JPH04267965A - コーティングローラー - Google Patents
コーティングローラーInfo
- Publication number
- JPH04267965A JPH04267965A JP2844891A JP2844891A JPH04267965A JP H04267965 A JPH04267965 A JP H04267965A JP 2844891 A JP2844891 A JP 2844891A JP 2844891 A JP2844891 A JP 2844891A JP H04267965 A JPH04267965 A JP H04267965A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- groove
- roller
- coating roller
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000007888 film coating Substances 0.000 description 3
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーティングローラー
の構造に関する。
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インキやレジストを均一に塗布するため
に、一般にコーティングローラーが用いられている。こ
のローラーは、一般に金属で一定の径を有し、インキや
レジストを保持し、且つ連続に塗布するために、例えば
図4に示すように連続の一定のV溝をなしている。この
構造のローラーを用いて、コーティング膜厚を変える場
合は、ローラーの回転スピードを変えるか、あるいはイ
ンキやレジストの粘度を変えて、調整を行っていた。し
かし、このV溝形状では、上記の塗布条件により均一に
コーティングできる塗膜の厚さが非常に小さいことが確
認されている。たとえば、厚膜にするためには、レジス
ト保持量を多くする必要がある。しかし、そのためには
、V溝開口部の図4のbの幅を広くし、溝の深さhを大
きくしなければならないが実際には、bの幅を広くする
と溝数の減少、溝の数を減らさずに、深溝加工の難しさ
から、均一に厚膜コーティングができるローラーはなか
った。
に、一般にコーティングローラーが用いられている。こ
のローラーは、一般に金属で一定の径を有し、インキや
レジストを保持し、且つ連続に塗布するために、例えば
図4に示すように連続の一定のV溝をなしている。この
構造のローラーを用いて、コーティング膜厚を変える場
合は、ローラーの回転スピードを変えるか、あるいはイ
ンキやレジストの粘度を変えて、調整を行っていた。し
かし、このV溝形状では、上記の塗布条件により均一に
コーティングできる塗膜の厚さが非常に小さいことが確
認されている。たとえば、厚膜にするためには、レジス
ト保持量を多くする必要がある。しかし、そのためには
、V溝開口部の図4のbの幅を広くし、溝の深さhを大
きくしなければならないが実際には、bの幅を広くする
と溝数の減少、溝の数を減らさずに、深溝加工の難しさ
から、均一に厚膜コーティングができるローラーはなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のV溝形状
のコーティングローラーでは、一本のコーティングロー
ラーでの膜厚幅を薄膜から、厚膜にする際、均一塗布す
ることは非常に難しかった。そのため、厚膜コーティン
グするためには、溝の深いローラーに作業毎、ローラー
の交換を余儀なくされていた。又、この場合も、深い溝
加工を連続にしかも均一に加工することの難しさから、
大面積コーティングは、均一にできないという問題点が
あった。そこで本発明の目的とするところは、溝形状を
変えることにより、長尺ローラーの均一溝加工を可能に
し、更に一本のローラーで容易に薄膜から厚膜まで均一
なコーティングを行えるようにした、ローラーを提供す
る。
のコーティングローラーでは、一本のコーティングロー
ラーでの膜厚幅を薄膜から、厚膜にする際、均一塗布す
ることは非常に難しかった。そのため、厚膜コーティン
グするためには、溝の深いローラーに作業毎、ローラー
の交換を余儀なくされていた。又、この場合も、深い溝
加工を連続にしかも均一に加工することの難しさから、
大面積コーティングは、均一にできないという問題点が
あった。そこで本発明の目的とするところは、溝形状を
変えることにより、長尺ローラーの均一溝加工を可能に
し、更に一本のローラーで容易に薄膜から厚膜まで均一
なコーティングを行えるようにした、ローラーを提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のコーティングロ
ーラーは、一定の径を有する、コーティングローラーに
おいて、連続の一定の大きさの等脚台型形状の溝を有す
ることを特徴とする。
ーラーは、一定の径を有する、コーティングローラーに
おいて、連続の一定の大きさの等脚台型形状の溝を有す
ることを特徴とする。
【0005】
【実施例】図1は、コーティングローラーの概略図であ
る。図2〜3は、本発明のローラーの溝構造を程々に変
えたときの具体的な実施例である。図4〜6は、従来の
溝構造である。溝の面積をDとすると、従来の加工方式
の図4のV溝の面積D0は、D0=b/2・hであり、
本発明の底辺aをもうける。D1=(a+b)/2・h
が、D1≧D0であることが容易に確認される。Dの面
積が大きくなることにより、レジストやインキのローラ
ーにおける保油量が増え、それにより、厚膜コーティン
グが可能になった。従来の方式でD値を大きくする方法
としては、図5のように開口部分の長さbを大きくする
方法と図6のように溝深さhを大きくする二通りの方法
があった。しかし、図5の方法では、溝の数fが減って
しまうため、トータルコーティング量は、少なくなって
しまい塗布ムラの原因となる。又、溝深さhを深くした
場合、D値は大きくなるが、実際には、hの深さが深過
ぎるとインキの粘度とも引き上げ量の減少から、膜厚は
厚くならない。本発明は溝の深さはインキの引き上げ易
い深さhのままで、底部長さa値を大きくすることによ
り、インキ・レジストの保油量を増やすことができ、尚
且つ均一の厚膜コーティングを可能にした。この方法だ
と深溝にする必要がないため、溝の数が減ることもなく
低部aを設けることにより溝の加工が容易になり長尺ロ
ーラーの連続の溝型状加工が可能になり、大面積の均一
コーティングを可能にした。
る。図2〜3は、本発明のローラーの溝構造を程々に変
えたときの具体的な実施例である。図4〜6は、従来の
溝構造である。溝の面積をDとすると、従来の加工方式
の図4のV溝の面積D0は、D0=b/2・hであり、
本発明の底辺aをもうける。D1=(a+b)/2・h
が、D1≧D0であることが容易に確認される。Dの面
積が大きくなることにより、レジストやインキのローラ
ーにおける保油量が増え、それにより、厚膜コーティン
グが可能になった。従来の方式でD値を大きくする方法
としては、図5のように開口部分の長さbを大きくする
方法と図6のように溝深さhを大きくする二通りの方法
があった。しかし、図5の方法では、溝の数fが減って
しまうため、トータルコーティング量は、少なくなって
しまい塗布ムラの原因となる。又、溝深さhを深くした
場合、D値は大きくなるが、実際には、hの深さが深過
ぎるとインキの粘度とも引き上げ量の減少から、膜厚は
厚くならない。本発明は溝の深さはインキの引き上げ易
い深さhのままで、底部長さa値を大きくすることによ
り、インキ・レジストの保油量を増やすことができ、尚
且つ均一の厚膜コーティングを可能にした。この方法だ
と深溝にする必要がないため、溝の数が減ることもなく
低部aを設けることにより溝の加工が容易になり長尺ロ
ーラーの連続の溝型状加工が可能になり、大面積の均一
コーティングを可能にした。
【0006】表1は、従来の溝形状と今回の開発品の溝
形状の断面積Dと塗布厚膜dと均一性の相対比較を行っ
たものである。
形状の断面積Dと塗布厚膜dと均一性の相対比較を行っ
たものである。
【0007】塗布厚膜dは、Dの値に比例し、膜の均一
性は溝の数fに依存することが、実験的に確認されてい
る。Δd=kD(a,b,h)k:係数本発明の場合、
fの溝を減らすことなしに、Dの値を容易に大きくする
ことができる。従来の方法でDの値を大きくするために
は、hを大きくする方法があるが加工が難しく表のNO
.3の比hの値が限界であり、均一性は、本発明NO.
4に比べても劣ることが確認された。Dの値を大きくし
ていく方法として底部aの値を大きくしていくことによ
り、厚膜均一性が向上していくことがNO.4〜NO.
6の結果から確認された。NO.7のa=bより均一性
が低下していき、a>bの逆テーパーになると均一性が
低下することが、NO.8の結果より確認できる。
性は溝の数fに依存することが、実験的に確認されてい
る。Δd=kD(a,b,h)k:係数本発明の場合、
fの溝を減らすことなしに、Dの値を容易に大きくする
ことができる。従来の方法でDの値を大きくするために
は、hを大きくする方法があるが加工が難しく表のNO
.3の比hの値が限界であり、均一性は、本発明NO.
4に比べても劣ることが確認された。Dの値を大きくし
ていく方法として底部aの値を大きくしていくことによ
り、厚膜均一性が向上していくことがNO.4〜NO.
6の結果から確認された。NO.7のa=bより均一性
が低下していき、a>bの逆テーパーになると均一性が
低下することが、NO.8の結果より確認できる。
【0008】
【表1】
【0009】
【発明の効果】本発明により、台型の底辺の大きさを大
きくすることにより、深い溝加工をせずに、厚膜のコー
ティングが均一にできるようにした。又、長尺ローラー
の加工が可能になり、大面積コーティングが容易に、均
一にできるようになった。更に従来のコーティングロー
ラー加工より簡便になるため、コストが安く、ローラー
の製作納期も早くなった。
きくすることにより、深い溝加工をせずに、厚膜のコー
ティングが均一にできるようにした。又、長尺ローラー
の加工が可能になり、大面積コーティングが容易に、均
一にできるようになった。更に従来のコーティングロー
ラー加工より簡便になるため、コストが安く、ローラー
の製作納期も早くなった。
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】本発明の一実施例を示す図。
【図3】本発明の一実施例を示す図。
【図4】従来のローラーの要部拡大図。
【図5】従来のローラーの要部拡大図。
【図6】従来のローラーの要部拡大図。
a.溝底部の長さ
b.溝の開口部分の長さ
h.溝の深さ
D.溝の面積
1.ローラー軸受け部
2.ローラー塗布溝部
Claims (1)
- 【請求項1】 一定の径を有するコーティングローラ
ーにおいて、連続の一定の大きさの等脚台型形状の溝を
有することを特徴とするコーティングローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2844891A JPH04267965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | コーティングローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2844891A JPH04267965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | コーティングローラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267965A true JPH04267965A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12248957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2844891A Pending JPH04267965A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | コーティングローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04267965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2794887A1 (fr) * | 1999-06-08 | 2000-12-15 | Murata Manufacturing Co | Procede de fabrication d'une piece electronique ceramique munie d'electrodes |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP2844891A patent/JPH04267965A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2794887A1 (fr) * | 1999-06-08 | 2000-12-15 | Murata Manufacturing Co | Procede de fabrication d'une piece electronique ceramique munie d'electrodes |
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