JPH04106374A - 吸収式ヒートポンプ - Google Patents

吸収式ヒートポンプ

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JPH04106374A
JPH04106374A JP22693690A JP22693690A JPH04106374A JP H04106374 A JPH04106374 A JP H04106374A JP 22693690 A JP22693690 A JP 22693690A JP 22693690 A JP22693690 A JP 22693690A JP H04106374 A JPH04106374 A JP H04106374A
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JP
Japan
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steam
reproducer
heat
water
heat exchanger
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Pending
Application number
JP22693690A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Shimoyama
勝利 下山
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸発器、吸収器、再生器、凝縮器等を接続し
てサイクルを構成した吸収式ヒートポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来の吸収式ヒートポンプは、第5図に示すように構成
されている。
系全体は真空状態であり、蒸発器(1)において、純水
からなる冷却液(2)を冷却液散水ポンプ(3)、冷却
液循環パイプ(4)、流量調整弁(5)を経て冷却液散
水器(6)から蒸発器(1)内に散水する。
このとき、蒸発器(1)内が真空状態のため、水滴は蒸
発器(1)内の伝熱管(7)内の水から気化熱を奪いな
がら蒸発し、伝熱管(7)内の水が冷却し、冷房用の冷
水として使用される。
一方、冷却液(2)の蒸発した水蒸気は、通路(8)を
通って吸収器(9)に導入する。
吸収器(9)において、濃縮された吸収液00)が吸収
液散水器(11)から散水され、水蒸気が吸収液00)
に吸収される。
このとき、吸収器(9)内は水蒸気と吸収液θ0)との
接触面積を大にするため、吸収液0ωのシャツリングや
延面滴下等を行い、水蒸気の吸収を容易にする。
そして、吸収器(9)における水蒸気の吸収により真空
状態が維持され、蒸発器(1)における冷却液(2)の
蒸発及び吸収器(9)における水蒸気の吸収が継続され
る。
さらに、吸収器(9)内の伝熱管(12)に止弁(13
)から冷却水が流通し、吸収液00)の吸収熱が伝熱管
(]2)内の冷却水に吸収される。
一方、水蒸気を吸収し濃度の低下した希釈吸収液(14
)は、吸収液循環ポンプ(15) 、吸収液循環バイブ
(16) 、止弁(17)及び熱交換器(18)を経て
再生器(19)に流入し、加熱用バーナ(20)により
加熱され、吸収した水蒸気を放出し、濃縮された吸収液
00)となり、熱交換器(1B)、吸収液循環パイプ(
21)。
流量調整弁(22)を経て散水器(11)から濃縮吸収
液00)が散水される。
そして、再生器(19)において放出された水蒸気は、
通路(23)を通って凝縮器(24)に流入する。
一方、吸収器(9)の伝熱管(12)は冷却水循環バイ
ブ(25)を介して凝縮器(24)内の伝熱管(26)
に接続されており、伝熱管(26)内の冷却水により水
蒸気が冷却されて冷却液(2)となり、冷却液循環パイ
プ(27)、止弁(28)を経て蒸発器(1)に流入す
る。
以上、蒸発器(1)、吸収器(9)、再生器(19)及
び凝縮器(24)が管路により接続されて冷凍サイクル
が構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の前記吸収式ヒートポンプは、再生器(19)で吸
収液00)を加熱して発生した水蒸気は、そのまま凝縮
器(24)に流入し、凝縮器(24)で凝縮し、その凝
縮潜熱が伝熱管(26)内の冷却水を通して廃棄される
ため、熱損失が大であり、高い運転効率か得られないと
いう問題点がある。
本発明は、前記の点に留意し、蒸気潜熱を有効に回収し
、運転効率が向上した吸収式ヒートポンプを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本発明の吸収式ヒートポン
プは、蒸発器、吸収器、再生器、凝縮器等を接続してサ
イクルを構成した吸収式ヒートポンプにおいて、 再生器に発生した水蒸気を圧縮して昇温する圧縮機と、
この圧縮機よりの水蒸気と再生器の吸収液とを熱交換す
る再生層熱交換器とを備え、この再生層熱交換器を経た
水を凝縮器に流入したものである。
〔作 用〕
前記のように構成された本発明の吸収式ヒートポンプは
、再生器に発生した水蒸気を圧縮機により圧縮して昇温
し、その水蒸気と再BE器の吸収液とを再生層熱交換器
により熱交換し、熱交換後の水を凝縮器に流入している
ため、昇温された水蒸気が再生器において濃縮しようと
する吸収液に放温し、吸収液を昇温して濃縮し、かつ、
昇圧された水蒸気が凝結して凝結潜熱を放出し、蒸気潜
熱が有効に回収され、運転効率が向上する。
〔実施例〕
実施例について第1図ないし第4図を参照して説明する
それらの図面において、第5図と同一記号は同−又は相
当するものを示す。
(実施例1) 第1図は実施例1を示し、再生器(19)からの水蒸気
の通路(23)に圧縮機(29)を設け、水蒸気を圧縮
して昇温し、再生器(19)の吸収液00)に浸漬して
設けた再生層熱交換器(30)に昇温した水蒸気を通し
、水蒸気と再注液00)との熱交換を行い、再生層熱交
換器(30)を経た水を減圧放水器(31)を介して凝
縮器(24)に流入したものである。
この場合、前記〔作用〕の項に記載した作用を奏する。
つぎに、前記実施例の蒸気潜熱の回収効果を数値例によ
り説明する。
まず従来の場合、100°Cの水蒸気1 kgを100
℃の水にするために放出する熱エネルギは、潜熱分の5
40 Kcalであり、100℃の水1 kgを40℃
の水にするために放出する熱エネルギは、顕熱分の60
Kca lであり、合計600Kca lが、100℃
の水蒸気1kgを40°Cの水にするために放出する熱
エネルギである。
つぎに本発明の場合、100℃の水蒸気1 kgを約2
0Kca lのエネルギにより約1kg/a+を分抽圧
し、120℃の水蒸気とし、再生層熱交換器により、前
記水蒸気の凝結潜熱を吸収して熱水とし、かつ、110
°Cの熱水になる才で吸収する。
そして、110℃の熱水を凝縮器で40℃の水に冷却す
る。
すなわち、凝縮器における放出熱エネルキは、110”
Cの熱水から40°Cの水になる顕熱分の70kca 
lのみである。
したがって、加圧のために約20Kca ]のエネルギ
÷20=26.5 (COP)である。
(実施例2) 第2図は実施例2を示し、吸収器(9)からの希釈吸収
液(14)の熱交換器(18)の後段に側熱交換器(3
2)を設け、第1図の再生器熱交換器(30)を経た水
蒸気と希釈吸収液(14)との熱交換を行い、側熱交換
器(32)を経た水蒸気を凝縮器(24)に流入したも
のである。
この実施例は、実施例1の場合より希釈吸収液(14)
の昇温をはかったものである。
(実施例3) 第3図は実施例3を示し、第1図において、ネ発器(1
)と吸収器(9)との間の通路(8)に圧縮i (33
)を設(3、蒸発器(1)側の蒸気圧を下げ、吸収器(
9)側の蒸気圧を上げるようにしたものである。
この実施例は、実施例1の作用効果に加え、蒸発器fi
l(Jiltの蒸気圧をより低く維持することができ、
より低い温度での蒸発が可能となり、従ってより高い冷
却特性或いはより高い熱回収特性を得ることができる。
また、吸収器(9)側の蒸気圧をより高く維持すること
ができ、より高い温度での吸収或いはより低濃度の吸収
液での吸収を可能にすることができる。
(実施例4) 第4図は実施例4を示し、第2図において、通路(8)
に第3図の圧縮機(33)を設けたものであり、実施例
2の作用効果に加え、第3図の作用効果を備えたもので
ある。
なお、前記各実施例では、説明の都合上蒸発器吸収器、
再生器、凝縮器等を各々別の容器とし、これらを管路に
より接続する構成としているが、1個又は複数個の容器
を必要な室数に区切って使用し、その壁面部分に連通孔
を形成し、接続のための管路を省略又は短縮することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
再生器(19)に発生した水蒸気を圧縮して昇温する圧
縮機(29)と、この圧縮機(29)よりの水蒸気と再
生器(19)の吸収液QO1とを熱交換する再生器熱交
換器(30)とを備え、この再生器熱交換器(30)を
経た水蒸気を凝縮器(24)に流入するようにしたため
、昇温された水蒸気が再生器(19)において吸収液Q
OIに放温し、吸収液aωを昇温して濃縮し、かつ、水
蒸気が凝結して凝結潜熱を放出し、蒸気潜熱が有効に回
収され、運転効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はそれぞれ本発明の吸収式ヒートポ
ンプの実施例1.実施例2.実施例3゜実施例4の系統
図、第5図は従来例の系統図である。 (1)−蒸発器、(9)−吸収器、(19) −再生器
、(24)凝縮器、(29)−圧縮機、(30)・−再
生器熱交換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸発器、吸収器、再生器、凝縮器等を接続してサ
    イクルを構成した吸収式ヒートポンプにおいて、 再生器に発生した水蒸気を圧縮して昇温する圧縮機と、
    この圧縮機よりの水蒸気と再生器の吸収液とを熱交換す
    る再生器熱交換器とを備え、この再生器熱交換器を経た
    水を凝縮器に流入した吸収式ヒートポンプ。
JP22693690A 1990-08-28 1990-08-28 吸収式ヒートポンプ Pending JPH04106374A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006102940A1 (de) * 2005-03-30 2006-10-05 MIWE-ÖKOKÄLTE GmbH Kühlanlage nach dem sorptionsprinzip und verfahren zu deren betrieb
WO2010034929A1 (fr) * 2008-09-26 2010-04-01 Peugeot Citroën Automobiles SA Dispositif de climatisation par absorption perfectionne pour vehicule automobile

Cited By (3)

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FR2936595A1 (fr) * 2008-09-26 2010-04-02 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de climatisation par absorption perfectionne pour vehicule automobile

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