JPH04267096A - 薄膜elパネル - Google Patents

薄膜elパネル

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Publication number
JPH04267096A
JPH04267096A JP3027186A JP2718691A JPH04267096A JP H04267096 A JPH04267096 A JP H04267096A JP 3027186 A JP3027186 A JP 3027186A JP 2718691 A JP2718691 A JP 2718691A JP H04267096 A JPH04267096 A JP H04267096A
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JP
Japan
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moisture
proof sheet
thin film
panel
sealed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3027186A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuro Yamashita
山下 卓郎
Takashi Ogura
隆 小倉
Masaru Yoshida
勝 吉田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to DE1992616123 priority patent/DE69216123T2/de
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • H05B33/04Sealing arrangements, e.g. against humidity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサなどのディスプレイ装置に使用さ
れる薄膜EL(エレクトロルミネセンス)パネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜ELパネルは、図3に示すよ
うに、ガラス基板2上に下部透明電極3,下部絶縁層4
,発光層5,上部絶縁層6および上部電極7を順次形成
してEL素子1を作製し、このEL素子1への湿気の侵
入を防止するため、裏ばりガラス8をガラス基板2にエ
ポキシ樹脂の接着剤9を用いて張り合わせていた。そし
て、更に湿気に対処して高信頼性を確保するため、上記
裏ばりガラス8の穴10を通してシリカゲル粉末と黒色
粉末とを分散したシリコンオイルをEL素子1と裏ばり
ガラス8との間の空間11に封入して、吸湿性能を持た
せ、その穴10をトールシール12で密封していた。ま
た、特開昭61−290693号公報に見られるような
ラミネートフィルムを用いてEL素子への湿気の侵入を
防止する構成のものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者で
は裏ばりガラス8とシリカゲル粉末および黒色粉末を分
散させたシリコンオイルの価格が高く、更に、シリコン
オイルを封入する工程に長時間を要するため、薄膜EL
パネルの低コスト化に対して大きな障害となっていた。 加えて、裏ばりガラス8自体の厚み、重さのために、こ
のタイプの薄膜ELパネルの薄型,軽量化には限界があ
った。一方、後者のタイプでは、耐湿に対する高信頼性
確保のための吸湿機能に対して、何等具体的検討がなさ
れておらず、また、高コントラスト化に対する配慮もな
されていなかった。
【0004】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たもので、防湿シートの内側にシリコンオイルを用いる
ことなく吸湿機能を付与し、薄膜ELパネルの信頼性を
欠くことなく、材料価格の低減化,工程の簡略化,EL
パネルの薄型軽量化,高コントラスト化を実現しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による薄膜EL
パネルは、透光性基板上に形成された薄膜EL素子上を
黒色のシリコーン樹脂でコートし、このシリコーン樹脂
上に水分吸収体を配置し、さらにこの水分吸収体の上か
ら防湿シートで上記シリコーン樹脂を被覆して封止した
ものにおいて、上記防湿シートに、封止された防湿シー
トよりも内側の空間に脱水処理を施すための1個以上の
小穴が設けられ、この小穴が封止されていることを特徴
とする。
【0006】また、上記防湿シートの小穴を、防湿シー
トの封止工程前に予め設けておくのが望ましい。
【0007】
【作用】この発明の薄膜ELパネルでは、防湿シートに
より、外部からの湿気の侵入が防止される。また、防湿
シートの内側の水分吸収体が水分を吸収するから、湿気
に対して高信頼性が確保される。さらに、防湿シートの
1個以上の小穴を介して、封止された防湿シートよりも
内側の空間に脱水処理が施されるので、防湿シートによ
る封止工程までに持ち込まれた水分が除去され、湿気に
対する高信頼性が一層向上する。
【0008】コントラストの面からは黒色のシリコーン
樹脂でEL素子をコートしているので、透光性基板側か
ら見て、表示面の背景は黒色であり、コントラストは良
く、表示品質が高い。しかも、黒色シリコーン樹脂はE
L素子に密着しており、樹脂の厚さも均一であるため、
パネル表示面の見栄えも従来に比して格段に良い。従っ
て、この発明の薄膜ELパネルは、湿気に対する信頼性
を十分保ちつつ、高コントラスト化が図れる。また、裏
ばりガラス等を用いないので材料面での低コスト化が図
れ、またシール工程が簡略化できるので、この面からの
低コスト化も図れる。さらに、裏ばりガラスを用いない
ので、薄膜ELパネルはよりいっそう薄型,軽量となる
【0009】なお、上記防湿シートの小穴を防湿シート
の封止工程後にあけてもよいが、防湿シートの封止工程
前に予め設けておけば、脱水処理の時間短縮と能率化が
図れる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1はこの発明の一実施例を示し、図3に示
した従来例と同一の構成要素については同一の符号を付
している。図1において、1はEL素子であり、このE
L素子1は、例えばガラス基板にて構成される透光性基
板2の上面に、互いに一定間隔で平行配列された帯状の
下部透明電極3と、下部絶縁層4と、EL発光層5と、
上部絶縁層6と、下部透明電極3に直交する方向に互い
に一定間隔で平行配列された帯状の上部電極7とを順次
積層して構成している。13は黒色シリコーン樹脂であ
る。この黒色シリコーン樹脂13はEL素子1を覆う様
に塗布又は印刷形成される。14は水分吸収体であり、
例えばシリカ(SiO2)とかモレキュラーシーブ等の
粉末又は粒状物を、不織布などに分散させたシートを用
いている。
【0011】また、18は防湿シートであり、厚さ5〜
50μmのAl等の金属箔16の上下を厚さ5〜50μ
mのポリエステル等の有機樹脂フィルム15,17でサ
ンドイッチした構造の積層シートである。有機樹脂フィ
ルム15と17は、同一材料でも異なるものでもかまわ
ない。この際、防湿効果は主としてAl等の金属箔16
が不透湿であることによって達成される。この金属箔1
6の上下に形成されるポリエステル等の有機樹脂フィル
ム15,17は、金属箔16の表面保護およびEL素子
1との電気的絶縁が、その主な役目であるが、透湿性の
低い材料が好ましいことは言うまでもない。上記防湿シ
ート18は、EL素子1との間に空間19を形成するよ
うにしてEL素子1を被覆した後、その周辺部を透光性
基板2(透光性基板2上には下部透明電極3あるいは上
部電極7が形成されている箇所もある。)にエポキシ系
樹脂9で接着して完全に密封している。さらに、20は
上記封止工程前に防湿シート18に予め設けられた小穴
である。この小穴20は、封止された防湿シートの内側
の空間19に脱水処理を施すためのものであり、脱水処
理後、防湿シート18の小片をエポキシ樹脂9で接着す
ることにより封止される。
【0012】次に、本発明の薄膜ELパネルの作製方法
について述べる。透光性基板2上に薄膜EL素子1を形
成した後、真空中で200℃以上に昇温してEL素子1
のガス出しを行い、残留水分を除去する。次に、予め真
空中で脱水,脱泡した黒色シリコーン樹脂液を、薄膜E
L素子1を覆うように塗布又は印刷する。塗布又は印刷
は、室温の乾燥N2ガス又は乾燥空気中で行なう。その
後、使用する黒色シリコーン樹脂13の性質に従って、
一定時間、一定温度(例えば150℃、1時間)に昇温
して、黒色シリコーン樹脂13を硬化させる。なお、黒
色シリコーン樹脂13は、硬化反応の際に副生成物を生
じない付加反応タイプのものを用いる。黒色シリコーン
樹脂13が硬化したら、100゜C以上に昇温して真空
脱水した水分吸収体14を黒色シリコーン樹脂13の上
に配置し、さらにこれを防湿シート18で被覆して、防
湿シート18の周辺部をエポキシ系樹脂9で下部透明電
極3の周縁に貼り合わせる。この工程も、周囲雰囲気は
乾燥N2ガス又は乾燥空気の雰囲気中で行なう。従って
、空間19には乾燥N2ガス又は乾燥空気が封入される
【0013】ここで、防湿シート18には、図1に示す
箇所に予め1個の小穴20が設けられているので、この
小穴20を介して防湿シートの内側空間19に脱水処理
を施す。即ち、薄膜ELパネル全体を真空槽に入れ、1
00゜C以上に昇温して真空脱水をおこなった後、真空
槽内を乾燥N2ガス又は乾燥空気で満たす。そして、予
めエポキシ系樹脂9を塗った防湿シート18の小片を接
着して、小穴20をすばやく封止する。最後に、上記エ
ポキシ系樹脂9を昇温硬化させて、薄膜ELパネルが完
成する。なお、防湿シート18の小穴20は、2個以上
であってもよく、また、予め設けておく方が脱水処理を
迅速化できるが、この小穴20を脱水処理時にあけるよ
うにしてもよい。
【0014】こうして製造された薄膜ELパネルは、次
のような作用を発揮する。薄膜ELパネルの表面の防湿
シート18は、外部からの湿気の侵入を防止する。また
、防湿シート18内の水分吸収体14が、製造工程中に
僅かに侵入しうる水分も吸収するので、湿気に対する高
信頼性が確保される。さらに、防湿シート18の小穴2
0を介して、防湿シート内が脱水処理されるので、封止
工程までの工程で持ち込まれた水分が除去され、湿気に
対する高信頼性が一層向上する。
【0015】本発明の薄膜ELパネルは、上記の特徴の
外、薄膜EL素子1を黒色シリコーン樹脂13で密着し
てコートしているので、透光性基板2側から見て表示面
の背景が黒色となって、コントラストが良く、表示品質
が向上し、パネルの見栄も格段に良くなる。また、シー
ル工程が、乾燥雰囲気中で塗布,貼合せを行うだけでよ
く、裏ばりガラス8を用い、シリコンオイルを注入する
従来法に比べ簡略である。また、材料面での低コスト化
,裏ばりガラス8を用いないことによる薄膜ELパネル
の薄型軽量化も図れる。なお、上記実施例では、EL素
子がドットマトリックス型の素子の場合について説明し
たが、セグメント型のEL素子であっても良い。
【0016】上述の湿気に対する高信頼性は、実験的に
も次のように確認できた。図2は、防湿シートの3つの
封止条件による、薄膜ELパネルの常温,常湿下でのシ
ール寿命(表示品質劣化までの推定寿命)を比較して示
している。シール寿命の推定は、薄膜ELパネルを温度
85゜C,相対湿度85%の雰囲気中で発光させる加速
動作寿命試験の結果に基づく。図2から明らかなように
、シール寿命が、封止時の周囲湿度に大きく影響される
こと、および周囲湿度が高くても防湿シート内を小穴か
ら脱水処理すれば悪影響を完全に除去できることが、は
っきり判る。さらに、実使用に耐えるシール寿命として
、略50,000時間が要求されるが、本発明の薄膜E
Lパネルは、図2のCで示すようにこの要求寿命を十分
満たしている。
【0017】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の薄
膜ELパネルは、透光性基板上に形成された薄膜EL素
子上を黒色シリコーン樹脂でコートし、この上に水分吸
収体を配置し、さらにこの上から防湿シートで上記シリ
コーン樹脂を被覆して封止したものにおいて、上記防湿
シートに、封止された防湿シートよりも内側の空間に脱
水処理を施すための1個以上の小穴を設け、この小穴を
封止しているので、湿気に対する非常に高い信頼性を確
保できるうえ、コントラストと表示品質を向上でき、さ
らに従来の裏ばりガラス,シリコンオイルがいらず、シ
ール工程が簡略化されて、製造コストが低減でき、パネ
ルの薄型,軽量化も図ることができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例の要部拡大縦断面図であ
る。
【図2】  上記実施例の効果を説明する特性図である
【図3】  従来の薄膜ELパネルの要部拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
1…薄膜EL素子、2…透光性基板、13…黒色シリコ
ーン樹脂、14…水分吸収体、18…防湿シート、20
…小穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透光性基板上に形成された薄膜EL素
    子上を黒色のシリコーン樹脂でコートし、このシリコー
    ン樹脂上に水分吸収体を配置し、さらにこの水分吸収体
    の上から防湿シートで上記シリコーン樹脂を被覆して封
    止した薄膜ELパネルにおいて、上記防湿シートに、封
    止された防湿シートよりも内側の空間に脱水処理を施す
    ための1個以上の小穴が設けられ、この小穴が封止され
    ていることを特徴とする薄膜ELパネル。
JP3027186A 1991-02-21 1991-02-21 薄膜elパネル Pending JPH04267096A (ja)

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