JPH04260840A - 車輌用放電灯の点灯装置 - Google Patents

車輌用放電灯の点灯装置

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Publication number
JPH04260840A
JPH04260840A JP3040606A JP4060691A JPH04260840A JP H04260840 A JPH04260840 A JP H04260840A JP 3040606 A JP3040606 A JP 3040606A JP 4060691 A JP4060691 A JP 4060691A JP H04260840 A JPH04260840 A JP H04260840A
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
discharge lamp
power supply
circuit
lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3040606A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Wada
清 和田
Akihiro Matsumoto
明浩 松本
Atsuhiko Murata
敦彦 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3040606A priority Critical patent/JPH04260840A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輌状態の変化によっ
て電源電圧が変動し、放電灯の点灯制御が不安定になる
のを防止すると共に、夜間走行の安全性の確保を目的と
した新規な車輌用放電灯の点灯装置を提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用灯具に使用される光源には一般
に白熱電球が用いられており、その点灯装置はバッテリ
ーを電源とし、点灯スイッチの操作による指令信号に従
って点灯動作を行なうか否かが決定される回路構成とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時小型の
メタルハライドランプが自動車用灯具の光源として注目
されており、その点灯装置に関しては従来の白熱電球に
ついての点灯装置と同じような設計思想をそのまま適用
する訳にはいかない事情が生じる。
【0004】例えば、夜間等においてメタルハライドラ
ンプの点灯中にエンジンが停止した場合(エンスト時や
、ランプが点灯したままの状態でキースイッチをオフし
た時、あるいはエンジンの始動前にランプを点灯した時
等)に、キーをイグニッション位置迄回してエンジンを
始動し、又は再始動すると、セル・スターターが作動し
、バッテリー電圧が大きく変動することがある(特に、
低下が問題となる。)。
【0005】白熱電球を光源とする場合にはこのような
バッテリー電圧の変動の影響はそれ程問題にはならない
が、メタルハライドランプを光源とする場合には回路動
作が不安定になり、ランプの立ち消えが引き起される可
能性がある。
【0006】そして、メタルハライドランプが一旦、立
ち消えてしまうと、点灯回路は再びランプの起動を試み
るため、電流消費が大きくなり電圧降下が助長され、よ
ってバッテリーの負担が増して、エンジンが始動しにく
くなるという問題が発生する。
【0007】このような不都合は結局のところ点灯装置
が、車輌状態の如何に関係なく点灯スイッチからの指令
信号のみによって動作するようになっているためである
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明車輌用放
電灯の点灯装置は、上記した課題を解決するために、電
源電圧の変動を招く原因となる車輌状態の変化を検出す
るための車輌状態検出手段を設け、これによって電源電
圧の変動を誘起する虞れのある車輌状態の変化が検出さ
れたときに遮断スイッチ手段に信号を送出して放電灯へ
の電力供給を断つための電源供給/遮断回路を設けたも
のである。
【0009】そして、車輌状態検出手段としては、車輌
のキー位置を検出し、キー操作によりイグニッション位
置が選択されたことを検出するキー位置検出回路を設け
たり、車速の検出に基づき車輌が停止状態にあるか否か
を検出する車速検出回路を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、電源電圧の変動を伴う車輌状
態の変化が検出されたときには放電灯への電力供給が遮
断されるため、電源電圧の変動に起因する放電灯の立ち
消えやそれに続いてランプの起動が試行されることによ
って著しい電圧降下を招いてしまうという不都合が解消
される。
【0011】そして、車輌状態検出手段としては車輌キ
ーの位置を検出し、キー操作によってエンジンの始動が
かけられたことを検出したときに放電灯への電力供給が
断たれ、さらに、車輌の走行中にランプが電力遮断によ
り消灯状態になったままとなって走行の安全性を害すこ
とがないように、車輌が走行中であるか停止中であるか
を検出し、車輌が停止中であって、なおかつキー位置が
イグニッション位置に選ばれているときにのみ放電灯へ
の電力供給を遮断するようにしている。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る点灯装置1についてその
構成の概要を示した図であり、図5はその各部を自動車
との対応関係において示す図である。
【0013】図中2は直流電源としてのバッテリーであ
り、点灯装置の直流入力端子3、3´間に接続されてい
る。
【0014】直流入力端子3と点灯回路4のプラス側入
力端子を結ぶプラスライン5上には点灯スイッチ6と、
遮断スイッチ手段7とが直列に設けられており、点灯ス
イッチ6は手動により操作されるが、遮断スイッチ手段
7は電源供給/遮断回路8からの信号によってそのスイ
ッチング制御がなされ、例えば、リレー接点や半導体ス
イッチ素子が用いられる(図では、単にスイッチの記号
で示す)。
【0015】点灯回路4は、その出力端子9、9´に接
続されるメタルハライドランプ10の点灯制御のために
設けられており、例えば、バッテリー電圧を直流昇圧し
た後交流に変換してランプへの電力供給を行なうような
構成を挙げることができるが、この回路はどのような構
成でも構わない。
【0016】11はキー位置検出回路であり、自動車の
キー位置を検出するために設けられ、例えば、図3のキ
ー配置において2点鎖線で示すようにイグニッション位
置(図では「IG」と記す。)にキーが回されたことを
検出するようになっており、このときの検出信号が電源
供給/遮断回路8に送出される。
【0017】12は車速検出回路であり、自動車が走行
中であるか否かを検出するために設けられている。車速
検出については自動車に既存の装置(光学検出式、磁気
検出式等)を利用することができる。光学検出式の例と
しては、例えば、車のスピードメーターケーブルからの
分岐ラインにスリット付円板を取り付け、その回転をフ
ォトインタラプタにより検出してパルス化し、スリット
間の時間間隔を計測してコンピュータの計算処理により
車速を算出する方法が挙げられる。
【0018】電源供給/遮断回路8は上記したキー位置
検出回路11や車速検出回路12からの信号を受けて遮
断スイッチ手段7へのスイッチング制御信号を発し、点
灯回路4への電力供給の許否を決定するという役目をも
っている。
【0019】即ち、キーがイグニッション位置に回され
、かつ、自動車が停止中である場合には、遮断スイッチ
手段7を開いて点灯回路4へのバッテリー電圧の供給を
断つようになっており、この時に車内のメーターパネル
に設けられた表示装置13に電源供給が遮断された旨が
発光ダイオード等によって警告表示されるように電源供
給/遮断回路8から表示装置13に信号が送出されるよ
うになっている。
【0020】14は補助光源であり、遮断スイッチ手段
7によりメタルハライドランプ10が消灯してしまった
ときに運転者が暗闇での走行を強いられるのを防ぐため
に設けられている。
【0021】即ち、補助光源14は直流入力端子3、3
´からの入力電圧を電源電圧とする補助光源点灯回路1
5によって点灯制御がなされ、補助光源点灯回路15は
遮断スイッチ手段7が開かれたときに電源供給/遮断回
路8からの信号を受けて補助光源14を強制的に点灯さ
せるようになっている。
【0022】補助光源14としては、始動性の良好な白
熱電球を用いるが、補助光源を有する灯具を新たに付設
するよりは既存の設備を流用した方が経済的である。例
えば、図4に示すような前照灯16においてメインフィ
ラメント17とサブフィラメント17´を備えたハロゲ
ン電球(H4バルブ等)18のメインフィラメント17
を走行ビームの照射に用い、メタルハライドランプ10
をすれ違いビームの照射に用いる場合には、ハロゲン電
球18のサブフィラメント17´(すれ違いビームにお
けるカットライン形成用のシェードが配置されている方
)を補助光源としたり、あるいは車輌に付設されたフォ
グランプ19の電球20を補助光源として用いれば良い
【0023】次に、上記した点灯装置1における電源供
給/遮断回路8の動作について、図2に示したフローチ
ャート図に従って説明する。
【0024】先ず、ステップa)において点灯スイッチ
6がオンされたかどうかが問われ、これがオフ状態なら
ば何の動作も始まらないが、オン状態であれば、次のス
テップb)に進む。
【0025】ステップb)では車速がゼロかどうかが問
われる。即ち、電源供給/遮断回路8は車速検出回路1
2からの信号により自動車が停止状態であるか否かを判
断し、走行中の場合にはステップc)に進み、ここでは
電源供給/遮断回路8からの信号によって遮断スイッチ
手段7がオン状態となり点灯回路4への給電がなされる
。また、車が停止中の場合にはステップd)に進む。
【0026】ステップd)ではキーがイグニッション位
置(「IG」)になっているか否かがキー位置検出回路
11によって判断され、キーがイングニッション位置に
なっていないときにはステップc)に進み、イングニッ
ション位置になっているときにはステップe)に進む。
【0027】ステップe)では電源供給/遮断回路8か
らの信号によって遮断スイッチ手段7が開かれ点灯回路
4への電力供給が断たれる。尚、この遮断状態は永続的
に行なわれる訳ではなく、キーがイングニッション位置
以外の位置(但し、「OFF」位置は除く)に変わった
り、車が走行状態になったときには直ちに、又は所定時
間の経過後に点灯回路4への給電が再開される。そして
、遮断中は電源供給/遮断回路8から補助光源点灯回路
15に信号が送出されて補助光源14が強制的に点灯さ
れ、また、電源供給/遮断回路8から表示装置13に送
られる信号によって点灯回路4への電源供給について遮
断中であることが運転者に告知されるので、運転者は点
灯スイッチ6を投入したにもかかわらずランプが点灯し
ない理由を把握することができる。
【0028】以上の説明をまとめると自動車の停止中に
キーがイングニッション位置に回されたときにのみ遮断
スイッチ手段7が開かれ点灯回路4への給電が遮断され
ることになるが、図1に示した点灯装置は一のランプに
ついての構成を示したものであり、自動車には通常フロ
ントフェンダーの左右前端部にそれぞれ前照灯が設けら
れるので、少なくとも一対のメタルハライドランプが使
用される。ところが、ランプの品質や点灯回路の性能の
バラツキによってそれぞれのメタルハライドランプが立
ち消えを起こすタイミングが相異することも多いため、
各ランプ毎に電源遮断を行なったのでは一方のランプが
点灯し、他方のランプが消灯しているといったような状
態や、各ランプが交互に点灯したりといったランダムな
点滅状態が生じる可能性があり、対向車(又は車)に不
快な印象を与える等の問題がある。そこで、左右のラン
ブの電源遮断については両者の同期をとり、両方を同時
に遮断することが好ましい。しかし、これは自動車が停
止中の場合に限って言えることであり、走行中には両方
のランプを同時に消灯させるよりは片方のランプでも点
灯している限りその点灯状態を保っている方が夜間走行
の安全性を確保する上で望ましい。従って、車が停止中
であって、かつ、キーがイングニッション位置に回され
たときにのみ、対をなすメタルハライドランプをともに
消灯させるようにすれば、走行中においてランプがとも
に消えたり、停止中にランプの片方だけが点灯している
状態等が生じてしまうといった不都合が解消される。
【0029】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、[請求項1]に記載した発明によればバッテリーの
電圧変動の原因となる車輌の状態変化を検出し放電灯へ
の電力供給を断つことにより、放電灯の点灯動作の不安
定化や、同一バッテリーを電源とする回路への悪影響を
防ぐことができる。特に[請求項2]に記載した発明に
よれば、車輌のキー位置を検出し、キー操作によりエン
ジンの始動がかけられたときに放電灯の電力供給を断つ
ことで、放電灯の立ち消え後における放電灯の再起動に
伴うバッテリーの負担を軽減し、エンジンの始動性を保
証することができる。
【0030】また、[請求項3]に記載した発明によれ
ば、上記したキー位置の検出と、車輌が走行中であるか
停止中であるかの検出とを行ない、車輌の停止中におい
てキー操作によりエンジンの始動がかけられたときにの
み放電灯への電力供給を断ち、車輌の走行中はエンジン
の始動により放電灯が消灯してしまわないようにするこ
とで夜間走行の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る点灯装置の概要を示す回路ブロッ
ク図である。
【図2】電源供給/遮断回路の動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図3】キー・ポジションを示す概略図である。
【図4】補助光源について説明するための灯具の略線図
である。
【図5】本発明に係る点灯装置の各部を自動車との対応
関係において説明するための概略図である。
【符号の説明】
1  車輌用放電灯の点灯装置 2  バッテリー 4  点灯回路 7  遮断スイッチ手段 8  電源供給/遮断回路 10  放電灯 11、12  車輌状態検出手段 11  キー位置検出回路 12  車速検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バッテリーにより放電灯を点灯するた
    めの点灯回路を備えた車輌用放電灯の点灯装置において
    、バッテリーの電圧変動の誘因となる車輌状態の変化を
    検出する車輌状態検出手段と、該車輌状態検出手段から
    の信号によりバッテリーの電圧変動を誘起する車輌の状
    態変化が検出されたときに遮断スイッチ手段に信号を送
    出して放電灯への電力供給を遮断する電源供給/遮断回
    路とを設けたことを特徴とする車輌用放電灯の点灯装置
  2. 【請求項2】  請求項1に記載した車輌用放電灯の点
    灯装置において、車輌状態検出手段が、車輌のキー位置
    を検出するキー位置検出回路からなり、キー位置がエン
    ジンの始動位置になっていることが検出されたときに該
    検出信号が電源供給/遮断回路に送出されて放電灯への
    電力供給が遮断されるようにしたことを特徴とする車輌
    用放電灯の点灯装置。
  3. 【請求項3】  車輌状態検出手段が、車輌のキー位置
    を検出するキー位置検出回路と、車速を検出するための
    車速検出回路とからなり、キー位置検出回路によりキー
    がエンジンの始動位置になっていることが検出され、か
    つ、車速検出回路により車輌が停止状態にあることが検
    出されたときに、電源供給/遮断回路により放電灯への
    電力供給が遮断されるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載した車輌用放電灯の点灯装置。
JP3040606A 1991-02-13 1991-02-13 車輌用放電灯の点灯装置 Pending JPH04260840A (ja)

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ID=12585180

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JP3040606A Pending JPH04260840A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 車輌用放電灯の点灯装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6781316B2 (en) 2001-08-10 2004-08-24 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicle light apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358132A (ja) * 1986-08-28 1988-03-12 Mitsubishi Electric Corp 管内面形状測定装置

Patent Citations (1)

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