JPH04267733A - 底強度を改善した容器、容器の製造方法及び装置 - Google Patents

底強度を改善した容器、容器の製造方法及び装置

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JPH04267733A
JPH04267733A JP3299579A JP29957991A JPH04267733A JP H04267733 A JPH04267733 A JP H04267733A JP 3299579 A JP3299579 A JP 3299579A JP 29957991 A JP29957991 A JP 29957991A JP H04267733 A JPH04267733 A JP H04267733A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に継ぎ目なしサイ
ドウォール並びにサイドウォールと一体で形成されたボ
トムを有する種類の金属容器と、容器の製造方法及び製
造装置に関する。更に詳述すると本発明は改善されたド
ーム反転圧力、落下時の破損に対するより強化された抵
抗および低温殺菌法を行う温度に飲料をさらした容器の
高さの増加を最小にするあるいは防止することを提供す
るボトム外形に関する。
【0002】
【従来の技術】今日まで数多くのツーピース容器の容器
形状があった。ツーピース容器とは一端が一体型ボトム
ウォールを有し、逆の一端にふたが固定されている本体
を持つ容器のことをいう。容器製造業者は鉄あるいはア
ルミニウム合金でできているこれらの容器に様々な種類
の飲料をパックする。これらの容器の製造にあたっては
、容器が競争力のある価格で売れるように容器の本体ウ
ォールとボトムウォールをできるかぎり薄くすることが
大事である。本体ウォールを薄くするために様々な努力
がなされた。薄い本体ウォール構造を捜すこととは別に
、様々なボトムウォール構造が研究された。ボトムウォ
ールの十分な剛性を探求する際の最初の試みは、ボトム
ウォールを球形ドーム形状に成形することであった。 この一般的な形状はダンエトアール、米国特許番号3,
760,751(1973年9月25日)に示されてい
る。ボトムウォールは内側に凹形のドームあるいはくぼ
みが付与され、それは容器のボトムウォールの大部分を
占めている。このドーム形の形状は容器が設計されてい
る圧力範囲において、ボトムウォールの全体形状寸法を
ほとんど変えることなく、容器の内圧増加に対応して強
度を増大しかつボトムウォールの変形に耐える。
【0003】ドームボトムを示唆する先行技術にはまた
P.G.ステファン、米国特許番号3,349,956
(1967年10月31日);ノイゼルエトアール、米
国特許番号3,693,828(1972年9月26日
);ダンエトアール、米国特許番号3,730,383
(1973年5月1日);トークマニアン、米国特許番
号3,904,069(1975年9月9日);リュー
エトアール米国特許番号3,942,673(1976
年3月9日);ミラーエトアール、米国特許番号4,2
94,373(1981年10月13日);マクミラン
、米国特許番号4,834,256(1989年5月3
0日);パルシアニエトアール、米国特許番号4,68
5,582(1987年8月11日);パルシアニエト
アール、米国特許番号4,768,672(1988年
9月6日);並びにカワモトエトアール(1990年4
月24日)がある。内方向へのドーム形ボトム付き容器
を形成するための装置を開示し、およびまたは内方向へ
のドーム形ボトムを有する容器を開示する特許にはミー
ダーエトアール、米国特許番号4,289,014(1
981年9月15日);ゴムバス、米国特許番号4,3
41,321(1982年7月27日);エラートエト
アール、米国特許番号4,372,143(1983年
2月8日);並びにパルシアニエトアール、米国特許番
号4,620,434(1986年11月4日)がある
。上記特許のうち、リューエトアールとカワモトエトア
ールは内方向のドーム形ボトムの形状が楕円形であるド
ーム形ボトムを開示する。米国特許番号3,349,9
56のステファンは直径を縮小した環状支持部分の間に
内方向のドーム形ボトムを有する直径を縮小した環状支
持部分の使用を開示する。ステファンはまた直径を縮小
した環状支持部分を他の容器の二重継目付きトップの中
に積み重ねることも開示する。
【0004】米国特許番号3,693,828のノイゼ
ルエトアールはボトム部分が円錐状に形成されて直径を
縮小した環状支持部分を形成した容器を開示し、そして
内側に向いたドーム形ボトムが環状支持部分の半径方向
の内側に配置された鋼製容器を開示している。ボトムの
各種形状はドーム形ボトムの半径縮小を含めて内側ボト
ム表面に更に一様なコーティングを与えるための調整が
行われている。ノイゼルエトアールの円錐形部分にかわ
って米国特許番号4,685,582及び4,768,
672のプルシアニエトアールは、容器の円筒形状本体
並びに直径を縮小した環状支持部分との間に変換部分の
設置を開示し、この変換部分は容器の外径に関して凸形
である第一環状弓形部分並びに容器の外径に関して凸形
である第二環状弓形部分を含んでいる。
【0005】米国特許番号4,834,256のマクミ
ランは容器の円筒形状本体並びに直径を縮小した環状支
持部分との間に変換部分を設け、この変換部分は円筒形
本体よりも小さい二重継目付きトップを有する容器を安
定して積み重ねることを可能とし、また一般的に円筒形
本体と同一直径の二重継目付きトップを有する容器にも
安定した積み重ねができるように形成されている。この
設計では、トップの直径が縮小された容器は直径を縮小
した環状支持部分の内側に積み重ねる。そしてトップが
比較的大きい容器はこの特別に形成された変換部分に積
み重ねる。米国特許番号4,732,292(1988
年3月22日)のスピックはボトムから上方に延びるへ
こみを容器のボトムに形成することを開示する。ここで
は様々な形状のへこみが示されている。これらのへこみ
はボトムの柔軟性を高めその結果容器が内部流体圧力に
さらされた場合での内部コーティングのひび割れを防止
することができるといわれている。
【0006】WIPOの国際公告番号WO83/025
77(1983年8月4日)で開示された米国特許番号
4,885,924(1989年12月12日)のクレ
イドンエトアールは環状支持部分の外側の表面を半径方
向内側に延ばし、その結果として環状支持部分の半径を
減少させる装置を開示する。この環状支持部分の内側へ
の延ばしは容器が内部流体圧力にさられた場合にドーム
が反転することを防ぐために行われる。プルシアノエト
アール、米国特許番号4,620,434を含む数々の
先行技術特許は容器内の液体が容器ボトムのドームを反
転させる圧力を増加させるように設計された形状を開示
している。この圧力は静的ドーム反転圧力と呼ばれてい
る。この特許では変換部分の形状は非常に強調して設け
られているから、通常はある範囲内に規定されているド
ーム形パネルの半径は規定されていない。しかしながら
、静的ドーム反転圧力の最高値はドーム曲率を最適な値
にまで増加することによって得られることが知られてい
る。またドーム曲率をその値以上に増加させることは静
的ドーム反転圧力を減少させる結果となることも知られ
ている。
【0007】前述のとおり、問題の一つはある金属厚さ
に関して最大ドーム反転圧力を得ることである。しかし
ながら、もう一つの問題は内容物を充填された容器が固
い表面に落下したときの破壊抵抗を得ることである。落
下抵抗を計測するための現在の工業テストは累積落下高
さと呼ばれる。このテストでは、充填された容器を鋼板
上に最初は3インチの高さから落下させ、続いて落下さ
せる毎に落下高さを3インチずつ増やす。落下高さ抵抗
はここで容器を落下させる距離の総合計であり、それは
ドームが反転しあるいは一部反転する高さを含んでいる
。即ち、落下高さ抵抗はボトム形状が相当に損傷して平
面上にしっかりと直立することができなくなった状態の
累積高さである。
【0008】本発明の申請人の出願である米国特許出願
07/505,618において容器のドーム半径の減少
が累積落下高さ抵抗を増加させるがドーム反転圧力を減
少させることが開示されている。更に、この先行出願に
おいて内部ウォールの高さを増加させることがドーム反
転圧力を増加させることが開示されている。しかしなが
ら、ドーム半径を指定されたドーム高さに応じて減少さ
せることは内部ウォールの高さを減少させることにつな
がる。したがって、指定されたドーム高さにおいてのド
ーム半径の減少によって得られたような累積高さ抵抗の
増加は内部ウォールの高さの減少とそれに付随してドー
ム反転圧力の減少につながる。したがって、累積落下高
さとドーム反転圧力の両方を改善できる一つの方法とし
ては適切なウォール高さを残したままドーム半径を減少
し、ドーム高さを増加させるというものがある。しかし
ながら、基準の直径、高さと容積の仕様を維持したまま
ドーム高さを増加させるには限界がある。また飲料容器
の企画製造における他の問題としては充填された飲料容
器が高温の場所に保管される低温殺菌工程に続いて、お
よびまたは容器が日光にさらされた後でも規格内に容器
を維持することである。
【0009】この高さの増加はドーム部分の内部流体圧
力が円周状の内部ウォールに下向きの力を加え、円周状
の内部ウォールが環状支持部分に下向きの力を加えるこ
とによって引き起こされる環状支持部分の延出によって
おこる。飲料容器の高さの増加により充填器具や運搬器
具が動かなくなることもある。また積み重ねる際に均等
でなくなってしまう。周知の通り、おびただしい数の容
器が年間を通じて製造され、そのメーカーは同じ取り扱
い特性を従来通り維持しながら、容器製作に使用される
金属量を低減させるべく常に努力を重ねている。おびた
だしい量の容器が製造されるから、金属厚さのわずかな
低減も、例えば1インチの1/1000の1/2であっ
ても、製造コストを実質的に低減させることができる。
【0010】
【発明の概要】本発明によると、引き抜き加工された飲
料容器のドーム反転圧力を金属厚さ、ドーム部分を囲む
内部ウォールの高さ、ドーム高さの総計を増加させるこ
となく、またドーム半径を減少させることなく改善する
ことができる。更に、本発明においては環状支持部分の
延出抵抗と累積高さ抵抗の両方の改善が金属量の増加な
しに、また容器の一般サイズや形を変えることなく達成
される。延出抵抗、ドーム反転圧力と累積落下高さ抵抗
を改善した容器は垂直軸周りに配置された円筒状外部ウ
ォール、外部ウォールに接続され支持表面を提供するボ
トムと支持表面から半径方向内側に配置されセンターパ
ネルすなわち凹形ドームパネルとセンターパネルを支持
表面から定位置距離に配置する円周状のドーム位置決め
部を有するボトムくぼみ部を含む。
【0011】本発明の一具体例においてはボトムくぼみ
部は支持表面から第1垂直距離上方で垂直軸から第1半
径距離離れた場所に配置した部分を含む。またボトムく
ぼみ部は支持表面から第1部より大きい垂直距離上方で
垂直軸から第1部より大きい半径距離離れた場所に配置
した隣接部を含む。即ち、ボトムくぼみ部は支持表面に
近い第1部より半径方向外側に延びる隣接部を含む。こ
の形状においてはこの隣接部は容器の周りに円周状に延
びている。そのためボトムくぼみの支持表面に近い部分
に鉤状にとびだした環状半径くぼみをつくる。本発明の
他の具体例においては、隣接部は弓形をしており、ボト
ムくぼみ部の周囲の一部分にのみ延びている。好ましく
は複数の隣接部が、更に好ましくは5つの隣接部が複数
の第1部から半径方向外側にのびて対応する第1部の間
に配置される。一般的に、本発明において、複数の補強
部がボトムくぼみ部の円形の内部ウォールに配置されて
いる。それらはボトムくぼみ部の周りに円周状に延びて
いるかあるいは円周状に間を置いて配置されている。補
強部は円形内部ウォールに対して半径方向外側にあるい
は半径方向内側に突出する。
【0012】補強部は内部ウォールの中に完全に含まれ
ていてもよいし、環状支持表面の中に下向きに延びても
よいし、ドーム部を囲む凹形環状部分の中に上向きに延
びてもよいし、およびまたは凹形環状部分と凹形ドーム
パネルの両方の中に上向きに延びてもよい。補強部は丸
くてもよいし、垂直に延ばされてもよいし、円周状に延
ばされてもよいしまた垂直と円周状の間の角度で延ばさ
れてもよい。
【0013】要約すると、本発明は材料を増加させるこ
となく、また充填およびまた包装機械の交換可能性に影
響を及ぼすようなサイズの変化なしに静的ドーム反転圧
力を改善する容器を提供する。更に、本発明は圧力によ
る延出に対する抵抗力を増し、低温殺菌工程中にさらさ
れる流体圧力に伴う容器の全体の高さの変化のない容器
を提供する。最後に、本発明は材料を増加することなく
、充填機器の交換可能性に影響を及ぼすようなサイズの
変化なしに累積落下高さ抵抗を改善した容器を提供する
。そのため、カートンや箱包装時に必要だったクッショ
ンの減少または削除が可能となる。
【0014】本発明の第1の様相において、強化された
容器は垂直軸の周りに配置された外部ウォール、支持表
面を有し外部ウォールに接続されたボトム、支持表面よ
り半径方向内側に配置されボトムくぼみ部を残りのボト
ムに接続するドーム位置決め部分を有しドーム位置決め
部分により支持表面より上方に配置されるセンターパネ
ルを含むボトムくぼみ部、そしてボトムくぼみ部の延出
抵抗を増加させる手段を含む。本発明の第2の様相にお
いて、垂直軸の周りに配置された外部ウォールと、外部
ウォールと一体になり支持表面を含むボトムを有する容
器の底の強化方法は、ボトムくぼみ部をボトムの残りの
部分に接続する凸形環状部分を有するドーム位置決め部
を含み、ドーム位置決め部により支持表面の上方に配置
されるセンターパネルを含むボトムに、ボトムくぼみ部
を形成し、凸形環状部分の延出抵抗を増加する。
【0015】本発明の第3の様相において、強化された
容器は垂直軸の周りに配置された外部ウォール、外部ウ
ォールに接続され支持表面を形成するボトムと、支持表
面から半径方向内側に配置されセンターパネルを含み支
持表面から第1垂直距離上方で垂直軸から第1半径距離
離れたボトムくぼみ部を含む。このボトムくぼみ部は支
持表面から第1部より大きい垂直距離上方で垂直軸から
第1部より大きい半径距離離れたところに配置された隣
接部を含む。この第3の様相の一つのバリエーションと
しては、隣接部を実質的に円周状にする。他のバリエー
ションとしては隣接部をボトムくぼみ部の周りに180
度以下延ばす。本発明の第4の様相において、抵抗力を
強化された容器は垂直軸の周りに配置された外部ウォー
ル、外部ウォールに接続され支持表面を形成するボトム
と、支持表面から半径方向内側に配置されセンターパネ
ルを含み、支持表面から第1垂直距離上方で垂直軸から
第1半径距離離れたボトムくぼみ部を含む。このボトム
くぼみ部は支持表面から第1垂直距離上方で垂直軸から
第1部より大きい半径距離離れたところに配置された隣
接部を含む。
【0016】本発明の第5の様相において、強化された
容器は垂直軸の周りに配置された外部ウォール、外部ウ
ォールに接続され支持表面を形成するボトムと、支持表
面から半径方向内側に配置されセンターパネルを含むボ
トムくぼみ部を含む。ここにおいての改善点は、ボトム
くぼみ部がボトムくぼみ部の周囲に実質的に円周状に支
持表面から第1垂直距離上方に配置され垂直軸から第1
半径方向離れて配置される第1部を含み、ボトムくぼみ
部の実質的に周りに支持表面から第1部より更に大きい
垂直距離上方で垂直軸から第1部とは違う半径距離離れ
たところに配置される隣接部を含む。本発明の第6の様
相において、強化された容器は垂直軸の周りに配置され
た外部ウォール、外部ウォールに接続され支持表面を形
成するボトムと、支持表面から半径方向内側に配置され
センターパネルを含むボトムくぼみ部を含む。そしてボ
トムくぼみ部を作り直す工程を含む容器の延出抵抗を強
めるための手段を含む。この第6の様相のバリエーショ
ンとして、作り直しの工程は明らかな金属の変形を含ま
ないコールドワーキングでもよいし、第3、第4と第5
の様相で説明された隣接部の一部あるいは全部の特徴を
有してもよい。
【0017】本発明の第7の様相において、垂直軸の周
りに配置された外部ウォール、外部ウォールに接続され
支持表面を形成するボトムと支持表面から半径方向内側
に配置されセンターパネルを含むボトムくぼみ部を含む
容器を強化する方法を提供する。その方法は支持表面か
ら第1垂直距離上方で垂直軸から第1半径距離離れたと
ころに配置される第1部を有するボトムくぼみ部の形成
と、支持表面から第1部より大きい垂直距離上方で垂直
軸から第1部より大きい半径距離離れたところに配置さ
れる隣接部を有するボトムくぼみ部の形成を含む。この
第7の様相の一つのバリエーションとして、第2の形成
工程に隣接部をボトムくぼみ部の実質的に周りに延ばす
ことを含めてもよい。他のバリエーションとして隣接部
をボトムくぼみ部の周りに180度以下延ばすことを含
めてもよい。
【0018】本発明の第8の様相において、垂直軸の周
りに配置された外部ウォール、外部ウォールに接続され
支持表面を形成するボトムと、支持表面から半径方向内
側に配置されセンターパネルを含むボトムくぼみ部を有
する容器を強化する方法を提供する。その方法は支持表
面から第1垂直距離上方で垂直軸から第1半径距離離れ
たところに配置される第1部を有するボトムくぼみ部の
形成と、支持表面から第1垂直距離上方で垂直軸から第
1部より大きい半径距離離れたところに配置される隣接
部を有するボトムくぼみ部の形成を含む。本発明の第9
の様相において、垂直軸の周りに配置された外部ウォー
ル、外部ウォールに接続され支持表面を形成するボトム
と、支持表面から半径方向内側に配置されセンターパネ
ルを含むボトムくぼみ部を有する容器を強化する方法を
提供する。その方法は支持表面から第1垂直距離上方で
垂直軸から第1半径距離離れたところで実質的にボトム
くぼみ部の周りに配置される第1部を有するボトムくぼ
み部の形成と、支持表面から第1垂直距離よりも大きい
第2垂直距離上方で垂直軸から第1部とは異なる半径距
離離れたところに実質的にボトムくぼみ部の周りに配置
される隣接部を有するボトムくぼみ部の形成を含む。
【0019】本発明の第10の様相において、垂直軸の
周りに配置された外部ウォールと、外部ウォールに接続
され支持表面を形成するボトムを含む容器を強化する方
法を提供する。その方法は支持表面から半径方向内側に
配置されセンターパネルを含むボトムくぼみ部の形成と
ボトムくぼみ部の一部を作り直すことを含む。本発明の
第11の様相において、垂直軸の周りに配置された外部
ウォール、外部ウォールに接続され支持表面を形成する
ボトム、支持表面から半径方向内側に配置されたボトム
くぼみ部をボトムの残りに接続する凸形環状部分を有す
るドーム位置決め部と、ドーム位置決め部により支持表
面の上方に配置されたセンターパネルとを有するボトム
くぼみ部と、センターパネルの内側に与えられる流体圧
力の機能である収縮力を凸形環状部分に加える方法を含
む強化された容器を提供する。
【0020】本発明の第12の様相において、垂直軸の
周りに配置された外部ウォールと、円筒状の外部ウォー
ルと一体であり支持表面を含むボトムを有する容器の強
化の方法を提供する。この方法はボトムくぼみ部をボト
ムの残りの部分に接続する凸形環状部分とドーム位置決
め部によって支持表面の上方に配置されたセンターパネ
ルとを含むボトムにボトムくぼみ部を形成する方法と、
センターパネルの内部に与えられる流体圧力の機能であ
る収縮力を凸形環状部分に加える方法を含む。本発明の
第13の様相において、垂直軸の周りに配置された外部
ウォール、外部ウォールに接続され、内部ウォールを有
し、内部ウォールによって上方に配置されたセンターパ
ネルを有するボトムと、内部ウォールが外方のそして上
方の斜面の少なくとも一部を含む強化された容器を提供
する。更に本発明は、上述した容器の製造方法および装
置を提供する。
【0021】
【実施例】〔例1〕図3,図4,図5により実施例の説
明をする。これらの形状は米国特許番号4,685,5
82及び4,768,672のプルシアニエトアール及
び本発明の実施例に共通した飲料用容器の下部部分の詳
細図である。更に詳述すると、図3は前述の先行技術に
共通であり、図4は本発明に特有である。そして図5は
図3及び図4の共通した部分的な詳細を拡大図で示して
いる。本発明は図3〜5に示されたパラメーターの幾つ
かを選択することにより主に先行技術と異なっていて、
これから述べる記述は特別なことわりがないかぎりこれ
らの図面の全てを引用している。そして図3並びに図4
に付随した寸法が込み合いを避けるために図5にだけ記
載されているものもある。
【0022】更に図3〜5の引用を続けると、引き抜き
加工並びにアイアニング工法の飲料容器10は第一直径
D1を有し、かつ垂直軸14の周りに円周方向に配置さ
れている円筒形サイドウォール12、並びに垂直軸14
の周りに円周方向に配置されサイドウォール12より半
径方向に内側に配置され、かつ基準線19に符合した環
状支持表面18を設けた環状支持部分、即ち環状支持手
段16を有している。環状支持部分16は弓形が望まし
い外部凸形環状部分20ならびに弓形が望ましく、外部
凸形環状部分20より半径方向で内側に配置されかつ外
部凸形環状部分20に接続された内部凸形環状部分22
を有している。外部20並びに内部凸形環状部分22は
曲率中心が共通の半径R1並びにR2を有している。更
に詳述すると、半径R1並びにR2は共に点24並びに
点24の回転円26の曲率中心を有している。この回転
円26は第二直径D2を有している。
【0023】外部接続部分、即ち外部接続手段28は弓
形が望ましく、半径R3とし、かつサイドウォール12
に接続された上部凸形環状部分30を有している。外部
接続部分28はまた接線34、即ち外部凸形環状部分2
0及び上部凸形環状部分30に接した接線34を回転し
た円錐表面36から半径方向に内側に配置された凹形環
状部分32を有している。その結果、外部接続手段28
はサイドウォール12を外部凸形環状部分20に接続し
ている。センターパネル、即ち凹形パネル38は球形形
状が望ましいが、適当なほぼ曲率半径を有している湾曲
形状であることもある。即ちドーム半径R4は環状支持
部分16より半径方向に内側に配置され、容器10に向
かって上の方へ湾曲している。即ち、ドーム形パネル3
8は容器10が直立の位置に置かれたときに、垂直軸1
4方向に上方に湾曲している。
【0024】容器10は更に内部接続部分、即ち円周内
側ウォールあるいは垂直軸14方向に上方に延出した高
さL1を備えた円筒形状内側ウォール42を有する内部
接続手段40を有する。内側ウォール42は円筒形のこ
ともあるし、あるいは角度α1で前記垂直軸14の方向
へ内側に傾いた円錐状のこともある。内部接続部分40
はまた曲率R5を有しかつ内側ウォール42及びドーム
形パネル38を相互に接続した内部凹形形状部分44を
有している。このように、内部接続部分40はドーム形
パネル38を環状支持部分16に接続している。内部接
続部分40はドーム形パネル38の周囲P0を基準線1
9上の定位置距離L2に位置付けている。図5に示す通
り、定位置距離L2は内側ウォール42の高さL1、内
部凹形環状部分44の曲率半径R5、内部凸形環状部分
22の半径R2、並びに内部凸形環状部分22の材料厚
さの合計にほぼ等しいか、幾分低い。
【0025】そして示された通り、また三角法によって
算定できる通り、定位置距離L2は角度α1の関数によ
り、そしてドーム形パネル38の周囲P0が内部凹形環
状部分44に接続される角度α3の関数として前記合計
を下回る値である。例えば、内部凹形環状部分44の半
径R5が0.050インチで、内部凸形環状部分22の
半径R2が0.040インチ、そして内部凸形環状部分
22の材料厚さが約0.012インチの場合、定位置距
離L2は内側ウォール42の高さL1よりも約0.10
2インチ大きいか、幾分低めである。そして、半径並び
に金属厚さが上記通りであると、内側ウォール42の高
さL1が0.060インチのとき定位置距離L2は約0
.162インチであるか、幾分低めである。環状支持部
分16は外部凸形環状部分20並びに内部凸形環状部分
22の結合点に見出される算術平均径D3を有している
。従ってこの平均径D3及び円26の直径D2は同一直
径である。ドーム半径R4は垂直軸14上にある。凹形
環状部分32は外部凸形環状部分20より上方に、前記
垂直軸から外側に角度α2延出した円周外側ウォール4
6を有し、半径R6をもつ下部凹形環状部分48を有し
ている。更に凹形環状部分32は角度α2、半径R3並
びに半径R6の大きさの選択次第では上部凸形環状部分
30の下部部分を有する。最後に、容器10は支持表面
18からドーム形パネル38まで測定されたドーム高さ
、即ちパネル高さH1並びに内側ウォール42のポスト
直径、即ち比較的小さい直径D4を有している。上部凸
形環状部分30はサイドウォール12に接し、かつ凸面
は中心50を有している。この中心50は支持表面18
から高さH2の高さにある。下部凹形環状部分48の凹
面の中心52は直径D5上にある。この中心52は支持
表面18の下にある。すなわち、支持表面18は中心5
2から距離H3の高さにある。
【0026】ここで、図3並びに図5によると、プシア
ニエトアールの三つの発明の例においては、次の寸法が
使用された。即ちD1=2.597インチ;D2、D3
=2.000インチ;D5=2.365インチ;R1、
R2=0.040インチ;R3=0.200インチ;R
4=2.375インチ;R5=0.050インチ;R6
=0.100インチ;並びにα=5度未満。次に全般的
に図6から図12によると、図3から図5の先行技術の
外形に全般的に沿って作られた容器は図6、7、10、
11の容器62あるいは図8、9、12の容器64に作
り直されることができる。次に図6、図7、図10と図
11によると、容器62は円筒形サイドウォール12と
環状支持表面18を持つ環状支持部分16のあるボトム
66を含む。環状支持表面18は垂直軸14周りに円周
方向に配置されていて、回転円26の外部凸形環状部分
22と内部凸形環状部分22が交わる部分に設けられて
いる。 ボトム66は、支持表面18より半径方向に内側に配置
され凹形ドームパネル38とドーム位置決め部70を含
むボトムくぼみ部68を含む。ドーム位置決め部70は
凹形ドームパネル38を支持表面18より上方の定位置
距離L2に配置する。ドーム位置決め部70は内部凸形
環状部分22、内部ウォール71と内部凹形環状部分4
4を含む。
【0027】次に図3から図5によると、特に図5によ
ると、容器10を容器62あるいは64に作り直す前に
容器10はドーム位置決め部54を含む。ドーム位置決
め部54は内部凸形環状部分22、内部ウォール42と
内部凹形環状部分44を含む。図10と図11によると
、図6と図7に示された容器62の外面の輪郭の部分図
断面図と拡大図が示されている。即ち、容器62の内面
の輪郭は示されていない。図10の断面図は実質的に図
7の線10−10により切られていて、容器62のボト
ム66の輪郭を円周の部分で示す。この時ボトムくぼみ
部68のドーム位置決め部70は作り直されていない。
【0028】再度図6と図7によると、容器62のドー
ム位置決め部70は複数の第1パーツ72を含む。これ
らの第1パーツは図7に示されているようにドーム位置
決め部70の円周の周りに垂直軸14から半径距離R0
に弓形に配置されている。半径距離R0は図10と11
における内部直径D0の半分である。内部直径D0は内
部凸形環状部分22と内部ウォール71の交差点に存在
する。即ち、内部直径D0は内部凸形環状部分22の半
径方向に内側の部分で定義される。ドーム位置決め部7
0はまた図7に示すようにドーム位置決め部70の周り
に弓形に配置され円周状に間を開けてあり垂直軸14か
ら半径距離R0よりも大きい半径距離RRの位置に配置
され複数のそれぞれの第1パーツ72の間に挿入されて
いる複数の円周状に間をあけた隣接部74を含む。図7
における半径距離RRは図11の内部直径D0の半分と
半径距離X1の和に等しい。図6と図7における具体例
の望ましい形状においては、隣接部74の数は5つであ
り、それらはそれぞれ30度の弓形角度α4で完全に放
射状に転置されておりまた合計の長さL3は0.730
インチである。
【0029】再度図10によると、まだドーム位置決め
部70が作り直されていない図6と図7の容器62の周
辺部では環状支持部分16の平均直径D3は2.000
インチであり、内部凸形環状部分22の最低直径である
ボトムくぼみ部68の内部直径D0は1.900インチ
である。外部凸形環状部分20の外面の輪郭の半径R7
は0.052インチであり、内部凸形環状部分22の外
部半径R8は0.052インチである。ここで注意しな
ければならないのは、半径R7とR8は容器62の外ま
でのものであるため、図5における半径R1とR2より
材料の厚さの分だけ長いのである。次に図11によると
、ドーム位置決め部70が作り直されている図6と図7
の具体例の周辺部では内部凸形環状部分22の半径R9
が減り、内部直径D0は半径距離X1分増えて内部直径
DRになり、ドーム位置決め部70の鉤状部76はへこ
みあるいは半径方向に外向きに半径寸法X2分ずれ、支
持部分16の算術平均直径D3は図10の直径D3から
半径寸法X3増えて、図11の算術平均直径D9になる
。鉤状部76は半径RHを含み、支持表面18から距離
Yのところに中心を置く。
【0030】次に図8,図9と図12によると、容器6
4は円筒状サイドウォール12と支持表面18を持つ環
状支持部分16を備えるボトム78を含む。ボトム78
のボトムくぼみ部80は支持表面18より半径方向に内
側に配置され、凹形ドームパネル38とドーム位置決め
部82を含む。ドーム位置決め部82は図12に示すよ
うに凹形ドームパネル38を支持表面18の上方で定位
置距離L2のところに配置する。ドーム位置決め部82
は図3から図5と関連して示されているように内部凸形
環状部分22、内部ウォール83と内部凹形環状部分4
4を含む。容器64のドーム位置決め部82は図9と図
12に示すように垂直軸14から半径距離RRのところ
でドーム位置決め部分82の周りに配置される円周状の
第1パーツ84を含む。半径距離RRは図12の直径D
0の半分と半径距離X1の和である。直径D0は図5の
内部凸形環状部分22と内部ウォール42の交差点で発
生する。即ち、直径D0は内部凸形環状部分22の半径
方向に内側の部分で定義される。ドーム位置決め部82
はまたドーム位置決め部82の周りに配置され垂直軸1
4から第1パーツ84の半径距離RRより大きい事実半
径R8のところに配置される周辺隣接部86を含む。事
実半径R8は図12の直径D0の半分と半径寸法X2の
和に等しい。即ち、隣接部86は鉤状部76を含み、該
鉤状部76は半径距離R0から半径寸法X2分移動する
。そのため、隣接部86は第1パーツ84から半径方向
に外側に配置されているというのが正しい。
【0031】再度図10によると、作り変えるまえは容
器64の環状支持部分16の平均直径D3は2.000
インチであり、内部凸形環状部分22の最低直径である
ボトムくぼみ部68の内部直径D0は1.900インチ
であり、外部及び内部凸形環状部分20、22の半径R
7とR8は0.052インチである。次に図12による
と、内部凸形環状部分22の半径R9は減り、直径D0
は半径距離X1分増えて直径DRとなり、ドーム位置決
め部82の鉤状部76はへこみあるいは半径方向に外側
に半径寸法X2動き、図10の支持部分16と支持表面
18の算術平均直径D3は半径寸法X3増えて図12の
直径DSになる。鉤状部76は半径RHを含み支持表面
18から距離Yのところに中心を置く。次に図5、図1
3と図14によると、図5の容器10の凹形ドームパネ
ル38は周囲P0を含む。しかしながら容器10が図6
と図7の容器62に作り直されると、ドームパネル38
は周囲P0より大きい事実周囲P1を含む。同様に図5
の容器10が図8と図9の容器64に作り直されると、
ドームパネル38は周囲P0より大きい事実周囲P2を
含む。
【0032】テストするため、2組の違う寸法で、図3
から図5の形状に全般的に従って作られた容器10を容
器62と64に作り直した。作り直す前の1組の寸法の
容器10をB6A容器と呼ぶ。もう1組の寸法で作られ
た容器10をタンパ容器と呼ぶ。B6A容器とタンパ容
器はたくさんの同じ寸法を含む。更に、B6A容器とタ
ンパ容器の多くの寸法は本発明の受託者による先行技術
の形状と同じものである。次に図4、図5と図10によ
ると、作り直すまえ、B6A容器とタンパ容器は次の寸
法を含む。すなわちD1=2.598インチ、D2、D
3=2.000インチ、D5=2.509インチ、R3
=0.200インチ、R5=0.050インチ、R6=
0.200インチ、R7とR8=0.050インチ、H
2=0.370インチ、H3=0.008インチそして
α=30度である。R4、H1と金属厚みを含む他の寸
法は表1に示す。ここに説明するテスト用B6A容器と
タンパ容器に使われる金属は3104H19と呼ばれる
アルミニウム合金であり、テスト材料は製品の在庫から
取られた。
【0033】ドーム半径R4は表1に示すように容器1
0のおおよそのドーム半径である。そしてドーム半径R
4はドーマーツーリングの半径RTとは異なる。更に詳
しくいうと、表1に示すように2.12インチの半径R
Tを有するツーリングはほぼ2.38インチの半径R4
を持つ容器10を作り出す。この容器とツーリングの曲
率半径の差はプシアニエトアールの三つの特許、本発明
の受託者による先行技術の具体例、そして本発明におい
て当てはまる。次に図6、図8と図10によると、ドー
ム半径R4は垂直軸14に近いほうで実ドーム半径RC
とそれとは違う周囲P0における実ドーム半径RPを持
つ。また、半径RCとRPは内部ウォール71の高さL
1などの他のパラメーターの変化に応じて変化する。更
にドーム半径R4は垂直軸14と周囲P0の間で様々な
距離に変化する。ドーム半径RCはドーム半径RPより
幾分小さくなる。なぜなら凹形ドームパネル38の周囲
P0が外側にそるからである。しかしながら表にあって
はドーム半径R4が示され、垂直軸14においてドーム
半径R4は実ドーム半径RCにほぼ等しいまでになって
いる。図6と図8に示すように容器10が容器62と6
4に作り直されると、図4に示すようにドーム半径RC
とRPは、様々な寸法で作られ様々な寸法に作り直され
た容器10と共にわずかに変化したり変化しなかったり
する。ドーム位置決め部70と82の作り直しによる変
化した半径は垂直軸14に近い半径を実ドーム半径RC
Rと、周囲P0に近い半径を実ドーム半径RPRとそれ
ぞれ呼ぶ。しかしながら、ドーム半径RCとRPの差が
小さいため、またドーム半径RCとRPは作り直しによ
っても、変化するとしてもわずかしか変化しないため、
付属の表と以下の説明中では図4の半径R4のみが使わ
れている。
【0034】ドーム位置決め部70と82の作り直しは
図5の半径R5を増加させる結果となる。この半径の変
化を示すため、作り直し後の半径R5は図11、図12
と表1において曲率半径R5Rと呼ぶ。表1に示すよう
に、この半径R5の変化は原容器10の様々な寸法およ
びまたは作り直し時の寸法によって小さかったり大きか
ったりする。タンパ容器を容器64に作り直した際にみ
られるように図5の半径R5の変化がかなり大きい場合
、図12に示す様に容器10を容器64に作り直すこと
は事実上センターパネル38の直径を直径DPから実直
径DEへと伸ばすことになる。そのため、作り直しの過
程において、図12に示すようにドーム位置決め部82
の環状部分88はセンターパネル38内に移動され実質
的にその一部となる。更に、特に図8、図9と図12に
示すように周囲を作り直す過程の場合、環状支持表面1
8の外側にある図10に示すボトム78の環状部分90
は半径方向に内側に移動し、実質的に図12のドーム位
置決め部分82の一部となる。
【0035】表1において、静的ドーム反転圧力(S.
D.R.)の単位はポンド/平方インチであり、累積落
下高さ(C.D.H.)はインチであり、累積落下高さ
試験が行われている際の内部圧力(I.P.)はポンド
/平方インチである。累積落下高さ試験の意義は中が満
たされた缶が一部あるいは全部ドームパネルを反転させ
る累積落下高さを調べるためである。その手順は以下の
通りである。1)容器内の製品を華氏90度±2度に温
める。2)累積落下テスト用器のチューブを容器が間違
いなくいつも落下するように垂直より5度傾けてセット
する。3)容器をチューブの上から挿入し、3インチの
高さに降ろし、容器を指で支える。4)容器を自由落下
させ、鉄土台にぶつける。5)高さを3インチずつ増加
させながらテストを繰り返す。6)次の高さでテストす
る前にドームパネルがふくらんだり「反転」していない
か確かめる。7)ドーム反転が起こった高さを記録する
。8)累積落下高さを計算する。即ち、該容器が落下し
た高さをドーム反転が起こった高さを含めてすべて足す
。9)10個の容器の結果の平均値を出す。
【0036】照査テストを容器62と64に作り直す前
の両B6A容器とタンパ容器に対して行った。この照査
テストにおいてはB6A容器は静的ドーム反転圧力が9
7psiであり、タンパ容器は静的ドーム反転圧力が9
5psiであった。更に、B6A容器の累積落下高さ抵
抗は9インチであり、タンパ容器の累積落下高さ抵抗は
33インチであった。次に表1によると、B6A容器が
半径方向に外側に配置された円周状に間をおいた複数の
隣接部74を備える容器62に作り直されたとき、静的
ドーム反転圧力は97psiから111psiに増加し
、累積落下高さ抵抗は9インチから10.8インチに増
加した。
【表1】
【0037】タンパ容器が容器62に作り直されたとき
、静的ドーム反転圧力は95psiから120psiに
増加し、累積落下高さ抵抗は33インチから30インチ
に減少した。B6A容器が円周状の第1パーツ84から
半径方向に外側に配置されている円周状隣接部86を備
える容器64に作り直されたとき、静的ドーム反転圧力
は97psiから121psiに増加し、累積落下高さ
抵抗は9インチから18インチに増加した。最後に、タ
ンパ容器が容器64に作り直されたとき、静的ドーム反
転圧力は95psiから126psiに増加し、累積落
下高さ抵抗は33インチから60インチに増加した。 このように、図6と図7に示した容器62に作り直され
たB6A容器とタンパ容器はそれぞれ静的ドーム反転圧
力を14.4%と26.3%改善した。また容器62に
作り直されたB6A容器とタンパ容器はB6A容器の方
は累積落下高さ抵抗を20%改善したがタンパ容器の方
は10%悪化した。更に、図8と図9に示した容器64
に作り直されたB6A容器とタンパ容器はそれぞれ静的
ドーム反転圧力を24.7%と32.6%改善した。ま
た容器64に作り直されたB6A容器とタンパ容器はそ
れぞれ累積落下高さ抵抗を100%と81.8%改善し
た。従って、本発明は容器の寸法を増加させることなく
、内部ウォール71または83の高さL1を増加させる
ことによってまたは凹形ドームパネル38のドーム半径
を大いに減少させることによって生じる容器の流体容積
の深刻な減少をおこすことなく、また金属の厚みを増す
ことなく静的ドーム反転圧力と累積落下高さを共に驚異
的に増加させた。
【0038】タンパ容器を容器62に作り直しても累積
落下高さ抵抗は改善されなかったが、これは次の3つの
事実によるものだと考えられる。第1の事実は容器10
を容器62と64に作り直すのに適切なツールが使われ
なかったことである。そのためテストサンプルは製品の
品質と一致していない。第2の事実はタンパ容器を容器
64に作り直すことは容器62に作り直すより半径距離
X1を大きくする結果になったことである。第3の事実
はタンパ容器の累積落下高さ抵抗は一般出願人の米国特
許出願番号07/505,618の教えによりすでに増
加していたことである。しかしながら、B6A容器を容
器62に作り直すことが静的ドーム反転圧力と累積落下
高さ抵抗の両方を相当改善したことは事実である。更な
るテストによって、静的ドーム反転圧力と累積落下高さ
抵抗の両方を更に改善するパラメーターが発見されると
信じられている。
【0039】本発明が相当静的ドーム反転圧力を改善す
ることを提供するため、またあるパラメーターにより相
当累積落下高さ抵抗を改善することを提供するため、よ
り小さなドーム半径R4を使用した場合、または球半径
でなくセンターパネル形状を用いた場合には本発明にお
いてここに報告したよりもさらに改善された静的ドーム
反転圧力と累積落下高さ抵抗を得られると信じられてい
る。一般的な技術知識によると、大きすぎるドーム半径
R4は静的ドーム反転圧力を減少させることは明らかで
ある。更に、小さいドーム半径R4は静的ドーム反転圧
力を増加させるはずであるのに、小さすぎるドーム半径
R4もまた、静的ドーム反転圧力を減少させることも知
られている。
【0040】確かではないが、小さい値のドーム半径R
4は内部ウォール42に対しより集中して内部凸形環状
部分22に対して下向きに付与される力を与えているよ
うにみえる。そのため内部凸形環状部分22が伸び、容
器10は欠陥をもつことになる。これに対してより大き
いドーム半径R4は圧力を加えられると平らになる傾向
がある。即ち、もともと平らに近かったドームが圧力に
より更に平らになるので半径方向に伸び、内部ウォール
42の上部に半径方向に外側に力を与えることになるた
め内部凸形環状部分22の伸びを防止する傾向にある。 しかしながら、より大きいドーム半径R4は内部圧力に
対抗するのに十分な曲率を持っていないため、飲料品製
造者の要求を満たすには低すぎるドーム反転しか得られ
ない結果となる。
【0041】本発明は容器10の内部ウォール42を容
器62の内部ウォール71に強化することによって、あ
るいは容器64の内部ウォール83を強化することによ
って静的ドーム反転圧力を改善する。これらの驚異的な
静的ドーム反転圧力の改善は内部凸形環状部分22を伸
ばそうとする力を減少させることにより達成された。更
に詳しく述べると、図12に示すように、ドーム位置決
め部82の隣接部86が円周状である容器64の例の場
合、凹形ドームパネル38の実直径DEは増加する。容
器64は図14に示すように実周囲P2も持つ。または
外側に配置した円周状に間をあけた隣接部74を示す図
11にあるように、ドームパネル38の実半径REは増
加する。円周状に間をあけた隣接部74により増加した
半径REは図13に示すようにドームパネル38の実周
囲P1を増加する。図11と図12の検査によりわかる
ように、直径DEと半径REに示されるようにドーム圧
力を更に外側に置くことにより延出力の隅力を減少させ
る。即ち、内部凸形環状部分22を伸ばす力の有用性は
ドーム圧力が加えられる半径方向内側の距離による。そ
のため容器64の実直径DEの増加と実半径REの増加
は延出力を減少させ、それにより延出に対する抵抗が増
加する。また、表1に示すように半径R9が減少されて
いる。そして以下の議論によりこの半径の減少も容器6
2と64の延出に対する抵抗を増すことを助けているこ
とがわかる。
【0042】引き続き図12によると、容器64の第1
パーツ84は円周状であり、高さH4を持つと考えるこ
とができる。また隣接部86も円周状であり、高さH5
を持つと考えることができる。即ち、この高さH4とH
5の定義は幾分任意である。しかしながら、見てわかる
ように、隣接部86は第1パーツより半径方向に外側に
配置されているし、ドーム位置決め部82の鉤状部76
は半径RHで設けられている。このように、要するに容
器64に作り直した後、ドーム位置決め部82は支持表
面18より距離Y外側に下がる。このドーム位置決め部
82の外側への曲がりは静的ドーム反転圧力の驚異的な
改善の一部をになっていると思われている。即ち、凹形
ドームパネル38が圧力による力を下向きに付与するに
つれ、外側に曲がったドーム位置決め部82は弾力的に
あるいはまた弾力的にも可塑的にも外側にねじれる傾向
にある。ドーム位置決め部82が外側にねじれるにつれ
内部凸形環状部分22に対し収縮力を加えるため、延出
に対する抵抗力が増す。即ち、凹形ドームパネル38の
下向きの力が外部凸形環状部分20と内部凸形環状部分
22に対し下向きの力を加え延出しようとするのに対し
、ドーム位置決め部82の弾力または弾力と可塑性は凸
形環状部分20と22を収縮させようとするのである。 同様に、図11に示す様に、隣接部74と鉤状部76を
含む容器62の周囲部において、ドーム位置決め部70
の外側へねじれる傾向は前述したドーム位置決め部82
の傾向に似ている。しかしながら、鉤状部76は隣接部
74が配置されているドーム位置決め部70の周辺部に
存在するにすぎないのであるから収縮効果は容器64に
おけるほど大きくはない。
【0043】まとめると、以上述べてきたように、本発
明は延出抵抗、静的ドーム反転圧力と累積落下高さの改
善がすべて金属厚みを増すことなく、ドーム半径R4を
減らすことなく、定位置距離L2を増やすことなく、ド
ーム高さH1を増やすことなく、また容器62と64の
液体容積を明らかに減らすことなくなされた容器62と
64を提供する。また、逆にいえば、本発明は満足な延
出抵抗、静的ドーム反転圧力と累積落下高さをこれまで
可能だった金属の寸法より薄い金属を用いて得た容器6
2と64を提供する。本発明は予期されていなかった結
果を生んだと考えられている。先行技術においてはドー
ム半径R4の減少はドーム反転圧力を減少させたのに対
し、本発明においてはドーム半径R4の減少とともにド
ーム位置決め部70または82を強化することによりド
ーム反転圧力と累積落下高さ抵抗の両方を驚異的に増加
することに成功した。更に、単にスタンダードな寸法の
容器を作り直すことにより累積落下高さ抵抗と静的ドー
ム反転圧力の驚くべき増加を達成したという事実は予期
されない結果を生じると考えられている。
【0044】ドーム半径R4あるいはその上限について
言及するとき考慮に入れなければならないのは、容器6
2と64の凹形ドームパネル38は球状半径を持つツー
ルによって作られたのに対し、容器10の凹形ドームパ
ネル38のはねかえりと容器10の容器62と64への
作り直しは両方ドーム半径を真の球状半径から変えてし
まうことである。そこで、クレームにおいて、特定され
た半径または半径R4のための半径の範囲の限定は図6
と図8の中央部92か環状部分94のどちらかにあては
まる。中央部92は凹形ドームパネル38の直径DPに
対してどのようなパーセンテージにもなりうる直径DC
Pを持つ。そして環状部分94は垂直軸14からどのよ
うな距離に配置されてもよく、凹形ドームパネル38の
直径DPに対してどのようなパーセンテージにもなりう
る半径幅X4を持つこともできる。更に、これまでの議
論が球状のツールによって製造される通常球状であり半
径R4を持つセンターパネル38に焦点を置いてきたが
、本発明は容器62か64にも適用できる。容器62と
64において凹形ドームパネル38は楕円体で、環状の
ステップによってなり、凹形ドームパネル38から半径
方向に外側に向かっての垂直軸14からの距離の機能に
よる曲率半径の減少があり、実質的に球状である部分9
2か94を持ち、実質的に円錐体の部分を含みおよびま
たは実質的にたいらな部分を含むものである。
【0045】最後に、センターパネル38の形状に関す
る制限はドーム半径R4の機能と定義することができる
のに対し、センターパネル38の形状に関する制限は中
央部92やセンターパネル38の環状部分94の制限と
定義することもできるし、周囲P0や垂直軸14からど
のような半径距離にある角度α3の制限とも定義するこ
ともできる。最後に図5から図12によると、他の本発
明における特有な差異は容器62と64のそれぞれの内
部ウォール71と83の傾斜である。図5に示すように
、従来技術の内部ウォール42は角度α1上方にそして
内側に傾斜する。従来技術との純然たる対照として図8
、図9と図12の容器62の内部ウォール83はマイナ
スの角度α5で上方にそして外側に傾斜するマイナス傾
斜部96を含む。図9に示すようにマイナス傾斜部96
は垂直軸14の周りに円周状に延びている。また従来技
術との純然たる対照として図6、図7と図11の容器6
2の内部ウォール71はマイナス角度α6で上方にそし
て外側に傾斜する、そして容器62のボトム66の1/
2以下にわたり弓形に配置されているマイナス傾斜部9
8を含む。内部ウォール71はまたマイナス角度α6で
上方にそして外側に傾斜し、マイナス傾斜部98の周り
に円周状に間隔をあけて配置されるマイナス傾斜部10
0を有する。
【0046】このため、クレームにおいては、センター
パネルは特定の、または単一の幾何学的な形状に制限さ
れないと解されるべきである。まとめると、本発明はこ
こに含まれる発明の様相に列挙された方法や手段によっ
て得られたこのような注目すべきまた予期されなかった
改善を提供する。ここではアルミニウム製の容器につい
て調べてきたが、ここに挙げたのと同じ原理、すなわち
容器10の内部ウォール42から容器62の内部ウォー
ル71または容器64の内部ウォール83へと内部ウォ
ールの延出抵抗を増加することは鉄金属と非鉄金属、プ
ラスチックやその他の非金属のような他の材料から作ら
れた容器の強度を増加するにも効力があると考えられて
いる。最終的に図1と図2によると、上方にある容器1
0は下方の容器10の上に外部連結部28を下方の容器
10の二重つなぎ目56の中にぴったりとかさねて積み
重なっている。そしてこれらの隣接して配置され垂直に
積み重なった容器10は収縮包装プラスチック60を利
用してパッケージ58に包まれている。このパッケージ
方法は箱詰めという従来の方法に比べて経済的であるが
、手荒に扱うことによるダメージが問題となるため、容
器10の累積落下抵抗に対する要求が更に切迫したもの
となる。本発明はこの問題を扱い、解決するものである
。これまでの説明で特定の方法や装置が明らかになった
が、これらの特定は本発明の原理を明らかにするために
用いられたものであって、技術にたけた者にあっては多
数のバリエーションが明白になるであろう。そのため、
本発明の範囲はこれに添えられたクレームにより判断さ
れるべきである。
【0047】本発明はアルミニウムや多種類の他の材料
により製造された容器に適用できる。更に詳しくいうと
、本発明はつぎ目がなく、引き抜き加工されて鉄をうっ
た円筒形のボディと環状支持部分をもつ完全なボトムを
持つ飲料容器に適用できる。
【0048】〔例2〕図15〜図18により実施例の説
明をする。これらの形状は米国特許番号4,685,5
82及び4,768,672のプルシアニエトアール及
び本発明の実施例に共通した飲料用容器の下部部分の詳
細図である。更に詳しくいうと、本発明において、図1
7と図18に示されている容器はここに述べられている
寸法に沿って作られることにより、そしてまたは容器の
ボトムくぼみ部がここに示されているように作りなおさ
れることにより本発明の実施例となる。更に図15〜1
8の引用を続けると、引き抜き加工並びにアイアニング
工法をなされた飲料容器10は容器本体11と容器蓋1
3を含む。容器本体11はボトム15と、ボトム15に
接続され第一直径D1をもち容器軸つまり垂直軸14の
周りに円周方向に配置された円筒形サイドウォール12
を含む。ボトム15は、容器軸14の周りに円周方向に
配置されサイドウォール12より半径方向に内側に配置
され、かつ基準線19に符合した環状支持表面18を設
けた環状支持部分、つまり環状支持手段16を有してい
る。
【0049】環状支持部分16は弓形が望ましい外部凸
形環状部分20ならびに弓形が望ましく、外部凸形環状
部分20より半径方向で内側に配置されかつ外部凸形環
状部分20に接続された内部凸形環状部分22を有して
いる。外部20並びに内部凸形環状部分22は曲率中心
が共通の半径R1並びにR2を有している。更に詳述す
ると、半径R1並びにR2は共に点24並びに点24の
回転円26の曲率中心を有している。この回転円26は
第二直径D2を有している。ボトム15はボトムくぼみ
部25を有している。そしてボトムくぼみ部25は内部
凸形環状部分22と、円周状内側ウォールすなわち円筒
形内部ウォール42と、内部凹形環状部分44と、セン
ターパネルすなわち凹形ドームパネル38を有する。外
部接続部分、即ち外部接続手段28は弓形が望ましく、
半径R3とし、かつサイドウォール12に接続された上
部凸形環状部分30を有している。外部接続部分28は
また接線34、即ち外部凸形環状部分20及び上部凸形
環状部分30に接した接線34を回転した円錐表面36
から半径方向に内側に配置された凹形環状部分32を有
している。その結果、外部接続手段28はサイドウォー
ル12を外部凸形環状部分20に接続している。
【0050】凹形ドームパネル38は球形形状が望まし
いが、適当なほぼ曲率半径すなわちドーム半径R4を有
している湾曲形状であることもあり、環状支持部分16
より半径方向に内側に配置され、容器本体11が直立の
位置に置かれたときに容器本体11に向かって上の方へ
湾曲している。容器本体11は更に、容器軸14方向に
上方に延出した高さL1を備えた内側ウォール42を有
する内部接続部分すなわち内部接続手段40を有する。 内側ウォール42は円筒形のこともあるし、あるいは角
度α1で前記容器軸14の方向へ内側に傾いた円錐状の
こともある。内部接続部分40はまた曲率R5を有しか
つ内側ウォール42及びドーム形パネル38を相互に接
続した内部凹形形状部分44を有している。このように
、内部接続部分40はドーム形パネル38を環状支持部
分16に接続している。内部接続部分40はドーム形パ
ネル38の周囲P0を基準線19上の定位置距離L2に
位置付けている。図18に示す通り、定位置距離L2は
内側ウォール42の高さL1、内部凹形環状部分44の
曲率半径R5、内部凸形環状部分22の半径R2、並び
に内部凸形環状部分22の材料厚さの合計にほぼ等しい
か、幾分低い。
【0051】そして示された通り、また三角法によって
算定できる通り、定位置距離L2は角度α1の関数によ
り、そしてドーム形パネル38の周囲P0が内部凹形環
状部分44に接続される角度α3の関数として前記合計
を下回る値である。例えば、内部凹形環状部分44の半
径R5が0.050インチで、内部凸形環状部分22の
半径R2が0.040インチ、そして内部凸形環状部分
22の材料厚さが約0.012インチの場合、定位置距
離L2は内側ウォール42の高さL1よりも約0.10
2インチ大きいか、幾分低めである。そして、半径並び
に金属厚さが上記通りであると、内側ウォール42の高
さL1が0.060インチのとき定位置距離L2は約0
.162インチであるか、幾分低めである。環状支持部
分16は外部凸形環状部分20並びに内部凸形環状部分
22の結合点に見出される算術平均径D3を有している
。従ってこの平均径D3及び円26の直径D2は同一直
径である。ドーム半径R4は垂直軸14上にある。凹形
環状部分32は外部凸形環状部分20より上方に、前記
容器軸から外側に角度α2延出した円周外側ウォール4
6を有し、半径R6をもつ下部凹形環状部分48を有し
ている。更に凹形環状部分32は角度α2、半径R3並
びに半径R6の大きさの選択次第では上部凸形環状部分
30の下部部分を有する。
【0052】最後に、容器本体11は支持表面18から
ドーム形パネル38まで測定されたドーム高さ、即ちパ
ネル高さH1並びに内側ウォール42のポスト直径、即
ち比較的小さい直径D4を有している。上部凸形環状部
分30はサイドウォール12に接し、かつ凸面は中心5
0を有している。この中心50は支持表面18から高さ
H2の高さにある。下部凹形環状部分48の凹面の中心
52は直径D5上にある。この中心52は支持表面18
の下にある。すなわち、支持表面18は中心52から距
離H3の高さにある。ここで、図17並びに図18によ
ると、プシアニエトアールの三つの発明の例においては
、次の寸法が使用された。即ちD1=2.597インチ
;D2、D3=2.000インチ;D5=2.365イ
ンチ;R1、R2=0.040インチ;R3=0.20
0インチ;R4=2.375インチ;R5=0.050
インチ;R6=0.100インチ;並びにα=5度未満
。次に全般的に図19から図25によると、図17と図
18の先行技術の外形に全般的に沿って作られた容器本
体11は図19、20,23,24、26の容器本体6
2あるいは図21,22,25,27の容器本体64に
作り直されることができる。次に図19,20,23,
24によると、容器本体62は円筒形サイドウォール1
2と環状支持表面18を持つ環状支持部分16のあるボ
トム66を含む。環状支持表面18は容器軸14周りに
円周方向に配置されていて、回転円26の外部凸形環状
部分22と内部凸形環状部分22が交わる部分に設けら
れている。
【0053】ボトム66は、支持表面18より半径方向
に内側に配置され凹形ドームパネル38とドーム位置決
め部70を含むボトムくぼみ部68を含む。図23に示
される輪郭は作り直されていない容器本体62の円周部
の典型となるばかりでなく、容器本体62や容器本体6
4に作り直される以前の容器本体11の典型でもあるこ
とを理解されたい。ドーム位置決め部70は凹形ドーム
パネル38を支持表面18より上方の定位置距離L2に
配置する。ドーム位置決め部70は内部凸形環状部分2
2、内部ウォール71と内部凹形環状部分44を含む。 次に図17と図18によると、特に図18によると、容
器本体11を容器本体62あるいは64に作り直す前に
容器本体11はドーム位置決め部54を含む。ドーム位
置決め部54は内部凸形環状部分22、内部ウォール4
2と内部凹形環状部分44を含む。図23と図24によ
ると、図19と図20に示された容器62の外面の輪郭
の部分図断面図と拡大図が示されている。即ち、容器本
体62の内面の輪郭は示されていない。図23の断面図
は実質的に図20の線9−9により切られていて、容器
62のボトム66の輪郭を円周の部分で示す。この時ボ
トムくぼみ部68のドーム位置決め部70は作り直され
ていない。
【0054】再度図19と図20によると、容器本体6
2のドーム位置決め部70は複数の第1パーツ72を含
む。これらの第1パーツは図20に示されているように
ドーム位置決め部70の円周の周りに容器軸14から半
径距離R0に弓形に配置されている。半径距離R0は図
23と図24における内部直径D0の半分である。内部
直径D0は内部凸形環状部分22と内部ウォール71の
交差点に存在する。即ち、内部直径D0は内部凸形環状
部分22の半径方向に内側の部分で定義される。ドーム
位置決め部70はまた図20に示すようにドーム位置決
め部70の周りに弓形に配置され円周状に間を開けてあ
り容器軸14から半径距離R0よりも大きい半径距離R
Rの位置に配置され複数のそれぞれの第1パーツ72の
間に挿入されている複数の円周状に間をあけた隣接部7
4を含む。図20における半径距離RRは図24の内部
直径D0の半分と半径距離X1の和に等しい。図19と
図20における実施例において、隣接部74の数は5つ
であり、それらはそれぞれ30度の弓形角度α4で完全
に放射状に転置されておりまた合計の長さL3は0.7
30インチである。
【0055】再度図23によると、まだドーム位置決め
部70が作り直されていない図19と図20の容器本体
62の周辺部では環状支持部分16の平均直径D3は2
.000インチであり、内部凸形環状部分22の最低直
径であるボトムくぼみ部68の内部直径D0は1.90
0インチである。外部凸形環状部分20の外面の輪郭の
半径R7は0.052インチであり、内部凸形環状部分
22の外部半径R8は0.052インチである。ここで
注意しなければならないのは、半径R7とR8は容器6
2の外までのものであるため図18における半径R1と
R2より材料の厚さの分だけ長いのである。次に図24
によると、ドーム位置決め部70が作り直されている図
19と図20の具体例の周辺部では内部凸形環状部分2
2の半径R9が減り、内部直径D0は半径距離X1分増
えて内部直径DRになり、ドーム位置決め部70の鉤状
部76はへこみあるいは半径方向に外向きに半径寸法X
2分ずれ、支持部分16の算術平均直径D3は図23の
直径D3から半径寸法X3増えて、図24の算術平均直
径DSになる。鉤状部76は半径RHを含み、支持表面
18から距離Yのところに中心を置く。
【0056】次に図21,図22と図25によると、容
器64は円筒状サイドウォール12と支持表面18を持
つ環状支持部分16を備えるボトム78を含む。ボトム
78のボトムくぼみ部80は支持表面18より半径方向
に内側に配置され、凹形ドームパネル38とドーム位置
決め部82を含む。ドーム位置決め部82は図25に示
すように凹形ドームパネル38を支持表面18の上方で
定位置距離L2のところに配置する。ドーム位置決め部
82は図17と図18と関連して示されているように内
部凸形環状部分22、内部ウォール83と内部凹形環状
部分44を含む。容器64のドーム位置決め部82は図
22と図25に示すように容器軸14から半径距離RR
のところでドーム位置決め部分82の周りに配置される
円周状の第1パーツ84を含む。半径距離RRは図25
の直径D0の半分と半径距離X1の和である。直径D0
は図18の内部凸形環状部分22と内部ウォール42の
交差点で発生する。即ち、直径D0は内部凸形環状部分
22の半径方向に内側の部分で定義される。ドーム位置
決め部82はまたドーム位置決め部82の周りに配置さ
れ容器軸14から第1パーツ84の半径距離RRより大
きい事実半径R8のところに配置される周辺隣接部86
を含む。事実半径R8は図25の直径D0の半分と半径
寸法X2の和に等しい。即ち、隣接部86は鉤状部76
を含み、該鉤状部76は半径距離R0から半径寸法X2
分移動する。そのため、隣接部86は第1パーツ84か
ら半径方向に外側に配置されているというのが正しい。
【0057】再度図23によると、作り変えるまえは容
器64の環状支持部分16の平均直径D3は2.000
インチであり、内部凸形環状部分22の最低直径である
ボトムくぼみ部68の内部直径D0は1.900インチ
であり、外部及び内部凸形環状部分20、22の半径R
7とR8は0.052インチである。次に図25による
と、内部凸形環状部分22の半径R9は減り、直径D0
は半径距離X1分増えて直径DRとなり、ドーム位置決
め部82の鉤状部76はへこみあるいは半径方向に外側
に半径寸法X2動き、図23の支持部分16と支持表面
18の算術平均直径D3は半径寸法X3増えて図25の
直径DSになる。鉤状部76は半径RHを含み支持表面
18から距離Yのところに中心を置く。次に図18、図
26と図27によると、図18の容器本体11の凹形ド
ームパネル38は周囲P0と内部凹形環状部分44を含
む作り直されていない実周囲PEを有する。しかしなが
ら容器本体11が図19と図20の容器本体62に作り
直されると、ドームパネル38は周囲PEより大きい作
り直されていない実周囲PE1を含む。同様に図18の
容器本体11が図21と図22の容器本体64に作り直
されると、ドームパネル38は作り直されていない実周
囲PEより大きい作り直された実周囲PE2を含む。
【0058】テストするため、2組の違う寸法で、図1
7から図18の形状に全般的に従って作られた容器本体
11を容器本体62と64に作り直した。作り直す前の
1組の寸法の容器本体11をB6A容器本体と呼ぶ。も
う1組の寸法で作られた容器本体11をB7容器本体と
呼ぶ。B6A容器本体とB7容器本体はたくさんの同じ
寸法を含む。更に、B6A容器本体とB7容器本体の多
くの寸法は本発明の受託者による先行技術の形状と同じ
ものである。次に図17、図18と図23によると、作
り直すまえ、B6A容器本体とB7容器本体は次の寸法
を含む。すなわちD1=2.598インチ、D2、D3
=2.000インチ、D5=2.509インチ、R3=
0.200インチ、R5=0.050インチ、R6=0
.200インチ、R7とR8=0.052インチ、H2
=0.370インチ、H3=0.008インチそしてα
=30度である。R4、H1と金属厚みを含む他の寸法
は表2に示す。
【0059】ここに説明するテスト用B6A容器本体と
B7容器本体に使われる金属は3104  H19と呼
ばれるアルミニウム合金であり、テスト材料は製品の在
庫から取られた。ドーム半径R4は表1に示すように容
器本体11のおおよそのドーム半径である。そしてドー
ム半径R4はドーマーツーリングの半径RTとは異なる
。更に詳しくいうと、表1に示すように2.12インチ
の半径RTを有するツーリングはほぼ2.38インチの
半径R4を持つ容器本体11を作り出す。この容器とツ
ーリングの曲率半径の差はプシアニエトアールの三つの
特許、本発明の受託者による先行技術の具体例、そして
本発明において当てはまる。次に図17、図19、図2
1と図23によると、ドーム半径R4は容器軸14に近
いほうで実ドーム半径RCとそれとは違う周囲P0にお
ける実ドーム半径RPを持つ。また、半径RCとRPは
内部ウォール71の高さL1などの他のパラメーターの
変化に応じて変化する。更にドーム半径R4は垂直軸1
4と周囲P0の間で様々な距離に変化する。
【0060】ドーム半径RCはドーム半径RPより幾分
小さくなる。なぜなら凹形ドームパネル38の周囲P0
が外側にそるからである。しかしながら表にあってはド
ーム半径R4が示され、容器軸14においてドーム半径
R4は実ドーム半径RCにほぼ等しいまでになっている
。図19と図21に示すように容器本体11が容器本体
62と64に作り直されると、図17に示すようにドー
ム半径RCとRPは、様々な寸法で作られ様々な寸法に
作り直された容器本体11と共にわずかに変化したり変
化しなかったりする。ドーム位置決め部70と82の作
り直しによる変化した半径は、図24と図25に示され
ているように、容器軸14に近い半径を実ドーム半径R
CRと、周囲P0に近い半径を実ドーム半径RPRとそ
れぞれ呼ぶ。しかしながら、ドーム半径RCとRPの差
が小さいため、またドーム半径RCとRPは作り直しに
よっても、変化するとしてもわずかしか変化しないため
、付属の表と以下の説明中では図17の半径R4のみが
使われている。
【0061】ドーム位置決め部70と82の作り直しは
図18の半径R5を増加させる結果となる。この半径の
変化を示すため、作り直し後の半径R5は図24、図2
5と表2において曲率半径R5Rと呼ぶ。表2に示すよ
うに、この半径R5の変化は原容器容器11の様々な寸
法およびまたは作り直し時の寸法によって小さかったり
大きかったりする。B7容器本体を容器本体64に作り
直した際にみられるように図18の半径R5の変化がか
なり大きい場合、図25に示す様に容器本体11を容器
本体64に作り直すことは図23に示されている凹形環
状部分44を含むセンターパネル38の実直径DEから
図25に示されている実直径DE2へと伸ばすことにな
る。 そのため、作り直しの過程において、図25に示すよう
にドーム位置決め部82の環状部分88はセンターパネ
ル38内に移動され実質的にその一部となる。更に、特
に図21、図22と図25に示すように周囲を作り直す
過程の場合、環状支持表面18の外側にある図23に示
すボトム78の環状部分90は半径方向に内側に移動し
、実質的に図25のドーム位置決め部分82の一部とな
る。
【0062】表2において、静的ドーム反転圧力(S.
D.R.)の単位はポンド/平方インチであり、累積落
下高さ(C.D.H.)はインチであり、累積落下高さ
試験が行われている際の内部圧力(I.P.)はポンド
/平方インチである。累積落下高さ試験の意義は中が満
たされた缶が一部あるいは全部ドームパネルを反転させ
る累積落下高さを調べるためである。
【0063】その手順は以下の通りである。1)容器内
の製品を華氏90度±2度に温める。2)累積落下テス
ト用器のチューブを容器が間違いなくいつも落下するよ
うに垂直より5度傾けてセットする。3)容器をチュー
ブの上から挿入し、3インチの高さに降ろし、容器を指
で支える。4)容器を自由落下させ、鉄土台にぶつける
。5)高さを3インチずつ増加させながらテストを繰り
返す。6)次の高さでテストする前にドームパネルがふ
くらんだり「反転」していないか確かめる。7)ドーム
反転が起こった高さを記録する。8)累積落下高さを計
算する。即ち、該容器が落下した高さをドーム反転が起
こった高さを含めてすべて足す。9)10個の容器の結
果の平均値を出す。照査テストを容器本体62と64に
作り直す前の両B6A容器本体とB7容器本体11に対
して行った。この照査テストにおいてはB6A容器本体
は静的ドーム反転圧力が97psiであり、B7容器本
体は静的ドーム反転圧力が95psiであった。更に、
B6A容器本体の累積落下高さ抵抗は9インチであり、
B7容器本体の累積落下高さ抵抗は33インチであった
【表2】
【0064】次に表2によると、B6A容器本体が半径
方向に外側に配置された円周状に間をおいた複数の隣接
部74を備える容器62に作り直されたとき、静的ドー
ム反転圧力は97psiから111psiに増加し、累
積落下高さ抵抗は9インチから10.8インチに増加し
た。B7容器本体が容器本体62に作り直されたとき、
静的ドーム反転圧力は95psiから120psiに増
加し、累積落下高さ抵抗は33インチから30インチに
減少した。  B6A容器本体が円周状の第1パーツ8
4から半径方向に外側に配置されている円周状隣接部8
6を備える容器64に作り直されたとき、静的ドーム反
転圧力は97psiから121psiに増加し、累積落
下高さ抵抗は9インチから18インチに増加した。最後
に、B7容器本体が容器本体64に作り直されたとき、
静的ドーム反転圧力は95psiから126psiに増
加し、累積落下高さ抵抗は33インチから60インチに
増加した。
【0065】このように、図19と図20に示した容器
本体62に作り直されたB6A容器本体とB7容器本体
はそれぞれ静的ドーム反転圧力を14.4%と26.3
%改善した。また容器本体62に作り直されたB6A容
器本体とB7容器本体はB6A容器本体の方は累積落下
高さ抵抗を20%改善したがB7容器本体の方は10%
悪化した。更に、図21と図22に示した容器本体64
に作り直されたB6A容器本体とB7容器本体はそれぞ
れ静的ドーム反転圧力を24.7%と32.6%改善し
た。また容器本体64に作り直されたB6A容器本体と
B7容器本体はそれぞれ累積落下高さ抵抗を100%と
81.8%改善した。従って、本発明は容器の寸法を増
加させることなく、内部ウォール71または83の高さ
L1を増加させることによってまたは図17に示されて
いる凹形ドームパネル38のドーム半径R4を大いに減
少させることによって生じる容器の流体容積の深刻な減
少をおこすことなく、また金属の厚みを増すことなく静
的ドーム反転圧力と累積落下高さを共に驚異的に増加さ
せた。
【0066】B7容器本体を容器本体62に作り直して
も累積落下高さ抵抗は改善されなかったが、これは次の
2つの事実によるものだと考えられる。第1の事実は容
器本体11を容器本体62と64に作り直すのに適切な
ツールが使われなかったことである。そのためテストサ
ンプルは製品の品質と一致していない。第2の事実はB
7容器本体を容器本体64に作り直すことは容器本体6
2に作り直すより半径距離X1を大きくする結果になっ
たことである。しかしながら、B6A容器本体を容器本
体64に作り直すことが静的ドーム反転圧力と累積落下
高さ抵抗の両方を相当改善したことは事実である。更な
るテストによって、静的ドーム反転圧力と累積落下高さ
抵抗の両方を更に改善するパラメーターが発見されると
信じられている。本発明が相当静的ドーム反転圧力を改
善することを提供するため、またあるパラメーターによ
り相当累積落下高さ抵抗を改善することを提供するため
、より小さなドーム半径R4を使用した場合、または球
半径でなくセンターパネル形状を用いた場合には本発明
においてここに報告したよりもさらに改善された静的ド
ーム反転圧力と累積落下高さ抵抗を得られると信じられ
ている。
【0067】一般的な技術知識によると、大きすぎるド
ーム半径R4は静的ドーム反転圧力を減少させることは
明らかである。更に、小さいドーム半径R4は静的ドー
ム反転圧力を増加させるはずであるのに、小さすぎるド
ーム半径R4もまた、静的ドーム反転圧力を減少させる
ことも知られている。確かではないが、小さい値のドー
ム半径R4は内部ウォール42に対しより集中して内部
凸形環状部分22に対して下向きに付与される力を与え
ているようにみえる。そのため内部凸形環状部分22が
伸び、容器本体11は欠陥をもつことになる。これに対
してより大きいドーム半径R4は圧力を加えられると平
らになる傾向がある。即ち、もともと平らに近かったド
ームが圧力により更に平らになるので半径方向に伸び、
内部ウォール42の上部に半径方向に外側に力を与える
ことになるため内部凸形環状部分22の伸びを防止する
傾向にある。しかしながら、より大きいドーム半径R4
は内部圧力に対抗するのに十分な曲率を持っていないた
め、飲料品製造者の要求を満たすには低すぎるドーム反
転しか得られない結果となる。
【0068】本発明は容器本体11の内部ウォール42
を容器本体62の内部ウォール71に作り直すことによ
って、あるいは容器本体64の内部ウォール42を内部
ウォール83に作り直すことによって静的ドーム反転圧
力を改善する。これらの驚異的な静的ドーム反転圧力の
改善は内部凸形環状部分22を伸ばそうとする力を減少
させることにより達成された。更に詳しく述べると、図
25に示すように、ドーム位置決め部82の隣接部86
が円周状である容器64の例の場合、実直径すなわち容
器本体11のボトムくぼみ部25の内部直径D0は増加
して直径DE2になる。容器本体64は図27に示すよ
うに実周囲PE2も持つ。または外側に配置した円周状
に間をあけた隣接部74を示す図24にあるように、ド
ームパネル38の半径距離R0は実半径REへ増加する
。円周状に間をあけた隣接部74により半径距離R0は
半径距離REへ増加し、図26に示すようにドームパネ
ル38の実周囲を周囲PE1へ増加する。
【0069】図24と図25の検査によりわかるように
、直径DE2と半径REに示されるようにドーム圧力を
更に外側に置くことにより延出力の隅力を減少させる。 即ち、内部凸形環状部分22を伸ばす力の有用性はドー
ム圧力が加えられる半径方向内側の距離による。そのた
め容器本体64の内部直径D0の実直径DE2への増加
と半径距離R0の実半径REへの増加は延出力を減少さ
せ、それにより延出に対する抵抗が増加する。また、表
2に示すように半径R9が減少されている。そして以下
の議論によりこの半径の減少も容器62と64の延出に
対する抵抗を増すことを助けていることがわかる。引き
続き図25によると、容器本体64の第1パーツ84は
円周状であり、高さH4を持つと考えることができる。 また隣接部86も円周状であり、高さH5を持つと考え
ることができる。即ち、この高さH4とH5の定義は幾
分任意である。しかしながら、見てわかるように、隣接
部86は第1パーツより半径方向に外側に配置されてい
るし、ドーム位置決め部82の鉤状部76は半径RHで
設けられている。このように、要するに容器本体64に
作り直した後、ドーム位置決め部82は支持表面18よ
り距離Y外側に下がる。このドーム位置決め部82の外
側への曲がりは静的ドーム反転圧力の驚異的な改善の一
部をになっていると思われている。即ち、凹形ドームパ
ネル38が圧力による力を下向きに付与するにつれ、外
側に曲がったドーム位置決め部82は弾力的にあるいは
また弾力的にも可塑的にも外側にねじれる傾向にある。
【0070】ドーム位置決め部82が外側にねじれるに
つれ内部凸形環状部分22に対し収縮力を加えるため、
延出に対する抵抗力が増す。即ち、凹形ドームパネル3
8の下向きの力が外部凸形環状部分20と内部凸形環状
部分22に対し下向きの力を加え延出しようとするのに
対し、ドーム位置決め部82の弾力または弾力と可塑性
は凸形環状部分20と22を収縮させようとするのであ
る。同様に、図24に示す様に、隣接部74と鉤状部7
6を含む容器本体62の周囲部において、ドーム位置決
め部70の外側へねじれる傾向は前述したドーム位置決
め部82の傾向に似ている。しかしながら、鉤状部76
は隣接部74が配置されているドーム位置決め部70の
周辺部に存在するにすぎないのであるから収縮効果は容
器本体64におけるほど大きくはない。
【0071】〔成形方法と装置の説明〕図28−図31
中で、凹所部分成形装置110は、機械軸111の周囲
に配置され、その目的は容器本体11の底部凹所部分2
5の成形である。図28と図29中において、第二段成
形ダイス112が、機械軸と同軸上に配置され、凹所部
分成形装置110の中に取り込まれていて、底部凹所部
分25の成形中に、容器の本体11の解放端114が成
形出来るようになっている。図28と図29に示したよ
うに、容器本体11は機械軸111と同軸で容器軸上に
位置している。図28−図32中で、凹所部分成形装置
110と成形ダイス112は、図32に示した周知技術
の成形機116と共に使用出来る。成形機116は、第
一成形段118と第二成形段120を含む。送り込みシ
ュート12が、容器の本体11を第一成形段118中の
第一スター・ホイール124に送り込む。第一スター・
ホイール124は、矢印128で示されたように、第一
スター・ホイール軸126の周囲を、時計の針と反対に
回転する。
【0072】連続する容器本体11が、第一スター・ホ
イール124内の連続する送り込みタレット・ポケット
130によって、送り込みシュート122から拾い上げ
られる。第一成形段118は、図にあるように、送り込
みタレット・ポケット130のポケットのそれぞれに対
応する12の第一作業ステーション132を含む。容器
本体11は、第一作業ステーション132のそれぞれの
ステーションと共に回転し、移送シュート134の上に
放出される。移送シュート134は、連続する容器本体
11を第二成形段120の第二スター・ホイール136
に運ぶ。第二スター・ホイール136は、矢印140で
示されるように、時計の針と反対に、第二スター・ホイ
ール軸138の周囲を回転する。連続する容器の本体1
1が移送シュート134から、第二スター・ホイール1
36内の第二タレット・ポケット142によって拾いあ
げられる。第二成形段120は、12の第二作業ステー
ション144を含み、示されるように、ステーションの
それぞれが第二タレット・ポケット142のポケットに
相応している。容器の本体11は、放出シュート146
上に放出されるまで、第二作業ステーション144のそ
れぞれのステーション内に留まる。
【0073】第一及び第二スター・ホイール、124及
び136、は、本発明の一部ではないので、ここには示
されていない構造部材147に、連結されている。周知
技術の成形機械115は、連続する容器本体11の解放
端114に第一のスエージング加工を行う一方、容器の
本体11は、第一成形段118の第一作業ステーション
132のそれぞれのステーションに配置され、それぞれ
の容器の本体11の解放端114の直径148を減少さ
せる。次に、容器本体11が、第二成形段120の第二
作業ステーション144に引き渡されるにつれて、成形
機械116は、第二スエージング加工を容器本体11の
それぞれの解放端114に行う一方、容器本体11は第
二作業ステーション144のそれぞれのステーションに
配置され、それによりそれぞれの容器本体11の解放端
114の直径148はさらに減少する。
【0074】図28と図29の成形ダイス112は、図
32の成形機116と共に使用されているものの典型的
なものであり、成形ダイス112の一つは最初の寸法に
従って作られており、第二作業ステーション144のそ
れぞれのステーションに使用されている。ここには、示
されていない、すこし違った寸法に従って作られている
同類のダイスは、第一作業ステーション132のそれぞ
れのステーションにおいて使用されている。出来れば、
凹所部分成形装置110は図32の成形機116と共に
使用され、一台のへこみ再成形装置110が第二作業ス
テーション144のそれぞれのステーションに配置され
るべきである。従って、第二作業ステーション144内
では、容器本体11は再加工され、鈎の部分76を含む
容器本体64に変える;次に、容器本体64が第二作業
ステーション144の同じステーションの中に配置され
ている間に、容器が本体64の解放端114が一台の成
形ダイス112によって再加工される。図28−31に
戻って、特に、部分番号の殆どは入っている図30を中
心に記述すると、凹所部分成形装置110は、機械軸1
11に平行に配置されている缶受け腰掛け152を持つ
静止ハウジング150、静止ハウジング150内の孔1
56の中に配置されている一対のボール・ベアリング1
54、及び回転体158と一体となったドライブ・ギア
160を含む。
【0075】図30と図31に示すように、一対のガイ
ド・ロッド162が回転体158にしっかりと固定され
ている。スライド・ブロック164が横方向に機械軸1
11との間で往復運動を行えるように一対のスライド・
ブロック164が滑動出来るようにガイド・ロッド16
2に取り付けられている。作動シャフト166またはリ
ンクは、回転体158の穴168の内部に配置され、機
械軸111に沿って軸方向に運動可能である。作動シャ
フト166の軸方向の運動は、作動シャフト166とス
ライド・ブロック164の両方に回転出来るように結合
されている一対の作動リンク170によりスライドブロ
ック164の横方向の運動に転換される。一対のツーリ
ング要素、すなわち、改良ローラー172が、ローラー
・シャフト174によってスライド・ブロック164の
それぞれのブロックに取り付けられる。
【0076】回転体158がドライブ・ギア160によ
って回転され、次に改良カム176が、図32の成形機
116の一部を成している、ここには示されていない仕
組みによって、横方向に機械軸111まで移動させられ
、これにより、さらに、作動シャフト166を機械軸に
沿って軸方向に動かす:結果的には、作動リンク170
が作動シャフト166の軸方向の運動をスライド・ブロ
ック164の横方向の運動に転換するにつれて、改良ロ
ーラー172は、横方向向きに外側に向かって動かされ
ることになる。従って、改良カム176が、作動シャフ
ト166を軸方向に動かし、作動シャフト166が作動
リンク170を動かし、作動リンク170がスライド・
ブロック164を動かし、そして、スライド・ブロック
164が改良ローラー172を動かし、容器本体11の
内壁42に突き当り、内壁42を変形する、という工程
が進行して、図17と図18の容器本体11は、図21
、図22と図25の変形容器本体64に改良される。 すなわち、作動シャフト166は、凹所部分成形装置1
10の一部であり、この一部が軸方向の運動に転換され
るのである。最後に、図30及び図31のへこみ再成形
装置110は、ツーリング装置178を含む。ツーリン
グ装置178は、回転体158、作動シャフト166、
作動リンク170、ガイド・ロッド162、及びツーリ
ング要素172を含む。
【0077】今度は、図33−図35に戻って、凹所部
分成形装置180は、機械軸111の周囲に配置されて
いて、その目的は、容器本体11の底部凹所部分25の
再成形にある。図33−図34において、スピン形成装
置182は、機械軸111と同軸に配置され、凹所部分
装置180の中に取り込まれている。従って、容器本体
11の解放端114は、底部凹所部分25の再加工中に
、再加工することが出来る。図33と図34に示したよ
うに、容器本体11は、容器14と共に機械軸111と
共軸に配置される。図33と図34に示されるように、
スピン形成装置182は、チャック184、コントロー
ル・リング186、及び成形盤188を含み、これらは
、協動して、スピン作業により容器本体11の解放端1
14を再形成し、それにより、容器本体11を成形加工
し、解放端114をスピンフランジする。この最後の工
程は、周知技術の一部を成す。
【0078】次に、図33、図34および図36に移り
、図33と図34の凹所部分成形装置180とスピン形
成装置182は、図36に示した周知技術に属するスピ
ン形成機190と共に使用出来る。図36に関し、スピ
ン形成装置190は、送り込みシュート192を含み、
その上を容器本体11が、内側下方に向い運搬されてい
く。その時、容器軸14は水平に配置されている。 送り込みシュート192は、容器本体11を、缶止めホ
イール194に送り込む。缶止めホイール194は、矢
印198で示されたように、軸196の周囲を回転する
。缶止めホイール194が回転すると、一個の容器本体
11が、缶止めホイール194内の連続する送り込みタ
レット・ポケット200により、送り込みシュート19
2から拾い上げられる。連続する容器本体11が、缶止
めホイール194の周囲を回転させられ、矢印206で
示されるように、軸204の周囲を時計の針と反対方向
に回転する成形タレット202まで運ばれる。容器本体
11は、缶止めホイール194によって、成形タレット
202内の連続するタレット・ポケット208に運ばれ
る。成形タレット202は、それぞれ位置的にタレット
・ポケット208に相応する16のワーキング・ステー
ション210を含む。容器本体11は、成形タレット2
02が回転する間、ワーキング・ステーション210の
それぞれの位置に留まる。
【0079】スピン形成機190内で、図18に示した
容器本体11の解放端114は、容器メーカーには周知
のスピン工法により成形され、フランジされる。次に、
連続する容器本体11は、ワーキング・ステーション2
10のそれぞれの位置からピックオフ・ポケット212
により取り出され、矢印218で示されるように、軸2
16の周囲を時計の針と同じ方向に回転するピックオフ
・ホイール214の中に置かれる。缶止めホイール19
4、成形タレット202、及びピックオフ・ホイール2
14が、ここには示されていないが、本発明の一部では
ない手段によって、構造部材219に結合されている。
【0080】スピン形成機190、成形タレット202
、及び方法は、周知技術の一部であり、コンテナ製造業
者には、良く知られているので、本発明が従来技術と共
に使用されていることは、上記のような簡単な説明で十
分であると考える。次に、図35に移り、凹所部分成形
装置180は、一体式ギア222を収容し、容器受けソ
ケット224及びハウジング孔226を持つハウジング
220を含む。ギア222、ソケット224及びハウジ
ング孔226は、すべて機械111と同心である。一対
のボール・ベアリング228が、ハウジング孔226に
押し付けられている;そうして、再成形本体230は、
本体孔232と、本体孔232内に開くスロット234
を含む。本体拡張部236は、適当な方法で再形成本体
230に連結されている。特定の連結方法は、本発明の
部分を成してはいない。本体拡張部236は、シャフト
・オープニング238、及びシャフト・オープニング2
38とスロット234の両方に開いている延長孔240
を含む。シャフト・オープニング238は、機械軸11
1と同心である。
【0081】凹所部分成形装置180は、さらに本体2
32を横切るガイド・ロッド242を含み、それは、図
31中のガイド・ロッド162について示されたと同じ
ように、本体孔232の反対側で、再成形本体230に
結合されている。スライディング・ブロック244がガ
イド・ロッド242の上に、滑動出来るように取り付け
られている;そうして、ツーリング要素、または、再形
成ローラー246が、ローラー・シャフト248によっ
てスライディング・ブロック244に、ローラー軸25
0が機械軸111に平行な状態で、連結されている。作
動シャフト252が、本体拡張部236のシャフト開口
部の中に滑動出来るように挿入されている。作動クレビ
ス、または、ツーリング部分254が、作動シャフト2
52の上にねじ止めされており、クレビス・スロット2
56を含む。ベル・クランク258は、クレビス・スロ
ット256の中に挿入された第一アーム260を含み、
それは、クレビス・スロット256の中の作動クレビス
254を遮断するピン262で作動クレビス254に回
転出来るように結合されている。ベル・クランク258
は、ピン266でスライディング・ブロック244に回
転出来るように結合されている第二アーム264を含む
。ベル・クランク258はスロット234の内部で、ピ
ン268により、再成形本体230に回転出来るように
接続されているので、第一と第二のアーム、260と2
64は、ピン268の周囲を回転出来る。
【0082】実際の作業においては、作動シャフト25
2は、その軸上を内側に容器本体11に向かって、ここ
では示されていないカムによって動かされる。作動シャ
フト252が、内側に軸上を動くことは、作動クレビス
254を内側に軸上を動かすのに効果がある。内側にと
いうことは、ベル・クランク258をピン268の周囲
を時計の針と同方向に回転させることになる。ベル・ク
ランク258が時計と同じ方向に動くと、ピン266と
スライディング・ブロック244が放射状に、または横
方向に機械軸111から外側に移動し、再成形ローラー
246を放射状に容器本体11の底部凹所部分25に接
触させ変形させる。最後に図35の凹所部分成形装置1
80は、ツーリング装置269を含む。ツーリング装置
269は、再形成本体230、作動シャフト252、作
動クレビス254、ベル・クランク258、ガイド・ロ
ッド242、スライディング・ブロック244及びツー
リング要素246を含む。つぎに、図37に移り、凹所
部分成形装置270は、本発明の一部ではなく、ここで
は示されていない製缶機に、キャップ・スクルー274
で結合されていることがあるフランジド・ハウジング2
72、及びキャップ・スクルー278でフランジド・ハ
ウジングに結合されている拡張ハウジング276を含む
。フランジド・ハウジング272は、機械軸111と同
心のハウジング孔280を含む;拡張ハウジング276
は、機械軸111と同軸の補助孔282を含む。ソケッ
ト・プレート284は、コンテナー受けソケット285
を含み、補助孔282にねじ込まれ、ねじ山ロックリン
グ286によって、所望の軸上の位置にロック出来る。
【0083】再形成本体288は、ねじ山付き孔290
、ねじ山付き孔290の内部に開いているスロット29
2、及びスロット292に開く大口径294、を含む。 ねじ付き孔290は、管状シャフトまたは、上記のかん
製造機械の一部であるツーリング部分296にねじ込ま
れている。ガイド・ロット298は、大口径孔294を
横切って、横方向に伸びており、大口径孔298の反対
側で再形成本体288の中に挿入し固定されている。一
対のスライド・ブロック300が、ガイド・ロック29
8の上で、滑動出来るように取り付けられている:一対
のツーリング要素、または、再成形ローラー302が、
ローラー・シャフト304のそれぞれによって、スライ
ド・ブロック300のそれぞれに結び付けられている。
【0084】ここには示されていない、かん製造機械は
、ねじ山の付いた部分310を持った作動シャフト30
8を含み、管状シャフト296を通して挿入されている
。凹所部分成形装置270の作動クレビス、またはツー
リング部分312は、ねじ山部分310にねじ込まれて
いる;作動クレビス312は、クレビス・スロット31
6を含む。一対のベル・クランク318が、スロット3
16内の再形成本体にピン320のそれぞれに回転出来
るように、取り付けられている。ベル・クランク318
は、クレビス・スロット316内に配置された第一アー
ム322を含み、ピン324のそれぞれにより、作動ク
レビス312に回転出来るように結合されている。また
、ベル・クランク318は、ピン328により、スライ
ド・ブロック300に回転出来るように接続された第二
のアーム326を含む。一対のベル・クランク318が
、スロット316内の再形成本体にピン320のそれぞ
れに回転出来るように、取り付けられている。ベル・ク
ランク318は、クレビス・スロット316内に配置さ
れた第一アーム322を含み、ピン324のそれぞれに
より、作動クレビス312に回転出来るように結合され
ている。また、ベル・クランク318は、ピン328に
より、スライド・ブロック300に回転出来るように接
続された第二アーム326を含む。実際の作業において
は、ここには示されていないかん製造機械が管状シャフ
ト296に回転運動を与え、再成形本体288に、スラ
イド・ブロック300と再形成ローラー302と共に、
回転を与える;その結果、再形成ローラーが、容器本体
11の容器軸14でもある機械軸111の外方に放射状
に配置される回転路の上を動く。
【0085】製缶機は、作動シャフト308のカム作動
運動を縦軸上の内方を容器本体11の方向に伝える。作
動シャフトのこの軸上の内方に走る運動は、作動クレビ
ス312を軸上、内方に動かし、ベル・クランク318
の第一アーム322を軸上、内方に動かし、ベル・クラ
ンク318をそれぞれのピン320の周囲に回転させ、
スライド・ブロック300を横方向に外側に、または放
射状に外側に、相互に動かせ、再形成ローラー302を
、底部凹所部分25の反対側で容器本体11と変形のた
めの接触に入らせる。
【0086】最後に、図37と図38の凹所部分成形装
置270は、ツーリング装置329を含む。ツーリング
装置329は、管状シャフト296、再形成本体288
、作動シャフト308、作動クレビス312、ベル・ク
ランク318、ガイド・ロット298、スライド・ブロ
ック300、及びツーリング要素302を含む。つぎに
図39に移って、凹所部分成形装置330は、ソケット
・プレート、または、本体322を含み、このソケット
・プレートは、機械軸111と同軸のベアリング336
により、フレーム部材334に取り付けられている;ソ
ケット・プレート332は、機械軸111TP同軸の容
器ソケット338を含む。凹所部分成形装置330は、
さらに機械軸111に垂直な方向への運動の便利のため
に、適当な手段でフレーム部材334に接続されたクロ
ス・スライド340を含む。接続の方法は、本発明の一
部ではない。ボール・ベアリング342は、クロス・ス
ライド340の中に取り付けられている;再形成シャフ
ト、またはツーリング部分、344が回転出来るように
ボール・ベアリングの中に取り付けられている。
【0087】ところで、図39及び図40に図示されて
いる、4個の型押しエレメント346は改良シャフト3
44のソケット347の中に挿入し、そしてそれぞれの
頭付きネジ348で改良シャフト344へ取り付ける。 このようにして、型押しエレメント346は外部に向か
って放射状に伸張する複数の型押しエレメント346の
一部である、円周に、間隔を置いて、出ている突起部3
52を有し、改良ローラー350を提供するために改良
シャフト344と協調している。図に示されているよう
に、横断滑走台340を交差移動させる際に、改良ロー
ラー350の突起部はコンテナ本体11の底部凹所部分
350と変形接触するように放射状外部方向に移動する
。もしソケット・プレート332及びコンテナ本体11
が自由に回転することを許容され、そして改良ローラー
350がコンテナ本体11の底部凹所部分の前もって決
められた割合の直径D0である有効直径354を持つと
すれば、図19及び図20に示されているように放射状
に外部に向かって変形されている底部凹所部分25型押
しエレメント346のそれぞれが複数の逆傾斜部分、又
は、アーチ型をした、円周に間隔を置いた部分100を
斬新的に形成するために、型押しエレメント346の他
のものと協調する事になる。更に、もしソケット・プレ
ート332及びコンテナ本体11が何か適当な構造によ
って、本発明の一部でなく、改良ローラー350と共に
あらかじめ決められた速度の割合で回転するようにすれ
ば、円周に間隔を置いた部分100と共に型押しエレメ
ント346の追跡が確保される。
【0088】最後に、図39及び図40の凹所部分成形
装置330は型押し装置358を包括する。型押し装置
358は、本体としての役割を果たす横断滑走台340
、ボール・ベアリング342、改良シャフト344及び
成形ローラー350を形成するために協調する型押しエ
レメントを包括する。ところで、図41中の、窪み改良
装置360は、区分線362の下に位置する半分361
及び区分線362の上部に位置する半分363で示され
ている。半区分361はその静止状態の改良装置360
を示しており、そのもう一方の半区分363は改良装置
360がその型をつける状態になったことを示している
。今度は、図42を参照しながら、図41の半区分36
1の内部は、その各部分に乱雑に付された番号を整理す
るために図42に再現させてある。さて、図41及び図
42中の、凹所部分成形装置350は頭部レセプタクル
364及びコンテナ・レセプタクル365を含んでいる
。コンテナ・レセプタクル365はコンテナ・ソケット
367を含み、そして頭部レセプタクル364にネジ切
りされるネジ切り調整リング366によって頭部レセプ
タクル364からは間隔を置かれ、そしてコンテナ・レ
セプタクル365は頭付きネジ368で頭部レセプタク
ルへ取り付けられる。フランジ付きガイド・スリーブ3
70は頭付きネジ372で頭部レセプタクル364へ取
り付けられ、コンテナ・レセプタクル365の孔374
の中に縦に伸び、そして軸受孔376を包含している。
【0089】頭部レセプタクル364は、図示されては
いないが、管型シャフトのネジ切りされた末端380の
側、又は製缶機の作動シャフト384は管型シャフト3
82を通して、滑走させて挿入され、そしてネジ切りさ
れた部分386を含んでいる。型付け頭部388をネジ
切りされた部分にねじ込み、そして複数のカミング・フ
ラット390を含んでいる。複数の型押しエレメント、
又は円周に間隔を置く型つくりエレメント392はカミ
ング・フラット390のそれぞれの最も近くに位置を決
め、そして滑走ベアリング394のそれぞれはカミング
・フラット390と型取りエレメント392のそれぞれ
の間に位置を決める。
【0090】型取りエレメント392の縦運動はフラン
ジ付きガイド・スリーブ370の内部溝398に噛み合
う型どりエレメント392のながえの噛み合わせと、型
どりエレメント392の外部溝402のそれぞれに噛み
合うフランジ付きガイド・スリーブ370の内部に伸び
るフランジ400によって防止される。操作中、半区分
363によって示されるように、動力シャフト384の
縦内側方向への運動は滑走ベアリング394を通じカミ
ング・フラット390の噛み合わせに応じて型どりエレ
メント392を放射状外部方向に動かし、それにより、
図19及び図20に示されているように、コンテナ本体
62を形成するためにコンテナ本体11の底部凹所部分
25の複数の円周に間隔を置いた部分100を放射状外
部方向に型をつくることになる。次に、作動シャフト3
84が改良コンテナ本体62から縦に離れて動かされる
際に、複数のスプリング404が型つくりエレメント3
92のそれぞれを放射状内部方向に動かす、即ち改良コ
ンテナー本体62を凹所部分成形装置360から取り除
くことが出来る、そしてもう一方のコンテナ本体11の
底部凹所部分26を型つくりエレメント392の回りに
置くことが出来る。
【0091】さて、図28−図42の凹所部分成形装置
110において、成形ローラー172がコンテナ軸14
の放射状外方向に位置する進路を回転し、そして成形ロ
ーラー172がコンテナ本体11の底部凹所部分25と
変形噛み合わせに入り放射状外部方向に動かされる、一
方コンテナ本体11は回転運動を停止している。コンテ
ナ本体11が回転運動を停止しているので、図42の凹
所部分成形装置360は図28−図31の凹所部分成形
装置110の代わりをさせることが出来る。更に、図2
8−図31の凹所部分成形装置110か、或いは図42
の凹所部分成形装置360のどちらかを図32のネッキ
ング・マシーン116の作動装置132又は144のど
ちらか、又は両方と同時に使用する事が出来る。更に、
図28−図31の成形装置110が非回転コンテナ本体
11と一緒に示されているとしても、図28−図31の
成形装置110はコンテナ本体11が回転する、図38
のスピン形成機190のような機械と共に使用する事が
同程度に適している。
【0092】図32−図37中において、単一の成形ロ
ーラー246が単一ベル・クランク258及び単一滑走
ブロック244と同時に示され、記述されているが、二
つの成形ローラー302が使用されている、図39と一
緒に記述されているような構造を図32−図37に記述
されているような構造に代えることが出来る。更に、唯
一つのガイド・ロッド242又は298が図37及び図
39の一体化で示されているが、これは図面と記述で、
極めて複雑なことを避ける目的で示されているものであ
る。図30及び図31のガイド・ロッド162のような
二つのガイド・ロッドが図37及び図39の一体化で使
用出来ることを理解されるべきである。しかしながら、
図37及び図39のガイド・ロッド242及び298が
それぞれ横断画面に直角であると仮定すれば、この断面
図の形が、これらのガイド・ロッド242及び298の
それぞれの回りでの滑走ブロック244及び300の回
転を防ぐだろう、そして二つのガイド・ロッドの仕様は
不必要になる。最後に、図41及び図42の凹所部分成
形装置360は型押し装置405を包括する。型押し装
置405は本体408、管状シャフト382、作動力シ
ャフト384、形成ヘッド388及び型押しエレメント
392のような役をするフランジ付きガイド・スリーブ
370と協調する頭部レセプタクル364を包括する。 さて、図43から図45の凹所部分成形装置410は図
43及び図45の複数の窪み成形装置412を包括して
いる。
【0093】今度は図38及び図45中の、凹所部分成
形装置410は、コンテナ本体11の処理及び運搬に関
する限り、即ち作業位置210のターレット・ポケット
208の中のコンテナ本体を運びながら、図38のスピ
ン形成機190の線に沿って構築される。従って、凹所
部分成形装置410を記述するために使用される番号及
び用語は、大部分は、スピン形成機190を記述するの
に使用されるものと同じである。しかしながら、凹所部
分成形装置410は凹所部分成形操作を遂行するだけに
設計されている。とは言っても、前述のように、凹所部
分成形操作は種々他の缶形成操作と大体において同時に
遂行される。凹所部分成形装置410は送りシュート1
92の中にコンテナ本体11を受け、缶停止ホール19
4によってターレット202の中の作業位置210の連
続するそれぞれのターレット・ポケット208へコンテ
ナ本体11を転送し、摘み取りホイール214の中の摘
み取りそれぞれのポケット212へターレット202の
回りのコンテナ本体11を運び、そして排出シュート4
14にコンテナ本体11を蓄積する。
【0094】図44からは削除されているが、図45に
陰影で示されてある、図43のターレット・ドラム41
6は、ターレット202の軸204と同心に位置して、
矢印206方向にターレット202と共に回転する。複
数の凹所部分成形装置412は図45の窪み成形機41
0のターレット・ドラム415へ作業位置210のそれ
ぞれに一つづつ、凹所部分成形装置410の他の詳細を
よりはっきりと確認するために取り除かれた二三のもの
と共に、取り付けられる。今度は、図43及び図44に
おいて、凹所部分成形装置412はフランジ422をも
つフランジ付き据え付け板、コンテナ軸14と同心に位
置するベアリング孔424、ネジ切りされた孔426及
びフランジ422に位置する据え付け穴428を包括す
るドーム・レセプタクル・アッセンブリから成っている
。フランジ付き据え付け板420は据え付け穴428に
挿入された頭付きネジ430でターレット・ドラム41
6へ止められる。ドーム・レセプタクル・アッセンブリ
418は更に一対のベアリング交424の中にあるボー
ル・ベアリング432、ネジ切りされた腔426の中に
位置し、ベアリング孔432の中のボール・ベアリング
432をロックする、ネジ切りされたロック・リング4
34、そしてボール・ベアリング432のそれぞれを受
ける一対のベアリング収容面438を持つドーム・レセ
プタクル436を包括する。そのドーム・レセプタクル
436は又コンテナ収容ソケット440を包括する。
【0095】凹所部分成形装置412は更に、形がシリ
ンダー状で、ターレット・ドラム416の中の、コンテ
ナ軸14に平行しているパイロット孔の中に位置してい
る、パイロット・シャフト、または型押し部分442を
包括する。パイロット孔444はターレット・ドラム4
16の中に位置しているので、ターレット・ドラム41
6はターレット・ドラム416の回りに位置する凹所部
分成形装置412のそれぞれの一つの一部である。型押
しエレメント又は、成形ローラー446はローラー・シ
ャフト448、成形ローラー446、そしてコンテナ軸
14に偏心しているローラー軸450の側のパイロット
・シャフトに取り付けられる。最後に、凹所部分成形装
置412は、本発明の一部ではない、如何なる適当な手
段でパイロット・シャフト442へ取り付けられるピボ
ット・アーム452、ピボット・アーム452の孔45
6に挿入されるカム追跡シャフト454、そしてカム追
跡シャフト454へ回転するように取り付けられるカム
・フォローワー458を包括する。図43に示されてい
るように、ピボット・アーム452はドーム・レセプタ
クル・アッセンブリ418が位置する末端462の反対
になる末端460の近くのパイロット・シャフト442
へ取り付けられる。
【0096】図43及び図44の凹所部分成形装置41
2は型押し装置463を包括する。型押し装置463は
、本体としての役を担う、ターレット・ドラム416、
パイロット・シャフト442、ピボット・アーム452
、カム・フォローワー458、ローラー・シャフト44
8及び型押しエレメント446を包括する。図45の凹
所部分成形装置410は、ターレット220の軸204
の回りに位置するが、ターレット202に関しては静止
している、カム464を包括する。即ち、凹所部分成形
装置412はターレット202へ取り付けられて、矢印
206の方向にカム464の周りを回転している。 操作上、ターレット202が軸204を回転するので、
連続するそれぞれの凹所部分成形装置412は軸204
の回りを進行し、連続するカム・フォローワー458は
カム464の立ち上がり470に噛み合う、それによっ
て、独特の凹所部分成形装置412のパイロット・シャ
フトまたは、型押し部分442を回転する位置におき、
それによって、コンテナ本体11の底部凹所部分25と
成形ローラーを変形噛み合わせ外方向に回転させる。
【0097】要約すると、本発明では、関連ある交差運
動が型押しエレメント172、246、302、346
、392、或は446とコンテナー本体11の間に造り
出される。型押しエレメント172、246、302、
346、392、或いは446或いはコンテナ本体11
或いは両者がコンテナ軸14の回りを回転するかもしれ
ないし、或は両者が回転せずに静止の状態になるかもし
れない。もし一つ以上の型押しエレメント172、24
6、302、346、392、或は446が提供される
なら、それらは放射状にそして円周に間隔を置いて配置
される。そして型押しエレメントは、ローラー172、
246、302、350、或は446、または型つくり
エレメント392かもしれない。出来れば型押しエレメ
ント172、246、302、346、392或は44
6は、作動力シャフト166、252、308、または
384のような型押しの他の部分の運動に応じて、放射
状に或は交差する外側へ動かされる。また出来れば、型
押しのその他の部分のこの運動は回転かまたは縦運動で
ある。
【0098】更に、本発明の装置及び方法によって達成
されるコンテナ本体11の底部凹所部分25の再生処理
は図21及び図22に示されるように底部凹所部分80
の回りに円周状に伸びるフック状部分76と共に、コン
テナ本体64を、または図19及び図20に示されたよ
うに複数のアーチ状に円周に間隔を置いて出ている10
0とコンテナ本体62を作り出す。要約すると、ここに
示され、記述されているように、本発明の装置及び方法
は、転出抵抗、静止状態のドーム反転圧力、そして累積
落下高さにおける改良が金属の厚さを増すことなく、ド
ームの半径R4を減少することなく、一の距離L2を増
すことなく、ドームの高さH1を増すことなく、そして
コンテナ本体62及び64の流体容積を感じられるほど
減少させることなしに、すべて達成されたコンテナ62
及び64を提供している。或は、それとは逆に本発明は
転出抵抗の申し分のない値、静的ドーム反転圧力、及び
累積落下高さは過去に可能であったよりも薄い規格の金
属を使用する成果が得ることの出来るコンテナ本体62
及び64を提供することである。
【0099】本発明は意外な結果をもたらすものと信じ
られている。故に、前の技巧的設計において、ドーム半
径R4の減少がドーム反転圧力を減少させている。当発
明では、ドーム半径R4の減少がドームが位置している
部分70または、82を強化させると同時に、ドーム反
転圧力及び累積落下高さ抵抗の両面で著しく増加する成
果を上げている。更に累積落下高さ抵抗及び静的ドーム
反転圧力の両面での素晴らしい増加が標準的容積のコン
テナ本体を簡単に再処理することにより成果が得られた
事実は意外な結果に相当するものと信じられる。ドーム
半径R4に関し、またはそれに限定した場合、コンテナ
ー本体62及び64の凹面ドーム型パネル38は、球状
の半径を持つ型押しと共に造られている一方、コンテナ
本体11の凹面ドーム型パネル38のスプリング・バッ
ク及びコンテナ本体11のコンテナ本体62及び64へ
の再生処理の両方が真の球状半径からそのドーム半径に
変化することを理解されるべきである。
【0100】故に、主張するところは、明記された半径
、または半径R4に対する半径の範囲は中央の部分92
または環状の部分94、双方図20及び図21に示され
ている、のどちらかへ適用されるということである。 中央部92は凹面ドーム型パネル38の直径Dpの何パ
ーセントであるかもしれない直径Dcpを持つ、そして
環状部分94はコンテナ軸14からの如何なる距離でも
処理され、凹面ドーム型パネル38の直径Dpの何パー
セントかの直径の幅X4を有するかもしれない。更に、
前述の論議は、一般に球状であり、球状の型押しで造ら
れる半径R4を有する中央パネル38に焦点を合わせて
いる一方、当発明は、凹面ドーム型パネル38が楕円形
である環状の段階からなり、コンテナ軸14から凹面ド
ーム型パネル38の放射状外部方向への距離の作用とし
て屈曲の半径で減少し、実際上球状である或部分92及
び94を有し、実際上円錐形である一部を含み、そして
実際上平たい部分を含む、コンテナ本体62及び64へ
適用できる。
【0101】最後に、中央パネル38の形に関する限定
はドーム半径R4の作用として定義されるかもしれない
一方、中央パネル38の形に関する限定は、中央部分9
2に対する限定、または中央パネル38の環状部分94
に対する限定、または角度α3に対する限定、周辺の長
さP0で、またはコンテナ軸14からの如何なる他の半
径の距離でかどうかに対する限定として定義することが
出来る。結局、図18−図25において、本発明におけ
るもう一つの独特の相違は、コンテナ本体62及び64
の内壁71及び83それぞれに傾斜していることである
。図18に見られるように、前の技巧的内壁42は角度
α1による上方にそして内部方向に傾斜している。前の
技巧性とは全く対象的に、図21、図22及び図25の
コンテナ本体64の内壁83は反角α5で上部方向と外
部方向に傾斜する反傾斜部分96を包含している。図2
2に見られるように、反傾斜部分96はコンテナ軸14
の回りの円周に伸びている。
【0102】また、前の技巧性に全く対象的に、図19
、図20及び図24のコンテナ本体62の内壁71は反
角α6により上部方向そして外部方向に傾斜し、コンテ
ナ本体62の底66の半分より少ない周囲にアーチ状に
位置している反傾斜部98を含んでいる。その内壁71
はまた、反角度α6で上方にそして外部方向に傾斜し、
反傾斜部98から円周に間隔を置いているもう一つの反
傾斜角100を含んでいる。従って、追加主張として、
中央パネル38は独特な、または単一の、幾何学的な形
に限定すべきではないことを理解されるべきである。要
約すれば、本発明はこれに包括される発明の概要で列記
されているように装置及び方法でこれらの顕著な予想外
の改良をもたらしている。アルミニウムコンテナ本体が
調査されているが、その同じ原則、即ちコンテナ本体1
1の内壁42からコンテナ本体62の内壁71かコンテ
ナ本体64の内壁83へ内壁の転出抵抗を増大すること
が、鉄そして非鉄金属、プラスチック及び他の非金属性
材料を含む他の材料から造られるコンテナ本体の強度を
増加するために効果的であるだろう。
【0103】最後に、図15及び図16において、容器
10の上部のものは容器10の低部の容器10の入れ子
状に重ね入れられた二重縫合の頭頂部内56の上部のも
のの外部に接する部分28と容器10の低部のものに積
み重ね、そして両者が隣接して位置し垂直に積み重なっ
た容器10は縮梱包用プラスチック60を使用してパッ
ケージ58に束ねられる。この梱包の方法は前の箱詰め
よりも経済的である一方、手荒な取扱いのため破損の可
能性があり問題となる。それで容器10の累積落下抵抗
の必要条件はより厳しいものである。本発明はこれに取
り組み、解決することが問題なのである。独特の方法と
装置が以上の記述で明らかにされている。一方、これら
の特徴は本発明の原則を明かにする事を目的として提供
されたものであり、その変化に富んでいることは芸術技
巧に精通している人には明かになるであろうことを理解
されるべきである。従って、本発明の範囲は追加主張に
よって決定されることになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックフィルムを用いた収縮包装により
束ねられた飲料容器の正面図。
【図2】実質的に図1の線2−2でとられた図1の束ね
られた飲料容器の平面図。
【図3】2つの従来技術に一般的に共通した詳細を示し
た、図1並びに図2の飲料容器の一つの下部部分の断面
正面図。
【図4】ここに提供される寸法とともに本発明の第1の
具体例を説明するのに使われる図3に一般的に共通した
詳細を示す飲料容器の下部部分の断面正面図。
【図5】図3並びに図4に一般的に共通した詳細を示す
拡大断面正面図。
【図6】内部サイドウォールの弓形で円周状に間隔をあ
けた部分がサイドウォールの他の部分より半径方向外側
に配置された本発明の一具体例の容器の外形の下部部分
のやや拡大された断面正面図。
【図7】実質的に図6の線7−7でとられた図6の容器
の底面図。
【図8】内部サイドウォールの円周部分がサイドウォー
ルの他の円周部分より半径方向外側に配置された本発明
の一具体例に沿って作られた容器の外形の下部部分のや
や拡大された断面正面図。
【図9】実質的に図8の線9−9でとられた図8の容器
の底面図。
【図10】実質的に図7の線10−10でとられた図6
と図7の容器の外形の拡大された部分断面略図。
【図11】実質的に図7の線11−11でとられた図6
と図7の具体例の外形の拡大された部分断面略図。
【図12】実質的に図9の線12−12でとられた図8
並びに図9の具体例の外形の拡大された部分断面略図。
【図13】図6並びに図7の具体例の効果的に増加した
円周を示す実質的に図6の線13−13でとられた図6
、図7、図10並びに図11の容器の部分平面図。
【図14】図5の容器の凹形ドームパネルの円周と図8
並びに図9の具体例の効果的に増加した円周を両方示す
実質的に図8の線14−14でとられた図8、図9並び
に図12の容器の部分平面図。
【図15】プラスチックフィルムを用いた収縮包装によ
り包まれた飲料容器の正面図。
【図16】実質的に図15の線2−2でとられた図15
の包装された飲料容器の平面図。
【図17】従来技術と本発明の具体例に一般的に共通し
た詳細を示した図15並びに図16の一つの飲料容器の
容器本体の下部部分の断面正面図。
【図18】図17の容器本体の詳細を示す拡大断面正面
図。
【図19】内部サイドウォールの弓形で円周状に間隔を
あけた複数の部分がサイドウォールの他の部分より半径
方向外側に配置された本発明の一具体例の容器本体の外
形のやや拡大された部分断面正面図。
【図20】実質的に図19の線6−6でとられた図19
の容器本体の底面図。
【図21】内部サイドウォールの円周部分がサイドウォ
ールの他の円周部分より半径方向外側に配置された本発
明の一具体例の容器本体に沿って作られた外形の下部部
分のやや拡大された部分断面正面図。
【図22】実質的に図21の線8−8でとられた図21
の容器本体の底面図。
【図23】図19と図20の容器本体のボトムくぼみ部
の図19と図20の具体例において作り直されていない
円周部分を示し図21と図22の容器本体に作り直され
る以前の容器本体のボトムくぼみ部を示す実質的に図2
0の線9−9でとられた図20の容器本体の外形の拡大
された部分略図。
【図24】図19と図20の具体例で作り直されたボト
ムくぼみ部の円周部分の外形を示す実質的に図20の線
10−10でとられた図19と図20の容器本体の外形
の拡大された部分略図。
【図25】図21と図22の具体例で作り直されたボト
ムくぼみ部の外形を示す実質的に図22の線11−11
でとられた図21並びに図22の容器本体の外形の拡大
された部分略図。
【図26】図19並びに図20の具体例の効果的に増加
した円周を示す実質的に図19の線12−12でとられ
た図19と図20の容器本体の部分平面図。
【図27】図21並びに図22の具体例の効果的に増加
した円周を示す実質的に図21の線13−13でとられ
た図21と図22の容器本体の部分平面図。
【図28】図21、図22と図25に示すようにボトム
くぼみ部を作り直すためにローラーが半径方向外側と軌
道状に動く間容器本体が静止していて、容器本体の開い
た側がボトムくぼみ部の作り直しと同軸で、そして少な
くとも部分的に同時のスウェージング作用により首部を
形成されている本発明の一具体例の断面図。
【図29】ローラーの半径方向外側への動きとローラー
の軌道状の回転に応じた図21、図22と図25に示す
作り直された容器本体のボトムくぼみ部を示す実質的に
図28と同じ部分に関する図28の具体例の断面図。
【図30】部品の番号を整然とするためにここに含まれ
る実質的に図29と同じ部分に関する図28と図29の
リフォーム装置の拡大断面図。
【図31】スライドブロックが2つのガイドロッドによ
って案内されることを示す実質的に図30の線16A−
16Aでとられた部分断面図。
【図32】ボトムくぼみ部の作り直しと少なくとも部分
的に同時に容器本体の開いた側に首部の形成を達成する
図28から図30のリフォーム装置を使用することので
きる先行技術の首部形成機械にある容器本体の移動を示
す略図。
【図33】図21、図22と図25に示すようにボトム
くぼみ部を作り直すためにローラーが半径方向外側に動
く間に容器本体が回転していて、ボトムくぼみ部の作り
直しと同軸の回転作用により容器本体の開いた側にフラ
ンジをつけられるおよびまたは首部を形成される本発明
の一具体例の断面図。
【図34】容器本体の回転とローラーの半径方向外側へ
の移動に応じて図21、図22と図25に示すように作
り直された容器本体のボトムくぼみ部を示す実質的に図
33と同じ部分に関する図33のリフォーム装置の断面
図。
【図35】部品の番号を整然とするためここに含まれる
実質的に図34と同じ部分に関する図33と図34の具
体例の部分拡大断面図。
【図36】ボトムくぼみ部の作り直しと少なくとも部分
的に同時の回転作用により容器本体の開いた側にフラン
ジをつけるおよびまたは首部の形成を行う図33から図
35の具体例を用いることができる先行技術の回転成形
機械での容器本体の移動を示す略図。
【図37】ローラーが軌道状に回転する間のツールの他
の部分の縦方向の移動に応じて2つのローラーが半径方
向外側に移動する本発明の一具体例の断面図。
【図38】容器のボトムくぼみ部の作り直しのための位
置に作動された内部部分を示す実質的に図37と同じ部
分に関する図37の具体例の部分断面図。
【図39】ローラーの横断移動と容器本体とローラーの
回転に応じて、図19、図20と図24に示すように、
ローラーから半径方向外側に延びる突起がボトムくぼみ
部の複数の部分を半径方向外側に変形する、容器本体と
ローラーが決められた速度比で回転する本発明の一実施
例の断面図。
【図40】ローラーの外側に延びる突起を示す実質的に
線24−24でとられた図39の具体例の端面図。
【図41】複数のツールの部分が収納位置にある図と図
19、図20と図24に示すようにボトムくぼみ部の複
数の部分を半径方向外側にスウェージングするツールの
他の部分の縦方向の動きに応じてツールの部分が半径方
向外側に移動している図を示す本発明の一具体例の断面
図。
【図42】部品の番号を整理するためにここに含まれる
実質的に図41と同じ部分に関する図41の具体例の半
分の図。
【図43】容器本体が回転し、カムによるツール機械の
部分の回転位置決めに応じて離心的に備えられたローラ
ーが横方向に外側に動く本発明の一具体例の断面図。
【図44】カム、カムフォロワと回転腕を示すために旋
回ドラムを除いた実質的に線27−27でとられた図4
3の具体例の部分端面図。
【図45】旋回ドラムを除いた図43の線28−28で
とられた図43と図44の具体例に用いることのできる
くぼみの作り直しの機械の略図。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  累積落下高さ抵抗を強化した容器にお
    いて、垂直軸の周りに配置されたサイドウォールと、垂
    直軸の周りに配置され算術平均直径を有する環状支持表
    面を有する環状支持部分と、前記サイドウオールと前記
    環状支持部分を連結する外部連結部分と、前記環状支持
    部分より内側に配置され曲率半径を有する凹形パネルと
    、前記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前記垂直
    軸に向かって上方に延びている内部連結部分とを持つ容
    器であって、前記曲率半径と前記算術平均直径を両方選
    択することによって、累積落下高さ抵抗が強化され、累
    積落下高さ抵抗は選択された曲率半径と選択された算術
    平均直径の比が減少するにつれて増加することを特徴と
    する容器。
  2. 【請求項2】  累積落下高さ抵抗は前記曲率半径と前
    記算術平均直径の比が1.05以下に減少するにつれて
    増加することを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】  前記支持表面から前記凹形パネルまで
    前記軸に沿って計測されたパネル高さを含む容器におい
    て前記パネル高さを選択することによって静的ドーム反
    転圧力が強化され、前記曲率半径と算術平均直径との比
    が減少するにつれパネル高さが増加することを特徴とす
    る好ましい静的ドーム反転圧力を有する請求項1記載の
    容器。
  4. 【請求項4】  前記選択された曲率半径と前記選択さ
    れた算術平均直径の比が減少するにつれ前記選択された
    パネル高さと前記選択された算術平均直径の比が0.2
    以上に増加することを特徴とする請求項3記載の容器。
  5. 【請求項5】  前記選択された曲率半径と前記選択さ
    れた算術平均直径の比が第1の度合いで減少し、前記選
    択されたパネル高さが第2の度合いで増加し、前記第1
    と第2の度合いを選択することにより前記累積落下高さ
    抵抗と前記静的ドーム反転圧力を得ることを特徴とする
    請求項3記載の容器。
  6. 【請求項6】  前記選択された曲率半径と前記選択さ
    れた算術平均直径の比が1.05以下であり、前記選択
    されたパネル高さと前記算術平均直径の比がが0.2以
    上であることを特徴とする請求項5記載の容器。
  7. 【請求項7】  累積落下高さ抵抗を強化した容器にお
    いて垂直軸の周りに配置され直径を持つ実質的に円筒状
    のサイドウォールと、前記垂直軸の周りに配置され環状
    支持表面を有する環状支持部分と、前記サイドウオール
    と前記環状支持部分を連結する外部連結部分と、前記環
    状支持部分より内側に配置され曲率半径を有する凹形パ
    ネルと、前記環状支持部分と前記凹形パネルを連結し前
    記垂直軸に向かって上方に延びている内部連結部分を有
    する容器であって、前記曲率半径と前記直径を両方選択
    することによって累積落下高さ抵抗を強化し、前記累積
    落下高さ抵抗は前記選択された曲率半径と前記選択され
    た直径の比が減少するにつれ増加することを特徴とする
    容器。
  8. 【請求項8】  前記曲率半径と直径の比が0.8以下
    に減少するにつれて前記累積落下高さ抵抗が増加するこ
    とを特徴とする請求項7記載の容器。
  9. 【請求項9】  前記支持表面から前記凹形パネルまで
    前記軸に沿って計測されたパネル高さを含む容器におい
    て前記パネル高さを選択することによって静的ドーム反
    転圧力が強化され、前記曲率半径の直径との比が減少す
    るにつれパネル高さが増加することを特徴とする好まし
    い静的ドーム反転圧力を有する請求項7記載の容器。
  10. 【請求項10】  前記選択された曲率半径と前記選択
    された直径の比が減少するにつれ前記選択されたパネル
    高さと前記選択された直径の比が0.15以上に増加す
    ることを特徴とする請求項9記載の容器。
  11. 【請求項11】  前記選択された曲率半径と前記選択
    された直径の比が第1の度合いで減少し前記選択された
    パネル高さが第2の度合いで増加し、前記第1と第2の
    度合いを選択することにより前記累積高さ抵抗と前記静
    的ドーム反転圧力を強化することを特徴とする請求項9
    記載の容器。
  12. 【請求項12】  前記選択された曲率半径と前記選択
    された直径の比が0.8以下であり、前記選択されたパ
    ネル高さと前記選択された直径の比が0.15以上であ
    ることを特徴とする請求項11記載の容器。
  13. 【請求項13】  改善された累積落下高さ抵抗と好ま
    しい静的ドーム反転圧力を有する容器において垂直軸の
    周りに配置されるサイドウォールと、垂直軸の周りに配
    置され算術平均直径を有する環状支持表面を有する環状
    支持部分と、前記サイドウォールと前記環状支持部分と
    を連結する外部連結部と、前記環状支持部分より内側に
    配置され曲率半径を有し前記軸に沿って前記支持表面か
    ら前記凹形パネルまで計測されたパネル高さを有する凹
    形パネルと、前記支持部分と前記凹形パネルを連結し前
    記垂直軸に向かって上方に延びている内部連結部を有す
    る容器であって前記曲率半径と前記算術平均直径を両方
    選択することによって累積落下高さ抵抗を強化し、前記
    累積落下高さ抵抗は前記選択された曲率半径と前記選択
    された算術平均直径の比が減少するにつれて増加するこ
    とと、前記パネル高さを選択することによって前記静的
    ドーム反転圧力を強化し、前記パネル高さは前記比が減
    少するにつれて増加することを特徴とする容器。
  14. 【請求項14】  容器本体の軸線(14)の周囲に配
    置される側壁(12)と、前記側壁(12)に取り付け
    られ、支持面(18)を提供する底部(15)と、前記
    支持面(18)の放射状内部に向かって配置され、内壁
    (42)を含む底部凹所部分(25)と、前記底部(1
    5)から末端部にある開口端部(114)とを有する容
    器本体(11)を形成するための方法であって、a) 
     前記容器本体(11)の前記底部凹所部分(25)の
    内部に、ツーリング要素(172,246,302,3
    46,392,446)を位置決めする工程と、b) 
     前記ツーリング要素(172,246,302,34
    6,392,446)と前記容器本体(11)の間に相
    対的横移動を提供する工程と、 c)  前記内壁(42)の部分(96,98)を放射
    状外側に変位するために、前記ツーリング要素(172
    ,246,302,346,392,446)を使用す
    る工程とを含む、前記方法。
  15. 【請求項15】  前位置決め段階がワーキング・ステ
    ーション(132,144,210)内に前記容器本体
    (11)を置くことを含む、請求項14に記載の方法で
    あって、前記方法は、さらに、前記開口端部(114)
    に対し基部の前記容器本体(11)を成形することを含
    み、一方、前記容器本体(11)はワーキング・ステー
    ション(132,144,210)内にある。
  16. 【請求項16】  前記ツーリング要素を使用する工程
    が、底部凹所部分(25)の弓形部分(100)の周囲
    で前記ツーリング要素(172,246,302,44
    6)を回転することを含む、請求項14又は15に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】  前記ツーリング要素を使用する工程
    が前記容器本体(11)を回転することを含む、請求項
    14又は15に記載の方法。
  18. 【請求項18】  前記ツーリング要素を使用する工程
    が、前記容器本体の軸線(14)の周囲で前記ツーリン
    グ要素(172,302,346)を回転することを含
    む、請求項14又は15に記載の方法。
  19. 【請求項19】  前記ツーリング要素と容器の間に相
    対的横移動を与える工程が、前記ツーリング要素(17
    2,246,302,346,392,446)が横に
    移動することを含む、請求項14又は15に記載の方法
  20. 【請求項20】  前記ツーリング要素(446)と前
    記容器本体(11)の間に前記相対的横移動を与える工
    程が、 a)  前記ツーリング要素(446)をツーリング部
    分(442)に偏心して取り付けることと、b)  前
    記ツーリング部分(442)を回転できるように位置決
    めすることとを含む、請求項14又は15に記載の方法
  21. 【請求項21】  前記ツーリング要素(392,44
    6)と前記容器本体(11)の間に前記相対的横移動を
    与える工程が、前記ツーリング要素(392,446)
    を前記容器本体の軸線(14)から放射状外側に移動す
    るカミング(390,464)を含む、請求項14又は
    15に記載の方法。
  22. 【請求項22】  前記ツーリング要素(172,24
    6,302,392)と前記容器本体(11)の間に前
    記相対的横移動を与える工程が、 a)  ツーリング部分(166,252,296,3
    82)を縦方向に移動することと、 b)  前記ツーリング部分(166,252,296
    ,382)の前記移動に対応して前記ツーリング要素(
    172,246,302,392)を横方向に移動する
    こととを含む、請求項14又は15に記載の方法。
  23. 【請求項23】  前記ツーリング要素(446)と前
    記容器本体(11)の間に前記相対的横移動を与える工
    程が、 a)  前記ツーリング要素(446)をツーリング部
    分(442)に偏心して取り付けることと、b)  前
    記ツーリング部分(442)を回転できるように位置決
    めすることと、 c)  前記回転位置決め段階がカミング(464)を
    含むこととを含む、請求項14又は15に記載の方法。
  24. 【請求項24】  容器本体の軸線(14)の周囲に配
    置される側壁(12)と、前記側壁(12)に取り付け
    られ、支持面(18)を提供する底部(15)と、前記
    支持面(18)の放射状内部に向かって配置され、内壁
    (42)を含む底部凹所(25)と、前記底部凹所(2
    5)から末端部にある開口端部(114)とを有する容
    器本体(11)を形成するための装置(110,180
    ,270,330,360,421)と、a)  本体
    (158、230、288、340、408、416)
    を有し、かつ、前記本体(158、230、288、3
    40、408、416)に動作可能に取り付けられるツ
    ーリング要素(172,246,302,346,39
    2,446)を有するツーリング装置(178,269
    ,329,358,406,463)と、 b)  前記容器本体(11)の前記底部凹所部分(2
    5)の内部に、ツーリング要素(172,246,30
    2,346,392,446)を位置決めするための手
    段(152,224,285,338,367,440
    )と、 c)  前記ツーリング要素(172,246,302
    ,346,392,446)と前記容器本体(11)の
    間に相対的横移動を提供するための手段(166,17
    0,164;あるいは、252,258,244;ある
    いは、296,318,330;あるいは、340;あ
    るいは、390;あるいは、464,458,452,
    442)と、 d)  前記ツーリング要素(172,246,302
    ,346,392,446)を含み、かつ、前記内壁(
    42)の部分(96,98)を放射状外側に変位するた
    めに、前記ツーリング要素(172,246,302,
    346,392,446)と前記容器本体(11)の間
    に相対的横移動を提供するための前記手段(166,1
    70,164;あるいは、252,258,244;あ
    るいは、296,318,300;あるいは、340;
    あるいは、390;あるいは、464,458,452
    ,442)と、を備えてなる容器の形成装置。
  25. 【請求項25】  前記装置(110,180,270
    ,330,360,412)が、構造部材(147,2
    19)を有し、かつ、ワーキング・ステーション(13
    2,144,210)を有する機械を含み、前記ツーリ
    ング装置(178,269,329,358,406,
    463)の前記本体(158,230,288,340
    ,408,416)が、前記構造部材(147,219
    )に動作可能に取り付けられ、前記ツーリング要素(1
    72,246,302,346,392,446)を前
    記底部凹所部分(25)の内部に位置決めするための前
    記手段(152,224,285,338,367,4
    40)が、前記容器本体(11)を前記ワーキング・ス
    テーション(132,144,210)内に配置するた
    めの手段(122,134,194)を含み、前記装置
    (110,180,270,330,360,412)
    が、さらに、前記容器本体(11)を前記ワーキング・
    ステーション(132,144,210)から移動せず
    に、前記開口端部(114)に対する基部の前記容器本
    体(11)を改良するための手段(112,188)を
    含む、請求項24に記載の装置(110,180,27
    0,330,360,412)。
  26. 【請求項26】  前記ツーリング要素(246,34
    6,446)がローラ(245,350,445)を含
    み、前記装置(180,330,412)が、前記容器
    本体(11)を回転するための手段(160)を含み、
    前記内壁(42)の部分(96,98)を放射状外側に
    変位するための前記手段が、前記ローラ(245,35
    0,446)、及び、前記容器本体(11)を回転する
    ための前記手段(160)を含む、請求項24又は25
    に記載の装置(180,330,412)。
  27. 【請求項27】  前記ツーリング要素(446)がロ
    ーラ(446)を含み、前記ツーリング装置(463)
    が、前記ローラ(446)を横向き外側に移動するため
    に、前記ツーリング装置(463)の前記本体(416
    )に関して回転できるように位置決めできる前記ツーリ
    ング装置(463)の部分(442)を含む手段を含み
    、前記ツーリング要素(446)と前記容器本体(11
    )の間に相対的横移動を与えるための手段が、前記ツー
    リング装置(463)の前記部分(442)を回転する
    ように位置決めするための手段を含む、請求項24又は
    25に記載の装置(412)。
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