JPH04263137A - 光ディスクの製造装置 - Google Patents
光ディスクの製造装置Info
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- JPH04263137A JPH04263137A JP2241291A JP2241291A JPH04263137A JP H04263137 A JPH04263137 A JP H04263137A JP 2241291 A JP2241291 A JP 2241291A JP 2241291 A JP2241291 A JP 2241291A JP H04263137 A JPH04263137 A JP H04263137A
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- centering jig
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- disks
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Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの貼合せ装
置に関するものであり、更に詳しくは、２枚のディスク
を貼合せて１組の光ディスクを作製する場合の光ディス
ク製造装置に関する。
置に関するものであり、更に詳しくは、２枚のディスク
を貼合せて１組の光ディスクを作製する場合の光ディス
ク製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来知られている光ディスクの作製方法
は、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリルレー
ト樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチック基板に真空蒸着
法やスパッタ法等により記録膜を製膜し、更にその上に
保護膜を製膜して第１図に示すようなディスクを作製し
、２枚のディスクの記録膜形成面側に、例えば、ロール
コーターによりホットメルトタイプの接着剤を塗布し、
次いで、第８図に示す芯出し治具により、それぞれのデ
ィスクの中心を一致させるようにして、１方のディスク
の接着面と他方のディスクの接着面とを接触させ（特開
平２−１９９６４０参照）、その後、接触させた２枚の
ディスクを加圧板によって加圧して貼合せる方法である
。
は、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリルレー
ト樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチック基板に真空蒸着
法やスパッタ法等により記録膜を製膜し、更にその上に
保護膜を製膜して第１図に示すようなディスクを作製し
、２枚のディスクの記録膜形成面側に、例えば、ロール
コーターによりホットメルトタイプの接着剤を塗布し、
次いで、第８図に示す芯出し治具により、それぞれのデ
ィスクの中心を一致させるようにして、１方のディスク
の接着面と他方のディスクの接着面とを接触させ（特開
平２−１９９６４０参照）、その後、接触させた２枚の
ディスクを加圧板によって加圧して貼合せる方法である
。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではロールコーターによりディスクに塗布されたホッ
トメルトタイプの接着剤がディスクの内周側と外周側か
らわずかにはみ出すため、ディスク内径に対して芯合わ
せ治具の精度を高めると芯合わせ治具にディスクを挿入
するときにホットメルトタイプ接着剤が治具に付着して
しまいディスクをスムースに挿入することができなくな
るという問題点があり、また、ホットメルトタイプ接着
剤が治具に付着しないようにディスク内径に対して芯合
わせ治具の精度を低めると光ディスクの重要特性である
機械特性が悪化するという問題点を有していた。
法ではロールコーターによりディスクに塗布されたホッ
トメルトタイプの接着剤がディスクの内周側と外周側か
らわずかにはみ出すため、ディスク内径に対して芯合わ
せ治具の精度を高めると芯合わせ治具にディスクを挿入
するときにホットメルトタイプ接着剤が治具に付着して
しまいディスクをスムースに挿入することができなくな
るという問題点があり、また、ホットメルトタイプ接着
剤が治具に付着しないようにディスク内径に対して芯合
わせ治具の精度を低めると光ディスクの重要特性である
機械特性が悪化するという問題点を有していた。
【０００４】更には、従来のように固定された芯合わせ
治具では、内径の異なるディスク同志を貼合せることが
不可能である。
治具では、内径の異なるディスク同志を貼合せることが
不可能である。
【０００５】本発明が解決しようとする課題は、光ディ
スクの貼合せ時に高精度で貼合せを行い、更には内径の
異なるディスク同志も貼合せることができる光ディスク
の製造装置を提供することにある。
スクの貼合せ時に高精度で貼合せを行い、更には内径の
異なるディスク同志も貼合せることができる光ディスク
の製造装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、２枚の円盤状基板の少なくとも１方には情
報記録膜が有り、前記記録膜を内側にして接着剤により
２枚のディスクをそれぞれ上側のディスク吸着板と下側
のディスク吸着板によって吸着し、ディスク芯合わせ治
具により芯出しして貼合せ、その後加圧することにより
光ディスクを組み立てる製造装置において、上側のディ
スク吸着板は下側のディスク吸着板にはめ込まれる凸状
あるいは凹状のガイドを有し、下側のディスク吸着板は
上側のディスク吸着板にはめ込まれる凹状あるいは凸状
のガイドを有し、それぞれのディスク吸着板のディスク
芯合わせ治具の厚さはディスクの板厚よりも薄くなって
いることを特徴とする光ディスクの製造装置を提供する
。
するために、２枚の円盤状基板の少なくとも１方には情
報記録膜が有り、前記記録膜を内側にして接着剤により
２枚のディスクをそれぞれ上側のディスク吸着板と下側
のディスク吸着板によって吸着し、ディスク芯合わせ治
具により芯出しして貼合せ、その後加圧することにより
光ディスクを組み立てる製造装置において、上側のディ
スク吸着板は下側のディスク吸着板にはめ込まれる凸状
あるいは凹状のガイドを有し、下側のディスク吸着板は
上側のディスク吸着板にはめ込まれる凹状あるいは凸状
のガイドを有し、それぞれのディスク吸着板のディスク
芯合わせ治具の厚さはディスクの板厚よりも薄くなって
いることを特徴とする光ディスクの製造装置を提供する
。
【０００７】
【作用】本発明によれば、上側のディスク吸着板と下側
のディスク吸着板の凸部と凹部のはめ合い精度を高め、
この凸状ガイドと凹状ガイドに対してディスクの板厚よ
りも厚さが薄くなっているようなディスク芯合わせ治具
を精度を高めて作製することにより、ディスク芯合わせ
治具にホットメルトタイプ接着剤が付着することなく高
精度でディスクの貼合せを行うことが可能となり、更に
ディスク芯合わせ治具をディスク吸着板から脱着可能で
ある構造とすることにより内径の異なるディスク同志の
貼合せも高精度で貼合せることが可能となる。
のディスク吸着板の凸部と凹部のはめ合い精度を高め、
この凸状ガイドと凹状ガイドに対してディスクの板厚よ
りも厚さが薄くなっているようなディスク芯合わせ治具
を精度を高めて作製することにより、ディスク芯合わせ
治具にホットメルトタイプ接着剤が付着することなく高
精度でディスクの貼合せを行うことが可能となり、更に
ディスク芯合わせ治具をディスク吸着板から脱着可能で
ある構造とすることにより内径の異なるディスク同志の
貼合せも高精度で貼合せることが可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
【０００９】（実施例１）第１図に示したように、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
【００１０】次に第２図に示したように、１枚のディス
ク７ａをホットメルトタイプ接着剤８ａの塗布面を下に
向けてディスク７ａの内径をディスク芯合わせ治具９の
外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板５により真空
吸着して保持した。
ク７ａをホットメルトタイプ接着剤８ａの塗布面を下に
向けてディスク７ａの内径をディスク芯合わせ治具９の
外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板５により真空
吸着して保持した。
【００１１】更に、他方のディスク７ｂをホットメルト
タイプ接着剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの
内径をディスク芯合わせ治具１０の外径に沿って挿入し
、下側ディスク吸着板６により真空吸着して保持した。
タイプ接着剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの
内径をディスク芯合わせ治具１０の外径に沿って挿入し
、下側ディスク吸着板６により真空吸着して保持した。
【００１２】その後、上側ディスク吸着板５と下側ディ
スク吸着板６を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を一致
させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて行き
第３図に示すように２枚のディスクを貼合せて貼合わせ
ディスク１３を作製し、次に上側ディスク吸着板５と下
側ディスク吸着板６の真空吸着を解除してそれぞれの治
具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１３を取り外
して加圧板により加圧して光ディスクを作製した。
スク吸着板６を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を一致
させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて行き
第３図に示すように２枚のディスクを貼合せて貼合わせ
ディスク１３を作製し、次に上側ディスク吸着板５と下
側ディスク吸着板６の真空吸着を解除してそれぞれの治
具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１３を取り外
して加圧板により加圧して光ディスクを作製した。
【００１３】この場合、上側ディスク吸着板５とディス
ク芯合わせ治具９及び凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌ
を一体成型により切削加工して作製されており、ディス
ク芯合わせ治具９の厚さは０．８ｍｍで作製されている
。また、同様にして下側ディスク吸着板６とディスク芯
合わせ治具１０及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを
一体成型により切削加工して作製されており、ディスク
芯合わせ治具１０の厚さは０．８ｍｍで作製されている
。
ク芯合わせ治具９及び凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌ
を一体成型により切削加工して作製されており、ディス
ク芯合わせ治具９の厚さは０．８ｍｍで作製されている
。また、同様にして下側ディスク吸着板６とディスク芯
合わせ治具１０及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを
一体成型により切削加工して作製されており、ディスク
芯合わせ治具１０の厚さは０．８ｍｍで作製されている
。
【００１４】（実施例２）第１図に示したように、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
【００１５】次に、第４図に示したように、１枚のディ
スク７ａをホットメルトタイプ接着剤８ａの塗布面を下
に向けてディスク７ａの内径をディスク芯合わせ治具１
６の外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板１４によ
り真空吸着して保持した。
スク７ａをホットメルトタイプ接着剤８ａの塗布面を下
に向けてディスク７ａの内径をディスク芯合わせ治具１
６の外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板１４によ
り真空吸着して保持した。
【００１６】更に他方のディスク７ｂをホットメルトタ
イプ接着剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの内
径をディスク芯合わせ治具１７の外径に沿って挿入し、
下側ディスク吸着板１５により真空吸着して保持した。
イプ接着剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの内
径をディスク芯合わせ治具１７の外径に沿って挿入し、
下側ディスク吸着板１５により真空吸着して保持した。
【００１７】その後、上側ディスク吸着板１４と下側デ
ィスク吸着板１５を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を
一致させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて
行き第５図に示したように２枚のディスクを貼合せて貼
合わせディスク１３を作製し、次に上側ディスク吸着板
１４と下側ディスク吸着板１５の真空吸着を解除してそ
れぞれの治具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１
３を取り外して加圧板により加圧して光ディスクを作製
した。
ィスク吸着板１５を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を
一致させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて
行き第５図に示したように２枚のディスクを貼合せて貼
合わせディスク１３を作製し、次に上側ディスク吸着板
１４と下側ディスク吸着板１５の真空吸着を解除してそ
れぞれの治具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１
３を取り外して加圧板により加圧して光ディスクを作製
した。
【００１８】この場合、ディスク芯合わせ治具１６及び
凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌを一体成型により切削
加工して作製されており、上側ディスク吸着板１４とデ
ィスク芯合わせ治具１６は高精度ではめ込まれた構造と
なっており、ディスク芯合わせ治具１６の厚さは０．８
ｍｍで作製されている。また、同様にしてディスク芯合
わせ治具１７及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを一
体成型により切削加工して作製されており、下側ディス
ク吸着板１５とディスク芯合わせ治具１７は高精度では
め込まれた構造となっており、ディスク芯合わせ治具１
７の厚さは０．８ｍｍで作製されている。
凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌを一体成型により切削
加工して作製されており、上側ディスク吸着板１４とデ
ィスク芯合わせ治具１６は高精度ではめ込まれた構造と
なっており、ディスク芯合わせ治具１６の厚さは０．８
ｍｍで作製されている。また、同様にしてディスク芯合
わせ治具１７及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを一
体成型により切削加工して作製されており、下側ディス
ク吸着板１５とディスク芯合わせ治具１７は高精度では
め込まれた構造となっており、ディスク芯合わせ治具１
７の厚さは０．８ｍｍで作製されている。
【００１９】（実施例３）第１図に示したように、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、直径がφ１３０
ｍｍであるような円盤状の基板１の案内溝形成面側にス
パッタ法により記録膜３を形成し、この記録膜上に保護
膜４を製膜したディスクを２枚作製した。この２枚のデ
ィスクのうち、１枚は内径がφ１５．００ｍｍであり、
他方の１枚は内径がφ１５．０７ｍｍである。
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、直径がφ１３０
ｍｍであるような円盤状の基板１の案内溝形成面側にス
パッタ法により記録膜３を形成し、この記録膜上に保護
膜４を製膜したディスクを２枚作製した。この２枚のデ
ィスクのうち、１枚は内径がφ１５．００ｍｍであり、
他方の１枚は内径がφ１５．０７ｍｍである。
【００２０】これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
【００２１】次に第６図に示したようにまず内径がφ１
５．００ｍｍのディスク７ａをホットメルトタイプ接着
剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内径をディ
スク芯合わせ治具１６の外径に沿って挿入し、上側ディ
スク吸着板１４により真空吸着して保持した。
５．００ｍｍのディスク７ａをホットメルトタイプ接着
剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内径をディ
スク芯合わせ治具１６の外径に沿って挿入し、上側ディ
スク吸着板１４により真空吸着して保持した。
【００２２】更に内径がφ１５．０７ｍｍの他方のディ
スク７ｃをホットメルトタイプ接着剤８ｂの塗布面を上
に向けてディスク７ｃの内径をディスク芯合わせ治具１
８の外径に沿って挿入し、下側ディスク吸着板１５によ
り真空吸着して保持した。
スク７ｃをホットメルトタイプ接着剤８ｂの塗布面を上
に向けてディスク７ｃの内径をディスク芯合わせ治具１
８の外径に沿って挿入し、下側ディスク吸着板１５によ
り真空吸着して保持した。
【００２３】その後、上側ディスク吸着板１４と下側デ
ィスク吸着板１５を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を
一致させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて
行き第７図に示したように２枚のディスクを貼合せて貼
合わせディスク１９を作製し、次に上側ディスク吸着板
１４と下側ディスク吸着板１５の真空吸着を解除してそ
れぞれの治具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１
９を取り外して加圧板により加圧して光ディスクを作製
した。
ィスク吸着板１５を凸状ガイド１１と凹状ガイド１２を
一致させるようにしてはめ込み、両者を徐々に近づけて
行き第７図に示したように２枚のディスクを貼合せて貼
合わせディスク１９を作製し、次に上側ディスク吸着板
１４と下側ディスク吸着板１５の真空吸着を解除してそ
れぞれの治具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク１
９を取り外して加圧板により加圧して光ディスクを作製
した。
【００２４】この場合、ディスク芯合わせ治具１６及び
凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌを一体成型により切削
加工して作製されており、上側ディスク吸着板１４とデ
ィスク芯合わせ治具１６は高精度ではめ込まれた構造と
なっており、ディスク芯合わせ治具１６の厚さは０．８
ｍｍで作製されている。また、同様にしてディスク芯合
わせ治具１８及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを一
体成型により切削加工して作製されており、下側ディス
ク吸着板１５とディスク芯合わせ治具１８は高精度では
め込まれた構造となっており、ディスク芯合わせ治具１
８の厚さは０．８ｍｍで作製されている。
凸状ガイド１１はＳＵＳ３１６Ｌを一体成型により切削
加工して作製されており、上側ディスク吸着板１４とデ
ィスク芯合わせ治具１６は高精度ではめ込まれた構造と
なっており、ディスク芯合わせ治具１６の厚さは０．８
ｍｍで作製されている。また、同様にしてディスク芯合
わせ治具１８及び凹状ガイド１２はＳＵＳ３１６Ｌを一
体成型により切削加工して作製されており、下側ディス
ク吸着板１５とディスク芯合わせ治具１８は高精度では
め込まれた構造となっており、ディスク芯合わせ治具１
８の厚さは０．８ｍｍで作製されている。
【００２５】（比較例１）第１図に示したように、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、内径がφ１５．
００ｍｍ、直径がφ１３０ｍｍであるような円盤状の基
板１の案内溝形成面側にスパッタ法により記録膜３を形
成し、この記録膜上に保護膜４を製膜したディスクを２
枚作製した。
【００２６】これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
【００２７】次に第８図に示したようにまず１枚のディ
スク７ｂをホットメルトタイプ接着剤８ｂの塗布面を上
に向けてディスク７ｂの内径をディスク芯合わせ治具２
１の外径に沿って挿入し、ディスク吸着板２０により真
空吸着して保持したが、この状態ですでにディスク芯合
わせ治具２１の外周部分にディスク７ｂより僅かにはみ
出したホットメルトタイプ接着剤８ｂが付着して、ディ
スク７ｂをスムースに挿入していくことが困難となった
。
スク７ｂをホットメルトタイプ接着剤８ｂの塗布面を上
に向けてディスク７ｂの内径をディスク芯合わせ治具２
１の外径に沿って挿入し、ディスク吸着板２０により真
空吸着して保持したが、この状態ですでにディスク芯合
わせ治具２１の外周部分にディスク７ｂより僅かにはみ
出したホットメルトタイプ接着剤８ｂが付着して、ディ
スク７ｂをスムースに挿入していくことが困難となった
。
【００２８】更に他方のディスク７ａをホットメルトタ
イプ接着剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内
径をディスク芯合わせ治具２１の外径に沿って挿入して
いく場合にも同様の現象が生じた。
イプ接着剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内
径をディスク芯合わせ治具２１の外径に沿って挿入して
いく場合にも同様の現象が生じた。
【００２９】（比較例２）第１図に示したように、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、直径がφ１３０
ｍｍであるような円盤状の基板１の案内溝形成面側にス
パッタ法により記録膜３を形成し、この記録膜上に保護
膜４を製膜したディスクを２枚作製した。この２枚のデ
ィスクのうち１枚は内径がφ１５．００ｍｍであり、他
方の１枚は内径がφ１５．０７ｍｍである。
カーボネート樹脂を射出成形することによって片側に案
内溝２が形成された厚さが１．２ｍｍ、直径がφ１３０
ｍｍであるような円盤状の基板１の案内溝形成面側にス
パッタ法により記録膜３を形成し、この記録膜上に保護
膜４を製膜したディスクを２枚作製した。この２枚のデ
ィスクのうち１枚は内径がφ１５．００ｍｍであり、他
方の１枚は内径がφ１５．０７ｍｍである。
【００３０】これらのディスクを記録膜形成面を上にし
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
て、松下工業社製のロールコータ「ＲＴ−４００」によ
りＡＣＩ社製ホットメルトタイプ接着剤「ＰＳ−４５０
」を記録膜形成面側に塗布した。
【００３１】次に第６図に示したようにまず内径がφ１
５．００ｍｍのディスク７ａをホットメルトタイプ接着
剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内径をディ
スク芯合わせ治具１６の外径に沿って挿入し、上側ディ
スク吸着板１４により真空吸着して保持した。
５．００ｍｍのディスク７ａをホットメルトタイプ接着
剤８ａの塗布面を下に向けてディスク７ａの内径をディ
スク芯合わせ治具１６の外径に沿って挿入し、上側ディ
スク吸着板１４により真空吸着して保持した。
【００３２】次に第９図に示したようにまず内径がφ１
５．０７ｍｍのディスク７ｃをホットメルトタイプ接着
剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの内径をディ
スク芯合わせ治具２１の外径に沿って挿入したが、ディ
スク７ｃより僅かにはみ出したホットメルトタイプ接着
剤８ｂがディスク芯合わせ治具２１の外周部分には付着
しなかったものの、内径がφ１５．００ｍｍの他方のデ
ィスク７ａとの貼合せの位置出しが困難となった。
５．０７ｍｍのディスク７ｃをホットメルトタイプ接着
剤８ｂの塗布面を上に向けてディスク７ｂの内径をディ
スク芯合わせ治具２１の外径に沿って挿入したが、ディ
スク７ｃより僅かにはみ出したホットメルトタイプ接着
剤８ｂがディスク芯合わせ治具２１の外周部分には付着
しなかったものの、内径がφ１５．００ｍｍの他方のデ
ィスク７ａとの貼合せの位置出しが困難となった。
【００３３】
【発明の効果】本発明の光ディスクの製造装置によれば
、上側のディスク吸着板と下側のディスク吸着板の凸部
と凹部のはめ合い精度を高め、この凸状ガイドと凹状ガ
イドに対してディスクの板厚よりも厚さが薄くなってい
るようなディスク芯合わせ治具を精度を高めて作製する
ことにより、ディスク芯合わせ治具にホットメルトタイ
プ接着剤が付着することなく高精度でディスクの貼合せ
を行うことが可能となり、更にディスク芯合わせ治具を
ディスク吸着板から脱着可能である構造とすることによ
り内径の異なるディスク同志の貼合せも高精度で貼合せ
ることが可能となる。
、上側のディスク吸着板と下側のディスク吸着板の凸部
と凹部のはめ合い精度を高め、この凸状ガイドと凹状ガ
イドに対してディスクの板厚よりも厚さが薄くなってい
るようなディスク芯合わせ治具を精度を高めて作製する
ことにより、ディスク芯合わせ治具にホットメルトタイ
プ接着剤が付着することなく高精度でディスクの貼合せ
を行うことが可能となり、更にディスク芯合わせ治具を
ディスク吸着板から脱着可能である構造とすることによ
り内径の異なるディスク同志の貼合せも高精度で貼合せ
ることが可能となる。
【図１】第１図はディスクの側面図である。
【図２】第２図は本発明の実施例１の光ディスクの製造
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
【図３】第３図は本発明の実施例１の光ディスクの製造
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
【図４】第４図は本発明の実施例２の光ディスクの製造
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
【図５】第５図は本発明の実施例２の光ディスクの製造
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
【図６】第６図は本発明の実施例３の光ディスクの製造
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
装置でディスクを保持している状態の側面図である。
【図７】第７図は本発明の実施例３の光ディスクの製造
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
装置でディスクを貼合せた状態の側面図である。
【図８】第８図は比較例１で示した従来の光ディスクの
製造装置でディスクを保持している状態の側面図である
。
製造装置でディスクを保持している状態の側面図である
。
【図９】第９図は比較例２で示した従来の光ディスクの
製造装置でディスクを保持している状態の側面図である
。
製造装置でディスクを保持している状態の側面図である
。
１ 基板
２ 案内溝
３ 記録膜
４ 保護膜
５ 上側ディスク吸着板
６ 下側ディスク吸着板
７ａ 内径がφ１５．００ｍｍのディスク７ｂ 内
径がφ１５．００ｍｍのディスク７ｃ 内径がφ１５
．０７ｍｍのディスク８ａ ホットメルトタイプ接着
剤 ８ｂ ホットメルトタイプ接着剤 ９ 上側ディスク吸着板５と一体成型されたデイスク
芯合わせ治具 １０ 下側ディスク吸着板６と一体成型されたディス
ク芯合わせ治具 １１ 凸状ガイド １２ 凹状ガイド １３ 貼合されたディスク １４ ディスク芯合わせ治具１６のはめ込みが設けら
れた上側ディスク吸着板 １５ デイスク芯合わせ治具１７のはめ込みが設けら
れた下側ディスク吸着板 １６ 上側デイスク吸着板１４にはめ込まれるデイス
ク芯合わせ治具 １７ 下側ディスク吸着板１５にはめ込まれるデイス
ク芯合わせ治具 １８ 下側ディスク吸着板１５にはめ込まれる異なる
ディスク内径用のディスク芯合わせ治具 １９ 異なる内径のディスク同志を貼合せたディスク
２０ デイスク芯合わせ治具２１と一体成型されたデ
ィスク吸着板 ２１ ディスク吸着板と一体成型されたディスク芯合
わせ治具
径がφ１５．００ｍｍのディスク７ｃ 内径がφ１５
．０７ｍｍのディスク８ａ ホットメルトタイプ接着
剤 ８ｂ ホットメルトタイプ接着剤 ９ 上側ディスク吸着板５と一体成型されたデイスク
芯合わせ治具 １０ 下側ディスク吸着板６と一体成型されたディス
ク芯合わせ治具 １１ 凸状ガイド １２ 凹状ガイド １３ 貼合されたディスク １４ ディスク芯合わせ治具１６のはめ込みが設けら
れた上側ディスク吸着板 １５ デイスク芯合わせ治具１７のはめ込みが設けら
れた下側ディスク吸着板 １６ 上側デイスク吸着板１４にはめ込まれるデイス
ク芯合わせ治具 １７ 下側ディスク吸着板１５にはめ込まれるデイス
ク芯合わせ治具 １８ 下側ディスク吸着板１５にはめ込まれる異なる
ディスク内径用のディスク芯合わせ治具 １９ 異なる内径のディスク同志を貼合せたディスク
２０ デイスク芯合わせ治具２１と一体成型されたデ
ィスク吸着板 ２１ ディスク吸着板と一体成型されたディスク芯合
わせ治具
Claims (2)
- 【請求項１】 ２枚の円盤状基板の少なくとも１方に
は情報記録膜が有り、前記記録膜を内側にして接着剤に
より２枚のディスクをそれぞれ上側のディスク吸着板と
下側のディスク吸着板によって吸着し、ディスク芯合わ
せ治具により芯出しして貼合せ、その後加圧することに
より光ディスクを組み立てる製造装置において、上側の
ディスク吸着板は下側のディスク吸着板にはめ込まれる
凸状あるいは凹状のガイドを有し、下側のディスク吸着
板は上側のディスク吸着板にはめ込まれる凹状あるいは
凸状のガイドを有し、それぞれのディスク吸着板のディ
スク芯合わせ治具の厚さはディスクの板厚よりも薄くな
っていることを特徴とする光ディスクの製造装置。 - 【請求項２】 それぞれのディスク吸着板のディスク
芯合わせ治具がそれぞれのディスク吸着板から脱着可能
である構造を有する請求項１記載の光ディスクの製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2241291A JPH04263137A (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 光ディスクの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2241291A JPH04263137A (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 光ディスクの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04263137A true JPH04263137A (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=12081956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2241291A Pending JPH04263137A (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 光ディスクの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04263137A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06215419A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 芯出し貼合わせ装置 |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP2241291A patent/JPH04263137A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06215419A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 芯出し貼合わせ装置 |
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