JPH042678Y2 - - Google Patents

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JPH042678Y2
JPH042678Y2 JP1984175076U JP17507684U JPH042678Y2 JP H042678 Y2 JPH042678 Y2 JP H042678Y2 JP 1984175076 U JP1984175076 U JP 1984175076U JP 17507684 U JP17507684 U JP 17507684U JP H042678 Y2 JPH042678 Y2 JP H042678Y2
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loft
iron
club
groove
grooves
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JP1984175076U
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JPS6191255U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフ用アイアンクラブセツトの改
良に関するもので、ことにアイアンクラブのクラ
ブフエースに刻設される溝の改良に関するのであ
る。
〔従来の技術〕
ゴルフ用アイアンクラブのクラブフエースは、
打球にバツクスピンを付与するため、ロフトが設
けられるとともに、ソールと略平行になる溝が並
設されており、日本ゴルフ協会の制定したゴルフ
規則によれば、ことにインパクト・エリアのこれ
らの溝は「縁が両側に開いた、その断面が左右同
形の連続した直線の溝を採用することができる。
溝の幅はおおむね一定で、またその長さに沿つて
0.9ミリを超過してはならない。隣接の縁との間
隔は、溝の幅の3倍以上で、かつ1.9ミリより狭
くないものでなければならない。溝の深さは0.5
ミリを越えてはならない。」としている。
このため従来のアイアンクラブとしては、溝角
が90度のV字状断面の三角溝をクラブフエースに
並設したものが使用されていたが、近年、バツク
スピンが掛り易いクラブとして対向壁が略直角に
立ち上つた角溝をクラブフエースに並設した構造
のアイアンクラブが多用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記角溝をクラブフエースに刻設した
アイアンクラブでは、インパクト時に溝の縁に対
するボールの食い込みが大きく、したがつてバツ
クスピンが掛り易いものであるが、その反面、ボ
ール表面を損傷する問題を有していた。このボー
ルの損傷はボールの表面を溝の縁が切削すること
によつて生ずるものであり、ことにロフトの大き
い高番号のアイアンクラブ、ピツチングウエツジ
およびサンドウエツジではボールに対するインパ
クト時の面方向分力が大になるため、損傷が大き
くなるものであつた。
本考案は上記問題に鑑み、ボール表面に対する
損傷が少なく、かつ各クラブに応じた適確なバツ
クスピンをボールに付与するようになる溝を刻設
したアイアンクラブセツトを提供することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のゴルフ用ア
イアンクラブセツトは、クラブフエースにソール
と略平行な複数の直線状の溝を刻設した複数のア
イアンクラブよりなり、前記アイアンクラブのそ
れぞれが異なるロフトを有するゴルフ用アイアン
クラブセツトにおいて、前記複数の直線状の溝の
断面形状を逆等脚台形状とし、前記アイアンクラ
ブをロフトの近似するものごとにグループに区分
し、前記複数の直線状の溝の対向壁の、クラブフ
エースと直交する面との間の角度(以下、この角
度を対向壁の開き角度とも称する)を前記グルー
プごとにロフトが大きくなるにしたがつて大とし
たものである。
〔作用〕
上記構成のゴルフ用アイアンクラブセツトは、
複数の直線状の溝の断面形状を逆等脚台形状と
し、アイアンクラブをロフトの近似するものごと
にグループに区分し、前記溝の対向壁の開き角度
をグループごとにロフトが大きくなるにしたがつ
て大とした構造になるため、インパクト時におけ
るクラブフエース方向の分力が大になる高番号の
アイアンクラブ、ピツチングウエツジおよびサン
ドウエツジを含むグループの溝は、対向壁の開き
角度が大きく、そのため溝の縁角度が緩やかにな
り、ボール面への食い込みが少なくなり、該溝の
縁による切削損傷を解消することができる。
また低番号のロフトの小さいアイアンクラブの
グループでは溝の対向壁の開き角度が小さく、溝
の縁角度が直角に近似する構造になるため、イン
パクト時におけるボールのクラブフエース方向へ
の滑りを阻止し、クラブフエースと直交方向の打
撃力とクラブのロフトに対応したクラブフエース
方向分力を適確に伝達するようになる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。第1図はアイアンクラブのヘツドの一部
を切欠した斜視図であり、軟鉄により鋳造し、表
面研削加工したクラブヘツド1はシヤフト2と連
結固着するためのネツク3を一側に突設し、前面
側にロフトθを有する平坦なフエース4を形成す
るとともに、該フエース4にソール5と略平行に
なる複数本の直線状の溝6を刻設したものであ
る。上記溝6は逆等脚台形断面を構成するもの
で、アイアンクラブのロフトθによつて複数に分
割した各グループごとにその断面形状を異にする
ものである。
すなわち、上記各グループは、第2図ないし
第4図に示すごとく、たとえば1番ないし4番ア
イアンからなる小ロフトグループ、5番ないし7
番アイアンからなる中ロフトグループおよび8番
ないし10番アイアン、ピツチングウエツジ、サン
ドウエツジからなる大ロフトグループに分割し、
各グループごとに逆等脚台形断面溝6の形状を設
定してなる。
第2図に示す小ロフトグループの逆等脚台形溝
6aの断面は、溝の開口幅W0.88ミリメートル、
深さD0.5ミリメートル、各対向壁7の開き角度
α5度、隣接する溝6aの間隔L3.6ミリメートル
によつて構成する。
第3図に示す中ロフトグループの逆等脚台形溝
6bの断面は、溝の開口幅W0.88ミリメートル、
深さD0.5ミリメートル、各対向壁7の開き角度
α15.4度、隣接する溝6bの間隔L3.6ミリメート
ルによつて構成する。
第4図に示す大ロフトグループの逆等脚台形溝
6cの断面は、溝の開口幅W0.88ミリメートル、
深さD0.5ミリメートル、各対向壁7の開き角度
α21.8度、隣接する溝6cの間隔L3.6ミリメート
ルによつて構成する。
以上、本考案の各グループにおける逆等脚台形
溝6の一例を述べたが、上記グループ数および各
グループのクラブ数は必要に応じて組み替えるこ
とができるものであり、該組み替えに応じて各グ
ループの逆等脚台形溝6の断面形状を特定するも
のである。
〔考案の効果〕
本考案のゴルフ用アイアンクラブセツトは、複
数の直線状の溝の断面形状を逆等脚台形状とし、
アイアンクラブをロフトの近似するものごとにグ
ループに区分し、前記溝の対向壁の開き角度をグ
ループごとにロフトが大きくなるにしたがつて大
とした構造になるため、インパクト時におけるボ
ールに対する打撃力とフエース方向分力およびバ
ツクスピンを各クラブごとに適確に選択可能にす
るとともに、ロフトの大きいクラブのグループで
は溝の縁角度が緩くなるため、打球時のボールの
損傷が解消される等の特徴を有し、本考案の実用
的効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はアイアンクラブのヘツドの一部を切欠
した斜視図、第2図は小ロフトグループの溝を示
す要部拡大断面図、第3図は中ロフトグループの
溝を示す要部拡大断面図、第4図は大ロフトグル
ープの溝を示す要部拡大断面図である。 1……クラブヘツド、4……フエース、5……
ソール、6,6a,6b,6c……溝、7……対
向壁、θ……ロフト、α……対向壁の開き角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラブフエースにソールと略平行な複数の直線
    状の溝を刻設した複数のアイアンクラブよりな
    り、前記アイアンクラブのそれぞれが異なるロフ
    トを有するゴルフ用アイアンクラブセツトにおい
    て、前記複数の直線状の溝の断面形状を逆等脚台
    形状とし、前記アイアンクラブをロフトの近似す
    るものごとにグループに区分し、前記複数の直線
    状の溝の対向壁の、クラブフエースと直交する面
    との間の角度を前記グループごとにロフトが大き
    くなるにしたがつて大としたことを特徴とするゴ
    ルフ用アイアンクラブセツト。
JP1984175076U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH042678Y2 (ja)

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JP1984175076U JPH042678Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6191255U JPS6191255U (ja) 1986-06-13
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ID=30732680

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9844709B2 (en) * 2015-09-24 2017-12-19 Acushnet Company Golf club striking surface
JP6888400B2 (ja) * 2017-04-28 2021-06-16 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブセット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047564B2 (ja) * 1979-01-19 1985-10-22 オリンパス光学工業株式会社 マイクロマニピユレ−タ

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JPS6047564U (ja) * 1983-09-10 1985-04-03 長谷川 守 逆溝型ゴルフクラブヘツド

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JPS6191255U (ja) 1986-06-13

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