JPH04265547A - 光ディスクの製造装置 - Google Patents

光ディスクの製造装置

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Publication number
JPH04265547A
JPH04265547A JP2734491A JP2734491A JPH04265547A JP H04265547 A JPH04265547 A JP H04265547A JP 2734491 A JP2734491 A JP 2734491A JP 2734491 A JP2734491 A JP 2734491A JP H04265547 A JPH04265547 A JP H04265547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
suction plate
disc
optical
disks
Prior art date
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Pending
Application number
JP2734491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimizu
浩 清水
Masakazu Tsukada
雅一 塚田
Hideo Miyashita
宮下 英生
Takeshi Tobisawa
飛沢 猛
Tetsukuni Miyahara
鉄洲 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2734491A priority Critical patent/JPH04265547A/ja
Publication of JPH04265547A publication Critical patent/JPH04265547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクの貼合せ装置
に関するものであり、2枚のディスクを貼合せて1組の
光ディスクを作製する場合の光ディスク製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来知られている光ディスクの製造方法
は、ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリルレー
ト樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチック基板に真空蒸着
法やスパッタ法等により記録膜を製膜し、さらにその上
に保護膜を製膜してディスクを作製し、2枚のディスク
の記録膜形成面側に例えばロールコータによりホットメ
ルトタイプの接着剤を塗布する。
【0003】次に第5図に示す様にディスクをそれぞれ
上側のディスク吸着板と下側のディスク吸着板によって
吸着し、ディスク芯合わせ治具により上下のディスク軸
芯を出し貼合せ、その後加圧することにより光ディスク
を貼合せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では吸着板背面と吸着板支持体表面が直接触れている
ため吸着板が芯合わせ治具による上下の軸芯出しにより
吸着板支持体表面を摺動する際吸着板背面と吸着板支持
体表面および芯合わせ治具に大きな負荷が生じてしまう
【0005】この結果、インバランス量が大きくなり機
械特性の悪いディスクになることがあった。このため、
貼合わせ作業前にあらかじめ上下の吸着板の軸芯を合わ
せるべく特別の位置出し治具を用いて調整するか、製造
装置上の軸芯出しに関する部品全部の取付精度を上げる
必要があった。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、光ディ
スクの貼合せ時に上下のディスクの芯出しを容易にかつ
高精度に行ない、そして貼合せることができる光ディス
クの製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、2枚の円盤状基板の少なくとも1枚の片面
に情報記録膜を設け、前記情報記録膜を内側にして接着
剤により2枚のディスクをそれぞれ上側のディスク吸着
板と下側のディスク吸着板によって吸着し、ディスク芯
合わせ治具により芯出しして貼合せ、その後加圧するこ
とにより光ディスクを組み立てる製造装置において、上
下どちらかのディスク吸着板の背面と吸着板支持体との
間に摩擦力を低減させる物体を挿入することを特徴とす
る光ディスクの製造装置を提供する。
【0008】ディスク吸着板の背面と吸着板支持体との
間に摩擦力を低減させる物体としては、例えば、球体、
摩擦係数の小さい材質のプレート等が挙げられる。
【0009】
【作用】本発明によれば、容易に精度を上げられるディ
スク芯合わせ治具を精度よく製作加工することにより、
この芯合わせ治具の精度のみに依存して上下のディスク
の軸芯を合わせられることから容易にかつ高精度にディ
スクの貼合せを行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を用いて、本発明を更に詳細に
説明する。
【0011】(実施例1)ポリカーボネート樹脂を射出
成形することによって片側に案内溝が形成された厚さが
1.2mm、内径がφ15.00mm、直径がφ130
mmである円盤状の基板の案内溝形成面側にスパッタ法
により記録膜を形成し、この記録膜上に保護膜を製膜し
たディスクを2枚作製した。これらのディスクを記録膜
形成面を上にして、松下工業社製のロールコータ「RT
−400」によりACI社製ホットメルトタイプ接着剤
「PS−450」を記録膜形成面側に塗布した。
【0012】次に、図1に示したように、まず1枚のデ
ィスク3aをホットメルトタイプ接着剤4aの塗布面を
下に向けてディスク3aの内径をディスク芯合わせ治具
5aの外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板1によ
り真空吸着して保持した。
【0013】さらに、他方のディスク3bをホットメル
トタイプ接着剤4bの塗布面を上に向けてディスク3b
の内径をディスク芯合わせ治具5bの外径に沿って挿入
し、下側ディスク吸着板2により真空吸着して保持した
【0014】その後、上側ディスク吸着板1と下側ディ
スク吸着板2を軸芯合わせ治具の凸状ガイドと凹状ガイ
ドを一致させるようにして填め込み、両者を徐々に近づ
けた。この際、吸着板2と吸着板支持体7との間に挿入
されている寸法精度の良い同形状の複数の球体6により
吸着板2は、自在にスムーズにスライドすることができ
、上下のディスクの芯出しが高精度に行えた。この球体
の材質としてSiNを用いたが、これと同等の材質のも
のであれば代替可能である。そして、図2に示したよう
に、2枚のディスクを貼合せて、貼合わせディスク8を
作製し、次に上側ディスク吸着板1と下側ディスク吸着
板2の真空吸着を解除して、それぞれの治具を徐々に遠
ざけて行き、貼合せディスク8を取り外して加圧板によ
り加圧して光ディスクを作製した。
【0015】この方法により貼合わせたディスクのイン
バランス量を計測した結果を図7に示した。尚、インバ
ランス量の評価として、ディスク貼合わせ後の内径を計
測した結果を用いた。ディスク1枚時の内径は15.0
3mmである。当該方法を用いた場合では、15.02
〜15.03mmの範囲にばらつきが抑えられており、
精度良く軸芯が出ていることが理解できる。
【0016】(実施例2)ポリカーボネート樹脂を射出
成形することによって片側に案内溝2が形成された厚さ
が1.2mm、内径がφ15.00mm、直径がφ13
0mmである円盤状の基板の案内溝形成面側にスパッタ
法により記録膜を形成し、この記録膜上に保護膜を製膜
したディスクを2枚作製した。これらのディスクを記録
膜形成面を上にして、松下工業社製のロールコータ「R
T−400」によりACI社製ホットメルトタイプ接着
剤「PS−450」を記録膜形成面側に塗布した。
【0017】次に、図3に示したように、まず1枚のデ
ィスク3aをホットメルトタイプ接着剤4aの塗布面を
下に向けてディスク3aの内径をディスク芯合わせ治具
5aの外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板1によ
り真空吸着して保持した。
【0018】さらに、他方のディスク3bをホットメル
トタイプ接着剤4bの塗布面を上に向けてディスク3b
の内径をディスク芯合わせ治具5bの外径に沿って挿入
し、下側ディスク吸着板2により真空吸着して保持した
【0019】その後、上側ディスク吸着板1と下側ディ
スク吸着板2を軸芯合わせ治具の凸状ガイドと凹状ガイ
ドを一致させるようにして填め込み、両者を徐々に近づ
けた。この際、吸着板2と吸着板支持体7との間に挿入
されている寸法精度の良いプレート状のオイレス工業社
製オイレスベアリング9により、吸着板2は自在にスム
ーズにスライドすることができ、上下のディスクの芯出
しが高精度に行えた。そして、図4に示したように、2
枚のディスクを貼合せて、貼合わせディスク8を作製し
、次に上側ディスク吸着板1と下側ディスク吸着板2の
真空吸着を解除して、それぞれの治具を徐々に遠ざけて
行き、貼合せディスク8を取り外して加圧板により加圧
して光ディスクを作製した。
【0020】(比較例)ポリカーボネート樹脂を射出成
形することによって片側に案内溝2が形成された厚さが
1.2mm、内径がφ15.00mm、直径がφ130
mmであるような円盤状の基板の案内溝形成面側にスパ
ッタ法により記録膜を形成し、この記録膜上に保護膜を
製膜したディスクを2枚作製した。これらのディスクを
記録膜形成面を上にして、松下工業社製のロールコータ
「RT−400」により、ACI社製ホットメルトタイ
プ接着剤「PS−450」を記録膜形成面側に塗布した
【0021】次に、図5に示したように、まず1枚のデ
ィスク3aをホットメルトタイプ接着剤4aの塗布面を
下に向けて、ディスク3aの内径をディスク芯合わせ治
具5aの外径に沿って挿入し、上側ディスク吸着板1に
より真空吸着して保持した。
【0022】さらに、他方のディスク3bをホットメル
トタイプ接着剤4bの塗布面を上に向けて、ディスク3
bの内径をディスク芯合わせ治具5bの外径に沿って挿
入し、下側ディスク吸着板2により真空吸着して保持し
た。
【0023】その後、上側ディスク吸着板1と下側ディ
スク吸着板2を軸芯合わせ治具凸状ガイドと凹状ガイド
を一致させるようにして填め込み、両者を徐々に近づけ
た。吸着板2は吸着板支持体表面を多大な負荷を受けな
がらスライドし、上下のディスクの芯出しを行なった。 そして、図6に示したように、2枚のディスクを貼合せ
て、貼合わせディスク8を作製し、次に上側ディスク吸
着板1と下側ディスク吸着板2の真空吸着を解除してそ
れぞれの治具を徐々に遠ざけて行き、貼合せディスク8
を取り外して加圧板により加圧して光ディスクを作製し
た。
【0024】この従来方法により貼合わせたディスクの
インバランス量を計測した結果を図7に示した。尚、イ
ンバランス量の評価として、ディスク貼合わせ後の内径
を計測した結果を用いた。ディスク1枚時の内径は15
.03mmである。この従来方法にてディスクを貼合わ
せた場合14.97〜15.02mmの範囲にまで、ば
らつきが生じていた。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の光ディスクの製
造装置によれば、貼合わせる前に予め上下の吸着板の位
置精度を特別な治具を用いて調整しておくことなく、ま
た、製造装置上の軸芯出しに関する部品全部の取付精度
を上げる必要もなく、ディスク吸着板の背面と吸着板支
持体との間に摩擦力を低減させる物体を挿入することに
よってディスク芯合わせ治具を精度を高めて作製するこ
とにより、スムーズで、かつ高精度なディスクの貼合せ
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に示した吸着板の背面と吸着
板支持体との間に球体を挿入した光ディスクの製造装置
を用いて光ディスクを保持した状態の側面図である。
【図2】本発明の実施例1に示した吸着板の背面と吸着
板支持体との間に球体を挿入した光ディスクの製造装置
を用いて光ディスクを貼合せた状態の側面図である。
【図3】本発明の実施例2に示した吸着板の背面と吸着
板支持体との間に摩擦係数の小さい材質のプレートを挿
入した光ディスクの製造装置を用いて光ディスクを保持
した状態の側面図である。
【図4】本発明の実施例2に示した吸着板の背面と吸着
板支持体との間に摩擦係数の小さい材質のプレートを挿
入した光ディスクの製造装置を用いて光ディスクを貼合
せた状態の側面図である。
【図5】従来の光ディスクの製造装置を用いて光ディス
クを保持した状態の側面図である。
【図6】従来の光ディスクの製造装置を用いて光ディス
クを貼合わせた状態の側面図である。
【図7】実施例1及び比較例に示した製造装置で貼合わ
せたディスクの内径を計測した結果を示した図表である
【符号の説明】
1  上側ディスク吸着板 2  下側ディスク吸着板 3a  ディスク 3b  ディスク 4a  ホットメルトタイプ接着剤 4b  ホットメルトタイプ接着剤 5a  上側ディスク吸着板1と一体成型されたデイス
ク芯合わせ治具 5b  下側ディスク吸着板2と一体成型されたディス
ク芯合わせ治具 6  球体 7  吸着板支持体 8  貼合せたディスク 9  オイレスベアリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2枚の円盤状基板の少なくとも1枚の
    片面に情報記録膜を設け、前記情報記録膜を内側にして
    接着剤により2枚のディスクをそれぞれ上側のディスク
    吸着板と下側のディスク吸着板によって吸着し、ディス
    ク芯合わせ治具により芯出しして貼合せ、その後加圧す
    ることにより光ディスクを組み立てる製造装置において
    、上下どちらかのディスク吸着板の背面と吸着板支持体
    との間に摩擦力を低減させる物体を挿入することを特徴
    とする光ディスクの製造装置。
  2. 【請求項2】  ディスク吸着板の背面と吸着板支持体
    との間に球体を挿入した構造を有する請求項1記載の光
    ディスクの製造装置。
  3. 【請求項3】  ディスク吸着板の背面と吸着板支持体
    との間に摩擦係数の小さい材質のプレートを挿入した構
    造を有する請求項1記載の光ディスクの製造装置。
JP2734491A 1991-02-21 1991-02-21 光ディスクの製造装置 Pending JPH04265547A (ja)

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JP2734491A JPH04265547A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 光ディスクの製造装置

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JP2734491A Pending JPH04265547A (ja) 1991-02-21 1991-02-21 光ディスクの製造装置

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