
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