JPH04263674A - 捺染色糊用添加剤及び捺染方法 - Google Patents

捺染色糊用添加剤及び捺染方法

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JPH04263674A
JPH04263674A JP3106954A JP10695491A JPH04263674A JP H04263674 A JPH04263674 A JP H04263674A JP 3106954 A JP3106954 A JP 3106954A JP 10695491 A JP10695491 A JP 10695491A JP H04263674 A JPH04263674 A JP H04263674A
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JP
Japan
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printing
paste
dyeing paste
printed
polymer
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Pending
Application number
JP3106954A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Yamanaka
山中 光生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senka Corp
Original Assignee
Senka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、捺染色糊用添加剤及び
捺染方法に関し、より詳しくはセルロース系繊維を反応
染料を用いて捺染した時に、細線柄であっても鮮明且つ
シャープに捺染し得るための捺染色糊用添加剤及びこれ
を用いた捺染方法に関する。尚、本明細書において「%
」とあるのは、「重量%」を意味する。
【従来技術とその課題】セルロース系繊維の反応染料に
よる捺染は、通常該反応染料や添加剤を糊と練り合わせ
た捺染色糊で印捺し乾燥した後、ベーキング、スチーミ
ング、アルカリショック等の工程によって固着し、その
後ソーピングや仕上工程が行われる。しかしながら、従
来の捺染色糊を用いて、例えばオーバープリントにより
印捺をウエット/ウエットで行う場合には、上に重ねた
色糊及び(又は)下地となる色糊がブリードして滲みだ
し絵柄殊に糸目等の細線柄をシャープに表現できないこ
とがよく起こり、捺染製品の商品価値を低下させる原因
となっている。従来より上記ブリードを防止する薬剤が
細線向上剤として市販されているが、これら従来の細線
向上剤はカチオン性が強く、反応染料がアニオン性であ
るために該染料を凝集させ、カラーバリューを低下させ
るという問題がある。また、上記細線向上剤は、シャー
プな絵柄を得る目的で添加され用いられる酸化チタン、
シリカ等の無機物質等と併用すると繊維の目づまりの原
因となる場合がある。
【課題を解決するための手段】本発明は、セルロース系
繊維に対して反応染料を用いて捺染した場合に、細線柄
であっても鮮明且つシャープに捺染できる技術を提供す
べく成されたものである。即ち、本発明は、一般式(1
【化2】 [式中、R1は低級アルキル基又は低級ヒドロキシアル
キル基を、R2は水素原子又は基−CH2−CH=CH
2を、Xは有機酸又は無機酸をそれぞれ示す]で表され
る単量体の一種又は二種以上の重合体から成る捺染色糊
用添加剤に係る。本発明者の研究によれば、セルロース
系繊維を反応染料を用いて捺染するに当り、上記一般式
(1)で表される単量体の一種又は二種以上から成る重
合体を含有する捺染色糊を用いて捺染した時は、細線柄
であっても従来になく著しく鮮明且つシャープに捺染で
き、しかも絵柄全体に立体感を与え得ることを見出した
。また上記重合体が適度なカチオン性であるために、該
重合体を含有する捺染色糊を用いた時は、カラーバリュ
ーが著しく高い美しい仕上りの捺染物を得ることができ
る。上記一般式(1)で表される単量体の好ましい具体
例としては、例えばメチルアリルアミン、エチルアリル
アミン、プロピルアリルアミン、イソプロピルアリルア
ミン、ブチルアリルアミン、イソブチルアリルアミン、
ヒドロキシエチルアリルアミン、メチルジアリルアミン
、エチルジアリルアミン、プロピルジアリルアミン、イ
ソプロピルジアリルアミン、ブチルジアリルアミン、イ
ソブチルジアリルアミン、ヒドロキシエチルジアリルア
ミン等の有機酸塩及び無機酸塩が挙げられる。一般式(
1)においてXで示される有機酸としては、例えば酢酸
、ギ酸等が挙げられ、また無機酸としては、例えば塩酸
、硫酸等が挙げられる。本発明に係る重合体において、
上記に例示した単量体から成る重合体中、メチルアリル
アミン及びメチルジアリルアミンの有機酸塩又は無機酸
塩を単量体とする単独重合体以外のものは、文献未記載
の新規重合体である。上記単量体は、通常のラジカル重
合法により容易に重合体とすることができる。例えば、
上記単量体の一種又は二種以上を水等の水性溶媒中、6
0〜90℃程度の反応温度で、重合開始剤、例えば過硫
酸アンモニウム、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、t−
ブチルヒドロパーオキサイド、アゾビスイソブチロニト
リル、アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩等の存
在下に重合させればよい。斯くして得られる本発明重合
体の分子量は、3000〜100万程度とされ得るが、
捺染色糊用添加剤として特に好適なものは3000〜1
0万程度、より好ましくは5000〜5万程度の分子量
のものである。本発明の重合体は、従来より用いられる
捺染色糊中に添加配合されるだけで効果を発揮する。即
ち、アルギン酸ソーダ、ターペンエマルション糊、グア
ガム糊、加工澱粉糊、カルボキシメチルセルロース糊、
これら混合物等の従来の元糊に反応染料と共に上記重合
体を配合し調製すればよい。上記重合体の配合量として
は、色糊組成物中、0.5〜5%程度、好ましくは0.
75〜2%程度とするのがよい。また、色糊の調製にお
いて、必要に応じpH調整剤、還元防止剤、紗離れ向上
剤、防抜染剤等の公知の各種添加剤を適宜配合しても構
わない。本発明の重合体は、特に限定されず公知の各種
反応染料に広く適用可能で、色糊中の該染料の溶解性を
改善し良好なものとし得る。本発明の重合体は、例えば
木綿、麻等の天然セルロース繊維、ビスコースレーヨン
、銅アンモニアレーヨン等の再生セルロース繊維等のセ
ルロース系繊維に非常に有効で、該重合体を含有する捺
染色糊は、これらセルロース系繊維を含むものであれば
特に限定されず使用できる。斯くして成る本発明の重合
体を含有する捺染色糊は、従来の捺染色糊の時と同様に
して使用することができる。また上記重合体は、捺染色
糊用添加剤の他、例えば高分子凝集剤、パルプや紙製造
時のピッチコントロール剤、染色堅牢度向上剤等として
も効果的に作用する。
【実施例】以下実施例及び比較例を挙げることにより、
本発明の特徴をより一層明確なものとするが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。
【合成例1〜5】イソプロピルモノアリルアミン塩酸塩
(IPMA)及びイソプロピルジアリルアミン塩酸塩(
IPDA)を表1に示すモル比で混合し、水溶媒中で重
合開始剤としてアゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩を分割投入しながら、70℃で24時間重合を行った
。得られた反応混合物に過剰のアセトンを加え、沈殿物
を濾過により回収し、減圧乾燥して淡黄色の本発明重合
体を得た。
【合成例6〜8】イソブチルモノアリルアミン塩酸塩(
IBMA)及びイソブチルジアリルアミン(IBDA)
を表2に示すモル比で混合し、水溶媒中で重合開始剤と
してアゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩を分割投
入しながら、80℃で24時間重合を行った。得られた
反応混合物に過剰のアセトンを加え、沈殿物を濾過によ
り回収し、減圧乾燥して淡黄色の本発明重合体を得た。
【実施例1〜5】合成例1〜5で得られた本発明重合体
を各々用いて下記組成の捺染色糊、及び地型糊を調製し
た。 捺染色糊 地型糊 精練済み綿からなるハンカチローンに対して上記捺染色
糊で糸目柄を辻井式オートスクリーン捺染試験機(辻井
染機株式会社製)により100メッシュの紗を用いて印
捺し、次いでウエット/ウエットで上記地型糊をオーバ
ープリントした。この印捺物を5分間風乾し、100℃
で1分間乾燥し、102℃で8分間蒸熱の後、水洗を経
てソーピング剤(センカ株式会社製“センカノールTC
コンク”)2g/Lを用いて90℃で10分間ソーピン
グし、水洗し、乾燥した。斯くして得られた捺染物は、
糸目柄が鮮明且つシャープで、柄全体に立体感のある高
品位のものであった。
【比較例1】実施例1において本発明重合体を用いなか
った以外は同様にして捺染物を得たが、この捺染物は型
際のブリードにより糸目柄が不明確で不鮮明な立体感に
欠けるものであった。
【実施例6〜8】合成例6〜8で得られた本発明重合体
を各々用いて下記組成の捺染色糊、及び地型糊を調製し
た。 捺染色糊 地型糊 精練済み綿ボイルに対して上記捺染色糊で糸目柄を辻井
式オートスクリーン捺染試験機(辻井染機株式会社製)
により150メッシュの紗を用いて印捺し、次いでウエ
ット/ウエットで上記地型糊をオーバープリントした。 この印捺物を5分間風乾し、100℃で1分間乾燥し、
102℃で8分間蒸熱の後、水洗を経てソーピング剤(
“センカノールTCコンク”)2g/Lを用いて90℃
で10分間ソーピングし、水洗し、乾燥した。斯くして
得られた捺染物は、糸目柄が鮮明且つシャープで、柄全
体に立体感のある高品位のものであった。
【実施例9〜13】実施例6〜8において本発明重合体
に合成例1〜5で得られた重合体を各々用いた以外は同
様にして捺染物を得た。得られた捺染物は、糸目柄が鮮
明且つシャープで、柄全体に立体感のある高品位のもの
であった。
【比較例2】実施例6〜8において本発明重合体を用い
なかった以外は同様にして捺染物を得たが、この捺染物
は型際のブリードにより糸目柄が不明確で不鮮明な立体
感に欠けるものであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1は低級アルキル基又は低級ヒドロキシアル
    キル基を、R2は水素原子又は基−CH2−CH=CH
    2を、Xは有機酸又は無機酸をそれぞれ示す]で表され
    る単量体の一種又は二種以上の重合体から成る捺染色糊
    用添加剤。
  2. 【請求項2】セルロース系繊維を反応染料を用いて捺染
    するに当り、捺染色糊中に請求項1に記載の捺染色糊用
    添加剤を含有させることを特徴とする捺染方法。
JP3106954A 1991-02-14 1991-02-14 捺染色糊用添加剤及び捺染方法 Pending JPH04263674A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107201669A (zh) * 2017-05-31 2017-09-26 浙江山川科技股份有限公司 一种用于纯棉织物印花用的印花糊料
CN108951217A (zh) * 2018-06-07 2018-12-07 山东港源海洋生物工程有限公司 一种海藻酸钠印花糊料及其制备工艺

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107201669A (zh) * 2017-05-31 2017-09-26 浙江山川科技股份有限公司 一种用于纯棉织物印花用的印花糊料
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