JPH0426610Y2 - - Google Patents

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JPH0426610Y2
JPH0426610Y2 JP1985101492U JP10149285U JPH0426610Y2 JP H0426610 Y2 JPH0426610 Y2 JP H0426610Y2 JP 1985101492 U JP1985101492 U JP 1985101492U JP 10149285 U JP10149285 U JP 10149285U JP H0426610 Y2 JPH0426610 Y2 JP H0426610Y2
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JP
Japan
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hinge
gas spring
trunk lid
trunk
pivot point
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JP1985101492U
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JPS629662U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はトランクリツドに取付けられるガス
スプリングによる後突時の人身事故を防止するト
ランクリツドのガススプリング取付構造に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
自動車の後部座席の後方に設けられたトランク
ルームにはトランクリツドが左右一対のヒンジに
より開閉自在に枢支されている。そして、このト
ランクリツドを開いた状態に保持するため、ガス
スプリングが設けられている。そして、このガス
スプリングを取付けるには従来は第6図に示すよ
うにガススプリング1の下端はリヤホイルハウス
2に設けたブラケツト3に固定し、上端はヒンジ
に固定されている。そして、上記ヒンジ4は一端
をボデー5の内側に固定され、他端をトランクリ
ツド6の内側に固定されている。
ところで、自動車が後突されるとトランクリツ
ド6が鎖線で示すように変形して持ち上げられ、
ヒンジ4ま破線のように変形する。この際ガスス
プリング1は下端の取付部としてのブラケツト3
から抜け出すので、ガススプリング1は後部座席
のシートバツク7を突き刺し後席の乗員8を負傷
させるという危険がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、後突事故の際にも
ガススプリングの下端側の取付部が脱落し乗員を
負傷させない安全なトランクリツドのガススプリ
ング取付構造を提供しようとするものである。
〔考案の概要〕
この考案においては、上記の目的を達成するた
め、ガススプリングの上端部を固定する取付部の
破壊強度を下端部を固定する取付部よりも弱くし
たことにある。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。第1図中21はトランクルーム22
を開閉自在に開閉するトランクリツドで、このト
ランクリツド21はその左右両側を一対のヒンジ
23を介し回動自在に枢支されている。
すなわち、ヒンジ23はその一端を自動車のボ
デー24の内側に固定され、他端を上記トランク
リツド21の内側に固定されている。また、トラ
ンクリツド21の両側には一対のガススプリング
25が、その一端をヒンジ側取付部26に固定さ
れ、他端をボデー側取付部27に固定されてい
る。上記ヒンジ側取付部26は第2図に示すよう
に、ガススプリング25の上端側に球状の凹陥部
28を設け、この凹陥部28に脆弱部としてのネ
ツク部29aの直径を細径としたボールジヨイン
ト29のボール29bを嵌合させ、このボールジ
ヨイント29のねじ部29cをヒンジ23の側壁
に固定してなつている。そして、このヒンジ側取
付部26の破壊強度は上記のようにネツク部29
aの直径を細径としたので、ボデー側取付部27
の破壊強度よりも弱く設定され、自動車が後突さ
れた場合にはボデー側取付部27からはガススプ
リング25が脱落せず、ネツク部29aが切断し
てヒンジ側取付部26から脱落させるようにした
ものである。
第4図はこの考案の変形例を示し、ボールジヨ
イント30をブラケツト31を介して溶接し、こ
の脆弱部としての溶接部32の溶接強度をボデー
側取付部27の破壊強度よりも弱くしたものであ
る。
このように構成することにより後突時には、ガ
ススプリング25のヒンジ側取付部26が溶接部
32において脱落するので、乗員の負傷が防止さ
れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案においては、ガ
ススプリングをヒンジ側取付部とボデー側取付部
において固定するとともにヒンジ側取付部の破壊
強度をボデー側取付部より弱く すべくヒンジ側
枢支点近傍に脆弱部を設けたので、万一後突事故
が発生した場合にも、ガススプリングはそのまま
ヒンジ側取付部から脱落した状態となり、前方に
突出しないから乗員を負傷させる危険性が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は縦断側面図、第2図はヒンジ側取付
部を示す縦断側面図、第3図は第2図におけるボ
ールジヨイントを拡大して示す側面図、第4図は
この考案の他の実施例を示す断面図、第5図はト
ランクリツドを開放した状態を示す斜視図、第6
図は従来の実施例を示す縦断側面図である。 1,25……ガススプリング、4,23……ヒ
ンジ、5,24……ボデー、22……トランクル
ーム、26……ヒンジ側取付部、27……ボデー
側取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室と、仕切り壁を介して同車室に連設された
    トランクルームと、同トランクルームと車体外部
    とを連通する開口と、同開口を閉塞するトランク
    リツドと、一端が上記トランクリツドに固着され
    他端が上記トランクルーム内上面の上記仕切り壁
    近傍に連結されるとともに上記トランクリツドを
    回動自在に支持するヒンジと、一端が上記ヒンジ
    に枢支され他端が上記仕切り壁を介して上記車室
    側でボデーに枢支されたガススプリングとを備
    え、上記ガススプリングの上記ヒンジ側枢支点の
    破壊強度を上記ボデー側枢支点の破壊強度よりも
    弱くすべく上記ヒンジ側枢支点近傍に脆弱部を設
    けたことを特徴とするトランクリツドのガススプ
    リング取付構造。
JP1985101492U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH0426610Y2 (ja)

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JP1985101492U JPH0426610Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP1985101492U JPH0426610Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JPS629662U JPS629662U (ja) 1987-01-21
JPH0426610Y2 true JPH0426610Y2 (ja) 1992-06-25

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ID=30972271

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JP1985101492U Expired JPH0426610Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5495755B2 (ja) * 2009-12-16 2014-05-21 株式会社ナガエ 窓用開閉調節器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827462B2 (ja) * 1974-08-26 1983-06-09 住友化学工業株式会社 スルフオンアミドユウドウタイノ ビリヨウテイリヨウホウホウ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827462U (ja) * 1981-08-15 1983-02-22 関東自動車工業株式会社 自動車用バツクドア−ヒンジ装置
JPS5962079U (ja) * 1982-10-19 1984-04-23 トヨタ自動車株式会社 エンジンフ−ドの支持機構

Patent Citations (1)

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Publication number Publication date
JPS629662U (ja) 1987-01-21

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